JPS6230793A - 301物質 - Google Patents

301物質

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JPS6230793A
JPS6230793A JP17134085A JP17134085A JPS6230793A JP S6230793 A JPS6230793 A JP S6230793A JP 17134085 A JP17134085 A JP 17134085A JP 17134085 A JP17134085 A JP 17134085A JP S6230793 A JPS6230793 A JP S6230793A
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許鴻 章
Sekiriyou Shiyou
庄錫 亮
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丸中 照義
Yoshiyuki Miyake
三宅 美行
Yoshinori Minami
南 慶典
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は医薬として有用な新規化合物に関する。
児米五返I 本発明の化合物は、文献未載の新規化合物である。
発明が解決しようとする問題占 本発明は、制癌作用及び抗菌作用を有する新規物質を提
供することを目的とする。
口題点を解決するための手段 本発明は、一般式 [式中、R1及びR2は共に水素原子を示ずが、或いは
R1がメチル基で且っR2が水素原子、基又は 0COCH2CH2COOH 基を示す。] で表わされる301物質及びその塩を提供するものであ
る。
本発明の301物質は、上記一般式(I)においてR1
がメチル基でR2が水素原子であるA1物質、R1及び
R2が共に水素原子であるA2物質、R1がメチル基で
R2が 基であるB物質、並びにR1がメチル基でR2が基で必
るC物質を包含する。
A+ 、A2 、B、Cの各物質の理化学的性質は次の
通りでおる。
(1)30]−A1物質く塩酸塩) (i)実験式: C3sHttN20+2 (高分解能ファースト・アト
ム・ボンバードメント・マス・スペクトル法)。
(ii)分子i:684(マス・スペクトル法)。
(iii )溶解性:水、メタノールに易溶。クロロホ
ルムに難溶。ジエチルエーテル、ヘキサンに不溶。
AI 、 0ff (iv)紫外吸収スペクトル、λアミ□ 、nm(ε)
: 530 (4620)、 495 (8000)、 480 (7200)、 292 (5420)、 254 (17240)、 235 (21900)。
チャートを第1図に示す。
()赤外吸収スペクトル、νmaよ 、cm−’ :9
95.1030.1202.1425.157B、16
20,2980. 3400゜ チャートを第2図に示す。
(vi)物質の性状:赤色粉末の塩基性物質。
(vii)融点:245〜250’C(分解)。
(2>301−A2物質(塩酸塩) く1)実験式: C34H42N20+ 2  (高分解能ファースト・
アトム・ボンバードメント・マス・スペクトル法)。
(11)分子ti:670(マス・スペクトル法)。
(iii )溶解性:水、メタノールに易溶。クロロホ
ルムに難溶。ジエチルエーテル、ヘキサンに不溶。
zOH (iV)g外吸収スペクトル、λ□aエ 、nm(ε)
: 542 (4490)、 497 (7310)、 478 (7040)、 292 (5090)、 253 (16200)、 236 (18200)。
チャートを第3図に示す。
KB。
(V)赤外吸収スペクトル、ν   、Cm−1:99
0.1030.’l 202.1250゜1420.1
570,1620゜ 2970.3400゜ チャートを第4図に示す。
(vi)物質の性状:赤色粉末の塩基性物質。
(vii)融点:240〜245℃(分解)。
(3)301−B物質(塩酸塩) (i)実験式: Cs 9 Hs o H402s  (高分解能ファー
スト・アトム・ボンバードメント・マス・スペクトル法
)。
(ii)分子ft:1260(マス・スペクトル法)。
(iii )溶解性:水、メタノールに易溶。クロロホ
ルムに難溶。ジエチルエーテル、ヘキサンに不溶。
kltOH (iv)紫外吸収スペクトル、λ□□ 、nm(ε): 542 (6120)、 497 (10200)、 480 (9920)、 296 (7140)、 253 (22700>、 236 (26900>。
チャートを第5図に示す。
Br (V)赤外吸収スペクトル、ν   、cm−’ :9
6011000.1030,1060゜1200.12
58.1405. 1540.1570,1610. 1725.2990,3400゜ チャートを第6図に示す。
(vi)物質の性状:赤色粉末の両性物質。
(vii)融点=224〜227℃(分解)。
(4)301−C物質(塩酸塩) (1)実験式: Cs o Ha 2 N402 y  (高分解能ファ
ースト・アトム・ボンバードメント・マス・スペクトル
法)。
(ii) 分子m : 1290 (マス−スペクトル
法)。
(4ii )溶解性:水、メタノールに易溶。クロロホ
ルムに難溶。ジエチルエーテル、ヘキサンに不溶。
(iv)紫外吸収スペクトル、λ“、OHma z  
 ゝ nm(ε) : 543 (4770)、 498 (9540)、 485 (9220)、 292 (6830)、 253 (22600>、 236 (28200>。
チャートを第7図に示す。
Br (V)赤外吸収スペクトル、ν   、Cm−’ :9
60.1000,1030.1060.1200.13
80,1540. 1578.1620.1720. 2980.3400゜ チャートを第8図に示す。
(vl)物質の性状:赤色粉末の両性物質。
(vii)融点=260〜265℃(分解)。
本発明の301物質は、ストレプトマイセス属に属する
301物質生産菌を培地に培養し、得られる培養物から
、301物質を分離、採取することにより製造すること
ができる。
301物質生産菌の一例として、発明者らが中華人民共
和国福建省南平の土壌から新たに分離したストレプトマ
イセス属に属する菌株を挙げることができる。この30
1物質生産菌は、工業技術院微生物工業技術研究所に受
託番号微工研条奇第789号(FERM  BP−78
9)として寄託されている。
上記301物質生産菌の菌学的性質は下記の通りである
(a>  形態学的性質 (1)胞子形成菌糸の分枝法 単純分枝を示し、輪生技は認められない。
(2)形態 鉤状[レチナキュラム・アパルタム (Retinaculum  Apartum)型]あ
るいは螺旋状[スパイラル(spiral)型]の気菌
糸を形成する。
(3)胞子柄の着生位置 気菌糸上に着生する。
(4)胞子の数 10〜60個位の胞子の連鎖を認める。
(5)胞子の表面構造及び大きざ 胞子表面は平滑であり、胞子の大きさは、0.9〜1.
2X2.O〜2,8ミクロン程度である。
(6)その他 鞭毛胞子、胞子のう及び菌核形成は、認められない。
(b>  各種培地における生育状態 (1)シュークロース・硝酸塩寒天培地うす黄茶色の発
育上に明るい紫味灰の気菌糸を着生し、溶解性色素は認
められない。
(2)グルコース・アスパラギン寒天培地黄色味がかっ
た発育上に白〜灰味茶の気菌糸を着生し、溶解性色素の
産生は認められない。
(3)グリセリン・アスパラギン寒天培地(ISP培地
−5) 黄色味がかった発育上に明るい紫味灰の気菌糸を着生し
、溶解性色素の産生は認められない。
(4)スターチ・無機塩寒天培地(ISP培地うす黄茶
の発育上に明るい灰色の気菌糸を着生し、溶解性色素の
産生は認められない。
(5)チロシン寒天培地(ISP培地−7)うす黄茶の
発育上に灰味茶の気菌糸を着生し、溶解性色素はわずか
に茶色味をおびる。
(6)栄養寒天培地 発育はうす黄茶、気菌糸は着生せず、溶解性色素の産生
は認められない。
(7)イースト・麦芽寒天培地(ISP培地−黄茶の発
育上に灰味茶の気菌糸を着生し、溶解性色素はわずかに
茶色味をおびる。
(8)オート・ミール寒天培地(ISP培地−茶色味を
おびた発育上に灰抹茶の気菌糸を着生し、溶解性色素の
産生は認められない。
く9)クラシリニコフNα1合成寒天培地うす黄橙の発
育上に明るい紫味灰の気菌糸を着生し、溶解性色素はわ
ずかにピンク味をおびる。
(10)ガラスN001合成寒天培地 茶灰の発育上に灰味茶の気菌糸を着生し、溶解性色素の
産生は認められない。
(C)  生理的諸性質 (1)生育温度範囲 20〜37℃の何れの温度でも発育する。
(2)メラニン様色素の生成くチロシン寒天、ISP培
地−7)、硝酸塩の還元、硫化水素の産生、ゼラチンの
液化、ミルクの凝固とペプトン化、セルロースの分解、
及びスターチの加水分解はいずれも陽性である。
(3)炭素源の利用性(プリドハム・ゴトリーブ寒天培
地、ISP培地−9) D−グルコース、D−フラクトース、L−ラムノース、
D−マンニット、L−アラビノース、D−キシロース、
シュークロースを利用してよく生育し、イノシトール、
ラフィノース、ガラクトースはおそらく利用していると
判定される。
(4)細胞壁構成成分の分析 全菌体加水分解物中にり、L−ジアミノピメリン酸とグ
リシンが検出される。又、全菌体主要糖成分としてガラ
クトース、D−グルコース、L−アラビノースが検出さ
れる。
これらの性状より既知菌種を検索すると本301物質生
産菌に最も類似の菌種として、ストレプトマイセス ビ
ルギイニア(StreptomycesVirgini
ae )  [ニス、ニー、ワックスマン(S。
A、Δaksman )著、ジ アクチノマイセテス(
The  Actinomycetes ) 、2巻(
1961)、ザ ジャーナル オブ アンティバイオテ
ィックス(The  Journal  of  An
tibiotics ) 、36巻、451−453頁
(1983)、インターナショナル ジャーナル オブ
 システマテイツク バクテリオロシー(Intern
ational  Journal  ofSyste
matic  bacterioloqy) 、’18
巻、17B頁(1968)]が挙げられる。本菌株と比
較検討したところ、ストレプトマイセス ビルギイニア
に非常によく似ており、シュークロースとD−マンニッ
トの利用性がわずかに異なるのみである。
従って本301物質生産菌は、ストレプトマイセス ビ
ルギイニア変種ナンピンゲネシス301(Strept
omyces  Virginiae  Var。
Nanoinqenesis )と同定した。次に本発
明の301物質を、例えば上記のようなストレプトマイ
セス属に属する301物質生産菌を培地に培養すること
によって製造する場合について説明する。
培養方法は、原則的には一般微生物の培養方法に準する
が、通常は液体培地による撹拌通気培養法が有利である
。培養に用いられる培地としては、ストレプトマイセス
属に属する301物貿生産菌が利用できる栄養源を含有
する培地であればよい。
すなわち、合成培地、半合成培地あるいは天然培地を用
いることができる。培地の組成は、炭素源としては例え
ばグルコース、マンノース、グリセリン、シュークロー
ス、糖蜜、でん粉、液化でん粉等が用いられ、窒素源と
しては例えば肉エキス、カザミノ酸、ペプトン、グルテ
ンミール、コーンミール、綿実油、ソイビーンミール、
コーンスチープリカー、乾燥酵母、リン酸アンモニウム
、硫酸アンモニウム、尿素等が用いられる。また、例え
ばリン酸水素二ナトリウム、リン酸二水素カリウム、炭
酸カルシウム、塩化マグネシウム等の金属のリン酸塩、
炭酸塩、塩化物等の無機塩も必要に応じて添加される。
また、培養中発泡の著しい時には、例えば大豆油、亜麻
仁油等の植物油、オクタデカノール、テトラデカノール
、ヘプタデカノール等の高級アルコール類、各種シリコ
ン化合物等の消泡剤を適宜添加してもよい。
30T物質生産菌は、通常20〜37°C程度の温度下
で生育する。30’l物質の生産は25〜37℃程度の
範囲で行なうのが好ましい。本培養の培養時間は通常5
0〜100時間程度が適当であり、培地の濃厚化に従っ
て、培養時間を更に延長してもよい。培養中は撹拌通気
培養で通常行なわれるように、培地へ滅菌空気を吹込む
のが好ましい。微生物の効率的生育のためには、タンク
培養に用いる空気量を1分間あたり栄養培地1容量部に
対して0.3〜0.6容量部程度とし、毎分200〜4
00回転程度で撹拌するのがよい。以上述べた培養条件
から、使用菌株の特性に応じてそれぞれ最適の条件を適
宜選択して適用することができる。
このようにして培養物中に蓄積された301物質は、主
に培養菌体中に含有されているので、遠心分離またはン
濾過により培養物から菌体を分別し、菌体から一般抗生
物質の製造に用いられる常用の手段によって分離精製で
きる。すなわち、減圧濃縮、凍結乾燥、アセトン、メタ
ノール、エタノール、クロロホルム等による溶媒抽出、
液性交換例えば陽イオン交換樹脂、陰イオン交換樹脂、
非イオン性吸着樹脂等の樹脂による処理あるいは活性炭
、けい酸、シリカゲル、アルミナ等の吸着剤による処理
、あるいは結晶化、再結晶等の手段を単独あるいは任意
の順序に組み会わせ、また反復して用いることにより、
301物質の分離、精製そして採取を行なうことができ
る。
301物質に用いられる塩としては医薬上で通常用いる
塩を意味し、例えばナトリウム、カリウム、リチウム等
のアルカリ金属塩、カルシウム、マグネシウム等のアル
カリ土類金属塩、トリメチルアミン、トリエチルアミン
等の有機アミン塩等を、また用いられる酸としては例え
ば塩酸、硝酸、硫酸等の無′FA酸塩あるいはギ酸、酢
酸、シュウ醒、マレイン酸、コハク酸、酒石酸、パラト
ルエンスルホン酸等の有機酸塩を挙げることができる。
かくして得られる本発明の301物質は、制癌作用及び
抗菌作用を有しており、医薬として有用である。
実施例 次に実施例を挙げて更に詳細に説明する。
実施例 1 グルコース2.0%、スターチ1.0%、ソイビーンミ
ール0.5%、「ソイトン」 [ディフコ(DIFCO
)社製コ0.2%、塩化ナトリウム0.3%、硝酸ナト
リウム0.3%、炭酸カルシウム0.3%の組成を有す
る発酵培地(pH7,0〜7.5)1Qを500脱三角
フラスコ10本にそれぞれ100mQずつ分注した。1
21°Cl2O分間オートクレーブで滅菌後、スターチ
寒天培地上で発育した301物質生産菌(微工研条奇第
789号)分生胞子及び菌糸体の0.5critを各フ
ラスコに接種し、27℃、2日間回転振とう培養(毎分
220回転、10cm>を行なった。
得られた前培養液を、上記と同組成の発酵培地5Qを入
れた1(l容発酵槽2台にそれぞれ300購ずつ接種し
、27℃で3日間通気撹拌培養(通気量 0.3〜0.
6V/V/mi n、毎分250回転)を行なった。培
養液中の消泡剤として[シリコンKM70J  (信越
化学工業(株)製)を用いた。
培養終了後遠心分離し、菌体についてスタフィロコッカ
スφアウレウス(5tal)lWIOcOccusau
reus ) 209 Pに対する抗菌力を指標に以下
の分離精製操作を行なった。
約1.2Ngの湿菌体を6Qの80%アセトンにて抽出
し、抽出液を減圧下口−タリーエバポレータで濃縮した
。得られた赤色水溶液をpH8,0〜8.5に調整し、
6Qのクロロホルムで抽出した。クロロホルム層を減圧
下口−タリーエバポレータで濃縮し、活性を有する油状
物5gを得た。
前記赤色油状物1gをクロロホルム−メタノール(9:
1)混液3mf2に溶解し、オクタデシールシリール(
ODS)樹脂(山村化学研究新製、30μm)のカラム
(15X500mm)に付し吸着ざぜた。0.05%ト
リフルオロ酢酸溶液とアセトニトリルとの混液による勾
配溶出(アセトニトリル、30→60%)により活性成
分を溶出し、溶出類にA、B、Cとした3つの画分に分
割して採取した。
これら3画分をロータリーエバポレータにて濃縮した後
、凍結乾燥を行なって、活性を有する粗粉末A20+g
、B25Irtg、C40mgを得た。
これらの粗粉末から、それぞれ以下に述べる高速液体ク
ロマトグラフィーによる分取精製により、活性物質を単
離した。
a)粗粉末Aの精製 粗粉末Aを水に10mg/mQの濃度に溶解し、その2
00μQを下記の高速液体クロマトグラフに注入した。
カラム:[マイクロボンダパック(μ Bondapak ) C18J  (7,8X300
m、ウォーターズ社製)。
移動相:25%アセトニトリル10.05%トリフルオ
ロ酢酸水溶液。
流速:2.0TIl12/分。
検 出:uv−254nm。
保持時間的7.8〜8.2分、及び約8.4〜9.0分
のピークを分取し、この操作を繰り返して、2つの両分
を集めた。この分取溶液をロータリーエバポレータによ
り濃縮した後、5%炭酸ナトリウム溶液にてpH8,0
〜8.5に調整し、5倍量のクロロホルムにて抽出した
。クロロホルム層をロータリーエバポレータにより濃縮
乾固した後、O,0OIN塩酸溶液に溶解し凍結乾燥す
ることにより、活性物質の塩酸塩301A+2ms及び
301  A2 1.5m!Jを得た。
b)粗扮末巳の精製 粗粉末Bを水に10m1/miの濃度に溶解し、その2
00μQを下記の高速液体クロマトグラフに注入した。
カラム:「マイクロボンダパック(μ Bondapak ) C18J  (7,8X300
m、ウォーターズ社製)。
移動相:33%アセトニトリル10.05%トリフルオ
ロ酢酸水溶液。
流速:2.OmQ/分。
検 出:UUV−254n。
保持時間的11.0〜12.0分のピークを分取し、こ
の操作を繰り返してこの両分を集めた。
得られた分取溶液をロータリーエバポレータにて濃縮し
た後、5%炭酸ナトリウム溶液にてpH8,0〜8.5
に調整し、5倍量のクロロホルムにて抽出した。クロロ
ホルム層をロータリーエバポレータにて濃縮乾固した後
、0.001N塩酸溶液に溶解し凍結乾燥することによ
り活性物質の塩酸塩30,1−8 5msを得た。
C)粗粉末Cの精製 粗粉末Cを水に10my/−の濃度に溶解し、その20
0μQを下記の高速液体クロマトグラフに注入した。
カラム:「マイクロボンダパック(μ Bondapak ) C18J  (7,8X300
m、ウォーターズ社製)。
移動相:50%アセトニトリル10.05%トリフルオ
ロ酢酸水溶液。
流速:2.0m12/分。
検出:tJV−254nm。
保持時間的8.0〜9.0分のピークを分取し、この操
作を繰り返してこの画分を集めた。得られた分取溶液を
ロータリーエバポレータにて濃縮した後、5%炭酸ナト
リウム溶液にてpH8,0〜8.5に調整し、5倍量の
クロロホルムにて抽出した。クロロホルム層をロータリ
ーエバポレータにて濃縮乾固した後、O,0OIN塩酸
溶液に溶解し凍結乾燥することにより、活性物質の塩酸
塩301−C2IItgを得た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の301  A1物質(塩酸塩)の紫外
吸収スペクトルを、第2図はその赤外吸収スペクトル(
KBr法)を示す。第3図は301A2物質(塩酸塩)
の紫外吸収スペクトルを、第4図はその赤外吸収スペク
トル(KBr法)を示す。第5図は301−8物質(塩
酸塩)の紫外吸収スペクトルを、第6図はその赤外吸収
スペクトル(KBr法)を示す。第7図は301−C物
質(塩酸塩)の紫外吸収スペクトルを、第8図はその赤
外吸収スペクトル(KBr法)を示す。 (以 上) 代理人 弁理士 三 枝 英 二 1.1−・、、−、
,7:;

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R_1及びR_2は共に水素原子を示すか、或
    いはR_1がメチル基で且つR_2が水素原子、▲数式
    、化学式、表等があります▼ 基又は ▲数式、化学式、表等があります▼ 基を示す。] で表わされる301物質及びその塩。
JP17134085A 1985-08-02 1985-08-02 301物質 Granted JPS6230793A (ja)

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