JPS62288372A - 内燃機関制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 この発明は外部信号により機関の過回転を防止するよう
にした内燃機関制御装置に関するものである。

〔従来の技術〕

第２図は従来装置を示し、１は磁石発電機の発電コイル
、２．３は発電コイル１の出力を整流するダイオード、
４はコンデンサ、５は点火コイル、６は点火プラグ、７
はサイリスタ、８，９は整流用ダイオード、１０はコン
デンサ、１１はツェナーダイオード、１２は定電圧源、
１３は機関のオイルレベルヲ検出するオイルレベルスイ
ッチ、１４は磁石発電機の信号コイルで機関の点火時期
に点火信号を発生する。１５はオイルレベルスイッチ１
３および信号コイル１４の出力を入力される回転数検出
回路、１６はサイリスタである。

次に、上記した従来装置の動作について説明する。発電
コイル１の出力はダイオード３にょシ整流され、コンデ
ンサ４に光電される。一方、サイリスタ７のゲートに点
火信号が入力されるとサイリスタ７が導通し、コンデン
サ４の電荷は点火コイル５の１次側を介して放電し、点
火コイル５の２次側に高電圧を発生する。これにより、
点火プラグ６が放電して機関を点火する。又、発電コイ
ル１の出力はダイオード９により整流され、コンデンサ
１０により平滑され、ツェナーダイオード１１により定
電圧化され、定電圧源１２が形成される。

オイルレベルスイッチ１３は通常は開状態にあり、回転
数検出回路１５は出力を出さない。このため、サイリス
タ１６はオフ状態にめり１機関の点火は通常に行われる
。しかし、機関のオイルレベルが減少したときはオイル
レベルスイッチ１３が閉じ、この際には機関回転数に比
例した信号を発生する信号コイル１４の出力を受ける回
転数検出回路１５は機関の回暫数が所定値以上になると
出力金山し、サイリスタ１６をオンさせる。このため、
発′亀コイル１の出力はサイリスタ１６により短絡され
、点火が行われず、過回転は防止され、オーバラン等に
より機関が摩耗した９破損したシするのを防止する。

〔発明が解決しようとする問題点〕 しかるに、上記した従来装置においては、オイルレベル
スイッチ１３が機関のオイル流通経路に設けてあったり
、あるいはオイル圧力を検出するものであったシした場
合には、機関の停止時にはオイルが減少していないにも
かかわらず減少していると判定する。このため、始動直
後に回転数が上昇すると回転数検出回路１５が出力を出
し、サイリスタ１６がオンして過回転抑制制御が行われ
、機関が正常であるにもかかわらず正規の運転ができな
いという問題点があった。

この発明は上記のような問題点を解決するために成され
たものであり、始動後機関が暖機されるまでは過回転防
止制御を行わないようにして始動直後の運転を正常に行
うことができる内燃機関制御装置を得ることを目的とす
る。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係る内燃機関制御装置は、機関始動後機関温
度が所定値に上昇するまでは発電コイルの出力を短絡す
るスイッチング手段の導通を阻止する導通阻止手段を設
けたものである。

〔作　用〕

この発明においては、導通阻止手段によシ機開始動後機
関の暖機が完了するまでスイッチング手段の導通を阻止
しておシ、この間に機関回転数が所定値以上になりかつ
オイルレベルスイッチカ動作し、回転数検出手段が出力
を出してもスイッチング手段は導通せず、過回転防止制
御は行われない。

〔実施例〕

以下、この発明の実施例を図面とともに説明する。第１
図において、１７はトランジスタ、１８はコンパレータ
、１９〜２２は抵抗、２３は機関に取付けられ機関温度
を検出するサーミスタである。他の構成は従来と同様で
おる。

上記構成において、発電コイル１の出力に基づいて点火
プラグ５が点火され、またオイルレベルスイッチ１３が
動作しかつ機関口ｆ、数が所定値以上になると回転数検
出回路１５が出力を出し、サイリスタ１６がオンして元
′屯コイル１の出力が短絡され、過回転抑制制御が行わ
れる。一方、コンパレータ１８の（→端子には定電圧源
１２の電圧を抵抗２１．２２によシ分圧した電圧が印加
され、（ト）端子には抵抗２０とサーミスタ２３によフ
分圧された電圧が印加される。従って、機関の始動後所
定時間は（ト）端子の電圧が（ハ）端子の電圧を上回り
、コンノぐレータ１８の出力はハイレベルでトランジス
タ１７はオンする。このため、サイリスタ１６のゲー）
Ｋ圧は零となシ、回転数検出回路１５が出力を出しても
サイリスタ１６がオンすることはなく、機関の点火は通
常のように行われる。始動後所定時間経過するとサーミ
スタ２３の抵抗値が減少して（ト）端子の印加電圧が減
少するので、コンパレータ１８の出力はローレベルとな
り、トランジスタ１７はオフする。このため、回転数検
出回路１５の出力によシサイリスタ１６はオンし、過回
転抑制制御が行われる。

〔発明の効果〕

以上のようにこの発明によれば、発′亀コイルの出力を
短絡するスイッチング手段を、機関始動後機関温度が所
定値に上昇するまで導通しないようにしておシ、この期
間はオイルレベルスイッチが誤動作しても機関の点火が
正常に行われ、始動直後の運転を正常に行うことができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明装置の回路図、第２図は従来装置の回
路図である。 ｌ・・・発電コイル、４・・・コンデンサ、５・・・点
火コイル、７．１６・・・サイリスタ、１３・・・オイ
ルレベルスイッチ、１５・・・回転数検出回路、１７・
・・トランジスタ、１８・・・コンノ々レー、ｇ、２３
・・・サーミスタ。 尚、図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）発電コイルから点火コイルへの通電を制御する点
   火回路、発電コイルの出力を短絡するスイッチング手段
   、機関のオイルレベルを検出しオイルレベルが所定値に
   達していない場合に動作するオイルレベルスイッチ、機
   関回転数が所定値以上でかつオイルレベルスイッチの動
   作時に出力を出しスイッチング手段を導通させる回転数
   検出手段を備えた内燃機関制御装置において、機関の温
   度を検出する機関温度検出手段、機関始動後機関温度が
   所定値に上昇するまでスイッチング手段の導通を阻止す
   る導通阻止手段を設けたことを特徴とする内燃機関制御
   装置。