JPS62294824A - 超音波加湿装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 （イ）産業上の利用分野 本発明は、例えば冷蔵ショーケース用として使用される
超音波加湿装置に関し、全般的な超音波加湿装置を利用
対象とするものである。

（ロ）従来の技術 従来此橋加湿装置として、例えば冷蔵ショーケース上面
に載置されるものが、実開昭６０−２９５７９号公報に
開示されており、水槽底部に取り付けた超音波振動子に
て霧を発生させ、この蕗をダクトを介してショーケース
内に導びき加湿するようにしている。

しかし、この従来の装置にあっては、本体がショーケー
スの上面すなわち室内における比較的温度の高い部分に
載置されることとその長期の使用によって霧化水槽内の
加湿水が腐敗したり雑菌が繁殖したり又は繁殖しやすい
ものとなっていた。

特に−年を通じて温度の高い夏期やミネラルウォーター
を使用する場合にはこの現象が顕著に起こりやすく、そ
の防止に霧化水槽内を定期的に清掃する必要があり、大
変煩わしい作業となっていた。

また水質のあまり良くない地域では浄水器な介して霧化
水槽へ水を導入する場合があり、浄水器の種類によって
は上水道水中に含まれていた塩素が除去されて殺菌効果
が低下し、霧化水槽内での雑菌の繁殖が著しくなってし
まうものがある。

←→　発明が解決しようとする問題点 前記従来の技術にあっては、その長期的な使用により霧
化水槽内の加湿水は雑菌が繁殖したり）ｆＸ敗を生じた
りすることがあり、このような加湿水にて加湿を継続す
ると、特にショーケース内の加湿に使用する場合、衛生
的でない霧が保存・陳列中の食料品にかかり、大変不衛
生なものとなって食料品が腐りやすくなるという問題点
を宵していた。

このため本発明は、常に衛生的な加湿が行なえるような
加湿装置を提供するものである。

に）問題点を解決するための手段 本発明は前記間頂点を解決するものであって、以下実施
例に基づいて説明する。

合成樹脂にて形成される加湿装置本体Ｉに一体成形され
、底面部（２Ｄに超音波振動子■を配設する錫化水槽α
ηの底面部Ｑυに開口を有し、本体α菊外部へ延設せる
排水管（至）を設け、この排水管（至）の途中に排水弁
０ηを介在させる。そしてこの排水弁Ｃ３７）を定期的
に開放して排水するとともに、排水中は振動子（至）へ
の通電を停止するようにした時限回路としての第１のタ
イマー側並びに第２のタイマー６υを設けたものである
。

（ホ）作用 電源スィッチ（４３０投入により発振器のが作動して振
動子■による霧の生成が行なわれる。一方第１のタイマ
ー−が起動し、所定時間後に排水弁Ｃ３？）を開放する
とともに、発振器のへの通電を停止し、第２のタイマー
６υを起動させる。そして、第２のタイマー６υによる
規定時間だけ排水を行ない、規定時間経過後、電源スィ
ッチ（４３の投入の状態に復帰させて、定期的に排水を
行なう。尚、給水は第２＋７）７＋：ｌ−トスイッチ（
財）が渇水状態には閉じることで給水弁Ｇυが開き給水
される。

（ハ）実施例 以下本発明の実施例を冷蔵ショーケース用として使用す
る場合について第１図〜第４図を参照して説明する。

（１）は前面等の一側面に食品出し入れ用の開口（２）
な形成し、断熱壁（３）及び外周壁（４）にて箱体を構
成せる冷蔵ショーケースである。（５）は複数段の棚（
６）（６）・・・を備えた貯蔵室囚を形成せる区画板、
（ト）は断熱壁（３）の内壁面と区画板（５）とによっ
て形成される冷気通路であり、この通路（ト）の下部空
間（Ｑにはプロペラファン（力を備えた送風機（８）及
び冷却器（９）が配設されている。αｌ　、　（１１）
は前記開口（２）の上下両端部に相対向して設けた吹出
口と吸込口であり、冷却器（９）にて冷却された空気を
送風機（８）により、第３図に示す実線矢印の如（強制
的に循環させ、貯Ｒ’ＫＩ（４）内を冷却しつつ開口（
２）にエアーカーテンを形成するものである。

α２は断熱壁（３）の上部面（１３上に載置固定せる加
湿装置であり、以下加湿装置α２について詳述する。

αａは合成樹脂例えばＡＢＳＩＩＩ脂にて周壁ａ９と上
壁翰及び横長状の霧化水槽（１７）？−一体成形た加湿
装置本体であり□、周壁α９下端には断熱壁（３）の上
部面αｊに固定する為の固定片部Ｑ８を側方へ向けて突
設している。また本体Ｉ下面には底板α９が取り付けら
れている。

（２０１Ｉ２ａ・・・は霧化水槽αηの底面部ψυ長手
方向に複数（例えば４個）並設される超音波振動子であ
って、取付体ＣＩ！４）０４）・・・により夫々水槽底
面部圓長手方向に並設せる開口＠（２２＋・・・に液密
的に取り付けられる。

の（ハ）・・・は振動予備■・・・駆動用の発振器であ
るっ（ハ）は霧化水槽（Ｌ７１の上部を閉塞するための
耐水性に優れた材質例えばステンレス鋼製の着脱可能な
蓋板であり、この蓋板３５）には樹脂製でＬ字管状をし
吐出口（５）を有する複数（例えば４個）の導出管＠／
２ｅ・・・が回動自在で且つ抜は止めされた状態で設け
られている。この導出管（至）■・・・はまた振動子（
イ）■・・・の夫々に対応して振動予備の直上に配置す
ると共に吐出口罰叫を連通管＠（ハ）・・・に接続でき
るようにしてお（。尚、連通管弼は冷蔵ショーケース（
１）内の冷気通路（５）に導出され、棚上の陳列食品例
えば果実や野菜の鮮度を保つようショーケース（１）内
の加湿を可能ならしめるダクトの役割を果すものである
。

（至）は霧化水槽αη内に水道配管からの水を供給する
給水管であり、加湿装置本体Ｉ内においてその途中適所
に給水弁６υが介装され、且つ給水口Ｃ３３を水醐αη
内の長手方向−側部で且つ上方部分に臨ませである。（
３３は水槽底面部（２υの長手方向他側部に配設した第
１のフロートスイッチで、水１１ｃ１７）内の渇水をフ
ロートが下降することで検知して振動子翰への通電を停
止させ、振動子＠の無負荷時における振動による破損を
防止するためのものである。

（ロ）は水槽（１７）内の第１のフロートスイッチ（ト
）に近接して配設せる第２のフロートスイッチで、水槽
αη内の水位が所定位置より降下した際に給水弁６υを
開成し、給水口Ｉ３のより水槽Ｃ１７）内に加湿水を補
給するためのものである。尚、開口を水槽αη内に配設
せるオーバーフロー管＠を設け、後述する排水管（至）
に連結させ例えば給水弁６１）の故障時に給水され続け
ることによる水位の所定以上の上昇を、このオーバーフ
ロー管により加湿装置Ｃ１ｅ外へ延設する排水管（至）
へオーバーフローさせることで防止するようにしている
。

（３ηは霧化水槽ａη内の加湿水を排水管（ト）へ排水
させるため、開口を水槽ａでの底面部Ｑ１）に有する排
水管（至）の途中に介在せろ排水弁であって、後述する
制御回路■によって動作制御される。

Ｉ：３ｇは周壁α９側部例えばショーケース（１）上に
載置された状態での周壁α９の前側部適所に配設せる送
風機で、例えばファンケースとプロペラファンと該ファ
ンを駆動するモータ（４Ｇとから成り１周壁ａつに開設
せる吸気口よりフィルター（４１）を通して吸引した外
気をファンケース内に吸込み、加湿装置本体α４内部へ
導出し、水槽αηに設けた送風口（４つより水槽αη内
に圧送するようにしている。旧は電源スィッチである。

（ロ）は加湿量ｍｎｚの加湿量を調整するための加湿量
調整装置であって、遠隔操作が行なえるようにリード線
（ハ）及びコネクター晒にて加湿装置ｔ鰺に着脱自在と
しておき、コネクター（４６）接続時に加湿量を可変す
ることができるようにする。

次に回路構成について説明するが、構造で説明した部分
にあっては同一符号で示しておく。

■は交流電源、６ｚは電源トランス６υの一次巻線であ
る。■は第１の二次巻線、ｒ５４Ｊは第２の二次巻線、
（至）は第１の二次巻線−に第１のフロートスイッチ（
ハ）を介し【直列に接続する第１のリレーコイルであり
、その励磁状態において発振器制御スイッチ（ト）を開
成する。６７）は第１の二次巻ｆｉＡＳ：Ｖに第２のフ
ロートスイッチ（２）を介して直列に接続する第２のリ
レーコイルであり、その励磁状態において給水制御スイ
ッチ（ト）を閉成する。発振器（ハ）（ハ）・・・は夫
々発振器制御スイッチ団を介して第２の二次巻線＠に接
続しておく。

（至）は一端（ト）を電源スィッチ（ハ）の負荷側に、
他端■を交流を源５■に接続する制御回路であり、一端
ｎに接続するタイマー切替スイッチ６佛のａ接点には第
１のタイマーとしての排水開始タイマー−が接続してあ
り、ｂ接点には第２のタイマーとしての排水時間決定タ
イマーευが接続しである。排水弁６７）は排水スイッ
チｌ１ｉ３を介して一端口に接続する。

６３）は第３のリレーコイルであり、開始スイッチ（財
）を介して一端（Ｄに接続し、その励磁状態にあっては
、排水スイッチ＠を閉成するとともに、発振停止スイッ
チ田な開成し、切替スイッチ６Ｉをｂ接点にする。１６
６）はタイマー６１１の他端（ト）に接続され第３のリ
レーコイル−〇スイッチ６４１＠に接続する消磁スイッ
チであり、タイマーＥｌ）による排水時間が経過すると
開成する。尚、給水制御スイッチ側、発振停止スイッチ
田は電源投入前より閉成しているものであり、切替スイ
ッチ６１は通常ａ接点にあるものとする。

次に本発明による加湿装置（Ｉ７Ｊの動作について説明
する。電源スィッチ（ハ）をオンすると送風機田及び超
音波発振器器が起動し、送風機器によって圧送された外
気が送風口（４つより霧化水＋１（１７＋内に入り込む
と共に、超音波振動子■の駆動によって水面上に水柱（
Ｄを生起させろう該水柱（２）の周囲に発生した霧は、
前記送風機（３１の送風が導出管（至）内に流入するこ
とにより導出管器、連通管弼を経て冷蔵ジローケース（
１）の冷気通路の）内に搬送され、冷気通路（ト）内の
冷気流に合流して吹出口ＱＱ）から貯蔵室回内に吹き出
され加湿作用をなす。

一方、電源スィッチ（４３がオンすると、排水開始タイ
マー印が起動するため、このタイマー！６０）　Ｋよる
所定時間経過の後排水開始スイッチ（６弔が閉成して、
第３のリレーコイル田に通電され、排水スイッチ＠を閉
成するとともに発振停止スイッチ田を開成し、かつ切替
スイッチ曽をｂ接点に切替える。

この切替スイッチ６つが切替わることで開始スイノチー
は開成する。すると、排水弁０？）が開いて排水が開始
され、排水時間決定タイマー６υによる排水規定時間だ
け排水が為される。このとき発振器＠（ハ）・・・へは
通電が為されていないため、加湿は停止している。そし
て排水規定時間が経過すると、それまで閉成していた消
磁スイッチ（至）が開成するため第３のリレーコイル關
への通電が停止して、制御回路（至）は初期状態（電源
スィッチ（４３がオンする前の状ＩＩ）に復帰し、排水
の一サイクルが終了する。そして再び排水開始タイマー
鍾が起動して、以下電源スィッチ０３がオフされるまで
定期的に排水が行なわれる。

尚、排水の一サイクルが終了すると、第１のフロートス
イッチ曽により確実に渇水が検知されるため、第１のリ
レーコイルωが励磁され、発振器（ハ）＠・・・への通
電は停止したまま、第２のフロートスイッチ（ロ）によ
り第２のリレーコイル鏝が励磁され、給水弁６υが開放
して水槽（Ｌ７）内に加湿水が補給される。

（ト）発明の効果 本発明は以上の如（であり、電源スィッチの投入中には
時限回路により定期的に排水弁を開放して排水を行ない
加湿水を定期的に入れ換えるため、加湿中は常に衛生的
な加湿水で霧を発生させることができる。また排水中は
超音波振動子への通電を停止させるため、排水に惨なう
振動子の破損を防止できる。

【図面の簡単な説明】

各図は本発明の実施例を示し、第１図は要部電気回路図
、第２図は加湿装置を取り付けた状態の冷蔵シ１−ケー
スの縦断面図、第３図は加湿装置の外観斜視図、第４図
は第３図のＰ　−Ｐ断面図である。 （１）・・・冷蔵シ璽−ケース、　Ｑ■・・・加湿装置
、　α滲・・・本体、　αつ・・・霧化水槽、　■・・
・超音波振動子、（至）・・・排水管、　ＯＤ・・・排
水弁、　（４３・・・電源スィッチ、５■・・・切替ス
イッチ、　−・・・排水開始タイマー。 Ｕ・・・排水時間決定タイマー、　霞・・・発振停止ス
イッチ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、加湿装置本体内に設けられその底部に超音波振動子
   を配設する霧化水槽と、前記水槽底部に開口を有し前記
   本体外へ延設せる排水管と、該排水管の途中に介在し排
   水を制御する排水弁と、該排水弁を定期的に開放すると
   ともに前記振動子への通電を停止する時限回路とを備え
   たことを特徴とする超音波加湿装置。