JPS6151394B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6151394B2 JPS6151394B2 JP13686682A JP13686682A JPS6151394B2 JP S6151394 B2 JPS6151394 B2 JP S6151394B2 JP 13686682 A JP13686682 A JP 13686682A JP 13686682 A JP13686682 A JP 13686682A JP S6151394 B2 JPS6151394 B2 JP S6151394B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- food
- time
- weight
- stage
- output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 38
- 238000010257 thawing Methods 0.000 description 11
- 238000010411 cooking Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 3
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 238000009835 boiling Methods 0.000 description 1
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
- Electric Ovens (AREA)
- Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、解凍食品の重量に応じて解凍調理時
間を自動的に制御する電子レンジに関するもので
ある。
間を自動的に制御する電子レンジに関するもので
ある。
一般に、良い解凍とは、解凍食品の仕上りが均
一であつて部分的に変色したりまたは煮えたりし
ていない状態を言つており、食品の重量が変わつ
てもむらなく解凍できる電子レンジの出現が望ま
れていた。
一であつて部分的に変色したりまたは煮えたりし
ていない状態を言つており、食品の重量が変わつ
てもむらなく解凍できる電子レンジの出現が望ま
れていた。
ところで、従来の電子レンジにおける解凍調理
シーケンスは、マイクロ波による総加熱時間T
(秒)を、 T=KG+A(K,A:定数、G:食品重量)
(1) の式により食品重量Gに比例して設定し、さら
に、この総加熱時間Tを次式で示すように第1ス
テージA、第2ステージBに分割してそれぞれの
加熱時間を、 t1=K1T (K1:定数) (2) t2=K2T (K2:定数) (3) として、第1図に示されるように第1ステージA
の加熱時間t1はマグネトロンの連続発振による
「強」加熱、第2ステージBの加熱時間t2はマグ
ネトロンの断続運転による「弱」加熱を行ない、
それぞれ総加熱時間Tに比例している。
シーケンスは、マイクロ波による総加熱時間T
(秒)を、 T=KG+A(K,A:定数、G:食品重量)
(1) の式により食品重量Gに比例して設定し、さら
に、この総加熱時間Tを次式で示すように第1ス
テージA、第2ステージBに分割してそれぞれの
加熱時間を、 t1=K1T (K1:定数) (2) t2=K2T (K2:定数) (3) として、第1図に示されるように第1ステージA
の加熱時間t1はマグネトロンの連続発振による
「強」加熱、第2ステージBの加熱時間t2はマグ
ネトロンの断続運転による「弱」加熱を行ない、
それぞれ総加熱時間Tに比例している。
この場合、第2ステージBの出力が固定、すな
わちマグネトロンのON,OFFの比が一定である
ため、第2ステージBの出力を高く設定しておく
と、1回の断続のON時間中に食品に照射される
マイクロ波エネルギーが大きくなり食品の重量が
軽いと部分的に煮えたりして過解凍になり易く、
また第2ステージBの出力を低く設定しておく
と、食品重量が重い場合に、所望の解凍状態に達
するまでに長い時間を要することになり、解凍食
品の仕上りが重量によつて均一にならない不都合
があつた。
わちマグネトロンのON,OFFの比が一定である
ため、第2ステージBの出力を高く設定しておく
と、1回の断続のON時間中に食品に照射される
マイクロ波エネルギーが大きくなり食品の重量が
軽いと部分的に煮えたりして過解凍になり易く、
また第2ステージBの出力を低く設定しておく
と、食品重量が重い場合に、所望の解凍状態に達
するまでに長い時間を要することになり、解凍食
品の仕上りが重量によつて均一にならない不都合
があつた。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであ
り、食品重量に応じて、第2ステージBの出力を
制御して所望のマイクロ波エネルギーを食品の重
量に合わせて照射することを目的とするものであ
る。
り、食品重量に応じて、第2ステージBの出力を
制御して所望のマイクロ波エネルギーを食品の重
量に合わせて照射することを目的とするものであ
る。
本発明は、上記目的を達成するために第2ステ
ージBにおけるマグネトロンのON時間を食品の
重量に比例して設定したことを特徴とするもので
ある。
ージBにおけるマグネトロンのON時間を食品の
重量に比例して設定したことを特徴とするもので
ある。
以下、本発明の一実施例を図暑に基づいて説明
する。
する。
第2図は、本発明の実施例を示す電子レンジの
要部電気回路図、第3図は、本発明の解凍シーケ
ンスを示す説明図である。
要部電気回路図、第3図は、本発明の解凍シーケ
ンスを示す説明図である。
図において、1は種々の加熱調理シーケンスや
データ等を記憶するメモリ、CPU等を含むマイ
コンであり、使用者による操作部2からの入力信
号により記憶並びに演算して表示部3に必要な情
報を出力すると共に、マグネトロン4を冷却する
冷却用フアンモーター5を制御する第1のリレー
6及び上記マグネトロン4の高圧トランス7の1
次側の通電制御を行なう第2のリレー8に出力を
印加するようになつている。尚、9は交流電源、
10はヒユーズ、11はラツチスイツチ、12は
高圧コンデンサ、13は高圧ダイオードである。
データ等を記憶するメモリ、CPU等を含むマイ
コンであり、使用者による操作部2からの入力信
号により記憶並びに演算して表示部3に必要な情
報を出力すると共に、マグネトロン4を冷却する
冷却用フアンモーター5を制御する第1のリレー
6及び上記マグネトロン4の高圧トランス7の1
次側の通電制御を行なう第2のリレー8に出力を
印加するようになつている。尚、9は交流電源、
10はヒユーズ、11はラツチスイツチ、12は
高圧コンデンサ、13は高圧ダイオードである。
次に、上記第3図を参照して本考案の実施例で
ある解凍調理シーケンスを説明する。
ある解凍調理シーケンスを説明する。
まず、あらかじめ解凍調理食品の重量を測定し
た後加熱室(図示せず)に収容し加熱室のドアを
閉じて、使用者が操作部3より食品の重量及び加
熱条件等を入力すると、上記マイコン1よりあら
かじめ記録されている定数に基づいて演算を行な
い総加熱時間T、第1ステージAの加熱時間t1、
第2ステージBの加熱時間t2及びこの第2ステー
ジBの総加熱時間t2における断続運転の断続比
t2ON/t2OFF等を食品の重量に対応させて設定
して加熱 モードに入り解凍調理が始まる。加熱モードに入
ると上記マイコン1の出力端子aよりマグネトロ
ン4を冷却する冷却用フアンモーター5を制御す
る第1のリレー6がONする信号が出力され、同
時に出力端子bより第1ステージAの加熱時間t1
だけ第2のリレー8をONして高圧トランス7へ
の通電を制御する信号が出力される。従つて、第
1ステージAの加熱時間t1だけマグネトロン4が
連続発振する。
た後加熱室(図示せず)に収容し加熱室のドアを
閉じて、使用者が操作部3より食品の重量及び加
熱条件等を入力すると、上記マイコン1よりあら
かじめ記録されている定数に基づいて演算を行な
い総加熱時間T、第1ステージAの加熱時間t1、
第2ステージBの加熱時間t2及びこの第2ステー
ジBの総加熱時間t2における断続運転の断続比
t2ON/t2OFF等を食品の重量に対応させて設定
して加熱 モードに入り解凍調理が始まる。加熱モードに入
ると上記マイコン1の出力端子aよりマグネトロ
ン4を冷却する冷却用フアンモーター5を制御す
る第1のリレー6がONする信号が出力され、同
時に出力端子bより第1ステージAの加熱時間t1
だけ第2のリレー8をONして高圧トランス7へ
の通電を制御する信号が出力される。従つて、第
1ステージAの加熱時間t1だけマグネトロン4が
連続発振する。
次に上記加熱時間t1が経過すると、第2ステー
ジBに移項して上記マイコン1の出力端子bより
食品の重量Gに応じて断続的に出力される信号に
よりオン時間t2ON及びオフ時間t2OFFの割合
を、 t2ON=K3G (O<K3<1) (4) によつて設定して加熱動作を継続する。
ジBに移項して上記マイコン1の出力端子bより
食品の重量Gに応じて断続的に出力される信号に
よりオン時間t2ON及びオフ時間t2OFFの割合
を、 t2ON=K3G (O<K3<1) (4) によつて設定して加熱動作を継続する。
尚、上述した第1ステージAの加熱時間t1にお
いてマグネトロン4は連続発振を行なうので
「強」加熱であり、第2ステージBの加熱時間t2
においてはマグネトロン4が断続発振状態となる
ので「弱」加熱となつている。また、総加熱時間
T、第1ステージAの加熱時間t1及び第2ステー
ジBの加熱時間t2は、上述した従来技術において
実行されている(1),(2),(3)式に示された関係式に
よつてそれぞれ設定される。
いてマグネトロン4は連続発振を行なうので
「強」加熱であり、第2ステージBの加熱時間t2
においてはマグネトロン4が断続発振状態となる
ので「弱」加熱となつている。また、総加熱時間
T、第1ステージAの加熱時間t1及び第2ステー
ジBの加熱時間t2は、上述した従来技術において
実行されている(1),(2),(3)式に示された関係式に
よつてそれぞれ設定される。
このようにして第2ステージBの加熱時間を食
品の重量に応じてマグネトロン4のオン時間t2O
Nを自動的に設定することができ、食品の重量が
軽い場合にはt2ONを短かくして出力を低くし、
また重量が重い場合にはt2ONを長くして出力を
高くすることができる。
品の重量に応じてマグネトロン4のオン時間t2O
Nを自動的に設定することができ、食品の重量が
軽い場合にはt2ONを短かくして出力を低くし、
また重量が重い場合にはt2ONを長くして出力を
高くすることができる。
以上に説明したように、本発明は、食品の重量
に応じて総加熱時間を設定して食品の解凍を行な
い且つ上記総加熱時間をマイクロ波エネルギーの
「強」出力時間t1と「弱」出力時間t2とに分けて加
熱する電子レンジにおいて、上記「弱」出力時間
t2におけるマグネトロンのオン時間を食品の重量
に対応して自動的に設定できる制御手段を備えた
から、食品の重量が軽い場合には「弱」出力時間
t2におけるマグネトロンのオン時間が短かく出力
が低くなるとともに、食品の重量が重い場合には
「弱」出力時間t2におけるオン時間が長くなつて
出力が高く設定することができるため、食品の重
量が軽い場合に部分的に食品が過解凍になりまた
一部が煮えた状態となる不都合はすべて解除さ
れ、食品の重量が変わつても、常に均一の解凍状
態を得ることができるものであり利用価値の高い
ものである。
に応じて総加熱時間を設定して食品の解凍を行な
い且つ上記総加熱時間をマイクロ波エネルギーの
「強」出力時間t1と「弱」出力時間t2とに分けて加
熱する電子レンジにおいて、上記「弱」出力時間
t2におけるマグネトロンのオン時間を食品の重量
に対応して自動的に設定できる制御手段を備えた
から、食品の重量が軽い場合には「弱」出力時間
t2におけるマグネトロンのオン時間が短かく出力
が低くなるとともに、食品の重量が重い場合には
「弱」出力時間t2におけるオン時間が長くなつて
出力が高く設定することができるため、食品の重
量が軽い場合に部分的に食品が過解凍になりまた
一部が煮えた状態となる不都合はすべて解除さ
れ、食品の重量が変わつても、常に均一の解凍状
態を得ることができるものであり利用価値の高い
ものである。
第1図は、従来例を示す解凍シーケンスの説明
図、第2図は、本発明の実施例を示す電子レンジ
の要部電気回路図、第3図は本発明の解凍シーケ
ンスを示す説明図である。 1……マイコン、2……操作部、4……マグネ
トロン、T……総加熱時間、t1……「強」出力加
熱時間、t2……「弱」出力加熱時間、6……第1
のリレー、7……高圧トランス、8……第2のリ
レー。
図、第2図は、本発明の実施例を示す電子レンジ
の要部電気回路図、第3図は本発明の解凍シーケ
ンスを示す説明図である。 1……マイコン、2……操作部、4……マグネ
トロン、T……総加熱時間、t1……「強」出力加
熱時間、t2……「弱」出力加熱時間、6……第1
のリレー、7……高圧トランス、8……第2のリ
レー。
Claims (1)
- 1 食品の重量に応じて総加熱時間を設定して食
品の解凍を行ない且つ上記総加熱時間をマイクロ
波エネルギーの「強」出力時間と「弱」出力時間
とに分けて加熱する電子レンジにおいて、上記
「弱」出力時間におけるマグネトロンのオン時間
を食品の重量に対応して自動的に設定できる制御
手段を備えたことを特徴とする電子レンジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13686682A JPS5927494A (ja) | 1982-08-05 | 1982-08-05 | 電子レンジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13686682A JPS5927494A (ja) | 1982-08-05 | 1982-08-05 | 電子レンジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5927494A JPS5927494A (ja) | 1984-02-13 |
JPS6151394B2 true JPS6151394B2 (ja) | 1986-11-08 |
Family
ID=15185349
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13686682A Granted JPS5927494A (ja) | 1982-08-05 | 1982-08-05 | 電子レンジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5927494A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60258894A (ja) * | 1984-06-04 | 1985-12-20 | 松下電器産業株式会社 | 高周波加熱装置 |
JPS60258895A (ja) * | 1984-06-04 | 1985-12-20 | 松下電器産業株式会社 | 高周波加熱装置 |
JPS618893A (ja) * | 1984-06-25 | 1986-01-16 | 松下電器産業株式会社 | 高周波加熱装置 |
JPS6154101U (ja) * | 1984-09-14 | 1986-04-11 | ||
JP4594702B2 (ja) * | 2004-11-11 | 2010-12-08 | 株式会社東芝 | 真空マイクロ波解凍方法 |
-
1982
- 1982-08-05 JP JP13686682A patent/JPS5927494A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5927494A (ja) | 1984-02-13 |
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