JPS62294135A - 成形性のすぐれた熱延鋼帯の製造法 - Google Patents

成形性のすぐれた熱延鋼帯の製造法

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JPS62294135A
JPS62294135A JP13483586A JP13483586A JPS62294135A JP S62294135 A JPS62294135 A JP S62294135A JP 13483586 A JP13483586 A JP 13483586A JP 13483586 A JP13483586 A JP 13483586A JP S62294135 A JPS62294135 A JP S62294135A
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JP
Japan
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rolled
steel
rolling
hot
plate
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Pending
Application number
JP13483586A
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English (en)
Inventor
Takehide Senuma
武秀 瀬沼
Hiroshi Yada
浩 矢田
Kazuo Koyama
一夫 小山
Atsushi Itami
淳 伊丹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) 本発明は、成形性のすぐれた高強度熱延銅帯の製造方法
に関するものである。
(従来の技術) 従来のt熱延工程は、Ar、変態点以上の温度で圧下を
加え、変態後、催取り処理をするが、オーステナイト域
で再結晶が進行し、かつ変態で格子の再配列が起るため
、鋼帯の結晶方位は比較的ランダムになり、深絞り性に
対応する平均ランクフォード値は通常1以下を示す(た
とえば鉄鋼便覧■(1)第3版第455頁丸善)。
(発明が解決しようとする問題点) 従来法の問題点は、熱延工程で深絞り性に頁別な集合組
織を形成できないことである。集合組織の形成には、A
rs変態点以下の圧延が有効であることが知られている
が、変形抵抗が比較的小さく、ミル能力に支障を及ぼさ
ない温度域の鋼のフェライト域圧延では、深絞り性に不
利な集合組織(ioo)方位が、優先方位として現われ
、通常の熱延鋼帯より、さらに低いランクフォード値な
示すO (問題点を解決するための手段・作用)本発明はかかる
従来技術の問題点を解決するために、C:0.05重量
係以下、N:0.01重量係以下で、該CおよびNの含
有量(重量%)が、Ti及びNbの一方或いは両方の添
加量と、C/12 +N/14< 1.2 (Ti/4
8+Nb/93)の関係にあり、かつ廊の含有量が、0
.5〜30重量係の範囲にある不可避げ9木純物を含む
鋼を、AraとAr3+150℃の温度域で、少なくと
も60%以上圧延した後、Ar3とAr3 300℃の
温度域で、ロールと圧延板の間の平均摩擦係数を0.2
以下にして、少なくとも50%以上の圧延を行い、その
後の冷却、捲取りあるいは焼鈍工程において再結晶させ
ることを特徴とする。
以下、本発明の製造方法を詳細に説明する。尚以下の説
明中の係は重量%である。
本発明で、C/ 12 +N/ 14 < 1.2 (
Ti/48 +Nb/93)の条件式により、Nb量お
よびTi量を限定した理由は、Ti、Nbにより鋼中の
CとNを析出物として固定し、深絞り性に有利な結晶方
位を、再結晶処理により形成させると共に、微細析出物
および残存する固MTi、Nbのオーステナイト再結晶
の抑制効果を利用して、集合組織形成を助長するためで
ある。
C量を0.05%以ド、N量を0.01%以下に限定し
たのは、これ以上C,Nが添加されると加工性が悪(な
るばかりでな(、析出物の増加により、深絞り性に優れ
た集合組織の形成が抑制されろためである。
また、動量の添加はArx変態点を下げ、オーステナイ
ト域の圧延時に、再結晶を抑制するためで、その抑制効
果が十分現われるのに必要なMn量が、0.5%以上で
ある。ここで上限を3%としたのは、合金コストが上が
り、経済的に不利になるためである。
尚、本発明法による鋼の他の成分としては、高強度鋼と
して含まれる成分、すなわちSt<1.5%、P<0.
2%、S<0.02%、At< 0.1 %、Cu <
 1.5%、Cr < 1.0%、Ni < 1.0 
%、B<0.01%などが選択的に添加される。
本発明の熱延中性の限定は次の理由による。
AraとAr3+150℃の温度域で、少なくとも60
%以上の圧延をする理由は、オーステナイト域で強い圧
延集合組織を形成し、変態後にも(211)に強い集積
を持つ集合組織をつくるためである。
尚、本発明の説明で用いるAr3変態点は、Ara(℃
)=910−507−C(%)+27.・Si(%) 
−64Mn(%)で定義する。
ここで、圧延温度の上限をAr3+150℃としたのは
、これ以上の温度では圧延後再結晶が顕著に進み、深絞
り性に有利な集合組織形成に不利なためである。また、
下限のArsは、オーステナイトの加工を可能にする下
限温度のためである。
また、圧下率を60%以上と限定したのは、これ以下の
圧下率では、深絞り性に有利な集合組織の形成が不十分
なためである。
また、ArsとAr3 300℃の温度域で、ロールと
圧延板の間の平均摩擦係数を02以下として、少なくと
も50%以上の圧延を必要とする理由しま、フェライト
域の集合組織制御を利用するためで、ここでロールと圧
延板の間の摩擦係数を0.2以下に限定したのは、摩擦
力によるせん断ひずみが大きくなると、表面層で深絞り
性に不利な集合組織が形成されるためで、摩擦係数を小
さくするには、潤滑をしつつ低温・高速圧延をするのが
有効である。
また、圧延温度の下限をArs  300℃と限定した
のは、これ以下の温度の圧延では、変形抵抗が高くなり
、ミル容量の限界に達するためである。
一方、圧延温度の上限は、フェライト域の圧延の限界で
あるAr3変態点によって限定される。
圧延後の再結晶処理は、34取によって行うことが経済
的には有利であるが、捲取り後、焼鈍処理によって行っ
てもよい。
(実施例) 次に本発明の実施例を比戟例とともに説明する。
第1図は表1に示す材料を、表2に示す圧延条件(本発
明法と従来法)で圧延した後、再結晶処理をほどこし、
酸洗後1つのスキンパスを行った後、r値を測定した結
果で示す。摩擦係数の値は、共通率の測定結果より算出
した。
この図より明らかなように、C,N量に対してTi、N
b量が限定条件より少ないと(鋼種A、圧延材1)、r
値は本発明の圧延条件を満していても、1以下と低くな
る。
また、出量が少ないと異方性が太きく、=値は本発明鋼
より低い(vi41iB、圧延材2)。
ArsとArs + 150℃での圧下が、60%以下
の材料も異方性が太き(、r値が低い(圧延材5)。
一方、Ar、とAra  300℃での圧下率が、50
%以下の材料は、高7値が得られない(圧延材6)。
また、摩擦係数が0.2以上の圧延では、r値はすべて
1以下を示した(圧延材7と8)。
一方、本発明鋼はr値が高いだけでなく異方性も小さく
、優れた深絞り特性を示している(圧延材3.4.9)
(発明の効果) 本発明の方法によれば、従来冷延・焼鈍工程を通らなけ
れば製造が不可能であった高r値濠有する鋼板な熱延工
程で製造できるようになり、製造コストの点で有利とな
る。また、本発明鋼はr値の面内異方性が小さ〜・ので
イヤリングがほとんど現われないため、深絞り加工後の
製造工程の省略および歩留りの向上にも寄与し工業的に
利用価値の高い発明である。
【図面の簡単な説明】
第1図はr値と実験条件の関係を本発明鋼と比較鋼とを
対比した図表である。 代理人 弁理士 茶野木 立 夫 第1図 り

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. C:0.05重量%以下、N:0.01重量%以下、N
    b:0.015重量%以上で、該CおよびNの含有量(
    重量%)が、Ti及びNbの一方或いは両方の添加量(
    重量%)とC/12+N/14<1.2(Ti/48+
    Nb/93)の関係にあり、かつMnの含有量が、0.
    5〜3.0重量%の範囲にある不可避的不純物を含む鋼
    を、Ar_3とAr_3+150℃の温度域で、少なく
    とも60%以上圧延した後、Ar_3とAr_3−30
    0℃の温度域で、ロールと圧延板の間の平均摩擦係数を
    、0.2以下として少なくとも50%以上の圧延を行い
    、その後の冷却捲取りあるいは焼鈍工程において、再結
    晶させることを特徴とする成形性のすぐれた熱延鋼帯の
    製造方法。
JP13483586A 1986-06-12 1986-06-12 成形性のすぐれた熱延鋼帯の製造法 Pending JPS62294135A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0215123A (ja) * 1988-06-30 1990-01-18 Sumitomo Metal Ind Ltd 加工性に優れた熱延鋼板の製造法
EP0675206A1 (en) * 1994-03-29 1995-10-04 Kawasaki Steel Corporation Method of producing ferritic stainless steel strip with small intra-face anisotropy

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