JPS62297892A - 表示装置用駆動回路基板 - Google Patents
表示装置用駆動回路基板Info
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- JPS62297892A JPS62297892A JP61141694A JP14169486A JPS62297892A JP S62297892 A JPS62297892 A JP S62297892A JP 61141694 A JP61141694 A JP 61141694A JP 14169486 A JP14169486 A JP 14169486A JP S62297892 A JPS62297892 A JP S62297892A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、薄膜トランジスタアレイにより液晶等を駆動
する表示装置用駆動回路基板に関する。
する表示装置用駆動回路基板に関する。
〈従来の技術)
近年、非晶質シリコン(a−8i ) pJを用いた薄
膜トランジスタをスイッチング素子とした、アクティブ
マトリクス型液晶表示装置が注目されている。この液晶
表示装置は、安価なガラス基板を用いて低温膜形成技術
によりアクティブマトリクス回路が形成できること、大
面積化が容易であること、微細加工技術の適用により高
精細化も可能であること、等から、フラット型テレビジ
ョンの有力候補と考えられている。 絶縁性基板上への
薄膜トランジスタの構造には、ゲート電極を半導体薄膜
の下に置く逆スタガー型と、ゲートN極を半導体薄膜上
に形成するスタガー型とがある。
膜トランジスタをスイッチング素子とした、アクティブ
マトリクス型液晶表示装置が注目されている。この液晶
表示装置は、安価なガラス基板を用いて低温膜形成技術
によりアクティブマトリクス回路が形成できること、大
面積化が容易であること、微細加工技術の適用により高
精細化も可能であること、等から、フラット型テレビジ
ョンの有力候補と考えられている。 絶縁性基板上への
薄膜トランジスタの構造には、ゲート電極を半導体薄膜
の下に置く逆スタガー型と、ゲートN極を半導体薄膜上
に形成するスタガー型とがある。
通富アクティブマトリクス基板では、アドレス配線をゲ
ート電極と一体的に絶縁性基板上に形成し、薄膜トラン
ジスタを逆スタガー型とする。逆スタガー型1膜トラン
ジスタを用いたアクティブマトリクス基板を形成する場
合、大面積化、高精細化のためにアドレス配線兼ゲート
電極に要求される特性は、この上に半導体薄膜やデータ
配線が重ねられるので薄くてしかも十分に低抵抗である
こと、できれば段差部にテーパがついていること、ゲー
ト絶縁膜として用いられる安定した酸化膜が表面に形成
できること、後の工程で用いられる例えば硫酸と過酸化
水素液等の洗浄液等に侵されないこと、等である。この
様な要求を満たす上で好ましいアドレス配線兼ゲート電
極材料として、従来よりタンタル(Ta)が用いられて
いる。
ート電極と一体的に絶縁性基板上に形成し、薄膜トラン
ジスタを逆スタガー型とする。逆スタガー型1膜トラン
ジスタを用いたアクティブマトリクス基板を形成する場
合、大面積化、高精細化のためにアドレス配線兼ゲート
電極に要求される特性は、この上に半導体薄膜やデータ
配線が重ねられるので薄くてしかも十分に低抵抗である
こと、できれば段差部にテーパがついていること、ゲー
ト絶縁膜として用いられる安定した酸化膜が表面に形成
できること、後の工程で用いられる例えば硫酸と過酸化
水素液等の洗浄液等に侵されないこと、等である。この
様な要求を満たす上で好ましいアドレス配線兼ゲート電
極材料として、従来よりタンタル(Ta)が用いられて
いる。
一方、アクティブマトリクス型液晶表示装置を高精細且
つ大面積に実現する場合、用いるa膜トランジスタの数
が非常に多くなる。例えば、アドレス400×データ4
00の場合、素子数は160000となる。これだけの
多くのal膜トランジスタアレイを完全に製作すること
は難しく、種々の欠陥が発生する。例えば、多層配線或
いはキャパシタの電気的短絡、配線の解放、薄膜トラン
ジスタの欠陥等である。表示装装置として点欠陥を許容
した場合、配線の解放は容易に救済することができる。
つ大面積に実現する場合、用いるa膜トランジスタの数
が非常に多くなる。例えば、アドレス400×データ4
00の場合、素子数は160000となる。これだけの
多くのal膜トランジスタアレイを完全に製作すること
は難しく、種々の欠陥が発生する。例えば、多層配線或
いはキャパシタの電気的短絡、配線の解放、薄膜トラン
ジスタの欠陥等である。表示装装置として点欠陥を許容
した場合、配線の解放は容易に救済することができる。
例えばアドレス線が断線しても、両端から信号を供給す
ることによりこれを救済することができる。また、信号
電圧を保持するキャパシタは、WI Ill トランジ
スタのオフ抵抗を十分に大きくし、液晶の抵抗率を大き
くすれば設ける必要がないため、この部分で致命的な画
像欠陥とならない。これに対し、配線の短絡事故は致命
的な大きい欠陥となる。例えばアドレス配線とデータ配
線が短絡すると、これらの配線に沿って線欠陥となる。
ることによりこれを救済することができる。また、信号
電圧を保持するキャパシタは、WI Ill トランジ
スタのオフ抵抗を十分に大きくし、液晶の抵抗率を大き
くすれば設ける必要がないため、この部分で致命的な画
像欠陥とならない。これに対し、配線の短絡事故は致命
的な大きい欠陥となる。例えばアドレス配線とデータ配
線が短絡すると、これらの配線に沿って線欠陥となる。
しかもこの欠陥は簡単には補修により救済することがで
きない。
きない。
この様な多層配線間の短絡を防止する方法として、アド
レス配線兼ゲート電極をTa−1により形成し、その表
面に陽極酸化膜を形成し、更にそ′の上に5i02膜又
はSi3N+!l!を堆積する、という積層絶縁膜構造
とすることが提案されている(特公昭60−54478
号公報)。しかしこの方法では、Ta膜の隔操酸化によ
りアドレス配線の抵抗が大きいものとなってしまう。例
えば、220X240画素で44ffilX60mの画
面をつくる薄膜トランジスタアレイを考える。1500
人のTa膜で配線抵抗的60にΩのアドレス配線を、表
面から約700人酸化すると、配線抵抗は約1’lOk
Ωになる。このように配線抵抗が大きくなると、アドレ
スパルスの遅延による波形歪みが大きくなる。この結果
アドレス配線の信号入力端部と終端部での画素への書込
みに差が生じ、画質の均一性が損われることになる。T
a膜の膜厚を大きくすれば配線抵抗を小さくすることが
できるが、余り厚くすると膜のはがれやごの上に形成さ
れるデータ配線の断線の原因となる。
レス配線兼ゲート電極をTa−1により形成し、その表
面に陽極酸化膜を形成し、更にそ′の上に5i02膜又
はSi3N+!l!を堆積する、という積層絶縁膜構造
とすることが提案されている(特公昭60−54478
号公報)。しかしこの方法では、Ta膜の隔操酸化によ
りアドレス配線の抵抗が大きいものとなってしまう。例
えば、220X240画素で44ffilX60mの画
面をつくる薄膜トランジスタアレイを考える。1500
人のTa膜で配線抵抗的60にΩのアドレス配線を、表
面から約700人酸化すると、配線抵抗は約1’lOk
Ωになる。このように配線抵抗が大きくなると、アドレ
スパルスの遅延による波形歪みが大きくなる。この結果
アドレス配線の信号入力端部と終端部での画素への書込
みに差が生じ、画質の均一性が損われることになる。T
a膜の膜厚を大きくすれば配線抵抗を小さくすることが
できるが、余り厚くすると膜のはがれやごの上に形成さ
れるデータ配線の断線の原因となる。
Tag!よりも低抵抗の配線材料としてモリブデン(〜
to>がある。しかし、MOIl!は主として、硫酸と
過酸化水素水の混液での洗浄ができないこと、表面に良
好な絶縁膜が形成できないこと、等の理由でアクティブ
マトリクス基板のアドレス配線としては特性が不十分で
ある。
to>がある。しかし、MOIl!は主として、硫酸と
過酸化水素水の混液での洗浄ができないこと、表面に良
好な絶縁膜が形成できないこと、等の理由でアクティブ
マトリクス基板のアドレス配線としては特性が不十分で
ある。
(発明が解決しようとする問題点)
以上のように従来のアクティブマトリクス基板では、ア
ドレス配線兼ゲート電極の性能が大面積化、高flIi
l化を妨げる原因となっていた。
ドレス配線兼ゲート電極の性能が大面積化、高flIi
l化を妨げる原因となっていた。
本発明は上記のような問題を解決した表示装置用駆動回
路基板を提供することを目的とする。
路基板を提供することを目的とする。
[発明の構成]
(問題点を解決するための手段)
本発明は、アドレス配線とゲートN極を兼ねた逆スタガ
ー型WJl!トランジスタ構造を用いて構成されるアク
ティブマトリクス基板において、アドレス配線材料とし
て、Taの組成比が30〜95原子%であるMo−Ta
合金膜を用いたことを特徴とする。
ー型WJl!トランジスタ構造を用いて構成されるアク
ティブマトリクス基板において、アドレス配線材料とし
て、Taの組成比が30〜95原子%であるMo−Ta
合金膜を用いたことを特徴とする。
(作用)
本発−明によれば、アドレス配線兼ゲート電極が極めて
低抵抗になり、従って大面積化、高精細化した場合にも
アドレス信号伝搬の遅延時間を十分小さくすることがで
きる。またアドレス配線の膜厚を余り厚くすることなく
低抵抗化でき、且つ容易にテーバエツチングもできるた
め、この上に重ねられるデータ配線の断線を防止するこ
とができる。また本発明のアドレス配線兼ゲート電極に
は良質の陽極酸化膜を形成することができる。この陽極
酸化膜と例えばCVD5 i 02MAの積層絶−縁膜
構造をゲート絶縁膜とし、またアドレス配線とデータ配
線の交差部にはこの積層絶縁膜に更に薄膜トランジスタ
部に用いる半導体薄膜と同時に形成される半導体薄膜を
重ねて層間絶縁膜とすることによって、アドレス配線と
データ配線間の短絡事故を確実に防止することができる
。
低抵抗になり、従って大面積化、高精細化した場合にも
アドレス信号伝搬の遅延時間を十分小さくすることがで
きる。またアドレス配線の膜厚を余り厚くすることなく
低抵抗化でき、且つ容易にテーバエツチングもできるた
め、この上に重ねられるデータ配線の断線を防止するこ
とができる。また本発明のアドレス配線兼ゲート電極に
は良質の陽極酸化膜を形成することができる。この陽極
酸化膜と例えばCVD5 i 02MAの積層絶−縁膜
構造をゲート絶縁膜とし、またアドレス配線とデータ配
線の交差部にはこの積層絶縁膜に更に薄膜トランジスタ
部に用いる半導体薄膜と同時に形成される半導体薄膜を
重ねて層間絶縁膜とすることによって、アドレス配線と
データ配線間の短絡事故を確実に防止することができる
。
(実施例)
具体的なデバイスの説明に先立ち、本発明において用い
るMo−Ta合金膜そのものの各種特性を他の電極材料
と比較して測定した結果を下表に示す。
るMo−Ta合金膜そのものの各種特性を他の電極材料
と比較して測定した結果を下表に示す。
なお各電極配線膜は至温でのスパッタ法により形成され
た。本発明に用いる合金膜は表から明らかなように、V
温堆積後において、Ti、Cr。
た。本発明に用いる合金膜は表から明らかなように、V
温堆積後において、Ti、Cr。
Ta、MOSi2のいずれよりも比抵抗が小さく、特に
Taが80原子%以下ではMOより小さい。
Taが80原子%以下ではMOより小さい。
堆積後、熱処理を行うことにり、更に低い比抵抗が得ら
れている。またドライエツチングによる加工性も、MO
Si2膜と同等の優れたものであり、テーパ加工も容易
であった。Mo、Cr、Tiなどは良質の熱酸化膜が形
成されないが、MO−丁a合金では良質の熱酸化膜が得
られている。洗浄液として広く用いられる、 H2804+H202混液に対する耐性も優れたもので
あった。またSiO2膜との反応も少なく、Slを用い
た半導体装置との適合性が良好であることが確認されて
いる。
れている。またドライエツチングによる加工性も、MO
Si2膜と同等の優れたものであり、テーパ加工も容易
であった。Mo、Cr、Tiなどは良質の熱酸化膜が形
成されないが、MO−丁a合金では良質の熱酸化膜が得
られている。洗浄液として広く用いられる、 H2804+H202混液に対する耐性も優れたもので
あった。またSiO2膜との反応も少なく、Slを用い
た半導体装置との適合性が良好であることが確認されて
いる。
なお表中の、O(良好)、Δ(やや不良)、×(不良)
の評価は、加工性についてはCF4系のドライエツチン
グが可能か否かにより、またテーパ加工性については同
じ<CF4系のドライエツチングによりテーパ角度制御
ができるか否かにより行った。熱酸化膜形成については
、400’C程度でピンホールがなく、3X10’V/
car以上の耐圧、1 Xl 0− ” ’ A/m2
以下のリーク電流の酸化膜が得られるか否により、陽極
酸化膜形成についてはピンホールがなく、3 X 10
’ V/cttr以上の耐圧、1 X 10− lOA
/1rys”以下のリーク電流の酸化膜が得られるか否
かにより行った。
の評価は、加工性についてはCF4系のドライエツチン
グが可能か否かにより、またテーパ加工性については同
じ<CF4系のドライエツチングによりテーパ角度制御
ができるか否かにより行った。熱酸化膜形成については
、400’C程度でピンホールがなく、3X10’V/
car以上の耐圧、1 Xl 0− ” ’ A/m2
以下のリーク電流の酸化膜が得られるか否により、陽極
酸化膜形成についてはピンホールがなく、3 X 10
’ V/cttr以上の耐圧、1 X 10− lOA
/1rys”以下のリーク電流の酸化膜が得られるか否
かにより行った。
またシリコンとのオーミック接触性については、良好な
シリサイドが界面に形成されているか否かにより、酸化
膜との非反応性については、400℃程度の温度で反応
するか否かにより行った。
シリサイドが界面に形成されているか否かにより、酸化
膜との非反応性については、400℃程度の温度で反応
するか否かにより行った。
半導体装置の電極材料としては、熱酸化膜形成、陽極酸
化膜形成、強酸処理等が必要になる場合があり、従来の
MO電極では表に示すようにこれらが良好に行なわれず
、TaN極ではこれらの処理が可能であるが、比抵抗が
高いという問題がある。
化膜形成、強酸処理等が必要になる場合があり、従来の
MO電極では表に示すようにこれらが良好に行なわれず
、TaN極ではこれらの処理が可能であるが、比抵抗が
高いという問題がある。
この点本発明で用いるMO二Ta合金は、Taの組成比
が30原子%以上であれば、熱酸化膜形成、陽極酸化膜
形成、強酸処理等を行うことができ、しかもTa電極に
比べて比抵抗を大幅に低くし、Taの組成比が95原子
%以下であれば、MO’1極よりも低い抵抗を得ること
かできる。特に表から明らかなように、Taの組成比を
70原子%以下にすれば、熱処理を行わなくても、MO
電極より低い抵抗を得ることができる。
が30原子%以上であれば、熱酸化膜形成、陽極酸化膜
形成、強酸処理等を行うことができ、しかもTa電極に
比べて比抵抗を大幅に低くし、Taの組成比が95原子
%以下であれば、MO’1極よりも低い抵抗を得ること
かできる。特に表から明らかなように、Taの組成比を
70原子%以下にすれば、熱処理を行わなくても、MO
電極より低い抵抗を得ることができる。
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は一実施例のアクティブマトリクス基板の等面回
路である。1はガラス基板であり、この上に互いに交差
する複数本ずつのアドレス配線2とデータ配線3が配設
されている。後に詳細に説明するように、アドレス配線
2はこの実施例ではMo−Ta合金膜により形成してい
る。アドレス配線2とデータ配線3の各交差位置にスイ
ッチングトランジスタとして薄膜トランジスタ4が形成
されている。1膜トランジスタ4のゲート電極はアドレ
ス配線2に、ソース電極はデータ配線3にそれぞれ接続
され、ドレイン電極は画素電極である表示用電極5に接
続されている。
路である。1はガラス基板であり、この上に互いに交差
する複数本ずつのアドレス配線2とデータ配線3が配設
されている。後に詳細に説明するように、アドレス配線
2はこの実施例ではMo−Ta合金膜により形成してい
る。アドレス配線2とデータ配線3の各交差位置にスイ
ッチングトランジスタとして薄膜トランジスタ4が形成
されている。1膜トランジスタ4のゲート電極はアドレ
ス配線2に、ソース電極はデータ配線3にそれぞれ接続
され、ドレイン電極は画素電極である表示用電極5に接
続されている。
第2図は一画素部分をより具体的に示した平面図であり
、第3図(a)および(b)はそれぞれ第2図のA−A
’およびB−B’断面図である。
、第3図(a)および(b)はそれぞれ第2図のA−A
’およびB−B’断面図である。
これを製造工程に従って説明すると、先ずガラス基板1
上にMo−Ta合金膜がスパッタリングにより堆積され
、パターニングしてアドレス配線2が形成される。この
実施例ではMO−Ta合金膜は、MO40原子%−Ta
60原子%の含金を用い、厚さ200nm、配線幅30
μ■とじた。アドレス配線2のエツジにはテーパをつけ
た。このテーパエツチングは、レジストとCF4 +0
2を用いたドライエツチングの条件の組合わせにより、
容易に可能である。agIトランジスタ4のゲート電極
41は、アドレス配線2と同じ材料を用いこれと一体形
成される。
上にMo−Ta合金膜がスパッタリングにより堆積され
、パターニングしてアドレス配線2が形成される。この
実施例ではMO−Ta合金膜は、MO40原子%−Ta
60原子%の含金を用い、厚さ200nm、配線幅30
μ■とじた。アドレス配線2のエツジにはテーパをつけ
た。このテーパエツチングは、レジストとCF4 +0
2を用いたドライエツチングの条件の組合わせにより、
容易に可能である。agIトランジスタ4のゲート電極
41は、アドレス配線2と同じ材料を用いこれと一体形
成される。
表示面積が203X15cm (A4サイズ)の液晶表
示装置の場合、アドレス配線2の長さは約23aIiと
なる。上記条件のMO−Ta膜アドレス配線2の長さ2
3αの抵抗は11.8にΩであった。
示装置の場合、アドレス配線2の長さは約23aIiと
なる。上記条件のMO−Ta膜アドレス配線2の長さ2
3αの抵抗は11.8にΩであった。
こうしてアドレス配線2およびゲート電極41が形成さ
れた後、これらの表面に陽極酸化膜42が形成される。
れた後、これらの表面に陽極酸化膜42が形成される。
この実施例では陽極酸化は、0.01%クエン酸水溶液
中で行なわれた。引続き全面にプラズマCVDにより2
00nmの5iOzll!43が形成される。この後、
300nmのアンドープ非晶質シリコン(a−8i )
g144.44’ 、5Qnmのn+型a−3ill1
45.5QnmのM o g!46がこの順に堆積され
る。これら3M!は、薄膜トランジスタ部およびアドレ
ス配wA2とこの後形成されるデータ配線3の各交差部
に島状に残してエツチングされる。
中で行なわれた。引続き全面にプラズマCVDにより2
00nmの5iOzll!43が形成される。この後、
300nmのアンドープ非晶質シリコン(a−8i )
g144.44’ 、5Qnmのn+型a−3ill1
45.5QnmのM o g!46がこの順に堆積され
る。これら3M!は、薄膜トランジスタ部およびアドレ
ス配wA2とこの後形成されるデータ配線3の各交差部
に島状に残してエツチングされる。
この後150nmのITO摸により、各画素の表示用I
Iai5が形成される。続いてA2膜の蒸着、パターニ
ングによりデータ配線3、このデータ配線3に連続的に
つながるソース電極471、およびドレイン電極472
が形成される。ドレイン電極472は表示用電極5にコ
ンタクトさせる。
Iai5が形成される。続いてA2膜の蒸着、パターニ
ングによりデータ配線3、このデータ配線3に連続的に
つながるソース電極471、およびドレイン電極472
が形成される。ドレイン電極472は表示用電極5にコ
ンタクトさせる。
こうしてこの実施例のアクティブマトリクス基板テハ、
陽極酸化WA42とCVD5 i 021I43をゲー
ト絶縁膜として薄膜トランジスタが形成される。またア
ドレス配線2とデータ配線3の各交差部テハ、陽極酸化
e142とCVD5 i 02膜43および島状a−3
i膜44′の積層膜が層間絶縁膜として用いられている
。このアクティブマトリクス基板を用い、これと対向電
極基板の間に液晶層を挟めば、液晶表示装置が得られる
。
陽極酸化WA42とCVD5 i 021I43をゲー
ト絶縁膜として薄膜トランジスタが形成される。またア
ドレス配線2とデータ配線3の各交差部テハ、陽極酸化
e142とCVD5 i 02膜43および島状a−3
i膜44′の積層膜が層間絶縁膜として用いられている
。このアクティブマトリクス基板を用い、これと対向電
極基板の間に液晶層を挟めば、液晶表示装置が得られる
。
この実施例によれば、アドレス配線2の配線抵抗は非常
に小さいものとなり、従ってこの実施例の基板を大面積
表示装置用として用いて浸れた性能が得られる。アドレ
ス配線2のエツジにはテーバがついており、これにより
データ配線3の段切れが確実に防止される。アドレス配
線2のM o −Ta合金膜を陽極酸化して得られた陽
極酸化膜は良質であり、この陽極酸化膜を含む層間絶縁
膜を用いることによって、配線層間の短絡事故も確実に
防止される。従ってこの実施例によれば、大面積、高精
細且つ信頼性の高い表示装置が実現できる。
に小さいものとなり、従ってこの実施例の基板を大面積
表示装置用として用いて浸れた性能が得られる。アドレ
ス配線2のエツジにはテーバがついており、これにより
データ配線3の段切れが確実に防止される。アドレス配
線2のM o −Ta合金膜を陽極酸化して得られた陽
極酸化膜は良質であり、この陽極酸化膜を含む層間絶縁
膜を用いることによって、配線層間の短絡事故も確実に
防止される。従ってこの実施例によれば、大面積、高精
細且つ信頼性の高い表示装置が実現できる。
実施例では、Ta、I酸比が60原子%のM O−Ta
合金膜を用いたが、Taの組成比30〜95原子%の範
囲で本発明は有効である。そしてこの範囲においてはこ
の合金膜の熱酸化膜も良質であり、これをゲート絶縁膜
および層間絶縁膜の一部として用いることも有用である
。更に本発明は液晶表示装置に限らず、例えばEL表示
装置等の駆動回路基板としても有用である。
合金膜を用いたが、Taの組成比30〜95原子%の範
囲で本発明は有効である。そしてこの範囲においてはこ
の合金膜の熱酸化膜も良質であり、これをゲート絶縁膜
および層間絶縁膜の一部として用いることも有用である
。更に本発明は液晶表示装置に限らず、例えばEL表示
装置等の駆動回路基板としても有用である。
[発明の効果]
以上述べたように本発明によれば、アドレス配線材料に
低抵抗のMO−Ta合金膜を用いることにより、表示装
置の大面積化、高精細化を図ることができる。
低抵抗のMO−Ta合金膜を用いることにより、表示装
置の大面積化、高精細化を図ることができる。
第1図は本発明の一実施例のアクティブマトリクス基板
を示す等価回路図、第2図はその要部構成を示す平面図
、第3図(a)、(b)は第2図のA−A’ 、B−B
’断面図である。 1・・・ガラス基板、2・・・アドレス配線、3・・・
データ配線、4・・・薄膜トランジスタ、5・・・表示
用電極、41・・・ゲート電極、42・・・1m陽極酸
化膜43・・・CVD5i02膜、44.44’・7ン
ドープa−8i膜、45 ・n+型a−3il!、46
− MO膜、471・・・ソース電極、472・・・ド
レイン電極。
を示す等価回路図、第2図はその要部構成を示す平面図
、第3図(a)、(b)は第2図のA−A’ 、B−B
’断面図である。 1・・・ガラス基板、2・・・アドレス配線、3・・・
データ配線、4・・・薄膜トランジスタ、5・・・表示
用電極、41・・・ゲート電極、42・・・1m陽極酸
化膜43・・・CVD5i02膜、44.44’・7ン
ドープa−8i膜、45 ・n+型a−3il!、46
− MO膜、471・・・ソース電極、472・・・ド
レイン電極。
Claims (6)
- (1)絶縁性基板と、この基板上に互いに交差して複数
本ずつ配設されたアドレス配線およびデータ配線と、各
アドレス配線とデータ配線の交差位置に形成されゲート
電極がアドレス配線に、ソース電極がデータ配線にそれ
ぞれ接続された複数の薄膜トランジスタと、これら薄膜
トランジスタのドレイン電極にそれぞれ接続された複数
の表示用電極とを有する表示装置用駆動回路基板におい
て、前記アドレス配線を、タンタルの組成比が30〜9
5原子%であるモリブデン−タンタル合金膜により形成
したことを特徴とする表示装置用駆動回路基板。 - (2)前記合金はタンタルの組成比が30〜70原子%
である特許請求の範囲第1項記載の表示装置用駆動回路
基板。 - (3)前記合金中に占めるモリブデンとタンタルの総量
は95原子%以上である特許請求の範囲第1項記載の表
示装置用駆動回路基板。 - (4)前記合金を少なくとも一層以上用いた多層配線を
有する特許請求の範囲第1項記載の表示装置用駆動回路
基板。 - (5)前記薄膜トランジスタは、前記アドレス配線と一
体形成されたゲート電極と、このゲート電極上にゲート
電極の陽極酸化膜又は熱酸化膜を含むゲート絶縁膜を介
して堆積された半導体薄膜と、この半導体薄膜上に前記
データ配線と同じ導体膜により形成されたドレインおよ
びソース電極とを有する特許請求の範囲第1項記載の表
示装置用駆動回路基板。 - (6)前記各アドレス配線とデータ配線の間に、アドレ
ス配線の陽極酸化膜又は熱酸化膜を含む層間絶縁膜、お
よび前記薄膜トランジスタに用いた半導体薄膜と同時に
形成された半導体薄膜を介在させた特許請求の範囲第1
項記載の表示装置用駆動回路基板。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61141694A JPS62297892A (ja) | 1986-06-18 | 1986-06-18 | 表示装置用駆動回路基板 |
EP86309698A EP0236629B1 (en) | 1986-03-06 | 1986-12-12 | Driving circuit of a liquid crystal display device |
DE3689843T DE3689843T2 (de) | 1986-03-06 | 1986-12-12 | Steuerschaltung einer Flüssigkristallanzeige. |
KR1019870002018A KR910001872B1 (ko) | 1986-03-06 | 1987-03-06 | 반도체장치 |
US07/411,262 US4975760A (en) | 1986-03-06 | 1989-09-25 | Electrode interconnection material, semiconductor device using this material and driving circuit substrate for display device |
US07/521,035 US5028551A (en) | 1986-03-06 | 1990-05-09 | Electrode interconnection material, semiconductor device using this material and driving circuit substrate for display device |
US07/699,296 US5170244A (en) | 1986-03-06 | 1991-04-08 | Electrode interconnection material, semiconductor device using this material and driving circuit substrate for display device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61141694A JPS62297892A (ja) | 1986-06-18 | 1986-06-18 | 表示装置用駆動回路基板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62297892A true JPS62297892A (ja) | 1987-12-25 |
JPH0584915B2 JPH0584915B2 (ja) | 1993-12-03 |
Family
ID=15298037
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61141694A Granted JPS62297892A (ja) | 1986-03-06 | 1986-06-18 | 表示装置用駆動回路基板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62297892A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01291447A (ja) * | 1988-05-19 | 1989-11-24 | Toshiba Corp | 電子装置 |
JPH02151835A (ja) * | 1988-12-05 | 1990-06-11 | Toshiba Corp | 薄膜トランジスタアレイ |
US6725513B2 (en) | 2000-07-05 | 2004-04-27 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Method for manufacturing surface acoustic wave apparatus |
-
1986
- 1986-06-18 JP JP61141694A patent/JPS62297892A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01291447A (ja) * | 1988-05-19 | 1989-11-24 | Toshiba Corp | 電子装置 |
JPH02151835A (ja) * | 1988-12-05 | 1990-06-11 | Toshiba Corp | 薄膜トランジスタアレイ |
US6725513B2 (en) | 2000-07-05 | 2004-04-27 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Method for manufacturing surface acoustic wave apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0584915B2 (ja) | 1993-12-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |