JPS5826161Y2 - スポ−ク車輪 - Google Patents
スポ−ク車輪Info
- Publication number
- JPS5826161Y2 JPS5826161Y2 JP1979155583U JP15558379U JPS5826161Y2 JP S5826161 Y2 JPS5826161 Y2 JP S5826161Y2 JP 1979155583 U JP1979155583 U JP 1979155583U JP 15558379 U JP15558379 U JP 15558379U JP S5826161 Y2 JPS5826161 Y2 JP S5826161Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spokes
- spoke
- hole
- rim
- hub
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、2輪車用のスポーク車輪に関する。
従来、スポーク車輪は、第1図に示すように、スポーク
1をハブ2の孔2aに差込み、その基端の頭部1aで抜
止めして、リム側においてニップルで先端を締付けるこ
とにより構成されていた。
1をハブ2の孔2aに差込み、その基端の頭部1aで抜
止めして、リム側においてニップルで先端を締付けるこ
とにより構成されていた。
ところで、aに示すように外側からスポーク1を差込ん
だものは、゛時間経過と共に屈曲部1bの曲がり角度が
撚角し、スポーク1に緩みが生じ、またbに示すように
内側からスポーク1を差込んだものは、ハブ2の孔2a
が点A、Bにおいてスポーク1と点接触しており、使用
と共に点A、Bが摩耗又は馴染みを呈し、スポーク1に
緩みを生じていた。
だものは、゛時間経過と共に屈曲部1bの曲がり角度が
撚角し、スポーク1に緩みが生じ、またbに示すように
内側からスポーク1を差込んだものは、ハブ2の孔2a
が点A、Bにおいてスポーク1と点接触しており、使用
と共に点A、Bが摩耗又は馴染みを呈し、スポーク1に
緩みを生じていた。
このため、所定時間使用後、再度スポーク1の張りを調
節する、いわゆる増し締め作業が必要とされ、スポーク
車輪のメンテナンスを大変面倒なものにしていた。
節する、いわゆる増し締め作業が必要とされ、スポーク
車輪のメンテナンスを大変面倒なものにしていた。
そこで、本考案は、ハブに半径方向に突出したラグを設
け、該ラグ軸方向に孔を穿設し、かつ該孔に、直径方向
にネジ孔を形成したプラグを嵌挿し、一方スボークを直
線状に形成し、その一端に抜止め頭部を、またその他端
部にネジ部を設け、該スポークをリムに形成した孔から
差込み、抜止め頭部によりリムに対して抜止めすると共
に、ネジ部をプラグのネジ孔に螺合して構成し、もって
前述欠点を解消したスポーク車輪を提供することを目的
とするものである。
け、該ラグ軸方向に孔を穿設し、かつ該孔に、直径方向
にネジ孔を形成したプラグを嵌挿し、一方スボークを直
線状に形成し、その一端に抜止め頭部を、またその他端
部にネジ部を設け、該スポークをリムに形成した孔から
差込み、抜止め頭部によりリムに対して抜止めすると共
に、ネジ部をプラグのネジ孔に螺合して構成し、もって
前述欠点を解消したスポーク車輪を提供することを目的
とするものである。
以下、第2図及び第3図に沿って本考案による実施例を
説明する。
説明する。
スポーク車輪10はハブ11とリム12とを多数のスポ
ーク13により締付け・固定して構成されている。
ーク13により締付け・固定して構成されている。
ハブ11は中央部に車軸用の孔15を有すると共に、左
右にフランジ16a、16bを有しており、左右フラン
ジ16a、16bにはそれぞれ半ピツチづらして内側及
び外側において半径方向に突出している多数のラグ17
・・・・・・が突設されている。
右にフランジ16a、16bを有しており、左右フラン
ジ16a、16bにはそれぞれ半ピツチづらして内側及
び外側において半径方向に突出している多数のラグ17
・・・・・・が突設されている。
ラグ17には軸方向に貫通する孔17aが穿設されてお
り、更に該孔17aに外径側から連通ずる孔17bが穿
設されている。
り、更に該孔17aに外径側から連通ずる孔17bが穿
設されている。
一方、スポーク13は直線状に形成されており、その一
端は径大となって抜止め頭部13aを構成しており、そ
の他端部はネジ部13bとなっており、更に中間部には
側面が削られて回し角部13cが形成されている。
端は径大となって抜止め頭部13aを構成しており、そ
の他端部はネジ部13bとなっており、更に中間部には
側面が削られて回し角部13cが形成されている。
また、ラグ17の孔17aにはプラグ19が嵌挿されて
おり、プラグ19はスポーク13のネジ部13bが螺合
し得るネジ孔19aを有している。
おり、プラグ19はスポーク13のネジ部13bが螺合
し得るネジ孔19aを有している。
なお、スポーク130頭部13aにはネジ回し用の溝2
0が形成されている。
0が形成されている。
これにより、本スポーク車輪10は、スポーク13をリ
ム12の孔12aに差込み、更にその頭部13aで抜止
めすると共に、そのネジ部13bをラグ17の孔17b
を通ってプラグ19のネジ孔19aに螺合し、ネジ回し
用の溝20で回転することにより、スポーク13をリム
とハブ11との間で締付け・固定して組立てられる。
ム12の孔12aに差込み、更にその頭部13aで抜止
めすると共に、そのネジ部13bをラグ17の孔17b
を通ってプラグ19のネジ孔19aに螺合し、ネジ回し
用の溝20で回転することにより、スポーク13をリム
とハブ11との間で締付け・固定して組立てられる。
なお、リム12にタイヤを装着した後、衝撃等によりス
ポーク13が緩んだり、またその緊張力が不均等になり
車輪10に歪みが生じた場合、回し角部13cによりタ
イヤを外すことなくスポーク13を張力を調整すること
ができる。
ポーク13が緩んだり、またその緊張力が不均等になり
車輪10に歪みが生じた場合、回し角部13cによりタ
イヤを外すことなくスポーク13を張力を調整すること
ができる。
また、スポーク13は従来のものより太めのものを用い
ており、従ってアルミ材により構成されたスポークを用
いることもできる。
ており、従ってアルミ材により構成されたスポークを用
いることもできる。
また、上述実施例ではラグ17を多数突設したが、これ
をハブ11の左右にそれぞれ環状に設けても良い。
をハブ11の左右にそれぞれ環状に設けても良い。
更に、第4図に示すように、1本のプラグ19に2本の
スポーク13を螺合するように構成することもできる。
スポーク13を螺合するように構成することもできる。
以上説明したように、本考案によれば、スポーク13を
直線状に形成して、その先端に設けたネジ部13bを、
ハブ11に突設したラグ17の孔17aに嵌挿したプラ
グ19に螺合することにより締付け・固定したので、ス
ポーク13は屈曲部及び点接触部を有せず、屈曲部の撚
角及び点接触部の摩耗等によりスポークに緩みが生じる
ことを防止でき、更にプラグ19の存在により、スポー
ク13には曲げ荷重が作用せず、大トルクを伝達する場
合でも、スポーク13に曲げ変形が生じることを確実に
防止することができる。
直線状に形成して、その先端に設けたネジ部13bを、
ハブ11に突設したラグ17の孔17aに嵌挿したプラ
グ19に螺合することにより締付け・固定したので、ス
ポーク13は屈曲部及び点接触部を有せず、屈曲部の撚
角及び点接触部の摩耗等によりスポークに緩みが生じる
ことを防止でき、更にプラグ19の存在により、スポー
ク13には曲げ荷重が作用せず、大トルクを伝達する場
合でも、スポーク13に曲げ変形が生じることを確実に
防止することができる。
従って、従来必要とされた増し締め作業を省くことがで
き、メンテナンスが容易である。
き、メンテナンスが容易である。
また、スポーク13はハブ11に設けたプラグ19にネ
ジ部13bを螺合することにより締付けるので、従来必
要とされたニップルを必要とせず、構造が簡単になると
共に、スポーク130頭部13aを回転するだけで組立
てることができるため、自動化を図ることができ、スポ
ーク車輪10の組立てが容易となり、安価に製造するこ
とができる。
ジ部13bを螺合することにより締付けるので、従来必
要とされたニップルを必要とせず、構造が簡単になると
共に、スポーク130頭部13aを回転するだけで組立
てることができるため、自動化を図ることができ、スポ
ーク車輪10の組立てが容易となり、安価に製造するこ
とができる。
更に、スポーク13は屈曲部を有さす、かつ曲げ荷重も
作用しないので、強度の低い材料を用いることができ、
更にニップル孔を通す必要がないために太いスポークを
用いることができることと相俟って、スポークの本数を
大幅に減少することができる。
作用しないので、強度の低い材料を用いることができ、
更にニップル孔を通す必要がないために太いスポークを
用いることができることと相俟って、スポークの本数を
大幅に減少することができる。
従って、剛性の低いアルミ材料により構成することもで
き、この場合塗料の付着が良好で耐久性の区い色付けを
することができ、優れたデザインのスポーク車輪を得る
ことができる。
き、この場合塗料の付着が良好で耐久性の区い色付けを
することができ、優れたデザインのスポーク車輪を得る
ことができる。
第1図a、bは従来例によるハブへのスポーク取付は手
段を示す正面断面図、第2図は本考案によるスポーク車
輪を示す側面図、第3図はその正面断面図、第4図は一
部変更したスポーク車輪を示す側面図である。 10・・・・・・スポーク車輪、11・・・・・・ハブ
、12・・・・・・リム、12a・・・・・・孔、13
・・・・・・スポーク、13a・・・・・・抜止め頭部
、13b・・・・・・ネジ部、17・・・・・・ラグ、
17a・・・・・・孔、19・・・・・・プラグ、19
a・・・・・・ネジ孔。
段を示す正面断面図、第2図は本考案によるスポーク車
輪を示す側面図、第3図はその正面断面図、第4図は一
部変更したスポーク車輪を示す側面図である。 10・・・・・・スポーク車輪、11・・・・・・ハブ
、12・・・・・・リム、12a・・・・・・孔、13
・・・・・・スポーク、13a・・・・・・抜止め頭部
、13b・・・・・・ネジ部、17・・・・・・ラグ、
17a・・・・・・孔、19・・・・・・プラグ、19
a・・・・・・ネジ孔。
Claims (1)
- ハブとリムとを多数のスポークにより締付け・固定して
なるスポーク車輪において、ハブに半径方向に突出した
ラグを設け、該ラグに軸方向に孔を穿設し、かつ該孔に
、直径方向にネジ孔を形成したプラグを嵌挿し、一方、
スポークを直線状に形成し、その一端に抜止め頭部を、
またその他端部にネジ部を設け、該スポークをリムに形
成した孔から差込み、抜止め頭部によりリムに対して抜
止めすると共に、ネジ部をプラグのネジ孔に螺合して構
成したスポーク車輪。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979155583U JPS5826161Y2 (ja) | 1979-11-09 | 1979-11-09 | スポ−ク車輪 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979155583U JPS5826161Y2 (ja) | 1979-11-09 | 1979-11-09 | スポ−ク車輪 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5673601U JPS5673601U (ja) | 1981-06-16 |
JPS5826161Y2 true JPS5826161Y2 (ja) | 1983-06-06 |
Family
ID=29667399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979155583U Expired JPS5826161Y2 (ja) | 1979-11-09 | 1979-11-09 | スポ−ク車輪 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5826161Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004352220A (ja) * | 2003-03-18 | 2004-12-16 | Campagnolo Spa | 自転車用スポーク付き車輪 |
-
1979
- 1979-11-09 JP JP1979155583U patent/JPS5826161Y2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004352220A (ja) * | 2003-03-18 | 2004-12-16 | Campagnolo Spa | 自転車用スポーク付き車輪 |
JP4711635B2 (ja) * | 2003-03-18 | 2011-06-29 | カンパニョーロ・ソシエタ・ア・レスポンサビリタ・リミタータ | 自転車用スポーク付き車輪 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5673601U (ja) | 1981-06-16 |
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