JPS6237672A - 高周波加熱装置付冷蔵庫 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は冷凍食品を解凍する高周波解凍装置付冷蔵庫に
関するものである。

従来の技術 近年、冷蔵庫に急速冷凍機能が付加されたことにより、
ホームフリージングが普及しつつある。

しかしながら、冷凍食品の解凍については、自然放置解
凍、冷蔵庫の冷蔵室放置解凍、電子レンジによる解凍が
なされているが、解凍時間、解凍品質の上で満足できる
ものではなかった。

そこで、冷蔵庫内部に高周波発生装置を設置することに
よって、急速解凍を可能にする高周波加熱装置付冷蔵庫
が種々提案されている。

以下図面を参照しながら、上述した従来の高周波加熱装
置付冷蔵庫の一例について説明する。

第４図は従来の高周波加熱装置付冷蔵庫の断面図、第６
図は電気回路図を示すものである。第４図において、１
は冷蔵庫で冷蔵室２と冷凍室３を有し、前記冷蔵室２内
に解凍室４を設置している。

この解凍室４へのマイクロ波の供給は、冷蔵庫１の底部
にある機械室に設置された高周波発生装置６から伝送線
である導波管ｅを通して行なわれる。

次に第５図において、７は高周波発生回路であり、冷蔵
庫の電気回路８を介して商用の交流電源９に接続されて
いる。前記高周波発生回路７は、解凍制御回路１ｏを介
して前記高周波発生装置５を前記冷蔵庫の電気回路８に
接続している。前記高周波発生装置５は、−次側に前記
解凍制御回路１ｏを接続した高圧トランス１１の二次側
高圧端子の一端に、高圧コンデンサ１２を介して高圧ダ
イオード１３とマグネトロン１４を並列に接続している
。前記高圧トランス１１の二次側高圧端子の他端、前記
高圧ダイオード１３のカソード端子。

前記マグネトロン１４のアノード端子はアースされてい
る。そして前記マグネトロン１４のフィラメント端子は
、前記高圧トランス１１の二次側低圧端子に接続されて
いる。

以上のように構成された高周波加熱装置付冷蔵庫につい
て、以下その動作について説明する。

まず、解凍制御回路１ｏで解凍時間を設定し、解凍スイ
ッチ（図示せず）をＯＮすると高周波発生装置６に通電
される。高圧トランス１１の二次側低圧端子の電圧がマ
グネトロン１４のフィラメントを加熱し、同時に高圧ト
ランス１１の二次側高圧端子の電圧は、高圧コンデンサ
１２と高圧ダイオード１３により半波倍電圧整流され、
マグネトロン１４に供給されてマイクロ波が発生する。

発生したマイクロ波は、導波管６を伝搬して解凍室４に
導かれ、解凍室４内の冷凍食品に照射され食品を解凍す
る。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、第６図に示すよう
に使用する商用の交流電源の周波数によりマイクロ波出
力が変わるため、一定のマイクロ波出力を得るためには
交流電源の周波数に応じて高圧コンデンサを第６図中、
Ａ、　　Ｂを選んで装着しなければならないという問題
点を有していた。

本発明は上記の問題点に鑑み、交流電源の周波数によら
ず自動的に一定のマイクロ波出力を発生する高周波加熱
装置付冷蔵庫を提供するものである。

問題点を解決するだめの手段 上記問題点を解決するために本発明の高周波加熱装置付
冷蔵庫は、高周波発生回路内に設けた電源周波数を検知
する電源周波数検知回路と、前記電源周波数検知回路か
らの周波数信号により高周波発生装置内に設けられた高
圧コンデンサ容量を切換える切換え装置という構成を備
えたものである。

作　　用 本発明は上記した構成によって、電源周波数が変わって
も自動的に高圧コンデンサ容量を切換えることにより、
一定のマイクロ波出力を発生することとなる。

実施例 以下本発明の一実施例の高周波加熱装置付冷蔵庫につい
て、図面を参照しながら説明しながら説明する。第１図
は本発明の第１の実施例における高周波加熱装置付冷蔵
庫の電気回路を示すものである。尚、冷蔵庫本体及び解
凍室と高周波発生装置の設置位置は従来例と同様である
。解凍制御回路１０は、電源周波数検知回路１５を介し
て高周波発生装置６を接続している。前記高周波発生装
置６は、−次側に前記電源周波数検知回路１６を接続し
た高圧トランス１１の二次側高圧端子の一端に、２個の
容量の異なる高圧コンデンサ１６ａ。

１６ｂを切換える切換え装置１６を介して高圧ダイオー
ド１３とマグネトロン１４を並列に接続している。前記
高圧トランス１１の二次側高圧端子の他端、前記高圧ダ
イオード１３のカソード端子。

前記マグネトロン１４のアノード端子はアースされてい
る。そして前記マグネトロン１４のフィラメント端子は
、前記高圧トランス１１の二次側低圧端子に接続されて
いる。

以上のように構成された高周波加熱装置付冷蔵庫につい
て、以下第１図を用いてその動作を説明する。

高周波発生回路７に通電されると、電源周波数検知回路
１６で交流電源９の周波数を検知し、高周波発生装置Ｓ
内に設けられた高圧コンデンサ容量を切換える切換え装
置１６を動作させ、電源周波数に対応した適正なコンデ
ンサ容量に設定する。

そして、高圧トランス１１の二次側低圧端子の電圧によ
りマグネトロン１４のフィラメントが加熱され、同時に
高圧トランス１１の二次側高圧端子の電圧が、切換え装
置１θ内の高圧コンデンサ１６＆又は１６ｂと高圧ダイ
オード１３により半波倍電圧整流され、マグネトロン１
４に供給されてマイクロ波が発生する。

以上のように本実施例によれば、高周波発生回路Ｔ内に
電源周波数検知回路１５を設け、これに連動して高圧コ
ンデンサ容量を切換える切換え装置１６を高周波発生装
置５内に設けることにより、交流電源の周波数によらず
自動的に一定のマイクロ波出力を発生することができる
。

次に本発明の第２の実施例について図面を参照しながら
説明する。

第２図は本発明の第２の実施例を示す高周波加熱装置付
冷蔵庫の電気回路図である。尚、冷蔵庫本体及び解凍室
と高周波発生装置の設置位置は従来例と同様である。同
図において、６は高周波発生装置、７は高周波発生回路
、８は冷蔵庫の電気回路、９は商用の交流電源、１０は
第３図に示すような出力を変化させてムラのない解凍を
行うだめの解凍プログラムを内蔵する解凍制御回路、１
１は高圧トランス、１３は高圧ダイオード、１４はマグ
ネトロン、１６は高圧コンデンサ容量を切換える切換え
装置で、以上は第１図の構成と同様なものである。第１
図の構成と異なるのは、高周波出力制御回路１７を高周
波発生回路γ内に設けた点である。

上記のように構成された高周波加熱装置付冷蔵庫につい
て、以下その動作を説明する。

解凍制御回路１ｏで解凍プログラムを選択し、解凍スイ
ッチ（図示せず）をＯＮすると高周波出力制御回路１７
に通電され、解凍制御回路１ｏからの出力信号に対応し
たコンデンサ容量を選択し、高周波発生装置５内に設け
た高圧コンデンサ容量を切換える切換え装置１６を駆動
させ高圧コンデンサ容量を設定する。

以上のように、高周波発生回路７内に解凍制御回路１０
と連動して高圧コンデンサ容量を切換える切換え装置１
６を駆動させる高周波出力制御回路１７を設けることに
より、高圧コンデンサ容量を変化させてマイクロ波出力
を変化させることができる。

発明の効果 以上のように本発明は、電源周波数を検知する電源周波
数検知回路と、高周波発生装置内に設は電源周波数検知
回路からの周波数信号によって高周波発生装置内に設け
られた高圧コンデンサ容量を切換える切換え装置を設け
ることにより、電源周波数が変わっても従来のように高
圧コンデンサを取替えることなく、自動的に高圧コンデ
ンサ容量を切換えることにより、一定のマイクロ波出力
を発生することができ、生産上の合理化と共に、異なる
電源周波数地域への移転使用の際の不便さを解消できる
。

直付冷蔵庫の電気回路図、第２図は本発明の第２の実施
例における高周波加熱装置付冷蔵庫の電気回路図、第３
図は解凍時の出力の変化を示す変化図、第４図は従来の
冷蔵庫の断面図、第５図は同第４図の電気回路図、第６
図は高圧コンデンサ容量に対する出力の変化図である。

４・・・・・・解凍室、６・・・・・・高周波発生装置
、７・・・・・・高周波発生回路、１５・・・・・・電
源周波数検知回路、１６・・・・・・切換え装置、１了
・・・・・・高周波出力制御回路。

代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名５・
−・高思液に伎装量 ｔ５・・槍罎Ｊｌ液耶１女知回路 第、図　　　　　　／６・切数え装量 １６・・・１２７砿え装置 第２　Ｇ　　　　　　　　／？・・・高Ｒ渡出、７金制
御国ス１−７フーーーーーーー　　　。

第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 冷蔵庫内に設けた解凍室と、冷蔵庫外に設けた高周波発
   生装置と、電源周波数を検知する電源周波数検知回路と
   、前記電源周波数検知回路からの周波数信号によって前
   記高周波発生装置内に設けられた高圧コンデンサ容量を
   切換える切換え装置とを備えたことを特徴とする高周波
   加熱装置付冷蔵庫。