JPS63254223A - ころがり軸受 - Google Patents

ころがり軸受

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JPS63254223A
JPS63254223A JP8963087A JP8963087A JPS63254223A JP S63254223 A JPS63254223 A JP S63254223A JP 8963087 A JP8963087 A JP 8963087A JP 8963087 A JP8963087 A JP 8963087A JP S63254223 A JPS63254223 A JP S63254223A
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JP
Japan
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bearing
self
resin
rolling bearing
glass fiber
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JP8963087A
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Inventor
Masayuki Hayakawa
正幸 早川
Hiroshi Komiya
廣志 小宮
Hiroaki Takebayashi
竹林 博明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koyo Seiko Co Ltd
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、たとえばプラスチックフィルム延伸装置の
テンタフリップ用軸骨のように、環境汚染を避けるべき
場所などにおいて外輪回転で使用するのに適した自己潤
滑式のころがり軸受に関する。
従来の技術とその問題点 プラスチックフィルム延伸装置のテンタクリツブ用軸受
として、内輪、外輪、複数の転動体および保持器よりな
り、これらの少なくともひとつが合成樹脂などの自己潤
滑性材料よりなるものが知られている。このような自己
潤滑式のころがり軸受はグリースなどの潤滑剤を使用し
ないので、グリース洩れや基油の蒸発飛散などによる環
境汚染はない。
ところが、テンタフリップ用軸骨の使用条件は苛酷であ
り、次のように、軸受内部の摩耗とこの摩耗粉の飛散に
よる環境汚染が生じるという問題がある。すなわち、テ
ンタフリップ用軸骨は内輪固定、外輪回転で使用され、
回転速度がdmN値で最大70000、軸方向の荷重が
軸受1個当り最大50 kgfとこのタイプの軸受とし
ては使用条件が苛酷である。このため、長期間使用した
場合、負荷圏での固定輪である内輪の軌道の局部摩耗と
保持器の転動体案内面の摩耗が大きくなり、これにより
発生した摩耗粉が軸受外部へ飛散して、環境汚染が生じ
る。
この発明の目的は、上記の問題を解決し、無潤滑でかつ
軸受内部の摩耗およびこれによる環境汚染を防止できる
ころがり軸受を提供することにある。
問題点を解決するための手段 この発明によるころがり軸受は、 内輪、外輪、複数の転動体および保持器を備えたころが
り軸受において、 内輪が窒化けい素またはサイアロンよりなり、保持器が
自己潤滑性複合樹脂よりなり、外輪の両端部に金属製の
シールド板が設けられて0ることを特徴とするものであ
る。
自己潤滑性複合樹脂としては、たとえばポリテトラフル
オロエチレン樹脂(以下PTFE樹脂という)に20〜
30%のガラス繊維および5〜10%の二硫化モリブデ
ンが加えられたものが望ましい。
また、自己潤滑性複合樹脂としては、たとえばPTFE
樹脂に30〜40%のガラス繊維および10〜20%の
タングステンまたはモリブデンの粉末が加えられたもの
が望ましい。
また、自己潤滑性複合樹脂としては、たとえばテトラフ
ルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル
共重合体(以下PFA樹脂という)に20〜30%のガ
ラス繊維および5〜10%の二硫化モリブデンが加えら
れたものが望ましい。
さらに、自己潤滑性複合樹脂としては、たとえばPFA
樹脂に30〜40%のガラス繊維および10〜20%の
タングステンまたはモリブデンの粉末が加えられたもの
が望ましい。
作     用 保持器が自己用滑性複合材料よりなるので、グリースな
どの潤滑剤を使用する必要がない。
このため、グリース洩れや基油の蒸発飛散などによる環
境の汚染がない。そして、固定輪となる内輪が耐摩耗性
の高い窒化けい素またはサイアロンよりなるので、内輪
の軌道の局部摩耗が非常に少なく、シールド板により摩
耗粉の外部への飛散を防止できるので、摩耗粉による環
境汚染がきわめて少なくなる。
実  施  例 図面は、プラスチックフィルム延伸装置のテンタフリッ
プ用軸骨を示す。
この軸受の内輪(lO)は、窒化けい素よりなる。
外輪(11)はたとえば高速度工具鋼よりなり、強度を
向上させるため、厚肉となっている。たとえば、外輪(
11)の最小肉厚と転動体(12)の直径との比は、0
.40〜0.45程度である。なお、この比は、一般の
軸受では0.20〜0゜30程度である。転動体(12
)は、ステンレス鋼よりなる。保持器(13)は、PF
A樹脂に30%のガラス繊維と20%のタングステンの
粉末を加えた自己潤滑性複合樹脂よりなる。この保持器
(13)は軸方向に2つに分割されており、軸受組立後
にリベット(14)をかしめることにより組立てられて
いる。外輪(11)の両端部に、鋼板製のシールド板(
15)が設けられている。
上記の軸受の内輪(lO)はテンタクリ・ツブの固定軸
に固定され、外輪(11)が延伸装置のガイドレール上
を転動する。このとき、外輪(11)を厚肉にしている
ため、強度が高く、外輪(11)が直接ガイドレール上
を転動しても、外輪(11)の破損が著しく減少する。
そして、固定輪である内輪(10)は耐摩耗性のきわめ
て高い窒化けい素よりなるので、負荷圏での内輪(lO
)の軌道の局部摩耗が非常に少ない。また、保持器(1
3)は転動体(12)により案内されるが、転動体(1
2)との接触により保持器(13)のPFA樹脂が転動
体(12)、内輪(10)および外輪(11)に転移し
て潤滑膜を形成し、これにより自己潤滑が行なわれる。
PFA樹脂はガラス繊維との親和性が良く、また、タン
グステン粉末を加えたことにより保持器(13)の耐摩
耗性が向上し、保持器(13)からの摩耗粉の発生を著
しく減少することができる。しかも、軸受の両端部にシ
ールド板(15)が設けられているので、軸受内部で発
生した摩耗粉が外部へ飛散することを防止できる。
発明の効果 この発明のころがり軸受によれば、保持器が自己潤滑性
複合材料よりなるので、グリースなどの測滑剤を使用す
る必要がなく、グリース洩れや基油の蒸発飛散などによ
る環境の汚染がない。そして、固定輪となる内輪が耐摩
耗性の高い窒化けい素またはサイアロンよりなるので、
内輪の軌道の局部摩耗が非常に少なく、しかもシールド
板により摩耗粉の外部への飛散を防止できるから、摩耗
粉による環境汚染もきわめて少なくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示すころがり軸受の要部縦
断面図、第2図は第1図■−■線の展開断面図である。 (10)・・・内輪、(11)・・・外輪、(12)・
・・転動体、(13)・・・保持器、(15)・・・シ
ールド板。 以上 特許出願人  三菱重工業株式会社 第1図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内輪、外輪、複数の転動体および保持器を備えた
    ころがり軸受において、 内輪が窒化けい素またはサイアロンよりなり、保持器が
    自己潤滑性複合樹脂よりなり、外輪の両端部に金属製の
    シールド板が設けられていることを特徴とするころがり
    軸受。
  2. (2)上記自己潤滑性複合樹脂が、ポリテトラフルオロ
    エチレン樹脂にガラス繊維および二硫化モリブデンが加
    えられたものであることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載のころがり軸受。
  3. (3)上記自己潤滑性複合樹脂が、ポリテトラフルオロ
    エチレン樹脂にガラス繊維およびタングステンまたはモ
    リブデンの粉末が加えられたものであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載のころがり軸受。
  4. (4)上記自己潤滑性複合樹脂が、テトラフルオロエチ
    レン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体に
    ガラス繊維および二硫化モリブデンが加えられたもので
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のこ
    ろがり軸受。
  5. (5)上記自己潤滑性複合樹脂が、テトラフルオロエチ
    レン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体に
    ガラス繊維およびタングステンまたはモリブデンの粉末
    が加えられたものであることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載のころがり軸受。
JP62089630A 1987-04-10 1987-04-10 ころがり軸受 Expired - Fee Related JPH07113374B2 (ja)

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