JPS6232017A

JPS6232017A - 合成樹脂用射出成形型

Info

Publication number: JPS6232017A
Application number: JP17110785A
Authority: JP
Inventors: Masayuki Hirai; 平井　正行
Original assignee: SHIBA KOGYO KK
Current assignee: SHIBA KOGYO KK
Priority date: 1985-08-05
Filing date: 1985-08-05
Publication date: 1987-02-12

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、合成樹脂の放出成形に使用する成形型に関す
るものである。

〔従来技術とその問題点〕

第５図と第６図の（１）は、本発明を適用して効果的な
、合成樹脂の射出成形品の一例を示すもので、短寸の円
筒体（２）の両端には、１対のフランジ（３）が連設さ
れ、両フランジ（３）間には、円筒体（２）の外周面よ
り、等角度を隔てて放射方向に向かう、多数の板体（４
）が連設されている。

このような成形品（１）は、脱型に際して、両フランジ
（３）の外面や円筒体（２）の内周面を成形する上型と
下型は１円筒体（２）の軸線方向に移動させることによ
り、容易に成形品（１）より引き離しうるが、フランジ
（３）の内面と円筒体（２）の外周面と板体（４）の各
面を成型する側面形は１両フランジ（３）があるので、
軸線方向に移動させることができず、そのため多数に分
割して、放射方向に移動させねば、成形品より引き離し
得ないので。

従来の成形型は、成形する際の各型の組立てと。

脱型する際の分解が甚だ面倒であり、作業性がきわめて
悪い。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、上下両型の間に、各側面型が所定の放射方向
に摺動自在、かつ上下方向に抜け外れない案内溝を形成
して、各側面型をはめ込み、各側面型に穿設した、上下
両型の普通軸線の延長線上に向かう傾斜孔に、駆動杆を
摺動自在に挿通し、各１駆動杆の互いに近接する端部を
、上下いずれか一方の型に固着し、この型が側面型と重
合した時、各側面型が合成樹脂成形可能位置に結合し、
該型が側面型より十分離間した時、成形品が脱型可能と
なるまで、側面型が成形品より離間するように、駆動杆
の取付位置と長さを定めることにより、上述の問題点の
解決を図ったものである。

〔作　　　用〕

本発明の成形型は、脱型に際しては、成形品より上型を
引き離せば、上型に装置された駆動杆が。

多数の側面型を、同時に案内型に添って放射方向に移動
させて、成形品より引き離すことができ。

また成形する際は、単に上型と下型を案内型に重合させ
るだけで、駆動杆が、自動的に各側面型を引き寄せて結
合させる。

〔実　施　例〕

第１図乃至第３図は１本発明の成形型をもって。

上述の成形品（１）を成形し終った時の状態を示すもの
で、下方取付板（５）の上面中央には、正面形が凸字形
の下型（６）が固着されている。

下型（６）は、下方の基部（６ａ）の上面中央に、成形
品（１）の円筒体（２）の内周面と、下方のフランジ（
３）の下面を成形する成形部（６ｂ）を連設して形成さ
れている。

下方取付板（５）の上面周辺部には、下型（６）の基部
（６ａ）に外嵌する案内型（７）が重合し、案内型（７
）は、下型（６）の基部（６ａ）と等高をなす基部（７
ａ）の上面に、下型（６）の成形部（６ｂ）と等高をな
し、相互間に所定幅の案内溝（８）を設けて１等角度を
もって放射状に並ぶ、多数の案内部（７ｂ）を立設して
形成されている。　　　　　　　　　　　　　　　！案
内部（７ｂ）における案内溝（８）の下端には、係合溝
（９）が切設され、基部（７ａ）における案内溝（８）
の下面中央には、案内溝（８）より小幅の、放射方向を
向く通過溝（１０）が切設されている。

案内溝（８）と係合溝（９）には、案内型（７）の案内
部（７ｂ）と等高をなす、側面型（１１）の基部（ｌｌ
ａ）が、放射方向に摺動自在に嵌合し、基部（ｌｌａ）
の内端には、成形品（１）の円筒体（２）の外周面と、
上下両フランジ（３）の対向面および外周線と、板体（
４）を成形する成形部（Ｉｌｂ）が連設され、隣接する
両案内部（７ｂ）の外端間には、側面型（１１）の抜け
外れを防止するストッパ（１２）が架設されている。

各側面型（１１）の基部（ｌｌａ）の側面下端には、上
記係合溝（９）に係合する突条（１３）が連設され、同
じく中央には、所定角度をもって、下型（６）の成形部
（６ｂ）の軸線上方延長上の特定点に向かう傾斜孔（１
４）が穿設されている、下型（６）の成形部（６ｂ）の上面と、案内型（７）の
案内部（７ｂ）の上面には、成形品（１）の上方フラン
ジ（３）の上面を成形する、平板状の上型（１５）が重
合し、側面型（１１）は、案内溝（８）内において、下
型（６）の基部（６ａ）および案内型（７）の基部（７
ａ）と上ｆ！：！（１５）の間に挾持されている。

上型（１５）の下面には、各側面型（１１）の傾斜孔（
１４）を摺動自在に挿通する駆動杆（１６）の上端が固
着され、同じく上面には、上方取付板（１７）が固着さ
れている。

（１８）　（１９）は、それぞれ下型（６）と上型（１
５）に設けた、位置決め突起と位置決め孔である。

上述構成の本発明の成形型により成形された成形品（１
）は、第４図に示すように、上方取付板（１７）ととも
に、上型（１５）を、下型（６）および案内型（７）よ
り上方に引き離すと、上型（１５）に固着された各傾斜
杆（１６）も上昇するが、各駆動杆（１６）が挿通する
各側面型（１１）は、突条（１３）が係合溝（９）に係
合しているので、駆動杆（１６）とともに上昇すること
ができず、案内溝（８）内を放射方向に向かって摺動し
て、成形品（１）の側面より引き離される。

同時に、案内型（７）を、下型（６）より上方に引き離
すと、側面型（１１）が離型中の成形品（１）は。

下型（６）より引き離されて、成形品（１）は完全に脱
型される。

成形品（１）を脱型し終った成形型は、上型（１５）と
案内型（７）と下型（６）を重合させれば、各側面型（
１１）は、駆動杆（１６）により、自動的に求心方向に
摺動して、第１図に示す状態に組立てられ、次回の成形
を行なうことができる。

〔発明の効果〕

上述のように、本発明の成形型は、上型の昇降操作によ
り、多数の側面型が自動的に側方移動して１分解組立が
行なわれるので１例示したような成形品（１）を製作す
る際に、成形型の操作が甚だ簡単となり、作業性が著し
く向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、成形終了時の本発明成形型の中央縦断正面図
。第２図は、第１図のＡ−Ａ線における断面図、第３図は
、第１図のＢ−Ｂ線における断面図、第４図は、腕形時
の本発明成形型の中央縦断正面図。第５図は、成形品の一部切欠平面図、第６図は、第５図のＣ−Ｃ線における断面図である。（１）成形品　　　　　　　　（２）円筒体（３）フラ
ンジ　　　　　　　（４）板体（５）下方取付板　　　
　　　（６）下型（６ａ）基部　　　　　　　　　（６
ｂ）成形部（７）案内型　　　　　　　　（７ａ）基部
（７ｂ）案内部　　　　　　　　（８）案内溝（９）係
合溝　　　　　　　　（１０）通過溝（１１）側面型　
　　　　　　　（ｌｌａ）、基部（Ｉｌｂ）成形部　　
　　　　　（１２）ストッパ（１３）突条　　　　　　
　　　（１４）傾ポ・↓孔（１５）上型　　　　　　　
　　（１６）駆動杆（１７）上方取付板　　　　　　（
１８）位置決め突起（１９）位置決め孔Ｅｌｆ−ｉヅ　　１第１図第２図第４図第５図第６図

Claims

【特許請求の範囲】

上下両型と、側方放射方向に移動させる多数の側面型よ
りなる合成樹脂の射出成形型において、上下両型の間に
、各側面型が所定の放射方向に摺動自在、かつ上下方向
に抜け外れない案内溝を形成して、各側面型をはめ込み
、各側面型に穿設した、上下両型の普通軸線の延長線上
に向かう傾斜孔に、駆動杆を摺動自在に挿通し、各駆動
杆の互いに近接する端部を、上下いずれか一方の型に固
着し、この型が側面型と重合した時、各側面型が合成樹
脂成形可能位置に結合し、該型が側面型より十分離間し
た時、成形品が脱型可能となるまで、側面型が成形品よ
り離間するように、駆動杆の取付位置と長さを定めたこ
とを特徴とする合成樹脂用放出成形型。