JPS62282245A - 群落のクロロフイル濃度測定装置 - Google Patents

群落のクロロフイル濃度測定装置

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JPS62282245A
JPS62282245A JP12657486A JP12657486A JPS62282245A JP S62282245 A JPS62282245 A JP S62282245A JP 12657486 A JP12657486 A JP 12657486A JP 12657486 A JP12657486 A JP 12657486A JP S62282245 A JPS62282245 A JP S62282245A
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JP12657486A
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Masaharu Sawa
沢 正治
Shizuhiro Okui
奥井 静弘
Koichi Yakura
矢倉 弘一
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 良夏上食且朋光国 本発明は、太陽光が群落によって反射された光をサンプ
ル光として受光して光電変換するとともに、白色拡散板
を介して入射した大陽光を参照光として受光して光電変
換し、前記サンプル光の光電変換出力と前記参照光の光
電変換出力とに基づいて群落のクロロフィル濃度を測定
する装置に関する。
この群落のクロロフィル7麿度測定装置は、得家などに
おいて、キ直吻に対して施弓巴を行うべき時機を知る等
のために植物の群落の成長度合をそのクロロフィルt;
度の測定によって検査する場合等に使用される。
l米q夜度 従来のこの種の群落のクロロフィル濃度測定装置であっ
て、サンプル光および参照光が、クロロフィル濃度の変
化によって反射率が異なる波長成分とクロロフィル濃度
の変化によっても反射率がほぼ一定になる波長成分とに
分割してそれぞれを受光するように構成されたものにつ
いて、以下説明する。
皇定厘1 まず、植物の群落のクロロフィル濃度を前記のように分
光反射率に基づいて測定する原理について説明する。
クロロフィル濃度の相違に応して反射率が変化する波長
をR5、クロロフィル濃度の相違にもかかわらず反射率
がほぼ一定となる波長をR2とする。これら2つの波長
λ1.λ2の光に対する群落の反射率をそれぞれR,、
R,、定数をa、b、群落の平均的なりロロフィルY;
度をCとすると、クロロフィル濃度Cは、 C= a  −+ b   ・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・(11R。
で表される。定数a、bは、調整によって、a=1、b
=0とすることができ、弐(11は、し C=□ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・(2)となる。
波長λ1.λ2に対する反射率R+、Rzを直接的に測
定することはむずかしいので、次のような参照光を用い
た補正方式によって反射率R1゜R2を求める。
即ち、光源からの波長λ1.λ2についての光の強度を
それぞれ1.、[rとすると、光源から群落に照射され
、群落によって反射された波長λ1゜R2のサンプル光
の強度はそれぞれRI X I 1゜R,X[、となる
。一方、光源から直接に入射した波長λ1.λ宜につい
ての参照光の強度はそれぞれ[t、4iである。従って
、 RzXIt    [1R2 となり、この式(3)から、反射率の比(R1/Rz)
が求められる。この反射率の比(R1/Rz ’)が、
  判ると、式(2)からクロロフィル1度Cを求める
ことができる。
植物(稲)の波長λ−反射率Rの特性を第4図に示す。
この特性図において、実線はクロロフィル濃度C=0.
18a/cdの場合、破線はC= 0.49q/ ca
lの場合、鎖線はC= 0.13mg / ciの場合
である。
波長λと反射率Rとの関係において、クロロフィル濃度
Cの相違に応じた反射率の変化が最も顕著になる波長が
550(nm)であり、クロロフィル濃度Cの相違にも
かかわらず反射率の変化が最も少ない波長が800(n
m)である。そこで、反射率R1に対応する波長として
λ、 = 550 (nm)を採用し、反射率R2に対
応する波長としてλ2=800Cnmlを採用する。
次に、この原理を応用した従来の群落のクロロフィル濃
度測定袋こを第5図に基づいて説明する。
第5図において、lはレンズからなるサンプル光の測光
光学系、2はハーフミラ−13はミラー、4はファイン
ダ光学系、5は分岐ファイバ5a。
5bを存する二分岐オプティカルファイバ、6aは’+
 = 550 (nm)の波長成分を透過する第1フイ
ルタ、6bはλz = 800 (nm) ノ波長成分
を透過する第2フイルタ、7aは第1フイルタ6aに対
向して設けられた第1受光素子、7bは第2フイルタ6
bに対向して設けられた第2受光素子である。二分岐オ
プティカルファイバ5の1i7端面の中央は測光光学系
lの焦点位置に配置されている。二分岐オプティカルフ
ァイバ5の一方の分岐ファイバ5aの後端面は第1フイ
ルタ6aに対向し、他方の分岐ファイバ5bの後端面は
第2フイルタ6bに対向している。
以上がサンプル光受光部Aを構成している。このサンプ
ル光受光部Aは、その光軸が群落Gに向けてセットされ
るものである。
また、8は白色拡散板、9aはAt = 550 Cn
m〕の波長成分を透過する第3フイルタ、9bはλz 
= 800 (nm)の波長成分を透過する第4フイル
タ、10aは第3フイルタ9aに対向して設けられた第
3受光素子、tabは第4フイルタ9bに対向して設け
られた第4受光素子であり、以上が参照光受光部Bを構
成している。この参照光受光部Bは、クロロフィル濃度
の測定時において、その光軸が天空の任意の方向に向け
てセントされるものである。
第1受光素子7aおよび第2受光素子7bは、それぞれ
第1光電変換部11a、第2充電変換部Ilbに接続さ
れている。第3受光素子10aおよび第4受光素子ta
bは、それぞれ第3光電変換部11C1第4光電変換部
lidに接続されている。第1ないし第4の光電変換部
11a〜lidは、それぞれアナログスイッチ12a〜
12dを介して二重積分方式のA/Dコンバーク13に
接続され、A/DコンバータI3はマイクロコンピュー
タ14に接続されている。
マイクロコンピュータ14には、ディスプレイ装置15
、測光スイッチ16が接続されている。二点鎖線で表し
た17は、群落のクロロフィル濃度測定装置の本体を示
す。
次に、この従来の群落のクロロフィル濃度測定装置の動
作を説明する。
まず、サンプル光受光部Aの光軸を群落Gに向けるとと
もに、参照光受光部Bの光軸を天空の任意の方向に向け
る。
太陽Sの光は、強度[1,波長λ11−550(n]の
波長成分および強度It、波長λ、 = 800(nm
)の波長成分を含んでいる。この太陽光が群落Gに照射
して反射される。A、 −550(nm)の波長成分に
対応した群落Gの反射率はR1であるから、その反射光
即ちサンプル光の強度はR8xi、となる。λt = 
800 (nm)の波長成分に対応した群落Gの反射率
はR2であるから、その反射光即ちサンプル光の強度は
R2XI、となる。
このサンプル光は測光光学系1を通って二分岐オプティ
カルファイバ5に入り、分岐ファイバ5a、5bを通っ
て第1フィルタ5a、第2フイルタ6bに入射する。入
射したサンプル光は、第1フイルタ6aによってハ=5
50(nmlの波長成分のみが透過され、第2フイルタ
6bによってλx−800(nm)の波長成分のみが透
過される。
従って、第1受光素子7a、第2受光素子7bで受光さ
れ、第1光電変換部11a、第2光電変換部11b、A
/Dコンバータ13を介してマイクロコンピュータ14
に人力されるデータの値はそれぞれR+  ×I+ −
Rz X If となる。
一方、群落Gに照射しているのと同じ強度11゜波長λ
1 = 550 (nm:lの波長成分および強度IZ
+波長λz = 800 [nmlの波長成分を含んで
いる大陽光が参照光受光部已に参照光として直接的に入
射される。即ら、λ1−550 (nm)の波長成分に
対応した参照光の強度はI1 となり、λ2=800C
nm)の波長成分に対応した参照光の強度はI2となる
この参照光は白色拡散板8によって拡散された後、第3
フィルタ9a、第4フイルタ9bに入射する。参照光は
、第3フイルタ9aによってλ1−1−550(nの波
長成分のみが透過され、第4フイルタ9bによってλz
 −800(nm)の波長成分のみが通過される。
従って、第3受光素子10a、第4受光素子10bで受
光され、第3光電変喚部11C1第4光電変換部11d
、A/Dコンバータ13を介してマイクロコンピュータ
14に入力されるデータの値はそれぞれ1+、It と
なる。
マイクロコンピュータ14は、入力した4つのデータ(
R+  xli、  (Rz Xl2)、Il、Izに
基づいて、式(3)による演算によって反射率の比(R
,/R2)を算出する。そして、反射率の比(R,/R
2)に基づいて式(2)から群W、Gの平均的なりロロ
フィル濃度Cを算出する。
参照光受光部Bにおいて、第3受光素子10a。
第4受光素子1obに入射する光は、前もって白色拡散
板8によって拡散されているため、太陽Sの多動につれ
て太陽光の入射角度が変化しても、波長λ+ = 55
0 (n m) 、  λ2= 800 (n m)の
波長成分の強度1..1.には変動がない。(負Sすれ
ば、参照光受光部Bを向ける方向を太陽Sに向かう方向
としな(でもよく、参照光受光部Bが天空のどの方向を
向いていてもよい。即ち、参照光受光部Bの向きについ
て、何ら気をつかうことなくクロロフィル濃度Cの測定
作業を能率良く行うことができる。
そして、光源として太陽光を利用するため、群落Gをひ
とまとまりとしてそのクロロフィル濃度Cを測定できる
とともに、圃場に入ることなく遠隔的に測定できる。ま
た、測定するのは群落Gについての平均的なりロロフィ
ル濃度Cであるから、データとして優れたものを迅速、
容易に得ることができる。
一■が” しようとする4 ヴ しかしながら、この従来例の場合、サンプル光と参照光
とを受光しA/D変換するのに、互いに別系統のサンプ
ル光受光部Aと参照光受光部B、ならびに互いに別系統
の第1.第2の光電変換部11a、llbと第3.第4
の光電変換部11c、lidとを用いているため、’A
N全体の構造が複雑で高コストの原因となっているとと
もに、両系統の分光感度のバラツキや電気的特性のバラ
ツキなどに対する調整が必要であるという問題があった
本発明は、このような事情に溜みて、調整作業の簡素化
およびコストダウンを達成することを目的とする。
−占を解 するための 本発明は、上記の問題点を解決するために、次のような
構成をとる。
即ち、本発明の群落のクロロフィル濃度測定装置は、 太陽光が群落によって反射された光をサンプル光として
受光して光電変換するとともに、白色拡散板を介して入
射した太陽光を参照光として受光して光電変換し、前記
サンプル光の光電変換出力と前記参照光の光電変換出力
とに基づいて群落のクロロフィル濃度を測定する装置に
おいて、前記サンプル光についての受光部および光電変
換部と前記参照光についての受光部および光電変換部と
のそれぞれを共用の受光部および共用の光電変換部に構
成してあるとともに、 前記白色拡散板を、前記サンプル光の前記共用受光部に
対する入射を許容し前記参照光の前記共用受光部に対す
る入射を禁止する状態と、前記サンプル光の前記共用受
光部に対する入射を禁止し前記参照光の前記共用受光部
に対する入射を許容する状態とに切換自在に構成しであ
ることを特徴とするものである。
止−里 この構成による作用は、次の通りである。
白色拡散板を、非動作状態、即ち、サンプル光を受光部
に入射させ、かつ、参照光を受光部に入射させない状態
に切り換えたときは、サンプル光のみが受光部に入射さ
れ、光電変換部によって光電変換される。また、白色拡
散板を、動作状態、即ち、参照光を受光部に入射させ、
かつ、サンプル光を受光部に入射させない状態に切り換
えたときは、参照光のみが受光部に入射され、光電変換
部によって光電変換される9以上の2状態は、選択的に
切り換えられるものであり、同時に現れることはない。
そして、サンプル光の処理部である受光部および光電変
換部と、参照光の・処理部である受光部および光電変)
区部とは同一のものであるから、この受光部および光電
変換部の数が従来例に比べて半減する。
大上班 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1図は本発明の実施例に係る群落のクロロフィル濃度
測定装置の概略構成図である。
第1図において、21はレンズからなるサンプル光の測
光光学系、22はハーフミラ−123はミラー、24は
ファインダ光学系、25は分岐ファイバ25a。
25bを存する二分岐オプティカルファイバ、26aは
λ+ = 550 (nm)の波長成分を通過する第1
フイルタ、26bはλz = 800 (n m)の波
長成分を透過する第2フイルタ、27aは第1フイルタ
26aに対向して設けられた第1受光素子、27bは第
2フイルタ26bに対向して設けられた第2受光素子で
ある。二分岐オプティカルファイバ25の@端面の中央
は測光光学系21の焦点位置に配置されている。二分岐
オプティカルファイバ25の一方の分岐ファイバ25a
の後端面るよ第1フイルタ262に対向し、他方の分岐
ファイバ25bの後端面は第2フイルタ26bに対向し
ている。
以上がサンプル光と参照光とに共用の受光部Xを構成し
ている。この共用受光部Xは、その先軸が群落Gに向け
てセットされるものである。
第1受光素子27aおよび第2受光素子27bは、それ
ぞれ第1光電変喚部28a8第2光電変換部28bに接
続されている。第1.第2の光電変換部28a、23b
は、それぞれアナログスイッチ29a、29bを介して
二重積分方式のA/Dコンバータ30に接続され、A/
Dコンバータ30はマイクロコンピュータ31に接続さ
れている。以上の第1.第2の光電変換部28a、28
bおよび第1.第2のアナログスイッチ29a、29b
が、サンプル光と参照光とに共共の充電変換部Yを構成
している。マイクロコンピュータ31には、ディスプレ
イ’A W 32 、測光スイッチ33が接続されてい
る。なお、ディスプレイ装置32については、ファイン
ダ光学系24において視認できる位置に配置するほか、
装設本体の外部に配置してもよい。
また、34は白色拡散板であり、太陽光を拡散すること
により、太陽Sがどの位置にあっても第1受光素子27
a、第2受光素子27bに入射するλ。
−550(nm)、  λ−= 800 (nm)の波
長成分の強度1.、l、の比(1,/It)に変化を生
じさせないためのものである。
35はマイクロコンピュータ31に接続されたパルスモ
ークドライバ、36はパルスモータを動力源とする白色
拡散板切換機構である。マイクロコンピュータ31から
パルスモータドライバ35に対して正転駆動信号P、が
出力されると、パルスモータドライバ35が白色拡散板
切換機構36を駆動して白色拡散板34を光路p中に突
出する姿勢に制御する(第2図参照)。この突出姿勢に
ある白色拡散板34は、共用受光部Xに対するサンプル
光の入射を禁止し、かつ、共用受光部Xに対する参照光
の入射を許容する。
マタ、マイクロコンピュータ31からパルスモータドラ
イバ35に対して逆転駆動信号pHが出力されると、パ
ルスモータドライバ35が白色拡散板切換機構36を駆
動して白色拡散IFi、34を光路lから退避する姿勢
に制御する(第1図参照)。この退避姿勢にある白色拡
散板34は、共用受光部Xに対するサンプル光の入射を
許容し、かつ、共用受光部Xに対する参照光の入射を禁
止する。
次に、この実施例の群落のクロロフィル濃度測定装置の
基本的な動作を説明する。
まず、共用受光部Xの光軸を群落Gに而ける。
初期状態では、白色拡散板34を第1図に示す退避姿勢
にする。従って、群落Gに照射され群落Gによって反射
された光がサンプル光として共用受光部Xに入射される
一方、直接の太陽光である参照光の入射は禁止される。
太陽Sの光は、強度I1.波長λ+ = 550 (n
m)の波長成分および強度■2.′O1,長λ、 = 
8o。
(n m )の波長成分を含んでいる。この大陽光が群
落Gに照射して反射される。λj= 550 (n m
)の波長成分に対応した群落Gの反射率はR,であるか
ら、その反射光即ちサンプル光の強度はR1×11 と
なる。λz−800(n m3 の波長成分に対応した
群落Gの反射率はR2であるから、その反射光即ちサン
プル光の強度はRzXlz となる。
このサンプル光は測光光学系21を通って二分岐オプテ
ィカルファイバ25に入り、分岐ファイバ25a、25
bを通って第1フィルタ26a、第2フイルタ26bに
入射する。入射したサンプル光は、第1フイルタ26a
によってλ、 = 550 (nmlの波長成分のみが
i3通され、第2フイルタ26bによってλZ = 8
00 (口m〕の波長成分のみが透過される。
従って、第1受光素子27a、第2受光素子27bで受
光され、共用光電変換部Yにおける第1光電変喚部28
a、第2光電変換部23b、A/Dコンバータ30を介
してマイクロコンピュータ31に入力すれるデータの(
直はそれぞれR,xl+ 、Rz XI!となる。
次に、白色拡散板34を第2図に示す突出姿勢にする。
従って、群落Gからのサンプル光の共用受光部Xに対す
る入射は禁止される。
一方、突出姿勢にある白色拡11シ仮34によって、群
落Gに照射しているのと同′−強度11.波長λ+ =
 550 (nm)の波長成分および強度[z+波長λ
2 = 800 (nm)の波長成分を含んでいる太陽
光が共用受光部Xに参照光として直接的に入射される。
即ち、λ1= 550 (nm)の波□長成分に対応し
た参照光の強度は■、となり、λ2=800(nm)の
波長成分に対応した参照光の強度は1.となる。
この参照光は白色拡散板34によって拡散された後、第
1フィルタ26a、第2フイルタ26bに入射する。参
照光は、第1フイルタ26aによってλ。
=550(nm]の波長成分のみがi3遇され、第2フ
イルタ26bによってλ2 = 800 (nm)”の
波長成分のみが透過される。
従って、第1受光素子27a、第2受光素子27bで受
光され、共用光電変換部Yにおける第2光電変換部28
C1第2光電変換部28d、A/Dコンバータ30を介
してマイクロコンピュータ31に人力されるデータの値
はそれぞれ11.12 となる。
マイクロコンピュータ31は、入力した4つのデータ(
R+  X11)、  (Rz x+2>、I++  
+!に基づいて、弐(3)による演算によって反射率の
比(R,/R2)を算出する。そして、反射率の比(R
1/Rt )に基づいて式(2)から群落Gの平均的な
りロロフィル濃度Cを算出する。
白色拡散板34が突出姿勢にあるときは、共用受光部X
に入射する光は、前もって白色拡散板34によって拡散
されているため、太陽Sの移動につれて大陽光の入射角
度が変化しても、波長ハ=550(nm)、  Rz 
= 800 (nm)の波長成分の強度11.12には
変動がない。換言すれば、白色拡散板34が天空のどの
方向を向いていてもよい。
従って、突出姿勢にある白色拡散板34の光軸に対する
傾斜角度は一定でよく、太陽Sの移動に伴う追尾制御を
行う必要がないため、群落のクロロフィル濃度測定装置
の製作が比較的容易となる。
次に、上記の動作をiyl ’<Bするマイクロコンピ
ュータ31の動作を第3図のフローチャートに基づいて
説明する。
電源スィッチのONによってステップ#lからの動作を
開始する。ステ、プ#lで、逆転駆動信号Pえをパルス
モータドライバ35に出力する。これによって、白色拡
散板34は第1図に示す退避姿勢となり、群落Gからの
サンプル光が共用受光部Cに入射され、波長λ+ = 
550 (nm)および波長λt = 800 Cnm
)の波長成分の光について、共用光電変1負部Yにおけ
る第1.第2光電変喚部28a、28bによる光TL変
換が行われる。
次に、ステップ#2で、測光スイッチ33がONされる
のを待つ。測光スイッチ33のONを検出すると、ステ
ップ#3に1多行し、A/Dコンバータ30によるA/
D変換を開始させ、A/Dコンバータ30からλ+ =
 550 (n m)の波長成分のサンプル光の強度(
RIXll)、Rz −800(nm)の波長成分のサ
ンプル光の強度(Rzxlz)を時系列的に読み込む。
この時系列的なA/D変喚および読み込みは、第1.第
2アナログスイッチ29a、29bを順次的にONにす
ることによって行う。
次のステップ#4で、正転駆動信号P、をパルスモーク
ドライバ35に出力する。これによって、白色拡散板3
4は第2図に示す突出姿勢となり、太陽Sからの参照光
が共用受光部Cに入射され、波長λ1−550 (nm
)および波長λg = 800 (nm〕の波長成分の
光について、共用光電変IA部Yにおける第1、第2光
電変換部23a、28bによる光電変換が行われる。
次に、ステップ#5で、A/Dコンバータ30によるA
/D変換を開始させ、A/Dコンバータ30からλ+ 
= 550 Cnm)の波長成分の参照光の強度■1な
らびにRz −800(nm)の波長成分の参照光の強
度I2を時系列的に読み込む。この時系列的なA/D変
換および読み込みも、第1.第2アナログスイッチ29
a、29bを順次的にONにすることによって行う。
次のステップ#6で、式[2+、 +31の演算を実行
して群落Cのクロロフィル濃度Cを算出する。ここで、
式+21. +31を再出しておく。
C=□ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・f2)t RlX[+     11     R+R2XIZ 
    I z    Rz次のステップ#7で、クロ
ロフィル濃度Cをディスプレイ装置32において表示す
る。
須−果 本発明によれば、次の効果が発揮される。
即ち、サンプル光の処理部である受光部および充電変換
部と参照光の処理部である受光部および充電変換部とを
共用し、サンプル光の処理と参照光の処理とを白色拡散
板の切り換えによって選択するように構成しているから
、この受光部および充電変換部の数を従来例に比べて半
減することができる。
そして、その結果、白色拡散板の切換手段を付加しても
余りある構造の簡素化ならびにコストダウンを図ること
ができる。
さらに、これだけでなく、従来例に見られた両系統での
分光感度およびオフセットなど電気的特性のハラ・ンキ
に対する調整の困難性の問題を解消して、これらの調整
を簡略かつ正6在化できるため、群落のクロロフィル濃
度の7111定精度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の実施例に係り、第1図は
白色拡散板を退a姿勢とした状態における群落のクロロ
フィル濃度測定装置の全体の概略構成図、第2図は白色
拡散板を突出姿勢とした状態におけるクロロフィル濃度
測定装置の一部分の概略構成図、第3図はマイクロコン
ピュータの動作説明に供するフローチャートである。第
4図は植物(稲)の波長−反射率の特性図、第5図は従
来の群落のクロロフィル濃度測定装置の概略構成図であ
る。 G・・・群落 S・・・太陽 X・・共用受光部 Y・・・共用光電変換部 26a、26b・・・フィルタ 27a、27b・・・受光素子 28a、28b・・・充電変換部 31・・・マイクロコンピュータ 34・・・白色拡散板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)太陽光が群落によって反射された光をサンプル光
    として受光して光電変換するとともに、白色拡散板を介
    して入射した太陽光を参照光として受光して光電変換し
    、前記サンプル光の光電変換出力と前記参照光の光電変
    換出力とに基づいて群落のクロロフィル濃度を測定する
    装置において、前記サンプル光についての受光部および
    光電変換部と前記参照光についての受光部および光電変
    換部とのそれぞれを共用の受光部および共用の光電変換
    部に構成してあるとともに、 前記白色拡散板を、前記サンプル光の前記共用受光部に
    対する入射を許容し前記参照光の前記共用受光部に対す
    る入射を禁止する状態と、前記サンプル光の前記共用受
    光部に対する入射を禁止し前記参照光の前記共用受光部
    に対する入射を許容する状態とに切換自在に構成してあ
    ることを特徴とする群落のクロロフィル濃度測定装置。
  2. (2)前記共用受光部が、クロロフィル濃度の変化によ
    って反射率が異なる波長成分とクロロフィル濃度の変化
    によっても反射率がほぼ一定になる波長成分とに分割し
    てそれぞれを受光するものに構成されている特許請求の
    範囲第(1)項記載の群落のクロロフィル濃度測定装置
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