JPS62294004A - 被覆種子肥料混合体 - Google Patents

被覆種子肥料混合体

Info

Publication number
JPS62294004A
JPS62294004A JP13552886A JP13552886A JPS62294004A JP S62294004 A JPS62294004 A JP S62294004A JP 13552886 A JP13552886 A JP 13552886A JP 13552886 A JP13552886 A JP 13552886A JP S62294004 A JPS62294004 A JP S62294004A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seeds
fertilizer
coated
mixture
slow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP13552886A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0712249B2 (ja
Inventor
前田 正太郎
松本 高直
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP61135528A priority Critical patent/JPH0712249B2/ja
Publication of JPS62294004A publication Critical patent/JPS62294004A/ja
Publication of JPH0712249B2 publication Critical patent/JPH0712249B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pretreatment Of Seeds And Plants (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、緩効性肥料と種子と被覆用粉体とが共存した
、播種が容易で、かつ、播種と施肥が同時に可能な被覆
種子肥料混合体に関するものである。
ご従来の技術〕 近代の農業技術においては、省力化、機械化が進んでい
るが、その一つとして播種労力の省略を目的とする播種
機の開発が行われている。この播種機械を用いる播種に
おいて、播種量を節約し、播種を均一に行うために、種
子の嵩を大きくすること、例えば、種子を無機物を主体
とした材料で被覆することが提案されているが、その方
法の一つとして水溶性結合剤と粉体材料を交互に種子の
表面に施す方法が知られ、この際被覆時に用いる水分に
よる種子の貯蔵時の発芽を抑制するために吸水性樹脂の
粉末を添加することなども行われている。更に被覆の強
度を高め、壊れにくくするために植物性の繊維質を用い
たりしている。
なお、播種後、発芽後の初期生育を良好にするために肥
料を種子と共存させる方法が一部行われているが、その
場合は、種子に発芽障害を起こさせないため播種の直前
に共存させるか、或いは極めて少ない肥料を入れた形態
のものしか考えられていない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、播種を効果的に行うためには、所定の場
所に安定した播種を行うことは勿論のこと、播種後の健
全な発芽、生育を保証できることが望まれる。このこと
は、播種条件の良い一般の耕地より、労力のかけにくい
植物にとって好ましくない環境において特に望まれる。
播種後の植物の健全な生育を促すためには早期における
肥料成分の供給と共に、出来れば種子を覆う、所謂覆土
としての機能を有する粉体を種子と共存させて置(こと
が必要であり、このことは機械播種特に航空礪よりの散
布のような高所からの播種に望まれるが、従来の技術で
は種子が嵩高になり取扱は容易になったものの、通常の
肥料に比べ比重が小さく、種子の発芽後の生育に十分な
肥料と共に同時にしかも同一場所に散布することは極め
て回能である。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは、高所からの播種と施肥が同時に出来、し
かも輸送時や機械播種時に壊れにくく、貯蔵時でも発芽
の心配がなく、播種後は覆土がな(でも少ない水分で発
芽し、その後の生育を良好にする種子肥料について検討
し、次の方法により本発明を完成した。
即ち、本発明は、種子、物理的に溶出が調節された緩効
性肥料、及び被覆用粉体からなる混合体で、種子と物理
的に溶出が調節された緩効性肥料とが重量で1:2〜2
0の割合からなることを特徴とする被覆種子肥料混合体
に関するものである。
本発明の被覆種子肥料混合体の実施態様としては、次の
ものが挙げられる。
■物理的に溶出が調節された緩効性肥料の表面に結合剤
で種子が付着されたものに、粉体が結合剤によって被覆
されてなるもの、 ■物理的に溶出が調節された緩効性肥料の表面に、種子
を含む粉体が結合剤によって被覆されてなるもの、 0種子と物理的に溶出が調節された緩効性肥料が混合さ
れた粉体が結合剤を用いて成型された後、そのまま或い
は破砕されてなるもの、等。
以下、本発明について具体的に説明する。
本発明において、種子とは、草本、木本類の種子全般を
指すものである。従って、大小の差、軽重の差があるが
、前述の実施態様の何れかが利用できる。
本発明における物理的に溶出が調節された緩効性肥料と
は、水溶性塩類を主体としてなる肥料の粒状物をオレフ
ィン重合体又は/及びオレフィン共重合体を主成分とし
た被膜で被覆したもので、水の存在下で被膜を通って肥
料成分が徐々に溶出し、植物に利用される被覆肥料であ
り、例えば、特願昭61−59546号、特願昭61−
75089号の明細書等に記載されている。
種子と肥料の割合は、種子及び肥料の種類により異なる
ものの、通常種子の重量に対して凡そ2〜20倍の量の
肥料であることが望ましい。
本発明の被覆種子肥料混合体は、その輸送時や散布時に
、種子と肥料が安定して共存していること、結合剤と共
に用いる水が、貯蔵時の種子の発芽や肥料の溶出を起こ
させないために、水分による影響が不活性化されている
こと、更に播種後は、覆土の必要がなく、かつ、吸水が
良いこと等が必要であるが、このためには、種子及び肥
料を粉体で被覆することが必要である。
このような機能を有する好ましい粉体としては、結晶水
として水分を取り込むもの、安定に吸水保持するもの等
が望まれる。例えば、硫酸カルシウムの半水塩を基材と
して、これにベントナイト、イライト、バーミキュライ
ト、カオリン等の粘土物質、ピートモス並びに吸水性樹
脂のうち少なくとも1種以上を含むもの等が挙げられる
又、粉体の割合は、種子の重量に対し、凡そ2〜10倍
の粉体等を用いることが必要である。
本発明で用いる結合剤は、水溶性のもので、例えば、ポ
リビニルアルコール、澱粉、メチルセルロースなどが望
ましく、水溶液の形で用いられる。
本発明による被覆種子肥料混合体の形状は球状、板状、
棒状など色々な形にすることが出来、そのサイズは最短
の厚みが3mm以上のものが好ましく、又、被覆種子肥
料混合体−忙中に含まれる種子数は1以上であれば良い
が、通常は2〜10粒程度が好ましい。
〔実施例〕
次に実施例を示す。
実施例1 糖衣用被覆装置を用いて、次の方法により被覆種子肥料
混合体を作った。
イタリアンライグラスの種子7.5 ff1ieを糖衣
用被覆装置に入れ、ポリビニルアルコールの2%水溶液
を少量吹き付け、次いで緩効性の被覆肥料(製法、規格
については後述)を31.6M量部入れ、良く混合した
。次いで焼石膏37.6重量部、ベントナイト1.9重
量部、吸水性樹脂0.4重量部の混合粉体を添加し、回
転させながら、ポリビニルアルコールの2%水溶液(種
子に吹き付けた量と合わせて15.0重量部)を吹き付
けながら被覆を行った。
乾燥機にかけることなく、硬い製品が得られ、1忙中3
〜7粒の種子を含む直径凡そ4+n+n以上のものの収
率は80%であった。
これを予め撒水した土壌表面上に播いて、発芽性とその
後の生育について無処理の種子と比較したところ、発芽
性はほぼ同等であったが、その後の生育は試験区の方が
優れた。又、製品は高所からの散布にも十分に耐え、貯
蔵中でも発芽するようなことはなかった。
なお、被覆肥料は次のように製造した。燐硝安加里(N
−PLO,−に、0  : 15−15−15 (重量
比)、粒寸イズ2.5+n+++パス、1 、5mmス
トップ)を噴流式被覆装置を使い被覆材としてポリエチ
レン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、クルジからなる
混合物、その溶剤としてパークロルエチレン、溶出調節
剤として界面活性剤を用いて被覆処理を行い、窒素成分
の25℃土壌中で80%溶出率到達日数が360日のも
のを1周製した。
実施例2 実施例1と同じ装置を用い、次の方法により被覆種子肥
料混合体を作つた。
実施例1の方法で、粒サイズが2.8+++mパス、3
.8mmストップの被覆肥料38.5重量部を粒にして
、これにメドハギの種子7.6重量部を硫酸カルシウム
の半水塩38.5重量部を供給したものを結合剤として
のポリビニルアルコール2%水R液15 、4 ii 
M 部を用いながら、被覆処理を行い、1粒当たり3〜
7粒の種子を含む凡そ51以上の被覆種子肥料混合体を
得た。この製品は実施例1の製品と同じように匙芽性が
良く、その後の生育も良好であった。
実施例3 成型枠による静置成型法により、次の組成の下で被覆種
子肥料混合体を作った。
種子(イタリアンライグラス)   7.F4量部被覆
肥料(実施例1と同じ)   22.6 〜焼石膏  
          37.7  〃ベントナイト  
         1.9〃ピートモス       
    7.5  “ポリビニルアルコール2%水f4
液22.6  〃上記6種の材料を混合した後、厚さ7
.5cmになるように枠を使って成型した。硬化後30
“Cで乾燥し、一部の水分を除いた後に粉砕し、−粒当
たり種子数として5〜10粒程度含む被覆種子肥料混合
体を得た。
これを予め湿らせておいた土壌表面上に播いて発芽性と
その後の生育を調べたところ、無処理の種子に比べ高い
発芽率とそ後の旺盛な生育が認められた。
〔発明の効果〕
本発明による被覆種子肥料混合体では、種子と肥料の同
時散布ができ、作業の省力化が可能なことと、肥料と被
覆用粉体等により、種子の比重を大きくして播種が容易
になること、特に高所からの播種には極めて通している
こと、更に共存する肥料から養分が徐々に供給され、発
芽後の生育を早め早期緑化に効果的である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)種子、物理的に溶出が調節された緩効性肥料、及
    び被覆用粉体からなる混合体で、種子と物理的に溶出が
    調節された緩効性肥料とが重量で1:2〜20の割合か
    らなることを特徴とする被覆種子肥料混合体。
  2. (2)物理的に溶出が調節された緩効性肥料の表面に結
    合剤で種子が付着されたものに、粉体が結合剤によって
    被覆されてなる特許請求の範囲第1項記載の被覆種子肥
    料混合体。
  3. (3)物理的に溶出が調節された緩効性肥料の表面に、
    種子を含む粉体が結合剤によって被覆されてなる特許請
    求の範囲第1項記載の被覆種子肥料混合体。
  4. (4)種子と物理的に溶出が調節された緩効性肥料が混
    合された粉体が結合剤を用いて成型された後、そのまま
    或いは破砕されてなる特許請求の範囲第1項記載の被覆
    種子肥料混合体。
JP61135528A 1986-06-11 1986-06-11 被覆種子肥料混合体 Expired - Fee Related JPH0712249B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61135528A JPH0712249B2 (ja) 1986-06-11 1986-06-11 被覆種子肥料混合体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61135528A JPH0712249B2 (ja) 1986-06-11 1986-06-11 被覆種子肥料混合体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62294004A true JPS62294004A (ja) 1987-12-21
JPH0712249B2 JPH0712249B2 (ja) 1995-02-15

Family

ID=15153879

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61135528A Expired - Fee Related JPH0712249B2 (ja) 1986-06-11 1986-06-11 被覆種子肥料混合体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0712249B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013000058A (ja) * 2011-06-17 2013-01-07 Japan Carlit Co Ltd:The コーティング種子及びその製造方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102504386B1 (ko) * 2019-12-06 2023-03-02 대한민국 종자 코팅 조성물, 항공파종용 코팅 종자, 및 코팅 종자를 이용한 항공파종법

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5454811A (en) * 1978-09-04 1979-05-01 Yoshiaki Nakamura Special rice seed
JPS5658407A (en) * 1979-10-19 1981-05-21 Sato Zoki Co Ltd Admitting method of line drawing marker in rice transplanter

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5454811A (en) * 1978-09-04 1979-05-01 Yoshiaki Nakamura Special rice seed
JPS5658407A (en) * 1979-10-19 1981-05-21 Sato Zoki Co Ltd Admitting method of line drawing marker in rice transplanter

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013000058A (ja) * 2011-06-17 2013-01-07 Japan Carlit Co Ltd:The コーティング種子及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0712249B2 (ja) 1995-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4250660A (en) Process for producing coated seed
WO1985001736A1 (en) Seed coating
CA2839535C (en) Coated seeds
CA1210954A (en) Product and method of making a seed coating for increased yield
JPH11278973A (ja) 硝化抑制粒剤、硝化抑制粒剤配合肥料、及び作物の栽培方法
JP3969810B2 (ja) 肥料培地
US5695542A (en) Method of preparing a slow release fertilizer
JPH04601B2 (ja)
JPS62294004A (ja) 被覆種子肥料混合体
JP6303954B2 (ja) レンコンの栽培方法
JPH0870627A (ja) コーティング種子の製造方法
JP3999354B2 (ja) 種子の被覆方法
JPH07206565A (ja) 微量要素含有被覆粒状肥料
JPH11302646A (ja) 粒状培地及びこれを用いた混合培地
AU554911B2 (en) Seed coating
JP2001340017A (ja) 粒状培地、これを用いた育苗容器施肥用材料、および作物の栽培方法
JPH0342043B2 (ja)
WO2001021555A1 (fr) Granules enrobes inhibant la nitrification
JPH10248376A (ja) セル育苗用培土
KR100286389B1 (ko) 소립종자 과립화 피복제
RU2206194C2 (ru) Способ пополнения запасов серы в почве
JP2883305B2 (ja) 空中散布緑化工法
JP3039984B2 (ja) 散布用組成物
JPS5920637B2 (ja) 緩効性窒素−リン−カリ肥料
JPH09154319A (ja) 造粒コーティング種子およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees