JPS62282600A - 遺伝的特性決定方法 - Google Patents

遺伝的特性決定方法

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JPS62282600A
JPS62282600A JP62062754A JP6275487A JPS62282600A JP S62282600 A JPS62282600 A JP S62282600A JP 62062754 A JP62062754 A JP 62062754A JP 6275487 A JP6275487 A JP 6275487A JP S62282600 A JPS62282600 A JP S62282600A
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    • C12Q2600/00Oligonucleotides characterized by their use
    • C12Q2600/172Haplotypes

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、一般に、ポリヌクレオチド並びにDNAおよ
びRNAプローブ、それらの調製および遺伝的特徴づけ
におけるそれらの使用に関する。
このような使用は、例えば、人間、動物または植物の起
源の確立を包含し、こうして本発明のポリヌクレオチド
およびプローブは父性の論争(paternity d
isputes)または法医学において、あるいは遺伝
的疾患または素質の予防、診断および処置において使用
できる。
〔背景技術〕
英国特許出願第8525252号(公告第216644
5号)には、ヒトおよび動物のゲノム内の多数の多形性
部位において個々にハイブリダイズし、こうして異なる
分子量の標識されたバンドから構成された「フィンガー
プリント」を生成するプローブとして使用することがで
きる種々のDNAが記載されている。フィンガープリン
トは全体として問題の個体に特徴的であり、そして異な
るバンドの起源を個体の系統を通して追跡することがで
き、そしである場合において、ある遺伝的疾患に関連あ
ると仮定することができる。
本発明は、情報を与える遺伝子座を多座プローブ(s+
ulti−1ocus probe)の使用によりゲノ
ム中において同定することができ、そして単一のこのよ
うな情報を与える遺伝子座に対して各々が特異的である
ポリヌクレオチドプローブおよびポリヌクレオチドプロ
ーブを調製できるという発見に基づく。
従来、制限された数の超可変遺伝子座(hyper−v
ariable foci)がヒトDNA中において発
見されているだけであり、これらは次のものを包含する
コインシェリン遺伝子に対して5′側のミニサテライト
(Be11.5elbyおよびRutter、1982
)、c−Ha−rasel遺伝子に対して3′側のサテ
ライト(Capon et  al、、1983) 、
U型コラーゲン遺伝子(Stoker旦 al、、19
85)およびζ2およびψζ1グロビン遺伝子の間(G
oodbourn et  al、、1983)、なら
びに染色体14の長いアームのテロメア領域から誘導さ
れる特徴のないDNAクローンによって定義されるD1
4S1遺伝子座(WymanおよびWhite、198
0;Ba1azet  al、、1982;Whyma
n、WolfeおよびBotstein、 1984)
。これらのミニサテライト類はそれらの可変性を実質的
に異にし、コラーゲンの超可変領域において検出される
わずか6つの異なる対立遺伝子(SykeS、 0g1
lvieおよびWordsworth 、 1985)
からD14S1遺伝子座における80より多く (Ba
laz  !31紅、、1986)の範囲に及ぶ。ヒト
ゲノムにおける超可変遺伝子座の合計の数は未知である
が、多いように思われる。事実、ヒトゲノムは少なくと
も1500の超可変領域を含有するであろう。
〔本発明の説明〕
1より多い多形性ミニサテライト領域または超可変遺伝
子座を参照することによってDNAを識別できるポリヌ
クレオチドプローブ、例えば、前述の英国特許出願第8
525252号(公告第2,166.445号)中に記
載されかつフレイムされているプローブ33.6および
33.15とゲノムDNAの断片とをハイブリダイズさ
せることによって同定されたDNA断片をクローニング
することが可能であり、そしてゲノム上の特定の領域ま
たは遺伝子座(前記領域または遺伝子座は情報を与える
遺伝子座である)に対して特異的であるミニサテライト
を含有するDNA断片に対してハイブリダイズできるポ
リヌクレオチドまたはプローブを、前記DNA断片から
調製することが可能であることが発見された。情報を与
える遺伝子座は、100の不規則に選択した無量の個体
の試料において少なくとも3つの異なる対立遺伝子が識
別され得る遺伝子座であると、この明細書において、定
義する。この明細書においては、この遺伝子座は少なく
とも3 (100)の対立遺伝子の変動を有すると述べ
ることによってこれを表現する。不規則に選択した無関
係の個体の試料は、好ましくは500、より好ましくは
1000であり、そしてこのような試料において少なく
とも3つの異なる対立遺伝子を識別できる能力を、それ
ぞれ、3 (500)および3 (1000)で表わす
全体集団の十分に大きい数の構成員をスクリーニングす
ることによって、所定の情報を与える遺伝子座に3より
少ない対立遺伝子を有する100 、500または10
00の個体を同定することは通常可能であろうから、1
00 、500または1000の不規則に選択した無関
係の個体の試料を実際に不規則に選択することが必須で
ある。
所定の情報を与える遺伝子座におけるこの多形性が高く
なればなるほど、遺伝的特徴づけ、例えば、父性または
法医学的評価のための個体の同定における遺伝子座の特
異的プローブは、より有用でありかつ情報を与える。
これに関して、用語「個体」はヒトばかりでなく、さら
にヒト以外の動物及び植物、並びにこのような人間、動
物および植物から誘導される細胞系を意味するために上
で使用したことが理解されよう。しかしながら、各場合
において、不規則に選択した試料はすべて同一種からの
ものであろう。
本発明のヒトへの適用に関して、ここで使用する表現「
情報を与える遺伝子座」は、アメリカン。
タイプ・カルチャー・コレクシラン(ATCC)に受託
されている次の細胞系から選択された20の細胞系から
抽出されたDNAにおいて少な(とも3つの異なる対立
遺伝子が識別され得る遺伝子座としても定義することが
できる: 細胞系       ATCC受託番号しL4t(na
uo)              (:CL  13
5前述のすべての細胞系はATCC1米国20852−
1776マリーランド州ロフクビレ、パークローン・ド
ライブ12301 、から自由に入手可能であり、そし
てATCCの細胞系およびハイブリドーマのカタログに
記載されている。前述の細胞系のすべては、1985″
′年以前にATCCに受託された。
本発明の1つの面によれば、ゲノム中の特定の領域また
は座〔前記領域または座は少なくとも3(100)の対
立遺伝子の変動(上に定義した)を有する〕に対して特
異的であるミニサテライト(minisatellit
e)を含有するDNA断片にハイブリダイズすることが
できるポリヌクレオチドを調製する方法が提供され、こ
の方法は、次の工程:1より多くの多形性ミニサテライ
ト領域または超可変座に関連してDNAを識別すること
のできるポリヌクレオチドプローブとゲノムDNAの断
片をハイブリダイズせしめることによって同定されたD
NA断片をクローニングし、そしてゲノム中の少なくと
も3 (100)の対立遺伝子変動(allelic 
variation) (上に定義した)を有する特定
の領域または座に関して特異的であるミニサテライトを
含有するDNA断片にハイブリダイズすることができる
ポリヌクレオチドを前記DNA断片から調製する、 ことを含む。
本発明のほかの面によれば、ゲノム中の少なくとも3の
多形度(a degree of polymorph
ism) (上に定義した)を有する特定の領域または
座に関して特異的であるミニサテライトを含有するDN
A断片にハイブリダイズすることができるポリヌクレオ
チドを調製する方法が提供され、この方法は、次の工程
: 1より多い多形性領域または座に関連してDNAを識別
できるポリヌクレオチドプローブとゲノムDNA断片と
をハイブリダイズせしめることによって同定されたDN
A断片をクローニングし、そして ゲノム中の少なくとも3の多形度(上に定義した)を有
する特定の領域または座に関して特異的であるミニサテ
ライトを含有するDNAにハイブリダイズすることがで
きるポリヌクレオチドを、前記断片から調製する、 ことを含む。
好ましくは、ポリヌクレオチドプローブは、標識された
成分またはマーカー成分を含めて、少なくとも3つのタ
ンデムの反復(すべてのタンデムに反復する配列の間に
平均して少なくとも70%の相同性が存在する)の配列
を含乙ゝポリヌクレオチドを含んでなり、前記配列は、
制限エンドヌクレアーゼで試料DNAを断片化すること
によって得られた対応するDNA断片へのプローブのハ
イブリダイゼーションを可能とする程度に、ゲノムのミ
ニサテライト領域との相同性を有し、ここで、a)反復
の各々は、異なるゲノムの座からの複数のミニサテライ
ト中に存在する、同様な長さのコンセンサスコア領域(
consensus core region)と少な
くとも70%の相同性をもつコアを含有し、b)コアは
6〜16クレオチド長さであり、そして C)コアに寄与しない反復単位内のヌクレオチドの合計
の数は、15以下である。
有利には、前記DNA断片はミニサテライト領域または
超可変座からのミニサテライトを含有し、前記領域また
は座は、配列(相補的配列を含む):(A)AGGGC
TGGAGG       1(ここでTはTまたはり
であり、そして(A)は存在することあるいは存在しな
いことができる)または配列(相補的配列を含む): AGAGGTGGGCAGGTGG         
2(ここでTはTまたはVである) の少なくとも3つのタンデム反復を含むポリヌクレオチ
ドプローブによって検出可能である。
本発明の他の面によれば、分離されたあるいはクローニ
ングされた形態のポリヌクレオチドが提供され、前記ポ
リヌクレオチドは、単一のミニサテライト領域または超
可変座に関して特異的であり、かつ制限エンドヌクレア
ーゼで試料のゲノムDNAを断片化することによって得
られた対応するDNA断片へのヌクレオチド配列のハイ
ブリダイゼーションを可能とする程度に前記領域または
座と相同性であるヌクレオチド配列を含み、前記DNA
断片は前記ミニサテライト領域または超可変座からのミ
ニサテライトを含有し、ここで1)前記領域または座は
少なくとも3 (100)の対立遺伝子変動(この明細
書で定義するような)を存し、そして 2)前記領域または座は、配列(相補的配列を含む): (A)AGGGGCTGGAG’G         
     1(ここでTはTまたはりであり、そして(
A)は存在することあるいは存在しないことができる)
、または配列(相補的配列を含む): AGAGGTGGGCAGGTGG      2(こ
こでTはTまたはりである)の少なくとも3つのタンデ
ム反復を含むポリヌクレオチドプローブによって検出可
能である。
本発明は、また、前記領域または座が少なくとも3の対
立遺伝子変動と反対に少なくとも3の多形度を有する、
対応するポリヌクレオチドに関する。
本発明の他の面によれば、本発明のポリヌクレオチドお
よび上に定義した本発明の方法によって調製されるポリ
ヌクレオチドは、クローニングされた物質の微生物学的
再生産により、あるいは直接合成によって調製される。
本発明は、DNAおよびRNAのポリヌクレオチド、お
よびDNAにハイブリダイズ可能な任意の他の種類のポ
リヌクレオチドに関する。上に定義したポリヌクレオチ
ドは、標識されユおらず、そして二本鎖(ds)または
−末鎖(s s)の形態であることができる。
本発明は、プローブとして使用するss形態の標識され
たポリヌクレオチド類ならびにssプローブの生成に使
用できるそれらの標識されたds前駆体を包含する。
本発明の他の面によれば、上に定義した本発明のポリヌ
クレオチドまたは上に定義した方法によって調製された
ポリヌクレオチドを含んでなる、標識された成分又はマ
ーカー成分を有するポリヌクレオチドプローブが提供さ
れる。一般に、少なくともポリヌクレオチドのヌクレオ
チド配列は一本鎖の形態であるが、好ましくはプローブ
は完全に一本鎖の形態のポリヌクレオチドからなるであ
ろう。
本発明の他の面によれば、上に定義した本発明のポリヌ
クレオチド、あるいは上に定義した本発明の方法によっ
て調製されたポリヌクレオチドを、標識しまたはマーキ
ング(merking)する工程を含んでなる上に定義
したポリヌクレオチドを調製する方法が提供される。
本発明のポリヌクレオチドプローブは、好ましくは任意
の普通の方法によって32p放射線標識されるが・ノ\
イブリダイゼーション技術におし)てよく知られた手段
によって、別の方法で放射線標識して、例えば、3s3
放射線標識プローブを調製することができる。それらは
、また、次の文献に記載されている方法によって、ビオ
チンまたは同様な種で標識できる: DCWard e
t  gl、 1981年3月15〜20日にキースト
ーン(Keys tone)で開催された、精製された
遺伝子を使用する発展的生物学についての1981年r
cN −UCLAシンポジウム(19811CN−uC
LA Symposium on Developme
ntal Biology usingPurifie
d Genes)の会議録、vol、 X X m 1
981.647−658ページ、アカデミツク・プレス
;Donald D Brown  et  旦1編;
あるいは、次の文献に記載されている方法によって、酵
素で標識することさえできる: A D B Malc
o1m旦 旦、英国ケンブリッジに於ける第604回生
化学学会の会合(the 604th Biochem
ical 5ociety Meeting)(198
3年7月1日の会合)のアブストラクッ。
本発明の他の面によれば、ゲノムDNAの試験試料を1
または2以上の対照との参照によって特徴づける方法が
提供され、この方法は、試料DNAを1または2以上の
制限酵素で断片化し、前記酵素はタンデム反復に相当す
る配列を有意にな程度に切断せず、DNA断片をポリヌ
クレオチドまたはポリヌクレオチドプローブでプロービ
ングし、前記ポリヌクレオチドまたはポリヌクレオチド
プローブは、単一のミニサテライト領域または超可変座
に関して特異的であり、かつ前記単一のミニサテライト
領域または超可変座からのミニサテライトを含有する対
応するDNA断片へのヌクレオチド配列のハイブリダイ
ゼーションを可能とする程度に前記DNA断片と相同性
であるヌクレオチド配列を含み、DNAのハイブリダイ
ズした断片を検出し、そしてハイブリダイズした断片を
前記lまたは2以上の対照と比較することからなり、こ
こで 1)前記ミニサテライト領域または超可変座は少なくと
も3 (100)の対立遺伝子変動を有し、そして 2)前記領域または座は、1より多い多形性ミニサテラ
イト領域又は超可変座に関してDNAを識別できるポリ
ヌクレオチドプローブによって検出可能である。
本発明は、また、前記領域または座が少なくとも3の対
立遺伝子変動と反対に少なくとも3の多形度を有する、
試験試料を特性づける対応する方法に関する。
本発明の方法は、好ましくは、本発明のポリヌクレオチ
ドまたは本発明の方法によって調製されたポリヌクレオ
チド、または上に定義した本発明のポリヌクレオチドプ
ローブを使用することによって実施する。
好ましくは、試料DNAはヒトDNAである。
本発明の理解を助けるため、次の用語の意味を明らかに
する: 以下余白 o    1 (h    ervariable)認
識された座または部位におけるヒト、動物または植物の
DNAの領域は、それが、例えば、長さまたは配列に関
して、多くの異なる形態で存在する場合、超可変である
といわれる。
5二 −−イ m1nie0 短いDNA配列のタンデム反復から構成されている、ヒ
ト、動物または植物のDNAの領域。すべての反復単位
は、完全な同一性を必ずしも示さなくてよい。
′(ol mar hic) 個体ごとにあるいは所定の個体の対の染色体の間で可変
性を示す遺伝子または他のDNAセグメントは、多形成
であるといわれる。
′ たは ンー゛ム ′(t1) 直列に完全にまたは不完全に反復しているポリヌクレオ
チド配列。一般に、タンデムに反復しているといわれる
配列は、少なくとも3回反復しているであろう。
以下余白 拍   ′ (1) ヌクレオチドの数または種類に関して正確な反復ではな
いが、認識可能にコンセンサス(consensus)
配列の反復である配列。
a  (hoa+olo  )% 2つの反復またはタンデム反復の配列AおよびBを比較
するとき、相同性の百分率は、Aを与えるために必要で
あるB中の塩基対の置換、付加または欠失の数をAにお
ける塩基対の数から滅することによって与えられる。こ
うして、2つの配列ATGGおよびAC3間の相同性の
百分率は75%である。
コンセンサスコア(consensus core)西
 l多数の反復配列の間、通常2以上の異なるミニサテ
ライトの反復単位の間で最も密接に合致するとして同定
できる配列。
ヌクレオチド(n t)およびl!J−(b p)を同
義で使用する。両者はDNAまたはRNAに関する。略
号C,A、G、Tは、普通に、(デオキシ)シチジン、
(デオキシ)アデノシン、(デオキシ)グアノシンおよ
びデオキシチミジンまたはウリジンを意味する。しかし
ながら、理解されるように、略号A、C,GおよびTは
、普通のヌクレオシド類(デオキシ)アデノシン、(デ
オキシ)シチジン、(デオキシ)グアノシンおよびデオ
キシチミジンまたはウリジンを使用して塩基対となるこ
とのできる他の塩基修飾ヌクレオシドを包含することが
できる。このような塩基修飾ヌクレオシドは、(デオキ
シ)イノシンおよび(デオキシ)8−アザグアノシンを
包含する。
本発明のポリヌクレオチドまたはポリヌクレオチドプロ
ーブがタンデムに反復する配列からなる場合、このタン
デム反復は完全反復または不完全反復あるいはそれらの
混合体であることができる。
プローブ配列中に、好ましくは少なくとも3反復、より
好ましくは少な(とも7反復が存在する。
本発明のプローブは、単一であるいは他の座特異的プロ
ーブと組み合わせて、プローブの混合物すなわちカクテ
ルを用いる、一連の試験または単一の試験において使用
することができこそして次の分野において有用であろう
: 1、 ヒトにおける父性または母性の試験。
2、家族の群の評価、例えば、移民の論争または相続の
論争。
3、双生児における接合性(zygosity)。
4、 ヒトにおける血族結婚についての試験。
5、 ヒトにおける一般的血統分析。
6、 ヒトにおける遺伝的疾患に関連する遺伝子座の同
定。これにより、特異的プローブを構成して遺伝的疾患
を検出できる。
7、法医学、例えば、(a)強姦界からの精液試料のフ
ィンガープリント生成、 (b)例えば、汚れた衣服からの、 血液、毛および精液の試料のフィン ガープリント生成、 (c)ヒト残留物の同定、 (d)他の法医学的組織の試料、例 えば、皮膚の特性づけ。
8、細胞のキメリズム(chimaerism)の研究
、例えば、骨髄移植後の供与体細胞対受容体細胞の追跡
9、家畜類の飼育および血統の分析/証明。(これは、
例えば、動物の純粋な系統の日常的管理および検査、お
よび、例えば、競争馬および犬の飼育を含む訴訟におけ
る血統の検査を包含する。)また、経済的に重要な遺伝
された特性との関連を示すことがある遺伝標識を提供す
るため。
10、培養した動物または植物の細胞系の日常の品質管
理、純粋な細胞系についての検査および日常の同定作業
の検査。
11、腫瘍細胞および腫瘍の分子の異常についての分析
12、ポリヌクレオチド類およびそれらから誘導される
プローブは、植物の繁殖において潜在的用途をもつこと
が予測される。
しかしながら、本発明の座特異的プローブば、以後の実
施例3において証明されるように、法医学において特に
有用であり、そして少な(ともプローブpλg3は胎児
ヘモグロビンの遺伝的に永続する異質細胞形態と同時に
分離することができる。また、プローブは父性の試験お
よび関連する実用性(上の実用性2および5を参照)に
おいて、ならびに細胞のキメリズムの研究における協力
な使用法を提供する。
有利には、本発明のポリヌクレオチド、並びに本発明の
方法によって調製されたポリヌクレオチドおよび本発明
のポリヌクレオチドプローブは、次の配列から選択され
る1つの配列もしくはこのタンデム反復又はこれに対し
て相補的な配列を含んでなるポリヌクレオチドプローブ
によって同定される、ミニサテライト領域または超可変
座からのミニサテライトを含有するDNAの断片とハイ
ブリダイズすることができる: 八GGAATAGAAAGGCGGGYGGTGTGG
GCAGGGAGRGGC3GTGGAYAGG   
      4TGGGAGGTGGRYAGTGTC
TG      5GAATGGAGCAGGYGRC
CAGGGGTGACTCA    6GGGCTGG
GGAGATGGTGGAGGAGGTGTTGG  
  7AGGCTGGGGAGATGGTGGAGGA
AGAGTAC8TCTGTGTAATGGGTATA
GGGAGGGCCCCGGGAAGGGGGTGTG
GYX                      
    9(ここでYはC,Tまたはりであり、XはG
またはCであり、RはAまたはGであり、そしてTはT
またはVである)。
本発明のポリヌクレオチド、本発明の方法によって調製
されるポリヌクレオチドおよび本発明のプローブは、単
一の特定のミニサテライト領域または超可変座からのミ
ニサテライトを含有するDNA断片とハイブリダイズす
ることができ、こうして座特異的である。一般に、本発
明のポリヌクレオチドおよびプローブは、高いストリン
ジエンシーのハイブリダイゼーション条件下で座特異的
であろう。これに関して、表現[座特異的(locus
 5pecific)Jは、ポリヌクレオチドまたはプ
ローブが単一の特定の座にのみハイブリダイズすること
を保証するハイブリダイゼーション条件下でポリヌクレ
オチドまたはプローブを使用できることを意味するため
に、ポリヌクレオチドまたはプローブに関してここで使
用する。
しかしながら、理解されるように、本発明の座特異的プ
ローブは、ハイブリダイゼーションのストリンジエンシ
ーが低下した条件下で使用するとき、1より多い多形性
ミニサテライト領域または超可変座に関連してDNAを
識別する(differen−tiate)することが
でき、こうして他の情報を与える遺伝子座の同定に使用
できる。
こうして、本発明の他の面によれば、ゲノム中の少なく
とも3 (too)の対立遺伝子の変動(ここで定義し
たような)を有する特定の領域または座に関して特異的
である、ミニサテライトを含むDNA断片にハイブリダ
イズすることができるポリヌクレオチドを調製する方法
が提供され、この方法は、 上に定義したポリヌクレオチドとゲノムD N Aの断
片とのハイブリダイゼーションによって同定されるDN
A断片をクローニングし、そしてゲノム上の少なくとも
3 (100)の対立遺伝子の変動(ここに定義したよ
うな)を有する特定の領域または座に関して特異的であ
るミニサテライトを含有するDNA断片にハイブリダイ
ズすることができるポリヌクレオチドを前記クローニン
グしたDNA断片から調製することを含んでなり、前記
方法は、1より多い多形性のミニサテライト領域または
超可変座に関連してプローブがDNAを識別できるよう
にするために有効なハイブリダイゼーション条件下で実
施される。
本発明の他の面によれば、分離された形態またはクロー
ニングされた形態のポリヌクレオチドが提供され、前記
ポリヌクレオチドは、単一のミニサテライト領域または
超可変座に関して特異的であり、かつ制限エンドヌクレ
アーゼによる試料ゲノムDNAの断片化によって得られ
た対応するDNA断片へのヌクレオチド配列のハイブリ
ダイゼーションを可能とする程度に前記領域または座と
相同性であるヌクレオチド配列を含み、前記DNA断片
は前記ミニサテライト領域または超可変座からのミニサ
テライトを含有し、ここで1)前記領域または座は少な
くとも3 (100)の対立遺伝子の変動(ここで定義
した)を有し、そして 2)前記領域または座は上に定義した座特異的ポリヌク
レオチドプローブによって検出できる。
本発明は、また、前記領域または座が少なくとも3の多
形度を有する、対応する方法および対応するポリヌクレ
オチドに関する。
本発明は、さらに、このような座特異的ポリヌクレオチ
ドからなるプローブ、およびこのようなポリヌクレオチ
ドおよびポリヌクレオチドプローブを使用する、DNA
の試験試料を特性づける方法に関する。
本発明の座特異的ポリヌクレオチドおよびプローブは、
ミニサテライト含有DNA断片のミニサテライトと相同
性であり、あるいは好ましさに劣るが、ミニサテライト
を挟む(f Ianking)配列と相同性である。
本発明のポリヌクレオチドおよびプローブが特定の配列
のタンデム配列を含むとき、このような配列は一般に少
なくとも3回反復し、そしてこのような反復は必ずしも
正確である必要はない。正確でない反復は不完全反復と
記載する。このような反復は、それにもかかわらず、認
識可能に反復する。一般に、このことは、すべての反復
単位の間に平均して少なくとも70%の相同性が存在す
ることを意味する。好ましくは、すべての反復単位の間
に、少なくとも80%、より好ましくは少なくとも85
%、ことに90%の相同性が存在する。しかしながら、
理解されるように、ヌクレオチド配列または「反復単位
」は、必要に応じて、まったく反復する必要はない。
反復単位の数、h、は有利には少なくとも5であるが、
好ましくは少なくともlOである。便利にはnは10〜
40であるが、原理的にはnは任意の数、lからto、
oooまでであることさえできる。
本発明のポリヌクレオチドおよびプローブが特定の配列
のタンデム配列を含むとき、フランキング配列はほとん
ど無関係である。フランキング配列は省略することがで
き、あるいは任意の数、例えば、50,000までのヌ
クレオチドで存在することができるが、この様な長いプ
ローブを用いることは一般に意味がない。それにもかか
わらず、このような大きいポリヌクレオチドは、ことに
プローブとして有用な小さいポリヌクレオチドを切り出
すことができる担体として役立つことができる。
これらのフランキング配列は、反復配列が5s−DNA
を有するときでさえ、d 5−DNAまたはs 5−D
NAの一部分を形成できる。
好ましくは、本発明のポリヌクレオチドおよびポリヌク
レオチドプローブは、上に定義した式3〜9から選択し
た任意の1つの配列またはそれに対して相補的な配列ま
たはそのタンデム反復(すべてのタンデムに反復する配
列の間に少なくとも70%の相同性が平均して存在する
)またはそれに対して相同性の配列を含む。
こうして、本発明の1つの好ましいポリヌクレオチドは
、上に定義した式3の配列またはそのタンデム反復また
はそれに対して相補的な配列を含む。このようなヌクレ
オチド配列は、染色体7上に位置する常染色体の座に関
して特異的である。
このような配列を含むポリヌクレオチドおよびポリヌク
レオチドプローブを、ここで92g3と呼ぶ。
本発明の他の好ましいポリヌクレオチドは、上に定義し
た式4の配列またはそのタンデム反復またはそれに対し
て相補的な配列を含む。このようなヌクレオチド配列は
染色体1上に位置するある座に関して特異的である。こ
のような配列を含むポリヌクレオチドおよびポリヌクレ
オチドプローブを、ここでλMSIと呼ぶ。
本発明の他の好ましいポリヌクレオチドは、上に定義し
た式5の配列またはそのタンデム反復、またはそれに対
して相補的な配列を含む。このような配列は、染色体7
上に位置するある座に関して特異的である。このような
配列を含むポリヌクレオチドおよびポリヌクレオチドプ
ローブを、こ・こで1MS31と呼ぶ。
本発明の他の好ましいポリヌクレオチドは、上に定義し
た式6の配列またはそのタンデム反復またはそれに対し
て相補的配列を含む。このようなヌクレオチド配列は染
色体1上に位置するある座に関して特異的である。この
ような配列を含むポリヌクレオチドおよびポリヌクレオ
チド配列を、ここで2MS32と呼ぶ。
本発明の他の好ましいポリヌクレオチドは、上に定義し
た式7および8から選択される配列またはそのタンデム
反復またはそれに対して相補的な配列を含む。このよう
なヌクレオチド配列は染色体5上に位置するある座に関
して特異的である。
このような配列を含むポリヌクレオチドおよびポリヌク
レオチドプローブを、ここで2MS8と呼ぶ。
本発明の他の好ましいポリヌクレオチドは、上に定義し
た式9の配列またはそのタンデム反復またはそれに対し
て相補的である配列を含む。このようなヌクレオチド配
列は染色体12上に位置する座に関して特異的である。
このような配列を含むポリヌクレオチドおよびポリヌク
レオチド配列を、ここでλMS43と呼ぶ。
上に示したように、一般に、反復単位間に少なくとも7
0%、有利には少なくとも80%、好ましくは少なくと
も85%、最も好ましくは少なくとも90%の相同性が
存在する。しかしながら、式3〜9の配列のいずれか1
つは正確に反復することがことに好ましい。これに関し
て、理解されるように、この後者の要件は、各単位が所
望の式の範囲内に入る配列を有する場合に満足されうる
こうして、各反復単位が正確に同一の配列を有すること
は必要ではない。
本発明の1つの好ましい実施態様において、試験試料の
供与者と1または2以上の対照の試料供与者と同一性な
どを確立する方法が提供され、この方法においては1ま
たは2以上の対照試料が同様に断片化され、そしてそれ
ぞれの試料からのハイブリダイズした断片の比較が行わ
れる。
他の好ましい実施態様において、試験試料の供与者と1
または2以上の対照試料供与者との間の家族関係を確立
する方法が提供され、この方法においては対照試料が同
様に断片化され、そしてそれぞれの試料からのハイブリ
ダイズした断片が比較される。
前述の方法は、本発明のポリヌクレオチドまたはプロー
ブを単独で使用して、あるいは本発明の少なくとも2つ
のポリヌクレオチドまたはプローブを使用して、前記ポ
リヌクレオチドまたはプローブの混合物を使用する一連
の試験、または単一の試験において実施できる。
本発明の他の好ましい実施態様において、遺伝病、異常
または形質を診断する方法が提供され、この方法は試験
試料を上に定義した少なくとも1つのポリヌクレオチド
またはポリヌクレオチドプローブでブロービング(pr
obing)することからなり、前記プローブは特定の
遺伝病、異常または形質と関連をもつものである。
本発明者等が試験した本発明のプローブのすべては、高
いストリンジエンシーのハイブリダイゼーション条件下
で座持異的プローブとして働く。
本発明者等が試験した本発明のプローブによって検出さ
れる座の極端な可変性は、サザンブロソトハイプリダイ
ゼーションにおけるプローブの感度と組み合わされ、と
くに多座DNAフィンガープリント分析のために入手可
能なりNAが不十分であるとき、英国特許出願第852
5252号(公告第2.166.445号)に記載され
かつフレイムされているように、個体の同定においてこ
とに有用な道具を提供する。多座DNAフィンガープリ
ントは0.5μgのDNAから得ることができるが、こ
れに対して座持異的プローブは少なくとも1桁感度が高
く、そして1μi程度と少ない血液について使用できる
なおさらに少ない量の試料の試験を必要とする異常な場
合において、本発明は欧州特許出願第86302299
.2号(公開第0201184号)に記載されている増
幅技術と組み合わせて特に価値があるであろう。
本発明はヒト−ゲノムにおける情報を与える遺伝子座の
同定を可能にし、これにより座持異的プローブの調製を
可能にし、各座持異的プローブは単一の情報を与える遺
伝子座に関して特異的である。本発明者等は6つの異な
る非常に情報Gこ冨む遺伝子座を特異的に同定したが、
この遺伝子座は試験した集団において非常に高いヘテロ
接合度(heterozygosity) (少なくと
も90%)を有し、かつこれまで分離されたうちで最も
多形性である。
そして、本発明者等はpAg3 、λMSL。
λMS8.λMS31.λMS32およびλMS43(
上に定義した)と表示する座持異的プローブを多座につ
いて調製した。
座持異的プローブによって決定される遺伝子型の個体特
異性の程度は、多座におけるヘテロ接合度Hから推定で
きる。ある座における平均対立遺伝子頻度qは(1−H
)により与えられ、そして2つのう、ンダムに選択され
た個体が同じ遺伝子型を共有する確率はq”(2−q)
である。2つの個体の誤ワた結合(false ass
ociation)のこの確率は、1MS8についての
0.02から2MS31についての0.0002まで多
様であり、そしてヘテロ接合度(q)がこれらの確率を
減少するだろうということにおいて慎重な推定(con
servative estimate)である。すべ
ての6つのミニサテライトのプローブについての誤った
結合の累積確立は約lO゛1゜であり、1つの多座プロ
ーブによって検出される2つのランダムに選択されたD
NAのフィンガープリントが同一である端数(odds
)に匹敵する(英国特許出願第8525252号参照)
。対照的に、2つのシブ(sib)が所定の超可突座に
ついて同一である機会は1/4(1+q)”によって与
えられる。
すべての6つのプローブについてシブの同一性の累積確
率は0.0004であり、これに対して1つの多座プロ
ーブを用いるDNAフィンガープリントについては約1
0−’である。
これらの座特異的超可変プローブは、第11C図におい
て分析する殺人の場合によって示されるような、法医学
において特に有用であることが証明され、ここでDNA
フィンガープリント分析のために法医学的試料の2つか
ら回収されるDNAは不十分であった。2人の被害者か
らの精液は7MS1および7MS31のプローブで容疑
者のそれと異なる共通の表現型を示した。上の考察から
、被害者XおよびYが異なる無関係の人間によって性的
に攻撃された確率は2X10−’であると計算できる。
同様に、2人の仮定の攻撃者が第1親等の血縁関係にあ
る、例えば、兄第である機会は0.07であった。これ
は、XおよびYが同一の男性によって性的に攻撃された
という強い証拠、すなわち、引き続いて、より多い量の
法廷の材料のD N Aフィンガープリント分析によっ
て確証された結論を提供する。さらに、XおよびYから
の精液汚染は、2Å以上の容疑者よりも、はとんど確実
に単一の個体から由来するものである。例えば、第11
C図の着色すについて考えると、これは2人の被害者の
対立遺伝子および2人の追加の容疑者の対立遺伝子を示
す。3つの個体(2人の容疑者および1人の被害者)の
プールが4以下の分割可能なされた対立遺伝子を示す機
会は、q ”(55−210q +216 q ”)に
よって与えられる。この確率はプローブλMSIについ
て0.02およびプローブλMS31について0.00
5であり、Xが1人ではなく2人の男性に性的に攻撃さ
れた組み合わせた確率、10−4を与える。これにより
、XおよびYが単一の個体によって攻撃されたことが確
立され、そして座持異的プローブは、多座DNAフィン
ガープレートプローブと異なり、混合DNA試料中に示
される個体の数の推定に使用できることが示される。
超可変DNA断片のメンデル遺伝は、また、例えば、父
性の論争において、家族関係を確立するために使用でき
る。所定の座持異的プローブについて、ある子供の父性
対立遺伝子がランダムに選択された男性中に偶然に存在
する確率は2Q−(1”で推定できる。すべての6つの
ミニサテライトについて、父以外の者を誤って含める累
積確率はπ(2Q i −(1i”) =10−’であ
り、2つのDNAフィンガープレートプローブを使用し
て得られるものに匹敵する。同様に、真の父の第1親等
の関係者、例えば、兄第、を誤って含める累積確率は0
.02である。これらの超可変座特異的プローブを引き
続いて使用すると、家族関係を確立するための強力な方
法を得ることができるが、これらの不安定な座における
新しい長さのアレルへの突然変異は誤った排除に導く場
合があることが警告される。これらの超可突座における
突然変異の割合はまだ知られていない。
これらの座持異的プローブの座持異性および感度ハ、多
座サザンプロットパターンを発生せしめるためにプール
されたプローブを使用することを可能とする(第12図
)。5つのプールされたプローブによって生成される、
これらの「再構成されたDNAフィンガープリント」は
、多座プローブによって検出されるそれらの対応物より
も複雑さがかなり少なく、そしてデンシトメーターの走
査後にディジタル的に符号化することができるであろう
。個体のミニサテライトの可変性が高いにもかかわらず
、プールされたプローブのプロフィルは、主として、異
なる座からのミニサテライト断片の電気泳動的同時移動
の結果、無関係の化ヨーロッパの個体間で共有する断片
の実質的なレベル(18%)を示す。このバンド共有の
レベルは多座プローブによって生成される普通のDNA
フィンガープリント中に見られるレベルに類似し、後者
の場合においてバンド共有のレベルはランダムに選択さ
れた個体間で約25%である。平均8.4のDNA断片
が混合プローブのパターにおいて分割されるので、1つ
の個体におけるこれらの断片のすべてが第2のランダム
に選択された個体中に存在する機会は慎重に0.18’
・’ −6Xl0−’であると推定できる。したがって
、これらのパターンは高いレベルの個体特異性を提供す
るが、このような高いレベルは多座プローブの使用によ
り、あるいは座特異的プローブを使用する連続的ハイブ
リダイゼーション(上を参照)によっては達成できない
。プールされたプローブおよび個々の座特異的プローブ
の両者は、とくに骨髄移植後の引き続くエングラフメン
ト(engraphment) のための提供者対受容
者の遺伝標識を得るために、細胞キメリズムの研究にお
いて特に有用であることが明らかとなるであろう。DN
A混合実験(第12図)は、これらのプローブを使用し
て低いレベルのキメリズムを検出できることを示す。
以下の実施例において、温度は℃であり、そしてプロー
ブ33.6および33.15は次のコンセンサス反復配
列を有する英国特許公告第2.166.445号に記載
されているものである: それぞれ、(A)^GGGCTGGAGG 、および^
GAGGTGGGCAGGTGG。
1隻貫上 この実施例は、DNAフィンガープリントにおける特定
のミニサテライト断片の分離および性質を記載する。
二股前1汰 Jeffreys A J  et  al、、(19
85)Nature316.76−79に記載される白
血球およびJeffreys  et  al、+Aa
+、J、Hua、Genet、 39 +11−24に
記載されるHPFH血統of個体m9から誘導されたニ
ブスティン・バール(f!pstein Barr)ウ
ィルス形質転換リンパ芽球系(Nilsson、K  
旦 al、(1971)Int、J、Cancer 8
.443−450参照)から、DNAを分離した。制限
消化およびサザンブロットハイプリダイゼーションを、
Jeffreys A J等の前述の文献中に記載され
ているようにして実施した。二本鎖D N Aプローブ
の断片を、叶etzen、G旦 al (1981)A
nal。
Biochege、 112.295−298に記載さ
れるように、0881紙上への電気泳動により分離し、
そしてFeinberg、A、P  旦 al (19
84)Anal、Biochem、 137.266−
267に記載されているように、ランダム・オリゴヌク
レオチド・プライミングによって′Jipで標識した。
−末鎖ミニサテライトのプローブ33.15をJeff
reys  et  al (1985)Nature
314,67−73に記載されているようにして調製し
た。
可・   のクローニング 5au3Aで消化した600μgの個体■9リンパ芽球
細胞系DNAを0.5%のアガロースゲルを通す電気泳
動によって分画し、そしてYang、RCAat  a
l、(1979)Meth、Enzmol、 6B、1
76−182に記載されているように、関連する大きさ
の分画を透析膜上への電気溶離によって集めた。2サイ
クルの調製用ゲル電気泳動後、断片gは1000倍精製
された(収量150ngのDNA)。この部分的に精製
された分画の20ngを、BamHIで切除後単離され
たeongのλL47.1アームに連結しくLoene
n、WAMおよびBranmar、WJ (1980)
Gene、20.249−259) [旦 vitro
パッケージされそしてLcoli WL95(803+
且匹、 ud、 hsdR,−、hsdMm”+旦旦、
 皿−、m旦β、P2について溶原性)上にプレイティ
ングされた] [上のLoenenの文献およびJef
freys、A J  et  at (1982)J
、Mo1.Biol。
156.487−503参照コ、組換え体について選択
した。 1500の組換えファージの得られたライブラ
リーを、ミニサテライトのプローブ33.15とのプラ
ークハイブリダイゼーションによってスクリーニングし
た。4つの陽性プラークを再プレイティングし、E、コ
リ套工」立■) ED8910 (803,且」。
匣、 recB21 、 recC22、u並)上でス
クリーニングし[上のLoenenの文献を参照コそし
て組換えファージDNAをBlattner  et 
 at、(1977)Science194.161−
169の方法によって調製した。組換えファージg3の
3an3AインサートをpUc13のBamH1部位中
にサブクローニングしrVteiraJおよびMess
ing J (1982)Gene19.259−26
81 そしてL 匹旦Jと83、J門83.Δ (囚−
5rlR)306::TnlOのrecA誘導体中で伸
長サセた[Matfield、 M(1983)Ph、
D、thesis、Vniversityof Lei
cester参照〕。
■双ff参照室近 pλg3DNAを超音波処理し、サイズ選択し、そして
M13mp19のSma1部位中にショットガン。
クローニングした[Yanis−Perron Cet
  al(1985) Gene33.103−119
参照]、27g3のタンデム反復領域のDNA配列を決
定するために、12のタンデムクローンをジデオキシヌ
クレオチドチェインターミネーション法によって配列決
定した[Sanger、F  et  al (197
7)Proc、Nat、Acad。
Sci、VSA74.5463 5467および旧gg
in MD et  at(1983)Proc、Na
tl、Acad、Sci、USA80.3963−39
65参照]。これらのクローンの8つを27g3のタン
デム反復ミニサテライト領域から誘導し、そしてコンセ
ンサス反復配列を明らかにするために使用した。5′お
よび3′フランキング領域を含有するM13クローンを
ff!p標識フランキングプローブaおよびbとのハイ
ブリダイゼーションによって検出しく下記の第1図参照
)そして配列決定して、ミニサテライトのフランキング
領域の配列および開始点および末端の点を確立した。
Jeffreys  et  al [(1986)A
m、J、)Iua+、Genet、 39.11−24
]に記載されているグジャラティ(Gujarati)
血統からの個体■9はHPFH(遺伝性高胎児ヘモグロ
ビン症)冒されており、そして彼女のDNAフィンガー
プリント(San3A消化物中においてミニサテライト
33.15により検出される)は8.2kbの多形性断
片(断片「g」;第1A図)を含有し、この断は、(1
986)Am、J、)lum、Genet、 39.1
1−24に記載されているように、この血統の他の構成
員におけるHPFHとともに同時に分離する(cose
grega te)傾向がある。このDNAを、2回の
調製用ゲル電気泳動によって、他のミニサテライト断片
から精製した(第1図)。
第1図は、ゲル電気泳動によるこの精製を示す。
Jeffreys  et  allに記載されている
血統の個体■9からのDNAを5au3Aで消化し、そ
して5−9kbの断片を調製用ゲル電気泳動によって集
めた。これらの断片を再度電泳動にかけて分画2−5を
得た。5au3Aで消化したIII 9 DNAのアリ
コートおよび各分画のアリコートを0.8%のアガロー
スゲルの電気泳動にかけ、そしてミニサテライトのプロ
ーブ33.15とサザンプロットハイプリダイズせしめ
した。HPFHと同時分離する傾向のある断片g(8,
2kb)は、分画3においてほぼ1000倍精製された
断片「g」 (前述のように5au3A消化物中に検出
され、そして精製してほぼ1000倍に濃縮された断片
rgJの分画を生成した)を、前述のLoenenおよ
びBrammarの文献に記載されているようにして、
λL47.1中にクローニングし、そしてP2?8原性
rec″E′、コリ上で伸長させて1.m換えファージ
について選択した。得られるライブラリーをプローブ3
3.15へのハイブリダイゼーションによってスクリー
ニングした。得られた4つの陽性プラークは非常に小さ
い(プラーク< Q、l mmの直径)が、recB、
recCE、コリ上で低い効率(O〜8pfu/プラー
ク)で再プレイティングして、正常の大きさのプラーク
(1mmの直径)を生成できた。2つのクローンλg1
および2g3をさらに特徴づけ、そしてそれぞれ7、7
 k bおよび7.8 k bの5au3Aインサート
を含有することが示された。これらのクローンは両者と
もバンドgから誘導された(下を参照)が、それぞれ0
.5 k bおよび0.4 k bだけ短かった。
recB、reccE、コリ上で増殖させたλglまた
は2g3のいずれにおいても3au3Aインサートの大
きさの不均質性が存在しない(データは示されていない
)ので、インサーの一部分がrec″E、コリ中での初
期の増殖の間に各クローンから失なわれていたと結論さ
れる。
ブラフトナー(Blattner)法[(1977)S
cience194.161−1691によって調製さ
れたλg1および2g3のDNAの収率は非常に低く 
(λL47.1組換えDNAの正常の収量の1%)、再
びこれらのミニサテライトのクローンの異常な増殖の性
質を指摘している。したがって、5au3Aインサート
をpUc13中にサブクローニングし[Vieira、
JおよびMessing J(1982)Gene19
.259 268参照]そしてE、コリJM83のre
cA誘導体[Matfield M(1983)Ph、
D thesis University of Le
icester参照]中で増殖させてインサートの転位
を最小にした。得られるサブクローンpλg3(下記の
第1B図参照)は、g3中のインサートよりは0.7k
bだけ短い7.1 k bの5au3Aインサートを含
有していた。
ミニサテライト   の pAgS中のミニサテライト断片の構造を、制限地図の
作成(第1B図)およびDNA配列決定(第2図)によ
って決定した。
第1B図はDNA断片gの構成を示す。97g3中の5
au3Aインサートを、制限エンドヌクレアーゼA/u
 I  (A) 、Ddel  I  (D)、Hae
m (H) 、MboI[(M) 、Ps t I  
(P)および5au3A(S)でマツピングした。
)(inf!またはRsaIについての切断部位は存在
しない。7.14kbのインサートは、37bpの配列
(第2図)+747bpのフランキングDNAの171
タンデム反復を含有する。5′フランキング領域は、逆
位のAlu要素の開始部位(斜′!tfA)を含有する
。ユニーク配列のフランキングプローブaおよびbの起
源が示されている。
第2図は、超可変断片gのDNA配列を示す。
ミニサテライトの5′および3′フランキング領域およ
び開始および終止配列が、ミニサテライトからの3つの
タンデム領域(a−c)の反復配列と一緒に示されてい
る。逆位A1u要素の開始は下線を付した大文字中に示
されており、そして5′フランキング領域中のいくつか
の簡単な配列領域には下線が付されている。37bpの
ミニサテライトの反復単位のコンセンサス配列(c o
 n)が示されており、そしてこのコンセンサスとの差
異が個々の反復単位について与えられている。領域Cに
おける第2の反復単位はHaem部位(下線)を含有し
、したがってこの領域はミニサテライト中の内部のHa
 em部位にわたる(第1B図)。
コンセンサス反復配列は、また、英国特許公告筒2.1
66.445号中のそれと同様な方法で「コア」配列と
整列させて示されている。
クローンpλg3は、単一の内部のHa em部位を除
外して、制限部位を欠< 6.3 k bのミニサテラ
イトを含有する。ミニサテライトはGTGGGCAGG
配列を含有する37bp単位の171反復がら構成され
ている。この配列は、前にいくつかの異なるヒトミニサ
テライトによって共有されると同定された、11〜16
bpのコア配列のほとんど不変部分に正確に相当する(
英国特許公告筒2,166.445号およびここにおけ
る第2図参照)。反復単位は完全には相同ではない。ミ
ニサテライト内からのい(つかのランダムに選択された
領域の配列の分析は、限定された量の反復配列の変動を
明らかにした。33bpの反復単位のサブセットを生成
する4bpの欠失を含む、大部分の変動は1より多い反
復単位にわたって拡散している。1つの変動(領域Cに
おけるA−Cのトランスバージョン)はユニーク内部H
a em部位をつくり、それゆえ多分1つの反復単位中
に見い出されるだけである。
ミニサテライトの開始および終りの反復単位は、認めら
れるように、内部の反復単位よりも配列において変化し
ている。
97g3中のミニサテライトは、正常の密度の制限部位
を含有する非反復DNAによってフランキングされてい
る(第1B図)。5′フランキング領域の開始は、逆位
A1u要素の頭部から構成されている。ハイブリダイゼ
ーションプローブaおよびbによって定められる、残り
の5′および3′フランキング領域は、ユニーク配列D
NAであり、そして全体のDNA中のこの座にのみハイ
ブリダイズする(データは示されていない)。
5′フランキング領域は、かなりの量の単純配列のDN
A [ポリプリンおよび(ACC)n]を含有する(第
2図)。
−の ノ      るミニサテライトヒ)DNA中の
対応する座を特異的に検出するハイブリダイゼーション
プローブとして、クローニングしたミニサテライトの断
片全体を使用できるかどうかを決定するために、pλg
3がらの5au3Aインサートを、ヒト競争体(com
petitor)DNAの存在下に、Hinfl(DN
Aフィンガープリント生成に日常的に使用されている制
限酵素)消化ヒトDNAにハイブリダイズさせた。
第3図は、22g3によって検出された多形性DNA断
片のメンデル遺伝を示す。ヒ)DNAの8μgの試料を
Hinf Iで消化し、そして0.8%アガロースゲル
の電気泳動にかけた。消化物を3au3Aインサートと
、Ixssc中で65℃において6%のポリエチレング
リコールおよび50μg/mlのアルカリ剪断ヒト胎盤
競争体DNAの存在下に、サザブロットハイビリダイズ
させ、そしてハイブリダイゼーションの後0.2 X5
SC中で65℃において洗浄した。22g3は、示す個
体のすべてにおいてへテロ接合性である単−座を検出す
る。対立遺伝子の遺伝(文献により示される)はメンデ
ル的である。
、高いストリンジエンシー(0,2X5SC,65℃)
において、1つまたは2つのハイブリダイズする断片が
すべての検査した個体において検出された。
22g3は前に試験したmgの血族において8.2kb
の断片を検出し、バンドgがクローニングされているこ
とを確証した(データは示されていない)。これより低
いストリンジエンシー(IXSSC。
65℃)において、追加のかなりハイブリダイズする多
形性DNA断片が検出された(データは示されていない
)。
22g3により高いストリンジエンシー検出されるDN
A断片は、メンデル式に、単−座の対立遺伝子として分
離する。この座は性連鎖されていず、そしてまた、2つ
の大きい血統の研究において有意ではないが、不完全な
性連鎖を示した(61の試験した子孫、Z=0.18、
θ=0.43:データは示されていない);それゆえ、
それは常染色体の座として挙動し、そして染色体7上に
位置している(表1参照)。
このミニサテライト 亡における rな ン ・止 76人の任意に選んだ英国の白人からのDNAの)(i
nf I消化物を、22g3からのインサートで選別し
た。なおこの場合、選別は最初単独で、次に14人(1
人当り1dgDNA)のプール中で行われた。これを長
さ35cmの0.7%アガロースゲルを通して電気泳動
にかけ、対立遺伝子の分離を最大にした。この集団試料
中において検出された別々の対立遺伝子の長さは、各対
立遺伝子中における反復単位の推定数および対立遺伝子
頻度と共に、第4図に示されている。従って第4図はミ
ニサテライト対立遺伝子の大きさの分布を示している。
最も短い共通対立遺伝子中におけるミニサテライトの長
さは、フランキング単一コピープローブaおよびb (
第1図)(データは示されていない)を用いて、ホモ接
合体中におけるこの断片のゲノム地図を作製することに
より測定した。
各対立遺伝子光りの反復配列の数は大よそのものであり
、ミニサテライト中における37〜33のbp反復単位
の比率によって左右される。短い共通の対立遺伝子を除
いて、1回(42個の対立遺伝子)、2回(12個の対
立遺伝子)、3回(12個の対立遺伝子)または4回(
5個の対立遺伝子)、残りの対立遺伝子をサンプリング
した。これら対立遺伝子のすべてが均一に希(q = 
0.0081、” (4d、f、)=4.0)であるな
らば、この分布は予想されたものとそれほど違いはない
。従って上記分布状態は1つの共通の短い対立遺伝子(
q = 0.165)および集団となって存在する1<
13個の均一に希薄な対立遺伝子(対立遺伝子1個当り
q = 0.0081)の簡単なモデルと一致している
少くとも77個の別々の対立遺伝子は、この集団試料中
において分離することができ、反復数は対立遺伝子1個
あたり14〜525の範囲内にあった。
集団試料中におけるホモ結合体は、最も短い対立遺伝子
の場合、すべてホモ接合的であった。対立遺伝子の数の
上記推定値および希対立遺伝子の平均頻度はゲル分離に
より制限されており、且つこの試料中における別々の長
さの対立遺伝子の実際の数はそれよりと多いと思われる
対立遺伝子の長さの分布は完全にランダムであるように
は見えないが、3種類の遺伝子(第4図)、即ち短い対
立遺伝子(14〜16反復配列)、中間対立遺伝子(4
1〜68反復配列)および長い対立遺伝子(107〜5
25反復配列)を明示している。対立遺伝子の長さの二
項分布はヒトのインスリン遺伝子について5′の位置に
ある超可変部位に関して白人の場合について既に述べら
れている(Bell、 GI等、1982年、ネイチャ
ー295.31〜35頁参照)。
ただしこの二項分布は不明確で明らかではない(Leb
o、RV等、1983年、Proc、 Nat、Aca
d、Sci、米国80.4804〜4812頁)。
断片gの分離結果によれば、DNAフィンガープリント
における大きな且つ高度に多形性のDNA断片は、各超
可変部位を検査するのに適当な遺伝子座特異性プローブ
を提供するための分子クローニングにかかりやすい。断
片gはバクテリオファージλ中においてクローン化する
ことができたが、得られたクローンはr e c” E
、  Co11.上において異常な増殖特性を示した。
このことはファージ中の従来の増幅されたヒトライブラ
リーからのミニサテライトクローンの涸渇を導く。クロ
ーン化したミニサテライトはr e c A  E、 
 Co11゜中におけるρUCl3へのサブクローニン
グ中においてもその後においても不安定である。なぜな
らば最終組換え体pλg3は断片gと比較して約30個
の反復単位を失ったからである。従ってpAg3の物理
的地図(第1図)は断片gの構成を完全には反映してい
ない。
クローン化したDNA断片は、ミニサテライトについて
予想される構造を有しており、断片gが長いサテライト
DNAから誘導されたものではないということを立証し
ている。各反復単位中における「コアー」配列および5
′フランキング領域におけるAlu配列の一部両方の存
在にもかかわらず、クローン化した断片gは競合ヒトD
NAの存在の下で遺伝子座特異性プローブとして作用す
る。92g3が他のコア含有ミニサテライトを効率的に
検出することができないのは、他のミニサテライトへの
交差ハイブリダイゼーションを妨げると考えられる各反
復単位中に存在する付加的なコア不在DNAのためであ
る(英国特許第2.166.445号参照)。
クローン化したミニサテライトは、多分、各対立遺伝子
における反復単位の数および37bp反復型と33bp
反復型の比率の両方の点における対立遺伝子変化のため
に、極端に長い多形を示す。
158個の染色体のランダム集団試料中において、1つ
の共通の対立遺伝子および少くとも76個の希対立遺伝
子を分離することができた。この遺伝子座は殆どの、ま
たはすべての今まで特徴付けられているクローン化した
ヒト超可変領域よりもずっと多形性である。なお上記超
可表領域は、「コア」配列を明確にするために最初用い
られていた比較的短いクローン化ミニサテライトを含む
(英国特許第2.166.455号参照)。この遺伝子
座におけるペテロ接合性は少くとも96.6%であり、
殆どのへテロ接合体は短い共通対立遺伝子から生じる。
この遺伝子座における新たな対立遺伝子は、反復数の変
更、即ちDNA複製中におけるすべりまたは「コア」配
列によって生じる不均一な交換、即ち准定上の組換えシ
グナルによって発生する。
中性突然変異ランダム浮動の仮説の下において、パラメ
ーター4NeV (θ)(式中、Neは有効な集団の大
きさを表し、そして■は配偶子1個当りの新規な長い対
立遺伝子への突然変異率を表す)は、無限の対立遺伝子
モデルを用いて集団試料中において得られた異なる対立
遺伝子の数から最も正確に算出することができる(Ew
ens W J、1972年、Theor、 Popu
l、Biol、3.87〜112頁)、我々はこの遺伝
子座について60〜90におけるθを測定する。
なおこのθは短い共通対立連子が含まれるか否かで異っ
てくる。ヒトのNeは〜10’であるので、この遺伝子
座における新規な長い対立遺伝子への突然変異率■は配
偶子1個当り約0.002である。
■のこの値は低すぎる。なぜならば検出された対立遺伝
子の数はゲル分離により制限されているからであり、且
つ無数の分離可能な対立遺伝子が存在していないからで
ある。この遺伝子座におけるミニサテライトDNAの平
均的長さは5kbであり、従ってミニサテライトkb当
りの突然変異(組換え)率は、他の短いコア含有ミニサ
テライトについて算出しな10−’/kbおよびヒトD
NAに対する10−’/kbの平均減数組換え率と比べ
て、>4X10−’であるCJeffreys A J
等、1985年、ネイチャー314.67〜73頁参照
)。従って、このミニサテライト遺伝子座における新し
い対立遺伝子の発生速度は著しく高く、このことは本願
の発明者による先の提案、即ちコアに富んだ領域は組換
えのホットスポットであるということと一致している。
短い対立遺伝子の場合、突然変異率は比較的低い。この
ことは最も短い対立遺伝子がどのように浮動して、この
過程中において不均一な交換により破壊されることなく
、集団においてかなりの頻度を達成するかについて説明
していると思われる。
DNAフィンガープリントにより、それぞれの同定のた
めの、そして例えば父系および移住争いの点で家族関係
を確立するための強力な方法が立証された。この方法の
精度は、2人の任意に選ばれた人々によってバンドを共
有する低い平均確率Xによって決定される。英国の白人
の場合、4kbより大きなりNAフィンガープリントH
incl断片について経験的にXは0.2と算出された
各人々間におけるバンドの共有が生じる場合(即ち、1
人のバンドが、同様な移動度のバンドおよびオートラジ
オグラフィー強度によって別の人のそれに匹敵する場合
)、共有されたバンドが同じミニサテライト遺伝子座の
同一の対立遺伝子を表すかどうかは明らかでない。第4
図における対立遺伝子の分布によれば、4kb未満の対
立遺伝子のXを算出することができる。この特定のミニ
サテライトの遺伝子座の場合X = 0.016であり
、この値は多遺伝子座DNAフィンガープリントからの
算定値よりも1桁低い。このクローン化ミニサテライト
がDNAフィンガープリント中において表示されている
対立遺伝子について典型的なものであるならば、無関係
なりNAフィンガープリント間に殆どのバンドが共有さ
れていることは、異ったミニサテライト断片の偶然の共
同移動の結果である。この重要な実際の結果によれば、
例えば、子におけるすべての父兄バンドが推定上の父の
DNAフィンガープリント中に正確に存在する父系争い
において非除外の場合、X = 0.2について正確に
算出したまちがった包含の非常に低い確率は、実際の確
率(X = 0.016について)よりも著しく高すぎ
る。
DNAフィンガープリントプローブ33.6および33
、15を使用するならば、大きなヒト血縁関係における
34個以内の分散常染色遺伝子座の分離をスコアーする
ことが可能である。試験した殆どの遺伝子座について、
2つの対立遺伝子の1方のみが大きな(4k b以上)
分離DNAフィンガープリント断片の組°においてスコ
アー可能であり、このことはミニサテライト対立遺伝子
間に著しい大きさの差が存在することを暗示しており、
多くの対立遺伝子はDNAフィンガープリントのわずか
に分離した(<4kb)9M域に位置している。このこ
とはまたクローン化ミニサテライトについても見ること
ができる。即ち、この遺伝子座における)linfI対
立遺伝子の長さは1.7〜20.4 k bの間にあり
、且つ第4図における対立遺伝子頻度分布は、この遺伝
子座の両対立遺伝子が個体のわずか40%のDNAフィ
?ガ・−プリント中において分離されており、一方個体
の14%においては対立遺伝子がスコアー可能ではない
ミニサテライトプローブ33.6および33.15は一
緒になって約60個の超可変遺伝子座を検出し、これら
座の多くはクローニングにかけられ得るものであって、
例えばヒトにとって連鎖研究に理想的な著しく有益な単
一遺伝子座プローブのバンクを提供するものでなければ
ならない。遺伝的異常の連鎖分析は、また完全なりNA
断片を使用して単一な大きな家族中において可能である
。疾患と共に同時分離するように見える多形性断片が検
出されるならば、この断片をクローン化して、連鎖分析
を連行的な影響家族まで拡大する遺伝子座に特異なプロ
ーブを提供することが必須である。
次の実施例2においては、下記において述べられる材料
および方法が用いられる。
a)゛ した  のミニサテライトのクローニン40人
のランダムに選んだ人々のそれぞれから5μgの血液D
NAがプールされ1. S a u 3 Aにより完全
消化され、そして0.6%アガロースゲル中における予
備電気泳動により5〜15kbの断片が分離され、次に
透析膜上に電気溶離された。
精製された分画は第2の調製用ゲル中において電気泳動
にかけられ、すべてのわずかな汚染5au3A小断片を
除去した。50nHの5〜15kb分画がB a m 
HI  (LoenenおよびBrammar 、 1
980年、Gene20巻、249〜259頁)で開裂
した後に単離された1100nλL47.1アームに連
結され、ライブラリーが構成され、ヒトミニサテライト
プローブ33.6および33.15でスクリーニングさ
れ(英国特許第2,166.445号参照)、さらに陽
プラークが実施例1に述べられているように分離され、
組換えファージMS系を生成した。
組換えファージDNAが5au3Aで消化され、そして
大きなインサート断片が低いゲル化温度アガロース(ジ
−プラーク)中における電気泳動によって小さなベクタ
ー断片から分離された。インサートを含むゲルスライス
が65℃にて3容量の水中に溶解され、10ngインサ
ートDNAを含むアリコートがランダムオリゴヌクレオ
チドプライミングによって’32Pで標識された(Fe
inbergおよびVogelstein、1984年
、Anal、Biochem、、 137巻、266〜
267頁)。
C)サザンブロ・・ドハイプリード ゲノムDNA試料がJeffreys等、1986年、
Am、J。
Hum、Genet、+ 39巻、11〜24頁に述べ
られているように限定酵素処理され、そして電気泳動に
かけられた。DNAがHybond −N (Amer
sham)に移行され、紫外線照射によって固定され、
そして0.5 Mリン酸ナトリウム、7%のSDS、1
mMのEDTA (pl(7,2)中で65℃で5分間
予備ハイブリダイズされた(ChurchおよびG11
bert 、 1984年、Proc、Na目。
Acad、Sci、米国、81巻、1991〜1995
頁)。フィルターが25μg/mllの剪断した単一ス
トランドヒト胎盤競合DNAの存在の下で0.5μg/
mlの32p標識ラベルDNA (特異性活性〜10q
cpm/ugDNA)で−晩ハイブリダイズされた。ハ
イブリダイゼーションの後、フィルターが40mMリン
酸ナトリウム、1%SDS (pH7,2)中において
65℃で洗浄され、次に0.1 xssc(15mM 
NaCl1 、1.5 mMクエン酸3ナトリウム、p
l(7,0)および0.01%SDS中におイテ60℃
で激しく洗浄された。フィルターが増強スクリーンの存
在の下で一80℃で3時間から1週間オートラジオグラ
フで処理された。
d)MS   え の ンデム ′  1のゞ各MS組
換え体DNAが音波処理され、0.3〜0、6 k b
の大きさを有する断片がサイズ選択され、そしてショッ
トガン力’M13mp19のSma I位置にクローン
化された(Yanis−Perrons Vieira
およびMessing −、1985年、Gane 3
3巻、103〜119頁)。
組換え体ファージが32p標識MSインサートDNAを
用いてプラークハイブリダイゼーシヨンによって選別さ
れた。与えられたMS組換え体からの10個の陽性の強
い単鎖ファージDNAがC−テストによって対の形で比
較された(WinterおよびFields、1980
年、Nucleic Ac1ds Res、+  8巻
、1965〜1974頁)。殆どのDNAは2つの相補
的C−テストグループになり、従ってλMSインサート
の長いタンデム反復領域から誘導されたようであった。
2つの相補的グループのそれぞれからの2つのN13組
換え体はジデオキシヌクレオチドチェインターミネーシ
ョン法(Sanger、 N1cklenおよびCou
lson、 1977年、Proc、Natl、Aca
d、Sci、米国、74巻、5463〜5467頁; 
Biggin、GibsonおよびHong、 198
3年、Proc、Natl、Acad、Sci、米国、
80巻、3963〜3965頁)によってその後処理さ
れ、両頭上の各MS組換え体のコンセンサス反復配列が
決定された。
調製ゲル電気泳動分離によりヒl−DNAフィンガープ
リントから選ばれた断片をクローン化し、次にバクテリ
オファージ内でクローン化する方法は実施例1に述べら
れている。様々なミニサテライトを単離するために、4
0人のランダムに選ばれた人々からプールしたDNAか
らの大きさ6〜15kbの5au3A断片が、BamH
I置換ベクターλL47.1にクローン化された(Le
onenおよびBrammar+ 1980年; rA
 bacteriophage lambdavect
or for cloning large DNA 
fraga+ents madewith 5ever
al restriction enzymes (い
くつかの制限酵素により生成された多量のDNA断片を
クローン化するバタテリオファージラムダベクター)」
Gene、 20巻、249〜259頁〕。ヒトミニサ
テライトは実施例1において証明されたように長さの点
で実質的な対立遺伝子変化を示すことができるので、多
量の5au3A断片をクローン化するためにプールした
ヒトDNAを使用することは、多量の5au3A対立遺
伝子を有するクローン化可能な超可変遺伝子座の数を最
大限に多くすることができる。2000の組換え体のラ
イブラリーから5個のファージが、ヒトミニサテライト
プローブ33.15へのハイブリダイゼーションにより
単離され、そして5個のファージがプローブ33.6に
より検出され、MS系の組換え体を生成した(第1図参
照)。
以下倉自 各λMSm換体が超可変ミニサテライト用の遺伝子座特
異性プローブとして作用することができるかどうかを決
定するために、各組換え体の5au3Sインサートが、
3人の任意に選ばれた個体のHinf I消化物に対し
て、または7MS32についてはAlul消化物、即ち
)(inf I部位(第5図)を含むミニサテライトタ
ンデム反復単位に対して、ヒト競合DNAの存在の下で
ハイブリダイズされた。各ヒトDNA中における1つま
たは2つの大きな可変DNA断片にハイブリダイズした
組換え体の10個のうちの8個が試験された。プローブ
33.6 (λMS8,40.42および47)によっ
て検出された組換え体の4つが可変DNA断片の同じパ
ターンにハイブリダイズし、従って同じ超可変遺伝子座
から誘導される(第5図および第1表)。
第5図は遺伝子座特異的超可変DNAプローブのための
2M3組換え体のスクリーニングの例を示している。3
人の無関係な人からのDNAの2μgの試料が1(in
flで消化され、そして0.8%アガロースゲルにより
電気泳動処理され、そしてrMaterials an
d Methods Jにおいて述べられているように
して、pλg3(実施例1)2MS8および7MS40
からの32p標識5au3Aインサートとサザンブロッ
トハイプリダイズされた。
ハイブリダイゼーションの後、フィルターが65℃の0
.lX5SCにおいて洗浄され、そして増強スクリーン
の存在の下で1日(左側のパネル)または1週間(右側
のパネル)オートラジオグラフで写真にとられた。なお
、2MS8および7MS40は同じ超可変遺伝子座を検
出し、そして長期オートラジオグラフ法において、追加
の可変性DNA断片が検出可能である。
残りの組換え体λMSL、31.32および43が、す
でに特徴づけられている92g3遺伝子座を含まない異
る遺伝子座から誘導された(実施例1および第5図参照
)。これら2M3組換え体はどれも多可変断片のDNA
 rフィンガープリント」を生成しなかったけれども、
殆どのλMSプローブは長期オートラジオグラフ露光に
おいて追加の多形性D N A断片に対して弱く交差ハ
イブリダイズするように見えた(第5図)。プローブ3
3.15、λMS3および7MS30によって検出され
たλMS)Jl換え体の2つは、)linf Iまたは
5au3Aで消化したヒトDNA中の特異的座を、ヒト
競争体DNAの存在下または不存在下に検出できなかっ
た。延長したオートラジオグラフで、両者の組換え体は
、可変DNA断片の同一の淡いパターンを検出した(デ
ータは示されていない)。われわれはこの座持異性の欠
如を説明できず、そしてこれらの2つの2M3組換え体
をこれ以上特性づけなかった。
こうして従来大きい不安定なヒトミニサテライトのクロ
ーニングにおける報告された困難〔例えば、N1cho
lls  et  a10985)Nucleic A
c1ds Res。
13 、7569−7578およびWyman旦 al
(1985)Proc。
Nath、^cad、sci、UsA 77 、675
4−6758参照〕にかかわラス、DNAフィンガープ
レート中に検出された最大の最も可変性のDNA断片の
少なくともあるものは、インサートがrecBCE、 
 coli宿主中のファージの増殖により安定化される
場合、バクテリオファージ中でクローニング可能である
ことを、われわれは立証することができた。
各AMS組換え体からのインサートDNAのランダムセ
グメントを配列決定して、各クローニングした超可変座
がタンデム反復ミニサテライトから成るかどうかを決定
した(材料および方法を参照)。すべての2MSクロー
ンは、長さがλMSlについての9bpないし2MS4
3についての45bPの範囲であるタンデム反復単位か
ら主として成ることが示された(第6図)。
−第6図は、ミニサテライトのλMS系列のコンセンサ
ス反復配列単位を示す。各クローニングしたミニサテラ
イトのランダムセグメントを配列決定して、コンセンサ
ス反復単位を定めた。各コンセンサス中の可変位置は、
次のように示される:R,r=AまたはG、Y、Y=C
またはT 、 N。
n=任意の塩基。7MS8中のミニサテライトは、長さ
が29bpおよび30bpの2つの相互に散在する反復
単位から成る。92g3のコンセンサス反復配列は、ま
た、第2図に示されている。各反復配列はコア配列と整
列されており、一致するものは大文字で示されており、
そして92g3゜λMS31および7MS32とコアと
の比較から誘導される新しいコア配列も開示されている
。従来配列決定されたミニサテライトに見られる反復単
位間の変動と一致する、完全に相同の反復単位は、ミニ
サテライト中に存在しない(英国特許公告第2、166
、445号およびここの実施例1参照)。最も顕著なこ
とには、λMS8中のミニサテライトは、長さが29b
pおよび3obpの2つの密に関連するが、異る反復単
位の相互に混合した列から成る(第6図)。
こうして、5つの新しい超可変座が分離され、各々は主
としてタンデム反復ミニサテライトから成る。92g3
.λMSL、λMS31および7MS32のタンデム反
復単位の各々は、期待されるように、コア配列を含有す
る(第6図)。しかしながら、コア配列のコピーは不完
全であり、そしてこれらのミニサテライトの反復単位の
比較は、これらの大きい極めて可変性の座と優先的に関
連する新しいコア配列を明瞭に定めない。その代わり、
広い範囲のコア誘導体を大きいミニサテライトと関連づ
けることができるように思われる。より顕著には、コア
配列の高度に分岐した異型(Version)のタンデ
ム配列から成るプローブ33.6(英国特許公告第2.
166.445号参照)によって検出されるミニサテラ
イトλMS8および2MS43は、コア配列の高度に分
岐した(diversed)異型を含有する(第2図)
。再び、=λMS8.λMS43および33.6の比較
は、これらの3つの座に優先的に関連づけられる新しい
特異的配列を明瞭に明らかにしない(データは示されて
いない)。明らかなように、最も可変性のミニサテライ
トに関連づけられる他の配列のモチーフ(motif)
 、とくにプローブ33.6によって検出されるものは
、クローニングしたミニサテライトの非常に大きいスペ
クトルの分析を必要とするであろう。
C)クローン ミニサテライトによって分離された5つ
の新しいミニサテライト、λMS l 、 8.31.
32および43の各々は、単一の大きい可変性の座を検
出する。すべての座のメンデル遺伝は、CEP)Iプロ
グラムによって提供された大きい水平系統における分離
を分析することによって確証された。
第7図は、7MS32によって検出される超可変座のメ
ンデル遺伝を示す。CEPI(家族1413からの1μ
gのDNA試料をA7!u Iで消化し、そしてλMS
31からの32p標l!iS a u 3 Aインサー
トにサザンプロットハイプリダイズさせた。この族はこ
の座において完全に情報提供性(informativ
e)である。
各プローブについての対立遺伝子の変動性の程度は、ラ
ンダムに選択した英国人の個体の間で共有される対立遺
伝子の頻度を分析することによって推定した(第8図)
。第8図は、2MS43によって検出された超可変座に
おける対立遺伝子の変動性の推定を提供する。20人の
不規則に選択した英国人からのDNAの1μgの試料を
、HinfIで消化し、そして2MS43にサザンブロ
ットハイプリダイズさせた。すべての個体はへテロ接合
性であり、この超可変座におけるヘテロ接合性のレベル
が高い(H>0.86、P > 0.95)ことを示す
。ヘテロ接合性のより正確な推定は、各個体中の対立遺
伝子をオートラジオグラフ上の6つの最も近い近接体中
の対立遺伝子と比較して、個体間で共有される対立遺伝
子のレベルを推定することによって行うことができる。
例えば、個体5中のより大きい対立遺伝子は7中に存在
するが、2゜3.4.6および8中に存在しないように
思われる。同様に、5中のより小さい対立遺伝子は2〜
4または6〜8中に存在しない。検査したすべての個体
にわたって、S=0.11であり、これから平均の対立
遺伝子の頻度qはq=1− (1−3)172=0.0
56と推定することができ、そしてヘテロ接合性は(1
−q)=94%と推定することができる。
すべての座は高度に可変性であり、ヘテロ接合性は2M
S8についての90%から7MS31についての99%
に及ぶ(表1参照)。15および150の個体のプール
において分離された対立遺伝子のスペクトルを比較する
ことによって、対立遺伝子の長さの変動度をさらに分析
した(第9図)。
第9図は、ヒトDNAのプールにおける超可突座におけ
る対立遺伝子の長さの変動を示す。単一の個体(a)、
15の個体のプール(b)および150人のプール(c
)からのDNAの10μgの試料を、Aj2uI(2M
S32について)またはHinfI(残りのすべてのプ
ローブについて)で消化し、そして示した座特異的超可
変プローブとサザンプロットハイプリダイズさせた。す
べての個体はランダムに選択した北ヨーロッパ人であっ
た。個体aはプールb内に含まれ、そしてすべてのプー
ルbの個体はプールC中に含まれた。
7MS43は0でしるしをした短い)linf I対立
遺伝子によって表わされる第2可変領域を検出すること
に注意すべきである。この領域はそれ以上特徴づけなか
った。
最も可変性の少ない座、2MS8、について、15人の
プールにおいて分離可能である2つの主要な長さ5.3
 k bおよび7.2 k bの対立遺伝子+7つの低
い頻度の対立遺伝子が存在する。2つの主要な対立遺伝
子がこれらの15人の個体におけるサンプリング誤差の
結果でないことは、150人のプールにおけるそれらの
同様な分布、ならびに低い頻度の大きいスペクトルによ
って示される。
同様に、7MS43(94%のへテロ接合率)は15お
よび150の個体のプールによって共有される7つの主
要対立遺伝子、ならびに多くの小比率の対立遺伝子を示
す。対照的に、最も可変性の座λMSI、31および3
2および27g3(ヘテロ接合率は97−99%と推定
される)は、個体の両者のプールによって等しい強度で
共有される、有意の集団頻度をもつ対立遺伝子を示さず
(前述の27g3の最も短い1.6 k bのアレルを
除く)、こうしてこれらの座における対立遺伝子の数は
非常に高いと思わる。例えば、少なくとも50の異なる
2MS32の対立遺伝子を150の個体のプールにおい
て分離することができる。これはゲル電気泳動によって
限定される対立遺伝子の合計数の最小の推定値であろう
白人における対立遺伝子の長さの分散は、また、これら
の超可突座の間で変化する(第9図および表1参照)。
7MS31の大部分の対立遺伝子は5.5〜9.3 k
 bの比較的狭い大きさの範囲にわたってかなり均一に
分布し、これに対してスMSIの対立遺伝子は2〜20
kbの間で大きさを変化させる。対立遺伝子の長さの分
布が不均一である場合が多少あることについての証拠が
存在する。
とくに7MS43は5〜6kbおよび8〜14kbの2
つの主要な対立遺伝子の大きさのクラスを示し、そして
27g3は1.6〜1.7.2.8〜3.6および5〜
15kbの3つの大きさのクラスを示し、これらについ
ては実施例1において前述されている。
上に示したように、検出される座は極めて可変性であり
、そして事実ヒトDNAからこれまで分離されてきた大
部分の多形性座の中に存在する。
d)CI可′  の汰  リ。
超可変座特異的プローブのいずれもげっし類DNAにパ
イプリダイズせず、それゆえこれらの座の分離は人間−
げっし類体細胞雑種において追跡できた〔第10および
下表2参照〕。6つの座が4つの異なる常染色体に割当
てられ、染色体1および7の各々は2つの超可突座を共
有する。
第10図は1.A、1uTで消化したヒト−げっし類体
細胞雑種DNAのパネルにおいて、2MS32により検
出された超可突座の分離を示す。この座はヒト染色体1
と同時分離する(cosegregate) (下表2
参照)。興味あることには、雑種細胞系MOG2G2は
、2MS32およびλMSIの両者の2つの対立遺伝子
を有した(データは示されていない)。
このことが強く示唆するように、ヒト染色体1の両者の
親のコピーはこの雑種中に保持されており、そして、す
べての他の陽性の雑種はこれらの座の各々において単一
の対立遺伝子のみを含有していたので、これはλMSL
および2MS32のシンチニー(synLeny)につ
いて強く支持する証拠を提供する。雑種F4SC13c
l12は染色体1pを含有するが、2MS32について
陰性である。こうして2MS32は染色体lqに一時的
に局在化している。次のコードを第1O図において使用
する: 1、 ヒト2 2、 ハムスター 3、マウス 4、  FGIO 5、PCT BA18 6.1α9498 ?、  5IF4A24ET 8、 5IF15P5 9、  CTP34B4 10、 TWIN 19012 11、7WIN 19 F9 12、TWIN 19 F6 13、 TWIN 19 C5 14、門OG 2C2 15、MOG 2E5 16、 ヒ ト 1 17、ラット 18、0UR4,3 19、FIR5 20、C4A 21、0UR4R3 22、3W4 cl 5 23、クローン21 24、 WILF 1 25、 F4SC13cl 26、5IF4A31 27、 FST 9/10 2B、 HORL 411B6 29、 )IORP 9.5 表2はヒト−げっし類体細胞の雑種における超可変座の
染色体帰属を示す。
以下余白 chr、       12345   678910
  111213141518++ −+ −−−−−
+    +  −+  −−19−=−−−+−−−
−−−−− 20M−−M−−−−−+    −−−−−21+ 
−−++    −−−一−−++−+22     
    +−M+−−−−M+    N−−−−X 
          ++ −−+     −−++
+     +  +  +  −+97g3    
−−−−+    +−MM =   −−−−−λM
S  1    −−M−一   −−+−−+−−−
−7MS8     −N−+−−−−−−−−’+−
−λMS31     −+ −−+    + −−
−−+    −−−λMS32     −−−−−
   −−−−−    +  −−−−2M343 
     + −−++      −−−+    
   +  −−+−−+++      ++++ −−−−−−−+− −+−++++−− +−−++++++ 一−−++++NN +++−−−−++ −+  +  −−−−+  +   chr、  7
 17/17− −  +  +  +    −−+
  +   chr、  1 22/22+  −+ 
 −−−−+  +   chr、  5 20/21
−  +  +  −−−−+ +   chr、  
7 20/20− −  +  +  +   −−+
  +   chr、  1 23/23− −  +
  +  +    +  +  −+   chr、
  12 24/24表2において、次の体細胞雑種を
類型に分類した: L DUR4,3; 2、FIR5; 3、C4A;4
、DUR4R3; 5.3W4c15;  6、クロー
ン21;  7、WrLF、1;  8、F4SC13
cl12: 9.5IF4A31; 10 、FST9
/10:11、HORL411B6: 12 、HOR
P9.5: 13 、FGIO; 14、PCTB八1
8へ  15  、 1  α9498:  16、5
IF4A24E1;  17 .5IF15P5; 1
8 、CTP34B4; 19 、TWIN 1901
2; 20、TWIN 19F9; 21 、TWIN
 19F6; 22 、TWIN 19C5;23 、
MOG 2C2; 24、?’1OG2E5およびこの
表に使用した記号の意味は次の通りである: +、染色体または超可変座の存在−一、染色体または座
の不存在;M、ある細胞中にのみ存在する染色体、また
は座はサザンブロソトハイプリダイゼーションによって
ほんの弱く検出された;N、染色体は試験されないかあ
るいは、あいまいな結果、座は試験されなかった;P、
短いアームの存在:D、染色体7 pter−” q 
22が7/X転位として存在する。各座特異的超可変プ
ローブの推理した染色体帰属とが与えられており、同時
に完全な染色体および超可変座の存在または不存在につ
いて一致した、不明瞭な情報を与える細胞雑種の分画が
与えられている。各超可変プローブについて、1つを除
外したすべての染色体はこの分析において多様に排除さ
れた。
染色体1pを含有する雑種8 (F4SC13cl12
)へのλMSIのハイブリダイゼーションは、λMSL
が1p上に存在することを示唆している。逆に、λMS
32は雑種8にハイブリダイズせず、1qへの局在化を
示唆している。pg3は、染色体7 pter= q 
22を含有する雑種2 (FIR5)にハイブリダイズ
しない。さらに、それぞれ? pter−= q 31
.3および7q31.3−=qterを含有する雑種J
DA 13.1およびJDA3は、pλg3についてそ
れぞれ陰性および陽性であり(データは示されていない
)、pλg3を7q31.3−”qterに位置決定す
る。逆に、2MS31はFIR5およびJDA 13.
1にハイブリダイズするが、JD八へにハイブリダイズ
せず、7 pter−q22への帰属を示唆する。この
集団化の欠如は、シンテニソク標識(synjenic
 marker)のいずれかの対間の有意の連鎖の不存
在を示す、大きいCEP)!の親類関係(sibshi
p)における連鎖の分析によって確証された。
実施例1に記載する97g3を包含する、すべての6つ
のクローニングしたミニサテライトの座は常染色体のも
のであり、そして分散している。
見い出されたそのうち2つのミニサテライトのジンテニ
ノク対は、いずれも有意の対の方法の連鎖を示さない。
この常染色体の位置決定および集団化の欠如は、DNA
フィンガープリントの分離の分析からの前の結果と完全
に−敗し、これにより多コアのプローブによって検出さ
れる多数の超可変DNA断片は多数の分散した常染色体
の座から誘導されるが、個々の断片の染色体上の位置は
DNAフィンガープリントから推理できないであること
が示された。
これまで位置決定されたクローニングしたミニサテライ
トは、それらがヒトゲノム上に不規則に分散している場
合に期待されるように、より大きいヒト常染色体から誘
導される傾向がある(表1)。
正確な領域の位置決定の不存在で、これらのミニサテラ
イトは、単純配列のサテライトDNA中に濃縮されてい
る、動原体およびテロマーに優先的に位置するという可
能性が残っている。しかしながら、マウスの組換え近親
交配種におけるDNAフィンガープリント断片の分離分
析により、ネズミのミニサテライトは動原体またはテロ
マーに優先的に関連づけられないことが示され、そして
それらのヒト相手は同様に分散されるように思われる。
試験したタンプ4反復ミニサテライトプローブは非常に
感受性であり、それは多分ハイブリダイゼーションプロ
ーブと標的ミニサテライトDNAの両者の反復的性質の
結果であろう。−夜のハイブリダイゼーションの後に得
られたサザンプロットのオートラジオグラフのシグナル
を>Q、lng/ m lのプローブD N A 濃度
に飽和しくデータは示されていない)、そしてシグナル
は60ng以下のヒトゲノムDNAから得ることができ
る(第11A図参照)。同様に、試験した個体の遺伝子
型に依存して、これらのプローブは2%以下の1つの個
体のDNAと他のものとの混合体を検出できる(第11
B図参照)。
これらの座持異的ミニサテライトプローブの感度および
可変性は、それらをとくに法医学において有用とする。
第11C図は、性的に攻撃されかつ殺された2人の被害
者からの精液種の分析を示し、ここで第2番目の被害者
からのDNAの回収は、少なくとも0.5μgDNA/
試験を必要とする従来のDNAフィンガープリント分析
(英国特許公告第2,166.445号参照)のために
は不十分であった。
こうして、第11図は、座持異的プローブの感度の評価
、および二重強姦/殺人の事件の法医学的分析へのそれ
らの応用を示す。第11A図において、Hinflで消
化したヒ)DNAの減少する量を、MSIからの32p
標識インサートDNAとハイブリダイズさせた。フィル
ターを増強スクリーンの存在下に1週間オートラジオグ
ラフにかけた。第11B図において、減少する量の個体
AのDNAを4μgの個体BのDNAと示した比で混合
し、そして第11A図におけるように、λMSLとサザ
ンブロットハイプリダイズさせた。第11C図において
、被害者XおよびYは性的に攻撃されかつ殺されていた
。容疑者ZはYの殺人罪で告発されており、そして法廷
の証拠はXおよびYの両者が同一個体によって殺されて
いたことを示唆していた。次の法医学的試料からのDN
Aを分離し、そして分析した;a、モーテム後(pos
t−mortem)2日目に採取したXからの髪;b、
Xの恥骨の毛から回収した精液と膣液との混合物;C1
容疑者Zからの新鮮な血液;a、yからモーテム後IE
目に取った心臓の血液;e、精液、血液および膣液を有
するYからの膣スワブ;f、精子および血液を有するY
のスカートからの汚れ。試料aおよびbは4℃で3年間
貯蔵されており、試料dおよびeは4℃で2か月間貯蔵
され、そして試料fは4 ’Cで乾燥状態で2か月間貯
蔵されていた。DNAはG11l 、 Jeffrey
sおよびwerrett(1985)Nature31
8.577−579 、の手順に従って抽出し、H4n
flで消化し、そして”P標識λMs1インサートにサ
ザブロフトハイプリダイズさせた。
試料e(0,1μgのDNA)およびf (0,04p
gのDNA)を除外して、各試料において0.8μgの
DNAを分析した。オートラジオグラフィーは増強スク
リーンの存在下に1週間であった。精子種す、eおよび
fの各々は、被害者に帰属しない2つのハイブリダイズ
するDNA断片を含有することに注意すべきである。さ
らに、試料すは膣DNAから誘導される被害者の対立遺
伝子を含有する。
b、eおよびfにおける精液の対立遺伝子は区別不可能
であり、被害者XおよびYが同一の男性によって性的に
攻撃されていたことを示唆している。
容疑者Zの対立遺伝子は精液種のそれと合致しない。
これらの結果は、2MS31と交雑(データは示されて
いない)および大量の法医学的材料のDNAフィンガー
プリントの分析によって確証された。
この証拠に照して、容疑者に対して提出された告発は主
席検察官によって取下げられた。
サザンブロソトハイプリダイゼーションにおけるこれら
のミニサテライトの感度は、プローブのプールを、第1
0図における5プローブのプール(97g3.λMSL
、λMS8.λMS31および2MS43)について示
すように、いくつかの座からの可変DNA断片の同時検
出のために使用できるようにする。理論的には、5プロ
ーブによって検出可能な異なるDNA断片の数は Σ(1+Hi)であり、ここでH4は第1番目のプロー
ブのへテロ接合性である。これらの510−ブについて
、平均9.78の断片が1個体につき検出されるであろ
う。実際には、8.4±1.2(標準偏差)帯>2kb
が分割される(40のランダムに選択した個体を試験し
た)。この分割可能な帯の損失は部分的には小さく(1
,6kb)比較的共通するpλg3対立遺伝子の排除の
ためである(実施例1、平均堝失/個体=0.33帯)
が、主として異なるミニサテライトのアレルの電気泳動
の同時の移動の結果である。
多座サザンブロノトパターンは高度に個体特異的であり
、DNA断片のわずかに18%(標準偏差±11%)が
不規則に選択した北ヨーロッパ人の対(40対を試験し
た)間で共有される。同胞(s i b)について、断
片の共有レベルは、期待されるように、−57%に上昇
する(10の同胞対を試験した)。
父/母/子供のトリオについて、すべての子孫の断片は
親に追跡して戻ることができる(第12図)。各子孫は
父性起源に特異的である3±0.5(標準偏差)DNA
断片と、等しい数の母性特異的DNA断片を含有する(
10の父/母/子供のトリオ)。
こうして上に示すように、第12図はプールしたミニサ
テライトプローブとのハイブリダイゼーションによる、
ヒトDNA中の多数の超可表皮の検出を示す。英国人の
不規則の選択(1〜6)、同胞の対(7,8および9.
10)および父/母/子供の家族の群(11、12、1
3および14 、15 、16)からの4μgのDNA
の試料を、Hinf rで消化し、そして2kbより小
さいすべの断片がゲルから電気泳動してしまうまで、0
.8%のアガロースゲルの電気泳動にかけた。消化物を
97g3゜λMS31.λMS8.λMS31および2
MS43の各々からの2ngのインサートD N Aと
サザンブロソトハイプリダイズさせた;インサートはプ
ールした後、ランダムオリゴヌクレオチドのブライミン
グによって32pで標識した。帯の標識強度の変動は、
個々のプローブの標識付けおよび交雑の効率の変動性か
ら多分生ずる。
【図面の簡単な説明】
第1A図は、DNAフィンガープリントからの特定の超
可変DNAのゲル電気泳動による精製を示し、断片は「
断片g」と表示されている。 第1B図は、クローン化DNAの制限地図にょるDNA
断片の構成を示す。 第2図は、とくにコンセンサス反復配列および英国特許
公告第2.166、445号の「コア」配列とのその整
列を目立たせた、超可変断片gのDNA配列を示す。 第3図は、97g3によって検出される多形性DNA断
片のメンデル遺伝を示す。 第4図は、97g3へのハイブリダイゼーションによっ
て検出されるミニサテライトの対立遺伝子の大きさの分
布を示す。 第5図は、座特異的超可変DNAプローブについての2
M3組換え体のスクリーニングを示す。 第6図は、ミニサテライトのλMS系列および91g3
ミニサテライトのコンセンサス反復配列の単位を示す。 第7図は、ここでλMS322と表示するプローブによ
って検出される、超可変座のメンデル遺伝を示す。 第8図は、ここで2MS43と表示するプローブによっ
て検出される、超可変座における対立遺伝子の変動の推
定を示す。 第9図は、ヒトDNAのプール中の超可変座における対
立遺伝子長さの変動の分析を示す。 第10図は、A6uIで消化したヒト−げっし類の体細
胞の雑種DNAのパネルにおける、ここでλMS32と
表示するプローブによって検出される超可変座の分離を
示す。 第11図は、座特異的超可変プローブの感度の評価、お
よび二重の強姦/殺人の場合における法医学における前
記プローブの応用を示す。 第12図は、本発明のプールしたミニサテライトプロー
ブとのハイブリダイゼーションによる、ヒトDNA中の
多数の超可変座の検出を示す。 以下余白 〜 A11+9 1 2 3 ゛− 争 8蟲 −a  Ai(+ 沖−m−−・−H 18′り≦ −IS            訃 すリへり 9・7 1          遣パ ■ −、匁 が (・   ゛ ・、″ −−コ 00ぐ)cD(Oa °゛ =Xへ ・− !コ甲 ・j′、  シyFb、f、tIH分 Bp  τン「
 ミごC情BA 8A、EA BA EIA日−m−始
           ◆槽槽  伸壱〜     砂
F−・・ (y>       14 1)   ロ ーー目 °パ曹 1)   1  番 :′−5? つ パぐ   番 番 qr      s 、  、  、、、””””””
’:”’l’、、’、、、’、I’m番  I    
      、 ′D   目 C・    資 −垂  奪 ・・・      手       −     ビ。 〜・9・ 一′へ     ・−一 一   麻         −゛ 曹  會  1        拳書   16ン  
             −・1′?・・・う   
             ・(B1、       
         20−B            
      ・23°  ″     2゜ ・・I3     番      222、     
 ・・〜;4             ・ 29番 
         ゛ ・5 p9:  42 +  (1’諌θ゛^θりち詑−1・
− B                        
  ’;:’Wraj+of   I   2 4  
B  :6  ′12 fi4  j28  つFig
。12 、/・ 昏 手続補正書(方式) 昭和62年6月、8日 特許庁長官 黒 1)明 雄 殿 1、 事件の表示 昭和62年特許願第062754号 2、 発明の名称 改良された遺伝子プローブ 3、 補正をする者 事件との関係    特許出願人 名称 インペリアル ケミカル インダストリーズ静光
虎ノ門ビル 電話504−07216、補正の対象 (1)明細書 (2)図 面 7、補正の内容 ill  明細書の浄書(内容に変更なし)(2)図面
の浄書(内容に変更なし) 8、添付書類の目録 (1)浄書明細書      1通 (2)浄書図面    1通

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ゲノムにおける少くとも3(100)の対立遺伝子
    変化(この明細書に定義されている通り)又は少なくと
    も3の多形性の程度を有する特定の領域または遺伝子座
    について特異的なミニサテライトを含むDNA断片にハ
    イブリダイズすることのできるポリヌクレオチドの製造
    方法において、1より多くの多形性ミニサテライト領域
    または超可変遺伝子座にに関連してDNAを識別するこ
    とのできるポリヌクレオチドプローブとゲノムDNAの
    断片とのハイブリダイゼーションにより同定したDNA
    断片をクローニングし;そして上記DNA断片から、ゲ
    ノムにおける少くとも3(100)の対立遺伝子変化(
    この明細書に定義されている通り)又は少なくとも3の
    多形性の程度を有する特定の領域または遺伝子座につい
    て特異的なミニサテライトを含むDNA断片にハイブリ
    ダイズすることができるポリヌクレオチドを調製する;
    ことを含んで成る方法。 2、単一ミニサテライト領域または超可変遺伝子座につ
    いて特異的であり、且つ制限エンドヌクレアーゼで試料
    のゲノムDNAを断片化することにより得られる対応す
    るDNA断片にヌクレオチド配列がハイブリダイズする
    ことのできる程度に前記領域又は遺伝子座と相同である
    ヌクレオチド配列を含んで成り、上記DNA断片が上記
    ミニサテライト領域または超可変遺伝子座からのミニサ
    テライトを含んでおり: 1)上記部位または遺伝子座が少くとも3(100)の
    対立遺伝子変異(ここに定義されている通り)又は少な
    くとも3の多形性の程度を有し;そして2)上記領域ま
    たは遺伝子座が次の配列(相補的配列を含む): (A)AGGGCTGGAGG 1 (式中、TはTまたはUであり、そして(A)は存在し
    てもしていなくてもよい)、または次の配列(相補的配
    列を含む): AGAGGTGGGCAGGTGG 2 (式中、TはTまたはUである)の少くとも3つのタン
    デム反復配列から成るポリヌクレオチドプローブによっ
    て検出可能であることを特徴とする、単離された形また
    はクローン化された形のポリヌクレオチド。 3、特許請求の範囲第1項に記載の方法によって最初に
    生成したポリヌクレオチドを製造する方法または特許請
    求の範囲第2項に記載されているポリヌクレオチドを製
    造する方法において、直接合成又はクローン化物質の微
    生物学的再生産を含んでなることを特徴とする方法。 4、特許請求の範囲第2項に記載のポリヌクレオチドま
    たは特許請求の範囲第1項に記載の方法で製造したポリ
    ヌクレオチドを含んで成り、且つこのポリヌクレオチド
    が標識成分又はマーカー成分を有することを特徴とする
    ポリヌクレオチドプローブ。 5、特許請求の範囲第2項に記載のポリヌクレオチドま
    たは特許請求の範囲第1項に記載の方法により製造した
    ポリヌクレオチドに標識又はマーカーを付することを含
    んで成る特許請求の範囲第4項に記載されているポリヌ
    クレオチドプローブを製造する方法。 6、少くとも3(100)の対立遺伝子変化(この明細
    書に定義されている通り)又は少なくとも3の多形性の
    程度を有するゲノム中の特定の領域または遺伝子連につ
    いて特異的なミニサテライトを含むDNA断片にハイブ
    リダイズすることのできるポリヌクレオチドの製造方法
    において、 特許請求の範囲第4項に記載のポリヌクレオチドプロー
    ブまたは特許請求の範囲第5項の方法により製造したポ
    リヌクレオチドプローブとゲノムDNAの断片とのハイ
    ブリダイゼーションにより同定したDNA断片をクロー
    ニングし;そして上記DNA断片から、少くとも3(1
    00)の対立遺伝子変化(この明細書に定義されている
    通り)又は少なくとも3の多形性の程度を有するゲノム
    上の特定の領域または遺伝子連について特異的なミニサ
    テライトを含むDNA断片にハイブリッド化することの
    できるポリヌクレオチドを調製することを含んで成り: プローブをして1個より多くの多形性ミニサテライト領
    域または超可変遺伝子連に関連してDNAを識別せしめ
    るのに効果的なハイブリッド化条件の下で行われること
    を特徴とするポリヌクレオチドの製造方法。 7、単一ミニサテライト領域または超可変遺伝子座につ
    いて特異的であり、且つ制限エンドヌクレアーゼで試料
    ゲノムDNAを断片化することにより得られる対応する
    DNA断片にヌクレオチド配列がハイブリダイズするこ
    とのできる程度に相同であるヌクレオチド配列を含んで
    成り、上記DNA断片が上記ミニサテライト領域または
    超可変遺伝子座からのミニサテライトを含んでおり、こ
    こで 1)上記領域または遺伝子連が少くとも3(100)の
    対立遺伝子変化(この明細書に定義されている通り)又
    は少なくとも3の多形性の程度を有し、そして 2)上記領域または遺伝子連が特許請求の範囲第24項
    または第4項に述べられているポリヌクレオチドプロー
    ブまたは特許請求の範囲第5項の方法により製造したポ
    リヌクレオチドプローブによって検出可能であることを
    特徴とする、単離された形またはクローン化された形の
    ポリヌクレオチド。 8、1つ以上の対照にに対してゲノムDNAの試験試料
    を特徴付ける方法において、タンデム反復配列に対応す
    る配列を有意に開裂せしめない1つ以上の制限酵素で試
    料DNAを断片化し、単一ミニサテライト領域または超
    可変遺伝子連について特異的であり且つ上記単一ミニサ
    テライト領域または超可変遺伝子連からのミニサテライ
    トを含む対応するDNA断片にヌクレオチド配列がハイ
    ブリダイズすることのできる程度に相同であるヌクレオ
    チド配列を含んで成るポリヌクレオチドまたはポリヌク
    レオチドプローブでDNA断片を検査し、ハイブリダイ
    ズしたDNA断片を検出し、そしてハイブリダイズした
    断片を上記の1つの対照または2つ以上の対照と比較す
    ることを含んで成り、 1)上記ミニサテライト領域または超可変遺伝子座が少
    くとも3(100)の対立遺伝子変化又は少なくとも3
    の多形性の程度を有し、そして 2)上記領域または遺伝子座が1個より多くの多形性ミ
    ニサテライト領域または超可変遺伝子座に関連してDN
    Aを識別することのできるポリヌクレオチドプローブに
    よって検出可能であることを特徴とする方法。 9、試験試料提供者が1又は複数の対照試料提供者と同
    一か否かを確定するために、1又は複数の対照試料を同
    様に断片化し、そして各試料からのハイブリダイズした
    断片を比較することを特徴とする第8項に記載の方法。 10、次の配列: AGGAATAGAAAGGCGGGYGGTGTGG
    GCAGGGAGRGGC 3GTGGAYAGG 4 TGGGAGGTGGRYAGTGTCTG 5GAA
    TGGAGCAGGYGRCCAGGGGTGACTC
    A 6GGGCTGGGGAGATGGTGGAGGA
    GGTGTTGG 7AGGCTGGGGAGATGG
    TGGAGGAAGAGTAC 8TGTGTGTAA
    TGGGTATAGGGAGGGCCCCGGGAAG
    GGGGTGTGGYX 9 (配列中、YはC、T又はUであり;XはG又はCであ
    り;RはA又はGであり;そしてTはT又はUである) から選択されるいずれか1つの配列もしくはそのタンデ
    ム反復配列、又はこれらに相補的な配列を含んで成るポ
    リヌクレオチドプローブ。 11、特許請求の範囲第10項に記載の式3の配列又は
    そのタンデム反復配列を含んで成るポリヌクレオチドプ
    ローブ。 12.1又は複数の対照に対してゲノムDNAの試験試
    料を特徴付ける方法であって、タンデム反復に対応する
    配列を有意な程度に開裂せしめない1又は複数の制限酵
    素により試料のDNAを断片化し、特許請求の範囲第1
    0項又は第11項に記載のポリヌクレオチドプローブに
    よりDNA断片をプローブし、そしてハイブリダイズし
    た断片を前記1又は2以上の対照と比較することを含ん
    で成る方法。
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