JPS6229050Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6229050Y2 JPS6229050Y2 JP10347583U JP10347583U JPS6229050Y2 JP S6229050 Y2 JPS6229050 Y2 JP S6229050Y2 JP 10347583 U JP10347583 U JP 10347583U JP 10347583 U JP10347583 U JP 10347583U JP S6229050 Y2 JPS6229050 Y2 JP S6229050Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- filter body
- ring
- cover
- air cleaner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 7
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 3
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 5
- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 4
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 description 2
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
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- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 1
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- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は内燃機関用のエアクリーナ、特にそ
の高さを低減できるものに関する。
の高さを低減できるものに関する。
従来より用いられている一般的な内燃機関用エ
アクリーナは、濾紙・不織布等の濾材を交互に折
曲し、その折曲縁が内、外周となるように環状に
丸めて濾過体となした、いわゆる菊型濾過体を用
いたもので、その上下面にパツキンを介してケー
ス内に収め、濾過体の外周部より含塵空気を導入
し、これを中心方向に濾過させることで浄化を行
なうものであつた。
アクリーナは、濾紙・不織布等の濾材を交互に折
曲し、その折曲縁が内、外周となるように環状に
丸めて濾過体となした、いわゆる菊型濾過体を用
いたもので、その上下面にパツキンを介してケー
ス内に収め、濾過体の外周部より含塵空気を導入
し、これを中心方向に濾過させることで浄化を行
なうものであつた。
しかしながら、このような方式のエアクリーナ
にあつては、エレメントの外周部に空気通路を形
成しなければならないために、その実効濾過面積
の割にはケースが大形化する欠点があつた。
にあつては、エレメントの外周部に空気通路を形
成しなければならないために、その実効濾過面積
の割にはケースが大形化する欠点があつた。
そこで、例えば実公昭31−9488号公報に見られ
るように、前記濾材をその上下端が交互に山と谷
とになるように折曲し、かつ同心状に捲回した、
いわゆる扇形濾紙を用いることが提案されてい
る。このような扇形濾過体を用いた場合には、従
来の菊形濾紙製のものに比して寸法、形状を大幅
に小形化できる。しかし、その反面、前記扇形濾
過体の場合には高さ方向の荷重に対する抗力が乏
しいとともに、その内、外周の開口部の処理が難
しいため、前記の利点を有するにもかかわらず、
実用化が困難であつた。
るように、前記濾材をその上下端が交互に山と谷
とになるように折曲し、かつ同心状に捲回した、
いわゆる扇形濾紙を用いることが提案されてい
る。このような扇形濾過体を用いた場合には、従
来の菊形濾紙製のものに比して寸法、形状を大幅
に小形化できる。しかし、その反面、前記扇形濾
過体の場合には高さ方向の荷重に対する抗力が乏
しいとともに、その内、外周の開口部の処理が難
しいため、前記の利点を有するにもかかわらず、
実用化が困難であつた。
濾過体に抗力を付与するには、例えば実開昭50
−155669号公報に見られるように、濾過体の折畳
みピツチと同じ三角形状の支持部を設ければ良い
が、このように構成したとしても濾過空気が濾過
体の上下方向に流通するので、エアクリーナの全
高が大きくなるという欠点があつた。
−155669号公報に見られるように、濾過体の折畳
みピツチと同じ三角形状の支持部を設ければ良い
が、このように構成したとしても濾過空気が濾過
体の上下方向に流通するので、エアクリーナの全
高が大きくなるという欠点があつた。
本考案は以上の欠点を克服するためになされた
ものであつて、前記扇形濾過体の利点である寸
法、形状の小形化を享有しつつ、その欠点である
荷重に対する抗力を高め、かつその内、外の開口
部の処理を簡単な構成で行え、しかも全高を低く
できるエアクリーナを提供することを目的とす
る。
ものであつて、前記扇形濾過体の利点である寸
法、形状の小形化を享有しつつ、その欠点である
荷重に対する抗力を高め、かつその内、外の開口
部の処理を簡単な構成で行え、しかも全高を低く
できるエアクリーナを提供することを目的とす
る。
前記目的を達成するために、本件考案は、有底
円筒状のボデイとカバーとからなるケース内に、
上下端が交互に山と谷とになるように折曲され、
かつ折曲稜線が放射状に形成された環状の濾過体
を濾過体ホルダを介して収納したエアクリーナに
おいて、前記濾過体ホルダは前記ボデイとカバー
の接合フランジ部に挟着されるフランジ部を有す
るリングと、このリングの内周部に支持ステーを
介して一体化された前記濾過体の内径に等しい外
径の一端閉鎖型の筒部とを備え、この筒部の外周
と前記リングの外周には前記濾過体の折畳みピツ
チに等しく、かつ濾過体の内外周開口縁の三角形
状に等しい三角状の多数の支持部をそれぞれ周廻
状に立設し、且つ、前記カバーの側面に外気取入
口を設け、外気が前記支持部間を側方から通過し
た後前記濾過体を上下方向に通過して濾過される
ようにした。
円筒状のボデイとカバーとからなるケース内に、
上下端が交互に山と谷とになるように折曲され、
かつ折曲稜線が放射状に形成された環状の濾過体
を濾過体ホルダを介して収納したエアクリーナに
おいて、前記濾過体ホルダは前記ボデイとカバー
の接合フランジ部に挟着されるフランジ部を有す
るリングと、このリングの内周部に支持ステーを
介して一体化された前記濾過体の内径に等しい外
径の一端閉鎖型の筒部とを備え、この筒部の外周
と前記リングの外周には前記濾過体の折畳みピツ
チに等しく、かつ濾過体の内外周開口縁の三角形
状に等しい三角状の多数の支持部をそれぞれ周廻
状に立設し、且つ、前記カバーの側面に外気取入
口を設け、外気が前記支持部間を側方から通過し
た後前記濾過体を上下方向に通過して濾過される
ようにした。
以下、この考案の一実施例を図面を用いて詳細
に説明する。
に説明する。
第1図はこの考案を適用したエアクリーナの全
体を示すものである。
体を示すものである。
図において、このエアクリーナは、有底円筒形
のボデイ1と、このボデイ1の上面周縁にフラン
ジ結合されるカバー2と、これらによつて構成さ
れるケース内に収装される濾過組立体3とからな
つている。
のボデイ1と、このボデイ1の上面周縁にフラン
ジ結合されるカバー2と、これらによつて構成さ
れるケース内に収装される濾過組立体3とからな
つている。
濾過組立体3は前述の如く濾紙・不織布等の濾
材を上下端が交互に山と谷とになるように折曲
し、かつ折曲稜線が放射状に形成された環状の濾
過体4と、この濾過体4を保持する濾過体ホルダ
5とからなる。
材を上下端が交互に山と谷とになるように折曲
し、かつ折曲稜線が放射状に形成された環状の濾
過体4と、この濾過体4を保持する濾過体ホルダ
5とからなる。
この濾過体ホルダ5はポリプロピレン等の合成
樹脂射出成形体からなる一体のもので、このもの
は前記ボデイ1およびカバー2の開口縁にそれぞ
れ形成された接合フランジ部1a,2a間に挟着
されるフランジ部6を外周に有する前記濾過体4
の外周径にほぼ等しいリング7と、このリング7
の内周部に放射状に形成された複数の支持ステー
8にその下部周縁を一体化された筒部9を有して
いる。
樹脂射出成形体からなる一体のもので、このもの
は前記ボデイ1およびカバー2の開口縁にそれぞ
れ形成された接合フランジ部1a,2a間に挟着
されるフランジ部6を外周に有する前記濾過体4
の外周径にほぼ等しいリング7と、このリング7
の内周部に放射状に形成された複数の支持ステー
8にその下部周縁を一体化された筒部9を有して
いる。
この筒部9は前記濾過体4の内周径にほぼ等し
いとともに、その上面は蓋されている。
いとともに、その上面は蓋されている。
そして、前記リング7の外周上には濾過体4の
折畳みピツチに等しく、かつ濾過体4の外周開口
縁の三角形状に等しい三角状の多数の支持部10
が、周廻状に立設されているとともに、前記筒部
9の外周には前記と同一ピツチで、濾過体4の内
周開口縁の三角形状に等しい多数の支持部11が
形成されている。
折畳みピツチに等しく、かつ濾過体4の外周開口
縁の三角形状に等しい三角状の多数の支持部10
が、周廻状に立設されているとともに、前記筒部
9の外周には前記と同一ピツチで、濾過体4の内
周開口縁の三角形状に等しい多数の支持部11が
形成されている。
第2図は以上の如く構成された濾過体ホルダ5
に濾過体4を組込んだ状態を示す。
に濾過体4を組込んだ状態を示す。
図においては、濾過体4の外周端および内周端
はそれぞれ支持扮10および支持部11に支持さ
れているとともに、これらの内、外周の開口部は
支持部10、支持部11により隙間なく閉塞され
ることになる。
はそれぞれ支持扮10および支持部11に支持さ
れているとともに、これらの内、外周の開口部は
支持部10、支持部11により隙間なく閉塞され
ることになる。
よつて、このように組立てられた濾過組立体は
第1図の如くそのフランジ部6をガスケツト12
を介してボデイ1のフランジ部1aに位置決め
し、次いでカバー2のフランジ部2aを前記フラ
ンジ部6に位置決めし、図示しないバツクル等の
締結部材よりカバー2とボデイ1間を結合すれ
ば、前記濾過体4を介してのみカバー2とボデイ
1間が流通することになる。
第1図の如くそのフランジ部6をガスケツト12
を介してボデイ1のフランジ部1aに位置決め
し、次いでカバー2のフランジ部2aを前記フラ
ンジ部6に位置決めし、図示しないバツクル等の
締結部材よりカバー2とボデイ1間を結合すれ
ば、前記濾過体4を介してのみカバー2とボデイ
1間が流通することになる。
なお、第1図中2bはカバー2の側面に形成さ
れた外気導入口、1bはボデイ1の底面に形成さ
れたキヤブレター側流通口であり、外気導入口2
bから導入された含塵空気は、外周側の支持部1
0−10間を通つた後、濾過体4の上側面からそ
の下部側に通過し、その下部の流通口1bを経て
キヤブレター側に流通する。
れた外気導入口、1bはボデイ1の底面に形成さ
れたキヤブレター側流通口であり、外気導入口2
bから導入された含塵空気は、外周側の支持部1
0−10間を通つた後、濾過体4の上側面からそ
の下部側に通過し、その下部の流通口1bを経て
キヤブレター側に流通する。
以上説明したように本考案にあつては、従来の
菊形濾紙を用いたエアクリーナに比して濾過体の
直径より僅かに大きなケース内に収納すればよい
ので全体を小径化でき、しかもその側面、すなわ
ち外周面は三角状の支持部材により完全に閉塞さ
れているために、側面から外気を取り入れること
ができ、このためケースの高さを低く取れ、全体
を極めて小形化できる。またこの考案にあつては
支持部材によつて縦方向の荷重を支えるため、こ
の種の扇形濾過体の欠点である荷重に対する抗力
も十分なものとなる。
菊形濾紙を用いたエアクリーナに比して濾過体の
直径より僅かに大きなケース内に収納すればよい
ので全体を小径化でき、しかもその側面、すなわ
ち外周面は三角状の支持部材により完全に閉塞さ
れているために、側面から外気を取り入れること
ができ、このためケースの高さを低く取れ、全体
を極めて小形化できる。またこの考案にあつては
支持部材によつて縦方向の荷重を支えるため、こ
の種の扇形濾過体の欠点である荷重に対する抗力
も十分なものとなる。
第1図はこの考案に係るエアクリーナの全体構
成を示す分解斜視図、第2図は濾過組立体の組立
て状態を示す斜視図である。 1……ボデイ、1a……接合フランジ部、1b
……流通口、2……カバー、2a……接合フラン
ジ部、2b……外気取入口、3……濾過組立体、
4……扇形濾過体、5……濾過体ホルダ、6……
フランジ部、7……リング、8……支持ステー、
9……筒部、10……支持部、11……支持部、
12……ガスケツト。
成を示す分解斜視図、第2図は濾過組立体の組立
て状態を示す斜視図である。 1……ボデイ、1a……接合フランジ部、1b
……流通口、2……カバー、2a……接合フラン
ジ部、2b……外気取入口、3……濾過組立体、
4……扇形濾過体、5……濾過体ホルダ、6……
フランジ部、7……リング、8……支持ステー、
9……筒部、10……支持部、11……支持部、
12……ガスケツト。
Claims (1)
- 有底円筒状のボデイとカバーとからなるケース
内に、上下端が交互に山と谷とになるように折曲
され、折曲稜線が放射状に形成された環状の濾過
体を濾過体ホルダを介して収納したエアクリーナ
において、前記濾過体ホルダは前記ボデイとカバ
ーの接合フランジ部に挟着されるフランジ部を有
するリングと、このリングの内周部に支持ステー
を介して一体化された前記濾過体の内径に等しい
外径の一端閉鎖型の筒部とを備え、前記筒部の外
周と前記リングの外周には前記濾過体の折畳みピ
ツチに等しく、かつ濾過体の内外周開口縁の三角
形状に等しい三角状の多数の支持部をそれぞれ周
廻状に立設し、且つ、前記カバーの側面に外気取
入口を設け、外気が前記支持部間を側方から通過
した後前記濾過体を上下方向に通過して濾過され
ることを特徴とするエアクリーナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10347583U JPS6013225U (ja) | 1983-07-05 | 1983-07-05 | エアクリ−ナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10347583U JPS6013225U (ja) | 1983-07-05 | 1983-07-05 | エアクリ−ナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6013225U JPS6013225U (ja) | 1985-01-29 |
JPS6229050Y2 true JPS6229050Y2 (ja) | 1987-07-25 |
Family
ID=30243414
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10347583U Granted JPS6013225U (ja) | 1983-07-05 | 1983-07-05 | エアクリ−ナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6013225U (ja) |
-
1983
- 1983-07-05 JP JP10347583U patent/JPS6013225U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6013225U (ja) | 1985-01-29 |
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