JPS6228667B2 - - Google Patents
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- JPS6228667B2 JPS6228667B2 JP3603982A JP3603982A JPS6228667B2 JP S6228667 B2 JPS6228667 B2 JP S6228667B2 JP 3603982 A JP3603982 A JP 3603982A JP 3603982 A JP3603982 A JP 3603982A JP S6228667 B2 JPS6228667 B2 JP S6228667B2
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- Japan
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- thawing
- high frequency
- frequency
- thawed
- heating
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- Expired
Links
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- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 15
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims description 11
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
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- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
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- 238000009835 boiling Methods 0.000 description 1
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
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- 230000008961 swelling Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)
- Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
- Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明の局部的な異常加熱を防止して均一、か
つ短時間に解凍を行なわせる高周波解凍機を提供
するものである。
つ短時間に解凍を行なわせる高周波解凍機を提供
するものである。
従来、高周波誘電加熱による冷凍品の解凍装置
の均一解凍方法として、高周波エネルギーを断続
あるいは、強度を順次減衰させて解凍したり、冷
却装置を装備して被解凍物を冷却しながら解凍を
行なつていたが、局部的な温度上昇を十分に抑え
ることができなかつた。
の均一解凍方法として、高周波エネルギーを断続
あるいは、強度を順次減衰させて解凍したり、冷
却装置を装備して被解凍物を冷却しながら解凍を
行なつていたが、局部的な温度上昇を十分に抑え
ることができなかつた。
均一解凍を行なうためには、解凍の初期段階が
一番重要である。高周波エネルギーを供給した際
に、被解凍物の形状、成分により部分的に先に解
凍され易い部分があるが、解凍初期の段階で局部
的な温度上昇があると、被解凍物の変色、煮え、
ふやけが生じ、いくら解凍終了時点での温度上昇
を抑える方策をとつても無意味である。従つて、
解凍初期に必要以上の高周波エネルギーを与えな
い対策が要求される。また、解凍時間を短縮する
ためには、解凍後期に起り易い高周波エネルギー
の強度減少の傾向を補正すれば良い。
一番重要である。高周波エネルギーを供給した際
に、被解凍物の形状、成分により部分的に先に解
凍され易い部分があるが、解凍初期の段階で局部
的な温度上昇があると、被解凍物の変色、煮え、
ふやけが生じ、いくら解凍終了時点での温度上昇
を抑える方策をとつても無意味である。従つて、
解凍初期に必要以上の高周波エネルギーを与えな
い対策が要求される。また、解凍時間を短縮する
ためには、解凍後期に起り易い高周波エネルギー
の強度減少の傾向を補正すれば良い。
従来の方法として、高周波エネルギーを断続、
あるいは強度を減衰させるものにおいては、解凍
初期段階において、高周波エネルギー強度が大き
過ぎて、加熱速度の被解凍物の熱伝導による均一
化速度より大きく、局部的加熱が十分抑えきれな
かつたり解凍時間が長くなつていた。すなわち、
高周波エネルギーをオフしている時間を必要と
し、減衰させるために解凍時間を長く必要として
いた。
あるいは強度を減衰させるものにおいては、解凍
初期段階において、高周波エネルギー強度が大き
過ぎて、加熱速度の被解凍物の熱伝導による均一
化速度より大きく、局部的加熱が十分抑えきれな
かつたり解凍時間が長くなつていた。すなわち、
高周波エネルギーをオフしている時間を必要と
し、減衰させるために解凍時間を長く必要として
いた。
以上のように従来の解凍装置では、均一解凍が
十分でなく、解凍時間も長いものであつた。
十分でなく、解凍時間も長いものであつた。
本発明は、従来の欠点を解消した高周波解凍機
を提供するものであり、以下本発明の一実施例を
図面を用いて説明する。
を提供するものであり、以下本発明の一実施例を
図面を用いて説明する。
第1図は、高周波解凍機の概略構成を示すもの
である。高周波解凍機本体をなす筐体1内には、
一対の加熱電極2,3が上下平行に対向してい
る。この加熱電極2,3間に被解凍物4を入れ、
加熱電極2,3間に高周波高電圧を印加して被解
凍物4の誘電損失により加熱して解凍を行なう。
5,6はそれぞれ、加熱電極2,3を絶縁する絶
縁カバーである。電源部7と高周波発振部8によ
つて被解凍物4に高周波エネルギーが供給され
る。
である。高周波解凍機本体をなす筐体1内には、
一対の加熱電極2,3が上下平行に対向してい
る。この加熱電極2,3間に被解凍物4を入れ、
加熱電極2,3間に高周波高電圧を印加して被解
凍物4の誘電損失により加熱して解凍を行なう。
5,6はそれぞれ、加熱電極2,3を絶縁する絶
縁カバーである。電源部7と高周波発振部8によ
つて被解凍物4に高周波エネルギーが供給され
る。
第2図は、本発明の一実施例における高周波解
凍機のブロツクダイヤグラムである。低周波交流
電源より電源部7を介して得られた直流電力を高
周波発振部8に加え、高周波発振部8は直流電力
を数MHz〜10MHzの高周波電力に変換し、加熱電
極2,3間に印加し被解凍物4を加熱する。解凍
中には、加熱電極2,3間に高周波電圧がかかつ
ているので、高周波出力の一部が電波として外部
へ飛び出す。この漏洩電波をピツクアツプ・コイ
ル9で拾い、電流として制御部10へ送られる。
この漏洩電波は、高周波出力に比例し、高周波出
力が大きいときは強度が大きくなり、小さいとき
は小さくなる。従つて、高周波出力の変動をピツ
クアツプ・コイル9に流れる電流変動として検知
することができる。さて、制御部10では、この
電流変動を抑えるように高周波発振部8を制御す
るように働く。例えば、高周波発振部8内の発振
用能動素子の入力端子のバイアス条件を変更して
高周波出力の大きさを変える。
凍機のブロツクダイヤグラムである。低周波交流
電源より電源部7を介して得られた直流電力を高
周波発振部8に加え、高周波発振部8は直流電力
を数MHz〜10MHzの高周波電力に変換し、加熱電
極2,3間に印加し被解凍物4を加熱する。解凍
中には、加熱電極2,3間に高周波電圧がかかつ
ているので、高周波出力の一部が電波として外部
へ飛び出す。この漏洩電波をピツクアツプ・コイ
ル9で拾い、電流として制御部10へ送られる。
この漏洩電波は、高周波出力に比例し、高周波出
力が大きいときは強度が大きくなり、小さいとき
は小さくなる。従つて、高周波出力の変動をピツ
クアツプ・コイル9に流れる電流変動として検知
することができる。さて、制御部10では、この
電流変動を抑えるように高周波発振部8を制御す
るように働く。例えば、高周波発振部8内の発振
用能動素子の入力端子のバイアス条件を変更して
高周波出力の大きさを変える。
第3図は、解凍時間と被解凍物に供給される高
周波出力との関係を示したものである。一般に、
−20〜−30℃位の被解凍物を高周波解凍機で解凍
すると、高周波出力は、第3図の実線Aのような
変化を示す。解凍初期には、図のように高周波出
力は急激に立上がる。このときに、被解凍物の一
部分にだけ高周波出力が集中しやすく、解凍むら
の原因になる。また、解凍後期には高周波出力が
低下傾向を示しているのが分かる。これが、解凍
時間を長くする原因の1つになつている。従つ
て、被解凍物を均一かつ短時間に解凍するために
は、高周波出力を第3図の破線Bのように時間に
対して平担な特性をもたせることが必要になる。
前述のように、高周波出力の変動は、加熱電極
2,3間からの漏洩電波の強度変動として検知で
き、漏洩電波をピツクアツプ・コイル9で拾い、
制御部10で高周波出力の変動を抑えるように高
周波発振部8を制御すれば高周波出力を一定に保
つことができる。例えば、解凍初期に高周波出力
が増大したときは、高周波発振部8内の発振用能
動素子ののバイアス電圧を下げるように働かせ、
逆に解凍が進んで高周波出力が低下したときは、
バイアス電圧を上げるように働かせるようにして
おけば良い。
周波出力との関係を示したものである。一般に、
−20〜−30℃位の被解凍物を高周波解凍機で解凍
すると、高周波出力は、第3図の実線Aのような
変化を示す。解凍初期には、図のように高周波出
力は急激に立上がる。このときに、被解凍物の一
部分にだけ高周波出力が集中しやすく、解凍むら
の原因になる。また、解凍後期には高周波出力が
低下傾向を示しているのが分かる。これが、解凍
時間を長くする原因の1つになつている。従つ
て、被解凍物を均一かつ短時間に解凍するために
は、高周波出力を第3図の破線Bのように時間に
対して平担な特性をもたせることが必要になる。
前述のように、高周波出力の変動は、加熱電極
2,3間からの漏洩電波の強度変動として検知で
き、漏洩電波をピツクアツプ・コイル9で拾い、
制御部10で高周波出力の変動を抑えるように高
周波発振部8を制御すれば高周波出力を一定に保
つことができる。例えば、解凍初期に高周波出力
が増大したときは、高周波発振部8内の発振用能
動素子ののバイアス電圧を下げるように働かせ、
逆に解凍が進んで高周波出力が低下したときは、
バイアス電圧を上げるように働かせるようにして
おけば良い。
以上のように本発明は、被解凍物に供給する高
周波エネルギーを時間的に一定に保つものである
から、解凍初期における局部的な温度上昇が抑え
られて均一に解凍が行なわれ、その解凍時間も短
縮することができる。従つて、被解凍物を短時間
に、変色、煮え、ふやけのない新鮮な状態に解凍
できる実用上非常にすぐれた高周波解凍機を提供
できるものである。
周波エネルギーを時間的に一定に保つものである
から、解凍初期における局部的な温度上昇が抑え
られて均一に解凍が行なわれ、その解凍時間も短
縮することができる。従つて、被解凍物を短時間
に、変色、煮え、ふやけのない新鮮な状態に解凍
できる実用上非常にすぐれた高周波解凍機を提供
できるものである。
第1図は高周波解凍機を示す概略構成図、第2
図は本発明の一実施例における高周波解凍機のブ
ロツクダイヤグラム図、第3図は解凍中の経過時
間と高周波出力との関係を示す特性図である。 2,3……加熱電極、4……被解凍物、7……
電源部、8……高周波発振部、10……制御部。
図は本発明の一実施例における高周波解凍機のブ
ロツクダイヤグラム図、第3図は解凍中の経過時
間と高周波出力との関係を示す特性図である。 2,3……加熱電極、4……被解凍物、7……
電源部、8……高周波発振部、10……制御部。
Claims (1)
- 1 被解凍物を収納する解凍室と、被解凍物に高
周波エネルギーを供給する高周波発振部と、高周
波高電圧を印加して誘電加熱によつて被解凍物を
解凍する一対の加熱電極とを備えるとともに、解
凍中に上記加熱電極から発生する漏洩電波の強度
を検知し、その強度に応じて上記高周波発振部の
発振出力を制御する制御部を設けた高周波解凍
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3603982A JPS58152471A (ja) | 1982-03-08 | 1982-03-08 | 高周波解凍機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3603982A JPS58152471A (ja) | 1982-03-08 | 1982-03-08 | 高周波解凍機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58152471A JPS58152471A (ja) | 1983-09-10 |
JPS6228667B2 true JPS6228667B2 (ja) | 1987-06-22 |
Family
ID=12458560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3603982A Granted JPS58152471A (ja) | 1982-03-08 | 1982-03-08 | 高周波解凍機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58152471A (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018078898A1 (ja) * | 2016-10-27 | 2018-05-03 | シャープ株式会社 | 誘電加熱装置 |
CN109323502A (zh) * | 2017-07-31 | 2019-02-12 | 青岛海尔智能技术研发有限公司 | 解冻装置及具有该解冻装置的冰箱 |
CN109323503A (zh) * | 2017-07-31 | 2019-02-12 | 青岛海尔智能技术研发有限公司 | 冰箱 |
CN109323520A (zh) * | 2017-07-31 | 2019-02-12 | 青岛海尔智能技术研发有限公司 | 冰箱 |
CN109323525A (zh) * | 2017-07-31 | 2019-02-12 | 青岛海尔智能技术研发有限公司 | 冰箱 |
CN109323522A (zh) * | 2017-07-31 | 2019-02-12 | 青岛海尔智能技术研发有限公司 | 解冻装置及具有该解冻装置的冰箱 |
CN109323521A (zh) * | 2017-07-31 | 2019-02-12 | 青岛海尔特种电冰柜有限公司 | 用于解冻装置的控制方法 |
CN109323519A (zh) * | 2017-07-31 | 2019-02-12 | 青岛海尔智能技术研发有限公司 | 解冻装置及具有该解冻装置的冰箱 |
CN109323514A (zh) * | 2017-07-31 | 2019-02-12 | 青岛海尔智能技术研发有限公司 | 用于冰箱的解冻控制方法 |
CN109323516A (zh) * | 2017-07-31 | 2019-02-12 | 青岛海尔智能技术研发有限公司 | 解冻装置及具有该解冻装置的冰箱 |
CN109323524A (zh) * | 2017-07-31 | 2019-02-12 | 青岛海尔智能技术研发有限公司 | 解冻装置及具有该解冻装置的冰箱 |
-
1982
- 1982-03-08 JP JP3603982A patent/JPS58152471A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58152471A (ja) | 1983-09-10 |
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