JPS62283252A - 固体潤滑ボ−ルねじ - Google Patents

固体潤滑ボ−ルねじ

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JPS62283252A
JPS62283252A JP12350086A JP12350086A JPS62283252A JP S62283252 A JPS62283252 A JP S62283252A JP 12350086 A JP12350086 A JP 12350086A JP 12350086 A JP12350086 A JP 12350086A JP S62283252 A JPS62283252 A JP S62283252A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
balls
molybdenum disulfide
screw
ball screw
Prior art date
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Pending
Application number
JP12350086A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Nishioka
岳 西岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPS62283252A publication Critical patent/JPS62283252A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、ボールねじに係り、特に油やグ1ノース等通
常の潤滑油では潤滑できない環境条件での使用に好適な
固体潤滑ボールねじに関する。
(従来の技術) 従来より固体潤滑ボールねじは、ねじ軸、ナツト、直径
の等しい複数個の鋼製のボール及びこのボールを循環さ
せる循環部材等から構成され8、ボールの表面あるいは
、ボールの表面及びねじ軸、ナツトの転走面に固体潤滑
剤を被覆している。しかし、ボールは互いに衝突しなが
ら、ねじ軸及びナツトの転走面の間を回転運動すること
が多い。
ボールが互いに衝突すると、ボールの接触部では隣接ボ
ール同士の運動方向が逆になるため、接触部においては
相対すヘリ速度がボール1周の自転速度の2倍となる。
また、接触面圧はボールの接触部面積が小さいため、非
常に大きなものとなる。
このように厳しい接触状態で必るため、ボールやねじ軸
及びナツトの転走面に被覆されている固体潤滑剤は次第
に摩耗、減少し、固体潤滑剤がな ゛くなり寿命が短か
いという欠点があった。
(発明が解決しようとする問題点) 上述したように従来の固体潤滑ポールねじにおっては、
ボールやねじ軸及びナツトの転走面に固体側滑剤を被覆
しているが、ボールと転走面の摩擦やポール同士の衝突
、摩擦により次第に摩耗、減少し、固体潤滑剤がなくな
り寿命が短かいという問題が生じていた。
(発明の構成) (問題点を解決するための手段) 本発明の固体潤滑ボールねじにおいては、ボールを循環
させる循環部祠の材質に固体潤滑側を使用している。
(作 用) このように構成されたものにおいては、複数個のボール
が循環部材によって循環転動する間に、固体潤滑材から
成る循環部材とボールの摩歴によって循環部材から固体
潤滑剤がボールの表面に付着する。つまり固体潤滑材製
の循環部月は、固体潤滑剤の供給源として動き、その供
給時間は非常に長いものでおり、ボールねじの寿命が長
くなる。
(発明の実施例〉 以下図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明の固体潤滑ボールねじの第1の実施例
を示ず斜視図である。
第1図においては、ボールの循環手段の一つとして外部
循環型のリターンチューブ式のものを示してあり、ねじ
軸1、ナツト2、リターンチューブ3及び複数個のボー
ル4から構成されている。
ここで、リターンチューブ3の材質は二硫化モリブデン
を含むPTFE系複合材を使用したものでのる。
ねじ軸1の回転にともない、ボール4はねじ軸1とナツ
ト2の転走面とリターンチューブの中を循環するが、リ
ターンデユープ3とボール4の摩擦により二硫化モリブ
デンを含むPTFEM複合材の一部がボール4の表面に
付着する。二硫化モリブデン及びPTFEは固体、Tf
l滑剤であり、I!j1係数が低く潤滑効果が優れてい
る。リターンチューブ3自体が二硫化モリブデンを含む
PTFE系複合材から作られているので、ボール4に二
硫化モリブデン及びPTFEの付着が生じなくなるまで
の時間は十分に長くボールねじの寿命が非常に長くなる
第2図は、本発明の第2の実施例を示すものでボールね
じの断面図を示している。
この実施例では、ボール4の表面に銀4a等の固体潤滑
剤を被覆し、リターンチューブ3の材質に二硫化モリブ
デンを含むPTFE系複合材を使用したものである。ボ
ール4の循環によるPTFE系複合材のリターンデユー
プ3からの固体潤滑剤の付着が十分に生じるまでの期間
は、ボール4の表面に被覆した銀により潤滑が行われ、
初期から安定した低摩擦トルクでの運転が可能となる。
つまり、なじみ運転は不要となる。
第3図は、本発明の第3の実施例を示すもので第2図同
様ボールねじの断面図を示している。
この実施例では、ねじ軸1の転走面1a及びナツト2の
転走面2aに二硫化モリブデン等の固体潤滑剤を被覆し
、リターンチューブ3の材質に二硫化モリブデンを含む
PTFE系複合材を使用したものである。ボール4の循
環による二硫化モリブデンを含むPTFE系複合材から
の固体面滑剤の付着が十分に生じるまでの期間はねじ軸
1の転走面1a及びナツト2の転走面2aの表面に被覆
した二硫化モリブデンにより潤滑が行われ、初期から安
定した低摩擦トルクでの運転が可能となる。
なあ、以上の実施例において、固体潤滑剤として二硫化
モリブデン<MO32’)を用いているがこれに限られ
たものではなく、二硫化タング2ステン(WS2)、セ
レン化ニオブ(NbSe2) 、セレン化タングステン
<WSe2)等のセレン化物、酸化鉛(PBO)等の酸
化物、炭化シリコン(SjC)等の炭化物、窒化ホウ素
(BN>等の窒化物、フッ化炭素(CF)等フッ化物、
あるいはPTFE、ポリイミド等の高分子複合材料、ざ
らには、これらを混合したり、これら以外のものまたざ
らに、軟質金属、金、銀、鉛等でもよい。
ボールの循環手段としては、外部循環型のリターンチュ
ーブ式を例にとって説明してきたが、ナツトの内部をボ
ールが循環する内部循環型のもの等にも、本発明の要旨
を逸脱しない範囲で適用することができる。
(発明の効果) 以上詳述してきたように本発明によると、固体潤滑材製
の潤滑部材とボールの摩擦により固体1司滑剤の一部が
ボール表面に付着し、摩家面から固体訳滑剤がなくなる
ことなくボールねじが長寿命となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の固体潤滑ボールねじの第1の実施例
を示す斜視図、第2図と第3図は、本発明の第2及び第
3の実施例を示す断面図でおる。 1・・・ねじ軸       2・・・ナツト3・・・
リターンデユープ(循環部材)4・・・ボール 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同    竹 花 喜久男 第1図 第2図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ねじ溝を有するねじ軸と、このねじ軸を回転自在
    に挿通するナットと、前記ねじ軸のねじ溝を転動する複
    数個のボールと、このボールを循環させる循環部材とか
    らなるボールねじにおいて、前記循環部材は固体潤滑材
    から形成されることを特徴とする固体潤滑ボールねじ。
  2. (2)前記複数個のボールに固体潤滑剤を被覆したこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の固体潤滑ボー
    ルねじ。
  3. (3)前記ねじ軸及び前記ナットの前記ボールの転走面
    の少なくとも一方に固体潤滑剤を被覆したことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項又は第2項記載の固体潤滑ボ
    ールねじ。
JP12350086A 1986-05-30 1986-05-30 固体潤滑ボ−ルねじ Pending JPS62283252A (ja)

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