JPH0115375B2 - - Google Patents

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JPH0115375B2
JPH0115375B2 JP55109708A JP10970880A JPH0115375B2 JP H0115375 B2 JPH0115375 B2 JP H0115375B2 JP 55109708 A JP55109708 A JP 55109708A JP 10970880 A JP10970880 A JP 10970880A JP H0115375 B2 JPH0115375 B2 JP H0115375B2
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JP
Japan
Prior art keywords
panel
raw material
foil
sheet
mold
Prior art date
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Expired
Application number
JP55109708A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5734945A (en
Inventor
Hideki Takiguchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IG Technical Research Inc
Original Assignee
IG Technical Research Inc
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Publication date
Application filed by IG Technical Research Inc filed Critical IG Technical Research Inc
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Publication of JPS5734945A publication Critical patent/JPS5734945A/ja
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Building Environments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は低温域から高温域に亘つて高断熱性に
富むパネルをパネル形状に左右されずに従前と同
様に製造できる耐火断熱パネルの製造方法に関す
る。
石油シヨツク以来、省エネルギーが叫ばれ、建
築等においては、断熱構造が大幅に採用されつつ
ある。しかし、この種建材(パネル)においては
単に断熱性に優れているのみでなく、防火性に対
する法的規制に対しても基準に達することが非常
に望ましいパネルであるが、防火性はもちろん、
コスト及び施工性の面からも満足し得るパネルは
殆んど見当らない。
本発明はこのような要請にマツチする耐火断熱
パネル(以下、単にパネルという)を製造する方
法を提案する。
以下に図面を用いて本発明に係るパネルの一実
施例について詳細に説明する。
第1図は上記方法の実施に供する装置を示す概
略構成図であり、1は供給機で例えばアンコイラ
ー、リフター、ピンチローラ、ベラトコンベア、
ローラコンベア、ローラで挾持しながら供給する
等の一種、または二種以上を組合せて硬質基材2
を連続的に次工程へ送給する装置等からなる。硬
質基材2(以下、単に基材という)は不燃性であ
り、例えば金属フープ材、石膏ボード、スレート
板、炭酸カルシウム板、硫酸カルシウム板、パー
ライト板、石膏と高炉スラグを主成分とするボー
ド等である。なお、連続体でない切板状の基材2
は目地部をテープ等で連結し、連続体にして供給
する。3は成形手段であり、例えば成形機を1段
あるいは複数段配列して金属フープ材のごとき素
材を第2図a〜g図に示すように成形する。勿
論、成形を必要としない基材2を用いるときには
成形機を単に通過するか、不要にする。4,5は
予熱機(プレヒータ)であり、基材2または裏面
材となるシート状物を約10〜90℃に加温するもの
である。これは後記する発泡性合成樹脂原料が反
応、発泡の際に良好な接着性と発泡性および流動
性を発揮し、経済的に発泡させるのに役立つ。6
はリン片状の高輻射箔体(以下、単に箔体とい
う)であり、基材2の背面2aに任意の厚さ、密
度に分布する。これは下記する芯材となる合成樹
脂発泡体の耐熱性、耐火性を向上するためであ
る。すなわち、高熱輻射によつて実質照射熱を低
減し、耐火性を向上して亀裂防止、未炭化層の増
大を図り、しかも、終局的にはパネル自体の寸法
安定性を得るものである。箔体6としてはアルミ
ニウム、スズ、銀等であり、大きさは10mm2以下で
散布あるいは吐出し、その形状は混合分散容易な
ものである。また、厚さとしては7〜200ミクロ
ン以下が最適である。7は発泡性合成樹脂原料で
吐出機8を介して箔体6上に散布、吐出等する。
この原料7はパネルの芯材、構成材間の接着剤お
よび高温域から低温域までの断熱材として機能す
るものである。特に高温下においては炭化層とし
て残存するものである。その原料の具体例として
は、ポリイソシアヌレートフオーム用原料、フエ
ノールフオーム用原料およびポリアミドフオーム
用原料である。また、吐出機8は例えば実公昭52
−51172号、特開昭53−147761号に示すような装
置である。勿論、これ以外にも周知の吐出装置を
用いることができる。9はシート状物で裏面材、
補強材、離形材および輻射箔体の少なくとも一つ
以上の機能を有する。シート状物9としてはアス
ベスト紙、ガラスフアイバーシート、炭素繊維シ
ート、メタルフアイバーシート、石膏紙その他の
不燃性のシート(不織布のネツト状物も含む)等
である。10は搬送機で基材2を水平に一定方向
へ案内するものであり、例えばローラコンベア、
ベルトコンベア等である。11は型で上記の積層
された構成材を所定形状に連続的に形成すると共
に終端で解消するものであり、パネルを所定厚さ
に成形すると共に芯材の原料7を短時間内に反
応、発泡、硬化(見掛上)させ、かつ幾分養生す
るものである。一例としては、スチールベルトか
らなる上、下型12,13をパネル板厚tに設定
して対面させ、しかも矢印方向に回転せしめ、例
えば第3図に示すようなパネルを連続的に形成す
るものである。14は加熱装置であり、型11を
約30〜130℃まで自由に変化させうるものである。
15はカツター、16は二次成形機である。なお、
二次成形機16はダブル幅の基材2をシングル幅
に切断すると共に、端縁をはぜ折りするもの等で
ある。もちろん、金属フープ材以外は特別のこと
がない限り不要である。
次に本発明に係るパネルの製造方法を詳細に説
明する。例えば、第3図に示すパネルを製造する
と仮定すると、まず基材2としては金属フープ材
(0.27mmのカラー鋼板)のコイルをアンコイラ1
に装着し、その一端をピンチローラ等を介して成
形機3に送給する。成形機3では平板状の断面の
金属フープ材2を第2図bに示す断面に成形す
る。成形された金属フープ材2の背面2aに厚さ
20ミクロン、大きさ1〜3mmの箔体6を0.2g/cm2
の割合でノズルを介して散布する。次にこの箔体
6上にポリイソシアヌレートフオーム用原料7
〔ポリオール、日本ポリウレタン社製(商品名ヘ
キサカールH1)100重量部とポリイソシアネート
(ジフエニールメタンジイソシアネート、所謂粗
MDI)398重量部、発泡剤(トリクロロモノフル
オロメタン)130重量部、三量化触媒(酢酸カリ)
0.2重量部、整泡剤(トーレシリコン社製、商品
名HS−190)でミキシング時間5秒、クリームタ
イム12秒、ライズタイム55〜60秒、NCO/OH=
498〕をノズルを介して平均に吐出する。吐出さ
れた原料7が型11に入る前に、例えばクリーム
→ゲルタイム間にアルミニウム箔9aとアスベス
ト紙9bを一体にラミネートしたシート状物9を
ガイドローラ17を介して原料7上に積層する。
その状態で、雰囲気70℃の型11に連続的に送給
し、約60秒位養生、成形、硬化してその出口から
第4図に示す断面の連続体として送出する。これ
をカツター15で所定長さに初断し、パネルとす
る。そこで、このようにして成形したパネル(板
厚25mm、フオーム密度55Kg/m2)をJIS−A−1301
号の2級加熱曲線に沿つて第5図に示すように基
材2面からブンゼンバーナAで加熱し、上記パネ
ルの裏面B点の温度を測定した。その結果、最高
温度は245℃、未炭化層は1.5mmであつた。また、
体積収縮、亀裂は殆んど認められなかつた。さら
に各構成材は十分に接着一体化されていた。
以上、説明したのは本発明に係る製造方法の一
実施例にすぎず、原料7にPCP(ペンタクロルフ
エノール)を添加したり、ガラス繊維、アスベス
ト繊維、炭素繊維、メタルフアイバー等を添加す
ることもできる。添加量としては、フオーム原料
100重量部に対し、約10〜200重量部である。ま
た、箔体6は20〜30℃に加温された状態で吐出す
ることもできる。
上述したように本発明に係るパネルの製造方法
によれば、低温域から高温域に亘つて十分な断熱
性、特に加熱面と反対の面(裏面)の温度が260
℃以下に抑えられるパネルを接着剤なしに一挙
に、かつほぼ従前と同様の設備で製造できる特徴
がある。また、耐火性は所要の耐火性に応じて箔
体を塗布するだけで容易に性能をアツプし得る特
徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る耐火断熱パネルの製造方
法の実施に供する装置を示す概略構成図、第2図
a〜gは硬質基材2の成形例を示す断面図、第3
図は本発明に係る方法により製造された耐火断熱
パネルの一例を示す断面図、第4図は第3図にお
けるイ部を拡大して示す縦断面図、第5図は耐熱
試験方法を示す説明図である。 1……供給機、6……リン片状の高輻射箔体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 硬質基材上に混合した発泡性合成樹脂原料を
    吐出し、その上にシート状物を積層した後に型に
    送給して養生、硬化して耐火断熱パネルを製造す
    るに際し、硬質基板上にリン片状の高輻射箔体を
    散布し、薄く積層した後に前記原料を吐出したこ
    とを特徴とする耐火断熱パネルの製造方法。
JP10970880A 1980-08-09 1980-08-09 Manufacture of refractory heat insulating panel Granted JPS5734945A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10970880A JPS5734945A (en) 1980-08-09 1980-08-09 Manufacture of refractory heat insulating panel

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JP10970880A JPS5734945A (en) 1980-08-09 1980-08-09 Manufacture of refractory heat insulating panel

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5734945A JPS5734945A (en) 1982-02-25
JPH0115375B2 true JPH0115375B2 (ja) 1989-03-16

Family

ID=14517197

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JP10970880A Granted JPS5734945A (en) 1980-08-09 1980-08-09 Manufacture of refractory heat insulating panel

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JP (1) JPS5734945A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5235118B2 (ja) * 1972-10-27 1977-09-07
JPS5413688A (en) * 1977-07-04 1979-02-01 Tokyo Shibaura Electric Co Phantom device
JPS55101435A (en) * 1980-01-19 1980-08-02 Takashi Ishikawa Manufacture of sandwich board

Family Cites Families (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5844185Y2 (ja) * 1975-09-03 1983-10-06 イシカワ タカシ ケンチクヨウイタ

Patent Citations (3)

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JPS55101435A (en) * 1980-01-19 1980-08-02 Takashi Ishikawa Manufacture of sandwich board

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Publication number Publication date
JPS5734945A (en) 1982-02-25

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