JPS6230866Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6230866Y2 JPS6230866Y2 JP6143983U JP6143983U JPS6230866Y2 JP S6230866 Y2 JPS6230866 Y2 JP S6230866Y2 JP 6143983 U JP6143983 U JP 6143983U JP 6143983 U JP6143983 U JP 6143983U JP S6230866 Y2 JPS6230866 Y2 JP S6230866Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spokes
- disc
- brake
- disk
- spoke
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 6
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 4
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- BVKZGUZCCUSVTD-UHFFFAOYSA-L Carbonate Chemical compound [O-]C([O-])=O BVKZGUZCCUSVTD-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 1
- NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N acrylic acid group Chemical group C(C=C)(=O)O NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自転車々輪のスポーク部へ装着するブ
レーキ共鳴防止具に関するものである。
レーキ共鳴防止具に関するものである。
従来の自転車はバンドブレーキやデイスクブレ
ーキ等の制動時にしばしば不愉快な振動音いわゆ
るブレーキ鳴きが発生した。このブレーキ鳴きを
防止するために、ブレーキシユーやブレーキ本体
及びその取付方法等に種々様々の防止対策が講じ
られてきたが、本考案はブレーキ本体から発生す
るブレーキ鳴きに対して、恰も弦楽器の弦のよう
に共鳴して拡大する車輪のスポークによるブレー
キ鳴きに着目して、これを防止することを目的と
するものである。
ーキ等の制動時にしばしば不愉快な振動音いわゆ
るブレーキ鳴きが発生した。このブレーキ鳴きを
防止するために、ブレーキシユーやブレーキ本体
及びその取付方法等に種々様々の防止対策が講じ
られてきたが、本考案はブレーキ本体から発生す
るブレーキ鳴きに対して、恰も弦楽器の弦のよう
に共鳴して拡大する車輪のスポークによるブレー
キ鳴きに着目して、これを防止することを目的と
するものである。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
本考案においては、アクリルやカーボネート等
の合成樹脂を素材として、第1図および第2図に
示すように、中心部に中空孔1を有するリング状
の円板2を形成し、この円板2の一部を放射方向
に設けた切欠溝3によつて切断する。図中3aは
この切欠溝3の出入口の角部を斜めにカツトした
カツト部で、このカツト部は曲面に形成してもよ
い。
の合成樹脂を素材として、第1図および第2図に
示すように、中心部に中空孔1を有するリング状
の円板2を形成し、この円板2の一部を放射方向
に設けた切欠溝3によつて切断する。図中3aは
この切欠溝3の出入口の角部を斜めにカツトした
カツト部で、このカツト部は曲面に形成してもよ
い。
また前記円板2の複数個所(第1図においては
3個所)にスポーク4をそれぞれ係止する係止部
5を設ける。第3図はこの係止部5の一例を示す
もので、この場合は円板2の一部を切り込んで片
側へ折り曲げた爪部5aを、円板2との間にスポ
ーク4を挟むようにさらに折り曲げたものであ
る。なお5bは爪部5aの内側端部に突設した外
れ止め用の突起である。
3個所)にスポーク4をそれぞれ係止する係止部
5を設ける。第3図はこの係止部5の一例を示す
もので、この場合は円板2の一部を切り込んで片
側へ折り曲げた爪部5aを、円板2との間にスポ
ーク4を挟むようにさらに折り曲げたものであ
る。なお5bは爪部5aの内側端部に突設した外
れ止め用の突起である。
また第4図は係止部5の他の実施例を示すもの
で、これは円板2の一部を切り込んで、互に対向
する2個の突片5c,5cを設け、この2個の突
片5c,5cをそれぞれ円板2の片側に折り曲げ
ると共に、さらにその途中から突片5cの端部が
互に向き合うように折り曲げ、これら2個の対向
する突片5cの端部間にスポーク4を圧入して係
止できる間隙5dを形成したものである。
で、これは円板2の一部を切り込んで、互に対向
する2個の突片5c,5cを設け、この2個の突
片5c,5cをそれぞれ円板2の片側に折り曲げ
ると共に、さらにその途中から突片5cの端部が
互に向き合うように折り曲げ、これら2個の対向
する突片5cの端部間にスポーク4を圧入して係
止できる間隙5dを形成したものである。
そしてこれらの係止部5をスポーク4に係合し
て円板2を、第5図および第6図に示すように自
転車の車輪に取り付けた際、円板2の外周縁2a
がスポーク4とそれぞれ圧接するように、円板2
の外周縁2aを折り曲げた状態に形成する。
て円板2を、第5図および第6図に示すように自
転車の車輪に取り付けた際、円板2の外周縁2a
がスポーク4とそれぞれ圧接するように、円板2
の外周縁2aを折り曲げた状態に形成する。
なお図中6は自転車の車輪のハブ軸、7はブレ
ーキ本体である。
ーキ本体である。
上述のように構成したブレーキ共鳴防止具は、
第5図および第6図に示すように、切欠溝3を押
し広げてハブ軸6に嵌めた後、各係止部5をスポ
ーク4にそれぞれ係合させることによつて、車輪
に取りつけることができる。
第5図および第6図に示すように、切欠溝3を押
し広げてハブ軸6に嵌めた後、各係止部5をスポ
ーク4にそれぞれ係合させることによつて、車輪
に取りつけることができる。
なお第5図および第6図はスポーク4の内側へ
円板2を装着した状態を示すものであるが、この
円板2はスポーク4の外側に取りつけることも可
能である。
円板2を装着した状態を示すものであるが、この
円板2はスポーク4の外側に取りつけることも可
能である。
しかしてこのようにスポーク4に取りつけた円
板2の外周縁2aはそれぞれスポーク4と圧接す
るため、たとえスポーク4が制動時に振動しよう
としても、あたかも弦の途中を押えられたように
なつて共鳴を防止することができる。
板2の外周縁2aはそれぞれスポーク4と圧接す
るため、たとえスポーク4が制動時に振動しよう
としても、あたかも弦の途中を押えられたように
なつて共鳴を防止することができる。
本考案の効果を列記すれば次の通りである。
(1) 本考案のブレーキ共鳴防止具は、合成樹脂製
の係止部5と折り曲げた外周縁2aによつてス
ポーク全体に亘り側圧を加えるので、スポーク
個々の振動を吸収して共振を防ぎ、共鳴の拡大
を防止することができる。従つてブレーキ制動
時の耳障りで不愉快なブレーキ鳴きが防止され
る。
の係止部5と折り曲げた外周縁2aによつてス
ポーク全体に亘り側圧を加えるので、スポーク
個々の振動を吸収して共振を防ぎ、共鳴の拡大
を防止することができる。従つてブレーキ制動
時の耳障りで不愉快なブレーキ鳴きが防止され
る。
(2) 本考案はドーナツ状円板2の一個所に切欠溝
3を設けたから、ハブ軸6に円板2をかぶせて
スポーク4の内側に取りつけることができる。
また円板2は柔軟な材質の合成樹脂製であるか
ら、様々な車種に適用できて互換性がある。し
かも必要に応じて、完成車の車輪の人体に触れ
難いスポーク部の内側にボルト・ナツト等を用
いることなく簡単容易に装着することができる
と共に取り外しも容易である。
3を設けたから、ハブ軸6に円板2をかぶせて
スポーク4の内側に取りつけることができる。
また円板2は柔軟な材質の合成樹脂製であるか
ら、様々な車種に適用できて互換性がある。し
かも必要に応じて、完成車の車輪の人体に触れ
難いスポーク部の内側にボルト・ナツト等を用
いることなく簡単容易に装着することができる
と共に取り外しも容易である。
(3) 本考案は極めて簡単な構造であるから、製作
が容易で安価に提供でき、しかもこれを透明材
で成形すれば、あまり目立つことなく機能を満
足し、あるいは逆に着色材とすれば、車輪部の
装飾と視認性が増するから、自転車の意匠的効
果を向上させると共に、安全性を高めることが
できるという効果がある。
が容易で安価に提供でき、しかもこれを透明材
で成形すれば、あまり目立つことなく機能を満
足し、あるいは逆に着色材とすれば、車輪部の
装飾と視認性が増するから、自転車の意匠的効
果を向上させると共に、安全性を高めることが
できるという効果がある。
第1図は本考案のブレーキ共鳴防止具の正面
図、第2図はそのA−A断面図、第3図aは第1
図のB−B線による係止部の拡大断面図、同図b
はその斜視図、第4図aは係止部の他の実施例を
示す拡大断面図、同図bはその斜視図、第5図は
本考案防止具を車輪のスポーク部へ装着した状態
を一部断面で示す側面図、第6図はその一部切欠
正面図である。 1……中空孔、2……リング状の円板、3……
切欠溝、4……スポーク、5……係止部、6……
ハブ軸、7……ブレーキ本体。
図、第2図はそのA−A断面図、第3図aは第1
図のB−B線による係止部の拡大断面図、同図b
はその斜視図、第4図aは係止部の他の実施例を
示す拡大断面図、同図bはその斜視図、第5図は
本考案防止具を車輪のスポーク部へ装着した状態
を一部断面で示す側面図、第6図はその一部切欠
正面図である。 1……中空孔、2……リング状の円板、3……
切欠溝、4……スポーク、5……係止部、6……
ハブ軸、7……ブレーキ本体。
Claims (1)
- 合成樹脂を素材として中心部に中空孔を有する
リング状の円板を形成し、この円板の一部を放射
方向に設けた切欠溝によつて切断すると共に、こ
の円板の複数個所にスポークを係止する係止部を
設け、これらの係止部をスポークに係合して円板
をスポークに取り付けた際、円板の外周縁がこれ
らスポークとそれぞれ圧接するように円板の外周
縁を折り曲げた状態に形成してなる自転車スポー
クのブレーキ共鳴防止具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6143983U JPS59167085U (ja) | 1983-04-26 | 1983-04-26 | 自転車スポ−クのブレ−キ共鳴防止具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6143983U JPS59167085U (ja) | 1983-04-26 | 1983-04-26 | 自転車スポ−クのブレ−キ共鳴防止具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59167085U JPS59167085U (ja) | 1984-11-08 |
JPS6230866Y2 true JPS6230866Y2 (ja) | 1987-08-07 |
Family
ID=30191647
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6143983U Granted JPS59167085U (ja) | 1983-04-26 | 1983-04-26 | 自転車スポ−クのブレ−キ共鳴防止具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59167085U (ja) |
-
1983
- 1983-04-26 JP JP6143983U patent/JPS59167085U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59167085U (ja) | 1984-11-08 |
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