JPS62298481A - 物品への模様付け方法 - Google Patents

物品への模様付け方法

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JPS62298481A
JPS62298481A JP13836586A JP13836586A JPS62298481A JP S62298481 A JPS62298481 A JP S62298481A JP 13836586 A JP13836586 A JP 13836586A JP 13836586 A JP13836586 A JP 13836586A JP S62298481 A JPS62298481 A JP S62298481A
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JP
Japan
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plating
coating
parts
article
film
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JP13836586A
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Masataka Yoneda
米田 昌隆
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YKK Corp
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YKK Corp
Yoshida Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1発明の詳細な説明 産業上の利用分野 本発明は、スライドファスナー用スライダーの引手や、
ボタン、リベット$あるいはメダル類など、陥没した部
分を有する物品の表面にマークや図形等の着色模様を付
けるための方法に関するものである。
、 従来の技術 従来、スライドファスナー用部品やボタン等の陥没した
部分を有する物品の表面に着色模様を付ける場合には、
いわゆる色入れと称してその凹陥部に手作業により塗料
が塗布される、例えば、第N図に示すスライドファスナ
ー用スライダーの引手1に模様を付ける場合、まず引手
1全体にメッキを施した後、模様(第1図では波紋状)
を形作る陥没した凹部2に手作業により塗料を塗布して
いた。
発明が解決しようとする問題点 前記した従来の方法の場合、人手による作業のため、模
様が複雑になればなる程、時間と根気がいる非能率的な
作業となり、また色のはみ出し等による不良率が高く、
作業者の疲労も激しくなるため、大量生産にはむかず、
製造コストも高くなるという問題がある。
そζで、さらに簡単な方法として、例えは第1図に示す
スライドファスナ用スライダーの場合、まず引手全体に
メッキを施し、次にメッキの上から引手全体に塗装を施
し、その後模様を形作る陥没した凹部以外の部分の塗膜
を除去する方法が考えられた、 この方法は、従来の手作業に比べて飛躍的に作業能率を
向上するものであるが、以下のような二つの欠点を有す
る、 a)塗膜を除去する際に下のメッキ被膜ま、で傷つける
ため、見栄えの悪い製品ができる。
b)塗料の入る凹溝がメッキによって浅くなるため、塗
料が入りづらく、模様に鮮明さがない。また、塗料がは
がれる恐れもある。
従って、本発明の目的は、前記したような欠点がなく、
陥没した部分を有する物品の表面に鮮明で美麗な外観を
有する模様を生産性よくかつ安価に付けるこのできる方
法を提供することに′hる。
問題点を解決するための手段 本発明に係る模様付は方法は、陥没した部分を有する物
品の表面に均一に塗装を施し、次いで陥没した部分の塗
膜を残して他の部分の塗膜を除去し、その後塗膜を除去
した部分の表面にメッキを施してなることを特徴とする
ものでらる。
発明の態様及び作用 本発明の模様付は方法を実施するに当っての典型的な工
程は、塗装のための前処理→塗装→塗膜の除去と研摩→
塗膜の硬化−メッキからなる。以下、これらの各工程毎
に順に説明するが、本発明の必須工程は塗装工程、塗膜
除去工程及びメッキ工程であり、模様付けしようとする
物品の用途、品質等に応じて他の工程を付加してもよい
ことは勿論である、 まずプレス成形、鋳造等による成形後の物品は、塗装の
ための前処理に付される0ここで、本発明の方法によっ
て模様付けを行なう場合には、その被処理物品の形状、
寸法が非常に重要となる。すなわち、塗装後にバレル研
摩等により塗装被膜を研削して凹部にのみ塗膜を残留さ
せねばならないから、バレル研摩等の研摩メディア(研
摩石)Kより被処理物品の他のどの部分も研摩されるよ
うに、物品に直角部分を避は各部分に丸みをつけた形状
とすることが好ましい。また、物品の凹陥部には研摩メ
ディアが当たらないことが必要であり、このためKは後
述する研摩メディアのサイズを凹陥部の形状、サイズに
対応して適当に選定する必要がある。
プレス成形品の場合、一般にその材質が鉄や真鍮の場合
が多く、塗膜の密着性を上げるため、亜鉛メッキ処理を
施した後、塗装前処理として燐酸被膜処理やクロメート
処理等を行なうことが一般的であるが、亜鉛メッキ処理
は省いてもよい。一方、亜鉛合金の鋳造品等の場合は、
特にメッキ処理することなく、上記前処理を行なうこと
ができる。喪するに1被処理物品の材質等に応じて最適
の前処理方法及び処理条件を選定すればよい。
上記前処理に続けて塗装処理がなされるが、小形状の物
品の場合には一般に回転バレル塗装法が好適である。こ
の塗装法の場合、金網のバレル(円筒形、多角形等)に
被塗装物を入れ、バレルを回転させながら、スプレーガ
ンにて塗料を吹き付け、塗装を行なうが、最初は薄く塗
装し、凹陥部の隅々にピンホールが生じないように注意
しながら塗装し、後は厚く塗装し、後の塗膜除去が容易
なように完全に焼付けせずに半硬化の状態に仕上げる。
なお、被塗装物によっては、浸漬塗装、粉体塗装、電着
塗装、静電塗装等の各稽塗装法が採用される。この被処
理物品の塗装においては、アクリル系、ウレタン系、エ
ポキシ系、アミノアルキド糸環各種の塗料が使用でき、
また塗装時間、硬化塗膜厚等は目的とする製品の凹陥部
の深さ等に応じて適宜設定することができ、通常、5〜
20μの硬化塗膜厚で充分である。
上記塗装後K、被処理物品はその凹陥部の塗Mkを残し
て他の部分の塗膜は除去される。この塗膜除去は一般K
W摩機を用いて塗膜の除去と研摩が同時に行なわれる。
すなわち、研摩機に被研摩物とセラミック焼結体等の研
摩メディアを入れ、研摩する。研jj1!磯としては、
被研摩物のサイズ、形状等に応じて、回転バレル型、振
動バレル型、遠心回転型研摩機等を使い分けることが望
ましい。また、研摩メディアについても、被研摩物の材
質等に応じて、その形状、硬さ、量等について適当々研
摩メディアを選択使用すればよく、一般に研摩メディア
の量は被研摩物に対し50〜3 Q Q V/V%程度
が適当である。この際、研摩助剤として”200−”3
00程度(被研摩物の凹陥部のサイズに応じて適宜選定
する)の研[1粒及び/又は研摩助剤コンパ9ンドを微
少量(通常0.1〜IS程度)混入することK よ リ
、凹陥部以外の塗膜の研削が促進される。このような研
摩処理により、凹陥部のみを残して他の部分の塗膜が完
全に除去され、凹陥部と他の部分との間に明瞭な境界線
が現われる。
次いで、凹陥部に残存している塗膜を、その後行なわれ
る各珈メッキ処理に耐えるもOKするために、焼付乾燥
して完全に硬化させる。この焼付乾燥は、使用する塗料
のa類に応じて適宜の温度、時間に設定すればよい。
最後に、被処理物の塗膜除去部分に銅メッキ、ニッケル
メッキ、真鍮メッキ等の各糧メッキ処理を行なう。被メ
ッキ物に応じて静止メッキ、バレルメッキ等各稚の方法
が採用できるが、小物の物品の場合にはバレルメッキ法
が効率的である□これは、樹脂製のバレル(角形水平型
、傾斜型、振動型等被メッキ物に応じて使い分ける)K
被メッキ物を入れてメッキを行なう。このようなメッキ
処理により、塗膜除去した金属露出部のみにメッキが行
なわれ、塗装被膜とメッキ被膜との境界が明瞭に現われ
、鮮明な模様が現出する。
実施例 以下、実施例を示して本発明の方法について具体的に説
明する。
実施例 1 第1図に示すように、引手lとスライダー胴体3とがク
ランパー4により連結されたスライドファスナー用スラ
イダーの引手1に本発明の方法を実施した。
まず、引手1を常法に従ってアルカリ脱脂した後、水洗
、中和し、燐酸被膜処理(バーカライジング社、BT−
3308RD)シ、水洗、熱風乾燥した(第2(,4)
図参照)。次いで、これを回転バレル塗装法によりアク
リル系樹脂塗料により引手全体を5〜20μ程度の塗膜
厚となるように塗装し、半硬化状態に乾燥した(第2(
ハ)図参照)、なお、図中、塗膜部分は符号aで示す。
次いで、これを、研摩メディアとして直径約−の酸化ア
ルミニウム焼結体を用いて、回転バレル型研摩機により
研摩し、凹部2内の塗膜aを残して他の平担部分の塗膜
を完全に除去した(第2(C)図参照)。その後、加熱
焼付した後、常法に従ってアルカリ樹脂、水洗、中和、
水洗して平担部分を清浄して樹脂製のバレルに入れ、フ
リーIWaCN  8〜I Of/L 、 C’uCN
 25−35 t/LのpE9,5〜10.5 の@液
により銅ストライク処理した後、フリーhack 10
〜15 f/L 。
C’ttCN 50〜60 tμ を含有するメッキ浴
を用いて銅メッキを施した(第2(A図参照)。メッキ
被膜は符号すで示す。以上のようKして、メッキされた
平担部分に塗装された波紋状の凹部が明瞭に現われ、鮮
明な波紋状の模様が形成された。
実施例 2 第3図及び第4図に示すボタン5について、メッキ処理
をニッケルメッキに代えた以外は上記実施例1と同様に
して処理した。ボタン5の平面に形成されている多線状
の凹部2aに塗膜aが、その他の平担部分にメッキ被膜
すが形成され、鮮明な着色模様となった。
実施例 3 第5図乃至第7図に示すリペツ)6について、メッキ処
理をニッケルメッキに代えた以外は実施例1と同様にし
て処理した。漏斗状部7の内面伸の凹部2bと、7ラン
ジ部8との接合部層#に形成される凹部2cKは塗膜a
が被りされ、一方、それ以外の面にはメッキ被膜すが被
りされて、鮮明な着色模様が形成された。
なお、第6(A図及び第7(A図は前処理後の状態、第
6■図及び第7(ト)図は塗装後の状態、第60図及び
第7 (0図は塗膜除去後の状態、第6の図及び第7の
図はメッキ処理後の状態を示す。
発明の効果 以上の説明から既に明らかなように1本発明の方法によ
れば以下のような効果、利点が得られる〇 (1)塗装、塗膜除去及びメッキの各処理工程は全て機
械的に行なえるため、従来の手作業に比較して著しく失
意性が向上し、製造コストも安価になる、 (il)  塗膜を剥離除去した後にメッキを施すため
、メッキ部分に傷がなくきれいな製品となる。
(iiil  手作業のように色のはみ出しが生じない
し、また先に塗装を行なうため陥没した部分に十分な塗
料が入り込み、鮮明で美麗なm様が形成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法によって処理したスライドファス
ナー用スライダーの平面図、第2図は引手の各処理後の
状態の第1図の1−1線矢視断面図を示し、第2(A図
は前処理後の状態、第2霧は塗装後の状態、第20図は
塗膜除去後の状態、第2CZlle図はメッキ後の状態
を示し、第3図は本発明の方法によって処理したボタン
の平面図、第4図は第3図の■−■線矢視断面図、第5
図は本発明の方法によって処理したリベットの斜視図、
第6図は第5図に示すリベットの各処理後の状態を示す
平面図、第7図は第6図の■−11線矢視断面図を示し
、第6に)図及び第7c4図は前処理後の状態、第6(
ト)図及び第7@図は塗装後の状態、第6 (C)@及
び第7(C)図は塗膜除去後の状態、第b(A図及び第
7(A図はメッキ後の状態を示す。 1・・・・・・引手、2.2a *2b +2’・・・
・・・凹部、5・・・・・・ボタン、6・・・・・・リ
ベット、a・・・・・・塗膜、b・・・・・・メッキ被
膜。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 陥没した部分を有する物品への模様付けにおいて、該物
    品の表面に均一に塗装を施し、次いで陥没した部分の塗
    膜を残して他の部分の塗膜を除去し、その後塗膜を除去
    した部分の表面にメッキを施してなることを特徴とする
    物品への模様付け方法。
JP13836586A 1986-06-16 1986-06-16 物品への模様付け方法 Granted JPS62298481A (ja)

Priority Applications (1)

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JP13836586A JPS62298481A (ja) 1986-06-16 1986-06-16 物品への模様付け方法

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JP13836586A JPS62298481A (ja) 1986-06-16 1986-06-16 物品への模様付け方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62298481A true JPS62298481A (ja) 1987-12-25
JPH0360556B2 JPH0360556B2 (ja) 1991-09-17

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ID=15220226

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JP13836586A Granted JPS62298481A (ja) 1986-06-16 1986-06-16 物品への模様付け方法

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JP (1) JPS62298481A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010042232A (ja) * 2008-08-14 2010-02-25 Genkichi Lee アルミ製調理器具の製造方法
US9492844B2 (en) * 2010-06-08 2016-11-15 Ykk Corporation Method for forming metal component

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010042232A (ja) * 2008-08-14 2010-02-25 Genkichi Lee アルミ製調理器具の製造方法
US9492844B2 (en) * 2010-06-08 2016-11-15 Ykk Corporation Method for forming metal component

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