JPS62292784A - 2,3−ジヒドロ−1−(8−メチル−1,2,4−トリアゾロ−〔4,3−b〕ピリダジン−6−イル)−4(1H)−ピリジノン - Google Patents

2,3−ジヒドロ−1−(8−メチル−1,2,4−トリアゾロ−〔4,3−b〕ピリダジン−6−イル)−4(1H)−ピリジノン

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JPS62292784A
JPS62292784A JP62139096A JP13909687A JPS62292784A JP S62292784 A JPS62292784 A JP S62292784A JP 62139096 A JP62139096 A JP 62139096A JP 13909687 A JP13909687 A JP 13909687A JP S62292784 A JPS62292784 A JP S62292784A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 [発明の利用分野] 本発明は2,3−ジヒドロ−1(8−メチル−1.2.
4−トリアゾロ−[4,3−b]ピリダジン−訃イル)
−4(1H)−ピリジノン自体と実質的に純粋な形のも
の、及び本化合物の製法に間する。更に本発明は気管支
拡張量としての本化合物の使用に関する。また、本発明
は本化合物を含有する気管支拡張組成物に関する。
[従来の技術] 8−メチル−6−(l−ピペリジニル)−1,2,4−
トリアゾロ−[4,3−blピリダジンと気管支けいれ
んを軽減するためのその使用は、合衆国特許第3,91
5,968号と第4.136.182号に記述されてい
る。化合物は実際上、臨床的に検討され、本化合物の尿
代謝を測定する研究が行なわれた。N量スペクトル分析
手法を用いてこれらの代謝産物の構造を調べ、この研究
の幾分はバックネル(Bucknel l)講義シリー
ズ(1982年12月1日);質量スペクトル分析及び
関連主題に間する第31回年金(ボストン、1983年
);質量スペクトル分析及び関連主題に間する第33回
年金(サンディエゴ、1985年);及びフィニガンM
ATセミナーシリーズ(シンシナチ、1985年)で発
表された。これらの発表で、幾つかの可能な代謝産物が
討議された。2,3−ジヒドロ−1−(8−メチル−1
,2,4−トリアゾロ−[4,3−blピリダジン−6
−イル)−4(Ill4(1H)−ピリジノンは提案さ
れたこれらの可能な代謝産物の一つであったが、関与物
質は少量存在するのみてあった。更に、分析が純粋な代
謝産物自体よりも、代謝産物の混合物を含有する尿試料
で行なわれた点も注目すべきである。従って、2,3−
ジヒドロ−i(8−メチル−1,2,4−トリアゾロ−
[4,3−b]ピリダジン−6−イル)−4(Il+)
−ピリジノンは代謝産物として提案されたが、純粋な形
で単離されなかった。
更に、この提案の代謝産物の構造を独立した化学的合成
によって正しいことを確認することは、その当時不可能
であった。特定的には、ジヒドロ4(1H)−ピリジノ
ン構造のため、このような化合物は前に引用された特許
に記載の合成手順、又は池の任意の明白な代替え手順に
よって得られなかった。
[発明が解決しようとする問題点] 従って本発明は2.3−ジヒドロ−1−(8−メチル−
1,2゜4−トリアゾロ−[4,3−bコピリダジン−
6−イル)−4(1H)−ピリジノン自体と実質的に純
粋な形のもの、及び本化合物の製法に関する。更に本発
明は気管支拡張量としての本化合物の使用に関する。ま
た、本発明は本化合物を含有する気管支拡張組成物に関
する。
[問題点を解決する手段] 本発明で上記の4(1H)−ピリジノンが次の一連の反
応によってつくられることが発見された。
5e−7L;ル このように、6−クロロ−8−メチル−1、2,4− 
)リアゾロ−[4,3−h]とリダジンを4−ピペリジ
ノンのエチレンケタールと反応させると、対応する6−
置換トリアゾロピリダジンが得られる。次−二ケタール
官能基を加水分解すると、対応ケトンを生し、これはエ
ノールエステルに転化されろ。このエノールエステルを
フェニルセレニルトリフルオロアセテート(その場でつ
くる)と反応させると、対応するα−フェニルセレニル
ケトンが得られろ。次に生成物を講−クロロ過安息香酸
で酸化し、塩基で処理すると、所望の生成物が得られろ
代わりの手順は、テトラヒドロピリジン出発(オ料を利
用するもので、次の&Inに要約できろ。
N−i換テトラヒドロピリジン出発材料をフェニルセレ
ニルアセテートと反応させると、対応する4−アセトキ
シ−3−フェニルセレニルピペリジンが得られ、次にこ
れを塩基で加水分解すると、対!、Sする゛トビペリジ
ノールが得られろ。次にフェニルセレニル化合物をN−
クロロサクシンイミドと、続いて1,8−ジアザビシク
ロ[5,4,0]ウンデカづ一エンと反応させると、フ
ェニルセレニル基が除かれ、2゜3−二ffi結合がピ
ペリジン環へ導入される。次に生ずる不飽和ピペリジノ
ールを二酸1ヒマンガンで酸化すると、所望の生成物が
得られる。
上記の2,3−ジヒドロ−1−(8−メチル−1,2,
4−トリアゾロ−[4,3−b]ピリダジン−6−イル
)−4(III)−ピリジノン化合物は気管支拡張量で
あり、従って気管支ぜん息のような気管支障害の処置に
有用である。
本発明は従って、本化合物を使用して気管支拡張を1テ
う方法を包含する。
本発明を実施するには、本発明の2,3−ジヒドロ−1
−(8−メチル−1,2,4−)リアソロ−[4,3−
bコピリダジン−6−イル)−4(1H)−ピリジノン
の気管支拡張有効量は、唾乳類の気管支及び気管組織;
こ1L合物を接触させるのに有効な経路から、必要な曲
孔類に内部投与される。投与するには、このような接触
を血流経由で(テなわせろために、静脈内、腹膜内、皮
下又は筋肉内注射なとの非径口投与か、又は経口ないし
直腸経由で胃腸管へ導入するか、あるいは例えば噴M液
なとの形の17αの吸入で気管内へ投与するかによる。
化合物の気管支拡張有効量、すなわち気管支のけいれん
を抑制又は軽減するのに十分な量は、処置すべき動物の
大きさ、種類、年齢、使用される特定化合物又は粟理学
的に受け入れられろ塩、投与経路及び回数、けいれんの
程度と関与する原因物質、及び投与時間に左右される。
特定の場合、投与適量は慣用の範囲決定手法、例えば異
なる適量率で生じる気管支拡張作用の観察によって確か
められる。もっと特定的には、動物く人を含む〉体重に
8当たり2.3−ジヒドロ−1−(8−メチル−1.2
.4−トリアゾロ−[4,3−bコピリダジン−6−イ
ル)−4(I)l)−ピリジノン化合物約0.1ないし
約100 Bの範囲の適量て化合物を投与でき、好まし
い範囲はkg当たり約0.25ないし約50又は1ない
し+0 Ilgである。
気管支けいれんからの望ましい保護を提供するような、
好都合な投与予定に適した最小量で個々の適量を投与す
るのが一般に望ましい。錠剤、カプセル剤、甘味入り錠
剤、エリキシル剤、シロップ剤等のような経口投与に適
合された適量単位が一般に好ましく、また慣用の持続放
出用カプセル又は錠剤処方剤に活性化合物を処方できる
が、即効を望む時は注射用組成物や吸入用噴霧液とエア
ゾル剤が好ましい。個々の適量単位の一例として、錠剤
は活性成分100 mgを含有し、1日1−6回、好ま
しくは2−4回の投与とする。
本発明を実施するには、薬学担体と2.3−ジヒドロ−
1−(8−メチル−1,2,4−トリアゾロ−[4,3
−b]ピリダジン−6−イル)−4(l)I)−ピリジ
ノン化合物約5ないし約90重量2を含む組成物として
活性化合物を入れるのが好ましい。用語「薬学担体」と
は動物への内部投与用の活性化合物を薬学的に処方する
のに有用な既知製剤用助剤゛Cあって、使用条件下に実
質的に蝿毒て非感作性のものである。組成物を錠剤、カ
プセル剤、甘味入り錠剤、トローチ剤、座薬、エリキシ
ル剤、シロップ剤、乳濁液、分散ンα、水和性及び起)
包性散剤、前筒注射用組成物、及び噴′M液の調製に知
られた手法によってつくることができ、特定形式の所望
組成物の調製に有用であることが知られた適当な賦形薬
を含有できる。
適当な製薬担体及び処方剤の手法は、「レミントン製薬
科学J (Resir+gton’s I’harma
ceutical 5ciences)[マック出版社
、ペンシルベニア州イーストンコのような標準テキスト
に見出される。
本化合物の気管支拡張作用の証拠は、雄モルモッ)X管
の単離切片の生体内試験から得ることができろ。切片を
変更バーン溶液に懸濁し、95!酸素15z炭酸ガスで
通気し、88の張力下に置いた。
予め濃度−収縮曲線から決定される、最大応答の70−
801を生ずる濃度で、幾つかの収縮剤[ヒスタミン(
1<lo=M)、5−ヒドロキシトリプタミン(2xl
O−6M)又は塩化カリウム(20mM)]のひとつに
よって知織を事前収縮させた。次に試験1ヒ合物を累積
的に、最大の弛緩応答が得られるまで、浴に加えた。
各濃度の試験化合物の弛緩効果を、3.2xlO雪イソ
プロテレノールで得られる弛緩効果に対する百分率で表
わし、これらの百分率を使用して試験化合物のED5 
aを計算した。データのすべての点数は、少なくとも5
つの異なるAJHIOものであった。比較のため、気管
支拡張作用をもつことが知られた2化合物(アミノフィ
リンと8−メチル−6−りl−ピペリジニル)−1,2
,4−トリアゾロ−[4,3−b]ピリダジン)を同時
に試験した。本発明化合物は収縮剤て生し。
た収縮を逆転することがわかり、効力はピペリジニル化
合物と同様であった。
更に、気管支拡張作用を評価するために、化合物をサル
で試験した。この手順では、アカケザルを麻酔にかけて
真力にし、人工換気し、肺力学を記録する用意をした。
ヒスタミンの静脈内注入によって肺の抵抗を高め、半ロ
グの増加投与量を用いて、2.3−ジヒドロ−1(8−
メチル−1,2,4−)リアソロ−[4,3−bコピリ
ダジン−6−イル)−4(ll+)−ピリジノンを凝縮
塊として静脈内投与した。生ずる肺抵抗の最大逆転は、
ログ投与量一応答曲線をつくるのに使用した。この曲線
から、本発明のジヒト口4(1H)−ピリジノンが約0
.18 mg/kgのED5[+をもつことが決定され
た。ここでED5.は、肺抵抗の人為的増加の50x逆
転を生ずる投与量である。
[実施例コ 以下の実施15+1は本発明を例示するために提示され
ているが、これらはいかなる形においても限定するもの
と考えてはならない。
実施例Iの段階1 6−クロロ−8−メチル−1,2,4−トリアゾロ−[
4,3−bコビリダジン42.1 g、4.4−エチレ
ンジオキシピペリジン53.7 g、トリエチルアミン
50.5 g及び無水エタノール7001の混合物を窒
素下に24時間還流した。溶媒を減圧下に除去し、得ら
れる半固体残留物をジクロロメタン約800 mlに溶
解し、飽和重炭酸ナトリウム水溶液で2回洗った0次に
有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を蒸発させ
るとオレンジ色の油が残った。この油を酢酸エチル約1
200m1に溶解し、結晶化が始まるまで濃縮した。
次に混合物を5℃に冷却し、結晶性固体を濾過によって
集め、新しい酢酸エチルで洗い乾燥すると、6〜(4,
4−エチレンジオキシ−1−ピペリジニル)−8−メチ
ル−1,2,4−トリアゾロ−[4,3−blピリダジ
ンが得られた。その融点は約156157℃。
実施例1の段階2 101酢酸水溶1夜3501中のfli−(4,4−エ
チレンジオキシ−1−ピペリジニル)−8−メチル−1
,2,4−)リアソロ−[4,3−b]ピリダジン62
.5 gの溶液を7時間1瓜した。溶媒を減圧下に蒸発
させ、残留物を14騰するエタノール1100 ml中
に取上げた。エタノール溶液を6001まてJ縮し、水
浴中に冷却した。生成する結晶固体を濾過によって分離
し、新しいエタノール、次にエチルエーテルで洗い乾燥
すると、クリーム色針晶としてi(8−メチル−1,2
,4−トリアゾロ−[4,3−b]ピリダジン−6−イ
ル)−4−ピペリジノンを生した。その融点は約196
.5−190℃。
実施例■の段階3 無水酢酸2501中の1−(8−メチル−1,2,4−
トリアゾロ−[4,3−b]ピリダジン−6−イル)−
4−ピペリジノン23.1 gの懸濁液を室温でかきま
ぜながら、4−トルエンスルホン酸22.8 gを一度
に添加した。透明な淡黄色溶液が直ちに発現し、これを
約35℃に暖めた。約10分後、白色沈殿物が生成し始
め、次に混合物を油浴中で140℃、2時間加熱した。
更に加熱を2時間続け、この間混合物に窒素流を通した
この結果、容積が幾分酸るが、簀水酢酸の大部分はバル
ブ・ツー・バルブの真空蒸留(60℃、約O1I n+
m)Ig)で除去された。生ずる茶色のゴムを塩化メチ
レンに溶解し、飽和重炭酸ナトリウム水溶液で1回洗っ
てから、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を蒸発させ
ると茶色の油が残った。油をウォータース・アソンエー
ツ・プレツブ5ooi体クロマトグラフによるシリカゲ
ル上のクロマトグラフィにかけた。溶離剤は95mジク
ロロメタン15χエタノールであり、エタノールはIO
Xの量で濃水酸化アンモニウムを含有した。この処理で
透明な生成物を生し、これは淡褐色固体の6−(4−ア
セトキシ−1,2,3,6−テトラヒトロー1−ピリジ
ニル)−8−メチル−1,2,4−トリアゾロ−[4,
3−bコピリダジンであった。
実施例■の段階4 ジクロロメタン200 ml中のトリフルオロ酢酸銀1
8.8 gの懸濁液を窒素下にかきまぜ、固体をできる
だけ溶解するために短時間加熱還流させた。しかし、固
体のほとんどは溶解しなかった。生ずる懸濁1夜を冷却
し、この懸濁液にジクロロメタン100 ml中の塩化
フェニルセレニル14.9 gの溶?夜を添加した。混
合物を室温で90分激しくかきまぜ、生ずる混合物に、
ジクロロメタン1001中の6− (,1−7セトキシ
ー1.2.3.6−テトラヒトロー1−ピリジニル)−
8−メチル−1,2,4−トリアゾロ−[4,3−bコ
ピリグジン16.4 gを一度に添加した。混合物を室
温でかきまぜ、色がすぐに消えると、淡黄色の懸濁液が
得られた。混合物を初めに目の粗いろ紙に通し、次いで
ソリ力ゲル詰め物に通して濾過してから、ウォータース
・ブレフッ500M責でシリカゲル上のクロマトグラフ
ィにかけた。溶離剤は97.5χジクロロメタン/2.
5Xエタノールであり、エタノールはIOKの量で濃水
酸化アンモニウムを含有した。
これは!(8−メチル−1.2.4−トリアゾロ−[4
,3−bコピリダジン−6−イル)−3−(フェニルセ
レニル)−4−ピペリジノンを生した。
実施例Iの段階5 ジクロロメタン4001中における前実施例段階で得た
ピペリジノン8.8gから溶液を調製し、粉末無水炭酸
カリウム9.4gを加えると懸濁液を生じた。これを室
温でかきまぜ、次にジクロロメタン2001中の3−ク
ロロ過安息香酸5.9gの溶液を2゜5時間にわたって
潤油した。添加終了時に4相クロマトグラフィは、反応
の完了を示した。セライトに通して濾過後、溶液を乾固
まで蒸発させ、残留物をエーテルですり砕いた。これに
よってセレニル副生物が溶解除去され、固体材料が残っ
た。
この固体をメタノールから結晶化すると、2,3−ジヒ
ドロ−1−(8−メチル−1,2,4−トリアゾロ−[
4,3−b]ピリダジン−6−イル)−4(IN)−ピ
リジノンが黄色針孔として得られた。その融点は約26
8−270℃、この化合物は次の構造式をもっている。
実施例■の段階l エタノール1リツトル中の6−クロロ−8−メチル−1
゜2.4− )リアゾロ−[4,3・b]ピリダジン8
4.3 g、l、2゜5.6−チトラヒトロビリジン6
2.4 g及びトリエチルアミン101 gの溶液を窒
素下に21時間還流した。
溶媒の大部分を回転蒸発器で除去した。残留する半固体
をジクロロメタン1000 mlに溶解し、飽和重炭酸
ナトリウム溶液5001で洗った。水層を新しいジクロ
ロメタン(2x200 ml)で逆1先し、−緒にした
有機相を簀水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を蒸発さ
せると、薄茶色の油を生し、これは徐々に固化した。こ
れを熱い酢酸エチル2301に取り上げ、冷却した。混
合物を徐々に室温まで冷却し、次に5℃に冷却後、生成
するクリーム色針品を集め、エチルエーテル/酢酸エチ
ル(2:l)と次にエチルエーテルで洗い、乾燥すると
、8−メチル−6−(1,2,5,6−テトラヒドロピ
リジン−1−イル)−1,2,4=トリアゾロ−[4,
3−blピリダジンを生じた。その融点は約103・1
06℃。
実施例■の段階2 氷酢酸251中の無水酢酸カリウム3.7gとジフェニ
ルジセレナイド3.08の混合物を室温でかきまぜ、こ
の間に氷酢酸5■1中の臭素1.5gの溶液を手早く添
加した。反応のわずかな温度上昇が認められた。深紅−
茶色の混合物を10分かきまぜ、次に8−メチル−6−
(1、2、5、6−テトラヒドロビリジン−1−イル)
−1,2,4−トリアゾロ−[4,3−blピリダジン
4.0gを加え、室温で反応を続けた。10分後、混合
物の色がかなり消え、4相クロマトグラフィ[シリカゲ
ル、95Xジクロロメタン15χエタノール(101m
水酸化アンモニウム〉て溶離]は、反応終了を示した。
反応を同量のジクロロメタンで希釈し、無機塩をろ別し
た。ろ液を粘性な油まで1縮し、これをシリカゲルカー
トリッジの積ったウォータース・ブレツブ5009 i
てのクロマトグラフィ精製にかけ、上の4相クロマトグ
ラフィと同し溶媒系で溶離した。透明なフラクションは
4−アセトキシ−(8−メチル−1,2,4−)リアソ
ロ−[4,3−blピリダジン−6−イル)−3−(フ
ェニルセレニル)ピペリジンを粘性な油として生じた。
実施例Hの段階3 エタノール251中の4−7セトキシー1−(8−メチ
ル−1,2,4−トリアゾロ−[4,3−b]ピリダジ
ン−6−イル)−3−(フェニルセレニル)ピペリジン
3.68の溶1夜を室温でかきまぜ、この間にIN水酸
化ナトリウム101を添加した。室温で更に30分かき
まぜてから、反応を水/ジクロロメタンで分配した。層
を分離し、水相を新しいジクロロメタンで洗い、−緒に
した有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し蒸発させると
、−色ガラス状物を生した。この材料を酢酸エチル50
m I中で沸騰させると、結晶材料が生成した。室温に
冷却後、生成物を集めて乾燥すると、融点+57− 1
60℃の1−(8−メチル−1,2,4−)リアソロ−
[:4.3−blピリダジン−6−イル)−3−(フェ
ニルセレニル)−4−ピペリジノールが得られた。
実施例■の段階4 ジクロロメタン中の1−(8−メチル−1.2.4−ト
リアゾロ−[4,3−blピリダジン−6−イル)−3
−(フェニルセレニル)−4−ピペリジノール387I
+1gの溶液を室温でジクロロメタン3 ml中のN−
クロロサクシンイミド147 mgの溶液で処理し、室
温でかきまぜた。白色沈殿物が生成した。15分後、1
.訃ジアザビシクロ[5,4,01ウンデカ−7−エン
を加え、室温でかきまぜを20時間続けた。この結果、
非常に暗い色の溶液ができた。反応容量を回転蒸発器で
減らし、溶液を直接にシリカゲル(20g)フラッシュ
クロマトグラフィカラムに入れた。カラムの材料をジク
ロロメタンでゆすいてから、これを952ジクロロメタ
ン15エエタノール(l0Xil水酸化アンモニウム)
で溶離した。透明なフラクションを一緒にすると、溶媒
蒸発後、粘性な淡褐色の油が得られ、これは徐々に結晶
化して、l−り8−メチル−1,2,4−トリアゾロ−
[4,3−b]ピリダジン−6−イル)−1,4,5,
6−テトラヒトロー4−ピリジノールが得られた。その
融点は約171−173℃。
実施例Hの段階5 ジクロロメタン15 ml中の1−(8−メチル−1,
2,4−トリアゾロ−[4,3−b]ピリダジン−6−
イル)−1,4,5,6−テトラヒドロ−4−ピリジノ
ール116 Bの溶液を二酸化マンガン5001で処理
し、還流まで加熱した。
混合物を64時間還流し、固体をセライトに通してろ別
し、新しい熱いジクロロメタンでよく洗った。
ろ液から溶媒を蒸発させると、融点約264−266°
C(分解)の2,3−ジヒドロ−1−(8−メチル−1
,2,4−トリアゾロ−[4,3−b]ピリダジン−6
−イル)−4(I)I)−ピリジノンが得られた。この
材料の一部をメタノールから結晶化させると淡黄色針孔
として精製された生成物が得られた。その融点は約27
0 、5−271 、5℃(分解)。この材料は実施例
10段階5て得られた生成物と同一であった。
本発明は特許請求の範囲第3項の方法でつくられる2、
3−ジヒドロ−1−(8−メチル−1,2,4−トリア
ソロ−(4,3−blピリダジン−6−イル) −4(
] I+ )−ピリジノン及び特許請求の範囲第4項の
方法でつくられる2゜3−ジヒドロ−1−(8−メチル
−1,2,4−トリアゾロ−[4,3−blピリダジン
−6−イル)−4(1H)−ピリジノンを含むものであ
る。
出願人 メレル ダウ ファーマスーティカルズ イン
コーホレーテッド

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、2,3−ジヒドロ−1−(8−メチル−1,2,4
    −トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル)−
    4(1H)−ピリジノン。 2、実質的に純粋な形の2,3−ジヒドロ−1−(8−
    メチル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダ
    ジン−6−イル)−4(1H)−ピリジノン。 3、以下の段階、即ち (a)6−クロロ−8−メチル−1,2,4−トリアゾ
    ロ[4,3−b]ピリダジンを4,4−エチレンジオキ
    シピペリジンと反応させて、6−(4,4−エチレンジ
    オキシ−1−ピペリジニル)−8−メチル−1,2,4
    −トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得、 (b)エチレンジオキシ保護基を10%酢酸で除去して
    、対応するケトンを得、 (c)無水酢酸と4−トルエンスルホン酸を使用して、
    ケトンを対応するエノールアセテートに転化し、(d)
    フェニルセレニルトリフルオロアセテートを使用して、
    エノールエステルを対応するα−フェニルセレニルケト
    ンに転化し、 (e)フェニルセレニル化合物を3−クロロ過安息香酸
    と反応させ、続いて塩基で処理して、所望の生成物を得
    ること からなる実質的に純粋な形の2,3−ジヒドロ−1−(
    8−メチル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピ
    リダジン−6−イル)−4(1H)−ピリジノンの製法
    。 4、以下の段階、即ち (a)8−メチル−6−(1,2,5,6−テトラヒド
    ロピリジン−1−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4
    ,3−b]ピリダジンをフェニルセレニルアセテートと
    反応させて、4−アセトキシ−1−(8−メチル−1,
    2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イ
    ル)−3−(フェニルセレニル)ピペリジンを得、 (b)アセトキシエステル基を塩基で加水分解して対応
    する4−ピペリジノールを得、 (c)ピペリジノールをまずN−クロロサクシンイミド
    と、次に1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデ
    カ−7−エンと反応させて、対応する1,4,5,6−
    テトラヒドロ−4−ピリジノールを得、 (d)テトラヒドロピリジノールを二酸化マンガンで酸
    化させて、所望の生成物を得ること からなる実質的に純粋な形の2,3−ジヒドロ−1−(
    8−メチル−1,2,4−トリアゾロ−[4,3−b]
    ピリダジン−6−イル)−4(1H)−ピリジノンの製
    法。 5、2,3−ジヒドロ−1−(8−メチル−1,2,4
    −トリアゾロ−[4,3−b]ピリダジン−6−イル)
    −4(1H)−ピリジノンの気管支拡張量を含む哺乳類
    の気管支けいれんを軽減する薬剤。 6、動物の体重kg当たり約0.25ないし約50mg
    の投与量で化合物が経口投与されるようにした、特許請
    求の範囲第5項の薬剤。 7、薬学的に受け入れられる担体中の2,3−ジヒドロ
    −1−(8−メチル−1,2,4−トリアゾロ−[4,
    3−b]ピリダジン−6−イル)−4(1H)−ピリジ
    ノンを含む気管支けいれんの処置用組成物である特許請
    求の範囲第5項に記載の薬剤。
JP62139096A 1986-06-05 1987-06-04 2,3−ジヒドロ−1−(8−メチル−1,2,4−トリアゾロ−〔4,3−b〕ピリダジン−6−イル)−4(1H)−ピリジノン Expired - Fee Related JP2527967B2 (ja)

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