JPS6231065A - 電子カメラシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は静止画像をディスクに記録し、再生する電子カ
メラシステムに係り、特に記録を行なうまでの記録準備
動作に関する。

〔発明の背景〕

従来、この様な電子カメラに％いては記録済のトラック
と未記録トラックとを判別し、記録を行なうまでには常
に未記録トラックへ記録ヘッドをシフトさせておく必要
がある。この方法として例えば特開昭５４−１４０５１
５号公報に記載のように前記記録ヘッドを、記録済トラ
ックか否かを検出する検出ヘッドとしても使用し、記録
済トラックへの二重記録を防止すると共沈、記録ヘッド
の未記録トラックへのシフトを行なわさせるという方法
が提案されている。

しかしこの方法は、そのディスクが全トラックとも記録
済状態なのか、全く未記録状態であるのか、あるいは何
番目のトラックが記録済で何番目のトラックが未記録な
のかなどという情報は、ディスクを装置に装置し、再生
（検出）してみなければわからない。このことは例えば
何枚かのディスクがあった場合、ディスクの装着、検出
、取り替えを繰り返して、使用できるディスクを探さな
ければならず非常に面倒である。また隣接トラックに連
続して数コマの静止画を記録したいという場合でも、デ
ィスクの未記録トラックが連続して存在しているかとい
うことはわからないため、シャッターチャンスを逃して
しまうという不具合も生じる。更には未記録トラックを
検出する動作を行なう場合には常にディスクを回転させ
、再生状態にしなければならず、電池などのバッテリー
を使用する電子カメラにＭ　’−・ては、この検出動作
による電池の消耗は、記録可能枚数を少な（する原因と
なる。

以上説明した様に、従来の方法は、電子カメラの実用上
に関し、いくつかの問題点があるがこれらに関しては配
慮されていなかりた。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、低消費電力でディスク内の各トラック
が記録済か未記録かの状態を迅速に検出し、短時間で記
録可能状態とすることが出来る装置を提供することにあ
る。

〔発明の概要〕

そのため本発明では、ディスクのケースに、数枚のディ
スクを識別する手段を具備し、これに対応して電子カメ
ラ内部にこのディスク識別を検出する手段を設げ、電子
カメラを、再生アダプタ（家庭用電源を用い、電子カメ
ラと接続して、記録した静止画を再生し、モニタに写し
出す装置）と接続して動作させた際に、ディスクの全ト
ラックの記録済、未記録状態を検出する動作を必ず行な
い、この結果を、電子カメラに具備された書き換え可能
な半導体メモリの、前記識別する手段により識別された
各ディスクに対応して定められたメモリエリアに記憶す
るようになし、新たに記録あるいは消去動作を行なった
場合にはその都度、このメモリの内容を書き換えるよう
にし、次に、再生アダプタを取外して電子カメラだけで
使用する際に、前記識別手段により装着したディスクに
応じメモリエリアを選択しそのメモリエリアから各トラ
ック情報を、読出してその結果を表示器に表示すること
によってそのディスクの使用状態を知らせると共に、こ
の結果によりトラック送りを制御するようにした。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を図により説明する。

第１図は本発明の一実施例としての電子カメラシステム
の構成図であり、同図により本システムの概要を説明す
る。１は電子カメラの本体で、１αはレンズ、　１ｂは
ディスク２を収納するディスク収納ケース（ふたと兼用
）、１Ｃは撮影を開始するシャッタスイッチ、１ｄはデ
ィスク２のトラック使用状態などを表示する表示器、１
ｅは表示器１ｄの表示内容を制御するスイッチ、１ｆは
透明な窓、Ｉｆはストッパ、１ｈはファインダである。

３はコード、４は再生アダプタで、４αは電源コード、
４４は電子カメラ１の動作を制御する操作ボックスであ
る。５は画像を写し出す七二夕である。

次に本電子カメラシステムの動作を説明する。

電子カメラ１は通常、内部バッテリを用いて単体で撮影
、記録動作を行うが、記録した画像を再生するときは、
コード３により電子カメラ１と再生アダプタ４を接続し
、電子カメラ１から出力される再生信号を、再生アダプ
タ４の内部に納められている信号処理回路で復調、信号
変換などの信号処理を行ない、モニタ５に静止画像を写
し出す。この場合、電子カメラ１の電源は再生アダプタ
４から供給している。また操作ボックス４−６の操作に
より、トラック送りや、任意のトラックを消去すること
ができる。

第２図は、第１図に示したディスク２を裏面より見た図
で、２αは防じんシャッタ、２４はハブ２Ｃはディスク
識別エリア、２ｄは前記エリア２Ｃに、ディスク識別用
に貼り付けるラベルである。エリア２Ｃにはラベル２ｄ
を全部で４枚貼ることができ、貼るラベルの枚数及び貼
る位置の組合せＫより１５枚のディスクまで識別するこ
とができる。

第３図は第１図に示した電子カメラ１のディスク収納ケ
ース１４を開いてディスク２を収納した状態を示す、ケ
ース内部の斜視図である。同図において２ｄはディスク
２に収納されている磁気シート、６はディスク２を支持
するシャーシ、７はディスク２のハブ２善と嵌合させて
磁気シー）２ｄを回転させるディスクモータ、８は磁気
シー）２ｄの半径方向に移動して各トラックに静止画を
記録、再生、及び消去を行なう磁気ヘッド、９は、ディ
スク２のエリア２Ｃに貼りたラベル２ｄの有無を検出す
るための反射量の光学センサであり９αは検出センサ９
の感度を向上させるために設けたスリット板である。

第４図は、第３図を同図内の矢印（左側面）の方向から
見た図で、検出センサ９のシャーシ６への取付状態を示
すものである。第４図の（５）は第３図においてディス
ク収納ケース１６（ふたと兼用）を閉じた状態を示すも
ので、ディスク２は、高さ及び位置決め用ビン６α、　
６）ｔ　、　６ｃにより所定の高さと位置に位置決めさ
れている。また１０は検出センサ９を上下に移動可能な
ように支持する板ばねで、シャーシ６にはねじ止め固定
され、検出センサ９には、板ばねの伸縮分だけ逃げを設
けて支持されている。

第４図囚の状態では検出センサ９は、突出部９ｂがディ
スク２に押され、下方に押し下げられる。一方、第４図
ＣＢ）は、ディスク２を内部に収納せず、ディスク収納
ケース１ｂの外側から、ストツパ１ｔを基準にしてディ
スク２を押し当てた状態を示すものであり、検出センサ
９は、板ばね１０により、ディスク収納ケース１にと突
出部９ｋが接触する位置まで押し上げられる。

以上の様に、検出センサ９を上下方向に移動可能にする
ことにより、ディスク２のディスク識別エリアと検出セ
ンサ９との位置関係を、ディスク２を収納した場合（５
）と、収納せず外側から押し当てただけの場合ＣＢ）と
でほぼ同一にすることができ、したがってディスクの識
別をケース１４の外側からでも透明窓１ｆを通して行な
うことができるようにしている。

第５図は本システムの検出、制御１表示部を示す図で、
１１はマイクロコンピュータなどの制御回路、１２はマ
イクロコンピュータに内蔵されているＲＡＭなどの書き
換え可能な半導体メモリ、１３はメモリ１２０バツクア
ツプ用電源である。

検出センサ９は、４組の受光素子と発光素子とからなり
、ディスク識別エリア２Ｃにラベル２ｄが貼られてない
場合には発光素子からの光は反射して受光素子に出力が
生じ、ラベル２ｄが貼られている場合には、光は吸収さ
れるため出力は生じない。この出力を整形してロジック
レベルとして制御回路１１にとりこむ。

１ｄは第１図に示した電子カメラ１の表示器であり、棒
線状に５０個に分割したＬＥＤ１ｄ’が各トラックの未
記録、記録済の状態を示しており、ＬＥＤｌ　ｄ’が点
灯している部分（図でハツチングで示す部分）が記録済
トラックを示す。また三角印ＬＥＤ１　ｄ”は現在のヘ
ッド８の位置を示すものである。

次に本シスーテムの動作シーケンスについて説明する。

まず撮影、記録動作を行なう前に、ディスク２のディス
ク識別エリア２Ｃに、ラベル２ｄを、同じ組合せになら
ないように貼り付けてディスクを識別させて？く。

次に第１図に示すシステム構成の状態で、識別したディ
スクをケース１ｋに収納し、再生アダプタ４の操作ボッ
クス４４によりシステムを起動させると、電子カメラ１
は、ディスク２の全トラックを再生することにより未記
録トラックと記録済トラックを検出して、未記録トラッ
クならば０を、記録済トラックならば１をメモリ１２の
各ビットに書き込む。

この動作を各ディスクについて行なうことにより、各デ
ィスクのトラック使用状態がメモリ１２に記憶される。

次にこれらのディスクを電７カメラ１のケース１４に収
納、またはケース１ｋに押し当て、表示制御スイッチ１
ｅを押すと、検出センサ９によりディスクを識別し、そ
のディスクに対応したトラック使用状態の情報をメモリ
１２より読出し、トラック使用状態が、第５図に示すよ
うに表示器１ｄに表示される。この表示結果により、そ
のディスクが使用可能か否かを判定することができる。

電子カメラ１を単体で使用する場合は、以上の動作によ
り、使用可能なディスクをケース１ｋに収納し、ケース
１４を閉めるとシステムが起動し、メモリ１２の情報に
より外周側から最初の未記録トラックへヘッド８を自動
的にシフトさせる。

次にシャッタスイッチ１Ｃを押すとディスクモータ７が
回転して再生状態となり、現在のヘッド８の位置のトラ
ックが未記録トラックであるかを再度チェックしくメモ
リ１２の情報よ・り優先させる）、その結果、未記録ト
ラックであれば、記録し、記録後、そのトラックに対応
するメモリ１２の内容を１（記録済）に書き換え、また
ヘッド８を次の未記録トラックヘシフトさせる。

次に以上の様にして記録した画像を再生する場合は、電
子カメラ１を再生アダプタ４に接続する。再生動作中に
、消去したいトラックがある場合は、操作ボックス４に
の消去釦（図示せず）を押すことにより、現在再生中の
トラックの画像を消去することが出来、消去後、そのト
ラックに対応したメモリ１２の内容を０（未記録）に書
き換えるようにする。

〔発明の効果〕

本発明によれば、ディスクを再生しなくても、ディスク
のトラック使用状態を簡単な動作でチェックすることが
できるので、記録準備動作を短時間でかつ低消費電力で
行なうことができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例としてのシステム全体の構成
図、第２図はディスクの概観図、第３図はケース内部の
斜視図、第４図は第３図の側面図、第５図は本発明の実
施例における主要な回路構成のブロック図である。 １・・・電子カメラ、１ｋ・・・ディスク収納ケース、
１ｄ・・・表示器、　　　　　　２・・・ディスク、２
Ｃ・・・ディスク識別エリア、２ｄ・・・ラベル、４・
・・再生アダプタ、　　　８・・・磁気ヘッド、９・・
・検出センサ、　　　１１・・・制御回路、１２・・・
メモリ。 ゛・、〜°二゛

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）ディスクを収納し、収納された該ディスクに静止画
   を記録し、再生するようにした電子カメラシステムにお
   いて、収納ディスクを識別する手段と、該ディスクにお
   けるトラックの使用状態を記憶する手段と、該記憶手段
   から読み出した内容を表示する表示手段とを具備し、再
   生アダプタに接続されたとき、前記収納ディスクにおけ
   る全トラックの使用状態が検出されて前記記憶手段に書
   き込まれ、再生アダプタから切り離された後、前記記憶
   手段に書き込まれた内容が前記表示手段に表示されるよ
   うにしたことを特徴とする電子カメラシステム。 ２）上記ディスクを識別する手段として、ディスクの一
   部分に数枚のラベルを貼り付け、このラベルの有無を光
   学的検出器により検出することを特徴とした特許請求の
   範囲第１項に記載の電子カメラシステム。 ３）上記検出器を、検出方向に移動可能な様に支持し、
   少なくともディスク収納部材のディスク識別部分に対応
   した部分を光透過可能とし、ディスクをディスク収納部
   材に収納した場合と、ディスク収納部材の外側に配置し
   た場合とで同様にディスクの識別が行なえるようにした
   ことを特徴とする特許請求の範囲第２項に記載の電子カ
   メラシステム。