JPS62290609A - 倉庫用クレ−ンの上部案内装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 （産業上の利用分野） 本発明は、自動倉庫に於いて棚に対する入出庫作業用に
使用される走行うレーン、特に床面上ガイドレールに移
動可能に支持される走行うレーンの上部案内装置に関す
るものである。

（従来の技術及びその問題点） この種の走行うレーンは、床面上ガイドレールに支持さ
れる下部フレームと天井側の上部ガイドレールに案内さ
れる上部フレームとを垂直な支柱によって連結し、この
支柱にそって昇降自在な昇降キャレンジを設けると共に
、当該キャレフジ上に荷移載手段を設けて成るものであ
るが、従来のこの種の走行うレーンでは、前記上部フレ
ームの上側に前記上部ガイドレールを挟む左右一対の振
れ止め用垂直軸ローラーを軸支していた。

従って前記上部ガイドレールはクレーンの上部フレーム
の上側に配置されることになり、上部ガイドレールを支
持する天井面又は梁と前記上部フレームの上面との間の
空間上下高さが大きくなるため、前記上部フレームを含
む上下方向のデッドスペースが大きくなって、倉庫の格
納効率が低下する欠点があった。

（問題点を解決するための手段） 本発明は上記のような従来の問題点を解決し得る倉庫用
クレーンの上部案内装置を提案するものであって、その
特徴は、前記上部フレームから横側方に張り出し部を設
け、前記上部フレームの上面よりも上方に突出しない状
態で前記張り出し部上に、上部ガイドレールを挟む左右
一対の振れ止め用垂直軸ローラーを軸支し、更に前記上
部ガイドレールが遊嵌する凹部を備えたガイドプレート
を前記張り出し部に取り付けた点にある。

（実施例） 以下に本発明の一実施例を添付の例示図に基づいて説明
すると、第１図に於いて、１は下部フレームであって、
床面上に敷設された下部ガイドレール２上を転勤する駆
動車輪３と従動車輪４とを備えている。５は天井側に架
設された上部ガイドレール６に案内される上部フレーム
であって、前記下部フレーム１に前後一対の垂直な支柱
？ａ。

７ｂを介して連結されている。８は支柱７ａ、７ｂ間で
昇降可能に支持された昇降キヤレンジであって、ランニ
ングフォーク等の荷移載手段９が搭載されている。１０
は吊り下げチェノｌｌａ、１１ｂを介して前記昇降キャ
レフジ８を昇降駆動するキャレッジ駆動手段であり、１
２は前記駆動車輪３を駆動する走行用モーターである。

第２図乃至第４図に示すように、前記上部フレーム５の
前後両端には、同一方向横向きに突出する張り出し部１
３ａ、１３ｂが突設され、この各張り出し部１３ａ、１
３ｂの上側に、前記上部ガイドレール６を挟む左右一対
の振れ止め用垂直軸ローラー１４ａ、１４ｂが上部フレ
ーム５の上面より上方には突出しない状態で軸支されて
いる。

１５ａ、１５ｂは前記各張り出し部１３ａ、１３ｂの前
後方向外側面に取り付けられたガイドプレートであって
、上辺には前記上部ガイドレール６が遊嵌する凹部１６
が形成されている。１７は上部ガイドレール６を支持す
る梁材である。

以上のように構成された倉庫用クレーンは、モーター１
２によって駆動車輪３を回転させることにより下部ガイ
ドレール２にそって走行するが、このとき上部フレーム
５に設けられた前後２組、各左右一対の振れ止め用垂直
軸ローラー１４ａ。

ｔ４ｂが上部ガイドレール６を挟んでいるので、クレー
ン上部が左右横方向に振れることはない。

このように振れ止め用垂直軸ローラー１４２．１４ｂが
上部ガイドレール６を挟んでいる状態では、ガイドプレ
ー）１５ａ、１５ｂに於ける凹部１６の内側縁と上部ガ
イドレール６との間には小間隙が確保され、両者が互い
に摺接することはない（発明の作用及び効果） 以上のように実施し得る本発明の倉庫用クレーンの上部
案内装置によれば、上部フレームに設けられる振れ止め
用垂直軸ローラーは当該上部フレームの横側方で且つ当
該上部フレームの上面よりも低い位置に設けられている
ので、上部ガイドレールをクレーン上部フレームの横側
方で且つ当該上部フレームの上面よりも下方に突出する
状態に架設することが出来る。

従って、上部ガイドレールを支持する天井面又は梁材に
クレーン上部フレームの上面を可能な限り接近させるこ
とが出来るので、クレーン上部フレームを含む上下方向
のデッドスペースが小さくなり、倉庫の格納効率を高め
ることが出来る。

更に振れ止め用垂直軸ローラーを軸支するための張り出
し部に取り付けられたガイドプレートによって、事故や
支軸の劣化等によって仮に振れ止め用垂直軸ローラーが
不測に脱落した場合でも、前記ガイドプレートの凹部と
上部ガイドレールとの係合によりクレーンが左右に倒れ
ることを確実に防止することが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図はクレーン全体の側面図、第２図は上部案内装置
の平面図、第３図は同側面図、第４図は同正面図である
。 ５・・・上部フレーム、６・・・上部ガイドレール、１
３ａ、１３ｂ・・・張り出し部、１４ａ、１４ｂ−・・
振れ止め用垂直軸ローラー、１５ａ、１５ｂ・・・ガイ
ドプレート、１６・・・凹部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 床面上ガイドレールに移動可能に支持された倉庫用クレ
   ーンの上部フレームから横側方に張り出し部を設け、前
   記上部フレームの上面よりも上方に突出しない状態で前
   記張り出し部上に、上部ガイドレールを挟む左右一対の
   振れ止め用垂直軸ローラーを軸支し、更に前記上部ガイ
   ドレールが遊嵌する凹部を備えたガイドプレートを前記
   張り出し部に取り付けて成る倉庫用クレーンの上部案内
   装置。