JPS62282054A - 起毛平打ひも及びその製造方法 - Google Patents

起毛平打ひも及びその製造方法

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JPS62282054A
JPS62282054A JP12207986A JP12207986A JPS62282054A JP S62282054 A JPS62282054 A JP S62282054A JP 12207986 A JP12207986 A JP 12207986A JP 12207986 A JP12207986 A JP 12207986A JP S62282054 A JPS62282054 A JP S62282054A
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JP12207986A
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田口 善之
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  • Braiding, Manufacturing Of Bobbin-Net Or Lace, And Manufacturing Of Nets By Knotting (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〈産業上の利用分野〉 本発明は、全く新しいタイプの平打ひも及びその製造方
法に関し、更に詳しくは、平打ひもに対する起毛技術の
応用に関する。このような平打ひもは装飾糸や編糸とし
て好適なものである。
〈従来の技術〉 一般に平打ひもは結束用やこん傷用等に使用されること
が多く、本発明の平打ひもの如く、装飾糸や編糸として
使用され得るものはほとんどなかった。
ただし、第3図に示したように、平打ひもにおいて、両
辺側へループ部1を形成したものが上布されている(こ
のようなひもは一般にピコット3と呼ばれている)。こ
のピコット3におけるループ部1は、ピコット3の糸条
部5を編組する糸のうち1本又は複数本を使用して形成
されている(類似する技術として特公昭56−3466
8号公報参照)。
また、本発明に類似する起毛技術としては、(+)第4
図の如く、芯糸A、起毛可能な糸B。
おさえ糸Cからなる三子糸7において、起毛可能な糸B
で予めループ部9を形成しておき、その後該ループ部9
に対して起毛処理を施す。
(ii)熱収縮する合成繊維と動物tataの混紡され
た単糸をより合せた双糸を熱処理して、相対的に突出す
る動物繊維をかき出す。
(iii)より糸又は組ひもにおいて、三木以上の芯糸
の間に起毛となる短繊維を略直交方向へ挿着する。゛ 等の方法がある(実公昭57−35881.57−38
385号公報等参照)。
〈発明が解決しようとする問題点〉 既述の如く、従来の平打ひもには意匠性に劣るという問
題点があったので、本発明は起毛処理により独自の新規
な意匠性を有する平打ひもとその製造方法を提供するこ
とを目的とする。
また、第4図の起毛三子糸7を編糸として使用する場合
には、起毛された糸Bが紡績糸であると起毛の糸抜けが
起り易く、一方、起毛された糸Bが撚糸であると毛足が
短く風合の硬いものになり易いという問題点があった。
そこで、本発明はかかる問題点にもかんがみて、糸抜け
し難く、かつ毛足の長い編糸を提供することも併せて目
的とする。
く問題点を解決するための手段〉 本発明者は、かかる目的を達成しようと鋭意検討を重ね
てきた結果、下記発明を完成するに至った。
第1の発明は、平打ひもを構成する1種又は2種以上の
糸が、平打ひもの少なくとも一辺側で起毛処理されてい
る構成の起毛平打ひもである。
以下、この起毛平打ひもの構成を図例に基づきながら説
明する。
第1図は起毛手打ひもの一例を示す平面図である。この
起毛平打ひも13は従来例(第3図)のピコット3にお
いて、ループ部1を形成する糸が起毛可能な糸14.1
5とされ、糸条部5の両辺側において、該ループ部1が
起毛処理されていることを特徴とする。
起毛可能な糸14.15としてはモヘヤ等のウールやア
クリル等の化学繊維を例示でき、紡績糸であるか撚糸で
あるかを問わず、起毛17の毛足が長く、かつ毛抜けし
難いものとなる。導糸14.15が紡績糸の場合でも、
複数の芯糸16へ組み込まれて強く挟持されているので
毛抜けし難く、また、撚糸の場合でも芯糸16の強い挟
持力のため、起毛処理時のひつかき力を強力にでき、撚
糸を構成する各フィラメントを長く引張り出せるからで
ある。
尚、第1図の起毛平打ひも13では図の上辺において、
糸14が起毛処理され、図の下辺において糸15が起毛
処理されてそれぞれi毛部17が形成された構成である
が、第2図の如く、起毛可能な糸を1本(糸14)とし
、糸条部5の一辺側(図の上辺)のみへ起毛部17を形
成した構成としてもよい(起毛平打ちひも18)、勿論
、1本又は複数本の起毛可能な糸を糸条部5の両辺で起
毛処理することもできる。
第1図の8木の芯糸16は平打ひも形成能のある糸であ
れば特に限定されないが、例えばポリアミド辱の合成繊
維やウールを例示でき、勿論起毛可能な糸14.15と
同質繊維としてもよい。また、芯糸16も特i限定され
ないが4本以上が適当である。4木未績であると起毛さ
れる系14゜15に対する挟持力が低減して好ましくな
い。
尚、起毛可能な糸14.15と芯糸16との編組の組織
も特に限定されず、図の如く、2木浮いて2本沈む組織
ばかりでなく、1木浮いて1本沈む、1木浮いて2本沈
む等の組織でよい。
そして第2の発明は上記起毛平打ひも13.18の製造
方法であり、1種又は2種以上の起毛可能な糸が少くと
も一辺側でループ部1を形成するようにして平打ひもを
形成し、そのループ部1へ起毛処理をすることを特徴と
する。
少くとも一辺側にループ部1を有する平打ひも、即ちビ
コットは、組口部分にループ部1を構成するループ部形
成装置が組付けられた子材用製組機で通常通りに編組さ
れる。芯糸16やループ部lを形成する起毛可能な糸1
4.15の種類9組織は既述のとおりである。
そして、起毛の形成を希望する部位へ起毛可能な糸14
.15によりループ部lを形成する。つまり第1図の起
毛平打ひも13では起毛可能な糸14 、’ l 5に
より糸条M5の両辺へループ部lを形成し、第2図の起
毛手打ひも18では起毛可能な糸14で糸条部の一辺側
のみにループ部1を形成した(各図の仮想2点鎖線参照
)。
そして、通常の起毛機で該ループ部1をくしけするよう
にして起毛部17を形成する。このときのひつかき力は
起毛される糸14.15の糸質。
種類(紡績糸か撚糸か)、芯糸16との編組の組織及び
所望の毛足の長さに応じて適宜選択する。
尚、上記において、ループ部lの径の大小によっても起
毛部17の毛足の長さに違いが生じる。
従って、ループ部1の径に変化を与えれば起毛部17が
変化に富んだものとなる。
また、ループ部lの形成密度によっても起毛部17に変
化を与えることができ、例えば糸条部5の長手方向両端
のみに当該ループ部1を形成し、これを起毛処理する場
合もある。
〈実施例〉 次に、本発明の起毛平打ひもの実施例を示す。
(第1実施例) 本実施例は第1図タイプの起毛平打ひも13であり、編
糸として好適なものである。
14番手のモヘヤ紡績糸を起毛可能な糸14゜15とし
、210デニールのポリアミド製の撚糸を芯糸16(8
本ある)として、略2本浮いて2本沈む組織で編組する
。このとき起毛可能な糸14は、第1図において糸条部
5の上側辺で直径略8m1I11のループ部1を形成し
、他方の起毛可能な糸15は第1図におて糸条部5の下
側辺で同じく直径略8■のループ部lを形成する。
そして、一般的な起毛機により起毛処理をして、10〜
50mmの毛足を有する起毛部17を形成した。
(第2実施例) 本実施例は第2図のタイプの起毛平打ひも18であり、
編糸として好適である。
起毛可能な糸14及び芯糸16の材料及びこれらの編組
組織は第1実施例と同じである。起毛可能な糸14は第
2実施例において糸条部5の上辺側でループ部1(直径
略81II11)を形成する。
そして、第1実施例と同様にして該ループ部1を起毛処
理し、起毛部17を形成した。
〈発明の効果〉 以上説明してきたように、糸条部の少なくとも一辺側に
起毛部を有する本発明の起毛平打ひもは、従来にない独
自の意匠性を備え、装飾糸として好適なものとなる。
更には、芯糸と起毛処理されている糸とが編組されてい
るため、起毛された糸に対する芯糸の挟持力が強くなり
、起毛された糸が紡績糸であっても、起毛部の毛抜けが
生じ難くなる。また、糸条部の組織が乱れ難いため、起
毛処理時のひっかき力を従来の三子糸等(第4図参照)
より大きくできるので、起毛される糸が撚糸であっても
、起毛部の毛足が長いものとなる。つまり、本発明の起
毛平打ひもは毛足が長くかつ毛抜けの生じ難いものとな
る。従って、芯糸を調節することによりかさ高性、軽さ
及びしなやかな腰を有するモヘヤタムの編糸として好適
なものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明の実施例の起毛平打ひもを示し
た平面図、第3図はピコットの平面図、第4図は起毛王
子糸の平面図である。 1・・・ループ部、 5・・・糸条部、 13.18・・・起毛平打ひも、 17・・・起毛部。 特  許  出  願  人 第1図 第3図 第4図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)平打ひもにおいて、 前記平打ひもを構成する1種又は2種以上の糸が、前記
    平打ひもの少くとも一辺側で起毛処理されていることを
    特徴とする起毛平打ひも。
  2. (2)芯糸と起毛可能な糸とを編組して、前記起毛可能
    な糸が少くとも一辺側でループ部を形成するようにして
    平打ひもを形成し、 前記ループ部へ起毛処理をする ことを特徴とする起毛平打ひもの製造方法。
JP12207986A 1986-05-27 1986-05-27 起毛平打ひも及びその製造方法 Pending JPS62282054A (ja)

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JPS62282054A true JPS62282054A (ja) 1987-12-07

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ID=14827136

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021088792A (ja) * 2019-12-06 2021-06-10 東レインターナショナル株式会社 複合革紐

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021088792A (ja) * 2019-12-06 2021-06-10 東レインターナショナル株式会社 複合革紐

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