JPS62289316A - 厚鋼板のオンライン加速冷却方法 - Google Patents

厚鋼板のオンライン加速冷却方法

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JPS62289316A
JPS62289316A JP13345386A JP13345386A JPS62289316A JP S62289316 A JPS62289316 A JP S62289316A JP 13345386 A JP13345386 A JP 13345386A JP 13345386 A JP13345386 A JP 13345386A JP S62289316 A JPS62289316 A JP S62289316A
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JP
Japan
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cooling
steel plate
thick steel
slit jet
water flow
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JP13345386A
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JPH062291B2 (ja
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Izuo Takahashi
出雲男 高橋
Yoshikazu Obanya
嘉一 大番屋
Hidekatsu Fukumitsu
福満 英勝
Shohei Tanaka
田中 昌平
Keiichi Fujii
藤井 敬一
Yoshiisa Kishimoto
岸本 吉功
Akinori Otomo
朗紀 大友
Koro Takatsuka
公郎 高塚
Kensho Akiyama
秋山 憲昭
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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Publication date
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  • Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
  • Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) 本発明は厚鋼板のオンライン加速冷却方法に関し、更に
詳しくは一方向通板冷却で鋼板形状の良好な鋼板を提供
しようとするものである。
(従来の技術) 加速冷却はオンラインでの材質造り込み技術として厚鋼
板製造の主要技術として発展しつつあるが、加速冷却に
おいて最も重要なことは、所定の材質を得るにあたり、
冷却歪による鋼板の形状不良を防止して冷却後の鋼板形
状を良好にすることにある。
ところで、この加速冷却の手段としては、従来から通板
方式として、例えば特開昭51−61415号公報に開
示の如く鋼板全体を冷却装置内に装入して冷却する同時
−斉冷却方式と、例えば特開昭58−3916号、同6
0−43435号公報に開示の如く前端から後端に向か
って順次冷却する一方向通板方式に大別される。
前者の同時−斉冷却方式は鋼板全体を同時に冷却するの
で均一冷却の点では後者の一方向通板方式より優れてい
るが、冷却に要する設備長や水量を考慮すると、冷却設
備としては後者の方が望ましい。
(発明が解決しようとする問題点) 前記一方向通板方式のうち特開昭58−3916号公報
に開示のものは、上面冷却にスリットラミナーを採用し
ているが、この方法では冷却ノズル直下とそれ以外の区
域では厚鋼板の冷却能力に大きな差があるため、厚鋼板
の温度履歴は大きな振れが生じて問題となる。
また、特開昭60−43435号公報に開示のものは、
上下面冷却に近接スプレーを採用しているが、この方法
では上下面の均一冷却のため押さえ上ローラを必要とし
、しかも押さえ上ローラや冷却ノズルを大きく昇降させ
る必要があり、設備が大きくなってメンテナンスが困難
になるとともに設備費が高くなるという問題がある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は鋼板形状の良好な鋼板の製造を可能とすると共
に冷却設備を小さくでき、そのメンテナンスを容易に行
なえ、しかも設備費を低減できる一方向通板のオンライ
ン冷却方法を提供することも目的とし、 この目的を達成するための手段として、熱間圧延直後の
鋼板をオンラインにて通板方向前端から後端に向けて順
次冷却する厚鋼板の加速冷却において、冷却過程の前段
を上下面スリットジェット冷却とし、それに続(後段を
上面バイプラミナ冷却、下面スプレ冷却とし、かつ前記
スリットジェット冷却による鋼板表面温度の温度降下量
を100℃以上とする構成を採用したのである。
(作 用) 第1図に示すように、熱間圧延直後の厚鋼板3がオンラ
インにて、テーブルローラ4により搬送されて第1次冷
却装置1に搬入される。この際上水切ローラ6.6及び
上側スリットジェットノズル7は上昇位置にあるが、厚
鋼板3が上記のように搬入されると、前3者は昇降機構
(図示省略)により下降させられて上側スリットジェッ
トノズル7は冷却作業位置となる。上記状態で、第1次
冷却装置1において厚鋼板3の上下面が上下スリットジ
ェットノズル7.7からの冷却水流により冷却される。
そして厚鋼板3は更にテーブルローラ4により搬送され
て、第2次冷却装置2に搬入されて、厚鋼板3上面がパ
イブラミナノズル8からの冷却水流により、下面がスプ
レノズル10からの冷却水流により夫々冷却される。
(実施例) 以下、本発明の実施例を第1図の冷却設備について説明
する。
同図において、1は第1次冷却装置、2は第2次冷却装
置で、これら再装置1.2は上記の順で通板方向に並設
されている。3は厚鋼板で、これを搬送するためのテー
ブルローラ4が通板方向のパスライン5に沿って多数並
設されている。前記第1次冷却装置1は前後に水切りロ
ーラ6,6が備えられると共に上下スリットジェットノ
ズル7.7が備えられ、これら水切りローラ6,6、上
スリットジェットノズル7は図示省略の昇降機構を用い
て昇降自在とされる。この際、前記上下スリットジェッ
トノズル7.7は上下に対向配置され、厚鋼板3の上下
面を冷却水流により冷却する。そしてこのスリットジェ
ットノズル7.7の先端の開口部は、厚鋼板3の少なく
とも幅全長にわたる横長状とされて、厚鋼板3を幅方向
に関して局部的に冷却しないようにされている。また該
ジェットノズル7゜7はパスライン5を上下から指向し
ているが、先端に向うに従って通板方向側に移行するよ
うに上下方向に対して傾斜されている。このようにした
のは、上スリットジェットノズル7からの冷却水が厚鋼
板3におけるノズル7よりも後方側に流れることを防止
して、これにより該ノズル7による強制冷却前に、厚鋼
板3がノズル7から通板方向後方側へ流れる冷却水によ
りゆるやかな冷却を受けて温度が低下し、材質が劣化す
るのを防止するためと、該ノズル7をパスライン5に対
して直角に指向させると、冷却水が厚鋼板3に当った後
大きく跳ねて、冷却効率が低いものになるのを、これを
防止するためである。
また前記第1次冷却装置1の前後に配置した水切りロー
ラ6,6は水切り下ロールとされる1個のテーブルロー
ラ4と上下に対向して、厚鋼板3を解除自在に挟持する
ことにより、スリットジェットノズル7.7からの冷却
水が第2次冷却装置2側へ流出するのを防止して、第2
次冷却装置2による冷却に対し、該ノズル7.7からの
冷却水が外乱を与えるのを防止する。
第2次冷却装置2は厚鋼板3を無拘束状態で冷却するも
ので、パスライン5上方に位置してパイプラミナノズル
8を多数密に配列して有するパイプラミナノズルへソダ
9が備えられており、パイプラミナノスル8群は冷却水
流により厚鋼板3の上面を冷却すると共に、パスライン
5下方に位置してテーブルローラ4間にスプレノズル1
0(好ましくは斜方スプレノズル)が配列され、該ノズ
ル10群により厚鋼板3の下面を冷却水流により冷却す
るようになっている。なお冷却装置2の出口側において
も水切りローラ6が設けられている。
次に上記、冷却設備による厚鋼板3の冷却手段を説明す
る。
熱間圧延直後の厚鋼板3がオンラインにてテーブルロー
ラ4により搬送されて第1次冷却装置1に搬入される。
この際の厚鋼板3の冷却開始温度は700〜900℃程
度の範囲で変化するが、後述のスリットジェット冷却に
よる幅方向均一冷却の効果を有効に活用するためには、
スリットジェット冷却出側の厚鋼板300表面温は60
0℃以下が好ましい。また本発明では後述のスリットジ
ェット冷却に続いて上面パイプラミナ冷却、下面スプレ
冷却による第2次冷却が行なわれるので、スリットジェ
ット冷却出側の厚鋼板3の表面温度は400℃以上が好
ましい。
上記のようにして搬入された厚鋼板3は、上下からスリ
ットジェットノズル7.7からの冷却水流により冷却さ
れる。そして厚鋼板3は更にテーブルローラ4により搬
送されて、第2次冷却装置2に搬入されて、厚鋼板3上
面がバイプラミナノズル8群からの冷却水流により、下
面がスプレノズル群10からの冷却水流により夫々冷却
される。
ここで、本発明は特にスリットジェット冷却による厚鋼
板3表面温度の温度降下量を100℃以上とすることが
必要である。即ち前記したようにスリットジェット冷却
の鋼板表面の開始温度は700〜900℃であり、スリ
ットジェット冷却出側の鋼板表面温度は600℃以下〜
400℃以上にすることが好ましい。このように温度を
制御することにより、一方向通板でかつ無拘束での高度
な均一冷却が可能となったのであり、このことは第2図
のスリットジェット冷却による温度降下量と冷却後の鋼
板形状の関係を示したグラフ図を参照すると明らかであ
る。
次に本発明のより具体的な実施例を示す。
(具体的実施例〉 下記表に厚さ25龍、暢4000鰭、長さ35曽の熱間
厚鋼板を圧延直後に本発明方法に従い加速冷却した場合
の冷却後の平坦度および幅方向温度分布を、本発明の範
囲外で加速冷却した比較例の結果と対比して示す。
表 上記表から、本発明の平坦度は5 ”/m以内と良好で
あり、また幅方向の温度分布も温度差20℃以内と良好
であることが明らかである。
(発明の効果) 本発明は、冷却過程の前段を上下面スリットシェフ)冷
却とし、それに続く後段を上面パイプラミナ冷却、下面
スプレ冷却とし、かつ前記スリ・ノドジェット冷却によ
る鋼板表面温度の温度降下量を100℃以上とすること
により、鋼板形状の良好な厚鋼板の製造を可能とすると
共に、冷却設備を小さくでき、そのメンテナンスを容易
に行なえ、しかも設備費を低減できたのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法に使用する冷却設備の説明図、第2
図はスリットジェット冷却による温度降下量と冷却後の
鋼板形状の関係を示すグラフ図である。 1−・第1次冷却装置、2−第2次冷却装置、3−・厚
鋼板、4−テーブルローラ、5−パスライン、6−・−
水切りローラ、7−・−・スリットジェットノズル、8
−・バイプラミナノズル、10・〜・スプレノズル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱間圧延直後の鋼板をオンラインにて通板方向前
    端から後端に向けて順次冷却する厚鋼板の加速冷却にお
    いて、冷却過程の前段を上下面スリットジェット冷却と
    し、それに続く後段を上面パイプラミナ冷却、下面スプ
    レ冷却とし、かつ前記スリットジェット冷却による鋼板
    表面温度の温度降下量を100℃以上とすることを特徴
    とする厚鋼板のオンライン加速冷却方法。
JP61133453A 1986-06-09 1986-06-09 厚鋼板のオンライン加速冷却方法 Expired - Lifetime JPH062291B2 (ja)

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JP61133453A JPH062291B2 (ja) 1986-06-09 1986-06-09 厚鋼板のオンライン加速冷却方法

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JP61133453A JPH062291B2 (ja) 1986-06-09 1986-06-09 厚鋼板のオンライン加速冷却方法

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JPH062291B2 JPH062291B2 (ja) 1994-01-12

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JPS62260022A (ja) * 1986-05-01 1987-11-12 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 鋼板の冷却装置

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