JPS62283905A - ダニ防除用粉末組成物 - Google Patents

ダニ防除用粉末組成物

Info

Publication number
JPS62283905A
JPS62283905A JP61126799A JP12679986A JPS62283905A JP S62283905 A JPS62283905 A JP S62283905A JP 61126799 A JP61126799 A JP 61126799A JP 12679986 A JP12679986 A JP 12679986A JP S62283905 A JPS62283905 A JP S62283905A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
kerosene
mites
mite
parts
compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61126799A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Yamaguchi
洋 山口
Tatsuoki Iguchi
井口 辰興
Haruo Shimamura
島村 治夫
Akishi Hayashi
林 晃史
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisho Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Taisho Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taisho Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Taisho Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP61126799A priority Critical patent/JPS62283905A/ja
Publication of JPS62283905A publication Critical patent/JPS62283905A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 [産業上の利用分野] 本発明はダニ防除用の粉末組成物に関する。さらに、詳
しくは有機リン系化合物、ビレスロイド系化合物および
/またはカーバメイト系化合物の効力増強を目的とした
ダニ防除用の粉末組成物に関する。
[従来の技術] 近年、生活様式や住宅設備が変化して、室内環境がダニ
類発生の好条件になり、ダニ類が多数発生するようにな
ってきた。
畳などに発生するヒヨウヒダニ、コナダニ類は、温度、
湿度の条件が良いと短期間に増殖するものであるから、
居住者の目にとまり、不快感、不潔感を与える。
さらに、これらのダニ類を捕食するツメダニ類の発生を
ひきおこし、ツメダニ類が原因となる虫噛症が発生し駆
除を行なうことになる。
従来より、これら室内に発生するダニ類に対しては粉末
剤を畳下やカーペット下に散布する駆除法がとられてい
る。その際、ダニi除動力を増進するために、有効成分
にテトラクロロプロピルエーテル(S−421)、ビペ
ロニルブトキサイド、トリメチルノルボルナンチオシア
ノアセテート(IBTA)のような共力剤の添加、ジエ
チルトルアミド(DET)のような害虫忌避剤の添加(
特開昭60−142906 )による効力増進などが行
なわれているが、安価な灯油類を添加することで効力増
進をする例は今までなかった。
[発明が解決しようとする問題点] 従来用いられているダニ防除用粉末組成物は、次のよう
な短所を有している。
すなわち、有機リン系化合物のダニ防除用粉末組成物は
、ツメダニ類、ヒヨウヒダニ類に対して効果が低く、ビ
レスロイド系化合物のダニ防除用粉末組成物はフナダニ
類、ツメダニ類に対して効果が十分でないという欠点を
有している。
[問題点を解決するための手段] 本発明者らは、ダニi除用粉末組成物の効力増進を目指
し、種々研究を重ねた結果、粉剤中の有機リン系化合物
、ビレスロイド系化合物および/またはカーバメイト系
化合物に灯油類を含有させることにより、低価格で効力
を増進きせうることを見出し、本発明を完成した。すな
わち、本発明は灯油類を必須成分とするダニ防除用粉末
組成物である。 本発明は従来より室内に発生するダニ
類の駆除に用いられている各種薬剤がいずれも使用でき
る。代表的な薬剤としては、フェニトロチオン(0,0
−ジメチル−〇−4−ニトローm−トルイルポスフオロ
チオエイト)、フェンチオン(0,0−ジメチル−〇−
4−メチルチオーm−トリホスフェート)、ジクロルボ
ス(2,2−ジクロビニル−ジメチルホスフェート)、
タイアシノン(2−イソプロピル−4−メチルビリジル
−6−ジメチルホスフェート)などの有機リン系化合物
、d−レスメリン[5−ベンジル−3−フリルメチル(
IR)トランスクリサンテート]、レスメスリン[5−
ベンジル3−フリルメチル(IR5)シス、トランス−
クリサンテート]、ペルメトリン[3−フェノキシベン
ジル(IR5)シス、+?フランス−(2,2−ジクロ
ルビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキ
サ−トコなどのビレスロイド系化合物あるいはプロポキ
サ−(2−イソプロポキシフェニルメチルカ−バメイト メイト系化合物が例示できる。
これらの一種または二種以上を有効成分としてクレー、
タルり、カオリン、エロジール、アゾソリダーまたはベ
ントナイトなどの鉱物を担体として含む粉剤が十分に有
効成分の効力増進効果を発揮する。
灯油類の制限は特に無いが、揮散がすみやかな低沸点灯
油は、粉剤散布後、灯油が揮散してしまい本発明に不向
きである。また、危険性を考えた場合、引火点70°C
以上の灯油類が好ましい・すなわち、炭素数11〜17
で引火点70°C以上の灯油類たとえば、デオトミゾー
ル(中央化成株式会社製)、アイソゾール(中央化成株
式会社製)、IPフリルント(出光石油化学株式会社製
)などを粉末剤の総量に対して1. 0(w/w)2以
上の範囲で添加することによって有効成分の効力増進効
果を有意に発揮許せ、ツメダニ類(フトツメダニ、クワ
ガタツメダニ、ホソッメダニなど)、ヒヨウヒダニ類(
フナヒヨウヒダニ、ヤケヒヨウヒダニなど)、フナダニ
類(ケナガコナダニ、ムキフナダニ、アシブトフナダニ
、フウノホシ力ダニなど)などを駆除する粉末組成物と
することができる。
ここで、灯油類の添加量の上限については特に規定する
ものではないが粉末組成物としての特性を維持するため
に、粉末剤の総量に対して1〜10(W/W)%添加す
ることが好ましい。
また本発明のダニ防除用粉末組成物には協力剤を添加す
ることもできる。
[発明の効果コ 本発明の有機リン系化合物、ビレスロイド系化合物およ
び/またけカーバメイト系化合物に灯油類を含有させる
ことにより、ダニ防除効果を増強し、灯油類を含有しな
いダニ防除用粉末組成物に比較して優れた増強効果を示
すダニ防除用粉末組成物を提供することができる。
[実施例コ 以下実施例および試験例を挙げて本発明を具体的に説明
する。
実施例 1 フェニトロチオン1、5部を灯油デオトミゾール(中央
化成株式会社製)1.0部に溶かしたものとカオリン(
土屋力才リン工業株式会社製)97.5部をヤリャ粉砕
機(ヤリャ株式会社製)に入れ十分混合し、灯油含有1
%のダニ防除用粉末組成物を得た。
実施例 2 フェニトロチオン1.5部を灯油アイソゾール(中央化
成株式会社製)5.0部に溶かしたものと、カオリン(
土屋力才リン工業株式会社製)93.5部を用い、実施
例1と同様にし、灯油含有5%のダニ防除用粉末組成物
を得た。
実施例 3 フェニトロチオン1.5部を灯油アイソゾール(中央化
成株式会社製)10.0部に溶かしたものと、カオリン
(土屋力才リン工業株式会社製)88.5部を用い、実
施例1と同様にし、灯油含有10%のダニ防除用粉末組
成物を得た。
実施例 4 ペルメトリン0.8部を灯油デオトミゾール(中央化成
株式会社製)5.0部に溶かしたものと、クレー(土屋
カオリン工業株式会社製)94.2部を用い、実施例1
と同様にし、灯油含有5%のダニ防除用粉末組成物を得
た。
実施例 5 d−レスメスリン0.8部を用い、実施例4と同様にし
、灯油含有5%のダニ防除用粉末組成物を得た。
実施例 6 フエニトロチオン0.8部を用い、実施例4と同様にし
、灯油含有5%のダニ防除用粉末組成物を得た。
実施例 7 ジクロルボス0.8部を用い、実施例4と同様にし、灯
油含有5%のダニ防除用粉末組成物を得た。
実施例 8 プロポキサ−0,8部を用い、実施例4と同様にし、灯
油含有5%のダニ防除用粉末組成物を得た。
実施例 9 フェニトロチオン10部を灯油アイソゾール(中央化成
株式会社製)5.0部に溶かしたものと、タルク(日本
タルク株式会社製) 94.0g3を用い、実施例1と
同様にし、灯油含有5%のダニ防除用粉末組成物を得た
実施例 10 d−メスレスリン0.5部、フェニトロチオン0.25
部を灯油アイソゾール(中央化成株式会社製)5.0部
に溶かしたものと、タルク(日本タルク株式会社製)9
4.25部を用い、実施例1と同様にし、灯油含有5%
のダニ防除用粉末組成物を得た。
試験例 1 (試験方法) 9cm径ガツガラスシャーレ中紙(東洋濾紙N002)
を敷き各種粉剤50mgを計り取り、細筆で均一に分散
きせた後、濾紙中央にフトツメダニを10匹放ち6時間
後、実体顕微鏡下で致死ダニ数を数える。
(試験結果) 実施例で得られた粉末剤について効力試験を行なった。
フトツメダニの致死率を求めた結果を表1.2に示した
表 1.フトッメダニに対する効果 表 2.フトツメダニに対する効果 試験例 2 (試験方法) マス粉末飼料(オリエンタル株式会社製)9部にビース
ト(朝日麦酒株式会社製)1部を充分混合したフナヒョ
ウダニ粉末飼料培地10gに実施例1で調整した粉剤1
0mgを混合し実験培地とする。
別に、フナヒヨウヒニのよく繁殖した培地1gを実験培
地中に投入しフナヒヨウヒダニが500〜700匹/g
になる目安とする。これを温度25℃、湿度80’Xの
環境下に保存し7日、14日、21日後に処理した培地
の0.1gをとり、生息ダニ数を数える各区でのダニ数
を無処理区のダニ数と比較して増殖抑制率を求める。
(試験結果) フナヒヨウヒダニの増殖抑制率を求めた結果を表3に示
す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 有機リン系化合物、ビレスロイド系化合物および/また
    はカーバメイト系化合物に灯油類を含有させることを特
    徴とするダニ防除用粉末組成物。
JP61126799A 1986-05-31 1986-05-31 ダニ防除用粉末組成物 Pending JPS62283905A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61126799A JPS62283905A (ja) 1986-05-31 1986-05-31 ダニ防除用粉末組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61126799A JPS62283905A (ja) 1986-05-31 1986-05-31 ダニ防除用粉末組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62283905A true JPS62283905A (ja) 1987-12-09

Family

ID=14944242

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61126799A Pending JPS62283905A (ja) 1986-05-31 1986-05-31 ダニ防除用粉末組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62283905A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ES2200374T3 (es) Composicion pesticida.
JP4813870B2 (ja) 匍匐害虫防除用粉剤
JPS60163805A (ja) 屋内ダニ防除用液剤ならびにエアゾール剤
JPS62283905A (ja) ダニ防除用粉末組成物
JPH11310502A (ja) 強化された効力を有する、噴霧可能な殺虫剤組成物
JP4280499B2 (ja) ビシナルジオールに基づく殺虫剤
JP4424944B2 (ja) 安定な害虫駆除用粉剤
JPS6037082B2 (ja) 混合殺虫組成物
JP2627291B2 (ja) 安定化された殺虫・殺菌農薬組成物
JPS64364B2 (ja)
KR100415622B1 (ko) 살비성 화합물 및 해충 표시자
JP2832538B2 (ja) 殺ダニ組成物
JP3465854B2 (ja) 殺屋内塵性ダニ剤
JP2932001B2 (ja) 殺ダニ燻煙剤
JPH0578216A (ja) 屋内用殺ダニ剤
JP2610485B2 (ja) 農園芸用粉剤、水和剤及びその安定化方法
JPH0232248B2 (ja) Josanseibochuzaisoseibutsu
JPS60185707A (ja) 相乗殺虫作用を有する混合物
KR940004164B1 (ko) 방충도료 조성물
JPS61158906A (ja) ゴキブリ忌避剤
JPH08208413A (ja) 屋内ダニ防除用エアゾール剤
KR100654902B1 (ko) 살비성 화합물
JPH08225417A (ja) 屋内ダニ防除用エアゾール剤
JPS58192803A (ja) 衣料害虫用防虫剤
JPS5840922B2 (ja) 殺虫剤組成物