JPS62286013A - 潜水艇 - Google Patents
潜水艇Info
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- JPS62286013A JPS62286013A JP61129430A JP12943086A JPS62286013A JP S62286013 A JPS62286013 A JP S62286013A JP 61129430 A JP61129430 A JP 61129430A JP 12943086 A JP12943086 A JP 12943086A JP S62286013 A JPS62286013 A JP S62286013A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63B—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING
- B63B19/00—Arrangements or adaptations of ports, doors, windows, port-holes, or other openings or covers
- B63B19/02—Clear-view screens; Windshields
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
- Telescopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3発明の詳細な説明
(産業上の利用分野)
この発明は海中を航行し、船体の透明板を取付けた窓を
球面状の大きな窓とし、而も海中の生物や物体を略実体
に近い大きさに見えるようにした潜水艇に関するもので
ある。
球面状の大きな窓とし、而も海中の生物や物体を略実体
に近い大きさに見えるようにした潜水艇に関するもので
ある。
(従来技術)
従来海中を潜行し、魚類その他の生物の生態や、岩石や
地形の状態を観察するための潜水艇にはその船体の前部
や側部等に窓を設け、これに球面状の耐圧透明板を取付
けてこの窓から透明板を透して海中を見るようになって
いるものがあった。
地形の状態を観察するための潜水艇にはその船体の前部
や側部等に窓を設け、これに球面状の耐圧透明板を取付
けてこの窓から透明板を透して海中を見るようになって
いるものがあった。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら上記のような潜水艇の窓において窓には海
水圧が掛るものであり、窓にたC強度を持たせようとす
るためには平板状のガラスでも小さくすればよかった。
水圧が掛るものであり、窓にたC強度を持たせようとす
るためには平板状のガラスでも小さくすればよかった。
しかし海中を広範囲に見えるようにするためには大きく
する必要があり、大きくすれば海水圧に耐抗させるため
に球面状とせざるを得す、球面状とすると海水や窓に取
付けられたガラス等による光の屈折の関係によって海中
のものが実体より小さく見え、実体の大きさが判断し難
いと云う問題点があった。
する必要があり、大きくすれば海水圧に耐抗させるため
に球面状とせざるを得す、球面状とすると海水や窓に取
付けられたガラス等による光の屈折の関係によって海中
のものが実体より小さく見え、実体の大きさが判断し難
いと云う問題点があった。
(問題点を解決するための手段)
この発明は上記の状況に鑑み提供されたものであって、
窓を球面状として強度を持たせ、1−かも海中のものが
小さく見えず実体通りの大きさに見えるようにした潜水
艇であって、船体1の開口部2に透明板3と該透明板3
の外側を覆う耐圧性の球面状透明板4とが増刊けられる
と共に、該両透明板3と4間には透明の液体5が充填さ
れているように構成したものである。
窓を球面状として強度を持たせ、1−かも海中のものが
小さく見えず実体通りの大きさに見えるようにした潜水
艇であって、船体1の開口部2に透明板3と該透明板3
の外側を覆う耐圧性の球面状透明板4とが増刊けられる
と共に、該両透明板3と4間には透明の液体5が充填さ
れているように構成したものである。
(作用)
従来の船体1から海中へ膨出した球面状の透明板4を透
して物体を見た場合に海水と透明板4とは屈折率に多少
の相異はあっても一個の凹レンズ状の媒体となっており
、海中の物体が小さく見えるが、この球面状透明板4よ
り内側に透明板3を設けて透明板4と透明板3との間に
透明の液体5を充填することによって、海水と透明板4
と液体5と透明板3とが夫々光の屈折率に多少の違いは
あっても、1個の略偏平状の媒体となって海中のものを
実体に近い大きさに見ることができる。
して物体を見た場合に海水と透明板4とは屈折率に多少
の相異はあっても一個の凹レンズ状の媒体となっており
、海中の物体が小さく見えるが、この球面状透明板4よ
り内側に透明板3を設けて透明板4と透明板3との間に
透明の液体5を充填することによって、海水と透明板4
と液体5と透明板3とが夫々光の屈折率に多少の違いは
あっても、1個の略偏平状の媒体となって海中のものを
実体に近い大きさに見ることができる。
(実施例)
以下この発明の実施例を図面により説明する。
Aは潜水艇であって、1は船体、2.2゛は船体1の前
後に夫々開設された海中観察用の開口部、6は深度調整
用のバラストタンク、7はタンク6への送入用圧縮空気
ボンベ、8は船体1内への補給用酸素ボンベであり、9
は船体lの前後方向の傾き調整用スクリュー、10は船
体lの左右転回及び推進用スクリュー、11は動力源で
あるバッテリーを示す。12は船体1を吊下げる場合に
使用するためのフック、13はハツチ、14は前後」二
下のガードである。
後に夫々開設された海中観察用の開口部、6は深度調整
用のバラストタンク、7はタンク6への送入用圧縮空気
ボンベ、8は船体1内への補給用酸素ボンベであり、9
は船体lの前後方向の傾き調整用スクリュー、10は船
体lの左右転回及び推進用スクリュー、11は動力源で
あるバッテリーを示す。12は船体1を吊下げる場合に
使用するためのフック、13はハツチ、14は前後」二
下のガードである。
又、開口部2には平板状のガラス、アクリル等の非耐圧
性透明板3が更にその外側に該透明板を覆うように外側
へ膨出したポリカーボネイト、ガラス等よりなる耐圧性
の球面状透明板4がファスナー4aにより何れも水害的
に嵌着されており、透明板3と球面状透明板4との間に
は海水又は海水に近い屈折率を有する透明な液体5が充
填されている。又開口部2°も同様に構成されている。
性透明板3が更にその外側に該透明板を覆うように外側
へ膨出したポリカーボネイト、ガラス等よりなる耐圧性
の球面状透明板4がファスナー4aにより何れも水害的
に嵌着されており、透明板3と球面状透明板4との間に
は海水又は海水に近い屈折率を有する透明な液体5が充
填されている。又開口部2°も同様に構成されている。
尚、3aはシール、4b、4Cは77スナ一4a締着用
ナツト、ボルトを示す。
ナツト、ボルトを示す。
第4図は開口部の他の実施例を示すもので、平面状の透
明板3と球面状透明板4との中間に更に非耐圧性の球面
状透明板3゛を嵌着し、透明板4と3゛間に透明の液体
5を充填することにより従来のものより海中のものを稍
大きく見えるようにし、或は透明板3′と3間にも透明
の液体5を充填して更に大きく実体に近い状態で見える
ように調整可能としたものである。
明板3と球面状透明板4との中間に更に非耐圧性の球面
状透明板3゛を嵌着し、透明板4と3゛間に透明の液体
5を充填することにより従来のものより海中のものを稍
大きく見えるようにし、或は透明板3′と3間にも透明
の液体5を充填して更に大きく実体に近い状態で見える
ように調整可能としたものである。
又、第5図は透明板の他の実施例であって、球面状透明
板4と平板状の透明板3とを接着して一体とし、この間
に透明の液体を充填蜜月した透明体を構成し、これを潜
水艇Aの窓用間[1部2に取付けるものであり、球面状
透明板4と平板状透明板3との組付が容易であり、又船
体1の取付が筒中になるものである。
板4と平板状の透明板3とを接着して一体とし、この間
に透明の液体を充填蜜月した透明体を構成し、これを潜
水艇Aの窓用間[1部2に取付けるものであり、球面状
透明板4と平板状透明板3との組付が容易であり、又船
体1の取付が筒中になるものである。
(効果)
従来潜水艇は開口部から透明板を透して海中の物体を見
た場合にその大きさが実体より小さく見えたが、この発
明に係る潜水艇は船体の開口部に透明板と該透明板の外
側を覆う耐圧性の球面状透明板とが取付けられると共に
、該両透明板間には透明の液体が充填されているので海
水1球面状透明板、充填された透明の液体、透明板とが
一体の平面状に近い透明板状となってこれを透して見る
海中の物体が縮小されず実体に近い大きさで見ることが
できるので海中の生物や海底の状態等の観察に大いに貢
献するものである。
た場合にその大きさが実体より小さく見えたが、この発
明に係る潜水艇は船体の開口部に透明板と該透明板の外
側を覆う耐圧性の球面状透明板とが取付けられると共に
、該両透明板間には透明の液体が充填されているので海
水1球面状透明板、充填された透明の液体、透明板とが
一体の平面状に近い透明板状となってこれを透して見る
海中の物体が縮小されず実体に近い大きさで見ることが
できるので海中の生物や海底の状態等の観察に大いに貢
献するものである。
第1図はこの発明に係る潜水艇の一実施例の正面図、第
2図は同平面図、第3図は間開「1部の断面図、第4図
は他の開口部の実施例の断面図、第5図は透明板の他の
実施例の断面図である。 A・・・潜水艇、1・・・船体、2・・・開口部、3・
・・透明板、4・・・球面状透明板、5・・・液体、6
・・・パラストタンク、7・・・空気ボンベ、8・・・
酸素ボンベ、9,10・・・スクリュー、11・・・バ
ッテリー、12・・・フック、13・・・ハツチ、14
・・・力−ド。 第 5 図 手続補正書(自船 昭和61年 特許願第txZit3ρ 号2発明の名称 潜水艇 3補正をする者 事件との関係 特許出願人 4代理人 〒101 雪03 (88f() 323
2〜56補正の内容 (1)明細書を別紙添付訂正明
細書の通り訂正する。 (2)図面第1図を別紙添付訂正図面の通り訂正する。 訂正明細書 1発明の名称 潜 水 艇 2特許請求の範囲 船体の開口部に透明板と該透明板の外側を覆う耐圧性の
球面状透明板とが取付けられると共に、該両透明板間に
は透明の液体が充填されていることを特徴とする潜水艇
。 3発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) この発明は海中を航行し、船体の透明板を取付けた窓を
球面状の大きな窓とし、面も海中の生物や物体な略実体
に近い大きさに見えるようにした潜水艇に関するもので
ある。 (従来技術) 従来海中を潜行し、魚類その他の生物の生態や、岩石や
地形の状態を観察するための潜水艇にはその船体の前部
や側部等に窓を設け、これに球面状の耐圧透明板を取付
けてこの窓から透明板を透して海中を見るようになって
いるものがあった。 (発明が解決しようとする問題点) しかしながら上記のような潜水艇の窓において窓には海
水圧が掛るものであり、窓にたf強度を持たせようとす
るためには平板状のガラスでも小さくすればよかった。 しかし海中を広範囲に見えるようにするためには大きく
する必要があり、大きくすれば海水圧に耐抗させるため
に球面状とせざるを得す、球面状とすると海水や窓に取
4=1けられたガラス等による光の屈折の関係によって
海中のものが実体より小さく見え、実体の大きさが判断
し難いと云う問題点があった。 (問題点を解決するための手段) この発明は上記の状況に鑑み提供されたものであって、
窓を球面状として強度を持たせ、しかも海中のものが小
さく見えず実体通りの大きさに見えるようにした潜水艇
であって、船体lの開口部2に透明板3と該透明板3の
外側を覆う耐圧性の球面状透明板4とが取付けられると
共に、該両透明板3と4間には透明の液体5が充填され
ているように構成したものである。 (作用) 従来の船体1から海中へ膨出した球面状の透明板4を透
して物体を見た場合に海水と透明板4とは屈折率に多少
の相異はあっても一個の凹レンズ状の媒体となっており
、海中の物体が小さく見えるが、この球面状透明板4よ
り内側に透明板3を設けて透明板4と透明板3との間に
透明の液体5を充填することによって、海水と透明板4
と液体5と透明板3とが夫々光の屈折率に多少の違いは
あっても、1個の略偏平状の媒体となって海中のものを
実体に近い大きさに見ることができる。 (実施例) 以下この発明の実施例を図面により説明する。 Aは潜水艇であって、1は船体、2.2゛は船体1の前
後に夫々開設された海中観察用の開口部、6は動力源で
あるバッテリー、7は後記するパラストタンク1工への
送入用圧縮空気ボンベ、8は船体l内への補給用酸素ボ
ンベであり、9は船体1の前後方向の傾き調整用スクリ
ュー、10は船体1の左右転回及び推進用スクリュー、
11は深度調整用のバラストタンクを示す。12は船体
lを吊下げる場合に使用するためのフック、13はハツ
チ、14は前後」−下のガードである。 又、開口部2には平板状のガラス、アクリル等の非耐圧
性透明板3が更にその外側に該透明板を覆うように外側
へ膨出したポリカーボネイト、ガラス等よりなる耐圧性
の球面状透明板4がファスナー4aにより何れも水密的
に嵌着されており、透明板3と球面状透明板4との間に
は海水又は海水に近い屈折率を有する透明な液体5が充
填されている。又開口部2°も同様に構成されている。 尚、3aはシール、4b、4Cは77スナ一4a締着用
ナツト、ボルトを示す。 第4図は開口部の他の実施例を示すもので、平面状の透
明板3と球面状透明板4との中間に更に非耐圧性の球面
状透明板3″を嵌着し、透明板4と3部間に透明の液体
5を充填することにより従来のものより海中のものを稍
大きく見えるようにし、或は透明板3“と3間にも透明
の液体5を充填して更に大きく実体に近い状態で見える
ように調整可能としたものである。 又、第5図は透明板の他の実施例であって、球面状透明
板4と平板状の透明板3とを接着して一体とし、この間
)こ透明の液体を充填缶」4した透明体を構成し、これ
を潜水艇Aの窓用開口部2に取付けるものであり、球面
状透明板4と平板状透明板3との組付が容易であり、又
船体1の取付が簡単になるものである。 (効果) 従来潜水艇は開口部から透明板を透して海中の物体を見
た場合にその大きさが実体より小さく見えたが、この発
明に係る潜水艇は船体の開「1部に透明板と該透明板の
外側を覆う耐圧性の球面状透明板とが取付けられると共
に、該両透明板間には透明の液体が充填されているので
海水、球面状透明板、充填された透明の液体、透明板と
が−・体の平面状に近い透明板状となってこれを透して
見る海中の物体が縮小されず実体に近い大きさで見るこ
とができるので海中の生物や海底の状態等の観察に大い
に貢献するものである。 4図面の簡単な説明 第1図はこの発明に係る潜水艇の一実施例の正面図、第
2図は同平面図、第3図は同開口部の断面図、第4図は
他の開口部の実施例の断面図、第5図は透明板の他の実
施例の断面図である。 A・・・潜水艇、1・・・船体、2・・・開口部、3・
・・透明板、4・・・球面状透明板、5・・・液体、6
・・・バッテリー、7・・・空気ボンベ、8・・・酸素
ボンベ、9.10・・・スクリュー、11・・・バラス
トタンク、12・・・フック、13・・・/\ラッチ1
4・・・ガード。 手続補正書((1釦 昭和62年5月12日
2図は同平面図、第3図は間開「1部の断面図、第4図
は他の開口部の実施例の断面図、第5図は透明板の他の
実施例の断面図である。 A・・・潜水艇、1・・・船体、2・・・開口部、3・
・・透明板、4・・・球面状透明板、5・・・液体、6
・・・パラストタンク、7・・・空気ボンベ、8・・・
酸素ボンベ、9,10・・・スクリュー、11・・・バ
ッテリー、12・・・フック、13・・・ハツチ、14
・・・力−ド。 第 5 図 手続補正書(自船 昭和61年 特許願第txZit3ρ 号2発明の名称 潜水艇 3補正をする者 事件との関係 特許出願人 4代理人 〒101 雪03 (88f() 323
2〜56補正の内容 (1)明細書を別紙添付訂正明
細書の通り訂正する。 (2)図面第1図を別紙添付訂正図面の通り訂正する。 訂正明細書 1発明の名称 潜 水 艇 2特許請求の範囲 船体の開口部に透明板と該透明板の外側を覆う耐圧性の
球面状透明板とが取付けられると共に、該両透明板間に
は透明の液体が充填されていることを特徴とする潜水艇
。 3発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) この発明は海中を航行し、船体の透明板を取付けた窓を
球面状の大きな窓とし、面も海中の生物や物体な略実体
に近い大きさに見えるようにした潜水艇に関するもので
ある。 (従来技術) 従来海中を潜行し、魚類その他の生物の生態や、岩石や
地形の状態を観察するための潜水艇にはその船体の前部
や側部等に窓を設け、これに球面状の耐圧透明板を取付
けてこの窓から透明板を透して海中を見るようになって
いるものがあった。 (発明が解決しようとする問題点) しかしながら上記のような潜水艇の窓において窓には海
水圧が掛るものであり、窓にたf強度を持たせようとす
るためには平板状のガラスでも小さくすればよかった。 しかし海中を広範囲に見えるようにするためには大きく
する必要があり、大きくすれば海水圧に耐抗させるため
に球面状とせざるを得す、球面状とすると海水や窓に取
4=1けられたガラス等による光の屈折の関係によって
海中のものが実体より小さく見え、実体の大きさが判断
し難いと云う問題点があった。 (問題点を解決するための手段) この発明は上記の状況に鑑み提供されたものであって、
窓を球面状として強度を持たせ、しかも海中のものが小
さく見えず実体通りの大きさに見えるようにした潜水艇
であって、船体lの開口部2に透明板3と該透明板3の
外側を覆う耐圧性の球面状透明板4とが取付けられると
共に、該両透明板3と4間には透明の液体5が充填され
ているように構成したものである。 (作用) 従来の船体1から海中へ膨出した球面状の透明板4を透
して物体を見た場合に海水と透明板4とは屈折率に多少
の相異はあっても一個の凹レンズ状の媒体となっており
、海中の物体が小さく見えるが、この球面状透明板4よ
り内側に透明板3を設けて透明板4と透明板3との間に
透明の液体5を充填することによって、海水と透明板4
と液体5と透明板3とが夫々光の屈折率に多少の違いは
あっても、1個の略偏平状の媒体となって海中のものを
実体に近い大きさに見ることができる。 (実施例) 以下この発明の実施例を図面により説明する。 Aは潜水艇であって、1は船体、2.2゛は船体1の前
後に夫々開設された海中観察用の開口部、6は動力源で
あるバッテリー、7は後記するパラストタンク1工への
送入用圧縮空気ボンベ、8は船体l内への補給用酸素ボ
ンベであり、9は船体1の前後方向の傾き調整用スクリ
ュー、10は船体1の左右転回及び推進用スクリュー、
11は深度調整用のバラストタンクを示す。12は船体
lを吊下げる場合に使用するためのフック、13はハツ
チ、14は前後」−下のガードである。 又、開口部2には平板状のガラス、アクリル等の非耐圧
性透明板3が更にその外側に該透明板を覆うように外側
へ膨出したポリカーボネイト、ガラス等よりなる耐圧性
の球面状透明板4がファスナー4aにより何れも水密的
に嵌着されており、透明板3と球面状透明板4との間に
は海水又は海水に近い屈折率を有する透明な液体5が充
填されている。又開口部2°も同様に構成されている。 尚、3aはシール、4b、4Cは77スナ一4a締着用
ナツト、ボルトを示す。 第4図は開口部の他の実施例を示すもので、平面状の透
明板3と球面状透明板4との中間に更に非耐圧性の球面
状透明板3″を嵌着し、透明板4と3部間に透明の液体
5を充填することにより従来のものより海中のものを稍
大きく見えるようにし、或は透明板3“と3間にも透明
の液体5を充填して更に大きく実体に近い状態で見える
ように調整可能としたものである。 又、第5図は透明板の他の実施例であって、球面状透明
板4と平板状の透明板3とを接着して一体とし、この間
)こ透明の液体を充填缶」4した透明体を構成し、これ
を潜水艇Aの窓用開口部2に取付けるものであり、球面
状透明板4と平板状透明板3との組付が容易であり、又
船体1の取付が簡単になるものである。 (効果) 従来潜水艇は開口部から透明板を透して海中の物体を見
た場合にその大きさが実体より小さく見えたが、この発
明に係る潜水艇は船体の開「1部に透明板と該透明板の
外側を覆う耐圧性の球面状透明板とが取付けられると共
に、該両透明板間には透明の液体が充填されているので
海水、球面状透明板、充填された透明の液体、透明板と
が−・体の平面状に近い透明板状となってこれを透して
見る海中の物体が縮小されず実体に近い大きさで見るこ
とができるので海中の生物や海底の状態等の観察に大い
に貢献するものである。 4図面の簡単な説明 第1図はこの発明に係る潜水艇の一実施例の正面図、第
2図は同平面図、第3図は同開口部の断面図、第4図は
他の開口部の実施例の断面図、第5図は透明板の他の実
施例の断面図である。 A・・・潜水艇、1・・・船体、2・・・開口部、3・
・・透明板、4・・・球面状透明板、5・・・液体、6
・・・バッテリー、7・・・空気ボンベ、8・・・酸素
ボンベ、9.10・・・スクリュー、11・・・バラス
トタンク、12・・・フック、13・・・/\ラッチ1
4・・・ガード。 手続補正書((1釦 昭和62年5月12日
Claims (1)
- 船体の開口部に透明板と該透明板の外側を覆う耐圧性の
球面状透明板とが取付けられると共に、該両透明板間に
は透明の液体が充填されていることを特徴とする潜水艇
。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61129430A JPS62286013A (ja) | 1986-06-04 | 1986-06-04 | 潜水艇 |
AU73319/87A AU594772B2 (en) | 1986-06-04 | 1987-05-22 | Underwater window for vessels |
GB8712963A GB2194490B (en) | 1986-06-04 | 1987-06-03 | Window for an underwater vessel |
FR8707808A FR2607100A1 (fr) | 1986-06-04 | 1987-06-04 | Hublot sous-marin pour batiments de navigation, permettant un champ de vision etendu sans deformation des objets a observer |
CA000538833A CA1304628C (en) | 1986-06-04 | 1987-06-04 | Underwater window for vessels |
US07/229,758 US4852508A (en) | 1986-06-04 | 1988-08-09 | Underwater window for vessels |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61129430A JPS62286013A (ja) | 1986-06-04 | 1986-06-04 | 潜水艇 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62286013A true JPS62286013A (ja) | 1987-12-11 |
Family
ID=15009295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61129430A Pending JPS62286013A (ja) | 1986-06-04 | 1986-06-04 | 潜水艇 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4852508A (ja) |
JP (1) | JPS62286013A (ja) |
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