JPS6231349Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6231349Y2 JPS6231349Y2 JP19472683U JP19472683U JPS6231349Y2 JP S6231349 Y2 JPS6231349 Y2 JP S6231349Y2 JP 19472683 U JP19472683 U JP 19472683U JP 19472683 U JP19472683 U JP 19472683U JP S6231349 Y2 JPS6231349 Y2 JP S6231349Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bolt
- metal member
- caliper brake
- synthetic resin
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 21
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 15
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 15
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 12
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 12
- 101150097977 arch-1 gene Proteins 0.000 claims description 2
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 4
- 238000005242 forging Methods 0.000 description 2
- 238000012805 post-processing Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自転車のキヤリパーブレーキ用ボルト
に関する。
に関する。
従来より、キヤリパーブレーキの一対のアーチ
が回動自在に支持されるボルトと、該ボルトに相
対回動不能に外嵌されるバネ保持体を有し、各ア
ーチを拡開方向に付勢するバネの保持溝が保持体
に形成されているキヤリパーブレーキ用ボルトが
使用されている。これはボルトの回動によりバネ
の弾性力を調節することにより、自転車タイヤの
リムとブレーキシユとの当接を調節し、ブレーキ
の片効きを防止するものである。従来、このボル
トのバネ保持体は鍛造等により一体成形されてい
た。しかし保持溝は鍛造では成形困難なために、
機械加工によりバネの保持溝が形成されていた。
しかし、この保持溝の後加工のために工程が遅延
し、機械設備も必要であるため、ボルトの製造コ
ストは大幅に嵩むものであつた。
が回動自在に支持されるボルトと、該ボルトに相
対回動不能に外嵌されるバネ保持体を有し、各ア
ーチを拡開方向に付勢するバネの保持溝が保持体
に形成されているキヤリパーブレーキ用ボルトが
使用されている。これはボルトの回動によりバネ
の弾性力を調節することにより、自転車タイヤの
リムとブレーキシユとの当接を調節し、ブレーキ
の片効きを防止するものである。従来、このボル
トのバネ保持体は鍛造等により一体成形されてい
た。しかし保持溝は鍛造では成形困難なために、
機械加工によりバネの保持溝が形成されていた。
しかし、この保持溝の後加工のために工程が遅延
し、機械設備も必要であるため、ボルトの製造コ
ストは大幅に嵩むものであつた。
本考案は上記に鑑み、バネ保持溝を機械加工に
よつて形成する必要がなく、廉価なキヤリパーブ
レーキ用ボルトを提供することを目的とし、その
特徴とするところは、キヤリパーブレーキの一対
のアーチが回動自在に支持されるボルトと、該ボ
ルトに相対回動不能に外嵌されるバネ保持体を有
し、各アーチを拡開方向に付勢するバネの保持溝
がバネ保持体に形成されているキヤリパーブレー
キ用ボルトにおいて、バネ保持体が金属材製部材
と該金属材製部材に相対回動不能に接当する合成
樹脂製部材からなり、金属材製部材はボルト挿通
孔が設けられた立壁と、該立壁にほぼ直交する上
下各壁を有し、合成樹脂製部材には、ボルト挿通
孔が設けられると共に、前記上壁を対向内面の一
方とする保持溝を形成すべく切欠が設けられた点
にある。
よつて形成する必要がなく、廉価なキヤリパーブ
レーキ用ボルトを提供することを目的とし、その
特徴とするところは、キヤリパーブレーキの一対
のアーチが回動自在に支持されるボルトと、該ボ
ルトに相対回動不能に外嵌されるバネ保持体を有
し、各アーチを拡開方向に付勢するバネの保持溝
がバネ保持体に形成されているキヤリパーブレー
キ用ボルトにおいて、バネ保持体が金属材製部材
と該金属材製部材に相対回動不能に接当する合成
樹脂製部材からなり、金属材製部材はボルト挿通
孔が設けられた立壁と、該立壁にほぼ直交する上
下各壁を有し、合成樹脂製部材には、ボルト挿通
孔が設けられると共に、前記上壁を対向内面の一
方とする保持溝を形成すべく切欠が設けられた点
にある。
以下、図面に基き本考案のの実施例を説明す
る。
る。
第1図及び第2図において、1,2はキヤリパ
ーブレーキBの一対のアーチで、キヤリパーブレ
ーキ用ボルト3に回動自在に支持される。キヤリ
パーブレーキ用ボルト3は両端がネジ部とされた
ボルト4と、該ボルト4に相対回動不能に外嵌さ
れたバネ保持体5からなる。6はバネで、各アー
チ1,2を拡開方向に付勢しており、バネ保持体
5に形成されたバネ保持溝6に保持される。そし
てボルト4の両端のネジ部と、その両端に螺合さ
れるナツト8,9により、キヤリパーブレーキは
自転車の車体10に取付けられる。そしてバネ保
持体5は車体10と一方のアーチ1との間で挾着
状となる。
ーブレーキBの一対のアーチで、キヤリパーブレ
ーキ用ボルト3に回動自在に支持される。キヤリ
パーブレーキ用ボルト3は両端がネジ部とされた
ボルト4と、該ボルト4に相対回動不能に外嵌さ
れたバネ保持体5からなる。6はバネで、各アー
チ1,2を拡開方向に付勢しており、バネ保持体
5に形成されたバネ保持溝6に保持される。そし
てボルト4の両端のネジ部と、その両端に螺合さ
れるナツト8,9により、キヤリパーブレーキは
自転車の車体10に取付けられる。そしてバネ保
持体5は車体10と一方のアーチ1との間で挾着
状となる。
ここで、ボルト4の中途部には、円形フランジ
11と四角形フランジ12が連なつて設けられて
いる。
11と四角形フランジ12が連なつて設けられて
いる。
バネ保持体5は金属材製部材13と該金属材製
部材13に相対回動不能に接当する合成樹脂製部
材14からなる。
部材13に相対回動不能に接当する合成樹脂製部
材14からなる。
金属材製部材13は板金をコ字形状に折り曲げ
ることにより、立壁15と該立壁15にほぼ直交
する上下各壁16,17を有する。立壁15には
前記ボルト4が挿通されると共に、その四角形フ
ランジ12が適合嵌合して相対回動不能となるべ
くボルト挿通孔18が設けられている。
ることにより、立壁15と該立壁15にほぼ直交
する上下各壁16,17を有する。立壁15には
前記ボルト4が挿通されると共に、その四角形フ
ランジ12が適合嵌合して相対回動不能となるべ
くボルト挿通孔18が設けられている。
合成樹脂製部材14は略円柱形状で、その外側
面対向位置を偏平状に形成して上下方係合面1
9,20とし、各係合面19,20に金属材製部
材13の上下壁16,17が係合して両部材1
3,14は相対回動不能とされている。また合成
樹脂製部材14には軸方向にボルト4の挿通孔2
1が設けられており、該挿通孔21の一方の開口
端周面は、前記ボルト4の円形フランジ11が適
合嵌合する凹部22とされれている。そして金属
材製部材13の上壁16を対向内面の一方とする
保持溝7を形成すべく、合成樹脂製部材14の上
方係合面19の反立壁15側の半部に、上方係合
面19に対して直交する面と平行な面からなる切
欠23が設けられている。
面対向位置を偏平状に形成して上下方係合面1
9,20とし、各係合面19,20に金属材製部
材13の上下壁16,17が係合して両部材1
3,14は相対回動不能とされている。また合成
樹脂製部材14には軸方向にボルト4の挿通孔2
1が設けられており、該挿通孔21の一方の開口
端周面は、前記ボルト4の円形フランジ11が適
合嵌合する凹部22とされれている。そして金属
材製部材13の上壁16を対向内面の一方とする
保持溝7を形成すべく、合成樹脂製部材14の上
方係合面19の反立壁15側の半部に、上方係合
面19に対して直交する面と平行な面からなる切
欠23が設けられている。
これにより、両アーチ1,2を拡開方向に付勢
するバネ6は、金属材製部材13の上壁16と合
成樹脂製部材14の切欠23に係合することによ
り保持溝7に保持される。
するバネ6は、金属材製部材13の上壁16と合
成樹脂製部材14の切欠23に係合することによ
り保持溝7に保持される。
上記実施例のキヤリパーブレーキ用ボルト3に
よれば、切欠23は合成樹脂製部材14に設けら
れるために、あらかじめ成形しておけばよく、機
械加工を必要としない。また金属材製部材13は
立壁15と上下各壁16,17を有していればよ
く、板金材で容易に成形できる。よつて鍛造品と
異なり、立壁15のボルト挿通孔18の形状も打
抜き加工によつて容易に四角形とすることがで
き、ボルト4に圧入することなく相対回動不能と
することができる。また合成樹脂製部材14に
は、上下各壁16,17に係合する上下方係合面
19,20を形成しておくことにより、金属材製
部材13と相対回動不能とすることができる。す
なわちバネ保持体5をボルト4に圧入することな
く相対回動不能とすることができ、容易に組付け
ることができる。
よれば、切欠23は合成樹脂製部材14に設けら
れるために、あらかじめ成形しておけばよく、機
械加工を必要としない。また金属材製部材13は
立壁15と上下各壁16,17を有していればよ
く、板金材で容易に成形できる。よつて鍛造品と
異なり、立壁15のボルト挿通孔18の形状も打
抜き加工によつて容易に四角形とすることがで
き、ボルト4に圧入することなく相対回動不能と
することができる。また合成樹脂製部材14に
は、上下各壁16,17に係合する上下方係合面
19,20を形成しておくことにより、金属材製
部材13と相対回動不能とすることができる。す
なわちバネ保持体5をボルト4に圧入することな
く相対回動不能とすることができ、容易に組付け
ることができる。
第3図は本考案の異なつた実施例を示すもので
上記実施例との相異点は、金属材製部材13の立
壁15の内面に尖状突起24が設けられて、合成
樹脂製部材14との相対回動をより確実に拘束し
ている。また下壁17と下方接合面20との接触
面積は、上壁16と上方接合面19との接触面積
の略半分とされている。
上記実施例との相異点は、金属材製部材13の立
壁15の内面に尖状突起24が設けられて、合成
樹脂製部材14との相対回動をより確実に拘束し
ている。また下壁17と下方接合面20との接触
面積は、上壁16と上方接合面19との接触面積
の略半分とされている。
本考案によれば、バネ保持体5が金属材製部材
13と該金属材製部材13に相対回動不能に接当
する合成樹脂製部材14からなり、金属材製部材
13はボルト挿通孔18が設けられた立壁15
と、該立壁15にほぼ直交する上下各壁16,1
7を有し、合成樹脂製部材14には、ボルト挿通
孔21が設けられると共に、前記上壁16を対向
内面の一方とする保持溝7を形成すべく切欠23
が設けられているために、切欠23をあらかじめ
容易に成形しておくことができ、保持溝7を機械
加工を行なうことなく形成することができ、後加
工費用が低減され、機械設備も不要となつて廉価
なキヤリパーブレーキ用ボルト3を提供すること
ができる。
13と該金属材製部材13に相対回動不能に接当
する合成樹脂製部材14からなり、金属材製部材
13はボルト挿通孔18が設けられた立壁15
と、該立壁15にほぼ直交する上下各壁16,1
7を有し、合成樹脂製部材14には、ボルト挿通
孔21が設けられると共に、前記上壁16を対向
内面の一方とする保持溝7を形成すべく切欠23
が設けられているために、切欠23をあらかじめ
容易に成形しておくことができ、保持溝7を機械
加工を行なうことなく形成することができ、後加
工費用が低減され、機械設備も不要となつて廉価
なキヤリパーブレーキ用ボルト3を提供すること
ができる。
第1図は本考案の実施例に係るキヤリパーブレ
ーキ用ボルトを適用したキヤリパーブレーキの分
解斜視図、第2図イは本考案の実施例に係るキヤ
リパーブレーキ用ボルトの背面図、第2図ロは同
正面図、第2図ハは第2図イのA−A線断面図、
第3図は本考案の異なつた実施例に係るブレーキ
用ボルトの断面図である。 B……キヤリパーブレーキ、1……アーチ、2
……アーチ、3……キヤリパーブレーキ用ボル
ト、4……ボルト、5……バネ保持体、6……バ
ネ、7……バネ保持溝、13……金属材製部材、
14……合成樹脂製部材、15……立壁、16…
…上壁、17……下壁、18……ボルト挿通孔、
21……ボルト挿通孔、23……切欠。
ーキ用ボルトを適用したキヤリパーブレーキの分
解斜視図、第2図イは本考案の実施例に係るキヤ
リパーブレーキ用ボルトの背面図、第2図ロは同
正面図、第2図ハは第2図イのA−A線断面図、
第3図は本考案の異なつた実施例に係るブレーキ
用ボルトの断面図である。 B……キヤリパーブレーキ、1……アーチ、2
……アーチ、3……キヤリパーブレーキ用ボル
ト、4……ボルト、5……バネ保持体、6……バ
ネ、7……バネ保持溝、13……金属材製部材、
14……合成樹脂製部材、15……立壁、16…
…上壁、17……下壁、18……ボルト挿通孔、
21……ボルト挿通孔、23……切欠。
Claims (1)
- キヤリパーブレーキBの一対のアーチ1,2が
回動自在に支持されるボルト4と、該ボルト4に
相対回動不能に外嵌されるバネ保持体5を有し、
各アーチ1,2を拡開方向に付勢するバネ6の保
持溝7がバネ保持体5に形成されているキヤリパ
ーブレーキ用ボルト3において、バネ保持体5が
金属材製部材13と該金属材製部材13に相対回
動不能に接当する合成樹脂製部材14からなり、
金属材製部材13はボルト挿通孔18が設けられ
た立壁15と、該立壁15にほぼ直交する上下各
壁16,17を有し、合成樹脂製部材14には、
ボルト挿通孔21が設けられると共に、前記上壁
16を対向内面の一方とする保持溝7を形成すべ
く切欠23が設けられたことを特徴とする自転車
のキヤリパーブレーキ用ボルト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19472683U JPS60102189U (ja) | 1983-12-16 | 1983-12-16 | 自転車のキヤリパ−ブレ−キ用ボルト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19472683U JPS60102189U (ja) | 1983-12-16 | 1983-12-16 | 自転車のキヤリパ−ブレ−キ用ボルト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60102189U JPS60102189U (ja) | 1985-07-12 |
JPS6231349Y2 true JPS6231349Y2 (ja) | 1987-08-11 |
Family
ID=30418458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19472683U Granted JPS60102189U (ja) | 1983-12-16 | 1983-12-16 | 自転車のキヤリパ−ブレ−キ用ボルト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60102189U (ja) |
-
1983
- 1983-12-16 JP JP19472683U patent/JPS60102189U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60102189U (ja) | 1985-07-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU705842B2 (en) | Alternate pinch bolt yoke construction | |
JPH0322570Y2 (ja) | ||
US2940781A (en) | Wheel assembly | |
JPS6231349Y2 (ja) | ||
US4145862A (en) | Rotary sheet metal fastener and fastening system | |
US2732749A (en) | Pasternak | |
US1041062A (en) | Temporary locking-piece for transversely-split vehicle-wheel rims. | |
JPH066273Y2 (ja) | ロックナットのロック構造 | |
JPH0332401Y2 (ja) | ||
JPH0726163Y2 (ja) | キャスタの取り付け穴への固定装置 | |
JPH019688Y2 (ja) | ||
JPS6021568Y2 (ja) | ブレ−キシユ−の間隙調整装置 | |
JPH066271Y2 (ja) | 弛み防止ナット | |
JPH074380Y2 (ja) | ホース継手の取付構造 | |
JPS6317851Y2 (ja) | ||
JPH0424178Y2 (ja) | ||
JPH0316766Y2 (ja) | ||
JPH0359510U (ja) | ||
US1996271A (en) | Brake | |
JPH0128352Y2 (ja) | ||
JPH0547849Y2 (ja) | ||
JPS5826161Y2 (ja) | スポ−ク車輪 | |
JPS6137874Y2 (ja) | ||
JPS6246561Y2 (ja) | ||
JPS6246005Y2 (ja) |