JPS62299584A - 立毛布帛の捺染方法 - Google Patents

立毛布帛の捺染方法

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Publication number
JPS62299584A
JPS62299584A JP61136720A JP13672086A JPS62299584A JP S62299584 A JPS62299584 A JP S62299584A JP 61136720 A JP61136720 A JP 61136720A JP 13672086 A JP13672086 A JP 13672086A JP S62299584 A JPS62299584 A JP S62299584A
Authority
JP
Japan
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printing
fabric
fluff
present
raised
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Pending
Application number
JP61136720A
Other languages
English (en)
Inventor
古田 常勝
松阪 英幾
洋一 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Unitika Ltd
Original Assignee
Unitika Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Unitika Ltd filed Critical Unitika Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) 本発明は1表面に毛羽を有する立毛布帛の捺染方法に関
するものである。
(従来の技術) 立毛布帛を捺染する場合には、一般に印捺された糊が立
毛の間隙に浸透しに<<、従って捺染物は模様の鮮明さ
に欠け、特に立毛布帛が裏面起毛品などの場合には捺染
台に貼りに<<、蒸し、洗浄工程等で毛羽が乱れ、しか
も捺染物が引っ張られたり、折り曲げられたりした場合
には9組織の内層の未染着部分が露出して外観を著しく
損なう欠点を有していた。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、上記のごとき現状に鑑みて行われたもので、
立毛布帛に印捺した模様が細線まで鮮明になるように捺
染する方法を提供することを目的とするものである。
本発明の他の目的は、立毛布帛の蒸しや洗浄工程での毛
羽乱れを防ぐとともに、立毛布帛の地張り作業を容易に
する方法を提供するものである。
(問題点を解決するための手段および作用)本発明は、
上述の目的を達成するために次の構成を有するものであ
る。
すなわち1本発明は1毛羽を表面に有する立毛布帛に捺
染を行うに際して、予め該布帛に50〜250℃の温度
で熱プレス処理を行い、しかる後に捺染を行うことを特
徴とする立毛布帛の捺染方法を要旨とするものである。
以下1本発明の詳細な説明する。
本発明で用いる毛羽を表面に有する立毛布帛とは、起毛
によって立毛を生ぜしめた織物2編物。
不織布等のことであり、ポリエステル系繊維、ポリアミ
ド系繊維、ポリアクリロニトリル系繊維等の合成繊維の
短繊維または長繊維の単独または組合せ、あるいは天然
繊維、半合繊維との混紡、交織等よりなるものである。
立毛布帛は、布帛の表面に立毛を有するもの、あるいは
表と裏の両面に毛羽を有するもののいずれでもよい。
本発明では、立毛布帛に捺染を行うに際して。
予め50〜250℃で熱プレス処理を行う。これは、熱
可塑性合成繊維の性質を応用して毛羽を固定するもので
ある。熱プレス処理を行う加工機としては、カレンダー
が最も適している。他に、熱転写捺染用の加工機等を使
用することもできる。
この熱転写捺染機は1本発明では捺染機として用いるの
ではなく、プレス機として用いる。カレンダーでは高圧
力で短時間の処理となり、転写捺染機をプレス機として
使用する場合は低圧力で長時間の処理となる。プレス時
に汚染が心配される場合には、アンダーペーパーを使用
するとよい。いずれを使用する場合も、熱ロールを50
〜250℃の温度とし、立毛布帛の表面に直接または間
接的に接触せしめる。処理時間は、カレンダーでは通常
数秒間である。圧力は、立毛布帛の種類により異なるが
、その厚みが10〜50%程度減少する条件で行うよう
にするのが、後工程の蒸しや洗浄等の際に毛羽乱れが少
なくなり、好都合である。
熱プレス温度を50〜250℃とするのは、フラットと
なった表面の耐久性をよ<シ、捺染後の毛羽が乱れにく
(するためであり、50℃以下では、熱プレスのセット
性が合成繊維に対しては不十分であり、また、250℃
以上では1合成繊維に対しては硬化、黄変が発生しやす
くなり、地染しであるものに対しては、染料の泣き出し
0強度低下等の欠点が発生しやすくなるので望ましくな
い。最も適する熱プレス温度は、180〜220℃であ
る。
毛羽表面を熱プレスして捺染をしやすくする目安として
は、厚みを10〜50%減少させるようにするのが望ま
しく、厚みが10%未満の場合。
プレス効果が少なく9本発明の目的を達することができ
ず、また、50%以上の厚みを減少させる条件では、立
毛布帛の捺染後の蒸しや洗浄処理を行っても、フラット
のままで表面が十分に回復しないので好ましくない、最
も好ましいプレスによる厚みの減少率は、30〜40%
程度である。
このように1本発明では毛羽を表面に有する立毛布帛に
捺染を行う場合、前もって50〜250℃の熱プレス処
理を行うが、このように熱プレス処理すると、布帛の両
面が平坦になって、フラットスクリーン捺染2手捺染、
ロータリースクリーン捺染等を行うとき布帛を捺染台に
貼りやすく。
スクリーンと立毛布帛のはなれ時に布面の毛羽乱れがほ
とんど生じなくなり、ブリードの発生も少なくなり、良
好な鮮明柄が得られるようになる。
捺染後は5通常の発色固着工程、洗浄工程を行う。洗浄
工程は、ローブ状で行う液流式の洗浄方法が洗浄効果や
布帛の風合にも適している。洗浄工程では、染色堅牢度
を向上させるために、アルカリ、界面活性剤および還元
剤を併用してもよい。
洗浄時に受ける揉み作用によって、フラットで硬化して
いた布帛の風合が改良され、布面に密着していた毛羽が
自由になり、柔軟な風合の毛羽を有する捺染品が得られ
る。
以上のように、捺染に先立って熱プレス処理を行った立
毛布帛は、捺染後に洗浄処理しても毛羽乱れが生じに<
<、柄にシャープな鮮明さがあり。
従って外観の美しいものとして得られる。
洗浄処理後、脱水、乾燥を行う。必要に応じて、帯電防
止剤や柔軟剤を付与してもよく、また、ポリウレタン系
樹脂等の風合改良剤や撥水剤等を併用してもよい。
(実施例) 次に、実施例によって本発明方法の説明を行うが1本発
明はこれによって何ら制限されるものではない。
実施例1 ポリエステル仮撚加工糸75デニール/36フイラメン
ト(フィラメント単糸繊度約2デニール)にS撚を30
0回追撚したものを経糸に用い、ポリエステルフィラメ
ント糸55デニール/196フイラメント(フィラメン
ト単糸繊度約0.28デニール)のS燃失仮撚280回
/mの盲板撚糸を緯糸に用いて1両面緯二重の5枚朱子
織物を製織した。織上げ直後の巾は175cm、経糸の
密度110本/吋、緯糸の密度178本/吋 1rI?
当りの重量は86gであった。
この織上げ布に1通常のリラックス、精練を行ったあと
、ピンテンターにて170℃で50秒間のプレセ−/ 
トを行い1次に、油圧式針布起毛機を用いて9表側10
回、裏側4回の起毛を行い1表側には短い毛羽を全面に
多(出し、裏側はやや少な目の毛羽密度とした。起毛で
は、特に短い毛羽を密度高く出すために9通常よりやや
強い目の張力を布に掛け、起毛条件は弱い条件で回数を
多くした。起毛後、皺の除去および寸法安定性を計るた
めに、ピンテンターにて180℃で40秒間のヒートセ
ントを行った。この時の立毛織物は、巾が132cm、
厚みが0.67m、目付が124g/dであった。
次に、水溶性ウレタン樹脂を固型分で5%付与i、11
0℃で3分間ローラードライヤーで乾燥した。ここで、
プレス機として3本ロールカレンダーを用い、熱ロール
の温度215℃、プレス圧40tonにて上述の立毛織
物に熱プレス処理を行った。熱処理後の厚みは0.41
mとなり、約39%の厚み減少であった。立毛布帛の表
面の毛羽は。
基布に埋めこまれたように密着しており、捺染が非常に
やりやすい表−面状態になっていた。
続いて、フラットスクリーン捺染機(−〕瀬工業a製)
にて分散染料を使用して花柄を捺染し。
乾燥した。捺染、乾燥上りを見ると、細線が非常に美し
く、また、印捺された糊は立毛の間隙にも浸透し、印捺
された色も深味をおび1毛羽乱れも少なく、外観が美し
い仕上りだった。印捺、乾燥後2発色面着処理を行い+
Vtいて洗浄、水洗を行った後、帯電防止剤、柔軟剤を
併用して仕上を行った。この時の織物の巾は131G、
目付は125g/l、経糸密度は147本/吋、II!
糸密度は192本/吋であった。また、熱プレス後の厚
みも、洗浄や后処理で0.55mとなって重量感も増し
2強かった光沢も減少して適度の光沢となり9表面毛羽
の密着も解消され、スェード調の毛羽立ちとなり。
ドレープ性のある風合が得られ、プリントの外観も美し
いものであった。また、熱プレス処理を行ったため1寸
法安定性も優れたものであった。
なお1本発明方法との比較のため1本実施例において熱
プレス処理を省略するほがは本実施例と全く同一の方法
により比較用の捺染布を製造シミ′この捺染布は、捺染
上りに毛羽乱れを生じ、細線がブリードしている状態の
ようになり、最終製品でも花柄の外観が汚くなり、風合
もたらたらで悪く1毛羽も乱れた品位の著しく低下した
ものであった。
(発明の効果) 本発明は9毛羽を表面に有する立毛布帛の捺染に際して
、予め布面を熱プレスしておく点に特徴を有するもので
あり、かかる本発明の捺染方法によれば、捺染柄の鮮明
な立毛布帛を得ることができる。また5本発明方法によ
れば、捺染後の蒸しや洗浄工程における毛羽乱れを防ぐ
とともに、立毛布帛の地張り作業を容易にすることもで
きる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)毛羽を表面に有する立毛布帛に捺染を行うに際し
    て、予め該布帛に50〜250℃の温度で熱プレス処理
    を行い、しかる後に捺染を行うことを特徴とする立毛布
    帛の捺染方法。
JP61136720A 1986-06-12 1986-06-12 立毛布帛の捺染方法 Pending JPS62299584A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61136720A JPS62299584A (ja) 1986-06-12 1986-06-12 立毛布帛の捺染方法

Applications Claiming Priority (1)

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JP61136720A JPS62299584A (ja) 1986-06-12 1986-06-12 立毛布帛の捺染方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62299584A true JPS62299584A (ja) 1987-12-26

Family

ID=15181916

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61136720A Pending JPS62299584A (ja) 1986-06-12 1986-06-12 立毛布帛の捺染方法

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JP (1) JPS62299584A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009179904A (ja) * 2008-01-30 2009-08-13 Tsuchiya Tsco Co Ltd 斜毛機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009179904A (ja) * 2008-01-30 2009-08-13 Tsuchiya Tsco Co Ltd 斜毛機

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