JPS62298955A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 産業上の利用分野 本発明は例えば停止、再生、早送り等の各種動作態様に
対応して、複数の位置に移動する移動部材と、その移動
部材の位置を検出して、いかなる動作態様にあるかを検
出して、装置の動作態様を制御する制御手段とを具備し
た磁気記録再生装置に関するものである。

従来の技術 近年磁気記録再生装置の動作態様を切換える手段として
、モータでカムを回転駆動して、このカムに従動して複
数位置に移動する移動部材によるものが開発されている
。そして前記移動部材の変位は、°例えば特願昭５７−
３０９７４号に示すように、カムの回転に係合同期して
回転する複数個のブラシ状接点からなるスイッチ群を具
備して、このスイッチ群の出力でもって検出していた。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、この方式は、モータとカム以外に、スイ
ッチ群を設ける必要があるので、Ｎ器の小型化、軽量化
、低価格化を図る上で妨げとなっていた。

また磁気記録再生装置においては、多くの種類の動作態
様を有するのが一般的であり、そのために、スイッチ群
の構成も複雑になり易いため、スイッチ群の小型化も図
りにくいという欠点があった。

更に組立てに際しては、前記カムとスイッチ群の相対的
な位相を合わせて組立てる必要があるため、組立ての自
動化が図りにくいという欠点があった。更にブラシ接点
を有するために、摺動摩耗により、導通不良を生じ得る
可能性もある。

またカム部を有さすに、モータにウオームギヤを介して
移動部材を取りつけて、装置の動作態様を切換える構成
を考えられるが、この構成においても、移動部材に動作
態様検出器を取付ける必要があり、極めて複雑な構成に
なりやすい。また組立て誤差、部品の寸法誤差等により
、所定の動作態様に達していなくても、動作態様検出器
が、所定の動作態様に達したという誤情報を発生してし
まったり、また所定動作態様に達したにもかかわらず所
定の検出信号を発生せず、装置の機構を破壊してしまう
といった最悪の事態も招きかねない。

本発明は、かかる問題点を解決して、機器の小型化軽量
化、低価格化を図るようにするものである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決する本発明の、技術的な手段は、ピン
チローラと協働して磁気テープを移送するキャプスタン
と、エンコーダを具備しかつ前記キャプスタンを駆動す
るモータと、カム部を有した回転体と、この回転体のカ
ム部に追従して複数位置に移動し、装置の各動作態様を
各々の位置に対応したｒ４様に切換えるための移動部材
と、前記モータの回転を選択的に前記回転体に伝達する
クラッチ手段と、このクラッチ手段の動作を検出する検
出手段と、この検出手段の出力により前記モータの回転
が前記回転体に伝達された事を検出し、しかる後、前記
エンコーダの出力に応じて前記クラッチ手段を装置の動
作態様に応して制御する制御手段とを具備したことによ
るものである。

作用 この技術的手段による作用は次のようになる。

すなわち、上記の如（、モータにエンコーダを具備して
いるカム部を有した回転体にクラッチを介して、回転が
伝達されている時には、この回転体の回転角を求めるこ
とが可能になり、従来手法の如くスイッチ群を設けずと
も、所定の動作態様になっているかいないかを判別でき
、かつ動作態様を切換えるためのモータを別途設ける必
要はないので機器の小型化軽量化、低価格化が図られ、
かつ組立て精度も向上し、より複雑な動作態様切換えも
可能になるのである。

実施例 以下本発明の一実施例を図面に基いて説明する。

図は本発明の一実施例における磁気記録再生装置である
。

キャプスタン１０はピンチローラ（図示せず）と協働し
て磁気テープ（図示せず）を移送する。

キャプスタンモータには、キャプスタンモータｌに一体
的に取付けられたキャプスタン１００回転速度を一定に
制御するために、キャプスタンモータの回転速度を検出
する周波数発生器（図示せず、以下ＦＧと略す）が取付
けられている。ここでＦＣは、キャプスタンモータ９の
回転部の外周に取付けられた樹脂磁石に多数穫の磁気パ
ルスを等ピッチで着磁し、この磁気パルスをキャプスタ
ンモータ１の固定部に取付けられた第１の磁気検出素子
にて読取リキャプスタンモータ１の回転速度に比例した
周波数の信号を出力して、この信号はモータ駆動回路１
１並びに、制御装置４に入力される。モータ駆動回路１
１はキャプスタン１０の回転速度が一定となるように、
かつ回転方向が所定方向となるように制御する役割を果
している。

キャプスタンモータ１は基板５上に載置され、このキャ
プスタンモータ１の回転はベルト７を介して同じく基板
５上に載置されたクラッチ装置８に伝達される。このク
ラッチ装置８はキャプスタンモータ１と、同じく基板５
上に載置されており、また減速ギヤ６がその回転軸に取
付けられている。

ここで装置の動作態様が所定の動作態様に移行する時は
制御装置４より、クラッチ装置８の動作を行なうプラン
ジャー等の作動手段（図示せず）を作動させて、クラッ
チ装置を動作させる。ここでクラッチ装置８が作動する
と、キャプスタンモータ１の回転は、減速ギヤ６′を介
して、カム溝２’、２’を有するカムディスク２に伝達
される。

カムディスク２のカム／ＩＩ２’、２’には、移動部材
３．３′が係合しており、カムディスク２の回転に追従
して、複数位置に移動して、装置の各動作Ｌｉ様を各々
の位置に対応した動作態様に切換える。

ここでクラッチ装置８の動作を検出するクラッチ動作検
出器（図示せず）はクラッチ装置８に組込まれており、
クラッチ装置８の動作状態により発生するクラッチ動作
検出器出力信号は制御装置４に入力される。制御装置４
はこのクラッチ動作検出器の出力信号を検出すると、ク
ラッチ装置８によって、キャプスタンモータ１と、カム
ディスク２とが係合したと判断する。制御装置４はクラ
ッチ装置８が動作している事をヰ★知して、しかるのち
、装置の現在の動作態様から、所望する所定の動作態様
になるまでに必要なカムディスク２の回転角またはキャ
プスタンモータの回転角及び、回転方向を求めて、キャ
プスタンモータ１の回転方向指令をモータ駆動回路１１
に与える。そして、制御装置４に入力されたＦＣ出力信
号のパルス数をカウントして、所定のパルス数に達した
段階でクラッチ装置８の動作を行なうプランジャ等の作
動手段に指令を送り、クラッチ装Ｗ８による、キャプス
タンモータ１とカムディスク２の保合をはずす。

次にこの一実施例における作用を説明する。キャプスタ
ンモータ１に取付けられたＦＣ（図示せず）は磁気パル
ス読取り方式であり、かつキャプスタンモータ１の回転
位相に対応した出力を発生するから、キャプスタンモー
タ１の回転角度の割出し精度は非常に高い。またカムデ
ィスク２とキャプスタンモータ１とは減速機構を介して
同期回転しているので、クラッチ装置８が動作している
間はカムディスク２とキャプスタンモータ１の相対的な
位相がずれていく事は無く、またカムディスク２の回転
角がわずかであってもキャプスタンモータ１における回
転角度は非常に大きくなる。

また、本実施例によれば、従来のように、カムディスク
と、装置の動作態様を検出する検出スイッチとの間の位
相関係を保って組立てる必要性は全く無いので、組立て
の自動化を図ることができる。

従ってカムディスク２の回転位相は制御装置４により、
非常に正確に求める事が可能になる。従って装置の動作
態様が所定の動作態様に達していないのにもかかわらず
、装置が所定動作態様に達したという誤った判断を下す
事はない。また、本実施例においては、減速手段により
キャプスタンモータ１とカムディスク２とが連結されて
いるから、キャプスタンモータ１の出力トルクが小さく
ても、カムディスク２を駆動できるので、キャプスタン
モータ１の小型化軽量化を図ることができる。

ここで本実施例においては、エンコーダの役割を果すＦ
Ｃは磁気パルス読取り弐のものを用いたが、エンコーダ
の構成はこれに限られるものではなく、半径方向にスリ
ットを多数切ったディスクと発光受光素子とを設けて光
学的に絶対回転位相を読み取る方式等、要するに、キャ
プスタンモータ１の回転数が読取る事ができるものであ
ればどのようなものであってもかまわない。

また、本実施例においては、キヤプスタン１０とキャプ
スタンモータ１は一体的に構成されているが、本発明は
これに限定されるものではなく、例えばベルトを介して
互いに伝達するようにしても良い。

また、キャプスタンモータ１とクラッチ装置８間、並び
に、クラッチ装置８とカムディスク２間はそピぞれベル
トや減速ギヤによる伝達に限られるものではない。

更にクラッチの動作状態を検出するクラッチ動作検出手
段は本実施例の如く、クラッチ装置８に内臓される必要
はなく、例えば、カムディスク２の回転を検出する回転
検出器等であっても良い。

発明の効果 本発明は、カムに追従して複数位置に移動して、装置の
動作態様を各々の位置に対応した態様に切換えるための
移動部材を有した磁気記録再生装置であって、各態様に
達したことを検出するスイッチ群と、動作態様を切換え
るための専用モータを廃することが可能になり、機器の
小型軽量化、低価格化、信転性の向上および組立ての自
動化を図ることが可能になる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例の磁気記録再生装置の動作Ｂ様切
換手段の横断面を示す構成図である。 １・・・・・・モータ、２・・・・・・カムディスク、
２′。 ２＃・・・・・・カム溝、３．３′・・・・・・移動部
材、４・・・・・・制御装置、５・・・・・・基板、６
，６′・・・・・・減速ギヤ、８・・・・・・クラッチ
装置、１０・・・・・・キャプスタン、１１・・・・・
・モータ駆動回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ピンチローラと協働して磁気テープを移送するキャプス
   タンと、エンコーダを具備しかつ前記キャプスタンを駆
   動するモータと、カム部を有した回転体と、この回転体
   のカム部に追従して複数位置に移動し、装置の各動作態
   様を各々の位置に対応した態様に切換えるための移動部
   材と、前記モータの回転を選択的に前記回転体に伝達す
   るクラッチ手段と、このクラッチ手段の動作を検出する
   検出手段と、この検出手段の出力により前記モータの回
   転が前記回転体に伝達されたことを検出し、しかる後、
   前記エンコーダの出力に応じて前記クラッチ手段を装置
   の動作態様に応じて制御する制御手段とを具備したこと
   を特徴とする磁気記録再生装置。