JPS62296956A - ノズルの洗浄方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 ［産業上の利用分野コ この発明は、連続鋳造におけるタンディツシュから鋳型
に溶湯を通流させるノズルを洗浄するノズルの洗浄方法
に関し、特に、ノズル内に凝固金属が詰まった場合にノ
ズル内を洗浄するノズルの洗浄方法に関する。

［従来の技術］ 鋼の連続ｙＩ造においては、第２図に示すように、ｆａ
ｔａｌはタンディツシュ２からインサートノズル３、ス
ライディングノズル４、整流ノズル６及び浸漬ノズル７
を通流して鋳型８に注入される。溶鋼１の流量は、スラ
イドプレート５を摺動させてスライディングノズル４の
開度を調節することによりυＩＩＩ］される。この溶ｔ
Ａ１は、ノズル内でその温度が著しく低下してしまった
り、鋳造中に操作ミスによりスライディングノズル４を
閉じてしまうこと等により、スライディングノズル４付
近で凝固し、これによりノズルが詰まってしまう場合が
ある。このノズル詰まりを解消する手段としては、ノズ
ル詰まりが発生した部分の凝固金ぶに酸素ガスを吹付け
て凝固金属を溶融除去することが考えられる。

［発明が解決しようとする問題点コ しかしながら、ノズルの開口部が鋳型の鋳込み空間内に
あるため、タンディツシュ及びノズルを１８造状態にし
たままノズル詰まりが発生した部分に酸素ガスを吹付け
ることが困難である。このため、ノズル詰まりが発生し
た場合には、これを解消する有効な手段がなく、タンデ
ィツシュ内の溶鋼の温度が低下し、溶鋼が凝固してしま
う。従って、この場合には、ｌ造を中止してタンディツ
シュ及びノズルを新しいものと交換する必要があり、こ
の準備に１時間程度かかるため、鋳片の生産量が減少し
てしまうという問題点がある。また、従前のタンディツ
シュ内の溶鋼は鋳造に使用することができず、また、タ
ンディツシュ内に内張すされた耐火物を交換しなければ
ならないので、溶鋼及び耐火物が無駄になるという問題
点がある。

この発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであって、
ノズル詰まりが発生した部分に酸素ガスを吹付けること
により、凝固金属を速やかに溶融除去して、タンディツ
シュ及びノズル交換を不要にするノズルの洗浄方法を提
供することを目的とする。

［問題点を解決するための手段］ この発明に係るノズルの洗浄方法は、タンディツシュか
ら鋳型へ溶湯を供給するノズルを洗浄するノズルの洗浄
方法において、鋳型の上方からノズルの溶湯流出孔に達
するようにガイドパイプを設置し、可撓性を有するホー
スを前記ガイドパイプの鋳型上方の開口部から溶湯流出
孔を介して浸漬ノズル内に挿入し、次いで、このホース
に１１１Ｍガスを吹込んで、その先端からノズル内に酸
素ガスを吹付けることを特徴とする。

［作用］ この発明においては、先ず、鋳型の上方からノズルの溶
ｉｔ出孔に達するようにガイドパイプをＩＨする。そし
て、このガイドパイプ内にホースを挿入し、その先端を
、ガイドパイプから浸漬ノズル内に挿入する。その後、
ホース内に酸素を吹込んで、その先端からノズル内に酸
素を吹付ける。

このため、ノズルをタンディツシュに取付けたままで、
速やかにノズル内の凝固金属を溶融除去することができ
る。

［実施例］ 以下、添付図面を参照して、この発明の実施例について
具体的に説明する。

第１図はこの発明の実施例に係るノズルの洗浄方法の実
施状態を示す模式図である。鋳型１６は、筒状の銅でつ
くられており、溶鋼はこの内部空間に鋳込まれて連続鋳
造される。浸漬ノズル１５は、耐火物でつくられており
、その固型の下端部には溶鋼流出用の孔１７が形成され
ていて、その下端部は鋳型１６の鋳込み空間に挿入され
る。そして、タンディツシュから流出する溶鋼は、この
浸漬ノズル１５を介して鋳型１６に注入される。

ガイドパイプ１１は、金属製でＳ字状をなし、ノズル詰
まりが発生した場合に、鋳型１６の上方から浸漬ノズル
１５の孔１７に達するように設置される。酸素ガス通流
バイブ１２は金属製であって、酸素供給手段〈図示せず
）から酸素が供給されるようになっている。ホース１３
は、内側がゴム製でその外側に鉄製のワイヤが網目状に
巻つけられており、高温の浸漬ノズル１５内に挿入され
ても瞬時に溶損することが防止されていて、可撓性を有
している。このホース１３は、ジヨイント１４によりバ
イブ１２に連結されている。そして、ガイドパイプ１１
の鋳型１６上方の開口部からガイドパイプ１１に挿入さ
れる。この場合に、ガイドパイプ１１がＳ字状をなして
おり、また、ホース１３が可撓性を有しているので、こ
のガイドパイプ１１は、ホース１２が浸漬ノズル１５の
孔１７から浸漬ノズル１５の上方へ准むようにホース１
２を案内し、ホース１２の先端部が孔１７を介して浸漬
クズ／１４１５内に挿入されて、更に、ノズル詰まりが
発生した領域にまで違するようになっている。そして、
この先端部からノズル詰まりが発生した領域に酸素ガス
を吹付け、その部分の゛凝固金属を溶融除去するように
なっている。

次に、この実施例の動作について説明する。先ず、ガイ
ドパイプを、一方の開口部が鋳型１６の上方にあって他
方の開口部が孔１７に達するように設置し、このガイド
パイプ１１の鋳型１６上方の開口部からホース１３を挿
入する。そして、ホース１３の先端部が孔１７及び浸漬
ノズル１５を介してノズル詰まりが発生した領域まで達
するようにバイブ１２を押し込む。次に、酸素ガス供給
手段からバイブ１２に酸素ガスを供給し、ホース１３の
先端からノズル詰まりが発生した領域に酸素を吹付けて
、その領域の凝固金屑を溶融除去し、ノズル詰まりを解
消する。このため、容易に且つ速やかにノズル詰まりを
解消することができる。

従って、タンディツシュ及びノズルを交換する必要がな
く、溶鋼及び耐火物を無駄にすることもない。

なお、この実膓例においては、ホース１３としてゴム管
の外側に鉄製のワイヤを網上に巻つけたものを使用した
が、可撓性を有し、酸素を吹付ける間に溶損してしまわ
ないものであれば使用することができる。

［発明の効果］ この発明によれば、鋳型の上方からノズルの溶鋼流出孔
に達するガイドパイプを使用し、このガイドパイプを介
して可撓性を有するホースをノズル内に挿入してノズル
詰まりが発生した領域に容易に酸素ガスを吹付けること
ができ、その領域の凝固台１を速やかに溶融除去するこ
とができる。

従って、タンディツシュを交換することによる生産量の
減少を回避することができる。また、タンディツシュ内
でＰＪ鋼が凝固する虞が少なくなるので、溶鋼及び耐火
物の損失を減少することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例に係るノズルの洗浄方法を示
す模式図、第２図は鋳造状態を示す模式図である。 １１；ガイドパイプ、１２；バイブ、１３；ホース、１
４；ジョイン１〜．１５；浸漬ノズル、１６：ｉｉｍ型
、１７二孔 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. タンディッシュから鋳型へ溶湯を供給するノズルを洗浄
   するノズルの洗浄方法において、鋳型の上方からノズル
   の溶湯流出孔に達するようにガイドパイプを設置し、可
   撓性を有するホースを前記ガイドパイプの鋳型上方の開
   口部から溶湯流出孔を介して浸漬ノズル内に挿入し、次
   いで、このホースに酸素ガスを吹込んで、その先端から
   ノズル内に酸素ガスを吹付けることを特徴とするノズル
   の洗浄方法。