JPS5979853A - 標準調製具及びその製造方法 - Google Patents

標準調製具及びその製造方法

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JPS5979853A
JPS5979853A JP17720283A JP17720283A JPS5979853A JP S5979853 A JPS5979853 A JP S5979853A JP 17720283 A JP17720283 A JP 17720283A JP 17720283 A JP17720283 A JP 17720283A JP S5979853 A JPS5979853 A JP S5979853A
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urine
standard
substantially water
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JP17720283A
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マイロン・コ−ルマン・ラツプキン
デイヴイド・リ−・タブ
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Bayer Corp
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Miles Laboratories Inc
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Publication date
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/96Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing involving blood or serum control standard

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  • Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般に、溶液中の分析物の存在及び/又は鼠
を検出又は111ト定するだめの分析方法に関し、更に
詳しくは、分析物と擬似作用を示し、実質的に水不溶性
である物質を含む分析用標準溶液を製造するだめの調製
具及び方法に関するっこのような溶液は、尿等の懸濁液
中の沈殿物粒子の存在及び/又は腋を検出又は測定する
ための分析方法を評価する上で、特に有益である。
咀用分析、容量分析又は分光光度分析等のような試料成
分の存在を測定するための分析方法は、その結果の信頼
性について定期的に評価されるべきである。そのような
方法についての信頼性がもし評価されないのでちれば、
それらから得られるいかなるデータも無意味なものとな
る。したがって、適当な分析方法を案出し、維持してい
くには、必ず、その方法によって生じる実験誤差の評価
、又は、それを寿倫する技術者の訓練及び能力の評価等
の精度管理手段を考慮しなければならない。
斯いかえれば、分析操作で得られるデータの信頼度及び
それを操作する人間の信頼度を予め知っておくだめのい
くつかの手段は、その分析操作をうまく使用するために
は重要である。また、−11練川として有効な標準物を
案出することも望凍れる。
結果の再現性、分析方法の感度及び精度等のパラメータ
ーを評価し、四に、技術者の操作訓練を補助する上で最
も有効かつ直接的な方法は、被検物質の存在及び/又は
濃度が既知となっている試料に分析操作を適用するか、
あるいは分析物と擬似作用を示す試料に分析操作を適用
するこ・とである。そのような試料は、標準(対照)と
称され、したがって、その方法で得られたデータを既知
データと比較することにより、相違が明らかとなる、公
知の分析用標準調製具の代表例としては、CHICK 
−5TIX (閤標名)として知られ、現在、マイルス
・ラボラトリーズ社(Miles Laborator
ies *Inc、 )のエームス事業部(Ames 
Diviston )から市販されている製品が挙げら
れる。それは、グラスチック製ストリップ上に設けられ
た各1の吸収性キャリアノRツドからなシ、それぞれの
パッドは、水に浸された場合に、病軛尿成分と擬似作用
を示す−又はそれ以上の物質を含浸している。したがっ
て、cugr< −5TIX調製具を測定前に既知各階
の水に浸して得た標準溶液は、グルコース、ビリルビン
、ウロビリノーダン、ケトン、潜出血(潜血)、亜硝酸
塩及び蛋白質のような代謝産物等を含む尿と擬似作用を
示すこととなる。このような標準溶液は、マイルス・ラ
ボラ) IJ−ズ社のエームス事業部から市販され、N
 −MULTISTIX (商標名)として知られてい
る試験具、すなわち浸漬読取り(dip and re
ad )分析具の監視を行うだめにも使用され得る。
他の標準調製具の具体例としては、マイルス・うd?ラ
ドリーズ社のエームス事業部から市販されている製品T
EK −CHgK (li標名)が挙げられる。
それは、天然及び合成の添加物を含む凍結乾燥尿からな
り、自然尿及びS Ql尿の双方と擬似作用を示す。使
用時にTgK −CHEKを既知肴の水の中に加えると
、標準溶液が形成される。
尿等の体液中に含まれる実質的に水不溶性の沈殿物成分
の存在を検出するだめの方法を評価する上で、使用に際
して好適であって、効率的かつ安価な分析用標準調製具
を開発する必要性が生じた。
そのような調製具は、比較的安価な材料を使った相対的
に簡単な技術により製造され、かつ、その使用時に信頼
性のある標準溶液を調製することによシ、液体中に存在
する沈殿物成分を、検出するための分析方法の精度を保
証することができるものでなければならない。
上記した従来の標準調製具は、尿沈殿物標準物を調製す
ることが可能な成分をNんでいないが、凍結乾燥された
自然圧を塊状又はケーキ状の形で含む従来の沈殿物標準
調製具については知られている。しかしながら、凍結乾
燥尿は製造コストが高く、壕だ、その原料となる尿は急
速な生物学的分解を受は易いため、取扱い、貯蔵及び製
造コストが増大する。更に、凍結乾燥尿は使用前におい
て十分に密封された容器中で冷凍されていなければなら
ず、まだ、所望の型及び量(質的には、多くの病態尿中
に見出される各■の沈殿物と擬似作用を示すことが必要
である)の沈殿物を含む標準溶液を容易かつ簡便に調製
できる配合物(format )には、即座に適用でき
ない。しだがって、理想的な沈殿物標準調製具、lr¥
に尿沈殿物用の調製具を用いて第一に達成すべき目的は
、自然病態尿試料中に特に見出される沈殿物粒子とは実
質上区別できない沈殿物粒子を含んでいることが、それ
を試験する当業者にとって明らかである標準溶液を製造
できることにあることは明白である。そのような標準溶
液は、質的コントロール手段、すなわち技術者の評価及
び訓練のだめの補助物として!侍に有益である。更に、
臨床診断医が尿試料中の沈殿物粒子の存否及び存在喰を
測定することを可能とする上で医学的にしばしば重要と
なることがあるので、臨床診断Ill 標準液として使
用した際に自然の沈殿物粒子とかなり近似してきて、好
適な外観及び大きさをイイする既知量の成分が沈殿物標
準溶液中に沈まれていることが望ましい。したがって、
分析用の尿試料が比較される、理想的な標準液を調製す
るだめには、試験用の相当する自然尿中に現処に存在し
ていることが予想される沈殿物と類似した(熟練した観
察者から見て)特殊外沈殿物擬似物質を所定鼠、標準溶
液中に移行せしd2ることか可能な標準調製具であるこ
とが好ましい。
尿、血液、血清、髄液等の体液中に存在する白血球と似
た挙動を示す標準溶液を調製するだめの一つの試みが、
・母−カーにより与えられた米国特許第4,020,0
06号に開示されている。それによれば、再構成された
体液は、凍結乾燥された自然の液体に、適当な液体と共
に既知量の粒子−を加えることにより調製される。花粉
粒又は花粉等の粒子が再構成された液体中に分散される
が、そのように分散されると、これらは体液中の白血球
と極めてイ以てくると言われている。
前記した先行技術は、自然の尿成分のキャリアマトリッ
クス又は凍結乾燥ケーキからなる調製具から、尿沈殿物
と同様、多数の異なる分析物又は類似分析物用の標準溶
液を調製することが考えられると教示している。しかし
ながら、尿沈殿物標準液に関し、理想的な標準液調製具
は、容易に製造され比較的簡便な構成を有しながら、自
然尿中の沈殿粒子分析物と極めて近似した作用を示す好
適な標準溶液を調製し得るものでなければならないこと
は明らかである。このような調製具は、自然の尿成分、
ろ紙担体又は分析物質を含むその他の構成物を使用した
り、高価な凍結乾燥尿を用いることなく、好適な標準溶
液を調べすることができるものでなけれtばならない。
更に、その調製具は、実質的にiE確な、測定された川
の分析物との擬似物質を標準溶液中に放出せしめること
ができ、かつ、その結果がろ紙担体を用いた調製具から
では、通常得られないような程度のものでなければなら
ない。
本発明は、μ質的に水不溶性の分析物擬似物質をよむ標
イい溶液を製造するための新規な調製具及び方法の発見
並びにその調製具を製造する7ための新規な方法に基づ
く。好ましいり、6様として、その方法は、自然圧沈殿
物中の水不溶性成分と擬似作用を示すことかり能な物質
、エツチング剤、有機溶媒もしくはキャリア液体並びに
水及び有機溶媒の双方にムJ溶なポリマー物質を混合し
て塗布混合物を調製することを特徴とする。次に、塗布
混合物は支持基体構成物(支持体構成物はエツチング剤
でエツチングされ得る物質からなる)の一部分に塗布さ
れる。最後に、塗布支持体構成物を乾燥する。本発明の
調製具は、水に浸漬した際に、自然尿沈殿物中に見出さ
れる成分と擬似作用を示す実質的に水不溶性の物質を含
んだ懸濁液の調製が可能な組成物が塗布された支持基体
構成物からなっていてもよい。組成物は、そのような物
質と水及び有機溶媒の双方に町溶なsQ IJママ−か
らなり、支持基体構成物上に塗着される。
本発明によって製造される標準調製具は、尿中の沈殿物
等のような実rq的に水不溶性の体液中の沈殿物と類・
似しだ物質を含む標準溶液を形成する上で、特に有益で
ある。本発明によって擬似作用が示される自然尿沈殿物
の成分としては、例えば、白血球、赤血球及び(尿の)
円柱(Ca5ts )等が挙げられる。しかしながら、
本発明においては尿沈殿物標準調製具という用語で特に
記載されているが、本発明の原理は、胃、R椎等からの
体液の如き各種液体の自然発生的沈殿物成分に類似した
実質的に水不溶性の物質を象む標準溶液の調製、並びに
、分析操作の封環となるべきあらゆる時殊に液体中に見
出される物質の標準溶液(シだがつて、適当な標準物を
必要とする)の調製についても等しく適用される。した
がって、本標準調製具及びそれから調製される標準溶液
は、いかなる特殊な分析物の擬似作用(シミュレーショ
ン)にも限定されるものではないが、本願の開示を良く
吟味すれば、本発明に従って製造される調製具を用いる
ことによって、当業者が多くの異った処質的に水不溶性
の物質のシミュレーションを行うことができることが判
る。従って、本t16の教示が与えられ、かつ、溶液中
の目的とする分析対象物の存在及び/又は邦を、その物
理特性において、適切に近似しうる広汎な実質的に水不
溶性の物質が入手できるならば、ある特定の物質のシミ
ュレーションがうまく行えるかどうかの決定は、当業者
の能力の範囲内にあることも壕だ理解されるであろう。
本発明の好ましい態様では、水中に浸漬された場合に尿
沈殿物成分と擬似作用を示し、標準溶液用の沈殿物懸濁
液を形成する物質として、シュウ酸カルシウム(−水木
日物)が用いられる。しかしながら、タン皮(tann
ed )赤色血液t…胞、真正もしくは擬似白血球及び
三重リン酸塩結晶等の物質もこの目的のためには好適で
ある。また、上記の物質は尿沈殿物以外の分析物をシミ
ュレートするために好適であることが、本発明から推察
される。
本発明標準調製物の製造において、その調製物に使用さ
れ、実質的に水不溶性である分析物擬似物質としての適
格性は、粒子の大きさ・形状等を考慮して決められるが
、特に熟練した観察者の、例えば高性能顕微鏡観察によ
る溶液中の粒子の外観によって決められる。自然尿沈殿
物は三重リン酸塩結晶等の物質からなるため、前述した
本発明の好ましい調製具は、6コフイン・リッド(co
ffin 1ids )”の外観と類似し長さが約8〜
10ミクロンのJi、G折性長方形結晶等のように、実
在の沈殿物成分と外観及び大きさ等が極めて類似した特
性をもつ沈殿物擬似物質を含有している。
本発明の調製7具は、塗布混合物を調製し、それを長方
形のグラスチック製ストリップのような支持基体構成物
に塗布することにより製造される。
塗布混合物は、水及び溶媒に町溶な−19IJママ−溶
液中で沈殿物と擬似作用を示しQ IFt的に水手m性
の物質並びにエツチング剤を好適な有機溶媒(すなわち
、キャリア媒体)に加えた溶液又はスラリーからなる。
塗布混合物において、醪すマーは、その物質、!侍に沈
殿物擬似物質が分散した懸濁液を形成することが可能で
、しかも支持体構成物上に所望の程度及び厚さに塗布す
ることが0T能な物質の結合剤としても作用する。
使用時に当っては、本発明により得られる沈殿物標準溶
液形成用の調製具は、標準溶液を調製するために、支持
基体構成物上の塗布物が液体中に拡散するに充分な時間
、既知量の水に浸漬され、それによって分析物擬似物質
は液体中に移行する。
得られた標準溶液は沈殿物を含んだ実質上の液体懸濁液
であり、したがって溶液中の沈殿物が試験用分析物を自
然に生成していることをその類似性から顕微鏡等により
容易に観察できるようにするため、この溶液を遠心分離
してもよい。
各種の有機液体が、好適が溶媒として単独で又は混合さ
れて使用される、多くの場合、エツチング剤自体を溶媒
として使用することができる。アセトン、メタノール、
エタノール、ギシレン、ベンゼン又はその他の有機溶媒
又はその混合物等からの適当な溶媒の選択及びその量は
、本明細書の開示を参考にして常法に従い実験すること
によシ決定される。使用される個々の溶媒の適格性及び
量は、通常、その溶媒が使用されるポリマー物質を完全
に溶解せしめるための溶解性及びその溶媒が沈殿物擬似
物質を溶解せず又はそれと反応しないことのみによって
決定される。
ここで使用される水及び有機溶媒i■溶性ンfリマーと
しては多数の化合物があるが、その化合物は前述した溶
解性に関する粂件を満足し、しかも塗41i混合物及び
最終調製真中の他の成分と共存できなければならない。
好ましいポリマー類としては、エチルヒドロキシエチル
セルロース、グアーがム(guar gum )、カル
ゼキシメチルセルロース、目?リアクリルアミド、ポリ
(−)アリルツメチルアンモニウムクロリド)及びポリ
(エチレンイミン)がある。更に適切かつ好ましいもの
は、パーキュリース社(T(ereules * In
c、 )からKl、UEL (商標名)として市販され
ているヒドロキシグロビルセルロースである。
調製具を製造するために用いられるエツチング剤として
は、支持基体構成物に塗布混合物を塗布する際に、それ
を溶解させたり又は湾曲させたシしないで、この構成物
を少々くとも部分的にエツチングすることが可能なタイ
グの物質が、それに8甥な限だけ使用される。例えば、
支持体構成物がポリエチレンからなる場合に好適なエツ
チング剤としては、トルエン及びベンゼンが挙げられる
好ましい態様のエツチング剤としては芳香族系液体が挙
げられ;更に好ましいものとしてはトルエンが挙げられ
る。エツチング剤は、後述する本発明の好ましい実施例
で記載されているように、塗布混合物中に添加されても
よい。あるいは、支持体構成物に塗布する前の塗布混合
物中にエツチング剤を添加せずに、その構成物上に塗布
混合物を塗布する前において支持体構成物にエツチング
剤を塗布してもよい。
支持基体構成物として用いられる物質の選択は、エツチ
ング剤によシエッチングされる度合及び水との不溶性に
よってのみ、制限を受ける。しかしながら、通常、;J
?ポリエチレンポリエチレン等のポリオレフィン類、ナ
イロン等の硬質又は半硬質のホモyJeリマー又はコ4
?リマーを使用することが好ましい。好ましい態様の支
持基体材は二軸配向ポリスチレンストリップである。
エツチング剤と支持基体構成物との相互作用のために、
塗布混合物は支持基体構成物上に接着する。本発明の完
成した調製物におけるこの特に望ましい相互作用現象は
、塗布物を、っまシ、塗布物中にキまれる沈殿物擬似物
質を支持構成物に強固に接着せしめることを可能とする
。この予期せぬ強固な接着は、前記した従来の調製具と
比較した場合、工業的な限度性の安易化及び本調製具の
コストの低減化に役立つものと考えられる。更に、沈殿
物擬似物%が支持基体構成物上の塗布膜と強固に結合し
ているだめ、本発明により得られる調製具は優れた保存
寿命を有している。
本明、−rlIl書で記載したように、本発明により得
られる調製具を用いて調製された尿沈殿物標準溶液は、
沈殿物粒子をき有していることが判るが、該粒子は、熟
練した観察者による顕微鏡観察によれば病的尿中に通常
見出される粒子と類似しているように思われる。
本発明では、様々な滑(即ち、支持基体構成物に塗布さ
れる塗布溶液の量及び程度が変えられること)の沈殿物
粒子を含んだ尿沈殿物標準溶液を調製することが可能で
あるため、標準溶液中で自然に沈殿物を生成する粒子は
、更に有利な方向に類似性を増してくる。本発明では、
このような特做は、所望の沈殿物擬似物質の一定量を含
む実質的に定量的な標イ■液の調製を可能とするもので
あるが、これは各1の病的疾患を有する患者から採取さ
れた尿試料中に見出される踵々の1(1の沈殿物をrE
確に近似する上で特に有利である。更には、塗布物の駁
及び程度をそのように調節することも、後述の常用され
る塗布技術を用い実施例で例示されるように本発明の調
製具を製造する場合に、可能である。
本発明の調製具を製造する際に用いられる塗布混合物の
各成分量の好ましい範囲は、混合物の総重址に対し 、
、q リマーが1〜20%、溶媒が75〜98%並びに
エツチング剤が1〜5%である。
本発明の標準調製具の好ましい製造方法ハ、以Fの実姉
例において明確に記載されるが、基本的な操作は、塗布
混合物を調製し、それを支持基体構成物に塗布し、次い
で得られた複合体を乾燥することからなる。塗布混合物
を長方形状の支持体ネ14成物の一端に塗布し、その構
成物の他端を把持部とすることが好ましい。好ましくは
、比較的大きな(最終的に予測される調製具1個の大き
さと比較して)1枚の支持体構成物、最適にはシート状
又はロール状のポリスチレン片は、塗布用ロッドで塗布
混合物を引き延ばすことによってその一つの長端部に沿
い、ス) IJタッグ状塗布される。
あるいは、ドクターグレード、目の粗いローラー、はけ
又は他の塗布具が使用される。塗布後、塗布溶液を乾燥
し、次いで、複合体をr皮覆創片に対し垂直に分割する
ことにより、一端に沈殿物擬似物質が存在し、他端が把
持部として9能する調製具が得られる。
実施例 υFの実施例は、本発明物の製造法及び1吏用法として
現在考えられる最適の態様を記載するために掲げられて
いる。本実施例は、本発明のNII明及び開示のために
のみ掲げられているのであって、いかなる場合において
も本発明の特許請求の範囲を制限するように解釈される
べきものではない。
尿中の沈殿物と擬似r「用を示す標準溶液を調製するた
めの標準調製具を、本発明方法によって、最初に塗布溶
液を調製することにより得た。・塗布溶液を、100m
/の容♀測定用フラスコ中でヒドロキシノロピルセルロ
ース(KLUCEL、バーキュリー吐製)1.0gと、
次の組成: アセトン  49.5 ml メタノール   49.5 rnt トルエン   l、 Q ml からなる混合溶媒約60−とを混合させることにヨシ得
た。全てのヒドロキシノロピルセルロースが溶解したこ
とを確認するまで、フラスコ中の溶液を一緒に攪拌した
。次いで、残った混合溶媒40 mlをフラスコ中に加
えた。
試験管の中に、上記により得られた塗布溶液1m/を入
れ、更に5.シュウ酸カルシウム(−水和物)0、05
.9を加えた。管内の混合物を木製の塗布棒を用いて約
30秒間攪拌し、次いで、支持基体構成物として用いら
れる約4インチ×10インチ(約10(7)X 25 
cm )のポリスチレンシート(TRYCITE (商
m名) ;“アメリカン・カンノや二神、ニーナ、ウィ
スコンシン(Am’erican Can CoすNe
enah + Wisconsln )から市販〕上に
注いだ。次に、塗布混合物を、メイヤーロッド9として
知られる塗布具を用いて約0.8ミル(約20μm)の
厚さでポリスチレンシート上に広げた。
塗布されたポリスチレンを室温で約10分間風乾し、こ
の1枚の被覆シートを巾約1. OcrnX長さ約40
インチ(10α)で、被覆面積が巾約1.0創、長さ約
25mとなるように切断し、約15m/の蒸留水が入っ
た試験管内に加えた。試験管に栓をして約1分間振盪し
、次いで1分間に2000の回転数(rpm)で約5分
間遠心分離した。遠心分離後、上清を傾瀉し、管の端部
を静かにたたいて管底に沈んだ沈殿物を再び懸濁させた
。次いで、沈殿物を一滴取り出して顕微鏡用のスライド
にのせ、自然の尿沈殿物との類似性について、倍率を上
げて観察した。結晶形をとった沈殿物は、顕微鏡観察に
よると、臨床的病態尿試料中に通常見られる自然尿の沈
殿物結晶と極めて類似[7ており、これとは事実上はと
んど区別でキ役いことが判明した。
*使用した特殊なロッドは跪12であり、アール・デー
・ス4シャルテイ−,,? (上(R,D。
5pecialties + Inc、 ) +ウェブ
スター、 = ニーヨークから入手できる。このような
ロッドは塗装工業においてし)−f Lば用いられるが
、ステンレススチールワイヤのベアリングデーノで強く
巻かれたスチールロッドからなる。被覆層の厚さは巻か
れたワイヤの直径によって定壕υ、巻かれた全てのワイ
ヤ間の距離によって被覆層が定まる。塗布された被覆層
のおおよその厚さは、被覆層の厚さをミル(mil)で
表わすだめに、ロツドナン・ぐ−に0.09を掛けるこ
とによって計算される。入手可能なロンドナンバーは報
告によると3〜75の範囲であるから、約0.27〜6
.75ミル(約6.86〜171μm)の被覆厚が得ら
れる。
本発明の標準調製具を製造するために支持基体構成物上
に塗布される塗布混合物の具体的な量及び程度は前記し
た実情例中に記載されているが、・ そのようなMi製
具を製造する際の塗布溶液は、用いられる塗布慣用法及
び手段に応じて、所望の表面積に任意の厚さで散布され
得ることが理解されるであろう。支持体構成物上におけ
る被1に物の表面積及び厚さ等のパラメーターの設定は
、本発明調製具を水に浸漬して得られる最終的な標準溶
液中にな有させるべく予め定められた沈殿物擬似物質の
t#によって決定される、ということも、当業者にあっ
ては自明であろう。
本発明の好まし7い傅様を記載したが、他の聾様及びそ
の変形例も本明細書の記載から容易に明らかとなるであ
ろう。したがって、本発明はそれらに又はそ4Lらによ
って限定されず、特許請求の範囲によってのみその範囲
が限定される。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)a)  実質的に水不溶性の物質、エツチング剤
    、有機溶媒並びに水及び溶媒に可溶なポリマー物質を混
    合することにより塗布混合物を調製し;b)エツチング
    剤によって少なくとも部分的にエツチングされ得る支持
    基体構成物に、上記塗布混合物を塗布することによ、!
    7複合体を形成し;次いで、 C)該複合体を乾燥する; 工程からなることを特徴とする、実質的に水不溶性の物
    質を含む分析用標準溶液の調製に有用な調製具の製造方
    法。
  2. (2)4?!、1マーが、ヒドロキシグロビルセルロー
    ス、エチルヒドロキシエチルセルロース、グアーガム、
    カルy4eキシメチルセルロース、ポリアクリルアミド
    、ポリ(ノアリル・ジメチルアンモニウムクロリド)又
    はポリ(エチレンイミン)である特許請求の範囲@1項
    記載の方法。
  3. (3)有機溶媒が′アセトンとメタノールの混合物から
    なる特許請求の範囲第1項記載の方法。
  4. (4)  エツチング剤が芳香族系溶媒である特許請求
    の範囲第1項記載の方法。
  5. (5)  エツチング剤がトルエンである特許請求の範
    囲・′4S1項記載の方法。
  6. (6)支持体構成物が一すスチレンである特許請求の範
    囲第1項記載の方法。
  7. (7)実質的に水不溶性の物質が、尿中の沈殿物と擬似
    作用を示すこと、が可能な物質からなる特許請求の範囲
    第1項〜第6項のいずれかに記載の方法。
  8. (8)実質的に水不溶性の物質がシュウ酸カルシウムで
    ある特許請求の範囲第7項記載の方法。
  9. (9)  水溶性ポリマー及び実質的に水不溶性の物質
    からなる組成物を接着した支持基体構成物からなり、前
    記組成物が前記支持体構成物の表面に接着されているこ
    とを特徴とする、実質的に水不溶性の物質を含む分析用
    標準溶液を調製するだめの調製具。 (102IJマーが、ヒドロキシグロビルセルロース、
    エチルヒドロキシエチルセルロース、グアーガム、カル
    ブキシメチルセルロース、−j?リアクリルアミド、ポ
    リ(ジアリルツメチル′アンモニウムクロリド)又はづ
    ?す(エチレンイミン)である特許請求の範囲第9項記
    載の調製具。 α力 実質的に水不溶性の物質が、尿中の沈殿物と擬似
    作用を示すことが可能な物質からなる特許請求の範囲第
    9項記載の調製具。 0■ 物質がシュウ酸カルシウムである特許請求の範囲
    ・菖11項記載の調製具。 θ罎 支持体構成物がポリスチレンである特許請求の範
    囲第9項〜第12項のいずれかに記載の調製具。
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