JPS6230577Y2 - - Google Patents

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JPS6230577Y2
JPS6230577Y2 JP1982074147U JP7414782U JPS6230577Y2 JP S6230577 Y2 JPS6230577 Y2 JP S6230577Y2 JP 1982074147 U JP1982074147 U JP 1982074147U JP 7414782 U JP7414782 U JP 7414782U JP S6230577 Y2 JPS6230577 Y2 JP S6230577Y2
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JP
Japan
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elastic member
nail
peg
present
decorative
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JP1982074147U
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JPS58175214U (ja
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  • Bolts, Nuts, And Washers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は釘に対して弾性部材を挿通した構造の
ものであつて、化粧合板の接着施工の際の仮止め
や化粧樹脂板を壁面貼着する際の本止めに使用す
ることのできる止釘に関する。
化粧合板を下地材に接着剤を介して接着するた
めに、釘に対して弾性部材を挿通した仮止釘が接
着剤が固化する迄の間、仮止めのために使用され
る。この方法は本考案者が先に開発し特許された
ものである(特許第870627号)。本考案はその施
工法において、弾性部材に弾性を付与させるため
の方法について種々検討した結果、ここに完成を
みたもので、同時に釘による化粧樹脂板等の直止
め(本止め)にも使用することができるよう配慮
が加えられている。そのために、弾性部材は釘に
直角方向の一方から他方へ貫通した貫通穴を設
け、かつ中程に括れ部を設けた構造としている。
以下図面によつて詳細に説明する。
第1図は平面図であり、第2図は正面図であつ
て、これらは本考案の第1例を示すものである。
この例で明らかなように本考案の止釘は、弾性部
材1に対して釘2を挿通したものである。弾性部
材1の構造が特徴的であつて、釘2に直角方向の
一方から他方へ貫通した貫通穴3が設けられてい
る。また弾性部材の中程には他の部分よりも括れ
た構造の括れ部4が設けられているのである。そ
こで、製造に際しては長いものを押出し成形し
て、これをチツプ状に切断して作るとか、単位長
の部分に切込みを入れて第3図のような連結構造
のものを容易に製造することができる極めて効率
的な構造である。ここに設けられた貫通穴3は弾
性部材1がほとんど板状に近い程に大きな穴であ
る。そして各部分がそれぞれほぼ同じ厚みとなつ
ており、このような状態のものへ上下間のほぼ中
間に括れ部4を設けたのである。このような構造
の単体を例えば第3図に示したように連結した構
造にするとタツカーによる機械打ちが可能とな
る。
使用状態については第4図及び第5図に示し
た。第4図中イに示したのは仮止釘として使用し
た例である。接着剤層5を介して下地材6に化粧
合板7を接着施工するに際して接着剤が固化する
迄の間、このような状態で使用される。このとき
弾性部材1のほどよい弾性によつて効果的な圧着
状態が保たれている。そして接着剤が固化した後
は抜き取られるのである。第4図中ロに示したの
は下地材6に化粧合板7を本考案の止釘を用いて
本止めした例である。傘釘と同様に幅広い弾性部
材底面で押圧した止着効果を発揮することができ
る。もちろん、ロの状態で仮止めしても差支えな
い。したがつて、弾性部材1の変形を第4図イか
らロの状態の適当な段階で止めることにより、圧
着力を広範囲に変更できる利点がある。第5図は
下地材6に化粧樹脂板8,8をさね継ぎによつて
貼り合せた例である。一方の化粧樹脂板8を本考
案の止釘で固定した後、もう一方の化粧樹脂板8
をさね溝につき合せて止釘上を覆つている。本考
案の止釘の弾性部材は樹脂間〓にちようど同じ厚
みに折畳まれている。
本考案の止釘の他の形状例については第6図に
示した、括れ部4の部分で交差した状態の又の字
状となつている。貫通穴3は三角形状にくり抜か
れている。このような構造のものも前記同様な効
果を有している。
以上詳述したような本考案のものは、釘方向へ
の貫通穴と中程に設けられた括れ部との作用によ
つて、弾性部材に適当な復元力を与え、しかも大
きな押圧力に対しては折畳んだ状態の座屈も可能
としたのである。そのことによつて、仮止釘とし
て、また、広面積で板上を押圧可能な本止用の釘
として使用できる有用な止釘である。
【図面の簡単な説明】
第1図は平面図であり、第2図は正面図であ
る。第3図は連結状態のものの中央部省略斜視図
である。第4図及び第5図は使用時の縦断面図で
ある。第6図は他の例の正面図である。 1……弾性部材、2……釘、3……貫通穴、4
……括れ部、5……接着剤層、6……下地材、7
……化粧合板、8……化粧樹脂板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弾性部材中央に釘を挿通した止釘であつて、前
    記弾性部材は釘に直角方向の一方から他方へ貫通
    した貫通穴を設けかつ中程に括れ部を設けてなる
    ことを特徴とする止釘。
JP7414782U 1982-05-19 1982-05-19 止釘 Granted JPS58175214U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7414782U JPS58175214U (ja) 1982-05-19 1982-05-19 止釘

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7414782U JPS58175214U (ja) 1982-05-19 1982-05-19 止釘

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58175214U JPS58175214U (ja) 1983-11-24
JPS6230577Y2 true JPS6230577Y2 (ja) 1987-08-06

Family

ID=30083605

Family Applications (1)

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JP7414782U Granted JPS58175214U (ja) 1982-05-19 1982-05-19 止釘

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2544103B2 (ja) * 1985-10-31 1996-10-16 學 小田 釘打ち方法と釘の固着構造
GB0915371D0 (en) * 2009-09-04 2009-10-07 Black & Decker Inc Fastener assembly

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53267B2 (ja) * 1970-01-13 1978-01-06

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53267U (ja) * 1976-06-22 1978-01-05

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53267B2 (ja) * 1970-01-13 1978-01-06

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Publication number Publication date
JPS58175214U (ja) 1983-11-24

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