JPS62285037A - 穴明き管の耐圧試験方法 - Google Patents

穴明き管の耐圧試験方法

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JPS62285037A
JPS62285037A JP12854386A JP12854386A JPS62285037A JP S62285037 A JPS62285037 A JP S62285037A JP 12854386 A JP12854386 A JP 12854386A JP 12854386 A JP12854386 A JP 12854386A JP S62285037 A JPS62285037 A JP S62285037A
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JP
Japan
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bag body
quencher
pressure
bag
head
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Pending
Application number
JP12854386A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Sakata
坂田 芳幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Filing date
Publication date
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  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 「産業上の利用分野」 本発明は、穴明き管の耐圧試験方法に関するものである
「従来の技術」 原子力発電プラント、化学プラント等における配管には
、これらプラントの健全性を維持するために、各種の安
全設備が用意されていることはいうまでもないが、配管
自身の耐圧試験時等を実施する場合において、側壁に穴
が明けられている管の耐圧試験が要求される場合がある
第6図は、沸騰水型原子炉における主蒸気逃し管のクエ
ンチャ部分(T−クエンチャと呼称される部分)におけ
る耐圧試験方法の従来技術例を示すものである。即ち、
クエンチャ部分が、ラムズヘッドlと、直管状のクエン
チャ本体2と、クエンチャ本体2に明けられた多数(例
えば片側数百側)の小孔3等とから構成されている場合
、ラムズヘッド1とクエンチャ本体2との溶接部4から
若干離間した部分の外周面に、[つば]状の耐圧リング
5を溶接して取り付けるとともに、外筒6で小孔3の外
側を覆い、また、外筒6の縁部を耐圧リング5に溶接す
ることによって、小孔3を閉塞するものであり、このよ
うな状態として、加圧流体供給手段7から、加圧水等の
加圧流体をラムズヘッドlに供給することにより、クエ
ンチャ本体2の内圧を高めて、溶接部4の強度等の耐圧
試験を実施する。そして、耐圧試験終了後に、クエンチ
ャ本体2と耐圧リング5と間の溶接金属8を削り取って
、耐圧リング5及び外筒6を取り外すものである°。し
たがって、溶接部4の位置と耐圧リング5の取り付は位
置とが近接しないように、溶接部4に近接する部分の小
孔3を耐圧試験後に明けるようにしている。なお、符号
9は耐圧試験時の圧力を監視するための圧力計である。
「発明が解決しようとする問題点」 しかしながら、このような耐圧試験法であると、耐圧試
験時に小孔3を十分に密封することができるが、耐圧試
験前における外筒6等の治具の取り付は作業と、耐圧試
験後の冶具の解体作業と、耐圧試験後における一部の小
孔3の穴明は作業等とを必要として、耐圧試験時の作業
性が著しく悪くなるという問題点を生じる。本発明は、
このような問題点を有効に解決することを目的とするも
のである。
「問題点を解決するための手段」 本発明における穴明き管の耐圧試験方法は、管の中に袋
体を挿入する工程と、袋体の内圧を高めて袋体の構成壁
の一部を管に明けられた小孔に密接させて閉塞する工程
と、管の内圧を高めて試験圧力にする工程と、管及び袋
体の内圧を減少させて袋体を抜き取る工程とを有するも
ので、袋体を膨張させて管の内面に密接させるとともに
、袋体の一部を小孔に密接させてこれを閉塞することに
よりシール性を生じさせて、加圧流体の圧力上昇を容易
にし、また、試験終了後は、袋体の内圧を低下させるこ
とによって、形状を小さくして管から抜き取るものであ
る。
「実施例」 以下、本発明における穴明き管の耐圧試験方法の一実施
例を第1図ないし第5図に基づいて説明する。なお、該
−実施例、において、従来技術例と共通する部分には同
一符号を付して説明を簡略化する。
該−実施例では、穴明き管が例えば沸騰水型原子炉にお
ける主蒸気逃し管のクエンチャであり、第1図に示すよ
うに、クエンチャ部分が、ラムズヘッドlと、直管状の
クエンチャ本体2と、クエンチャ本体2に明けられた多
数の小孔3等とから一3= 構成される場合、溶接に先だって袋体10をクエンチャ
本体2の内部に挿入しておいて、溶接した後に袋体10
を膨張させて耐圧試験が実施される。
[袋体の挿入工程] 第2図に示すように、ラムズヘッド1とクエンチャ本体
2とが分離されている状態において、しぼんだ状態の袋
体10をクエンチャ本体2に挿入するとともに、袋体l
Oの流体注入用チューブ11を、ラムズヘッド1の中を
挿通させて外部に引き出して、加圧流体供給手段7に接
続する。該加圧流体供給手段7を作動させたときの加圧
ラインの圧力は、袋体用圧力計12によって監視される
。なお、袋体10は、ゴム等の弾性材料によって構成さ
れるとともに、その表面の一部にクエンチャ本体2の小
孔3に対応して小突起13が配設されている。そして、
第1図に示す加圧流体供給手段7から、流体注入用チュ
ーブ11を経由して、加圧流体を袋体10の中に供給し
て若干膨張させることにより、第3図に示すように、小
突起13をクエンチャ本体2の小孔3にそれぞれ嵌合さ
せた状態とする。
[溶接工程] 次いで、第2図の矢印で示すように、ラムズヘッド1と
クエンチャ本体2とを合わせて、該合わせ目の溶接を行
ない、クエンチャを完成させる。
[袋体及び管の加圧工程] クエンチャ本体2に保護用スリーブ12を外嵌めして、
小孔3の外側を覆った後、第1図に示した加圧流体供給
手段7から、ラムズヘッド1及びクエンチャ本体2に加
圧流体を送り込むとともに、この加圧流体の送り込みに
並行して、袋体10の中にも加圧流体を送り込む。そし
て、袋体10の中の圧力P1が、ラムダヘッド1等の内
部圧力P、よりも若干高くなるように運用する。即ち、
袋体10の内圧をクエンチャ本体2の内部よりも相対的
に高くすることによって、袋体10の側壁をクエンチャ
本体2の内面に密接させた状態を維持して、シール状態
を形成することができる。
また、袋体10の内圧を高くすると、袋体10の構成壁
の一部である小突起13及びその近傍の側壁が、外部と
の連通部分である小孔3に深く入り込んで、密接による
シール状態を生じるとともに、前記構成壁の一部が小孔
3を経由して外部に飛び出そうとする。しかし、第4図
に示すように、例えば小突起13の外側に保護用スリー
ブ14が外嵌めされており、小突起13の先端が接触す
ることによって、飛び出しが抑制され、また、構成壁の
弾性変形が小孔3の中で大きくなって、小孔3の内壁等
に緊密に接触し、この部分を密封する。さらに、袋体1
0の内圧が高くなると、小孔3に入り込んだあるいは入
れられている構成壁の一部等のいわゆる弾性部材が圧縮
状態となって、小孔3を閉塞するようになるために閉塞
効果が一層大きくなる。
[袋体の除去工程] 耐圧試験終了後、クエンチャと袋体10との内圧をそれ
ぞれ下げ、袋体10をしぼませて径を小さくして、流体
注入用チューブ11を引き出すことjこよって、袋体1
0をクエンチャ本体2、ラムダヘッド1等から抜き取る
このように、袋体10を抜き取った状態にあっては、ク
エンチャの内外が使用可能な形状、状態となっており、
速やかに運転状態への切り替えを行なうことができる。
なお、本発明は次の実施態様を包含するものである。
■袋体lOの突起14を小孔3の一部のみに嵌合させ、
他は側壁の密接によって閉塞すること。
■小孔3の中に外側から袋体IOにおける側壁及び突起
14に類似する閉塞部材を挿入して、突起14と同様に
弾性変形させ、径が大きくなる現象を利用して、小孔3
を閉塞すること。
■袋体10の長さを短くして、構成壁の一部である突起
14等を、小孔に嵌合あるいは密接させることによって
、長さ方向のずれを抑制すること。
■溶接作業の後に袋体10を挿入して膨張させるように
すること。
■袋体10の先に管の開口がある管、即ちクエンチャ以
外の管等に本技術を適用すること。
■その場合に、管の開口を蓋等で閉塞すること、また、
蓋等と袋体10との間に適宜の支持用中子部材等を介在
させること。
「発明の効果J 以上説明したように、本発明における穴明き管の耐圧試
験方法は、管の中に袋体を挿入しておいて、袋体を膨張
させて管の内面に密接させるとともに、袋体の一部を小
孔に密接させてこれを閉塞することによりシール性を生
じさせ、管の内圧を高めて試験圧力にした場合の支持を
行ない、試験終了後においては、管及び袋体の内圧を減
少させて袋体を抜き取るものであるから、管からの抜き
取りは、径を小さくして簡単に行なうことができる。ま
た、小孔の部分の密封効果を高くすることができるとと
もに、従来技術例における溶接作業や、溶接部の解体作
業を省略して、取り扱いが簡単で作業性を向上させるこ
とができる等の優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における穴明き管の耐圧試験方法の一実
施例を示す一部を断面した正面図、第2図ないし第5図
はその工程説明図、第6図は従来方法の例を示す一部を
断面した正面図である。 =8− 1・・・・・・ラムズヘッド、2・・・・・・クエンチ
ャ本体、3・・・・小孔、7・・・・・・加圧流体供給
手段、9・・・・・・圧力計、10・・・・・袋体、1
1・・・・・・流体注入用チューブ、12・・・・・・
袋体用圧力計、13・・・・・・小突起、14・・・・
・・保護用スリーブ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 管の中に袋体を挿入する工程と、袋体の内圧を高めて袋
    体の構成壁の一部を管に明けられた小孔に密接させて閉
    塞する工程と、管の内圧を高めて試験圧力にする工程と
    、管及び袋体の内圧を減少させて袋体を抜き取る工程と
    を有する穴明き管の耐圧試験方法。
JP12854386A 1986-06-03 1986-06-03 穴明き管の耐圧試験方法 Pending JPS62285037A (ja)

Priority Applications (1)

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JP12854386A JPS62285037A (ja) 1986-06-03 1986-06-03 穴明き管の耐圧試験方法

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JP12854386A JPS62285037A (ja) 1986-06-03 1986-06-03 穴明き管の耐圧試験方法

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JPS62285037A true JPS62285037A (ja) 1987-12-10

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ID=14987359

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JP12854386A Pending JPS62285037A (ja) 1986-06-03 1986-06-03 穴明き管の耐圧試験方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008532029A (ja) * 2005-03-04 2008-08-14 ヴァルレ マヌマン オイル エ ガス フランス パッカーを用いてサンプルに機械的に荷重をかけるための装置及び方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008532029A (ja) * 2005-03-04 2008-08-14 ヴァルレ マヌマン オイル エ ガス フランス パッカーを用いてサンプルに機械的に荷重をかけるための装置及び方法

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