JPS6230184Y2 - - Google Patents
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- JPS6230184Y2 JPS6230184Y2 JP1982009560U JP956082U JPS6230184Y2 JP S6230184 Y2 JPS6230184 Y2 JP S6230184Y2 JP 1982009560 U JP1982009560 U JP 1982009560U JP 956082 U JP956082 U JP 956082U JP S6230184 Y2 JPS6230184 Y2 JP S6230184Y2
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- JP
- Japan
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- mounting plate
- head mounting
- recorder
- head
- magnetic
- Prior art date
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Links
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/18—Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
- G11B15/1883—Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof for record carriers inside containers
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/60—Guiding record carrier
- G11B15/62—Maintaining desired spacing between record carrier and head
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
Description
【考案の詳細な説明】
[考案の技術範囲]
本考案は、磁気ヘツドのテープ幅方向の位置決
めが確実に行なわれるテープレコーダに関する。
めが確実に行なわれるテープレコーダに関する。
[考案の技術的背景とその問題点]
一般に、テープレコーダは、リール軸を取付け
たレコーダ基板上に磁気ヘツドを取付けたヘツド
取付板を装着し、そのヘツド取付板をレコーダ基
板に摺接させながら移動させることにより前記磁
気ヘツドを磁気テープに対し接触又は離間させる
ように構成されており、磁気ヘツドを磁気テープ
に接触させた状態で録音、再生等を行なうように
なつている。
たレコーダ基板上に磁気ヘツドを取付けたヘツド
取付板を装着し、そのヘツド取付板をレコーダ基
板に摺接させながら移動させることにより前記磁
気ヘツドを磁気テープに対し接触又は離間させる
ように構成されており、磁気ヘツドを磁気テープ
に接触させた状態で録音、再生等を行なうように
なつている。
したがつて、少なくとも磁気ヘツドが磁気テー
プに接触している状態では磁気ヘツドのテープ幅
方向の位置決めが確実になされる必要があり、そ
のためにはヘツド取付板がレコーダ基板から浮上
がらないようにすることが必要である。
プに接触している状態では磁気ヘツドのテープ幅
方向の位置決めが確実になされる必要があり、そ
のためにはヘツド取付板がレコーダ基板から浮上
がらないようにすることが必要である。
そこで従来では、板ばね等を使用して常時ヘツ
ド取付板をレコーダ基板に押付けておき、ヘツド
取付板の浮上がりを防止することが考えられてい
た。
ド取付板をレコーダ基板に押付けておき、ヘツド
取付板の浮上がりを防止することが考えられてい
た。
しかしながら、このように常時ヘツド取付板が
レコーダ基板に押付けられていると、ヘツド取付
板を移動させるときレコーダ基板とヘツド取付板
との間に強い接触抵抗が生じ、ヘツド取付板を軽
く移動させることができないため操作性が悪くな
る問題があつた。しかも板ばね等のばね部品を用
いるため部品数が増加し、その取付工程も増加す
る問題もあつた。
レコーダ基板に押付けられていると、ヘツド取付
板を移動させるときレコーダ基板とヘツド取付板
との間に強い接触抵抗が生じ、ヘツド取付板を軽
く移動させることができないため操作性が悪くな
る問題があつた。しかも板ばね等のばね部品を用
いるため部品数が増加し、その取付工程も増加す
る問題もあつた。
[考案の目的]
本考案は、ヘツド取付板を軽く移動させること
ができ、しかも板ばね等の部品を格別必要とせ
ず、磁気ヘツドのテープ幅方向の位置決めが確実
になされる簡単な構成のテープレコーダを提供す
ることを目的とする。
ができ、しかも板ばね等の部品を格別必要とせ
ず、磁気ヘツドのテープ幅方向の位置決めが確実
になされる簡単な構成のテープレコーダを提供す
ることを目的とする。
[考案の概要]
レコーダ基板又はヘツド取付板のいずれか一方
の摺接面に合成樹脂製の案内片を設け、他方には
その案内片を貫通させてヘツド取付板の移動方向
を規制する案内溝と突出部とを設けて、ヘツド取
付板が磁気ヘツドを磁気テープに接触させる位置
にあるとき、上記案内片の先端部を上記突出部に
乗り上げさせてヘツド取付板をレコーダ基板に密
接させるように構成される。
の摺接面に合成樹脂製の案内片を設け、他方には
その案内片を貫通させてヘツド取付板の移動方向
を規制する案内溝と突出部とを設けて、ヘツド取
付板が磁気ヘツドを磁気テープに接触させる位置
にあるとき、上記案内片の先端部を上記突出部に
乗り上げさせてヘツド取付板をレコーダ基板に密
接させるように構成される。
[考案の効果]
磁気ヘツドが磁気テープに接触する位置にある
ときは案内片の先端部が突出部に乗り上げてヘツ
ド取付板をレコーダ基板に密接させるようになる
ので、ヘツド取付板の浮き上がりは禁止され、そ
れによつて磁気ヘツドのテープ幅方向の位置決め
は確実になされることになる。
ときは案内片の先端部が突出部に乗り上げてヘツ
ド取付板をレコーダ基板に密接させるようになる
ので、ヘツド取付板の浮き上がりは禁止され、そ
れによつて磁気ヘツドのテープ幅方向の位置決め
は確実になされることになる。
また磁気ヘツドが磁気テープから離間している
状態では案内片の先端部が突出部より外れるので
レコーダ基板とヘツド取付板との間の接触圧は減
少する。したがつてヘツド取付板を軽く移動させ
ることができ、操作性の向上を図ることができ
る。
状態では案内片の先端部が突出部より外れるので
レコーダ基板とヘツド取付板との間の接触圧は減
少する。したがつてヘツド取付板を軽く移動させ
ることができ、操作性の向上を図ることができ
る。
しかもヘツド取付板の移動方向を規制する案内
片を利用し、この案内片と突出部との関係によつ
てヘツド取付板をレコーダ基板に密接させるよう
にしているので、板ばね等の部品を格別必要とせ
ず、したがつて構成を簡単にすることができると
ともに、そのような部品の取付工程も省略するこ
とができる。
片を利用し、この案内片と突出部との関係によつ
てヘツド取付板をレコーダ基板に密接させるよう
にしているので、板ばね等の部品を格別必要とせ
ず、したがつて構成を簡単にすることができると
ともに、そのような部品の取付工程も省略するこ
とができる。
[考案の実施例]
第1図はカセツト式テープレコーダの機構部分
を示すもので、図中1はレコーダ基板である。こ
のレコーダ基板1には1対のリール軸2,3が基
板1の上面側へ突出するように取付けてあり、か
つ上記基板1の上面にはヘツド取付板4が摺接自
在に装着されている。上記各リール軸2,3の基
端にはプーリ又はギヤよりなる回転伝達体2A,
3Aが装着されている。また上記ヘツド取付板4
の上面には録音・再生用の磁気ヘツド5及び消去
用の磁気ヘツド6が取付けてあり、ヘツド取付板
4は引張スプリング7により上記磁気ヘツド5,
6を両リール軸2,3より後退させる方向へ付勢
されている。
を示すもので、図中1はレコーダ基板である。こ
のレコーダ基板1には1対のリール軸2,3が基
板1の上面側へ突出するように取付けてあり、か
つ上記基板1の上面にはヘツド取付板4が摺接自
在に装着されている。上記各リール軸2,3の基
端にはプーリ又はギヤよりなる回転伝達体2A,
3Aが装着されている。また上記ヘツド取付板4
の上面には録音・再生用の磁気ヘツド5及び消去
用の磁気ヘツド6が取付けてあり、ヘツド取付板
4は引張スプリング7により上記磁気ヘツド5,
6を両リール軸2,3より後退させる方向へ付勢
されている。
さらに前記レコーダ基板1にはキヤプスタン軸
8及びモータ9が取付けてあり、キヤプスタン軸
8はレコーダ基板1の上面側へ突出させている。
上記キヤプスタン軸8の下端には、レコーダ基板
1の下面側においてフライホイール10が固着さ
れ、またレコーダ基板1の下面には中間プーリ1
1その他図示しない複数のアイドラが装着されて
いる。そして前記モータ9に直結されたモータプ
ーリ9Aとフライホイール10と中間プーリ11
に共通の無端ベルト12が掛渡され、キヤプスタ
ン軸8と中間プーリ11とを共通のモータ9で回
転駆動するように構成されている。
8及びモータ9が取付けてあり、キヤプスタン軸
8はレコーダ基板1の上面側へ突出させている。
上記キヤプスタン軸8の下端には、レコーダ基板
1の下面側においてフライホイール10が固着さ
れ、またレコーダ基板1の下面には中間プーリ1
1その他図示しない複数のアイドラが装着されて
いる。そして前記モータ9に直結されたモータプ
ーリ9Aとフライホイール10と中間プーリ11
に共通の無端ベルト12が掛渡され、キヤプスタ
ン軸8と中間プーリ11とを共通のモータ9で回
転駆動するように構成されている。
また、前記レコーダ基板1の上面にはピンチロ
ーラ13を支持したピンチローラ支持体14が軸
15を介して回動自在に枢支されている(第2
図、第4図参照)。またレコーダ基板1の一側縁
には各種操作を行なう複数の押釦16…が装着さ
れている。
ーラ13を支持したピンチローラ支持体14が軸
15を介して回動自在に枢支されている(第2
図、第4図参照)。またレコーダ基板1の一側縁
には各種操作を行なう複数の押釦16…が装着さ
れている。
そして前記両リール軸2,3にテープカセツト
17をセツトすると、カセツト17内の磁気テー
プ18がキヤプスタン軸8とピンチローラ13と
の間に位置し、かつ磁気ヘツド5,6の前方に位
置するようになるものである。
17をセツトすると、カセツト17内の磁気テー
プ18がキヤプスタン軸8とピンチローラ13と
の間に位置し、かつ磁気ヘツド5,6の前方に位
置するようになるものである。
前記ヘツド取付板4は、第5図に示す如く金属
板よりなる取付板本体19の上面後端縁部に合成
樹脂製のヘツド取付部20をねじ21A,21
B,22A,22Bで固定して構成されている。
なお、上記2本のねじ21A,21Bは録音・再
生用の磁気ヘツド5の取付けねじを兼用し、他の
2本のねじ22A,22Bは消去用の磁気ヘツド
6の取付けねじを兼用しているものである。上記
取付板本体19は、前端部に案内用の長孔23と
エンボス加工により下面側へ膨出された摺接突起
24とを有し、後端部には右方へ突出する係合部
25を有している。上記係合部25は取付板本体
19の右端を上方向へほぼ直角に屈曲させ、その
屈曲部を二股状に形成されているものである。ま
た上記ヘツド取付部20は下面側の左端部及び磁
気ヘツド5の取付部直下位置にそれぞれ案内片2
6,27を有するとともに、右端部及び中央より
左寄り位置に摺接突起28,29を有し、かつ、
上面側には中央部及び左端部にリード線保持部3
0,31を有している。上記案内片27はわずか
な隙間をあけて突設された左右1対の突片よりな
り、左方の突片の先端部は左方へ、右方の突片の
先端部は右方へそれぞれ略L字状に屈曲させてい
るものである。
板よりなる取付板本体19の上面後端縁部に合成
樹脂製のヘツド取付部20をねじ21A,21
B,22A,22Bで固定して構成されている。
なお、上記2本のねじ21A,21Bは録音・再
生用の磁気ヘツド5の取付けねじを兼用し、他の
2本のねじ22A,22Bは消去用の磁気ヘツド
6の取付けねじを兼用しているものである。上記
取付板本体19は、前端部に案内用の長孔23と
エンボス加工により下面側へ膨出された摺接突起
24とを有し、後端部には右方へ突出する係合部
25を有している。上記係合部25は取付板本体
19の右端を上方向へほぼ直角に屈曲させ、その
屈曲部を二股状に形成されているものである。ま
た上記ヘツド取付部20は下面側の左端部及び磁
気ヘツド5の取付部直下位置にそれぞれ案内片2
6,27を有するとともに、右端部及び中央より
左寄り位置に摺接突起28,29を有し、かつ、
上面側には中央部及び左端部にリード線保持部3
0,31を有している。上記案内片27はわずか
な隙間をあけて突設された左右1対の突片よりな
り、左方の突片の先端部は左方へ、右方の突片の
先端部は右方へそれぞれ略L字状に屈曲させてい
るものである。
一方、前記レコーダ基板1には前記長孔23に
挿入する案内片32と、ヘツド取付板4の案内片
26,27を挿入させる案内溝33,34が設け
られている。そして長孔23と案内片32、案内
片26と案内溝33、案内片27と案内溝34の
それぞれの関係により、ヘツド取付板4の移動方
向が前後方向に規制されている。またヘツド取付
板4は第2図、第3図、第6図及び第7図に示す
ように3つの摺接突起24,28,29をレコー
ダ基板1の上面に接触させ、レコーダ基板1上に
三点支持されている。さらにレコーダ基板1の下
面には、案内溝34の両側位置に突出部35,3
5が設けられており、ヘツド取付板4が前方移動
して前記磁気ヘツド5,6がテープカセツト17
内の磁気テープ18に接触するようになるとき、
案内片27を構成する各突片の先端屈曲部が第7
図の如く各突出部35に乗り上げて、案内片27
の弾力により前記3つの摺接突起24,28,2
9をレコーダ基板1に圧接させるように構成され
ている。
挿入する案内片32と、ヘツド取付板4の案内片
26,27を挿入させる案内溝33,34が設け
られている。そして長孔23と案内片32、案内
片26と案内溝33、案内片27と案内溝34の
それぞれの関係により、ヘツド取付板4の移動方
向が前後方向に規制されている。またヘツド取付
板4は第2図、第3図、第6図及び第7図に示す
ように3つの摺接突起24,28,29をレコー
ダ基板1の上面に接触させ、レコーダ基板1上に
三点支持されている。さらにレコーダ基板1の下
面には、案内溝34の両側位置に突出部35,3
5が設けられており、ヘツド取付板4が前方移動
して前記磁気ヘツド5,6がテープカセツト17
内の磁気テープ18に接触するようになるとき、
案内片27を構成する各突片の先端屈曲部が第7
図の如く各突出部35に乗り上げて、案内片27
の弾力により前記3つの摺接突起24,28,2
9をレコーダ基板1に圧接させるように構成され
ている。
前記ピンチローラ支持体14は、第4図に示す
ように断面略コ字状に曲成され、その一端部を前
記軸15に枢支されている。なお軸15の上端に
はねじ36が螺着され、軸15からのピンチロー
ラ支持体14の抜出しを防止している。またピン
チローラ支持体14の両対向片間にて前記ピンチ
ローラ13を回転自在に支持するとともに、ピン
チローラ支持体14の中央片には、回動支点近傍
部にばね支持片37、回動端部にばね受け片38
を有し、ばね支持片37にはコイル状の展開ばね
39を装着している。なお上記展開ばね39はば
ね支持片37に差込んで装着され、また展開ばね
39の両端は、ばねの巻回方向に若干付勢した状
態でばね支持片37の近傍部と、前記ばね受け片
38とに係止させてある。さらに、展開ばね39
の一端部はヘツド取付板4に形成された二股状の
係合部25間に挿通されている。
ように断面略コ字状に曲成され、その一端部を前
記軸15に枢支されている。なお軸15の上端に
はねじ36が螺着され、軸15からのピンチロー
ラ支持体14の抜出しを防止している。またピン
チローラ支持体14の両対向片間にて前記ピンチ
ローラ13を回転自在に支持するとともに、ピン
チローラ支持体14の中央片には、回動支点近傍
部にばね支持片37、回動端部にばね受け片38
を有し、ばね支持片37にはコイル状の展開ばね
39を装着している。なお上記展開ばね39はば
ね支持片37に差込んで装着され、また展開ばね
39の両端は、ばねの巻回方向に若干付勢した状
態でばね支持片37の近傍部と、前記ばね受け片
38とに係止させてある。さらに、展開ばね39
の一端部はヘツド取付板4に形成された二股状の
係合部25間に挿通されている。
次に、このテープレコーダの動作を説明する。
まず録音又は再生操作用の押釦16を押込む
と、モータ9が回転してキヤプスタン軸8及び中
間プーリ11が駆動される。またヘツド取付板4
がスプリング7に抗して前方移動し、磁気ヘツド
5,6をカセツト17内の磁気テープ18に接触
させるが、このヘツド取付板4の前方移動に伴な
い、係合部25と展開ばね39の係合によりピン
チローラ支持体14が回動してピンチローラ13
が磁気テープ18を介してキヤプスタン軸8に接
触するようになる。このときピンチローラ支持体
14の回動は展開ばね39に阻害されることなく
円滑に行なわれることになる。そしてピンチロー
ラ13がキヤプスタン軸8に接触した後もヘツド
取付板4は若干前方移動するが、その移動によつ
て展開ばね39は蓄勢方向へ付勢されることにな
り、キヤプスタン軸8とピンチローラ13との間
の圧接力が強められる。またヘツド取付板4が前
方移動したとき摺接片27の先端部が突出部3
5,35に乗り上げて、ヘツド取付板4の浮上が
りが防止され、磁気ヘツド5,6はテープ幅方向
に確実に位置決めされる。さらに押釦16の押込
みによりレコーダ基板1の下面側に装着された図
示しないアイドラが作動して、中間プーリ11の
回転力が巻取側の回転伝達体2Aへ伝達されるよ
うになる。そこでキヤプスタン軸8及び巻取側リ
ール軸2の回転により磁気テープ18が一定速度
で走行し、所定の録音又は再生動作が行なわれる
ようになる。
と、モータ9が回転してキヤプスタン軸8及び中
間プーリ11が駆動される。またヘツド取付板4
がスプリング7に抗して前方移動し、磁気ヘツド
5,6をカセツト17内の磁気テープ18に接触
させるが、このヘツド取付板4の前方移動に伴な
い、係合部25と展開ばね39の係合によりピン
チローラ支持体14が回動してピンチローラ13
が磁気テープ18を介してキヤプスタン軸8に接
触するようになる。このときピンチローラ支持体
14の回動は展開ばね39に阻害されることなく
円滑に行なわれることになる。そしてピンチロー
ラ13がキヤプスタン軸8に接触した後もヘツド
取付板4は若干前方移動するが、その移動によつ
て展開ばね39は蓄勢方向へ付勢されることにな
り、キヤプスタン軸8とピンチローラ13との間
の圧接力が強められる。またヘツド取付板4が前
方移動したとき摺接片27の先端部が突出部3
5,35に乗り上げて、ヘツド取付板4の浮上が
りが防止され、磁気ヘツド5,6はテープ幅方向
に確実に位置決めされる。さらに押釦16の押込
みによりレコーダ基板1の下面側に装着された図
示しないアイドラが作動して、中間プーリ11の
回転力が巻取側の回転伝達体2Aへ伝達されるよ
うになる。そこでキヤプスタン軸8及び巻取側リ
ール軸2の回転により磁気テープ18が一定速度
で走行し、所定の録音又は再生動作が行なわれる
ようになる。
次に録音又は再生動作状態において停止用の押
釦16を押込むと、録音又は再生操作用の押釦は
係止状態を解かれて復帰する。これによつてヘツ
ド取付板4もスプリング7により復帰し、磁気ヘ
ツド5,6を磁気テープ18より離間させるとと
もにピンチローラ14をキヤプスタン軸8より離
間させる。またアイドラの作動により中間プーリ
11から回転伝達体2Aへ至る回転伝達経路が断
たれ、またモータ9は通電を断たれて中間プーリ
11及びキヤプスタン軸8が停止する。
釦16を押込むと、録音又は再生操作用の押釦は
係止状態を解かれて復帰する。これによつてヘツ
ド取付板4もスプリング7により復帰し、磁気ヘ
ツド5,6を磁気テープ18より離間させるとと
もにピンチローラ14をキヤプスタン軸8より離
間させる。またアイドラの作動により中間プーリ
11から回転伝達体2Aへ至る回転伝達経路が断
たれ、またモータ9は通電を断たれて中間プーリ
11及びキヤプスタン軸8が停止する。
さらに早送り又は巻戻し操作用の押釦16を押
込むと、ヘツド取付板4は移動せず、したがつて
ピンチローラ支持体14も回動しないが、モータ
9は回転し、また図示しないアイドラが作動して
中間プーリ11の回転力を巻取側の回転伝達体2
A又は供給側の回転伝達体3Aへ伝達するように
なる。これにより磁気テープ18はカセツト17
内において巻取側リール又は供給側リールに高速
で巻取られるようになる。
込むと、ヘツド取付板4は移動せず、したがつて
ピンチローラ支持体14も回動しないが、モータ
9は回転し、また図示しないアイドラが作動して
中間プーリ11の回転力を巻取側の回転伝達体2
A又は供給側の回転伝達体3Aへ伝達するように
なる。これにより磁気テープ18はカセツト17
内において巻取側リール又は供給側リールに高速
で巻取られるようになる。
以上のテープレコーダによれば、磁気ヘツド
5,6が磁気テープ18に接触する位置にあると
きは案内片27の先端屈曲部が突出部35,35
に乗り上げてヘツド取付板4の下面に設けられた
摺接突起24,28,29をレコーダ基板1に密
接させるようになるので、ヘツド取付板4の浮き
上がりは禁止され、それによつて磁気ヘツド5,
6のテープ幅方向の位置決めは確実になされるこ
とになる。特に上記案内片27が録音・再生用磁
気ヘツド5の直下位置に設けられているため、録
音・再生用磁気ヘツド5の位置決め効果は大であ
り、録音又は再生動作が良好に行なわれることに
なる。
5,6が磁気テープ18に接触する位置にあると
きは案内片27の先端屈曲部が突出部35,35
に乗り上げてヘツド取付板4の下面に設けられた
摺接突起24,28,29をレコーダ基板1に密
接させるようになるので、ヘツド取付板4の浮き
上がりは禁止され、それによつて磁気ヘツド5,
6のテープ幅方向の位置決めは確実になされるこ
とになる。特に上記案内片27が録音・再生用磁
気ヘツド5の直下位置に設けられているため、録
音・再生用磁気ヘツド5の位置決め効果は大であ
り、録音又は再生動作が良好に行なわれることに
なる。
また磁気ヘツド5,6が磁気テープ18から離
間している状態では案内片27の先端屈曲部は突
出部35,35から外れるので、レコーダ基板1
とヘツド取付板4との間の接触圧は減少し、ヘツ
ド取付板4を軽く移動させることができる。した
がつて、押釦16の押込力が軽減され、操作性の
向上が図られる。
間している状態では案内片27の先端屈曲部は突
出部35,35から外れるので、レコーダ基板1
とヘツド取付板4との間の接触圧は減少し、ヘツ
ド取付板4を軽く移動させることができる。した
がつて、押釦16の押込力が軽減され、操作性の
向上が図られる。
またヘツド取付板4の移動方向を規制する案内
片27を利用し、この案内片27と突出部35,
35との関係によつてヘツド取付板4の浮き上が
りを防止しているので、たとえば板ばね等、ヘツ
ド取付板4の浮き上がりを防止するためのみの目
的で部品数を増加する必要はない。したがつて構
成を簡単にすることができ、部品取付工程も格別
増加することはない。
片27を利用し、この案内片27と突出部35,
35との関係によつてヘツド取付板4の浮き上が
りを防止しているので、たとえば板ばね等、ヘツ
ド取付板4の浮き上がりを防止するためのみの目
的で部品数を増加する必要はない。したがつて構
成を簡単にすることができ、部品取付工程も格別
増加することはない。
また、ヘツド取付板4の一部を合成樹脂製のヘ
ツド取付部20とし、この部分に2つのヘツド
5,6及び案内片27を一体形成しているので、
両ヘツド5,6及び案内片27相互の位置関係も
高精度に定められる。
ツド取付部20とし、この部分に2つのヘツド
5,6及び案内片27を一体形成しているので、
両ヘツド5,6及び案内片27相互の位置関係も
高精度に定められる。
なお本考案は上記実施例に限定されることはな
い、たとえばヘツド取付板4全体を合成樹脂にて
一体形成してもよい。またレコーダ基板1に合成
樹脂製の案内片を設け、ヘツド取付板4にはその
案内片を挿入させる案内溝及び突出部を設けて、
案内片の先端部を突出部に乗り上げることにより
ヘツド取付板の浮き上がりを防止するようにして
もよい。
い、たとえばヘツド取付板4全体を合成樹脂にて
一体形成してもよい。またレコーダ基板1に合成
樹脂製の案内片を設け、ヘツド取付板4にはその
案内片を挿入させる案内溝及び突出部を設けて、
案内片の先端部を突出部に乗り上げることにより
ヘツド取付板の浮き上がりを防止するようにして
もよい。
また案内片の形状も単なるL字状その他にする
ことができる。
ことができる。
さらに本考案はカセツト式テープレコーダに限
らず、オープンリール式のもの等にも適用可能で
ある。
らず、オープンリール式のもの等にも適用可能で
ある。
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は
カセツト式テープレコーダの機構部分を示す平面
図、第2図は第1図におけるヘツド取付板及びピ
ンチローラ支持体周辺部を示す正面図、第3図は
第2図におけるレコーダ基板とヘツド取付板との
関係を示す部分断面図、第4図はピンチローラ支
持体のレコーダ基板に対する取付関係を示す分解
斜視図、第5図はヘツド取付板の平面図、第6図
は第5図の−断面図、第7図は案内片の動作
状態を示す部分断面図である。 1……レコーダ基板、2,3……リール軸、4
……ヘツド取付板、5,6……磁気ヘツド、17
……テープカセツト、27……案内片、34……
案内溝、35……突出部。
カセツト式テープレコーダの機構部分を示す平面
図、第2図は第1図におけるヘツド取付板及びピ
ンチローラ支持体周辺部を示す正面図、第3図は
第2図におけるレコーダ基板とヘツド取付板との
関係を示す部分断面図、第4図はピンチローラ支
持体のレコーダ基板に対する取付関係を示す分解
斜視図、第5図はヘツド取付板の平面図、第6図
は第5図の−断面図、第7図は案内片の動作
状態を示す部分断面図である。 1……レコーダ基板、2,3……リール軸、4
……ヘツド取付板、5,6……磁気ヘツド、17
……テープカセツト、27……案内片、34……
案内溝、35……突出部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) レコーダ基板と、このレコーダ基板に取付け
られ磁気テープのリールを回転駆動するリール
軸と、前記レコーダ基板に摺接して移動自在な
ヘツド取付板と、このヘツド取付板に取付けら
れヘツド取付板の移動に伴なつて磁気テープに
対し接触又は離間する磁気ヘツドと、前記レコ
ーダ基板又はヘツド取付板のいずれか一方の摺
接面に設けられた合成樹脂製の案内片と、前記
レコーダ基板又はヘツド取付板の他方に設けら
れ前記案内片を貫通させて前記ヘツド取付板の
移動方向を規制する案内溝と、この案内溝を有
する前記レコーダ基板又はヘツド取付板に突設
されヘツド取付板が前記磁気ヘツドを磁気テー
プに接触させる位置にあるとき前記案内片の先
端部を乗り上げさせてヘツド取付板をレコーダ
基板に圧接させる突出部とを具備したことを特
徴とするテープレコーダ。 (2) 前記ヘツド取付板の少なくとも一部を合成樹
脂にて形成し、その合成樹脂形成部に前記係止
片と磁気ヘツド取付部を設けたことを特徴とす
る実用新案登録請求の範囲第(1)項記載のテープ
レコーダ。 (3) 前記係止片が磁気ヘツドの直下位置で前記突
出部に乗り上げるようにしたことを特徴とする
実用新案登録請求の範囲第(1)項記載のテープレ
コーダ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982009560U JPS58114542U (ja) | 1982-01-27 | 1982-01-27 | テ−プレコ−ダ |
US06/461,192 US4571647A (en) | 1982-01-27 | 1983-01-26 | Tape recorder |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982009560U JPS58114542U (ja) | 1982-01-27 | 1982-01-27 | テ−プレコ−ダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58114542U JPS58114542U (ja) | 1983-08-05 |
JPS6230184Y2 true JPS6230184Y2 (ja) | 1987-08-03 |
Family
ID=11723666
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1982009560U Granted JPS58114542U (ja) | 1982-01-27 | 1982-01-27 | テ−プレコ−ダ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4571647A (ja) |
JP (1) | JPS58114542U (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6028057A (ja) * | 1983-07-27 | 1985-02-13 | Sony Corp | テ−プレコ−ダ |
JPH07122981B2 (ja) * | 1985-09-03 | 1995-12-25 | ソニー株式会社 | カセツトテ−プレコ−ダ |
US4674703A (en) * | 1986-05-05 | 1987-06-23 | Cartrex | Temperature compensating closure for cartridges |
US5029028A (en) * | 1989-02-01 | 1991-07-02 | Alps Electric Co., Ltd. | Single-motor changing tape player |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3916443A (en) * | 1972-04-25 | 1975-10-28 | California Data Machines | Magnetic tape drive apparatus |
JPS5737295Y2 (ja) * | 1972-05-22 | 1982-08-17 | ||
US4101946A (en) * | 1975-07-30 | 1978-07-18 | Sony Corporation | Tape playing machine with movable head mount |
-
1982
- 1982-01-27 JP JP1982009560U patent/JPS58114542U/ja active Granted
-
1983
- 1983-01-26 US US06/461,192 patent/US4571647A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58114542U (ja) | 1983-08-05 |
US4571647A (en) | 1986-02-18 |
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