JPS6228266B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6228266B2 JPS6228266B2 JP555581A JP555581A JPS6228266B2 JP S6228266 B2 JPS6228266 B2 JP S6228266B2 JP 555581 A JP555581 A JP 555581A JP 555581 A JP555581 A JP 555581A JP S6228266 B2 JPS6228266 B2 JP S6228266B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- residential
- floor
- terrace
- height
- story
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 11
- 238000005338 heat storage Methods 0.000 claims description 8
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 7
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 1
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 1
- 238000004134 energy conservation Methods 0.000 description 1
- 238000000638 solvent extraction Methods 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Building Environments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は相互に隣接する2つの居住区を積層
して各階の住戸を構成した集合住宅に関するもの
である。
して各階の住戸を構成した集合住宅に関するもの
である。
この発明は、多層に構成された集合住宅であり
ながら、窓により外部に対し開閉自在な2層分の
高さのテラスを各住戸に設けることができ、また
集中冷暖房も可能な新たな構成の集合住宅を提供
することにある。
ながら、窓により外部に対し開閉自在な2層分の
高さのテラスを各住戸に設けることができ、また
集中冷暖房も可能な新たな構成の集合住宅を提供
することにある。
上記目的によるこの発明は、平面上で相互に隣
接する2つの居住区をもつた住戸を積層して多層
に構成した集合住宅であつて、住戸の一方の居住
区は2層分の高さを有し、他方の居住区は1層分
の高さで、上記一方の居住区に半層分ずらせて接
続されており、その両居住区が上下交互に入り組
んだ状態に各住戸を積層するとともに、上記2層
分の高さの居住区の南側に位置する所要部分を除
いて、該居住区の他の部分をスラブにより上下階
に区画し、その上下階部分と南側部分とを仕切壁
により区画して南側部分を窓により外部に対し開
閉自在なテラスとなし、各住戸の両居住区を区画
する仕切壁の一部に、集合住宅の最下階となる半
階部に設けた蓄熱室と連絡する熱供給路を設けて
なることを要旨とするものである。
接する2つの居住区をもつた住戸を積層して多層
に構成した集合住宅であつて、住戸の一方の居住
区は2層分の高さを有し、他方の居住区は1層分
の高さで、上記一方の居住区に半層分ずらせて接
続されており、その両居住区が上下交互に入り組
んだ状態に各住戸を積層するとともに、上記2層
分の高さの居住区の南側に位置する所要部分を除
いて、該居住区の他の部分をスラブにより上下階
に区画し、その上下階部分と南側部分とを仕切壁
により区画して南側部分を窓により外部に対し開
閉自在なテラスとなし、各住戸の両居住区を区画
する仕切壁の一部に、集合住宅の最下階となる半
階部に設けた蓄熱室と連絡する熱供給路を設けて
なることを要旨とするものである。
上記集合住宅におけるテラスは、2層分の高さ
の居住区の南側をスラブ等で上下に仕切ることな
く、そのままの状態で用いられることから、1層
分の高さの居住区の南側部分をもつて構成する場
合よりも天井が高くなり、太陽光線の射し込みも
深くなるので、冬季における集熱効果も高く、反
対に夏季には窓の開放により外気の流通性が良
く、したがつて夏は外気による冷房、冬には太陽
熱による暖房が可能となる。
の居住区の南側をスラブ等で上下に仕切ることな
く、そのままの状態で用いられることから、1層
分の高さの居住区の南側部分をもつて構成する場
合よりも天井が高くなり、太陽光線の射し込みも
深くなるので、冬季における集熱効果も高く、反
対に夏季には窓の開放により外気の流通性が良
く、したがつて夏は外気による冷房、冬には太陽
熱による暖房が可能となる。
この気候の二面性に即応した冷暖房効果は、2
層分の高さの居住区を上下階に区画するスラブ内
とテラス側とを連通させることによつて、北側居
室にまで及ばせることができ、また蓄熱室と連絡
した熱供給路をもつて、外気による冷暖房とは別
に各住戸の集中冷暖房を行うことができる。
層分の高さの居住区を上下階に区画するスラブ内
とテラス側とを連通させることによつて、北側居
室にまで及ばせることができ、また蓄熱室と連絡
した熱供給路をもつて、外気による冷暖房とは別
に各住戸の集中冷暖房を行うことができる。
以下この発明を図示の実施例によりさらに詳細
に説明する。
に説明する。
1は平面上で相互に隣接する2つの居住区A,
Bを有する中層の集合住宅である。
Bを有する中層の集合住宅である。
上記居住区A,Bは、2層分の高さを有する居
住区Dと、1層分の高さで上記2層分の高さの居
住区Dに半層分ずらせて接続した居住区Cとから
なる1つの住戸2により形成されている。
住区Dと、1層分の高さで上記2層分の高さの居
住区Dに半層分ずらせて接続した居住区Cとから
なる1つの住戸2により形成されている。
集合住宅1は、各住戸2を各階のフロアとなる
スラブ3,4を共用して上下交互に入り組んだ状
態に積層して構成され、居住区C側のフロアのス
キツプにより生じた集合住宅1の最下階は半階部
5となつている。
スラブ3,4を共用して上下交互に入り組んだ状
態に積層して構成され、居住区C側のフロアのス
キツプにより生じた集合住宅1の最下階は半階部
5となつている。
上記2層分の高さの居住区Dには、南側に位置
する所要の部分を除いて、他の部分を上階D1と
下階D2とに区画するスラブ8が設けられ、また
南側部分は第2図に示すように、2層分の高さに
及ぶ容積を持つテラス6として使用される。
する所要の部分を除いて、他の部分を上階D1と
下階D2とに区画するスラブ8が設けられ、また
南側部分は第2図に示すように、2層分の高さに
及ぶ容積を持つテラス6として使用される。
このテラス6と上下階部分とは仕切壁10によ
り区画され、かつテラス6はテラス周壁に設けた
大きな窓7により外部に対し開閉できるようにし
てあり、まだ居住区Dの上階D1と下階D2とは、
段階9によつて居住区Cと連絡させてある(第3
図及び第4図参照)。
り区画され、かつテラス6はテラス周壁に設けた
大きな窓7により外部に対し開閉できるようにし
てあり、まだ居住区Dの上階D1と下階D2とは、
段階9によつて居住区Cと連絡させてある(第3
図及び第4図参照)。
上記スラブ8は、内部に縦横に穿設した孔8′
を有し、その孔8′の開口端は、上記テラス6を
区画形成する仕切壁10のテラス側に臨ませてあ
り、また上記仕切壁10には上階D1とテラス6
とを連通する窓11及び下階D2とテラス6とを
連絡する引違戸12とが設けてある(第6図参
照)。
を有し、その孔8′の開口端は、上記テラス6を
区画形成する仕切壁10のテラス側に臨ませてあ
り、また上記仕切壁10には上階D1とテラス6
とを連通する窓11及び下階D2とテラス6とを
連絡する引違戸12とが設けてある(第6図参
照)。
上記居住区C,Dを区画する仕切壁14の一部
には、上記半階部5を含む最下階に設置した蓄熱
室15と連絡する熱供給路13が各階にわたり設
けられ、各住戸2に暖気を供給することができる
ようになつている。
には、上記半階部5を含む最下階に設置した蓄熱
室15と連絡する熱供給路13が各階にわたり設
けられ、各住戸2に暖気を供給することができる
ようになつている。
なお、上記構造の集合住宅1では、各住戸2が
各階ごとに上下交互に入り組んだ構造となるた
め、玄関の位置は第2図に例示するようになる。
しかし玄関と階段を除いて、全体の間取りには大
きな差はない。次に第3図及び第4図により間取
りの1例を示す。
各階ごとに上下交互に入り組んだ構造となるた
め、玄関の位置は第2図に例示するようになる。
しかし玄関と階段を除いて、全体の間取りには大
きな差はない。次に第3図及び第4図により間取
りの1例を示す。
まず居住区Cは、南側よりテラス6に接した居
間L、食堂DR、台所K、洋室BRなどの間取りと
することができる。また居住区Dでは、下階D2
をテラス6に接した和室WBRと、玄関ホール
E、洋室BRの間取りとし、上階D1に洋室BR、浴
室及び便所等Wを間取りすることができる。
間L、食堂DR、台所K、洋室BRなどの間取りと
することができる。また居住区Dでは、下階D2
をテラス6に接した和室WBRと、玄関ホール
E、洋室BRの間取りとし、上階D1に洋室BR、浴
室及び便所等Wを間取りすることができる。
しかして、居住区Dの南側に2層分の高さのテ
ラス6を備えた住戸2では、上記テラス6を夏季
は窓7を開放してオープンテラスとし、また冬季
には窓7を閉じてサンルームあるいは太陽熱の蓄
熱室として利用することができる。しかもテラス
6の天井までの高さは2層分あるので、1層分の
高さの場合よりも、太陽光線が大きな窓7を透し
てテラス6の奥くまで射し込み、テラス6におけ
る受熱面積が拡大されて、蓄熱効果が高くなり、
また窓を開放した時には通風性がよくなる。
ラス6を備えた住戸2では、上記テラス6を夏季
は窓7を開放してオープンテラスとし、また冬季
には窓7を閉じてサンルームあるいは太陽熱の蓄
熱室として利用することができる。しかもテラス
6の天井までの高さは2層分あるので、1層分の
高さの場合よりも、太陽光線が大きな窓7を透し
てテラス6の奥くまで射し込み、テラス6におけ
る受熱面積が拡大されて、蓄熱効果が高くなり、
また窓を開放した時には通風性がよくなる。
さらにまた上下階の窓11及び引違戸12を開
放することにより生ずる対流と、スラブ8におけ
る蓄熱または冷却によつて、冬季は北側居室まで
暖気の供給を行うことができ、夏季には涼しい外
気を送り込むことができる(第7図参照)。なお
夜間には断熱炉を下して屋外と区画することもで
きる。
放することにより生ずる対流と、スラブ8におけ
る蓄熱または冷却によつて、冬季は北側居室まで
暖気の供給を行うことができ、夏季には涼しい外
気を送り込むことができる(第7図参照)。なお
夜間には断熱炉を下して屋外と区画することもで
きる。
したがつて、この発明によれば、2層分の高さ
に及ぶ容積を持つテラスにて、多層の集合住宅で
も屋外に居るのと同様な生活を楽しむことがで
き、また夏季は涼しく、冬期には暖いので居住性
の向上を図ることができるばかりか、気候に即応
した冷暖房を太陽熱または外気を利用して行ない
得るので、省エネルギーにも充分に役立て得る等
の利点を有する。
に及ぶ容積を持つテラスにて、多層の集合住宅で
も屋外に居るのと同様な生活を楽しむことがで
き、また夏季は涼しく、冬期には暖いので居住性
の向上を図ることができるばかりか、気候に即応
した冷暖房を太陽熱または外気を利用して行ない
得るので、省エネルギーにも充分に役立て得る等
の利点を有する。
また1層分の高さの居住区側に生じた最下階の
半階部を蓄熱室に利用し、両居住区を区画する仕
切壁の一部に熱供給部を設けたことから、外気の
利用とは別に各住戸の集中冷暖房をも実施できる
などの特長をも有する。
半階部を蓄熱室に利用し、両居住区を区画する仕
切壁の一部に熱供給部を設けたことから、外気の
利用とは別に各住戸の集中冷暖房をも実施できる
などの特長をも有する。
図面はこの発明に係る集合住宅の構造の1実施
例を示すもので、第1図は集合住宅の略示縦断面
図、第2図は積層状態を略示して示す斜視図、第
3図及び第4図は住戸の横断平面図、第5図は第
3図−線断面図、第6図は第3図−線断
面図、第7図は熱供給状態を示す略示斜視図であ
る。 1……集合住宅、2……住戸、3,4,8……
スラブ、5……半階部、6……テラス、7……
窓、10,14……仕切壁、15……蓄熱室、C
……1層分の高さの居住区、D……2層分の高さ
の居住区、D1……上階、D2……下階。
例を示すもので、第1図は集合住宅の略示縦断面
図、第2図は積層状態を略示して示す斜視図、第
3図及び第4図は住戸の横断平面図、第5図は第
3図−線断面図、第6図は第3図−線断
面図、第7図は熱供給状態を示す略示斜視図であ
る。 1……集合住宅、2……住戸、3,4,8……
スラブ、5……半階部、6……テラス、7……
窓、10,14……仕切壁、15……蓄熱室、C
……1層分の高さの居住区、D……2層分の高さ
の居住区、D1……上階、D2……下階。
Claims (1)
- 1 平面上で相互に隣接する2つの居住区をもつ
た住戸を積層して多層に構成した集合住宅であつ
て、住戸の一方の居住区は2層分の高さを有し、
他方の居住区は1層分の高さで、上記一方の居住
区に半層分ずらせて接続されており、その両居住
区が上下交互に入り組んだ状態に各住戸を積層す
るとともに、上記2層分の高さの居住区の南側に
位置する所要部分を除いて、該居住区の他の部分
をスラブにより上下階に区画し、その上下階部分
と南側部分とを仕切壁により区画して南側部分を
窓により外部に対し開閉自在なテラスとなし、各
住戸の両居住区を区画する仕切壁の一部に、集合
住宅の最下階となる半階部に設けた蓄熱室と連絡
する熱供給路を設けてなることを特長とする集合
住宅。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP555581A JPS57119065A (en) | 1981-01-16 | 1981-01-16 | Housing complex |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP555581A JPS57119065A (en) | 1981-01-16 | 1981-01-16 | Housing complex |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57119065A JPS57119065A (en) | 1982-07-24 |
JPS6228266B2 true JPS6228266B2 (ja) | 1987-06-19 |
Family
ID=11614437
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP555581A Granted JPS57119065A (en) | 1981-01-16 | 1981-01-16 | Housing complex |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57119065A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01123343A (ja) * | 1987-11-06 | 1989-05-16 | Nec Corp | シングルチップ・マイクロコンピュータ |
WO2015194450A1 (ja) * | 2014-06-18 | 2015-12-23 | パッシブホーム株式会社 | 集合住宅用暖冷房換気システム |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5989942A (ja) * | 1982-11-11 | 1984-05-24 | Sekisui Prefab Homes Ltd | 独立住宅 |
-
1981
- 1981-01-16 JP JP555581A patent/JPS57119065A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01123343A (ja) * | 1987-11-06 | 1989-05-16 | Nec Corp | シングルチップ・マイクロコンピュータ |
WO2015194450A1 (ja) * | 2014-06-18 | 2015-12-23 | パッシブホーム株式会社 | 集合住宅用暖冷房換気システム |
JP2016003839A (ja) * | 2014-06-18 | 2016-01-12 | パッシブホーム株式会社 | 集合住宅用暖冷房換気システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57119065A (en) | 1982-07-24 |
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