JPH06102934A - ホームポジション停止装置 - Google Patents

ホームポジション停止装置

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JPH06102934A
JPH06102934A JP24942992A JP24942992A JPH06102934A JP H06102934 A JPH06102934 A JP H06102934A JP 24942992 A JP24942992 A JP 24942992A JP 24942992 A JP24942992 A JP 24942992A JP H06102934 A JPH06102934 A JP H06102934A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
home position
deceleration
start point
speed
brake start
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP24942992A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Takahashi
実 高橋
Mikio Kamoshita
幹雄 鴨下
Tomiko Kawabata
斗美子 川端
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06102934A publication Critical patent/JPH06102934A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は移動体をホームポジションに移動させ
て停止させるホームポジション停止装置であって、確実
にホームポジションに移動体が停止するように改良した
ホームポジション停止装置を提供すること目的とする。 【構成】ホームポジションから距離xB にブレーキ開始
点を設け、物体が前記ブレーキ開始点を通過したことを
検出するブレーキ開始点検出部と、前記ブレーキ開始点
検出部で物体の通過が検出されたときの速度vB を算出
する速度算出部と、前記速度算出部で算出された速度v
B と距離xB より減速度αB を算出してモータ駆動部に
出力する減速度算出部とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ディスク装置、光磁気
ディスク装置、磁気ディスク装置等におけるピックアッ
プをホームポジションに移動させて停止させるときのホ
ームポジション停止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光磁気ディスク装置、光磁気ディスク装
置、磁気ディスク装置等においてはホームポジションが
決められており、そのホームポジションにピックアップ
を移動させて停止させ、次の指令まで待機させるように
している。
【0003】従来のピックアップをホームポジションに
停止させる方法を図3を参照して説明する。図3(A)
において、1はディスク、2はピックアップ、3はアク
チュエータ、4はスケール、5はセンサである。
【0004】スケール4は移動体に取り付けられ、また
センサ5は固定されている。スケール4には、図3
(B)で示されるように、等間隔にスリット6が設けら
れており、またホームポジションを示すホームポジショ
ンスリット7も設けられている。アクチュエータ3を駆
動すると、ピックアップ2およびスケール4も移動し、
スケール4が移動することによって、スリット6を通し
て図示しない光源からの光をセンサ5で検出するととも
に、また、ホームポジションスリット7によりホームポ
ジションであることを検出する。
【0005】従来のホームポジションにピックアップを
移動させる方法としては、指令によりアクチュエータ3
のモータを駆動してホームポジションの方向へピックア
ップを移動させ、センサ5がスケール4に設けられてい
るホームポジションスリット7より光を検出すると、ア
クチュエータ3のモータを逆方向に駆動させてブレーキ
をかけ停止させるようにしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、光デ
ィスク等の装置においては、ピックアップをホームポジ
ションに移動させる場合は、移動体に取り付けられたス
ケールのホームポジションを示すマーカを検出した後、
モータを逆回転させてブレーキをかけて停止させるよう
にしていた。
【0007】モータを逆回転させて停止させるブレーキ
は移動体の速度にかかわらず一定であるので、このた
め、ホームポジションを示すマーカを通過するときの速
度によってはホームポジション内に停止させることがで
きず、再度ホームポジションに戻す操作が行なわれてい
た。
【0008】本発明は移動体の速度に対応してブレーキ
を調整して制御し、確実にホームポジション内にピック
アップを停止するように改良したホームポジション停止
装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに本発明が採用した手段を説明する。移動する物体を
ホームポジションで停止させる装置であって、ホームポ
ジションから距離xB にブレーキ開始点を設け、物体が
ホームポジションに向かって移動しているとき前記ブレ
ーキ開始点を通過したことを検出するブレーキ開始点検
出部と、前記ブレーキ開始点検出部で物体の通過が検出
されたとき速度vB を算出する速度算出部と、前記速度
算出部で算出された速度vB と距離xB より減速度αB
(=vB 2 /2xB )を算出してモータ駆動部に出力す
る減速度算出部とを備える。
【0010】
【作用】まず本発明の原理を説明する。質量mなる物体
が速度vB で移動しているときの運動エネルギEm は、 Em =mvB 2 /2 ・・・(1) である。
【0011】また、質量mなる物体が加速度αB で距離
B 移動したときのエネルギEB は、 EB =mαB B ・・・(2) である。
【0012】したがって、質量m、速度vB で移動して
いる物体を距離xB 移動した点で停止させるには式
(1)および(2)より、 mvB 2 /2=mαB B ・・・(3) となり、 αB =vB 2 /2xB ・・・(4) なる減速度で減速させれば停止させることができる。
【0013】本発明はこの原理に基づくものであり、ブ
レーキ開始点をホームポジションより距離xB なる地点
に設ける。移動体がブレーキ開始点を通過したことをブ
レーキ開始点検出部が検出すると、速度算出部は移動体
がブレーキ開始点を通過したときの速度vB を算出す
る。
【0014】減速度算出部では、速度算出部で算出され
た速度vB と距離xB よりvB 2 /2xB なる減速度α
B を算出してモータ駆動部に出力する。モータ駆動部は
この減速度になるようモータの回転を制御する。以上の
ように、ホームポジションより距離xB なる地点にブレ
ーキ開始点を設け、移動体がブレーキ開始点を通過する
と、通過時の速度を算出し、ホームポジションに停止す
るよう減速度を算出してモータを制御するようにしたた
め、確実にホームポジションに移動体を停止させること
ができる。
【0015】
【実施例】本発明の第1の実施例を図1を参照して説明
する。図1は第1の実施例の構成図である。図1におい
て、11はブレーキ開始点を検出するブレーキ開始点検
出部、12はブレーキ開始点を通過するときの速度を算
出する速度算出部、13はホームポジションを検出する
ホームポジション検出部、14は減速度を算出する減速
度算出部、15は切替部、16はモータ駆動部、17は
モータ、18は移動体に取り付けられているスケール、
19は移動体の位置を示すスリット、20はホームポジ
ションスリット、21はブレーキ開始点スリット、22
はセンサである。
【0016】ブレーキ開始点スリット21はホームポジ
ションスリット20より距離xB 離れた地点に設けられ
ている。また、スリット19は等間隔で設けられてい
る。次に実施例の動作を説明する。切替部15は図示し
ない制御部よりのホームポジションへの移動信号に切り
替えられてモータ駆動部16に出力する。
【0017】モータ駆動部16ではこのホームポジショ
ンへの移動信号によりモータ17を回転させ、図示しな
い移動体をホームポジション方向に移動させる。移動体
が移動すると、移動体に取り付けられているスケール1
8も同時に移動する。スケール18のスリット19は等
間隔に設けられている。したがって、速度算出部12で
はセンサ22よりスリット19を通過する毎に出力され
るパルスとパルスとの時間でスリット間の距離を除算し
て速度を算出する。
【0018】ブレーキ開始点検出部11は、スケール1
8のブレーキ開始点スリット21を通過するときセンサ
22より出力されるパルスを検出してブレーキ開始点を
検出する。また、ホームポジション検出部13は、スケ
ール18のホームポジションスリット20を通過したし
たときセンサ22より出力されるパルスを検出してホー
ムポジションを検出する。
【0019】減速度算出部14では、ブレーキ開始点検
出部11でブレーキ開始点が検出されると、速度算出部
12より出力される速度vB を式(4)に代入して減速
度α B を算出して切替部15に出力する。切替部15で
は、ブレーキ開始点検出部11でブレーキ開始点が検出
されると、減速度算出部14より入力される信号をモー
タ駆動部16に出力するよう切り替えが行なわれる。
【0020】モータ駆動部16では減速度αB となるよ
うモータ17を駆動する。ホームポジション検出部13
でホームポジションが検出されると、減速度算出部14
に指示して減速度を0、すなわち、モータ17の駆動電
流を0にする。次に、図2を参照して、第2の実施例を
説明する。
【0021】まず、第2の実施例の原理を説明する。速
度vB 、距離xB および減速度αBとの間の関係は、前
述したように、式(4)で与えられる。そこで、ホーム
ポジションへ移動させるときの速度を最大のvmax
し、また減速させるときの減速度も最大のαmax で減速
させるものとすれば、減速させて停止するまでの距離x
B は、 xB =vmax 2 /2αmax ・・・(5) で与えられる。
【0022】第2の実施例はこの原理によるものであ
り、図2において、ブレーキ開始点検出部11、ホーム
ポジション検出部13、切替部15、モータ駆動部1
6、モータ17、スケール18、スリット19、ホーム
ポジションスリット20、ブレーキ開始点スリット2
1、センサ22は図1で説明したとおりである。
【0023】23は移動体をホームポジションに移動さ
せる際の速度を最大の速度vmax にする信号を発生する
最大速度発生部である。24は移動体を停止させるとき
の最大減速度αmax を発生する最大減速度発生部であ
る。
【0024】ブレーキ開始点スリット21の位置はホー
ムポジションスリット20より式(5)で示した距離x
B なる地点に設ける。移動体をホームポジションに移動
させる場合は、最大速度発生部23より切替部15を通
ってモータ駆動部16に最大移動速度vmax なる信号を
発生してモータ17を駆動する。したがって、移動体が
移動してブレーキ開始点スリット21がセンサ22を通
過するときの速度はvmax となる。
【0025】ブレーキ開始点検出部11でブレーキ開始
点が検出されると、切替部15で切り替えが行なわれ、
最大減速度発生部24より最大の減速度αmax となる信
号が送出され、モータ駆動部16に入力され、モータ1
7を減速させる。ホームポジション検出部13でホーム
ポジションが検出されると、最大減速度発生部24より
の出力を0にする。この時、前述したように、運動のエ
ネルギと減速させるのに要したエネルギは等しくなり、
移動体は停止状態にある。
【0026】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明はこの実施例に限定されるものでなく各種変
形が可能である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果が得られる。 ホームポジションより距離xB なる地点にブレーキ開
始点を設け、移動体がブレーキ開始点を通過すると、通
過時の速度を算出し、ホームポジションに停止するよう
減速度を算出してモータを制御するようにしたため、確
実にホームポジションに移動体を停止させることができ
る。
【0028】移動体をホームポジションに移動させる
場合の速度を最大vmax とし、また移動体を停止させる
ときの減速度も最大αmax とし、減速を開始する地点を
ホームポジションから距離xB =vmax 2 /2αmax
る地点に設けるようにしたので、確実に短時間で移動体
をホームポジションに移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成図である。
【図2】本発明の第2の実施例の構成図である。
【図3】従来例の説明図である。
【符号の説明】
11 ブレーキ開始点検出部 12 速度算出部 13 ホームポジション検出部 14 減速度算出部 15 切替部 16 モータ駆動部 17 モータ 18 スケール 19 スリット 20 ホームポジションスリット 21 ブレーキ開始点スリット 22 センサ 23 最大速度発生部 24 最大減速度発生部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動する物体をホームポジションで停止
    させる装置であって、 ホームポジションから距離xB にブレーキ開始点を設
    け、 物体がホームポジションに向かって移動しているとき前
    記ブレーキ開始点を通過したことを検出するブレーキ開
    始点検出部と、 前記ブレーキ開始点検出部で物体の通過が検出されたと
    きの速度vB を算出する速度算出部と、 前記速度算出部で算出された速度vB と距離xB より減
    速度αB (=vB 2 /2xB )を算出してモータ駆動部
    に出力する減速度算出部と、を備えたことを特徴とする
    ホームポジション停止装置。
  2. 【請求項2】 移動する物体をホームポジションで停止
    させる装置であって、 ホームポジションへの移動速度を最大速度vmax で移動
    させる信号を発生する最大速度発生部と、 モータを停止させるための最大減速度αmax で減速させ
    るための信号を発生する最大減速発生部と、 ホームポジションからxB (=vmax 2 /2αmax )な
    る距離にブレーキ開始点を設け、 ホームポジションに向けて物体が前記ブレーキ開始点を
    通過したことを検出するブレーキ開始点検出部と、 前記ブレーキ開始点検出部で物体の通過を検出したとき
    前記最大速度発生部よりの出力を前記最大減速度発生部
    よりの出力に切り替えてモータ駆動部に出力する切替部
    と、を備えたことを特徴とするホームポジション停止装
    置。
JP24942992A 1992-09-18 1992-09-18 ホームポジション停止装置 Withdrawn JPH06102934A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Effective date: 19991130