JPS62285655A - 速度帰還方式アクチユエ−タ - Google Patents

速度帰還方式アクチユエ−タ

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JPS62285655A
JPS62285655A JP12628786A JP12628786A JPS62285655A JP S62285655 A JPS62285655 A JP S62285655A JP 12628786 A JP12628786 A JP 12628786A JP 12628786 A JP12628786 A JP 12628786A JP S62285655 A JPS62285655 A JP S62285655A
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JP
Japan
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speed
coil
drive
speed feedback
actuator
Prior art date
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Pending
Application number
JP12628786A
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English (en)
Inventor
Masaru Nomura
勝 野村
Toshihisa Deguchi
出口 敏久
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〈産業上の利用分野〉 本発明は、情報記録再生装置などに用いられる速度帰還
方式のアクチュエータに関する。
〈従来の技術〉 一般に、磁気ディスクまたは光ディスクに情報の記録再
生を行う装置において、そのディスク上の特定位置に磁
気ヘッドあるいは光ビームを位置決めするためにサーボ
制御が用いられる。そして、このサーボ制御を行うため
の機構要素として、電磁力を用いたアクチュエータが広
く用いられている。これらのアクチュエータに、その作
動速度を帰こする、いわゆる速度帰還をかけろと外乱振
動などに対するサーボ系の剛性が高まることが知られて
いる。
ここで、速度帰還を行うと外乱振動などに対する剛性が
高まることを第7図から第1O図まで用いて説明する。
第7図は第6図を運動モデルで表した乙ので、mは可動
部3および駆動コイル4゜4の質量、dおよびkはばね
9の減衰定数およびバネ定数である。第7図において、
質量mに外力か加わらないとき連動方程式はラプラス変
換すれ(ms”+ds+ k)xt= (ds+ k)
xt       −(1)サーボ系で問題となるのは
xlの外乱振動にX、が追従せず相対変位(XI−xt
)を生じることであるから、(1)式をXIに対する(
X、  X2)の伝達関数で表示すると、 (XI−x2)/X+=ms2/(ms”+ds+k)
=s2/(s2+2ζ(c) oS + ωoリ ・(
2)ただし、ωo”=に/m、  ζ−d/(2(mk
)’/2)となり、ボード線図は第8図のようになる。
図から周波数ωが略ω。(=、ヘアDのとき、l (X
、−X、)/X置のゲインは極値をとり、外乱振動によ
って可動部3が激しく共振することが分かる。一方、第
9図のようにこの相対変位の時間微分(即ち、相対速度
)を速度センサーで検出し、増幅して可動部3への帰還
駆動力Fとすれば、 (xt −xt)/x+ = ms”/ (ms” +
 (d+ a)s + k)ms”/(s”+2ζ°ω
as+ω。2)・・・(3)ただし、ζ’ = (d+
 a)/ (2(mk) ’/2)となり、速度帰還系
のゲインaによってダンピング数ζ°を可変できる。特
にζ°≧1とすれば(3)式分母は非振動性であること
を示し、外乱振動によって可動部3が共振を起こさず、
サーボ系の剛性が高まることになり、可動部3が自由振
動を行うこともない。このときのボード線図を第10図
に示す。
第6図は従来の速度帰還方式のアクチュエータの一方向
の駆動部分を示したものである。このアクチュエータは
、U字状の固定枠lの上部両側に磁石2.2を封筒させ
て固定して磁気回路を構成する一方、これら磁石2.2
の間に、固定枠底部中央10にばね9を介して取り付け
た可動部3を配置し、この可動部3の両側に設けた駆動
コイル4.4に通電して可動部3を駆動するとともに、
固定枠lに固定した速度センサー20によって上記可動
部3の相対速度を検出し、検出信号で後述の如く駆動コ
イル4に速度帰還をかけるようにしている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 ところが、上記従来の速度帰還方式アクチュエータでは
、固定部1に対する可動部3の相対速度を検出するため
固定部1に新たに速度センサー20を設けねばならず、
アクチュエータ自体が大形化し、さらにはそれを用いた
装置が大形化するという欠点のほか、製品コストが上昇
するという欠点がある。
そこで、本発明の目的は、アクチュエータに新たに速度
センサーを設けることなく速度帰還をかけ得るようにし
て、小形化とコストの低減を図ることができる速度帰還
方式アクチュエータを提供することである。
く問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するため、本発明の速度帰還方式アクチ
ュエータは、駆動用のコイルを何し、少なくとも1以上
の駆動方向を有するアクチュエータであって、少なくと
もlの駆動方向に少なくとも2個以上のコイルを有し、
上記2個以上のコイルのうち少なくとも1個を上記アク
チュエータの可動部の相対速度を検出する検出コイルと
して動作さ仕るように切り換えるスイッチ手段を備えた
ことを特徴とする。
く作用〉 スイッチ手段によって2個以上のコイルの少なくとも1
個が検出コイルとして動作し、この検出コイルに可動部
の相対速度に比例した逆起電力が生じ、この逆起電力が
他の駆動コイルに帰還せしめられる。これによって、新
たな速度センサーを要することなく速度帰還がかけられ
、固定部の外乱振動による可動部の共振や可動部のアク
セス時等の自由振動が防止される。
〈実施例〉 以下、本発明を図示の実施例により詳細に説明する。
第1図は本発明の速度帰還方式アクチュエータの主要部
を示すブロック図であり、1.1は側部材、2,2はこ
の側部材1,1に固定した磁石、3は上記磁石2.2間
に立設した可動部、4は磁石2の湾入部2aに嵌り込む
ように上記可動部3の左側に突設した駆動コイル、5は
同様に上記可動部3の右側に突設した駆動用と速度検出
用を兼ねるコイル、6は入力される外部駆動信号に応じ
た電流を上記駆動コイル4に通電するドライバ、7は上
記検出コイル5の両端に生じる逆起電力を増幅し、位相
補償して、速度帰還信号としてスイッチ8を経て上記ド
ライバ6に出力する増幅・位相補償回路である。
上記構成の速度帰還方式アクチュエータは、次のように
動作する。
いま、スイッチ8をオンにしているとする。そして、ド
ライバ6から駆動コイル4に外部駆動信号に応じた電流
が通電されると、駆動コイル4が励磁され、励磁された
駆動コイル4と磁石2の相互作用で可動部3が固定枠の
側部材lに対して相対移動する。この相対移動に伴う磁
界の変化によって、コイル5の両端に上記相対移動の速
度即ち相対速度に比例した逆起電力が生じ、この逆起電
力r          は増幅・位相補償回路7に入
力される。入力された逆起電力は、適切に増幅され、位
相補償されて、速度帰還信号となってスイッチ8を経て
ドライバ6に出力される。これによって、固定枠1の外
乱振動x+(第9図参照)に対する可動部3の相対変位
(XI  x=)の伝達関数は、既述の第1O図の如き
ボード線図を示し、外乱振動による可動部3の共振や可
動部3のアクセス時等の自由振動が防止される。このよ
うに、コイル5を速度検出用に用いることにより、新た
な速度センサーを要さない小形かつ低コストの速度帰還
方式アクチュエータでらってサーボ系の剛性を高めるこ
とができるのである。
また、速度帰還が不要な場合、上記スイッチ8をオフに
して、コイル5を駆動用に用いる。
第2図、第3図は速度帰還方式アクチュエータの主要部
の変形例を示している。上記実施例では一つの駆動方向
にコイル4とコイル5を二つ設けてあったが、これらの
コイルを第2図のように駆動用のコイル4 a、 4 
bと駆動用と検出用を兼ねるコイル5a、5bとを一つ
の駆動方向に設けてもよい。また、第3図のように複数
の駆動コイル4a。
4b、・・・、 4 y、 4 zおよび駆動用と検出
用を兼ねるコイル5 a、 5 b、・・・、5y、5
zを適宜交互に配置することも可能である。さらに言え
ば、このような手段による速度帰還は必ずしも1つの駆
動方向にのみ限られることなく、必要に応じてアクチュ
エータの2以上の駆動方向に対して行っても構わない。
速度帰還方式が外乱振動に対するサーボ系の剛性を高め
ることは既に述べたが、いわゆるアクセス時においてら
アクチュエータの自由振動を抑制する動きがあるため、
必要ならば第4図に示すようにこのアクセス時のみアク
セス制御信号によって上記速度帰還を行わせても良い。
通常、アクセス時の自由振動が問題となるのは、リニア
モーターなどの駆動手段11によりアクチュエータが駆
動されるトラッキング方向であるが、無論これに限るこ
となく、必要に応じて例えばアクチュエータのフォーカ
ス方向に速度帰還を行っても良い。
第5図は、コイル5を駆動用または速度検出用に切り替
えるための切替スイッチとして2極双投のスイッチを用
いたものである。
〈発明の効果〉 以上の説明で明らかなように、本発明の速度帰還方丈ア
クチエータタは、/しなくとtllの駆動方向に少なく
とも2個以上のコイルを有し、上記2個以上のコイルの
うち少なくとも1gを上記アクチュエータの可動部の相
対速度を検出する検出コイルとして動作させるように切
り換えるスイッチ手段を備えているので、新たに速度セ
ンサーを設けることなく、コイルをtll用して相対速
度を検出し、速度帰還をかけることができ、アクチュエ
ータの小形化とコストの低減を図ることができるうえ、
速度帰還が不要なときは上記コイルを駆動コイルとして
用いることができ、無駄がなく経済的であるなど種々の
利点を存する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の速度帰還方式アクチュエータの主要部
を示すブロック図、第2図、第3図は第1図のアクチュ
エータの変形例を示す図、第4図はアクセス時において
速度帰還を行う系のブロック図、第5図は検出コイルを
駆動コイルに併用した場合のブロック図、第6図は従来
の速度帰還方式アクチュエータの主要部の概略図、第7
図はアクチュエータの運動モデルを示す図、第8図はそ
の外乱振動による相対並位の周波数特性を示すボード線
図、第9図は速度帰還の原理的構成を示す図、第10図
は速度帰還を行った場合の外乱振動による相対変位の周
波数特性を示すボード線図である。 ■・・・固定枠(側部材)、2・・・磁石、3・・・可
動部、4・・・駆動コイル、5・・・検出コイル、6・
・・ドライバ、7・・・増幅・位相補償回路、8・・・
スイッチ、9・・・ばね、11・・・駆動手段、12・
・・切替スイッチ。 特 許 出 願 人  シャープ株式会社代 理 人 
弁理士  青白 葆 ほか2名第6論 第7帽 第8駒 LLIO−J4 第9tI!lI 爾10y!j

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)駆動用のコイルを有し、少なくとも1以上の駆動
    方向を有するアクチュエータであって、少なくとも1の
    駆動方向に少なくとも2個以上のコイルを有し、上記2
    個以上のコイルのうち少なくとも1個を上記アクチュエ
    ータの可動部の相対速度を検出する検出コイルとして動
    作させるように切り換えるスイッチ手段を備えたことを
    特徴とする速度帰還方式アクチュエータ。
  2. (2)上記特許請求の範囲第1項に記載の速度帰還方式
    アクチュエータにおいて、上記スイッチ手段は、可動部
    が特定方向に移動せしめられるとき、コイルが上記特定
    方向の相対速度を検出するように切り換えられるように
    なっていることを特徴とする速度帰還方式アクチュエー
    タ。
JP12628786A 1986-05-31 1986-05-31 速度帰還方式アクチユエ−タ Pending JPS62285655A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1063760A2 (en) 1999-06-25 2000-12-27 Matsushita Electric Works, Ltd. Control system for a linear vibration motor
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CN106208890A (zh) * 2016-07-21 2016-12-07 瑞声科技(新加坡)有限公司 线性电机振动一致性的补偿装置及其补偿方法

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