JPS58134982A

JPS58134982A - 解凍機

Info

Publication number: JPS58134982A
Application number: JP1480982A
Authority: JP
Inventors: Kuniaki Nagai; 永易　国明; Mitsusachi Kiuchi; 木内　光幸; Hiroyuki Nonaka; 野中　裕之
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1982-02-03
Filing date: 1982-02-03
Publication date: 1983-08-11

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、高周波電界による誘電加熱を利用して冷凍食
品などを“解凍する解凍機に関する。

従来より冷凍食品を解凍する手段として、高周波電界に
よる誘電加熱を利用した高周波解凍機がよ〈知られてい
る。高周波誘電加熱による解凍は他の方法と比較して、
均一に解凍される特徴を有するが、それでもなお表面温
度は内部より高くなる欠点がある。この欠点を除くため
、被解凍物の表面に冷風を吹きつけながら解凍するよう
にしたものも提案されている。

このような解凍機の具体例を第１図により説明する。第
１図において、ｌは高周波解凍機の本体、２は電波の輻
射防止機能を有するオープンキャビィティ、３ａ＊３ｂ
は高周波高電圧が印加され被解凍物を誘電加熱する加熱
電極で、上方の加熱電極３ａはギャードモータ１４によ
り上下に移動可能になっている。４は被解凍物（イ）を
入れた容器（ロ）を載せるための載置板、５は加熱電極
３ａを覆う保護カバーで、この保護カバー５及び載置板
４はいずれも非磁性・非金属製である。６は加熱電極：
３ａ　１３ｂに高周波高電圧を供給する高周波発振回路
、７は高周波発振回路６を収納し、輻射雑音を防止する
金属製のシールドがックス、８は高周波発振回路６に直
流高電圧を供給する直流電源で、通常、昇圧トランス、
整一回路−などで構成される。

９はコンプレッサ９ｍ、コンデンサ９ｂなどからなる冷
凍機、１０はエパアファンモータ１０ａ’ｉ有スるエバ
アポレータで、この冷凍機９及びエバアポレータ１０に
より、被解凍物（イ）の表面に冷風を吹きつけて局所的
表面温度の↓竺を防止するようにしている。しかし、そ
れでも冷風温度が０℃以上になると局所的表面温度上昇
が生じて均一な解凍ができず、場合によっては焦げたり
して解凍不良になることがあり、温度を下げすぎると冷
凍機の余分なエネルギーを消耗するという欠点があった
。また、使用者が温度計を見ながら制御しなければなら
ないわずられし−Ｕあった。

本発明の目的はこのような欠点を解消し、省エネルギー
で使い勝手のよい高周波解凍機を提供することである。

本発明はこの目的を達成するために前述のオーブンキャ
ビィティ２内に冷風の温度な検知するための温度検知装
置１１を設けるとともに、この温度検出装置１１の出力
信号により解凍機を、制御する制御回路１２を設けるよ
うにした蕾ので、以下、本発明の一実施例を電２図にも
とづいて説明する。

第２図は本発明によ゛る解凍機の電気回路を示すブロッ
クダイヤグラムで、前述の制御回路１２は、温度検知装
置１１からの出力信号に応じてオープンキャビィティ２
内の冷風温度が０℃近辺になるように高周波発振回路６
、冷凍機９およびエバアポレータ１０を制御する。温度
検知装置１１の検知温度が、例えば、０℃以上の場合に
は高周波発振回路６の作動を停止し、解凍不可能である
ことを表示装置１３により表示する。高周波発振回路６
のＯＮ　−ＯＦＦ制御は直流電源８の交流電源側のリレ
ー（図示せず）を遮断するなどして容易に行なうことが
できる。オーブンキャψイテイ２内の温度がＯ℃近辺に
なると高周波発振回路６は準備完了状態となり、解凍可
能であることを表示装置１３で表示する。また、解凍中
にオープンキャビィティ２内の温度が０℃以下の低温に
な）すぎた時は制御回路１２により、冷凍機９あるいは
工・ぐアポレータがＯＦＦになり、高周波発振回路６は
そのまま作動して解凍が続行される。なお、図中の１２
ｍは被解凍物の種類などに応じて使用者が選択する設定
つまみである。

以上のように、本発明の高周波解凍機は、オープンキャ
ビィティ内の温度が所定の低温になっている時にのみ解
凍可能となるので従来のように局所的表面温度上昇が生
じたりすることなく、均一な解凍が可能となる。また、
本発明によれば解凍準備完了状態、解凍不可状態がラン
プあるいは音などによシ表示されるので、従来のように
使用者の誤った操作による解凍不良を防止することがで
き、さらに、オープンキャビィティ内温度の下がりすぎ
も防止さ、れるので余分なエネルギーを消耗することも
なくなるなど、高周波解凍機を有効に、かつ安心して使
えるようになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による高周波解凍機の概略図、第２図は
本発明に“よる高周波解凍機の電気回路を示すブロック
ダイヤグラムである。１・・・本体、２・・・オープンキャビィティ、３ａ１
３ｂ・・・加熱電極、６・・・高周波発振回路、８・・
・直流電源、９・・・冷凍機、１０・・・エバアポレー
タ、１１・・・温度検知装置１．１２・・・制御回路、
１３・・・表示装置、（ロ）・・・容器、（イ）・・・
被解凍物。第１図第２図１ハ

Claims

【特許請求の範囲】

（１）　　被解凍物を収納するオープンキャビィティと
、該オープンキャビィティ内に設けられ被解凍物を誘電
加熱するための平行加熱電極と、解凍時に該平行加熱電
極に高周波高電圧を印加する高周波高電圧発生装置と、
解凍時に被解凍物に冷風を吹きつけるための冷風発生装
置と、上記オープンキャビィティ内の温度を検知する温
度検知装置と、該温度検知装置の出力信号に応じて上記
高周波高電圧発生装置及び冷風発生装置を制−する制御
回路とを有することを特徴とする解凍機。
（２）前記温度検知装置の検知温度が所定の温度以上の
時、前記高周波高電圧発生装置の作動を停止させるよう
にした特許請求の範囲第（１）項記載の解凍機。
（３）　　前記温度検知装置の検知温度が所定の温度以
下の時、冷風発生装置の作動を停止するようにした特許
請求の範囲第（１）項または第（２）項記載の解凍機。
（４）　　前記温度検知装置の出力信号に応じて解凍準
備完了状態あるいは解凍不可能状態を表示するようにし
た特許請求の範囲第（１）項ないし第（３）項のいずれ
かに記載の解凍機。