JPS62293190A - 原子炉格納容器壁の構造 - Google Patents

原子炉格納容器壁の構造

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JPS62293190A
JPS62293190A JP61136814A JP13681486A JPS62293190A JP S62293190 A JPS62293190 A JP S62293190A JP 61136814 A JP61136814 A JP 61136814A JP 13681486 A JP13681486 A JP 13681486A JP S62293190 A JPS62293190 A JP S62293190A
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steel plate
containment vessel
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liner
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豊 村松
進 橋本
勇 山本
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Toshiba Corp
Shimizu Construction Co Ltd
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Toshiba Corp
Shimizu Construction Co Ltd
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  • Structure Of Emergency Protection For Nuclear Reactors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 「産業上の利用分野」 本発明は、原子炉格納容器壁の構造に関するものである
「従来の技術」 従来、原子炉格納容器(以下、格納容器と略称する)を
鉄筋コンクリート構造とすることがなされており、この
種の格納容器を構築するには、現場において堰板を支保
工で支持して仮設の型枠を組み上げるとともに、鉄筋を
組み立て、その後に型枠内にコンクリートの打設を行い
、コンクリート養生後に型枠を撤去するといった工法を
行うことが一般的である。
「発明が解決しようとする問題点」 ところが格納容器を構築するために行う前述の工法にお
いては、多量の鉄筋を現場で逐−組み立てる必要がある
上に、堰板と支保工を用いて仮設の型枠を組み上げ、更
に、養生後に型枠を撤去する必要があるために、作業量
の多い複雑な工事を現場において行わなくてはならない
問題があった。
このため原子炉建屋の構築工事において、格納容器の構
築工事が工程上のクリティカルパスとなりているのであ
る。
ところで従来、一対のR板の間にコンクリートを打設し
て形成され、引張り力を鉄筋の代わりに鋼板に負担させ
る構成とした鋼板コンクリート壁が知られている。従っ
て、この種の鋼板コンクリート壁を適用した場合に、前
記鉄筋の組み立て作業の簡略化を図りうるのであるが、
構造強度を見込んで設計されろ鋼板を格納容器の内面側
に設けた場合、事故時の温度上昇によって鋼板にライナ
ースラスト力が作用する虞があり、このため内側の鋼板
の設計が困難になるとともに、この鋼板のスラスト力が
コンクリート躯体に作用し、亀裂を生じさせるといった
悪影響を及ぼすことが考えられるために、実質的に適用
不可能となる問題がある。
本発明は、前記問題に鑑みてなされたもので、従来必要
としていた仮設型枠および鉄筋の組み立て作業を簡略化
でき、工期の大幅な短縮化並びに施工の省力化をなしえ
るとともに、ライナー工事を省くことができ、鋼板コン
クリート構造の適用を可能とする原子炉格納容器壁の構
造を提供することを目的とする。
「問題点を解決するための手段」 本発明は、前記問題点を解決するために、ライナー板と
、その外方に離間して配置された内部鋼板を具備してな
る内型枠と、その外方に離間して配置された外部鋼板を
具備してなる外型枠とを連結部材で連結して型枠ユニッ
トを構成し、前記型枠ユニットを複数接合して型枠を構
成し、前記外型枠と内型枠の間にコンクリートを打設し
、内型枠とライナー板との間に断熱材を充填して外型枠
と内型枠とライナー板を一体化してなるものである。
「作用 」 工場生産可能な型枠ユニットによってコンクリート打設
時の型枠を構成でき、型枠組み立て工事の簡略化をなし
うるとともに、引張り力を負担して鉄筋の代わりとなる
外部鋼板と内部鋼板を備えているために、鉄筋組み立て
作業を省略できる。
更に、事故時に内部側の温度上昇によって生じると想定
されるライナースラスト力に対してはライナー板が対応
し、内部側の温度上昇を断熱材が遮断して内部鋼板への
熱伝達を阻止する。
「実施例」 第1図と第2図は本発明の一実施例を示し、第3図は原
子炉建屋1の内部に構築された格納容器Aを示している
第3図に示す原子炉建屋1は、その中央部に格納容器A
を備えた構成であり、格納容器Aの内部には原子炉本体
を格納した圧力容器3が設けられている。
前記格納容器Aは、筒状をなし、その壁部の断面構造は
第1図に示すように、外周部の鋼製外型枠5と、その内
側のコンクリート壁部6と、その内側の鋼製内型枠7と
、鋼製内型枠7の内側のモルタル等からなる断熱材8と
、その内側のライナー板9を主体として構成されている
前記外型枠5は、所定の曲率で湾曲された円弧状の外部
鋼i10とその内面に所定ピッチで固定されてコンクリ
ート壁部6に埋設されたスタッドボルト11とから構成
される。前記鋼製内型枠7は、所定の曲率で湾曲された
円弧状の内部w4仮12と、その外面に所定ピッチで固
定されてコンクリート壁部6に埋設されたスタッドボル
ト13と、その内面に所定ピッチで固定されて断熱材8
に埋設されたスタッドボルト14からなっている。また
、ライナー板9は、所定の曲率で湾曲された円弧状のも
ので、その内部鋼板12に向く外面には、スタッドボル
ト15が所定ピッチで固定され、スタッドボルト15・
・・は断熱材8に埋設されている。
そして、外部鋼板10と内部鋼板12は、第2図に示す
ように、外部鋼板10と内部鋼板12゛を連結したタイ
バー等の連結部材16によって互いに平行に連結されて
いる。
なお、前記格納容器Aは、前記鋼製外型枠5とMl内型
枠7を連結部材16によって結合してなる第2図に示す
ような型枠ユニットYを複数、接合して構成された型枠
に、コンクリートを打設して構築されたものである。
次に、前記構成の格納容器Aを構築する方法について詳
細に説明する。
前記構成の格納容器Aを構築するには、まず、外型枠5
と内型枠7とが連結部材16で結合され、格納容器Aを
その周方向に複数に分割した大きさを有する第2図に示
す型枠ユニットYを複数工場で作製する。
前述のように格納容器Aを複数に分割した大きさの型枠
ユニットYは、その大きさに合わせて海上輸送、または
、陸上輸送等の輸送手段を適宜選択して現場に搬入され
る。
前記構成の複数の型枠ユニットYを現場の所定位置に搬
入したならば、隣接する型枠ユニットYの相互の外部鋼
板10どうしと、内部鋼板12どうしと、ライナー板9
どうしを各々接合して格納容器構築用の筒状の型枠を構
成する。
次に、外部鋼板lOと内部鋼板12の間の間隙にコンク
リートの打設を行ってコンクリート壁部6を形成し、内
部鋼板12とライナー板9の間の間隙にモルタル等の断
熱材8を充填する。このように工場生産されて現場に設
置された出来合いの型枠ユニットYに型枠の役目をさせ
ることによって、従来、現場で構築する必要のあった支
保工や堰板からなる仮設型枠の構築作業を削減して無支
保工化することができる。なお、工場生産した型枠ユニ
ットYを組み立てて格納容器Aを溝築するために、プレ
ハブ化、ユニット化をなしたことになり、現場での作業
量を削減でき、工期の短縮化が可能になる。また、型枠
ユニットYは工場生産するために品質管理ら容易であり
、品質を安定化することができる。なお、型枠ユニット
Yの据え付けにあたっては、原子炉建屋1を構築する際
に使用されるクレーンを用いることができ、この使用に
よってクレーンの利用効率も向上する。
前述の如く構築された格納容器Aにあっては、スタッド
ボルト11・・・と連結部材16・・・がコンクリート
壁部6と外部鋼板IOとの接合強度を向上させて外部鋼
板IOの座屈を防止するとともに、スタッドボルト13
・・・と連結部材I6・・・がコンクリート壁部6と内
部鋼板12との接合強度を向上させて内部鋼板12の座
屈を防止する。また、格納容器Aにあっては、前記引張
り力を鋼板10゜12が負担する構成のために、従来構
造において引張り力を負担していた鉄筋を省略すること
かでき、施工時に従来行っていた鉄筋の組み立て工事を
省略できる。一方、断熱材8とライナー板9は事故時の
急激な温度上昇を防止し、内部鋼板12を熱的に保護す
るものである。
ところで格納容器Aにあっては、事故時に想定される内
部側の急激な温度上昇に対応できる構造を採用する必要
がある。この点前記構造の格納容器Aにおいては、断熱
材8を内部鋼板12の内側に充填しているために、構造
材である内部鋼板12に熱影響を与えない構造となって
いる。また、ライナー板9は、格納容器Aの構造強度を
負担する構造材ではないために、事故時の急激な温度上
昇により作用するライナースラスト力に対応するように
設計できる。従ってこのライナー板9の歪チェックを行
うことによってその設計が可能になる。
また、格納容器Aの施工において、外周側に露出するの
は外部鋼板10であり、この外部鋼板IOの外側の設備
工事を格納容器Aの構築中に実施することができるため
に、両方の工事を並行して進行させることができ、施工
性も向上する。
「発明の効果」 以上説明したように本発明は、ライナー板と内型枠と外
型枠とを連結して構成した型枠ユニットを接合して形成
した型枠にコンクリートを打設してなるものであり、工
場で製造した出来合いの型枠ユニットを現場に搬入して
型枠を組み立てることができるために、プレハブ化を推
進できるものであり、従来現場で行っていた堰板と支保
工からなる仮設型枠の組み立て作業と撤去作業を省略で
き、工期の短縮、並びに、施工の省力化をなしうる効果
がある。また、前記型枠ユニットは工場生産可能であり
、品質管理も容易になるために、品質を向上することが
できる。更に、引張り力を従来の鉄筋に代わって外部*
tiと内部鋼板か負担するために、本発明構造を採用す
ることによって鉄筋を省略できるようになり、鉄筋の組
み立て作業を省略して現場での作業量を大幅に削減でき
る効果がある。なお、工場生産可能な型枠ユニットの内
側に断熱材とライナー板を設けているために、従来施工
の必要があったライナー工事を省略できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す断面図、第2図は型
枠ユニットの平面図、第3図は前記実施例の構造を格納
容器に適用して構築された原子炉建屋の構成図である。 A・・・・格納容器、   1・・・・・・原子炉建屋
、5・・・・・鋼製外型枠、  6 ・・・コンクリー
ト壁部、7・・・・・・鋼製内型枠、 8・・・・・断
熱材、9・・・・・・ライナー板、  10・・・・・
・外部鋼板、11.13,14.15・・・・・・スタ
ッドボルト、12・・・・・・内部鋼板、  16・・
・・・・連結部材。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ライナー板と、その外方に離間して配置された内
    部鋼板を具備してなる内型枠と、その外方に離間して配
    置された外部綱板を具備してなる外型枠とを連結部材で
    連結して型枠ユニットを構成し、前記型枠ユニットを複
    数接合して型枠を構成し、前記外型枠と内型枠の間にコ
    ンクリートを打設し、内型枠とライナー板との間に断熱
    材を充填して外型枠と内型枠とライナー板を一体化して
    なる原子炉格納容器壁の構造。
  2. (2)内型枠に向く外型枠の内面と、内型枠の内外面と
    、内型枠に向くライナー板の外面に、スタッドボルトを
    設けたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の原
    子炉格納容器壁の構造。
JP61136814A 1986-06-12 1986-06-12 原子炉格納容器壁の構造 Expired - Fee Related JPH0746154B2 (ja)

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JPH0746154B2 JPH0746154B2 (ja) 1995-05-17

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0560891A (ja) * 1991-08-30 1993-03-12 Kajima Corp 鋼板コンクリート製原子炉格納容器及びその構築方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0560891A (ja) * 1991-08-30 1993-03-12 Kajima Corp 鋼板コンクリート製原子炉格納容器及びその構築方法

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