JPS62286715A - 複合板の製造方法 - Google Patents

複合板の製造方法

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JPS62286715A
JPS62286715A JP61130479A JP13047986A JPS62286715A JP S62286715 A JPS62286715 A JP S62286715A JP 61130479 A JP61130479 A JP 61130479A JP 13047986 A JP13047986 A JP 13047986A JP S62286715 A JPS62286715 A JP S62286715A
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堯 石川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は複合板、所謂2基材間にフェノールフオームを
介在させた複合板の製造方法に関するものである。さら
に詳しくはレゾールタイプのフェノールフオームと2基
材間の接着力と、フェノールフオーム自身の強度を大幅
に改善した複合板の製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に鋼板等からなる下側基材とシート状物からなる上
側基材の中間に合成樹脂発泡体を介在させた複合板は軽
量で・断熱性を有するため、建材等に多く利用されてい
る。また、この種複合板は、下側基材にフオーム原料を
積層し、その上に上側基材をのせて加温、加圧し、フオ
ーム原料の持つ自己接着性によって一体化して製造して
いる。また、最近この種複合板には防火性が要求されて
おリ、このため、合成樹脂発泡体としてフェノールフオ
ームを用いた複合板が上型されてきている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながらフェノールツーオームを用いて上記した方
法により製造された複合板は、フェノールフオームと基
材との接着面に剥離現象が多々見られる。その主因とし
てはフオーム原料が混合され、クリーム状態下で基材と
接触するためにフオームの発泡途中の液温より低い温度
の基材に接触し、重合反応速度を減速せしめると共に、
完全に高分子化に到達する以前に硬化し、すなわち反応
途中で終了してしまうためであると考えられる。これは
実験的にみるとフオーム原料が混合→クリームタイム−
ゲルタイム−ライズタイムと経過する工程において、そ
の接着力を比較してみて明らかになった。換言すれば、
基材とフオーム原料は上記のように、クリームタイム時
点で接着力を要する部分を覆ってしまい、その接着部の
フオーム原料の組織が接着に好適な状態となっていなか
ったからである。また、もう1つの原因としては、フェ
ノールフオームは、その反応において水分を発生し、こ
の水分がフェノールフオームの持つ自己接着性を阻害す
るためであった。さらに、フェノールフオームは脆いた
め、フオーム原料を吐出する際に補強材としてガラス繊
維等を混入したり、下側基材上に補強材を散布した後フ
オーム原料を吐出し、フェノールフオーム原料輛補強す
る方法がある。しかしながら、前者においてはフオーム
原料を吐出するノズルのつまりを箱き、また後者では、
フオーム原料吐出の際の吐出圧により、補強材が分散さ
れ、均一に混在させることが容易でなかった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明はこのような欠点を改善するために、レゾールタ
イプのフェノールフオームのフオーム原料を浸透しやす
いシート状物である上側基材に吐出し、接着力に温度が
直接影響する鋼板等からなる下側基材の裏面に対し、フ
オーム原料の接着力が最大になる状態のときに接触させ
るようにすると共に、下側基材には予め大粒のパーライ
ト粒を最密状に敷設し、その後ゲルタイム時のフオーム
原料を接触させ、ライズタイム時のフオームの発泡によ
りパーライト粒間を充填させ、パーライト粒を均一に混
在させた状態にし、フェノールフオームの補強を十分に
強化すると共に、フェノールフオームの反応時に発生す
る水分をパーライト粒に吸収させ、フェノールフオーム
の自己接着性を十分に発揮させ、フオームの物性、複合
板の強度を大幅に改善した複合板の製造方法を提案する
ものである。
〔実施例〕
以下に、図面を用いて本発明に係る複合板の製造方法の
一実施例について詳細に説明する。第1図は本発明の実
施に供する製造装置の一実施例を示す構成略図であって
、lは下側基材、2は上側基材、3はフオーム原料、4
はパーライト粒、互は加温、加圧装置、13はフオーム
原料供給機、14は搬送用ガイドローラ、15は上側基
材送出ガイドローラである。さらに説明すると、下側基
材1は亜鉛鉄板、カラー鋼板、塩ビ鋼板、ステンレス板
、銅板、アルミニウム板、クラツド鋼板等の金属薄板を
平板のまま、あるいは樋状等に成形したもの、もしくは
石膏ボード、ロックウールボード等の硬質板材、または
後述する上側基材と同様のシート状物である。上側基材
2は可撓性を有するシート状物であり、例えばクラフト
紙、アスベスト紙、アスファルトルーフィング、グラス
ファイバー、水酸化アルミ紙等、およびこれらにアルミ
ニウムをラミネートしたもの、もしくは蒸着させたもの
等である。フオーム原料3はレゾールタイプのフェノー
ルフオームで液状で吐出し、反応、発泡するものである
。パーライト粒4は下側基材1にフオーム原料3と下側
基材1が接触する前に予め敷設するものである。特にパ
ーライト粒4は5〜201寵φのね径を持つものであり
、フェノールフオームの補強に役立つものである。また
パーライト粒4は黒曜石を高温で発泡させて形成したも
のであるため、内部に連通した気泡状の空間を持ってい
る。この空間にフェノールフオームが反応、発泡におい
て含浸するため、フオームとパーライト粒4の接着性が
強固であり、十分にフェノールフオームを補強すること
ができる。またパーライト粒4の空間には毛細管現象に
よりフェノールフオームの反応過程で発生する水分を吸
収し、フェノールフオームの水分による自己接着性の阻
害を阻止し、下、上側基材l、2との接着を強化するの
に役立つものである。またパーライト粒4は下側基材1
上にほぼ間隙なく、すなわち最密状に敷設する。これは
フェノールフオームが反応途中(ゲルタイム時)に下側
基材1と共にパーライト粒4が接触し、その後フオーム
原料3の発泡によりパーライト粒4同士の間隙を埋める
ため、この発泡圧によりパーライト粒4が変位しないよ
うにするためと、下側基材1の裏面にパーライト粒4に
よる防火層を確実に形成するためである。このため、パ
ーライト粒4は下側基材1の裏面に層状に均一に分散す
ることが可能となる。また加温、加圧装置】は駆動輪6
.7と従動輪8.9間に上、下の無端型材10.11を
オープンベルト状に掛合し、かつ、無端型材10.11
が対面する領域を複合板の板厚の間隔に対応するように
型12を形成すると共に、上下の無端型材10.11を
20〜100°Cに加温し得る構成としたものである。
なお、型12は上下の無端型材10.11が対面すると
きに型12の人口を形成し、無端型材10.11の対面
が解消する時点で型を解消することを連続してくり返す
ものである。また、フオーム原料供給機13は、フロス
法、コンヘンショナル法のいずれかで上側基材2の裏面
に吐出するものである。下側基材lの搬送用ガイドロー
ラ14は型12の人口12aの前方に配置し、下側基材
1を型の入口12aに案内するためのものであり、上゛
側基付送出ガイドローラ15は複数個のローラ(図では
2個のみを示す)からなり、上側基材2の裏面に吐出さ
れたフオーム原料3がクリームタイムからゲルタイムま
で変化し、ゲルタイムの時点で型入口12aで下側基材
1、パーライト粒4と接触するように設定したものであ
る。すなわち、フオーム原料3が上側基材2の裏面に吐
出されてからゲルタイムになるまでの時間を確保するた
めの移動距離を設定したものである。
次に本発明に係る複合板の製造方法について具体的−例
を挙げて詳説すると、まず加温、加圧装置上が矢印方向
に30m/1IIinで回転し、型12内は70〜80
℃に加温されている。また下側基材1としては板厚0.
27mmのカラー鋼板を、また上側基材2としてはアル
ミクラフト紙を準備した。そこで下側基材1を平板状で
、あるいは図示しないが両側縁に雄、雌型連結部を設け
て断面をほぼ樋状に成形した後で搬送用ガイドローラ1
4によって型入口12aまで搬送する。この際、下側基
材l裏面にはパーライト粒4をほぼ最密状に敷設する。
−力士側基材2の裏面にフオーム原料供給機13からレ
ゾール型フェノール樹脂、発泡剤、硬化剤をミキシング
したフオーム原料3を吐出し、クリームタイムからゲル
タイムにかけて上側基材送出ガイドローラ15によって
型入口12aまで送給する。型入口12aの直前では、
ゲルタイム時のフオーム原料3が下側基材1、およびパ
ーライト粒4と接触させ、下側基材1−パーライト粒4
およびフオーム原料3−上側基材2のサンドイッチ構造
にして型12に送給する。型12内ではフオーム原料3
が発泡し、ライズタイムを経て、かつ一定厚さに形成さ
れて型12の出口12bから送出される。これを定尺に
切断することにより複合板を得る。
〔発明の効果〕
上述したように本発明に係る複合板の製造方法によれば
、防火性、耐火性にすぐれたフェノールフオームのフオ
ーム原料は、反応、発泡過程に発生する水分によって自
己接着性を阻害させることなく、上側基材、下側基材と
十分に接着することができる。また、下側基材とはフオ
ーム原料がもっとも接着性を有するゲルタイム時に接触
させるため、より接着性を向上させ、剥離を起こさない
複合板を製造することができる。しがも、フオーム原料
はパーライト粒によって十分に補強され、強度の強化さ
れた複合板を得ることができる。またパーライト粒は5
〜20mmφの大きい粒径のものを用い、かつ最密状に
敷設し、しがも、ゲルタイム時のフオーム原料と接触す
るため下側基材の裏面に均一に分布させることができる
。その上、パ−ライト粒による防火層を下側基材の裏面
に確実に形成することができ、より防火性を強化した複
合板を得ることができる。また、フオーム原料はゲルタ
イム時に下側基材上に積層するため、フオームの拡がり
がよくなる特徴がある。また、フェノールフオームは発
熱反応であるため、加温のためのエネルギーを少なくす
ることができ、コスト低減となる。等の特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る複合板の製造方法を説明する装置
の一例を示す構成略図である。 ■・・・下側基材、2・・・上側基材、3・・・フオー
ム原料、4・・・パーライト粒。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)無端型材を上下に複合板の板厚間隔で対設し、そ
    の入口で型を形成し、出口で型を解消することをくり返
    すと共に、無端型材を加温、加圧する加温、加圧装置の
    前方に下側基材を型に案内する搬送用ガイドローラを配
    設し、前記下側基材に上側基材を積層するために、複数
    個のローラを介して型入口まで案内する上側基材送出ガ
    イドローラと、該上側基材送出ガイドローラで上側基材
    を型入口まで移送する途中にレゾールタイプのフェノー
    ルフォームのフォーム原料をシート状物の裏面に吐出す
    るフォーム原料供給機とを備えた装置で複合板を製造す
    るに当たり、上記フォーム原料供給機の吐出口から型入
    口までのシート状物の移動時間をフォーム原料のゲルタ
    イム時間に対応するように設定し、かつ、下側基材には
    、上記フォーム原料と接触する前に、大粒のパーライト
    粒をほぼ最密状態に敷設し、パーライト粒を敷設した後
    にゲルタイム時のフォーム原料と接触させるようにした
    ことを特徴とする複合板の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5916503A (en) * 1989-06-07 1999-06-29 Markus Rettenbacher Process and device for producing moldings, in particular for structural elements, insulations and/or packaging, and moldings so obtained
JP2005282840A (ja) * 2004-03-31 2005-10-13 Achilles Corp 真空断熱パネルおよびその製造方法

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