JPS6232108A - 共重合体の製造法 - Google Patents
共重合体の製造法Info
- Publication number
- JPS6232108A JPS6232108A JP16978485A JP16978485A JPS6232108A JP S6232108 A JPS6232108 A JP S6232108A JP 16978485 A JP16978485 A JP 16978485A JP 16978485 A JP16978485 A JP 16978485A JP S6232108 A JPS6232108 A JP S6232108A
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- peroxide
- meth
- reaction
- acrylic acid
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、アクリル酸メチルまたはメタクリル酸メチル
とアクリル酸またはメタクリル酸との共重合体の製造法
に関するものである。
とアクリル酸またはメタクリル酸との共重合体の製造法
に関するものである。
アクリル酸メチルまたはメタクリル酸メチル(以下、(
メタ)アクリル酸メチルと略す)とアクリル酸またはメ
タクリル酸(以下、(メタ)アクリル酸と略す)とのほ
ぼ等全混合物を共重合して得られる共重合体は、一般に
ラジカル共重合法により製造されており、有機顔料、無
機顔料、フィラーなどのバインダーや表面処理剤、コー
ティング剤などとして巾広く用いられている(特公昭3
4−9270号、特公昭38−12340号、特公昭4
5−14671号など)。
メタ)アクリル酸メチルと略す)とアクリル酸またはメ
タクリル酸(以下、(メタ)アクリル酸と略す)とのほ
ぼ等全混合物を共重合して得られる共重合体は、一般に
ラジカル共重合法により製造されており、有機顔料、無
機顔料、フィラーなどのバインダーや表面処理剤、コー
ティング剤などとして巾広く用いられている(特公昭3
4−9270号、特公昭38−12340号、特公昭4
5−14671号など)。
しかしながら、従来の一般的なラジカル共重合法により
、(メタ)アクリル酸メチルと(メタ)アクリル酸とを
メチルアルコールを溶媒として共重合するとメチルアル
コール不溶分が生成して反応液が白濁する。この白濁物
の除去をヂ過工穆で行うと、白濁物の微粒子によってF
紙の目詰りが著しくて作業性が悪いし、また、白濁物を
除去しないと使用の際に種々の問題を生じたり、製品の
外観を悪くするといった問題がある。さらに白濁物を除
去すると、製品の収率が低下するという問題がある。
、(メタ)アクリル酸メチルと(メタ)アクリル酸とを
メチルアルコールを溶媒として共重合するとメチルアル
コール不溶分が生成して反応液が白濁する。この白濁物
の除去をヂ過工穆で行うと、白濁物の微粒子によってF
紙の目詰りが著しくて作業性が悪いし、また、白濁物を
除去しないと使用の際に種々の問題を生じたり、製品の
外観を悪くするといった問題がある。さらに白濁物を除
去すると、製品の収率が低下するという問題がある。
このような問題を生じることがない、メチルアルコール
に完全可溶な共重合体の製造法の開発が期待されている
。
に完全可溶な共重合体の製造法の開発が期待されている
。
本発明は、(メタ)アクリル酸メチルと(メタ)アクリ
ル酸とをメチルアルコールを溶媒として、過酸化物を用
いて共重合させ、メチルアルコール不溶分および残存モ
ノマーを含有しない共重合体を得ようとするものである
。
ル酸とをメチルアルコールを溶媒として、過酸化物を用
いて共重合させ、メチルアルコール不溶分および残存モ
ノマーを含有しない共重合体を得ようとするものである
。
本発明者らは鋭意研究の結果、メチルアルコ−JS
ルに完全可溶線共重合体の製造法を見出して本発明を完
成させるに至った。
成させるに至った。
すなわち本発明は、メチルアルコールと過酸化物の存在
下に、 (a) (メタ)アクリル酸メチルと(b)(
メタ)アクリル酸とを重量比70:30〜3゜:70で
共重合を開始し、重合率85〜95%において(メタ)
アクリル酸を反応開始時の七ツマー量の5〜15重量%
追加添加し、ついで過酸化物を追加添加することを特徴
とする共重合体の製造法である。
下に、 (a) (メタ)アクリル酸メチルと(b)(
メタ)アクリル酸とを重量比70:30〜3゜:70で
共重合を開始し、重合率85〜95%において(メタ)
アクリル酸を反応開始時の七ツマー量の5〜15重量%
追加添加し、ついで過酸化物を追加添加することを特徴
とする共重合体の製造法である。
本発明における反応開始時の七ツマー組成は、(a)
(メタ)アクリル酸メチルと(b) (メタ)アクリル
酸とが重量比70°:30〜30:70、好ましくは6
0:40〜40:60である。この範囲外のモノマー組
成では、分散性、粘結力などどいつた性能が低下するの
で好ましくない。
(メタ)アクリル酸メチルと(b) (メタ)アクリル
酸とが重量比70°:30〜30:70、好ましくは6
0:40〜40:60である。この範囲外のモノマー組
成では、分散性、粘結力などどいつた性能が低下するの
で好ましくない。
本発明の反応開始時におけるモノマー濃度は、特に限定
されないが、30〜50重量%が好ましい。低濃度であ
れば生産効率が低下するし、高濃度の場合には反応温度
のコントロールなどといった作業性、安全性の面におい
て問題を生じ易い。
されないが、30〜50重量%が好ましい。低濃度であ
れば生産効率が低下するし、高濃度の場合には反応温度
のコントロールなどといった作業性、安全性の面におい
て問題を生じ易い。
本発明における反応温度は、メチルアルコールの沸点を
考慮して、60〜70Cにコントロールすることが好ま
しい。
考慮して、60〜70Cにコントロールすることが好ま
しい。
本発明において反応開始時に反応系に存在する過酸化物
は、バインダーやコーティング剤として 。
は、バインダーやコーティング剤として 。
の造膜性、分散性、粘結力などの特徴を発揮し得る分子
量および分子量分布をもつ共重合体を生成するものが適
している。このような過酸化物としては、オクタノイル
ペルオキシド、ラウルイルペルオキシド、ステアロイル
ペルオキシド、ベンゾイルペルオキシド、t−ブチルペ
ルオキシ−2−エチルヘキサノエート、t−ブチルペル
オキシイソブチレートなどの10時間半減期温度が60
〜80Cであるものを用いることができ、好ましくはt
−ブチルペルオキシ−2−エチルヘキサノエートを用い
るのがよい。これら過酸化物の使用量は、反応開始時の
七ツマー量に対して0.1〜2.0重itチ、好ましく
は0,5〜1.5重−1%が適している。使用ががこの
量より多くてもまた少なくてもバインダーやコーティン
グ剤などとして用いるのに適した分子量および分子量分
布をもつ共重合体を得ることは雌かしい。
量および分子量分布をもつ共重合体を生成するものが適
している。このような過酸化物としては、オクタノイル
ペルオキシド、ラウルイルペルオキシド、ステアロイル
ペルオキシド、ベンゾイルペルオキシド、t−ブチルペ
ルオキシ−2−エチルヘキサノエート、t−ブチルペル
オキシイソブチレートなどの10時間半減期温度が60
〜80Cであるものを用いることができ、好ましくはt
−ブチルペルオキシ−2−エチルヘキサノエートを用い
るのがよい。これら過酸化物の使用量は、反応開始時の
七ツマー量に対して0.1〜2.0重itチ、好ましく
は0,5〜1.5重−1%が適している。使用ががこの
量より多くてもまた少なくてもバインダーやコーティン
グ剤などとして用いるのに適した分子量および分子量分
布をもつ共重合体を得ることは雌かしい。
本発明においては重合反応の途中で(メタ)アクリル酸
を追加添加するが、この追加添加は重合率85〜95%
、好ましくは9o〜95%で行うようにする。反応温度
60〜70Cにおいては皮剥 窓時間7〜10時間でこの点に一達する。追加添加する
(メタ)アクリル酸の量は、反応開始時のモノマー量に
対して5〜15重量%、好ましくは8〜12重量%であ
る。
を追加添加するが、この追加添加は重合率85〜95%
、好ましくは9o〜95%で行うようにする。反応温度
60〜70Cにおいては皮剥 窓時間7〜10時間でこの点に一達する。追加添加する
(メタ)アクリル酸の量は、反応開始時のモノマー量に
対して5〜15重量%、好ましくは8〜12重量%であ
る。
本発明において追加添加する過酸化物は、重合率が95
チ以上になった時点で加えるのが好ましい。その後、反
応温度60〜70Cにおいては約3時間で重合率はほぼ
100%に達し、メチルアルコールに完全可溶でかつ残
存上ツマ−を含有しない共重合体が得られる。
チ以上になった時点で加えるのが好ましい。その後、反
応温度60〜70Cにおいては約3時間で重合率はほぼ
100%に達し、メチルアルコールに完全可溶でかつ残
存上ツマ−を含有しない共重合体が得られる。
追加添加する過酸化物としては、ジインプロピルペルオ
キシジカルボネート、ジー2−エチルヘキシルペルオキ
シジカルポネート、インブチルペルオキシドなどの10
時間半減期温度が30〜50Cであるものを用いること
ができ、好ましくはジイソプロビルベルオキシジカルボ
ネートを用いるのがよい。10時間半減期温度が30C
より低いものは取扱いに危険がともない、また50Cよ
り高いものでは残存モノマーを完全に重合させることが
できない。これら過酸化物の使用量は反応開始時のモノ
マー量に対して0.1−2.0重f%、好ましくは0.
5〜1.5重量%である。使用量がO91重量%より少
ないと重合率を100%とすることが難しく、逆に2.
0重量%より多くても効果の顕著な改善は認められず経
済的に不利である。
キシジカルボネート、ジー2−エチルヘキシルペルオキ
シジカルポネート、インブチルペルオキシドなどの10
時間半減期温度が30〜50Cであるものを用いること
ができ、好ましくはジイソプロビルベルオキシジカルボ
ネートを用いるのがよい。10時間半減期温度が30C
より低いものは取扱いに危険がともない、また50Cよ
り高いものでは残存モノマーを完全に重合させることが
できない。これら過酸化物の使用量は反応開始時のモノ
マー量に対して0.1−2.0重f%、好ましくは0.
5〜1.5重量%である。使用量がO91重量%より少
ないと重合率を100%とすることが難しく、逆に2.
0重量%より多くても効果の顕著な改善は認められず経
済的に不利である。
本発明の重合反応終了後、溶媒の除去など通常の後処理
を行うことかできる。
を行うことかできる。
本発明の共重合体の製造法により、メチルアルコール不
溶分を含まないのでメチルアルコールに溶解したとき完
全に透明な溶液となり、かつ残存モノマーを含有しない
共重合体を、不溶分の除去や精製工程を行わずに得るこ
とができる。
溶分を含まないのでメチルアルコールに溶解したとき完
全に透明な溶液となり、かつ残存モノマーを含有しない
共重合体を、不溶分の除去や精製工程を行わずに得るこ
とができる。
本発明により得られる共重合体は、バインター、表面処
理剤、コーティング剤などとして巾広い分野において利
用することができる。
理剤、コーティング剤などとして巾広い分野において利
用することができる。
本発明を実施例により説明する。
実施例1゜
攪拌器、滴下槽、還流冷却器および温度計を備えた反応
器にアクリル酸メチル150.Op’、メタクリル酸1
50.0y、メチルアルコール700.0゜りおよびt
−ブチルペルオキシ−2−エチルヘキサノエート(純度
97%) 3. Ofを入れて651Z’に昇温し、重
合反応を行った。反応液の不揮発分より重合率を測定し
たところ、反応時間8時間で重合率92%であった。こ
の重合率においてメタクリル酸30.01を滴下槽より
滴下し、65CKて重合反応を続けた。さらに重合率9
7.5%のときにジイソプロピルペルオキシジカルポネ
ートの50チアセトン溶液6.0yを添加し、3時間重
合反応を行った後、冷却して反応を停止した。得られた
反応液は無色透明であり、最終重合率はほぼ100チで
あった。
器にアクリル酸メチル150.Op’、メタクリル酸1
50.0y、メチルアルコール700.0゜りおよびt
−ブチルペルオキシ−2−エチルヘキサノエート(純度
97%) 3. Ofを入れて651Z’に昇温し、重
合反応を行った。反応液の不揮発分より重合率を測定し
たところ、反応時間8時間で重合率92%であった。こ
の重合率においてメタクリル酸30.01を滴下槽より
滴下し、65CKて重合反応を続けた。さらに重合率9
7.5%のときにジイソプロピルペルオキシジカルポネ
ートの50チアセトン溶液6.0yを添加し、3時間重
合反応を行った後、冷却して反応を停止した。得られた
反応液は無色透明であり、最終重合率はほぼ100チで
あった。
実施例2〜4、比較例1〜8
実施例1と同様にして実施例2〜4および比較例1〜8
を表1に示す組成と量で反応した。ただし、比較例3に
おいては過酸化物の追加添加を行わず、また比較例4に
おいては(メタ)アクリル酸の追加添加を行わなかった
。
を表1に示す組成と量で反応した。ただし、比較例3に
おいては過酸化物の追加添加を行わず、また比較例4に
おいては(メタ)アクリル酸の追加添加を行わなかった
。
得られた結果を反応組成とともKまとめて表1に示す。
表1に示した結果から明らかなように、本発明の製造法
により得られた共重合体はメチルアルコールに完全可溶
で、かつ残存上ツマ−を含有していないものであること
がわかる。
により得られた共重合体はメチルアルコールに完全可溶
で、かつ残存上ツマ−を含有していないものであること
がわかる。
Claims (1)
- 1 メチルアルコールと過酸化物の存在下に、(a)ア
クリル酸メチルまたはメタクリル酸メチルと(b)アク
リル酸またはメタクリル酸とを重量比70:30〜30
:70で共重合反応を開始し、重合率85〜95%にお
いてアクリル酸またはメタクリル酸を反応開始時のモノ
マー量の5〜15重量%追加添加し、ついで過酸化物を
追加添加することを特徴とする共重合体の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16978485A JPS6232108A (ja) | 1985-08-02 | 1985-08-02 | 共重合体の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16978485A JPS6232108A (ja) | 1985-08-02 | 1985-08-02 | 共重合体の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6232108A true JPS6232108A (ja) | 1987-02-12 |
Family
ID=15892808
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16978485A Pending JPS6232108A (ja) | 1985-08-02 | 1985-08-02 | 共重合体の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6232108A (ja) |
-
1985
- 1985-08-02 JP JP16978485A patent/JPS6232108A/ja active Pending
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