JPS6230957A - 溶液の調製方法およびそれに用いる溶質担持体 - Google Patents

溶液の調製方法およびそれに用いる溶質担持体

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JPS6230957A
JPS6230957A JP16950385A JP16950385A JPS6230957A JP S6230957 A JPS6230957 A JP S6230957A JP 16950385 A JP16950385 A JP 16950385A JP 16950385 A JP16950385 A JP 16950385A JP S6230957 A JPS6230957 A JP S6230957A
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JP
Japan
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solute
solvent
solution
support
container
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JP16950385A
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English (en)
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Masao Kitajima
昌夫 北島
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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  • Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野) 本発明は溶液の調製方法およびこの方法の実施に直接使
用づる溶質担持体に関するムのである。
(従来の技術) 溶質を溶媒に混合して所定の濃度の溶液を1;Iること
は様々な分野において日常的に行なわれており、これに
は一般に溶媒および溶質の秤mが必要どされる。特に臨
床検査分野では、神々の検体おにび試薬を用いて多数の
溶液を迅速に調製りることが要求されるため、このよ−
うな秤量操作は特に類題で熟練を要するものとなってい
る。
秤量操作を全自動化した自動分析機も開発されているが
、一般に大型かつ高価なものであり、大病院や分析セン
ター等にお()る使用には適していても小規模の診断所
等では有効に用いることのできないものであった。
また、予め一定量の試薬をカブレル化した試薬Vツ1〜
も市販されているが、試薬の種類の多いものは高価であ
り、その適用範囲は限られている。
(発明の[]的) 本発明は十記従来技術の問題点に犯1み、ツ1′1♀I
I”、:c秤量い操作を行なうことなく所定の溶液を調
製することのできる溶液の調製lJ法をlii!供する
ことをfの1]的と1−るらのである。
また、木5を明(ま1−にi! 7’j法に使用される
安1曲で)内用十ノ1の広い溶質(■特休を提供するこ
とをもう1つの1]的と覆るものである。
(発明の構成) 本発明によイ)溶Y’t III持休は体媒にス・iし
て41反ti’、、旧の支持体に、均一溶解14の溶質
を13持させてイするbのである。
本発明による溶イにの:I’J装方法は、このJ、うな
溶質担持体の一部分を溶媒中に浸漬してこの部分(J含
イ1される溶質をこの溶媒中に溶解号ることを15徴と
するものである。
本発明の方法において溶v1の溶ρi中への溶hγは所
定の容器中において行<r :F)れるが、溶媒おJ、
び溶質担持体を容器に添加?する順序は任意て゛ある。
4なわノう、溶媒を容器に入れてかつ溶質10持休を挿
入してもよく、溶質担持体を入れた容器に後から溶媒を
注入してもよい。
なお、本明細内中にa3いて[均一溶解性の溶質1とは
溶媒中に浸漬した際に該溶媒の液面]・に存イ1づる部
分がほぼ均一に溶解する一方、液面上に存在する部分は
溶解しないように担持された溶1Tを意味する。
溶質はそのままの形で溶媒に溶解J−るものど1するこ
ともできるが、溶媒との反応にJ、って別の化合物に変
化してから溶媒に溶解力るようなものとすることも可能
であり、特に溶質中の複数の成分を溶媒の存在により互
いに反応させて当初の溶質とは別の化合物に変化させて
から溶媒に溶解するようなものとηることもできる。
溶質担持体を構成する支持体は用いられる溶媒および溶
質の種類によって変更されj!ノるが、一般にポリTヂ
レンテレフタIノート、ポリ1ニチレン。
ポリスチレン、酢酸セル゛ロース等の高分子フィルム、
あるいはメンブランフィルタ−8合成紙、不織紙、布等
の多孔性素材、およびこれらの複合祠オ゛シ等を用い−
C形成ηることがC゛きる。支持体の厚さlJ:10μ
7n〜1 mmどJることがりrましく1.にり好まし
くはsallm −500μm、特に好ましくは501
tm〜200μmである。
溶質は支持体、渚に1(、お。1、び溶質の性質にλ・
j応して支持体に直接塗布したり、含浸させたり、ある
いは適当なバインダーに分散保持さ1tで支持体に担持
さt!たりすることができる。その10持させる吊は、
溶媒に溶解さμる呈が☆持体の浸漬深さに比例するよう
に、一定幅の支持体に、均一に1■持させるのが望まし
いが、後i!Iiのように必ずししそれに限られるもの
ではない。
〈発明のクツ果) 上記の」:うに47.)成された本発明の溶質IQ持特
体極めて単純な構造を有しているため安価に製造するこ
とができ、での)δ用1ノlI)広いムのである、。
このようイ1溶質用特体を用いる本発明の溶液の調!′
l 7j法によれば、溶質支持体の 部分を溶媒に浸漬
づるだLJで(1Mの吊の溶質を溶媒中に溶解すること
が可能どなるため、溶質の秤量操作を行なうことなく容
易に所定の溶液を得ることができる。
(実施態様) 以下、図面を参照して本発明の実施態様を詳細に説明す
る。
第1A図〜第1D図はそれぞれ本発明の一実施的様によ
る溶質担持体を示す概略図である。
第1A図に示寸溶質担持体10△はス1〜リップ状の支
持体11Δ上に溶質12Aを塗布してなるものである。
第1B図に示す溶質担持体10BはスI−リップ状の多
孔性の支持体11Bに溶質12Bを含浸させてなるもの
である。
第1C図に示す溶質担持体10Gはス1〜リップ状の支
持体11Gに2種類の溶質12Cおよび13Cを塗布し
てなるものである。このような溶質支持体を用いると2
種類の溶質を同時に溶媒中に溶解することができる。
第1D図に示す溶質担持体100は中空円筒状の支持体
11Dの外表面上に溶質12Dを塗布して2iるもので
ある。
第2A図〜第2C図は本発明の一実施態様による溶液の
調製方法の工程を示す概略図である。
本実施態様によれば、まず容器20内に溶媒30を入れ
(第2A図)、次いで支持体11に溶質12を担持させ
てイする溶質担持体10の一部分を溶媒30中に浸漬し
く第2B図)、この部分に含有された溶質12を溶媒3
0中に溶解ざゼることに」:つて溶液40(第2C図)
をjqることかできる。
なお、ここで溶質12が一定部および一定厚を有して支
持体11に担持されている溶質担持体10と深さに比例
する容積を有する容器20を用いる場合には溶媒30を
秤量することなく常に一定濃度の溶液を調製することが
可1!シである。第3A図おJ:び第3B図はでの原理
を示す模式図である。
これらの図面に示す実施態様において溶質担持体10は
上述のJ−うに一定[1]および一定厚で支持体11に
担持された溶質12を有している。したがってその長さ
を免、含有される溶質12のmmをWとすれば W=k 9. (kは定数) の関係が成立する。
一方、容器20は深さに比例する容積を有しているため
、この容器内に入れられた溶媒の体積v1容器底面から
その液面レベルまでの高さをLとすれば V=ml(mは定数) の関係が成立する。  ゛ 第3A図に示す実施態様において、溶質担持体10は容
器20の底面から直立するように溶媒20中に浸漬され
る。したがって、溶質担持体10の溶媒30中に浸漬さ
れる部分の長さ見は溶w、30の液面高1と常に一致し
、免1−1−1 、9,2=Iz 、 Q23=L 3
となる。よって、常にW/Vは一定とイ5す、液面レベ
ルに関係なく一定濃度の溶液をIUIることができる。
第3B図に示ず実施態様において溶質担持体10は容器
20の底面に対して角面θをなすように配向されている
。したがってζその浸漬部分の長さ免′ と溶媒30の
液面高りとの間には L=L’sinθ の関係がある。この場合にもθが一定であれば液面レベ
ルに関係なく一定+i++aの溶液を得ることができる
。なお、θを適当に調節することによって任意の濃度の
溶液を得ること°b可能である。例えばθ−30°どし
て同等の溶質JEI持体特体等の容器、および同等の液
面レベルの溶媒を用いれば、第3A図に示した実施態様
の溶液の2倍の濃度の溶液を得ることができる。
第4A図および第4B図は本発明の別の一実施態様にJ
:る溶液の調製方法を示す概略図である。
本実施態様に用いる溶質担持体10′ はその長さに対
応する目盛15′を有して単位長さあたり一定部の溶質
を担持する巻尺状のもの(第4A図)である。この溶質
担持体10’の所定の長さ免の部分を目盛15′ を参
照して切断し、容器20内の所定母の溶w、30に入れ
れば所定のi11度の溶液を得ることができる。
なお、本発明は上述の各実施態様に限定されるものでは
なく、様々な変更が可11シなものである。
例えば、溶質担持体は溶媒を容器に入れるのに先立って
ぞの容器内に入れておいてちJζい。
また、溶質は必ずしも均一(例えば均一の厚ざ)に支持
体に担持させる必要はなく、段階的あるいは連続的にそ
の分布を変化さtj T G J:い。この、にうな場
合、例えば溶媒の■す<ff1iつら溶質担持体の浸漬
深さが所定の値を超えると自動的に異4fつた濃度の溶
液あるいは異なった溶質を含Ijする?R液が調製され
るようにすることも可能である。
以下、本発明による溶液の調製方法を臨床検査に用いた
実施例を説明する。
実施例1 ゼラチン下塗のある幅18/:Il+、厚さ 185μ
瓦の透明なポリ]−ヂレンテレフタレ−1−()−) 
[−T )フィルム(支持体〉に1TIiあたり10万
ユニツl〜のアス]ルピンM−Aキシダーゼおよび10
gのゼラチンを均一塗布し、乾燥した。これを[b 5
 mmにスリン1〜し、イの1mをロールに巻きつけて
アス]ルピン酸オギシダーゼ担持フィルムどじ、防湿包
装しC冷蔵庫中に保存しておいた。
ビタミンC(アスコルビン酸)を多Wに服用している糖
尿病患者の尿検体を直径1 cm長さ5 cmの小型試
験質4本に採取した。その液晶はおよイ2mQ〜4dで
゛あったが、正6イ「イ丁吊は測定しなかった。
上記試験艙のうちの3本にはでれぞれ上記アス了1ルピ
ン酸Aキシダーゼ1日持フィル11の1片(艮ざは試験
管の深さとほぼ同じ)を挿入し、他の1本は対照用とし
て何も処理しなかった。3本の試験管に挿入し!、:フ
イルムにおいてはゼラチンが溶tノ、液面レベルより下
の部分からj′ス−1ルピン酸Aキシダーゼが1ボ中に
溶出した。10分間放置後、適当に1児拌してから1〜
ラインダー試桑(グルコ1−スAA−シダー1!、ペル
Aキシグー」f、4−アミノアンチピリン、)Tノール
、燐酸塩緩衝剤を含む試薬組成物。中外製薬製ラバース
ーパー」−ツ1〜使用)を用いて尿中のグル1−ス淵麻
を測定した。
結果は表1の通りであった。
表    1 また、これとは別にアスコルビンl’i!l m度を測
定したところ、3.43 IIIぴ/d iであった。
一方、アスコルビン酸の影響を受けないヘキソ−4〜プ
−−ゼン人で尿中のグル淵度ス瀧度を測定したところ5
07m9/d見であった。
上記のようにアスコルビン酸Jキシダービ担持フィルム
を用いて前処理を行なうと、尿糖測定に対する尿中のア
スコルビン酸の干渉を人I11に低減できることが認め
られた。
実施例2 実施例1と同種のPUTフィルム上にカチオン交換樹脂
粉末〈アンバーライ1へ)を109/m、バインダーと
1ノでボリビ・ニルアルコールを209./′ffl塗
布し、乾燥した。これを幅5 mm、艮ざ6 cmのス
トリップ状にスリットしてアンモニアミルラップ剤担持
ストリップ状を作製し、保存しておいた。
腎疾患をきたした透析患者から血中クレアチニン量の高
い血液を採血し、血清を得た。この血清のアンモニア1
lpltlXを測定したところ、584μg/(1免で
あり、クレアチニンmの測定値は2.3mg/(1免で
あった。この血清検体を実施例1と同様に4本の試験管
に適当η)ずつ分注した。
上記アン[ニア1〜ラツプ剤担持スl〜リツブスを上記
血清検体の入った試験管1へ−3に1本ずつ挿入し、約
5分間断続的に振鰻【)ながら放ji’31ノだ後、公
知のタレアブニレ測定用スライド上に滴下し、予め作製
しておいた検量線に基いてクレアチニン吊を測定した。
結果は表2の通りであった。
表    2 −F記のようにアンしニ11へラップ剤(0持ス]−リ
ツブを用いて前処理を行なうと、クレアチン■測定に対
する血清中の内因性アンモニアの干渉をほぼ完全に排除
できることが認められた。
実施例3 最小孔径3.0μ瓦、空隙率約80%、厚さ15071
mのセルロースジアセテート製メンブランフィルタ−に
E D T A 4. Kを1Tdあたり15gの割合
で均一に含浸させてEDTA担持フィルムを作製し、幅
3 mm z長さ約5 cmのストリップスとした。
新鮮な全面を実施例1および2と同種の3本の試験管に
適当量採取した。
上記のEDTA担持ストリップスを試験管No、 1お
よび2に挿入し、試験管No、 3はイのままにした。
これら3本の試験管を室温で30分間放置したところ、
No、 1および2においては血液の凝・固が全く認め
られなかったが、No、 3においては血液の)疑問が
進行し、流動性が失なわれていた。
上記のにうにEDT△担持ストリップスを用いて前処理
を行なうと血液の凝固をtlfl 、+l二できること
が認められた。
【図面の簡単な説明】
第1A図〜第1D図はそれぞれ本発明の一実施態様によ
る溶質担持体を示づ概略図、 第2Δ図〜第2C図は本発明の一実施態様による溶液の
調製方法の工程を示す概略図、第3Δ図J3よび第3B
図は本発明の一実施fm様による溶液の調製方法の原理
を示す模式図、第4A図および第4B図は本発明の別の
一実施態様ににる溶液の調製方法を示す概略図である。 10、 IOA、 IOB、 1(Ic、 10D、 
10’・・・溶質担持体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)溶媒に対して非反応性の支持体とこの支持体に担
    持された均一溶解性の溶質とを有する溶質担持体の一部
    分を容器中において前記溶媒中に浸漬し、この部分に含
    有される前記溶質を前記溶媒中に溶解することからなる
    溶液の調製方法。
  2. (2)前記溶質が一定厚および一定巾を有して前記支持
    体に担持されていることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の方法。
  3. (3)前記容器が深さにほぼ比例する容積を有しており
    、前記溶質担持体の一部分が前記容器中における前記溶
    媒の液面レベルによって決定されることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項もしくは第2項記載の方法。
  4. (4)溶媒に対して非反応性の支持体とこの支持体に担
    持された均一溶解性の溶質とを有する溶質担持体。
  5. (5)前記溶質が一定厚および一定巾を有して前記支持
    体に担持されていることを特徴とする特許請求の範囲第
    4項記載の溶質担持体。
JP16950385A 1985-07-31 1985-07-31 溶液の調製方法およびそれに用いる溶質担持体 Pending JPS6230957A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4872956A (en) * 1986-12-11 1989-10-10 Horiba, Ltd. Methods of measuring ion-concentration and the like and a calibrating sheet as well as a calibrating method of measuring devices used therein

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4872956A (en) * 1986-12-11 1989-10-10 Horiba, Ltd. Methods of measuring ion-concentration and the like and a calibrating sheet as well as a calibrating method of measuring devices used therein

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