JPS62283287A - スリ−ブ継手 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 ［産業上の利用分野コ 本発明は、特に遠心鋳造法によって製造されたソケット
管のための、スラストに対して保護された、差込みスリ
ーブ継手に、より詳細には、一のソケット管の先端を別
のソケット管のソケット端に、径方向の遊隙と共に押込
むことができ、該ソケット端中には、封止リングと締付
はリングとが配設してあり、該締付はリングは、周方向
に相互に間隔、をおいて配置された段数の締付は片から
成り、該締付は片は、湾曲状の外面を有し、周方向には
、ゴムその他の材料の加硫された中間層に互いに連結さ
れ、内面上に各々歯部を備えており、該歯部は、軸方向
の力が発生した際に、先端に向って円錐状に狭まってい
る管ソケットの内面と前記外面との共働によって径方向
に該一のソケット管の先端に向って押付けられるように
した、差込みスリーブ継手に関する。

［背景技術］ この形式の公知の差込みスリーブ継手（ドイツ特許第２
０３４３２５号明細＠）によれば、封止リングは、特に
、締付は片の間の中間層の領域において、締付はリング
に、１つの固定された構造ユニ・ソトとして結合されて
いる。ソケットの内部には、ソケット管の先端をソケン
ト端に挿入する際に締付はリング−封止リング構造ユニ
ットに対するソケット管の先端の相対的な運動を可能と
するように、後方側に、封止リングが当接するための肩
部が形成してあり、この肩部は、封止リングを圧縮する
方向に押込みの際に発生する軸向きの力を受入れる。変
形例によれば、中間の肩部が形成され、この肩部には締
付はリングが、締付は片に配された対応する肩部を介し
て支持されるので、封止リング（この例では締付はリン
グに吊下される）は軸方向に多少伸長される。どちらの
場合にも、ソケット管の先端を挿入した後に、締付は片
の湾曲した形状の外面と先端に向って円錐状に狭くなっ
ている管ソケットとの間には、比較的大きなすきまが存
在している。締付はリング−封止リング構造ユニットは
、互いに結合されたソケット管の最初の圧力付勢に際し
て、このすきまに対応した距離を、締付はリングの締付
は片が本来の締付は位置（径方向にウェッジ状に作用を
受けた歯部がソケット管の先端の圧力作用の下に強く掴
まれることによって管のスラストに反抗する結合を確実
にする位置）に到達する前に経過しなければならない。

急激な軸向き圧力によって、管の位置の変化に結び付い
た相当大きなソケットからの引出しが生ずることが確か
められている。

［発明の開示〕 本発明の課題、冒頭に述べた形式の耐スラスト性の差込
みスリーブ継手を改良し、ソケットの円錐状の内面又は
ソケット管の先端の外面に対する締付はリングの締付は
片の満足な位置決めが得られるようにすることにある。

この問題を解決するために、本発明による差込みスリー
ブ継手は、封止リングと別個に形成された締付はリング
に、ソケット端面に固着可能でこの締付はリングを支持
するエラストマー材の保持部材が一体に形成されたこと
を特徴とする。

この保持部材は、ソケット端面に固定された状態におい
て締付はリングをソケット端面に近接した位置に保持し
、締付はリングは、別のソケット管の先端を押込む際に
、寸法公差に依存して多口もしくは少な目に、前記位置
から軸方向に押される。

締付はリングは、押込みに際してその締付は片が円錐状
のソケットの内面と、また歯部がソケット管の外面とそ
れぞれ有効に接触し、ソケット管の最初の圧力付勢まで
この位置にとどまっている。

締付はリングはその際に直ちに、検知可能な遅れなしに
、締付はリングに対して求められている締付は機能を遂
行する。

封止リングが締付はリングと別の構造要素として形成さ
れ、ソケットにこれを取付けるための特別の封止室が形
成されている場合には、保持部材と共に１つのユニット
として結合された締付はリングとの組合せとしての封止
リングは、市販されている適宜の形式の差込みソケット
方式例えば「タイトン」、「フオンロール」　「スタン
ダード」又は「スーパーベル」などの方式に代えてもよ
い。

取扱いが特に容易で的確な本発明の一実施態様によれば
、カラーによって形成される保持部材は、ソケット端の
外面に当接する円筒部分と、この円筒部分に続いてソケ
ット端面に当接するディスク部分と、ソケット端面の内
側縁から締付はリングに向って伸長しほぼ円錐状に狭（
なっている連結部分とから成り、該連結部分は、押込ま
れる別のソケット管の先端の外法に依存して、締付はリ
ングと共に押広げられ、その際に軸方向に伸長される。

　このような構成によるカラーは、ソケット端面にかぶ
せた時に、この端面にきっちりと嵌合して固定される。

特に、円錐状に狭くなっている連結部分は、ソケット管
の先端のＰ斗状の挿入を可能とし、その際に、該連結部
分は、（連結部分に続いてこれと同じように押広げられ
る）締付はリングのところに該先端を導いてこれに通過
させるのに必要な程度広げられる。締付は片がソケット
端の円錐状の内面に当接すると、これらの締付は片は、
挿入されるソケット管の先端の外側壁に強制的に突当た
ることによって、特別に有利な仕方で、自動的に、ソケ
ット管の心出しを確実にする。

ソケット管相互の間の電気的な導通を阻止する課頴にと
っては、カラーの連結部分が、円錐状に狭くなっている
ソケット端の内面に指向した締付はリングの外面に、互
いに連結されるソケット管を相互から電気的に絶縁する
ための絶縁層を配設することが望ましい。この絶縁層は
、有利には、エラストマー材料の層又はガラス繊維補強
合成樹脂層として形成する。

本発明の更に別の実施態様によれば、差込みスリーブ継
手のカラーに、異物又は汚れの侵入に対して管内部を保
護するためのカバーを一体的に成形する。特に内面にセ
メント付けがされた管を敷設する場合には、そうしたカ
バーの使用は特に有用である。それは、内面にセメント
付けされた管は汚損の際の清浄化の問題が困難となるた
めである。前記のカバーは、非常に簡単に、即ち扁平な
弾性膜として付与するこしとができる。しかしこの場合
にはカバーが損傷するおそれがある。カバーを袋状に形
成すると、作動が確実で安全な遮蔽が得られると共に、
予期しなかった損傷もさけられることが確かめられてい
る。カバーを備えた管の端面に誤って足を踏込んでも、
カバーは損傷を受けない。それは、カバーとなる袋体が
管の内部に向って延長し、扁平なカバー膜と異なった袋
体の壁が、足を踏込むことによる予期しない付勢によっ
て過大な負荷を受けないためである。

次に本発明の好ましくい実施例を図面に基づいて一層詳
細に説明する。

［実施例］ 図に示したように、ソケット管１は、その一方の先端即
ちソケット端２に、ソケット部分を有し、このソケット
部分には、隣接したソケット管１の先端３が径方向の遊
隙と共に押込まれるようになっている。ソケット部分の
内部には凹み４が形成してあり、この凹みは、ソケット
管１が所定の範回内において相対的に揺動するするこを
許容する。

この凹みに続いて封止室５が形成してあり、この封止室
は、径方向に延長するソケット端２の内側肩部６によっ
て、軸方向外向きに終止されている。

環状と一ドアは、内側肩部から成る距離をおいて、封止
室５の領域に形成されている。環状ビード７は、封止リ
ング８を位置固定させるために用いられる。封止リング
８は、比較的柔軟なエラストマー材料からできている頂
部９と、比較的硬質のエラストマー材料からできている
脚部１０とから成っている。この脚部は、環状ビード７
と支持肩部１２とによって画定された環状溝１１中に配
置されている。封止リング８はこのようにして位置固定
され、先端３が頂部９を変形させつつソケット端２に挿
入された場合にも、図示の位置を保持する。支持肩部１
２とソケット端２の前方端との間には、締付はリング１
４を受入れるための係止室１３がある。締付はリング１
４は、周方向に相互から間隔をおいて配置された複数の
（図示した例では４個の）締付は片１５から成っている
。これらの締付は片１５は、ゴムその他の一体に加硫さ
れた中間層１６によって周方向に互に連結されている。

締付は片１５の係止室１３に指向した側には、湾曲した
形状の外面１７が形成されている。外面１７は、先端側
に向って円錐形に狭くなっているソケット管１の内面１
８と共働し、締付は片１５の内面に形成された歯部１９
が軸向きの力の発生に際して外面１８によって先端３に
向って押付けられる。

第３図に示すように、ソケット端面に固定可能な、締付
はリング１４を支持するエラストマー材料製のカラー２
０は、締付はリング１４と一体に成形されている。この
カラー２０は、ソケット端２の外面によって支持される
円筒部分２１と、この円筒部分２１に続いていてソケッ
ト端面２２によって支持されるディスク部分２３と、ソ
ケット端面２２の内側縁から締付はリング１４に向って
ほぼ円錐状に狭まっている連結部分２４とを備えている
。この連結部分２４は、挿入すべきソケット管１の先端
３の外径に従って、締付はリング１４と共に広げられ、
その際に軸方向に伸長することができる。

同様に、第３図に示すように、カラー２０の連結部分２
４は、ソケット端２の円錐状に幅が狭くなっている内面
１８と向い合う締付はリング１４の湾曲した外面１７に
、絶縁皮膜２５を備えている。絶縁皮膜２５は、互に連
結されたソケット管１を相互に電気的に絶縁するために
用いられる。その皮膜２５は、エラストマー材料の皮膜
としてもよいが、好ましくは、ガラス繊維補強合成材料
層によって形成する。

第４図に示すように、カラー２０には、異物又は汚れの
侵入に対してソケット管１の内部を保護するためのカバ
ー２６が一体的に成形されている。図示した例では、こ
のカバー２６は、扁平な弾性膜の形状に形成されている
が、変形例として、袋の形状に形成してもよい。同様に
、第４図に示すように、カラー２０の領域には、素材の
弱め部分２７ないしは穿孔が形成してあり、この弱め部
材２７ないしは穿孔によって取付けの直前にカバー２６
を容易に引裂いたり切抜いたりすることができる。この
ようにして、ソケット管及び成形品の内面の輸送中及び
施工現場においての汚れが防止される。

【図面の簡単な説明】

第１図は、隣接する間のソケット端を押込んだ状態にお
いて示した管の先端部分の縦断面図、第２図は、第１図
のＩ−Ｉ線に沿った断面図、第３図は、第１図の一部の
拡大断面図、第４図は、カバーと一体のカラーを取付け
た状態において示したソケット端の外側端を示す拡大断
面図である。 ２・・・ソケット端、３・・・ソケット管の先端、８・
・封止リング、１４・・・締付はリング、１５・・・締
付は片、１６・・・中間層、１７・・・外面、１８・・
・内面、１９・・・歯部、２０・・・カラー。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）特に遠心鋳造法によって製造されたソケット管（１
   ）のための、スラストに対して保護された差込みスリー
   ブ継手であって、一のソケット管の先端（３）を別のソ
   ケット管のソケット端（２）に、径方向の遊隙と共に押
   込むことができ、該ソケット端中には、封止リング（８
   ）と締付けリング（１４）とが配設してあり、該締付け
   リングは、同方向に相互に間隔をおいて配置された複数
   の締付け片（１５）から成り、該締付け片は、湾曲状の
   外面（１７）を有し、周方向には、ゴムその他の材料の
   一体的に加硫された中間層（１６）によって互いに連結
   され、内面上に各々歯部（１９）を備えており、該歯部
   は、軸方向の力が発生した際に、先端に向って円錐状に
   狭まっている管ソケットの内面（１８）と外面（１７）
   との共働によって径方向に該一のソケット管の先端（３
   ）に向って押付けられるようにしたものにおいて、封止
   リング（８）と別個に形成された締付けリング（１４）
   に、ソケット端面に固定可能で該締付けリング（１４）
   を支持するエラストマー材の保持部材（２０）が一体に
   成形されたことを特徴とする差込みスリーブ継手。 ２）カラー（２０）によって形成された保持部材が、ソ
   ケット端の外面（２１）に当接する円筒部分（２１）と
   、この円筒部分に続いてソケット端面（２２）に当接す
   るディスク部分（２３）と、ソケット端面（２２）の内
   側縁から締付けリング（１４）に向って伸長しほぼ円錐
   状に狭く成っている連結部分（２４）とから成り、該連
   結部分は、押込まれる先端（３）の外法に依存して、締
   付けリング（１４）と共に押広げられ、その際に軸方向
   に伸長されることを特徴とする特許請求の範囲第１項記
   載の差込みスリーブ継手。 ３）カラー（２０）の連結部分（２４）が、ソケット端
   （２）の円錐状に狭くなっている内面（１８）に指向し
   た締付けリング（１４）の湾曲状の外面（１７）に、互
   いに連結されるソケット管を相互から電気的に絶縁する
   ための絶縁層（２５）を備えていることを特徴とする特
   許請求の範囲第２項記載の差込みスリーブ継手。 ４）絶縁層（２５）をエラストマー材料の層としたこと
   を特徴とする特許請求の範囲第３項記載の差込みスリー
   ブ継手。 ５）絶縁層（２５）をガラス繊維補強合成樹脂層として
   形成したことを特徴とする特許請求の範囲第３項記載の
   差込みスリーブ継手。 ６）異物又は汚れの侵入に対してソケット管の内部を保
   護するためのカバー（２６）をカラー（２０）と一体的
   に成形したことを特徴とする特許請求の範囲第１−５項
   のいずれか１項記載の差込みスリーブ継手。 ７）偏平な弾性膜としてカバー（２６）を形成したこと
   を特徴とする特許請求の範囲第６項記載の差込みスリー
   ブ継手。 ８）カバー（２６）を袋状としたことを特徴とする特許
   請求の範囲第６項記載の差込みスリーブ継手。 ９）カバー（２６）の容易な引裂きを可能とするための
   素材の弱め部分（２７）又は穿孔をカラー（２０）の領
   域に形成したことを特徴とする特許請求の範囲第６−８
   項のいずれか１項記載の差込みスリーブ継手。