JPS6228485A - パラ系ポリアミド繊維の染色法 - Google Patents
パラ系ポリアミド繊維の染色法Info
- Publication number
- JPS6228485A JPS6228485A JP60163537A JP16353785A JPS6228485A JP S6228485 A JPS6228485 A JP S6228485A JP 60163537 A JP60163537 A JP 60163537A JP 16353785 A JP16353785 A JP 16353785A JP S6228485 A JPS6228485 A JP S6228485A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dyeing
- para
- based polyamide
- fibers
- resin
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、超高強力で、且つ超耐熱性を有するパラ系ポ
リアミドｌ！雄の染色方法に関する。
リアミドｌ！雄の染色方法に関する。
（従来波＃ｉ）
パラ系ポリアミド繊維は別名芳香族ポリアミド（アラミ
ツド）繊維と称され、以下の構造式であられされるＰｏ
１ｙ（Ｐｈｅｎｙｌｅｎｅ ｔｅｒｅｐｈｔａｌ−ａＩ
Ｉｉｄｅ）を指す。
ツド）繊維と称され、以下の構造式であられされるＰｏ
１ｙ（Ｐｈｅｎｙｌｅｎｅ ｔｅｒｅｐｈｔａｌ−ａＩ
Ｉｉｄｅ）を指す。
具体的にはデュポン社のケブラー（商標名）が著名であ
る。
る。
かかるＦａ雄は鉄の５倍、アルミニウムの１０倍の引っ
張り強度、及び、Ｂ耐熱性を持つスーパー繊維であり、
その性能ゆえにタイヤ、タイミングベルト、ケーブル類
として、船舶、海洋開発の保留策具等多岐にわたり使用
されている。併せて近年一般的介層り品としての硬式ポ
ール、鞄、ライダースーツ用、その他パラ系ポリアミド
繊維が持つ性能を活す分野での縫糸用、溶鉱炉での手袋
等に非常に有望な繊維である。
張り強度、及び、Ｂ耐熱性を持つスーパー繊維であり、
その性能ゆえにタイヤ、タイミングベルト、ケーブル類
として、船舶、海洋開発の保留策具等多岐にわたり使用
されている。併せて近年一般的介層り品としての硬式ポ
ール、鞄、ライダースーツ用、その他パラ系ポリアミド
繊維が持つ性能を活す分野での縫糸用、溶鉱炉での手袋
等に非常に有望な繊維である。
しかしながら、かかるパラ系ポリアミドｍ維の欠点とし
て、染色、着色が不可能であることが挙げられ、これが
使用用途、パラエティ化を阻害す・る原因になっている
。
て、染色、着色が不可能であることが挙げられ、これが
使用用途、パラエティ化を阻害す・る原因になっている
。
（発明が解決しようとする問題点）
本発明は、このような従来の欠点を解消した新規な染色
技術を開発したものである。
技術を開発したものである。
（問題を解決するための手段）
しかるに、その特徴とするところはパラ系ポリアミド繊
維をカチオン系染料を使用して染色し、且つこれを還元
洗浄する方法及び、表面に合成樹脂を０．１〜２０重量
パーセント付着せしめた後、かかる樹脂に対する染色と
同時に、もしくはこれに先立って前記したパラ系ポリア
ミド繊維に対する染色を行うことに特徴を有するもので
、このように処理することによって従来より不可部とさ
れていたパラ系ポリアミドｍ、＊に対する着色、染色を
可能としたものである。
維をカチオン系染料を使用して染色し、且つこれを還元
洗浄する方法及び、表面に合成樹脂を０．１〜２０重量
パーセント付着せしめた後、かかる樹脂に対する染色と
同時に、もしくはこれに先立って前記したパラ系ポリア
ミド繊維に対する染色を行うことに特徴を有するもので
、このように処理することによって従来より不可部とさ
れていたパラ系ポリアミドｍ、＊に対する着色、染色を
可能としたものである。
以下、実施例を挙げて説明する。
〈実施例１〉
パラ系ポリアミド繊＃Ｉ（ケブラー２８（商品名））の
２０番単糸に４８０Ｔ／Ｍの下撚をＳ方向に施し、これ
を３本合糸して３７０Ｔ／Ｍの上撚をＺ方向に施した。
２０番単糸に４８０Ｔ／Ｍの下撚をＳ方向に施し、これ
を３本合糸して３７０Ｔ／Ｍの上撚をＺ方向に施した。
かかる糸条をチーズ状に巻き上げた後、以下の条件によ
る染色及び還元洗浄処理を行った。（染色） １２０°Ｃ×１０分 （還元洗浄）４０℃
４０℃ 尚、かかる染色、還元洗浄後に各々水洗処理を行った。
る染色及び還元洗浄処理を行った。（染色） １２０°Ｃ×１０分 （還元洗浄）４０℃
４０℃ 尚、かかる染色、還元洗浄後に各々水洗処理を行った。
以上のように処理した糸にシリコン系の油剤処理をして
ミシン糸とした。
ミシン糸とした。
〈実施例２〉
実施例１と同様に撚糸、合糸した糸条に対し、ナイロン
樹脂を６重量％付着させた後、実施例１と同様に先ずパ
ラ系ポリアミド繊維に対する染色および還元洗浄処理を
行った０次に、かかる処理した糸条に対し、以下の条件
による染色並びにフィックス処理を行ってナイロン樹脂
を染色した。（染色） １０５℃×１０分 （フィックス処理）４０
℃ ４０℃以上のように処理し
た糸にシリコン系の油剤処理をしてミシン糸とした。
樹脂を６重量％付着させた後、実施例１と同様に先ずパ
ラ系ポリアミド繊維に対する染色および還元洗浄処理を
行った０次に、かかる処理した糸条に対し、以下の条件
による染色並びにフィックス処理を行ってナイロン樹脂
を染色した。（染色） １０５℃×１０分 （フィックス処理）４０
℃ ４０℃以上のように処理し
た糸にシリコン系の油剤処理をしてミシン糸とした。
〈実施例３〉
パラ系ポリポリアミド繊ｆＩｓ（ケプラー４９）１９５
デニール、 １３４フイラメントの原糸に４５０Ｔ／に
の下撚をＳ方向に施し、その後３本合糸し３５０Ｔ／Ｉ
１１の上撚をＺ方向に施した。かかる後、ポリエステル
樹脂を糸表面に６重量％付着せしめた後チーズ巻きし以
下の染色、処理を行なった。
デニール、 １３４フイラメントの原糸に４５０Ｔ／に
の下撚をＳ方向に施し、その後３本合糸し３５０Ｔ／Ｉ
１１の上撚をＺ方向に施した。かかる後、ポリエステル
樹脂を糸表面に６重量％付着せしめた後チーズ巻きし以
下の染色、処理を行なった。
（染色）
１２０℃×１０分 （還元洗浄）４０℃
４０°Ｃ以上のように染色、
還元洗浄後、脱水乾燥しシリコン系の油剤処理をしてミ
シン糸とした。
４０°Ｃ以上のように染色、
還元洗浄後、脱水乾燥しシリコン系の油剤処理をしてミ
シン糸とした。
（効果）
以上の実施例により得た本発明品は以下の表に′示すよ
うな評価を得た。
うな評価を得た。
尚、着色状態はＪＩＳ Ｚ−８７２１による色名表示
記号 洗濯試験はＪＩＳ Ｌ−０８４４Ａ−４法摩擦試験は
Ｊ Ｉ Ｓ Ｌ−０８４９学振型耐光試験はＪ Ｉ
Ｓ Ｌ−０８４２カーボンアーク２０ＨＸｌｌ１３℃
照射によった。
記号 洗濯試験はＪＩＳ Ｌ−０８４４Ａ−４法摩擦試験は
Ｊ Ｉ Ｓ Ｌ−０８４９学振型耐光試験はＪ Ｉ
Ｓ Ｌ−０８４２カーボンアーク２０ＨＸｌｌ１３℃
照射によった。
以上のように、本発明方法によると従来より不可能とさ
れたパラ系ポリアミドｍ維に対する染色、着色が可能と
なり、しかも品質的にも優れたものが得られた。
れたパラ系ポリアミドｍ維に対する染色、着色が可能と
なり、しかも品質的にも優れたものが得られた。
尚、本発明に使用するカチオン系染料とは通常アクリル
等の染色に使用されるカチオン染料を指し、またかかる
染色後に行う還元洗浄はハイドロサルファイド等により
行い染色堅牢度、特に湿潤堅牢度の向上をはかるもので
ある。
等の染色に使用されるカチオン染料を指し、またかかる
染色後に行う還元洗浄はハイドロサルファイド等により
行い染色堅牢度、特に湿潤堅牢度の向上をはかるもので
ある。
又、パラ系ポリアミドｔａ！ｉ表面に、樹脂加工し、１
段染色又は２段染色することを可能としたが、かかる処
理に使用される樹脂としては、ナイロ系、ポリエステル
系、ポリアクリル系等の合成樹脂を適宜選択して用いる
ことができ、これに適合する染料の使用によって著しく
染色性、染色堅牢度を高めることができるものである。
段染色又は２段染色することを可能としたが、かかる処
理に使用される樹脂としては、ナイロ系、ポリエステル
系、ポリアクリル系等の合成樹脂を適宜選択して用いる
ことができ、これに適合する染料の使用によって著しく
染色性、染色堅牢度を高めることができるものである。
尚、かかる樹脂の使用量としては０．１〜２０重量％の
範囲にあるのが好ましく、０．１重量％未満であると前
記した効果が期待できず、また２０重量パーセントを越
えると本来のパラ系ポリアミド繊維の特質が失われるた
め好ましくない。
範囲にあるのが好ましく、０．１重量％未満であると前
記した効果が期待できず、また２０重量パーセントを越
えると本来のパラ系ポリアミド繊維の特質が失われるた
め好ましくない。
以上のように本発明は従来より不可能とされていたパラ
系ポリアミド繊維の染色を可能とし、しかもその染色堅
牢度を著しく高めたものでパラ系ポリアミド繊維の使用
用途を著しく広める効果がある。
系ポリアミド繊維の染色を可能とし、しかもその染色堅
牢度を著しく高めたものでパラ系ポリアミド繊維の使用
用途を著しく広める効果がある。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、パラ系ポリアミド繊維を染色する方法において、カ
チオン系染料により染色した後、還元洗浄することを特
徴とするパラ系ポリアミド繊維の染色法。 ２、表面に合成樹脂を０．１〜２０重量パーセント付着
せしめた後、かかる樹脂に対する染色と同時に、もしく
はこれに先立って染色することを特徴とする特許請求の
範囲第１項記載のパラ系ポリアミド繊維の染色法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60163537A JPS6228485A (ja) | 1985-07-23 | 1985-07-23 | パラ系ポリアミド繊維の染色法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60163537A JPS6228485A (ja) | 1985-07-23 | 1985-07-23 | パラ系ポリアミド繊維の染色法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6228485A true JPS6228485A (ja) | 1987-02-06 |
Family
ID=15775764
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60163537A Pending JPS6228485A (ja) | 1985-07-23 | 1985-07-23 | パラ系ポリアミド繊維の染色法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6228485A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007146314A (ja) * | 2005-11-25 | 2007-06-14 | Gunze Ltd | ミシン糸の着色方法及び着色されたミシン糸 |
| CN103397545A (zh) * | 2013-07-29 | 2013-11-20 | 广东兴泰发展有限公司 | 一种用于芳纶纱线或芳纶缝纫线的筒子染色方法 |
Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5048288A (ja) * | 1973-09-04 | 1975-04-30 | ||
| JPS511780A (ja) * | 1974-06-27 | 1976-01-08 | Toyo Boseki | |
| JPS5111985A (ja) * | 1974-07-16 | 1976-01-30 | Toyo Boseki | |
| JPS5143420A (ja) * | 1974-08-10 | 1976-04-14 | Bayer Ag | |
| JPS5459480A (en) * | 1977-10-04 | 1979-05-14 | Basf Ag | Postttreatment of dyed or printed synthetic fiber |
| JPS61179388A (ja) * | 1984-12-28 | 1986-08-12 | アキレス株式会社 | 捺染を施された布状物の製造方法 |
-
1985
- 1985-07-23 JP JP60163537A patent/JPS6228485A/ja active Pending
Patent Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5048288A (ja) * | 1973-09-04 | 1975-04-30 | ||
| JPS511780A (ja) * | 1974-06-27 | 1976-01-08 | Toyo Boseki | |
| JPS5111985A (ja) * | 1974-07-16 | 1976-01-30 | Toyo Boseki | |
| JPS5143420A (ja) * | 1974-08-10 | 1976-04-14 | Bayer Ag | |
| JPS5459480A (en) * | 1977-10-04 | 1979-05-14 | Basf Ag | Postttreatment of dyed or printed synthetic fiber |
| JPS61179388A (ja) * | 1984-12-28 | 1986-08-12 | アキレス株式会社 | 捺染を施された布状物の製造方法 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007146314A (ja) * | 2005-11-25 | 2007-06-14 | Gunze Ltd | ミシン糸の着色方法及び着色されたミシン糸 |
| CN103397545A (zh) * | 2013-07-29 | 2013-11-20 | 广东兴泰发展有限公司 | 一种用于芳纶纱线或芳纶缝纫线的筒子染色方法 |
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