JPS62294374A

JPS62294374A - 画像読取装置

Info

Publication number: JPS62294374A
Application number: JP62041632A
Authority: JP
Inventors: Tsuneo Tashiro; 田代　恒雄
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1987-02-25
Filing date: 1987-02-25
Publication date: 1987-12-21

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】３、発明の詳細な説明［発明の目的］（産業上の利用分野）この発明は原稿からの光を三色分解し、その谷色別情報
に応じて画像の読取シを行なう画像読取装置に関する。

（従来の技＊）従来、この種の画像読取装置としては、第３図に示すよ
うに原稿からの反射光をダイクロイックミラーにて三色
分解するもの、また第４図に示すようなプリズムにて三
色分解するものが必る。

すなわち、第３図において、ランｆ１，２から発せられ
た光は原稿３上に照射され、その反射光りはミラー４に
よって青色ダイクロイックミラー５へ導かれる。ここで
、青色光Ｌｂの反射が行なわれ、その青色光Ｌｂは青ト
リミングフィルタ６および投影レンズ７を介してイメー
ジセンサ８へ投影される。青色ダイクロイックミラーを
通過した光は赤色ダイクロイックミラー９へ達する。こ
こで、赤色光Ｌｒの反射が行なわれ、その赤色光Ｌｒは
赤トリミングフィルタ１０および投影レンズ１１を介し
てイメージセンサ１２へ投影される。赤色ダイクロイッ
クミラー９を通過した光つまり緑色光Ｌｇは緑色トリミ
ングフィルタ１３および投影レンズ１４を介してイメー
ジセンサ１５へ投影される。

こうして、イメージセンサ８，１２．１５において面走
査がなされることにより、青、赤、緑にそれぞれ対応す
る色別情報が得られるようになっている。

−万、第４図において、プリズム２０は第１のプリズム
２１．第２のプリズム２２．第３のプリズム２３を組合
わせたものであり、これにより原稿（図示しない）から
の反射光りを青色光Ｌｂ　、赤色光Ｌｒ　、緑色光Ｌｇ
に三色分割し、それぞれ青トリミングフィルタ２４．赤
トリミングフィルタ２５゜緑トリミングフィルタ２６を
介して取出し、それぞれイメージセンサ（図示しない）
へ投影するようになっている。

ところで、第３図のようにダイクロイックミラーを用い
るものでは、そのダイクロイックミラー〇光反射率およ
び光透過率があまり良くないため。

しかもそのダイクロイックミラーを２つも用いるため、
イメージセンサに達する光が弱くなるという欠点がある
。すなわち、Ｓ／Ｎ比が悪化したり。

さらには読取速度を遅くしなければならず、よって原稿
に対する照射光を強くしなければならない。

また、レンズを３つも使用するためにコストが高いとい
う欠点もある。

一方、第４図のようにプリズムを用いるものでは、グリ
ズム自体が高価であり、しかもそのプリズムに対するイ
メージセンサの位置合わせおよびピント合わせなどの調
整が難かしくなるという欠点がある。

（発明が解決しようとする問題点）上記したように、ダイクロイックミラーやプリズムを用
いて三色分解を行っておシ、構成が複雑でコストが尚＜
、また光効率が低く、鮮明な画像読取りを行うことがで
きないという欠点を除去するもので、ダイクロイックミ
ラーやプリズムを用いることなく三色分解を行うことが
でき、これにより構成の簡略化並びにコストの低減が計
れ。

さらには光効率の向上により鮮明な画像読取りが行える
画像読取装置を提供することを目的とする。

「発明の構成」（問題点を解決するための手段）この発明の画像読取装置は、原稿からの光を通過させる
第１．第２．第３のフィルタ、およびこれらの各フィル
タに対応して設けられ、上記各フィルタを通過した光を
投影する第１．第２．第３の撮像器を備え、上記各フィ
ルタ、および上記谷撮像器が、上記原稿の相対移動方向
と直交する方向に配列されて構成されている。

（作用）この発明は、原稿からの光を通過させる第１゜第２．第
３のフィルタと、これらの各フィルタに対応して設けら
れ、上記各フィルタを通過した光を投影する第１．第２
．第３の撮像器とが、上記原稿の相対移動方向と直交す
る方向に配列するようにしたものである。

（実施例）以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。第１図において、３０は読取部で、この読取部３
０の上面には原稿台３１が設けられる。この原稿台３ノ
は、図示矢印方向に往動し、かつ反対方向に復動するも
のである。しかして、原稿台３１上には原稿３２が載置
される。一方、読取部３０内において、　３３　ｒ　３
４　ｕランプで、このランプ３３．３４から発せられる
光は上記原稿台３１を透過してｒｊＸ稿３２上に照射さ
れ。

その反射光は原稿台３ノを再び透過してミラー３５で反
射され、レンズ３６へ導かれる。レンズ３６を経た光は
第１フイルタであるところの青トリミングフィルタ４１
．第２フィルタであるところの赤トリミングフィルタ４
２．および第３フイルタであるところの緑色トリミング
フィルタ４３をそれぞれ介して第１撮像器であるところ
のイメージセンサ（ＣＣＤ　）　５１　、第２撮像器で
あるところのイメージセンサ（ＣＯＤ　）　５２　、お
よび第３撮像器であるところのイメージセンサ（ＣＯＤ
　）　５３へ投影される。この場合、イメージセンサ５
１゜５２．５３は原稿台３１の移動路（光学系の方が移
動する場合はその光学系の移動路）における３つの箇所
Ａ、Ｂ、Ｃと対応する位置に配設されている。また、イ
メージセンサ５１，５２．５３は、原稿台３１の移動方
向と直交する方向に多数の固体撮像素子を配列して成る
もので、これにより原稿３２上を原稿台３ノの移動方向
と直交する方向に順次走査するようになっている。こう
して、Ａ部分を通過する原稿３２上の青色情報がイメー
ゾセ６一ンサ５２から得られ、壕だ８部分を通過する原稿３２上
の赤色情報がイメージセンサ５３から得られ、さらにＣ
部分を通過する原稿３２上の緑色情報がイメージセンサ
５４から得られるようになっている。そして、この各色
情報は信号処理回路６０へ供給される。この信号処理回
路６０は、供給される青色情報、赤色情報および緑色情
報をそれぞれ記憶部６１，６２．６３へ記憶せしめると
ともに、その各色情報から黒色情報を算出し、それを記
憶部６４へ記憶せしめるものでおる。また、信号処理回
路６θは、原稿台３１とイメージセンサ５１．５２．５
３との相対位置に基づくタイミングをもって記憶部６１
，６２，６３．６４の内容を読出し、それを記録部７０
へ供給するものである。

記録部７０は、給紙カセットなどに収納された記録紙２
ノ、記録紙７１を１枚ずつ取出す取出しローラ７２．取
出された記録紙７１が供給されるドラム７３、このドラ
ム７３の周面に順次対応して設けられたイエロー転写部
７４、シアン転写部７７、マゼンタ転写部８０、ブラッ
ク転写部８３、排紙トレイ８６などで構成される。上記
イエロー転写部７４は、黄色（青に対する補色）の感熱
転写紙７５を図示矢印方向にドラム７３と同速度で移動
させ、その転写紙７５に対応して設けられた感熱転写記
録へラド７６を信号処理回路６θから供給される青色情
報に応じて動作させるものである。シアン転写部７７は
、シアン色（赤に対する補色）の感熱転写紙７８をドラ
ム７３と同速度で移動させ、その転写紙７８に対応して
設けられた感熱転写ヘッド７９を信号処理回路６０から
供給される赤色情報に応じて動作させるものでおる。

マゼンタ転写部５ｏＦｉ、マゼンタ色（緑に対して補色
）の感熱転写紙８１をドラム７３と同速度で移動させ、
その転写紙８１に対応して設けられた感熱転写へ、ド８
２を信号処理回路６０から供給される緑色情報に応じて
動作させるものである。

ブラック転写部８３ｄ、、黒色転写紙８４をドラム７３
と同速度で移動させ、その転写紙８４に対応して設けら
れた感熱転写ヘッド８５を信号処理回路６０から供給さ
れる黒色＋１ｔ＠に応じて動作させるものである。

次に、上記のような構成において動作を説明する。

原稿台３１に原稿３２を載置し、プリント釦（図示しな
い）をオンすると、Ｍ構台３１が往復動するとともに、
ランプ３３．３４が発光する。

そして、原稿３２からの反射光はミラー３５、レンズ３
６およびフィルタ４Ｊ、４２．４３を介してイメージセ
ンサ５１，５２．５３へ投影され、そのイメージセンサ
５１，５２．５３から得られる各色情報が信号処理回路
６０を介して記憶部６１，６２．６３にそれぞれ記憶さ
れる。さらに、信号処理回路６０において算出される黒
色情報が記憶部６４に記憶される。

一方、信号処理回路６０の指令により所定のタイミング
をもって取出しローラ７２が動作し、記録紙７１が１枚
取出されてドラム７３に貼付き。

図示矢印方向に移動する。記録紙７ノがイエロー転写部
７４に達するようになると、それとタイミングを合わせ
て記憶部６１内の青色情報がイエロ一転写部７４へ供給
され、黄色の画像が記録紙７ノに転写される。記録紙７
１がシアン転写部７７に達するようになると、それとタ
イミングを合わせて記憶ｓ６２内の赤色情報がシアン転
写部７７へ供給され、シアン色の画像が記録紙７１に転
写される。記録紙７ノがマゼンタ転写部８０に達するよ
うになると、それとタイミングを合わせて記憶部６３内
の緑色情報がマゼンタ転写部８０へ供給され、マゼンタ
色の画像が記録紙７１に転写される。記録紙７１がブラ
ック転写部８３に達するようになると、それとタイミン
グを合わせて記憶部６４内の黒色情報がブラック転写部
８３へ供給され、黒色の画像が記録紙７１に転写される
。

こうして、色別のカラープリントが終了すると、記録紙
７１はドラム７３からはがれて排紙トレイ８６へ排出さ
れる。

このように、色別にタイミングをずらしてカラープリン
トを行なうようにしたので、単にフィルタおよびイメー
ジセンサを用いるだけで三色分解を行なうことができ、
よって従来のようなダイク−１０＝ロイツクミラーおよびプリズムなどが不要となり、さら
にレンズの数を減らすことができ、構成の簡略化および
コストの低減が計れる。しかも、光効率が向上し、鮮明
な画像読取りが可能となる。また、プリズムを用いる場
合のように複雑な調整を要することもなく、実用上非常
に便利である。

なお、上記実施例では色別に複数個の感熱転写部を設け
るようにしたが、第２図（ａ）　（ｂ）に示すように１
つの感熱転写部で色別の転写を行なうことも可能である
。すなわち、第２図（、）　（ｂ）において、転写部９
０は黄色、シアン色、マゼンタ色、黒色を順次配列して
なる感熱転写紙９１および感熱転写ヘッド９２を有して
いる。そして、ドラム７３に記録紙７１を巻き付けて４
回転し、これと同時に感熱転写紙９１を移動させ、ドラ
ム７３の１回転ごとに色別の転写を行なうものである。

また、カラープリントとしては黒色を用いず、黄色、シ
アン色、マゼンタ色だけを用いてもよい。

さらに、感熱転写方式によらず１色別のヘッドによるイ
ンクジェット方式でカラープリントを行なうようにして
もよい。

その他、この発明は上記実施例に限定されるものではな
く、要旨を変えない範囲で種々変形実施可能なことは勿
論でおる。

［発明の効果］以上詳述したように、この発明によれば、原稿からの光
を通過させる第１．第２．第３のフィルタと、これらの
各フィルタに対応して設けられ、上記各フィルタを通過
した光を投影する第１．第２、第３の撮像器とが、上記
原稿の相対移動方向と直交する方向に配列するようにし
たので、グイクロイックミラーやプリズムを用いること
なく三色分解を行うことができ、これにより構成の簡略
化並びにコストの低減が計れ、さらには光効率の向上に
より鮮明な画像読取シが行える画像読取装置を提供でき
る。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す構成図。第２図（ａ）　（ｂ）は同実施例の変形例を示す構成図
、第３図および第４図はそれぞれ従来の三色分解方式を
示す構成図である。３ノ・・・原稿台、３２・・・原稿、４１，４２．４３
・・・第１、第２および＠３フィルタ、５１，５２．５
３・・・第１、第２および第３撮像器、６ｏ・・・信号
処理回路、６１．６２，６３．６４・・・記憶部、７０
・・・記録部。出願人代理人　　弁理士　鈴　江　武　彦第１図（ａ）ｑｌ第２図第３図ｒ第４図

Claims

【特許請求の範囲】原稿からの光を通過させる第１、第２、第３のフィルタ
と、これらの各フィルタに対応して設けられ、上記各フィル
タを通過した光を投影する第１、第２、第３の撮像器と
を備え、上記各フィルタ、および上記各撮像器は、上記原稿の相
対移動方向と直交する方向に配列されてなることを特徴
とする画像読取装置。