JPS6228331Y2 - - Google Patents

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JPS6228331Y2
JPS6228331Y2 JP12779283U JP12779283U JPS6228331Y2 JP S6228331 Y2 JPS6228331 Y2 JP S6228331Y2 JP 12779283 U JP12779283 U JP 12779283U JP 12779283 U JP12779283 U JP 12779283U JP S6228331 Y2 JPS6228331 Y2 JP S6228331Y2
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speed
cutter
cutting
pulses
subtraction counter
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JP12779283U
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JPS5946620U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、所定ラインに沿い一定速度で走行す
るパイプ、棒材、線材、帯材等の連続的な材料を
該ラインに沿い往復動させられるカツターにより
該材料を停止させずに自動的に所定長さに切断す
る走行材料切断装置に関する。
材料が走行する所定ライン上の基準位置からカ
ツターを加速移動させ、材料と同じ速度になつた
後にカツターをそれの支持体に設けたチヤツク等
により材料に固定して切断動作を行ない、切断動
作完了後にカツターを基準位置に復帰させ、以下
同様の動作を繰返して走行する材料を停止させず
に自動的に所定長さに切断する装置は、広く知ら
れている。
しかしながら、従来のそのような装置は、カツ
ターの移動を制御したり或いはカツター速度が材
料速度に一致したことを検知したりする部分の構
成が極めて複雑であり、また、切断長の精度もそ
れ程高くはないという欠点を有していた。
本考案の目的は、カツターの移動の制御を極め
て満足に行なうことができ、切断長の精度を高く
することができ、しかも構成の比較的に簡単な走
行材料自動切断装置を提供することである。
以下図面を参照しながら本考案を説明する。
第1図は本考案による走行材料自動切断装置の
基本原理を示す図で、同図中、Pはパイプ、棒材
等の連続的な材料、1は材料Pが一定速度で走行
させられるライン、Rはカツターの基準位置、2
はカツター支持体、3はカツター支持体2に回転
自在に取り付けられかつ材料Pと非すべり接触し
てカツターに対する材料の相対速度に比例する速
度で回転させられるメジヤリングロール、Tおよ
びIはカツターが移動を開始してからそれぞれt
秒後およびti秒後にとる位置を示す。
カツターの速度(瞬時速度)をVcメートル/
秒、材料Pの速度をVpメートル/秒、切断長を
Lメートル、前回の切断後からのカツターに相対
的な材料の送り長さをAメートルとする。この材
料の送り長さは時間の関数となるので、これをA
(t)で表わすことにする。
カツターが移動を開始してからti秒後にカツタ
ーの速度Vcが材料の速度Vpに等しくなりかつ材
料の送り長さA(ti)が切断長Lに等しくなつた
とし、カツターの加速度をαメートル/秒/秒と
すると、カツターの移動開始後t秒後の関係は次
のようになる。
Vc=αt =Vp−αti+αt (Vp=αtiなので) =Vp−α(ti−t) カツターの移動開始後t秒の時点でのカツター
と材料との相対関係を考えると、 相対速度=Vp−αt=α(ti−t)
(Vp=αtiなので) 相対距離=L−A(t) となる。
従つて、L−A(t)=1/2α(ti−t),ti
−t=Vp−Vc/α より Vc=Vp−√2(−()) …(1) 切断点ではA(ti)=LなのでVc=Vpとなる。
本考案は上記(1)式の関係を利用し、A(t)=
Lとなる点の検出によりVc=Vpとなつたことを
検出し、これが検出されたときにはカツターを材
料に固定して切断動作を行なうようにしたもので
ある。また、本発明では、カツターに相対的な材
料の送り長さA(t)の測定は前記したメジヤリ
ングロール3により後に詳細に説明するようにし
て極めて簡単に行なうことができる。
第2図は本考案の一実施例を示し、第3図はそ
の動作波形説明図である。第2図において、参照
番号1,2および3は第1図で示したのと同じも
のを示し、4は切断長Lをデイジタル値にて設定
する切断長設定器、5はゲート、6はメジヤリン
グロール3に取り付けられメジヤリングロール3
の回転数に比例した数のパルスを発するパルス発
信器、7はパルス整形器、8は切断長設定器4か
らゲート5を介入して導入された切断長のデイジ
タル値からパルス整形器より送られてきたパルス
の数を減算し、その差をデイジタル信号の形で出
力する減算カウンタ、9はデイジタル−アナログ
変換器、10は(1)式における√2(−)の
関数値発生する関数発生器、11は材料Pと非す
べり接触して材料の速度に比例する速度で回転さ
せられるロール、12はロール11の回転数に比
例する大きさをもつ出力信号、すなわち材料速度
表示信号を発生するタコゼネレータ、13はタコ
ゼネレータ12からの材料速度信号から関数発生
器10からの出力信号を減算するしてカツタ速度
指令Vcsを求める減算器、14は減算器13の出
力信号Vcsが正になつたときだけ、このVcsを後
記するカツター支持体移動装置に対して速度指令
として与える速度指令発生器、15はカツター支
持体2に設けた歯16と噛合う歯車、17は速度
指令発生器14からの速度指令に応じて歯車15
を回転させる電動機、18はカツター支持体2に
取り付けられたチヤツク、19は切断位置に設け
た物体有無判別用リミツトスイツチ、20は制御
装置を示す。制御装置20は、切断指令の送出、
A(t)=Lとなつたことの検出、その検出後に
おける電動機17の定速駆動指令の送出、チヤツ
ク指令の送出、チヤツク完了信号の受信、切断指
令の送出、切断完了信号の受信、切断完了後の電
動機20の逆転、カツターの基準位置への復帰完
了の検出等の動作のタイミング信号の発生および
制御を行なう。上述した歯16、歯車15および
電動機17は例示的なカツター支持体移動装置を
構成する。具体的な装置では、図示されたもの以
下に、切断装置の動作に必要な種々の機能、例え
ば、装置の誤動作や異常に対する安全装置、カツ
ターの前方および後方への寸動を行なう検出器、
減算カウンタ8の計数値の視覚表示装置、等も設
けられるが、それらは本考案の本質に無関係なの
で省略してある。
次に第3図も参照しながら第2図の装置の動作
を説明する。
まず、切断長Lを設定器4にて設定する。第3
図にt11で示した時点で与えられる切断指令によ
つてゲート5を通し切断長のデイジタル値が減算
カウンタ8に読み込まれる。第3図にt12で示し
た時点で切断は完了し、この時点からカツターは
第3図のイに示すように減速し始め、次いで移動
方向を逆転し、時点t13で基準位置に復帰する。
メジヤリングロール3は第2図に示されるよう
にカツター支持体2に回転自在に取り付けられか
つ材料と非すべり接触する構成のもので、材料の
送り方向への移動によつては一方向に回転させら
れ、またカツターの材料の送り方向と同じ方向へ
の移動によつては、それと逆の方向に回転させら
れるので、結局、メジヤリングロール3の前記一
方向への単位時間あたりの回転数はカツターに対
する材料の相対速度を表わし、それの送り長さは
カツターに相対的な材料の送り長さを表わす。こ
のようなメジヤリングロール3の使用は、材料と
カツターとの速度の差を表わす信号を演算を必要
とすることなしに得るのを可能ならしめるという
点で、装置全体の構成を簡単ならしめる。
時点t12から時点t13までの間は、カツタが切断
位置から基準位置に復帰する期間である。このと
きは、図示しない復帰用の速度指令回路からカツ
タ2を駆動する電動機17に規定パターンの速度
指令が与えられる。この間のメジヤリングロール
3の回転速度は第3図のハに示す通りであり、従
つて、カツターに相対的な材料の送り長さを表わ
すパルス発信器6からのパルス数は第3図ニに実
数で示したカーブA(t)のようになり(これは
明らかなように第3図ハのカーブを時間について
積分したものになる)、減算カウンタ8の出力値
は第3図ニに破線のカーブ(L−A(t))に示
したようになる。
時点t13でカツタ2が基準位置に到達し、カツ
タは停止する。そしてこれが検出された信号によ
り電動機17に速度指令を与える回路が復帰速度
指令回路から指令回路14に切換えられる。しか
し時点t14まではVcsが負の値をとるのでカツター
は基準位置で静止しており、この間に材料は速度
Vpで移動し続け、パルス発信器6から単位時間
あたりに発せられるパルスの数もそれに応じた比
較的に少ない数になり、減算カウンタ8の出力値
の減少の割合も第3図ニの破線カーブ(L−A
(t))に見られるように減少する。
時点t14において減算カウンタ8の内容L−A
が所定値になりカツタ速度指令Vcsが正になる
と、この時点からカツター移動開始指令が発せら
れてカツターは移動を開始し、そのためパルス発
信器6から単位時間あたり発せられるパルスの数
は更に減少していき、時点tiで減算カウンタ8の
出力値は零になる。この時点tiはカツターの速度
Vcが材料の速度Vpに等しくなつた点である。こ
の時点tiでカツターを材料に固定するためのチヤ
ツキングが開始され、同時に電動機17は定速駆
動運転に切換えられる。チヤツキング完了後に時
点t21で次の切断指令が与えられ、材料の切断が
完了すると、カツターは速度指令に応じて基準位
置へと復帰させられる。また、時点t21で与えら
れる切断指令によつて切断長のデイジタル値が減
算カウンタ8に読み込まれ、以下同様の動作が繰
返される。以上述べた動作のタイミング制御は制
御装置20によつて行なわれる。
カツターが第3図イに示すような速度カーブに
従つて移動するようにする速度指令を発生するの
は速度指令発生器14であり、関数発生器10の
役割は、減算器13においてタコゼネレータ12
からの材料速度信号との差をとつたときに(1)式で
示されるVcの値となる速度指令を発生するよう
な出力信号をデイジタル−アナログ変換器9の出
力信号の値に応じて発生することである。すなわ
ち、関数発生器10の入出力特性としての関数
は、入力信号として第3図ニのカーブ(L−A
(t))の瞬時値を受けたときに、その出力信号は
それと材料速度表示信号との差が第3図イのカー
ブVcのその時点における瞬時値に比例するよう
なものとなるように選ばれる。
以上の説明から知られる通り、本考案はカツタ
ーの移動の制御を比較的に簡単な構成によつて極
めて満足に行なうことができ、その移動制御機構
の構成が複雑ではないが故に装置の誤動作や異常
が生じることが殆んどなく、切断長の精度も高く
することのできる走行材料切断装置を提供するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案により走行材料自動切断装置の
基本原理を示す図、第2図は本考案の一実施例を
示す図、第3図は第2図の装置の動作説明波形図
である。 1……ライン、P……材料、2……カツター支
持体、3……メジヤリングロール、4……切断長
設定器、6……パルス発信器、7……パルス整形
器、8……減算カウンタ、9……デイジタル−ア
ナログ変換器、10……関数発生器、11……材
料速度検出用ロール、12……タコゼネレータ、
13……減算器、14……速度指令発生器、17
……電動機、18……チヤツク、20……制御装
置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所定ラインに沿い一定速度で走行する連続的な
    材料を、該ラインに沿う基準位置から材料と同じ
    速度になるまで加速移動させられて切断動作を行
    なつた後に該基準位置まで復帰させられる往復動
    カツターにより、該材料を停止させずに自動的に
    所定長さに切断する走行材料切断装置において、
    切断長を設定する切断長設定器と、カツターを支
    えるカツター支持体上に回転自在に取り付けられ
    かつ前記材料と非すべり接触してカツターに対す
    る材料の相対速度に比例する速度で回転させられ
    るメジヤリングロールと、メジヤリングロールの
    回転数に比例した数のパルスを発するパルス発信
    器と、前記材料の相対速度が零である期間中に前
    記設定された切断長を読み込み、その後に前記パ
    ルス発信器から発せられるパルスを入力されてそ
    の読み込んだ切断長のデイジタル値からその入力
    されたパルスの数を減算する減算カウンタと、予
    め定めた関数に従う入出力特性を有しこの減算カ
    ウンタの出力値に応じた出力信号を発生する関数
    発生器と、材料の速度を検出する材料速度検出器
    と、この材料速度検出器の出力信号と関数発生器
    の出力信号との差信号に応じてカツター支持体の
    移動装置に対する速度指令を発生する速度指令発
    生器とを有し、前記減算カウンタの出力値が零に
    なる時点でカツターと材料の相対速度が零になる
    ようにし、この時点で切断動作を行なうようにし
    たことを特徴とする走行材料自動切断装置。
JP12779283U 1983-08-18 1983-08-18 走行材料自動切断装置 Granted JPS5946620U (ja)

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JP12779283U JPS5946620U (ja) 1983-08-18 1983-08-18 走行材料自動切断装置

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JP12779283U JPS5946620U (ja) 1983-08-18 1983-08-18 走行材料自動切断装置

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Publication Number Publication Date
JPS5946620U JPS5946620U (ja) 1984-03-28
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