JPH01197197A - 自己推進式可潜艇 - Google Patents

自己推進式可潜艇

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JPH01197197A
JPH01197197A JP63318307A JP31830788A JPH01197197A JP H01197197 A JPH01197197 A JP H01197197A JP 63318307 A JP63318307 A JP 63318307A JP 31830788 A JP31830788 A JP 31830788A JP H01197197 A JPH01197197 A JP H01197197A
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ballast
submersible
tubular frame
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    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63CLAUNCHING, HAULING-OUT, OR DRY-DOCKING OF VESSELS; LIFE-SAVING IN WATER; EQUIPMENT FOR DWELLING OR WORKING UNDER WATER; MEANS FOR SALVAGING OR SEARCHING FOR UNDERWATER OBJECTS
    • B63C11/00Equipment for dwelling or working underwater; Means for searching for underwater objects
    • B63C11/34Diving chambers with mechanical link, e.g. cable, to a base
    • B63C11/36Diving chambers with mechanical link, e.g. cable, to a base of closed type
    • B63C11/42Diving chambers with mechanical link, e.g. cable, to a base of closed type with independent propulsion or direction control
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63GOFFENSIVE OR DEFENSIVE ARRANGEMENTS ON VESSELS; MINE-LAYING; MINE-SWEEPING; SUBMARINES; AIRCRAFT CARRIERS
    • B63G8/00Underwater vessels, e.g. submarines; Equipment specially adapted therefor
    • B63G8/001Underwater vessels adapted for special purposes, e.g. unmanned underwater vessels; Equipment specially adapted therefor, e.g. docking stations

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  • Toys (AREA)
  • Pressure Vessels And Lids Thereof (AREA)
  • Emergency Lowering Means (AREA)
  • Helmets And Other Head Coverings (AREA)
  • Bridges Or Land Bridges (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、海中遊覧用自己推進式可潜艇または水中観
察用小型潜水艇に関する。
この発明の技術分野は、海底の観察に用いられる自己推
進式可潜艇の建造に属する。
(従来の技術) 可潜艇又は半可潜艇は観光客を海中遊覧小旅行に連れて
行くために用いられる。
可潜艇又は半可潜艇は、海底や海洋ファウナ(海洋動物
相)の観察用に透明な舷窓を有している。
従来の可潜式遊覧船は余り深くは潜れず、巡遊路を自由
に選択することもできなかった。
(発明が解決しようとする課題) この発明の課題は、−人又は数人で水中を自由に移動で
き、水深約50メートルまで潜水可能で、水平方向には
360″、垂直方向には180’に近い眺望が得られる
可潜艇を提供することである。
(課題を解決するための手段) この発明によって提供される自己推進式可潜艇は、キャ
ビン用耐圧カプセルと、バラストタンクと、投下可能な
バラストと、電動式モータによって駆動されるスクリュ
ー付推進ユニットと、蓄電池とを備えている。耐圧カプ
セルは完全に透明で垂直方向に伸びる円筒状スリーブに
よって構成された外囲窓を有している。透明で垂直方向
に伸びる円筒状スリーブは並んで座った複数の人を十分
に収容できるだけの長さの径を有しており、下部には半
球状の底が、上部にはハツチにより開閉する円筒状の指
令塔が設けられている。
指令塔は、完全に透明で垂直方向に伸びる第2の円筒状
スリーブによって構成された第2の外囲窓を有している
。ハツチは中央に透明な舷窓を有している。
好ましい実施態様では、外囲窓はポリメタクリル酸メチ
ルの一枚のスリーブで構成されている。
スリーブの両端はそれぞれがガスケットを押圧して溝形
鋼フランジ内に収納されている。両フランジは締付は棒
によりスリーブに締付けられている。
この発明の可潜艇には、耐圧カプセルを囲み、可潜艇の
他のコンポーネントを総て支持する管状フレームが設け
られている。耐圧カプセルは弾性連結部を介して管状フ
レームに連結されている。
投下可能なバラストは分離した材料で満たされている傾
斜可能なケースによって構成されている。
傾斜可能なケースは、管状フレームによって支持された
横断軸を中心に回動して傾斜する。可潜艇は傾斜可能な
ケースの傾斜を耐圧カプセルの内部から制御するための
手段を有している。
(発明の作用及び効果) この発明により、−人又は数人を収容でき、水中を自由
に移動して水深約50メートルまでの海底を探索するこ
とのできる新規な可潜艇が提供される。
この発明の可潜麗は、水平方向に3600の視野が広が
り、垂直方向には傾斜可能バラストを用いて船の姿勢を
変えることにより180’の視野が得られる。
この発明の可潜艇は比較的簡単な操作で潜水させること
ができる。初めに孔を開いて4個の頂部バラストを水で
満たす。
4個の頂部バラストが水で満たされても、浮力は正であ
る。
次に、調節タンクを徐々に水で満たし、浮力を実質的に
ゼロにする。
この時点で推進ユニットを用いて船を水中に向けて推進
させる。
この発明の可潜艇は、耐圧カプセルと上下両方向の垂直
負荷に耐えることのできる管状フレームとが弾性リンク
によって連結され、この管状フレームに船の他のコンポ
ーネントが総て取付けられた構造をしているので、耐圧
カプセル自体は静水圧に耐えるだけで済むようになって
いる。透明な円筒状窓を有するカプセルが水深50メー
トルの深さまで耐えられるのは、このような構造による
この発明の可潜艇は、小形潜水艇の操縦方法を指導して
、二人乗り小形潜水艇で水中遊覧旅行を行なうレジャー
センターや、シーサイド又は珊瑚礁に位置するホリデー
クラブなどに特に適している。
(実施例) 以下図面を参照してこの発明の可潜艇の一実施例を説明
する。
第1図はこの発明の可潜艇の斜視図、第2図はその側面
図、第3図は水平方向を半分断面にして示す平面図であ
る。
第4図は右側に可潜艇の前半分を、左側に後半分を示し
ている。
この発明の可潜艇は中央部にカプセルlを有している。
カプセル1は所定の深さの静水圧、例えば、水深50メ
ートルの静水圧に耐えるものである。
カプセルlは中空の本体であり、数人を収容するキャビ
ンとして機能する。例えば、カプセル1は二人が横に並
んで座ることのできる大きさを自している。
可潜艇は中央のカプセルlを取巻き、弾性り二りによっ
てカプセル1に取付けられた管状フレーム2を有してい
る。
管状フレーム2は頂部にバラストタンク3%−、、IL
個有している。バラストタンク3は中が空の弓1゜大部
分が水面から顔を出して、浮きとL−”Cm N・。
るものであり、常に海水又は湖水に接触して・、フ”1
また、管状フレーム2は耐圧カプセルの両側、。、1パ
に推進ユニット4を2個有している。
を状フレーム2は底部にケース5 ヲをt 7N・−2
゜ケース5はオイルで満たされており、推進ユ、゛。
トのモータを駆動させる蓄電池(バッテリ)(:部に有
している。ケース5はヘッドライト65:+。
している。
管状フレーム2は、横断軸を中心軸と17てlD3 i
llする投下可能なバラスドアも有している。
管状フレーム2は、両端部が丸みを帯びた円1−状タン
クで構成された調節可能なバラストタンク8を耐圧カプ
セル1の後部に有している。調節可能なバラストタンク
8により遊覧中に可潜艇の浮力を調節する。
管状フレーム2はキャビン内の搭乗者の呼吸用圧縮空気
の詰まったシリンダ9と、バラストタンクから水を排出
するための圧縮空気の詰まったシリンダ10を有してい
る。
第1図、第2図、及び第4図から明らかなように、管状
フレーム2は、浜辺に上げられた時や、海底に停止する
時に、地面に接触するスキッド11を2個備えている。
船尾の2個のバラストタンクの各々にはキャビンの内部
から操作することので°きる舵12が設けられている。
管状フレーム2は、船尾に向がって伸びるフェアリング
21aを有する指令塔21を囲むプラットフォーム2a
を支えている。
管状フレーム2は、長平方向に伸びる水平スペーサ及び
横断方向に伸びる水平スペーサによって相互に接続され
、傾斜した管状の筋違によって補強された垂直管よりな
る骨組みを有している。管状フレーム2は、可潜艇が陸
上に引上げられた際には圧縮力の下で機能し、潜水した
際には張力の下で機能するように設計されている。
第1図、第2図、及び第3図から明らかなように、バラ
ストタンク3は長平方向の水平及び垂直の両面に対して
面対称をなすさやの形状をしている。
各バラストタンク3には約100リツトルの水が入る。
バラストタンクは抗力を減少させるために流線形をして
いる。
各バラストタンク3の長平方向の垂直断面は、第2図か
ら明らかなように前方が丸く、後方が徐々に細くなって
いる。
一方、各バラストタンク3の長平方向の水平断面は、第
3図から明らかなように、前方が尖っていて、後方が丸
みを帯びている。第2図及び第3図の点線13はバラス
トタンクの最も幅の広い部分の点を繋いだ線であり、バ
ラストタンクの中央断面を示している。この線は軸に対
して垂直な線上にはないことに注意されたい。
以上に述べたバラストタンクの特別の形状は、水上を前
進する時の抵抗と潜る時の抵抗とを考慮したものである
また、第1図乃至第3図には、推進ユニットのモータが
フェアリング内に位置していることが示されている。即
ち、抗力を減少させるためにモータは前方端の丸い流線
形の外板の内部に設けられている。
推進ユニット4は、可潜艇をあらゆる方向に推進させる
ことができるように横断水平軸に枢着されている。推進
ユニット4のピボット軸はカプセルlの浮力の中心を通
って伸びている。
推進ユニット4はピボット軸を中心に±90″回動させ
ることができる。
第5図は、カプセルlの好ましい実施態様の軸方向の断
面であり、キャビンには二人分の座席が設けられている
。このキャビンは、適切な余裕を持って所定の深度まで
耐えられる防水カプセルであり、例えば、水深50メー
トルの静水圧にも耐えることのできるものである。
カプセル1の底I4は、鋼鉄又は他の適切な金属で形成
された半球状の外板で形成されている。この外板はカプ
セルの底部の端面に設けられた底部フランジ15に溶接
されている。底部フランジ15は、例えば、上方に突出
したフランジ部を2個有していて、両フランジ部により
断面が凹形になっている棒鋼で形成されている。
カプセルIは、皿形状の金属性頂部(キャップ)16を
有している。この頂部は頂部フランジ■7に溶接されて
いる。頂部フランジ17は、底部フランジ15と同様に
断面が凹型の棒鋼で形成されているが、溝を形成してい
る両フランジ部はいずれも下方に伸びている。両フラン
ジ15及び17は、直径が同じで共軸であり、引張り棒
18によって相互に連結されている。
耐圧カプセル1は、ポリメタクリル酸メチル、又は機械
的及び光学的特性がこれと類似した適切な材料で形成さ
れた厚い透明なスリーブである円筒状の窓19を備えて
いる。円筒状の窓19は、機械的強度を強くして圧力に
耐えられるようにするために単一の部材で構成されてい
る。
窓19は、水平方向には約360”の視界が広がり、可
潜艇の軸z−z′が垂直の時には、垂直方向に約70@
の視界が広がっている。
この発明の可潜艇は、以下に詳しく述べるように、枢着
されたバラストにより可潜艇の軸を長手方向の面上で±
30″傾斜させることができるので、乗員は可潜艇の真
下の海底や可潜艇の真上の海面を見ることができる。
窓19の底部端と底部フランジ15との間、及び窓19
の頂部端と頂部フランジ17との間には密閉ガスケット
20が挿入されている。窓19は両フランジ15及び1
7の溝部に挿入できるように、厚さが両フランジ15及
び17の溝部の幅よりも薄く設定されている。
キャップ1Gは円筒状の指令塔21に連通している。
指令塔21はキャップIBと共軸であるが、径はキャッ
プ1Bより小さい。
指令塔21は搭乗者の出入口である。指令塔21は密閉
ハツチ22によって閉じられる。密閉ハツチ22は円形
のキャップであり、周囲はフランジで補強されている。
密閉には0リングが用いられる。0リングは偏心器シス
テムを有する3個の締付は装置によって圧縮される。
密閉ハツチ22は内側及び外側から開閉めすることがで
きる。密閉ハツチ22には、垂直方向を観察できるよう
に中央に舷窓23が設けられている。
指令塔21は底部金属シリンダ24及び頂部金属シリン
ダ25を有している。底部金属シリンダ24及び頂部金
属シリンダ25は共軸で、径が同一であり、前者はフラ
ンジ24aを、後者はフランジ25aを有している。両
フランジ24a及び25aは各々が凹型の溝部を有した
棒鋼であり、溝部には密閉ガスケットが詰め込まれてい
る。指令塔2工は円筒状の透明な窓26をも有している
。この窓26もポリメタクリル酸メチルで形成されたス
リーブであり、その両端部はそれぞれ凹型の溝部に密閉
ガスケットの詰込まれている棒鋼である両フランジ24
a及び25aに収容されている。
両フランジ24a及び25aは、外部の締付は棒27(
図では線分で示されている)によって相互に連結されて
いる。
円筒状の窓26は可潜艇が水上を移動している間は水面
の上に出ている。
この実施例では50メートルの深さまで余裕を持って潜
水できるように、円筒状の窓19は半径800IllI
O1高さ800mra s厚さ 80■として設計され
ているが、寸法はこれに限定されるものではない。
第6図は、耐圧カプセル1と管状フレーム2との間の弾
性リンクの部分の断面を拡大して示した図である。
この図は、半球状の底14の頂部の端に溶接されている
底部フランジ15に係合する窓19の底部の端を示して
いる。窓19と底部フランジ15との間には平らな密閉
ガスケット20とOリング20aとが挿入されている。
第6図には、管状フレーム2の一部であり、底部フラン
ジ15の周囲に共軸に配置された管状リング28も示さ
れている。
管状リング28にはフック30によって平らな金属リン
グ29が固定されている。金属リング29は平らな弾性
リング31を支持している。底部フランジ15はこの弾
性リング31の上に載置されている。
可潜艇が陸に引上げられている時は、耐圧カプセルlの
重さは底部フランジ15、平らな弾性り:/グ31、平
らな金属リング29、及びフック?、0を介1゜て管状
フレーム2に伝達される。
可潜艇が水中にある時、耐圧カブセノ!・は正の浮力を
有しており、垂直方向に上へ向かう推力や・、第7図に
示すように、頂部フランジ17を介して賀状フレーム2
に伝達される。第7図は、頂部フらンジ17及びキャッ
プ16に溶接された平らな補号“・リング17aの部分
を示す軸方向の断面図であるやこの図から明らかなよう
に、管状フレーム21ごは、スラブ35が溶接されてい
る傾斜スペーサ34によってフレーム32に連結されて
いる管状リング33が設けられている。各スラブ35に
はボルト3Bがねじ込まれていて、ボルト36は弾性板
38に隣接している金属板37を押圧している。耐圧カ
プセル■によって生じる上向きの推力は、補強フランジ
17a1弾性板38、金属板37、及びボルト36を介
して管状フレーム2に伝達される。
耐圧カプセル1は、指令塔21の底部金属シンリダ24
と管状リング33との間の弾性ストリップ39によって
管状フレーム2の中央に位置決される。
耐圧カプセル1と管状フレーム2との間の弾性リンクは
、伝達される浮力や熱膨脹の相違によってカプセルlと
管状フレーム2との間に過度の応力が生じることを防止
する機能を有している。従って、耐圧カプセル1は他と
切離して別個に設計することができるようになる。即ち
、耐圧カプセルlの設計に当っては、静水圧゛により生
じる応力を考慮するだけで済む。同様に、管状フレーム
2とカプセルlとは固定連結されていないので、接続手
段を強度の減少の原因となるボルトや溶接によってカプ
セル1に取付ける必要がない。
カプセルを正常な状態に維持するための物理的制御には
、カプセルに応力が生じないようにするための弾性連結
が含まれる。
この発明に基づく可潜腕は、安全性を考慮して従来と同
様に投下可能なバラスドアを有している。
何等かの理由により可潜腕が海底に沈んで浮上不能に陥
った場合は、傾斜可能ケース内に収納されている小さな
重り又は分離したバラスト材料を投下する。投下可能な
バラスト材料の重量は400kgである。バラスト材料
の投下によって、たとえ他の総てのバラストタンクが水
で満たされていても浮力は正になる。
この発明に基づく可潜腕の投下可能なバラスドアは横断
軸に枢着されているので、投下可能なバラスドアを傾斜
させることができる。投下可能なバラスト7を傾斜させ
ると、可潜腕は姿勢が変わるので、搭乗者の視野が拡大
する。
第8図は左側がこの発明の可潜腕の底部の前半分であり
、右側がこの発明の可潜腕の底部の軸方向の断面である
第9図は第8図のIX−IXに添った長手方向の断面図
である。実線は垂直位置にある投下可能なバラストを示
し、点線は前方に傾斜した位置にある投下可能なバラス
トを示している。
第8図及び第9図には、底部フランジ15と、耐圧カプ
セルと、管状フレームに属する管状リング28とが示さ
れている。
2個の短軸40a及び40bが一列に並んでリングに固
着されていて、耐圧カプセルの軸方向の横断面上の横断
軸y−ylを規定している。
投下可能なバラストは、短軸40a及び40bに枢着さ
れて横断軸y−ytを中心に回動する金属ケース41を
有している。金属ケース41は、投下バラストとして適
切に分離されている鉛その他の重りで満たされている。
金属ケース4■は半球状の底14とバッテリ42を有す
るケース5との間に位置している。
横断軸y−yiに垂直な断面では、金属ケース41は横
断軸y−y tを中心とする円の中心角αが約60″で
ある扇形をした内壁41aを有している。この内壁41
aは半球状の底14の周囲に適切な空隙を残して取付け
られていて、横断軸)’−)’lを中心に半球状の底1
4の壁に添って回動する。
金属ケース41の外壁はドア又はフラップ43a及び4
3bを一対ずつ、総計4個有している。一対のフラップ
43aは横断軸44aを中心に同時に開閉し、一対のフ
ラップ43bは横断軸44bを中心に同時に開閉する。
フラップ43a及び43bは、軸44a及び44bに平
行な母線によって生成される円筒の一部で形成されてい
る。
金属ケース41の横断壁は、ブレーキとして機能してフ
ラップ43a及び43bを閉じた状態に維持する油圧作
動装置45a及び45bを有している。
バラストを投下する場合は、キャビン内に配置されてい
る弁を開けて、油圧作動装置45a及び45bをタンク
に連通させる。
油圧作動装置45a及び45bから流体が吐出されると
、フラップ43a及び43bが開いて金属ケース内に保
持されていた鉛の重りが投下される。
この発明の可潜腕で所定の深さを超えて潜水することは
危険である。
そこで、所定の深さを超えて潜水することができないよ
うにするために、この発明の可潜膜はセンサを有してい
る。このセンサは、例えば、静水圧センサであり、所定
の深さまで潜ると信号を発生してキャビン内の警報器を
作動させ、警報にも拘らず深度が引続いて増大する場合
は、電動弁を開く第2の信号を発生して油圧作動装置4
5a及び45bを作動させてバラストを投下する。これ
により、可潜膜は自動的に浮上する。
金属ケース41は横断軸y−ylを中心に回動すること
ができる。金属ケース41の回動は、点線で図示されて
いるエンドレスチェーン又ははめ歯ベルト46によって
制御される。エンドレスチェーン又ははめ歯ベルト4B
は、帰還プーリ47及びスプロケット47aに掛渡され
ている。スプロケット47aは、金属の底14を貫通し
て伸びていてカプセル1内に制御ハンドル49を有する
軸48に取付けられている。
チェーン又はベルト46は、横断軸y−V lを中心に
して回動する金属ケース41に固着されている。
金属ケース41が回動して傾斜すると、可潜膜の重力の
中心が浮力の中心の真下からずれるので、偶力がカプセ
ルlに作用してカプセル1は横断軸y−ylを中心に傾
斜する。このようにカプセル1を傾斜させることによっ
て、可潜膜の姿勢をほぼ±30°の範囲で調整すること
ができる。
第10図乃至第17図は、バラストタンク3及び調節可
能なバラストタンク8の内容物の状態、並びに推進ユニ
ット4の様々な操作状態を斜線を用いて示した図である
第10図は可潜膜が水面に浮いているところを示してい
る。浮揚線は浮きの水平方向の対称面より僅かに下に位
置している。
第11図はバラストタンク3が水で満たされ、調節可能
なバラストタンク8の注水が開始された中間の段階を示
している。
第12図は浮力調節段階を示している。バラストタンク
3は完全に水で満たされている。調節可能なバラストタ
ンク8は注水されている最中である。
第13図は急速潜水の段階を示している。調節可能なバ
ラストタンク8には可潜膜の見掛は重量が実質的にゼロ
になる点にまで水が入っている。
推進ユニット4はスクリューが水面側に向くように垂直
に立てられ、可潜膜は垂直に潜っていく。
第14図は水中で前進している可潜膜を示している。推
進ユニット4はスクリューが船尾を向くように水平に設
定されている。
第15図は、可潜膜のほぼ真下の海底を観察するために
投下可能なバラスト7を傾斜させて水中で可潜膜の姿勢
を変えたところを示している。
第16図は非常時に急浮上しているところであり、投下
可能なバラスト7を収納しているケースのフラップが開
いて、バラストが投下されたところを示している。調節
可能なバラストタンク8は空になっている。バラストタ
ンク3を部分的に又は完全に空にすれば、浮上速度を加
速することができる。推進ユニット4は上方に向かう推
力を起こすために垂直に設定されている。
第17図は通常の浮上状態を示している。浮力調節タン
ク8内の水が放出されるだけで浮力が正に転換する。
以上に述べた一実施例は、この発明の教示から逸脱しな
い範囲で様々に修正、変更、改良が可能であることは言
うまでもない。
(発明の効果) 以上に説明したように、この発明により一人又は数人で
水中を自由に移動でき、水深約50メートルまで潜水可
能で、水平方向には360″、垂直方向には180’に
近い眺望が得られる可潜膜を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に基づく可潜膜の斜視図1.第2図は
その側面図、第3図は水平方向を半分断面にして示す可
潜膜の平面図、第4図は可潜膜の正面及び背面を半分ず
つ示す図、第5図は耐圧カプセルの軸方向の断面図、第
6図は耐圧カプセルと管状フレームとの間の底部リンク
を示す垂直部分−断面図、第7図は耐圧カプセルと管状
フレームとの間の頂部リンクの垂直断面図、第8図は投
下可能なバラストを一部軸方向に添って断面にして示す
正面図、第9図は第8図のIX−IXに添った軸上の長
手方向の断面図、そして第10図乃至第17図はこの発
明に基づく可潜腕の様々な使用状況を示す概略図である
。 1・・・耐圧カプセル、2・・・管状フレーム、3・・
・バラストタンク、4・・・推進ユニット、7・・・投
下可能なバラスト、8・・・調節可能なバラスト、14
・・・半球状の底、16・・・球状のキャップ、19・
・・円筒状のスリーブ、21・・・指令塔、22・・・
ハツチ。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 ロー ■ −FIo 8 FIG9

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [1]キャビンとして用いられる耐圧カプセル(1)と
    、バラストタンク(3、8)と、投下可能なバラスト(
    7)と、電動式モータによって駆動されるスクリュー付
    推進ユニット(4)と、蓄電池(42)とを備え、 耐圧カプセルは、並んで座った数人の乗客を収容可能な
    長さの径を有し垂直方向に伸びる完全に透明な円筒状ス
    リーブ(19)で形成された外囲窓を備え、円筒状スリ
    ーブは下部に半球状の底(14)を、上部に球状のキャ
    ップ(16)を有しており、上部の球状のキャップはハ
    ッチ(22)によって開閉する円筒状の指令塔(21)
    を有していることを特徴とする自己推進式可潜艇。 [2]指令塔(21)は垂直に伸びる完全に透明な第2
    の円筒状スリーブで形成された第2の外囲窓(26)を
    有していて、ハッチは中央に透明な舷窓(3)を有して
    いることを特徴とする請求項第1項に記載の自己推進式
    可潜艇。 [3]両外囲窓(19、26)はいずれもポリメタクリ
    ル酸メチル性の一枚のスリーブで形成されていて、この
    スリーブは両端がそれぞれガスケット(20)を押圧し
    て溝形鋼フランジ(15、17)内に収納されていて、
    両フランジは締付け棒(18、27)によってスリーブ
    に締付けられていることを特徴とする請求項第1項又は
    第2項に記載の自己推進式可潜艇。 [4]耐圧カプセルは可潜艇の他の総てのコンポーネン
    トが取付けられている管状フレーム(2)を周囲に有し
    ていて、耐圧カプセル(1)と管状フレーム(2)とは
    弾性連結器を介して相互に連結されていることを特徴と
    する請求項第1項乃至第3項のいずれかに記載の自己推
    進式可潜艇。 [5]管状フレーム(2)は底部フランジ(15)の周
    囲に共軸に配置された第1の管状リング(28)と、頂
    部フランジ(17)を支持する球状キャップ(16)の
    周囲に配置され、スペーサ(34)によって管状フレー
    ムに取付けられた第2の管状リング(32、33)とを
    有しており、底部フランジ(15)は第1の管状リング
    (28)に取付けられている平らな剛性リング(9)に
    よって支持された平らな弾性リング(31)に支えられ
    ていて、スペーサ(34)にねじ込まれたボルト(36
    )が弾性緩衝材(38)を頂部フランジ(17)に向か
    って押圧していることを特徴とする請求項第4項に記載
    の自己推進式可潜艇。 [6]管状フレーム(2)は頂部にバラストタンク(3
    )を有しており、バラストタンク(3)は、長手方向の
    垂直面及び長手方向の水平面の両者に対して面対称をな
    すさや形状をしており、長手方向の垂直面上の断面は前
    方が丸みを帯びていて後方が先細りしており、長手方向
    の水平面上の断面は前方が先細りしていて後方が丸みを
    帯びていることを特徴とする請求項第1項乃至第5項の
    いずれかに記載の自己推進式可潜艇。 [7]投下可能なバラストは、管状フレーム(2)に支
    持されている横断軸(y−y1)を中心軸として回動し
    て傾斜し、しかも分離した状態の材料で内部が満たされ
    ている傾斜可能なケース(7)によって構成されていて
    、可潜艇には傾斜可能なケース(7)の横断軸(y−y
    1)を中心軸とする回動を耐圧カプセルの内部から制御
    する手段(46、46a、47、48、49)が設けら
    れていることを特徴とする請求項第1項乃至第6項のい
    ずれかに記載の自己推進式可潜艇。 [8]傾斜可能なケースは半球状の底(14)と蓄電池
    (42)を有するケース(5)との間に設けられている
    ことを特徴とする請求項第7項に記載の自己推進式可潜
    艇。 [9]傾斜可能なケースは下方に開くフラップ(43a
    、43b)によって閉じられていて、フラップ(43a
    、43b)は油圧作動装置(45a、45b)によって
    閉鎖位置に維持されており、油圧作動装置に流体を供給
    する油圧回路は、フラップを開けてバラストを投下する
    ために、防水カプセル内から手動操作可能な弁と、圧力
    センサによって自動制御される電動弁とを有しているこ
    とを特徴とする請求項第7項又は第8項に記載の自己推
    進式可潜艇。 [10]管状フレーム(2)はスクリュー付推進ユニッ
    ト(4)を2個有しており、両推進ユニットは耐圧カプ
    セルの浮力の中心を通る横断水平軸を中心に±90°傾
    斜可能であることを特徴とする請求項第1項乃至第9項
    のいずれかに記載の自己推進式可潜艇。
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