JPS62282401A - 正特性サ−ミスタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 産業上の利用分野 本発明は電気回路において、スイッチング素子や発熱素
子として機能する正特性サーミスタに関するものである
。

従来の技術 従来、この種の正特性サーミスタは、第２図。

第３図に示すような構成であった。第２図において、４
は正特性サーミスタ素体、６はアルミニウム電極であり
、正特性サーミスタ素体４の対向面にメタリコン溶射や
プラズマ溶射等の方法によりオーミックに付与されてい
る。また、第３図は別の従来技術で、第３図において、
６は正特性サーミスタ素体、７はニッケル無電解メッキ
法によって付与した第１の電極で正特性サーミスタ素体
６とオーミックに付与され、８は銀を印刷焼付やメッキ
によって付与した第２の電極であり、電極付与後、正特
性サーミスタ素体６の外周を研磨して不要電極を除去し
正特性サーミスタを形成していた。

発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、使用方法においてそれぞれ
以下のような種々の問題があった。

第２図の構成では、正特性サーミスタを圧接して端子を
導出する場合、アルミニウム電極６自らの酸化膜で接触
不良になり易いため、高い圧力で接触設計しなければな
らず、また耐久的にアルミニウム電極５の腐食が進行し
易いだめ、外気から遮断する密封構造を必要とし、品質
保証に対する製品化応用設計が大変困難であるという問
題があった。

第３図の構成では、電極の材料費（例えばニッケル、銀
）と電極形成のだめの労務費（例えばメッキ費用、研磨
費用０品質管理費用等）が高いため、高品質で安価な製
品を提供することが困難でおるという問題があった。

本発明はこのような問題点を解決するもので、高品質で
安価な製品を設計することが容易な正特性サーミスタを
提供することを目的とするものである。

問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は、銀電極でアルミ
ニウム電極を覆い、２層電極としたものである。

作用 この構成により、アルミニウム電極を腐食から保護し、
端子と電極との接触信頼性が向上することとなる。

実施例 第１図は本発明の一実施例による正特性サーミスタの断
面図であり、第１図において、１は正特性サーミスタ素
体で、対向面にアルミニウム電極２をメタリコン溶射や
プラズマ溶射等により付与し、第１の電極とした。この
アルミニウム電極２の付与面積は、正特性サーミスタ素
体１の対向面の一面積よりも小さく、かつ対向面外周よ
りも内側に付与するのが望ましい。更に、銀ペーストを
アルミニウム電極２の上に印刷焼付して銀電極３を付与
し、第２の電極とした。この時、銀電極３はアルミ二り
ム電極２全体を覆ったものである。

発明の効果 以上のように本発明によれば、銀電極でアルミニウム電
極を覆うことにより、アルミニウム電極の腐食を防止す
ることができる。また、銀電極は導電率が高く耐食性に
優れるため、圧接による端子の導出が容易で、長期間の
庚用に耐え、信頼性が高いものとなる。また、銀電極の
印刷焼付工法は既存の技術を応用できるため、安価で遺
品質な正特性サーミスタを提供できるという効果が得ら
れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による正特性サーミスタを示
す断面図、第２図及び第３図はそれぞれ従来の正特性サ
ーミスタを示す断面図である。 １・・・・・・正特性サーミスタ素体、２・・・・・・
アルミニウム電極（第１の電極）、３・・・・・・銀電
極（第２の電極）。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第２
図 第３図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）正特性サーミスタ素体の両対向面に、アルミニウ
   ムを第１の電極として付与し、その上に銀を第２の電極
   として形成した正特性サーミスタ。
2. （２）正特性サーミスタ素体の電極付与面の面積よりも
   小さい面積で第１の電極を付与し、その上に第１の電極
   全体を覆って第２の電極を付与した特許請求の範囲第１
   項記載の正特性サーミスタ。