JPS62279A - ヒトライノウイルスのウイルス蛋白質 - Google Patents

ヒトライノウイルスのウイルス蛋白質

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JPS62279A
JPS62279A JP61030592A JP3059286A JPS62279A JP S62279 A JPS62279 A JP S62279A JP 61030592 A JP61030592 A JP 61030592A JP 3059286 A JP3059286 A JP 3059286A JP S62279 A JPS62279 A JP S62279A
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viral
dna
dna molecule
hrv2
protein
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JP61030592A
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エルンスト キユヒラー
テイモシイ スカーン
ヴオルフガング ゾンマーグルーバー
デイエター ブラース
ペーター グリユンドラー
フランツ−ヨゼフ
マルクス ドユヒラー
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Boehringer Ingelheim International GmbH
Original Assignee
Boehringer Ingelheim International GmbH
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    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N15/00Mutation or genetic engineering; DNA or RNA concerning genetic engineering, vectors, e.g. plasmids, or their isolation, preparation or purification; Use of hosts therefor
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/005Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from viruses
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K39/00Medicinal preparations containing antigens or antibodies
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N2770/00MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA ssRNA viruses positive-sense
    • C12N2770/00011Details
    • C12N2770/32011Picornaviridae
    • C12N2770/32711Rhinovirus
    • C12N2770/32722New viral proteins or individual genes, new structural or functional aspects of known viral proteins or genes

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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はヒトライノウィルス株2 (HRV2>のウィ
ルス蛋白質の全体または部分に相当するベブヂド、これ
らのベブヂドをコードするデオキシリボ核酸分子および
これらの物質の利用に関する。
ライノウィルスはRNAウィルスであって、ウィルスの
慣用分類によれば、ピコルナウィルスHに属する属を形
成する〔クーパー°ほか(Cooper。
P、D、、  八gof、11.L、、  Bachr
ach、t1、L、、  Brown、F、。
Ghendon、Y、、  Gibbs、八1..  
G11lespie、J、H,。
Lonberg−llolm、に、、Hande1、B
、、He1nick、J、L、。
Hohanty、S、B、、  Povey、R,C,
、Ruockert、R,R,、。
5charfer、F、L、&  Tyrrel1、D
、A、J、)  、1978 。
インターパイロロジー(Intervirology 
) 、1旦、165〜180;マクノー1−ン(Hac
Nauahton )、1982、カレント・トビット
クス・イン・マイクロバイオロジー・アンド・イミュノ
ロジー(Current Top、  Hicrobi
o1、  I+++n+uno1.) 、97 。
1〜26〕 ライノウィルスは普遍的で、ヒトの上気道を攻撃し、寒
気、咳、声がれ等を伴い通常感冒と呼ばれる急性感染症
を惹起する(ス1−ットほか(SOtt、E、J、  
&  にi l I 1noton、R,八、)197
2.  アニューアル・レビュー・オブ・マイクロバイ
オロジー(Ann、 Rev、 )licrobio1
、) 、26 、503〜524〕。ライノウィルスに
につて起こる感染症はヒトの最も一般的な疾患のひとつ
である。これらの疾患の経過は一般に危険ないが、感冒
は生体の一時的消耗を招く。これが他のウィルスまたは
細菌の二次感染を起こし、これが場合によっては重篤な
疾患を沼くことがある。また、ライノウィルスによって
生じる経演的損失ははかり知れないものがある。アメリ
カ合衆国におけるライノウィルス感染症による1年間の
損失は2偉労働日または登校日以上と計算されている〔
ディビスはか(Davis、B、D、、  ロulbe
cco、R,,Eisen、H,N、  &Ginsb
erg、11.s、 ) 、1980 、マイクロバイ
オロジー(HicrobioloQV) 、3版、ハー
バ−・アンド◆う1り(Hart)Or & ROW、
 NeW York)刊、1114頁〕。さらに、最近
では、ライノウィルス感染症の大規模な集団発生が増加
してきている。他の大部分の感染症はその病原が永久的
なあるいは持続的な免疫を付与するのに対して、ライノ
ウィルスが引き起こす感染症はくり返しくり返し再発す
る。
持続する免疫を欠く理由はライノウィルスに多数の株が
あることである。これまでに100を超えるライノウィ
ルス株が単離されていて、たがいに免疫学的交差反応を
示すものはないかきわめてわfかrある(7オツクス(
Fax、J、P、) 、1976゜アメリカン・ジャー
ナル・オブ・エビデミオロジ−(八m、  J、  [
pidemio1、  )  、  1 03. 34
 5〜354:メルニツク(Helnick、J、L、
 ) 、1980、プログレス・イン・メディカルφパ
イロロジ−(Prog、 Wed、 Viro1、 )
 、26.214〜232)。感染を生じたのちには、
特定のウィルス株に対する抗体を検出できるが、これら
は他のライノウィルスに対する防御効果は付与しない。
多数の株が全人類の間を循環しているので、ライノウィ
ルスによる反復感染の可能性はある。
本発明の目的は、したがって、ライノウィルスにより引
き起こされる感症症から防御する薬剤を製造することで
あった。
高度免疫血清を用いて、計90種のライノウィルス血清
型の50様が16群に分類されている〔コニ−ほか(C
0nneV、 H,に、、 FOX、J、P、&にen
ny。
G、E、) 、1982、インフエクション・アンド・
イミユニティ−(Infect、 Immun、) 、
37.642〜647)。他の形の分類が細胞レセプタ
ーに対する結合に基いて行われている。実際、その免疫
学的性質においては著しい異原性があるにもかかわらず
、う忙ノウイルスは細胞表面上のレセプターへの結合に
関してはたがいに類似性を有する。
拮抗実験によれば、He L a細胞で検討した24株
のライノウィルスについでわずか2種の異なるレセプタ
ーしか存在しないことが明らかにされている〔アブラハ
ムはか(Abraham、 G、 &Co1onno、
R,J、 ) 、1984、ジャーナル・オブ・パイロ
[]ジー(J、 Viro1、 ) 、5ユ、340〜
344〕。この群は無作為に選ばれた株であることから
、この所見は他のライノウィルスにも拡大できるものと
考えられる。しかしながら、これらの結果はl−1c 
L a If胞について得られたものであって、必ずし
もヒト上気道の天然宿主細胞におけるレセプターに適用
できるかどうかは不明である。
本発明の他の目的は、ウィルス蛋白質の全体または部分
に相当し、無傷のウィルスに対する免疫応答を刺激する
かまたは細胞レセプターに結合もしくは細胞レセプター
を遮断することができるオリゴペプチドを製造すること
にある。
典型的なピコルナウィルスとして、ライノウィルスは一
本鎖DNAを含有し、これは4個のVPl (PID)
、VP2 (PIB)、VP3(PIG)およびVP4
 (PIA)として知られたポリペプチドからなるキV
ブシドによって包まれている〔メダパほか(Medal
)I)a、に、C,、HcLean。
C,& Rueckcrt、R,R1)、1971.パ
イロロジーBirolooy) 、±4,259〜27
0 :カツコ内の記号はリュカートら(Rueckcr
t、R,R,&     141m1er、E、 ) 
、1984、ジャーナル・オブ・パイロロジー(J、 
Viro1、 ) 、5迫、957〜959に提案され
た相当する新命名法によるものである〕。1個のウィル
ス粒子はこれらのポリペプチドそれぞれの60個のコピ
ーを含んでいる。各種ライノウィルスにおける相対質量
は、VPlで34.000〜36.000;VP2で2
7.000〜30,000.VP3で24.000〜2
8゜000、VP4で7.000〜8.000である(
マクツートン、1982、前出)。ライノウィルスのそ
の他の性質としては、0115以下で急速に不活性化さ
れること、高濃度の塩溶液に感受性を示すことなどがあ
る。さらに、大部分のライノウィルスの至適生育温度は
33〜34℃である〔ラリラほか(Luria、S、E
、、 Darnel1、Jr、J、E、。
Ba1tiiiore、D、 & Campbel1、
A ) 、1978 、ゼネラル・バイオロジー(Ge
neral VioloQV ) 、3版、ジョン・ウ
ィリー・アンド・ザンズ(John Wiley& 5
ons、 New York) 、308頁以下〕。
1111u約7,100ヌクレオヂドの一重鎖RNAは
このウィルスのゲノムを構成し、また同時にウィルス蛋
白質の合成のためのマトリックスとして作用する。ヌク
レオチド配列の大部分がまず長鎖のポリ蛋白質に翻訳さ
れ、これから蛋白分解によって最終的なウィルス蛋白質
が形成される(バター’7−ス(Butterwort
h、B、E、) 、1973 、パイロロジ−(Vir
ology) 、56.439〜453:マクリーンほ
か(HcLean、C,& Rueckert、R,R
,)、1973、ジャーナル・オブ・パイロロジー(J
、Viro1、) 、11.341〜344 :マクリ
ーンほか(HcLaan、C,、Hatthcws、T
、J、 & Rueckert、R。
R,)、1976、ジャーナル・オブ・パイロロジ−(
J、 Virol) 、エユ、903〜914〕。この
過程での生成物には、ウィルス被覆蛋白質VP1゜VP
2.VP3およびVP4のほかに、多数の蛋白質たとえ
ばP3C,P3B、P3CおよびP3Cがある。P3B
 (一般にはVPoとして知られる)はHRV2−RN
Aの5′末端ヌクレオヂドに共有結合する。ポリオウィ
ルスの場合と同様に、P3Cはウィルスポリ蛋白質の処
理に一部関与するプロテアーゼと考えられている(マク
ツートン、1982、前出)。P3CはウィルスRNA
複製のためのポリメラーゼである。P2G蛋白質の機能
については、現在(7)ところほとんどわかっていない
ウィルスポリ蛋白質の処理過程では、アミノ酸配列の部
分が切り出され、ついて分解される(マクリーンほか、
1976、前出)。これらのペプチドが未発見の機能を
有するか否かについては現時点では不明である。
ライノウィルス株HRV2の配列に関しては、3′非翻
訳領域、RNAポリメラーゼ(P3C)、VP(] (
P3B)の配列のみが本発明名らの研究グループによっ
て明らかにされているにすぎない(スカーノほか(5k
ern、 T、 、 Sommergruber、 H
,。
Blaas、D、、 Pieler、Ch、 &にue
chler、 E、 ) 、1984、バイonジー(
VirOIO(IV) 、136.125〜132;ス
カーノはか(5karn、 T、 。
5O1lOrQrLlbOr、W、、  Blaas、
D、、  Pieler、Ch、  &°にuechl
er、E、 ) 、1984、第6@国際ウィルス学会
、仙台、抄録P8〜20)。このヌクレオチド配列をポ
リオウィルス(1型)および口蹄疫ウィルス(亜型A1
2)と比較しても、3′非翻訳領域には有意なホモロジ
ーは認められない。
HRV2の3′非翻訳領域は42個のヌクレオチドから
なり、他のピコルナウィルスに比べて著しく短く、これ
は驚くべきことである。一方、RN△ポリメラーゼ領域
については、HRV2とポリオウィルスの間にアミノ酸
配列のかなりのボモロジーが認められる(56%)。口
蹄疫ウィルスのRNAポリメラーゼとの間のホモロジー
は27%にすぎない(スカーノほか、1984、バイ1
][1ジー、前出)。これらのデータはライノウィルス
とエンテロウィルスの間の著しい類似を示している。た
とえば、ポリオウィルスではRNAの5′末端ヌクレオ
チドへの結合はヂロシンによって起コルが、tl:tt
はHRV2(7)VPQ (P3B)でも保持されてい
る(スカーノはか、1984、第6回国際ウィルス学会
抄録、前出)。エンテロウィルスとの類縁性は、)IR
V2、ヒトライノウィルス株HRV14(スタンウェー
はか(Stanway、G、、 llughs、P、J
、、 Mountford、R,C,。
utnor、p、o、 a^Io+ond、J、I4.
) 、1984、ヌクレイツク・アシズ・リサーチ(N
uc1、 Ac1d、 Rcs、)、1217859〜
7877)とポリオウィルスの闇の配列比較によっても
明らかにされた。
ウィルス出発原料を得るために、)−1eLallll
1mを適当な感染培地中でHRV2に感染させ、至適生
育条件で数時間インキュベートした。
ウィルスは細胞からも、培地からも得ることができた。
各種精製工程を経て、ウィルスプレバレージョンが得ら
れた。その典型的な蛋白質パターンは第1図に示すとお
りである。
ウィルスRNAは、このウィルスプレバレージョンから
、たとえば、フェノール抽出し、精製し、ついでこれを
逆転写酸素とブライマーCDNAとしてオリゴdTを用
いて逆転写することにより得られた。生成したRNA/
cDNAハイブリットを単独重合的に拡大し、適当なプ
ラスミドたとえばDBR322に導入した。
RNAの逆転写、RNA−cDNAバイブリドのプラス
ミドへの組込みおよび細菌の形質転換の方法の利用につ
いて多くの文献がある〔キタムラほか (に1tall
Jra、N、  &  Wiig+er、  E、) 
、 1980 、プロシーデイングズ・オブ・ザ・ナシ
ョナル・アカデミ−・オブ・サイエンシズ・オブ・ザ・
ユナイテッド・ブライマ・オブ・アメリカ(PrOC。
Nat1、  八cad、  Sci、USA  ) 
 、 −7二−79、3196〜3200:ネルソンほ
か(Helson、T、 & Brutlag、D、)
、979、メソツズ・イン・エンザイモロジー(Met
hods Enzyn+o1.) 、58.41〜50
;ゼインほか(Zain、S1、 Sambrook、
、J’、、 Roberts、J、J、。
にellerJ、、  Fr1ed、H,& Dunn
、A、  )  、1979、セル(Ce11) 、1
支、851〜861 :ロイチャウドハリーはか(Ro
ychoudhury、R,& Mu、R,)、198
0、メソツズ・イン・エンザイモロジー(Method
s Enzymo1、) 、65 、42〜62 ;キ
タムラはか(にitamura、N、、 5ealer
、B、L、。
Rothberg、P、G、、 Larsen、G、R
,、Adler、C,J、。
口orner、^、J、、  Enini、E、A、、
  1lanecak、It、、  Lee、  J。
L、、 van der Werf、S、、 Ande
rson、C,J & Wiseer。
E、)、1981、ネイチャー(Nature) 、2
91.547〜553;パンデルウニJレフはか(va
nder Werf、S、、 Breacoere、F
、、にopecka、t1、。
にitamura、N、、 Rothbcrg、P、G
、、 Kourilsky、P、。
Wiseer、E、 & Girard、H,) 、1
981 、プロシーデイングズ・オブ・ザ・ナショナル
・アカデミ−・オブ・サイエンシズ・オブ・ザ・ユナイ
テッド・ブライマ・オブ・アメリカ(proc、 Na
tl。
八cad、  Sci、  USA)  、 7 8 
 、5983〜5987 ;ナモトほか(Namoto
、A、、 Omata、T、、 Toyoda、H,。
にuge、S、 、  1losie、II。、  K
ataOka、Y、、  Genba、^。
Hakano、Y & Imura、N、 ) 、19
82、ブ0シーデイングズ・オブ・ザ・ナショナル・ア
カデミ−・オブ・サイエンシズ・オブ・ザ・ユナイテッ
ド・ブライマ・オブ・アメリカ(Proc、 Nat1
、^cad。
Sci、 USA) 、79.5793〜5797;ス
タンウエーホか(stanway、a、、 Cann、
A1.。
Hauptmann、R,、Hughcs、P、、 C
1arke、L、D、。
Hountrord、R,C,、Minor、P、D、
、 5child、G、C,、&^1++ond、J、
W、 ) 、1983、ヌクレイツク・アシズ命リサー
チ(Nuc1、 Ac1d、 Res、) 、11.5
629〜5643)。
適当な宿主生物体たとえば大腸菌HB 101の形質転
換後、゛プラスミドミニブレバレージョン法”を用いて
プラスミドDNAを単離し、組換えDNAのサイズを測
定した。このためには、制限エンドヌクレアーゼPst
lを用いて組換えプラスミドを切断し、フラグメントを
電気泳動で分離し、公知(7)Iambda−1−1i
 n d I[l N/−カーDNAと比較した。
DNAをサブクローニングするためには、組換えpBR
322クローンのpstl消化で得られたDNAフラグ
メントを適当なベクター、たとえばプラスミドpUC9
に導入し、ついで組換えベクターを適当な宿主、たとえ
ば大腸菌JMIOIに形質転換させた。組換えベクター
での形質転換が成功したサブクローンを培養し、そのプ
ラスミドDNAを単離し、精製した。
長さの異なる2個のブライマーフラグメント〔59ヌク
レオチド(フラグメントA)および68ヌクレオチド(
フラグメントB))が2個のサブクローンから単離され
、精製された。この相補的−重鎖DNAを用いてHRV
 2− RN Aの32PJa識逆転写体が得られた。
組換えDNA中のHRV2配列を調べるために、プラス
ミドDNAをPStlで消化し、電気泳動で分析し、D
NAフラグメントをゲルからニトロセルロースフィルタ
ー上に移し、固定した。これらのDNA保持フィルター
を放射標識HRV2−CDNAでハイブリダイズし、つ
いでフィルターをrA露した。この方法で得られたl−
I RV 2−RNAに相補的な組換えDNAフラグメ
ン1−から、制限部位をマツピングし、配列を決定した
HRV2のゲノムを表わすクローンが得られた。
1(RV2ゲノムの配列を第4図に示す。これは組換え
DNAの配列決定から得られたDN’Aの形で示しであ
る。配列決定のためには17のクローン(第3図)とさ
らに25のクローンを用いた。
配列は3′−末端ポリ−Aを含まないで7102のヌク
レオチドからなる。これは鎖長250のアミノ酸をもつ
ポリ蛋白質をコードする読み取り枠を含んでいる。この
読み取り枠は611位のAUGで始まり、ポリへの開始
前42ヌクレオヂドのUAA停止コドンで終わる。
5′末末端列は、クローン番号61,100および10
9から、ブライマーとしてフラグメントAを用いて得ら
れたく第3図)。配列決定により、この3種のクローン
はすべて、プラスミドへの組込み部位から生じた、オリ
ゴ−Gにすぐ隣接する配列T T A A A A C
を含lυでいることが明らかにされた。これから、これ
らのクローンは)−IRV2ゲノムの5′末端を構成す
るものと結論された。
この配列は3種類のポリオウィルスの最初の7個のヌク
レオチド、すなわち、コクサラキーウィルス81(ヒュ
ーレツ1−ほか(Ilewlett、H,J、 &Fl
orkiewicz、R,Z、 ) 、1980、プロ
シーディング・オブ・ザ・ナショナルアカデミ゛−・オ
ブ・サイエンシズ・オ゛ブ・ザ・ユナイテッド・ブライ
マ・オブ・アメリカ(proc、 88口、 Acad
、 Sci。
USA ) 、77.303〜307;スタンウェーほ
か(Stanway、 G、 、 Cann、 A、 
J、 、 llauptmann、 R,。
Hughes、P、、 C1arke、L、D、、 H
ouMford、It、C。
Hinor、P、D、、 5child、G、C,& 
Almond、J、W、  ) 、1983、前出〕お
よびHRV−14(スタンウェーはか(Stanway
、G、、 tlughes、P、J、、 Hountf
ord。
R,C,、)linor、P、D、  &  八ln+
ond、J、lf、)、 1984 、前出〕に相当す
る。5′末端と長い読み取り枠の間の610のヌクレオ
チドを解析したところ、多数の短い読み取り枠の存在が
認められた。
HRV2の5′末端領域のヌクレオチド配列をHRVl
4およびポリオウィルス1型のそれと比較したところ、
高度なホモロジーがみられる。挿入を考慮してもHRV
2とHRVl 4の間のこの領域にa3けるホモロジー
は65%、HRV2とポリオウィルス1型の間でのボモ
ロジーは55%であった。一部の領域ではホモロジーが
とくに大きかった。HRV 2とHRV14の5′末端
領域には16またはそれ以上の同じヌクレオチドが順次
連続するブロックが全部で5種類あった。
HRV2とポリオウィルス1型の比較でも同一の配列が
5ブロツクみられ、(の中わずか2個がHRV14に認
められたものと同じだった。
HRV2で、塩基436で始まる16個のヌクレオチド
の配列と、塩基531で始まる23個のヌクレオチド配
列とである。
アミノ酸配列の比較では、ホモ[1ジーの領域がポリ蛋
白質をコードする領域まで続いていることが明らかにな
かった(第5図)。HRV2とHRV 14の間のホモ
ロジーは多くの場合、N RV 2とポリオウィルス1
型の間のそれよりも大きくないかまたはわずかに大きい
のみであったことはとくに注目に価する。+」RV 2
とポリオウィルスの間のVP4領域におけるホモロジー
、また小部分ではポリメラーぜにおけるホモロジーも、
HRV2とHRVl4の間のホモロジーより大きいこと
は全り驚くべきことである。
旧分類では、ライノウィルスはピコルナウィルス科に属
する別個の属と考えられていたことからも、これは全く
意外な事実である。HRVl4とポリオウィルスの間に
もホモロジーが見出されていて、この結果から最近、ラ
イノウィルスとエンテロウィルスはピコルナウィル科内
のひとつの属に一緒に分類すべきことが提案されている
(スタンウェーほか、1984、前出)。しかしながら
、ほかに、HRV2と)HRVl4の間の類似性が1−
LRV 2とポリオウィルスの間の類似性よりもかなり
大きいいくつかの遺伝子たとえばVPI。
VF6.VPQおよびプロテア−ぜがある。
VPIの領域には最小のホモロジーがみられることも注
目づ−べきである。
実施例に記載したような得らた部分配列をさらに支持す
るために、クローン化HRV 89から得られた遺伝子
フラグメントと比較した。
HRV 89はl−I RV 2について述べたと同様
にして生育させた。l−I RV 89は特異的抗血清
(ATCCVR−1199AS/GP)によって中和さ
れたが、対照血清として用いたHRV2に対づる抗血清
(ATCCVR−1112AS/GP)は作用しなかっ
た。ウィルスRNAの単離、特性の検問、クローニング
、クローンの単離、115 にび配列決定は1−IRV
2について述べたと同様に実施した。第8図は明らかに
P3AおよびP3B (VPo)の遺伝子に相する領域
を表わす、1−I RV 89のクローン34/1から
得られた部分配列との配列比較を示している。アミノ酸
配列における広範なホモロジーが明らかである。化学的
に近い関係のアミノ酸、たとえばアルギニン(R)対リ
ジン(K)、バリン(V)対イソロイシン(■)、ロイ
シン(L)対イソロイシン(I)等の間の置換が頻繁に
認められる。ホモロジーから明らかなように、P3Aと
P3B (VPg)の闇の推定切断部位は完全に保持さ
れている。しかしながら、アミノ酸配列が異なる小領域
がある(HRV2のヌクレオチド5108〜5029に
相当する領1mり。この意味はまだ明らかではない。
P3Aの機能については何もわかっていない。したがっ
て、他の亜型のHRV2がこの領域でHRV89と高度
のホモロジーを示寸可能性は否定できない。この理由か
ら、上述のハイブリダイゼーション条件によって定義さ
れるJ:うなHRV2  cDNAとその核酸をハイブ
リダイズして、この領域でHRV89と高度なホモロジ
ーを示すようなHRV2の伯の亜型および/またはライ
ノウィルスも本発明の範囲に包含される。
ウィルス蛋白質はポリ蛋白質から蛋白分解によって得ら
れる。切断部位の決定のためには、ウィルス被覆蛋白質
を単離し、N末端アミノ酸配列を決定した。この方法で
、ウィルス被覆蛋白質の切断部位が明瞭に同定されたの
みでなく、ヌクレオチド配列に由来した読み取り枠も確
認された。そのヌクレオチド配列に由来のアミノ酸配列
と比較することにより、VP2/VP3の切断はグルタ
ミンとグリシンの間で、VP3/VPIの切断はグルタ
ミンとアスパラギンの間で起こることが明らかである。
本発明はl−I RV 2のウィルスRNAに関する情
報を含有するDNAの製造を可能した。
しかしながら、本発明はそのウィルス蛋白質を特異的に
コードする遺伝子配列に関するのみでなく、たとえば突
然変異、分解、転位または付加によって得られた暉飾体
をも包含する。示した配列に比べて退化した各配列が包
含される。示した配列またはその部分と緊縮条件下、た
とえば85%以上好ましくは90%以上のホモロジーを
示すように選択された条件下でハイブリダイズし、ウィ
ルス活性スペクトルを有する蛋白質を]−ドする配列も
包含される。ハイブリダイゼーションは、6XSSC1
5Xデンハルト溶液/1%SDS中、65℃で実施する
。緊縮の程度は洗浄工程において決定される。号なわら
、ホモロジー約85%以上のDNA配列の選択のために
適当な条件は0.2XSSC10,01%SO8/65
℃、ホモロジー約90%以上のDNA配列の選択のため
に適当な条件は0.lX5SC10,01%SO3/6
5℃である。
このDNAは、増殖させるためにも、また適当な宿主生
物の形質転換後にその蛋白質の発現を行うためにも、そ
れ全体またはフラグメントを適当なプラスミドベクター
に導入することができる。
これらの操作に適当な宿主、ベクターおよび条件は、す
でに、本技術分野の熟練者によく知られているとおりで
ある。同様に、遺伝子工学による細菌中での外因性蛋白
質の合成については、多くの研究が報告されている〔通
覧にはハリス(Harris、T、J、I1、 ) 、
”遺伝子工学(GOnetiCEngineerino
 ) ” 、ウィリアムソン(Williamson、
It、 )編、1983、第4巻、アカデミツク・プレ
ス(Academic Press、 London)
、127頁以下参照〕。この目的では、外因性のDNA
をプラスミドの適当な細菌性fjllll領域(プロモ
ーター、リポソーム結合部位)の近傍に導入する。これ
によって、この情報を−多くの場合、融合蛋白質の形で
−h収率で発現させ、相当する蛋白質を得ることができ
る。ピコルナウィルスの領域では、すでにウィルス遺伝
子の細菌内発現について記載した多くの報告がある〔キ
ュパーはか(にIJDDer、+1.、 Keller
J、、にurz、C,、Forss、S、。
5cha41cr、It、、 rranze1、I1、
、 5troha+aier、に、。
Harquardt、O,、1aslavskV、V、
G、 & Hofschneider。
P、H,)、1981、ネイチャー(Nature) 
、28旦、555〜559;クライトはか(にIeid
、 D。
G、、 Yansura、D、、 Smal1、B、、
 Darbcnko、D、。
Hoore、D、)1.、 Grubs+an、H,J
、、 HcKercher、P、D、。
Horgan、0.0.、 Robcrtson、B、
H,& Bachrash、11.L、)、1981、
サイエンス(Science ) 、214.1125
〜1129 :ワイコウスキーはか(14ychows
ki、C,、van der Werf、S、、 5i
Nert、0.。
Crainic、It、、 Bruneau、P、 &
 Girard、H,) 、1983、イーエムビーオ
ー・ジャーナル(EMBoJ、)、上ユ、2019〜2
024 :クランプはか(旧ump、14.. Har
quardt、O,& l1ofschneider、
P。
11、)、1984、ブOシーデイングズ・オブ・ザ・
ナショナル・アカデミ−・オブ・サイエンシズ・オブ・
ザ・ユナイテッド・ステイツ・オプ・アメリカ(Pro
c、 Nat1、 Acad、 Sci、 USA) 
、81.3351〜3355:Aネカツクはか(1la
necak。
R,、5ealer、B、L、、  Ariga、H,
、八nderson、C,W、  &Wia+mcr、
E、、) 、1984、セル(Cell) 、37.1
063〜1073)。
原核生物は発現にとくに好ましい。たとえば、大鮎菌に
12、株294(ATCCNQ31446)または大腸
菌X1776 (ATCC順31537)である。上述
の株のほかに、大股内W3110F’″、1aibda
−、prototroph (A T CGNQ273
25)、バチルス・スブチリス(Bacillus 5
ubtilis )および他の腸内細菌たとえばサルモ
ネラ・ティフィムリウム(Salmonellatyp
hilIurium )またはセラチア・マ〜ルセセン
ス(Serratia marccscens )およ
び各種プソイドモナス属細菌が使用できる。
一般には、宿主III胞と適合性のある種に由来のレプ
リコンおよび制御配列を含むプラスミドベクターが、こ
れらの宿主と組合せて使用できる。ベクターは通常、レ
プリコン部位に加えて、形質転換細胞を表現型で選択可
能にする認識部位をもっている。たとえば、大腸菌は通
常、大腸菌の種に由来のプラスミドであるpBR322
で形質転換される〔ポリバー(Bolivar )ほか
:ジーン(Gene) 、2.95 (1977))。
pBR322はアンピシリンおよびテトラサイクリン抵
抗性をコードする遺伝子を含有し、したがって形質転換
細胞を同定する簡単な方法を使用できる。ざらに、pB
R322プラスミドまたは他のプラスミドはプロモータ
ー自体を含むかあるいは微生物がそれ自身の蛋白質の発
現に使用できるプロモーターを含むように修飾しなけれ
ばならない。組換えDNAの製造にしばしば用いられる
プロモーターはβ−ラクタマーゼ(ベニシリナーゼ)と
ラクトースプロモータシステムを包含する(チャン(C
han(1)ほか:ネイチャー(Natu’rc) 、
2旦、615 (1978):イタクラ([taklJ
ra )はか:サイエンス(Science ) 、1
98.1056 (1977);ゲデル(Goedde
l ) ホか:ネイチャー(Nature) 、 28
1.544 (1979))。また、トリプトファン(
trp)ブロモ−クーシステムを包含する〔ゲデル(G
ocddel )ばか:ヌクレイツク・アシズ・リリー
ーヂ(NUCI。
八cid、  Res、)  、 旦、 4057  
(1980)  、 EP−A−0,036,776〕
。これらはもつとも一般に使用されるプロモーターであ
るが、伯の微生物プロモーターもuf1発されている。
本発明の遺伝子配列は、たとえばバタテリオファージラ
ムダの左方プロモーター(P、)の制御下に使用するこ
とができる。このプロモーターはとくに強力でかつ制御
可能な公知のプロモーターのひとつである。制御はその
隣接制限切断部位がわかっているラムダリプレッサーに
よって可能である。
このリブレツリー遺伝子の温度感受性対立遺伝子は、完
全ウィルスDNA配列を含むベクター中に挿入できる。
温度が42℃に上昇すると、リプレツーは不活性化され
、プロモーターはその最高濃度まで発現する。これらの
条件下に産生された全mRNAは、その新しい合成リボ
核酸の中で、P1プロモーター由来の部分を約10%含
む細胞を得るのに十分でなければならない。この方法で
、官能性ウィルスDNA配列が、ラムダP、プロモータ
ーから様々の距離でリポソーム結合部位の付近に位置す
るクローンバンクを確立することが可能である。これら
のクローンについてチェックし、最高の収率を示すもの
が選ばれる。
ウィルスDNA配列の発現および翻訳は、その非形質転
換型の微生物に対して相同とみなされる他の調節システ
ムの制御下に実施できる。たとえば、ラクトース依存性
大腸菌からの染色体DNAは、酵素β−ガラクトシダー
ゼを分泌してラクトースを分解するラクトースまたはI
acニーオペロンを含有する。
lac制御要素はバクテリオファージラムダ−8pla
c5から得られ、これは大腸菌に感染する。
ファージのrac−オペロンは同一の細菌種から形質で
得ることができる。本発明の方法に使用できる調節シス
テムは、その微生物本来のプラスミドDNAから得るこ
ともできる。lacニープロモーター・オペレーターシ
ステムはI PTGによって誘導することもできる。
他のプロモーター−オペレーターシステムまたはその部
分も同様に使用でき良好な結果を与える。
たとえばアラビノース・オペレーター、コリシンE1−
オペレーター、ツー−オペレーター、キシロース−Aオ
ペレーター、taC−プロモーター等である。
遺伝子は発現プラスミドpER103中で発現させるの
が好ましい(ラスル・ドウツーキン(E。
Ra5tl−ロworkin )ほか:ジーン(Gen
e)、2ユ、237〜248 (1983)、およびヨ
ーロッパ特許出願筒83112812.9号、DSM?
!託番号2773.1983年10月20日〕。これら
のベクターはすべて、クローン化遺伝子に対して高い発
現率を導く調節要素を含んでいる。
原核生物のほかに、真核微生物体たとえば培養酵母も使
用できる。サツカロミセス・セレビシア(Saccha
romyces cerevisiae)がbつとも一
般的な真核生物であるが、他の多くの種も得ることがで
きる。サツカロミセスでの発現の場合、たとえばプラス
ミドY王p7(ステインチコム(Stinchcomb
)ほか:ネイチャー(Nature) 、282.39
 (1979):キングスマン(にingsman)ほ
か:ジーン(Gene) 、7.141(1979);
チンヤバ−(Tschumper )ほか:ジーン(G
ene) 、10.157(1980))、J3よびプ
ラスミドYEp13(ブワツA (Bwach )ほか
:ジーン(aene) 、旦、121〜133(197
9))が慣用される。プラスミドYRp7は、1〜リブ
トフアンを含まない培地中では生育できない酵母変異株
の選択可能マーカーでTRPI遺伝子を含んでいる。た
とえばATCCNα44076である。
酵母宿主ゲノムの特性として1− RP 1欠陥の存在
は形質転換の検知に有用である。この場合、培養をトリ
プトファンなしで行う。これは酵母遺伝子LEU2を含
むプラスミドYEp13の場合と同じで、この場合はL
EU−2−マイナス変賃株を補充に使用することができ
る。酵母ベクターに適当なプロモーター配列は、ADH
lの遺伝子の5′側部領域〔アマツー(Ammerer
、 G、 ) 、メソツズ・オブ・エンザイモロジー(
Methods Enzyno1、)、101.192
〜201 (1983))、3−ホスホグリセレートキ
ナーゼ(ヒツツエマン(II i tzeman )は
かニジV−ナル・オブ・バイオロジカル・ケミストリー
(J、 Bio1、 Cbc鵬、)、25旦、2073
 (1980)) 、または他の解糖酵素(力’7”t
−キほか(Kawasaki & Fraenkel 
) 、バイオケミカル・アンド・バイオフィジカル・リ
サーチ−]ミュニケーション(Biochem、 Bi
ophys、Res、 Comnun、 ) 、108
.1107〜1112(1982))、たとえばエノラ
ーゼ、グリセルアルデヒド−3−ホスフェート・デヒド
ロゲナーゼ、ヘキソキナーゼ、ビルベートデhルポキシ
ラーピ、ホスホフラクトキナーゼ、グルコース−〇−ホ
スフェートイソメラーゼおよびグルコキナーゼを含有す
る。適当な発現プラスミドの構築により、これらの遺伝
子に伴う末端配列を発現すべき配列の3′末端で発現ベ
クターに挿入し、mRNAのポリアデニル化および終結
を確保することもできる。
生育条件によって制御される転写の利点ももつ他のプロ
モーターは、アルコールデヒドロゲナーゼ−2、イソシ
トクロームC1酸性ホスファターゼ、窒素代謝に結合す
る分解酵素、上述のグリセロアルデヒド−3−ホスフェ
ートデヒドロゲナーゼおよびマルトースとガラクトース
の処理に関与する酵素のプロモーター領域である。酵母
接合型遺伝子座によって調節されるプロモーター、たと
えば遺伝子BAR1、MFα1.5TE2.5TE3お
よび5TE5のプロモーターも、温度依存性■L変異体
の使用により温度調節システムに用いることができる(
ライン(Rhine ) 、オレゴン大学(Eugen
e、 Oregon)博士論文(1979);ハースコ
ヴイツチはか(tlerskowitz &Oshim
a) 、  ”Mmサツカロミセスの分子生物学(Th
e Mo1ecular Biology of th
eYeastSaccharomyces )″第1部
、181〜209(1981)、コールド・スプリング
・ハーバ−・ラホラトIJ−(Cold Spring
 1larbourLaboratory) )。これ
らの突然変異は酵母の静止接合型カセットの発現、した
がって間接的に接合型依存プロモーターに影響する。し
かしながら、一般には、酵母適合性プロモーター、複製
のオリジンおよび末端配列を含む任意のプラスミドベク
ターが適当である。
微生物のほかに、多細胞生物の培養物も宿主生物体とし
て適当である。理論的−には、これらの培養物は、を椎
動物または無を椎動物いずれのものでもよい。しかしな
がら、を椎動物細胞の培地中での増殖(組織培養)は1
d近ではルーチンな方法になっている点で好ましい〔ク
ルーズはか(Kruse & Patterson )
編、組織培養(TissueCulture ) 、ア
カデミツク・プレス(AcademicPress )
 、1973)。この種類の有用な宿主生物系の例には
、VEROおよびHeLa1l胞、ハムスター卵巣(C
HO)細胞ならびにW138.13HK、CO3−7お
よびMDCK[l胞系がある。
これらの細胞の場合の発現ベクターは一般に(必要なと
きは)複製部位、発現すべき遺伝子の上流にあるプロモ
ーター、それとともに必要ならばリポソーム結合部位、
RNAスプライシング部位、ポリアデニル化部位および
転写終結配列を含む。
哺乳類動物の細胞を使用する場合、発現ベクタン中の制
御機能はウィルス材料から得ることが多い。たとえば、
通常用いられるプロモーターは、ポリオーマ、アデノウ
ィルス、とくにシミアンウィルス40 (SV40)か
ら得られる。SV40の初期および後期プロモーターは
、いずれもウィルスからSV40のウィルス複製部位も
含むフラグメントとして容易に得ることができるのでと
くに有用である(ファイアース(Fiers )ほか:
ネイチャー(Nature) 、273.113(19
78))。SV40の小または大フラグメントも、それ
がウィルス複製部位においてHindI[[切断部位か
ら8011切断部位までの約250bpの配列を含lν
でいる限り使用できる。
さらに、通常所望の遺伝子配列に結合しているプロモー
ターまたはコントロール配列を、それが宿主II胞系と
適合性を有する限り、使用することも可能であり、多く
の場合望ましい。
複製部位は外来遺伝子を導入するための相当するベクタ
ーの構築の際、たどえばSV40または伯ウィルス(た
とえばポリオーマ、アデノ、■S■等)から与えること
もできるし、また宿主細胞の染色体複製機構を利用して
与えることもできる。ベクターを宿主細胞の染色体に組
み込む場合は、通常、後省の方法で十分である。
細胞のベクターによる形質転換には多くの方法が使用で
きる。たとえばカルシウムを用い、細胞をマグネシウム
中で洗って、カルシウム中に懸濁したm胞にDNAを加
えるか、IIII胞をDNAおよびリン酸カルシウムの
共沈殿に付すことによって達成できる。遺伝子発現後に
、細胞を形質転換細胞を選択するメジウムに移す。
宿主を形質転換後、遺伝子の発現と醗酵または細胞培養
は、本発明の蛋白質が発現する条件下に行い、生成物を
通常、公知のクロマトグラフィー分離法によって抽出し
、リーダー配列およびティリング配列をもつまたはもた
ないウィルス蛋白質を含む材料が得られる。本発明の蛋
白質はN末端にリーダー配列をもって発現されるが(ブ
°し蛋白質)、宿主細胞によってはこれを除去Jること
ができる。そうでない場合には、リーダーポリペプチド
を切断除去して成熟蛋白質を得る必要がある。
また、プレ蛋白質の代わりに微生物が直接成熟蛋白質を
産生ずるようにクローンを改変することもできる。この
例としては、酵母接合フェロモンMF−α1のプレカー
サーを使用し融合蛋白質の正しいパ成熟″と生成物の生
育メジウムまたは細胞周辺腔への沈殿を起こさせる方法
がある。官能性または成熟蛋白質のDNA配列はMF−
α1と推定切断部位で結合することができる。
関連蛋白質を細菌または原核生物中で製造するためには
、本発明によるDNAを用いるほかに、そのヌクレオチ
ド配列に由来するアミノ酸配列のすべてまたは一部を合
成的に製造することもできる。
これらのオリゴペプチドも、遺伝子工学で製造した蛋白
質と同様に、無傷ウィルスに対する免疫応答を刺激する
ため、またはi胞しセプターへの結合もしくはその遮断
のために使用できる。ポリオウィルスに対する免疫応答
を刺激するためにオリゴペプチドを用いた研究が報告さ
れており〔エミニほか(Emini、E、A、、 Ja
meson、B、A、 & Wimmer。
E、、)、1983、ネイチャー(Nature) 、
30.699〜703)、また同様なQ1究が口蹄疫ウ
ィルスについても行われている〔ゼトルほか(Bitl
le、J、L、、 HOLII)hton、R,A、、
^Iexander、t1. 。
5hinnick、T、H,、5utcliffe、J
、G、、 Lerncr、R,A、。
Rowlands、D、J、 & Brown、F、)
 、1982、ネイチャー(Nature) 、298
.30〜33;ファフほか(Pfaff、E、、 Hu
ssgay、H,、Botv、H,0,、5chulz
G、E、 & 5challer、If、 ) 、19
82、イーエムビーオー・ジャーナル(EMBOJ、)
、1.869〜874〕。本発明は、合成の結果としで
あるいは本発明の目的でたとえばワクチンのために他の
オリゴまたはポリペプチドと結合させる1−I RV 
2蛋白質のオリゴおよびポリペチド成分をb包含するも
のである。
次に本発明の特徴および性質を以下の実施例によって説
明する。これはまた、本発明の態様を示すものであるが
、これは単に例示の意味であって、本発明を限定するも
のではない。
蛋白質(ポリペプチド)に関連して生物活性といった場
合は、これはその蛋白質(ポリペプチドが生物学的試験
において免疫応答を刺激することおよび/またはライノ
ウィルスの細胞レセプターとの反応に関与することを意
味する。
例1 1−I RV 2の調製 1−18 L a 、m胞(株HeLa −0hio、
 03−147、FIOW I−aboratoric
s、 IEnり1and)を37℃で懸濁培養した。懸
濁培地〔トーマスはか(Thomas。
D、C,、Conant、R,H,& Ilampar
ian、V、U、) 、1970、プロシーデイングズ
・オブ・ザ・ソサイアテイ・フォア・エクスベリメンタ
ル・バイオロジー・アンド・メデイシン(Proc、 
Soc、 Exp、 Biol。
Hed、) 、133.62〜65ニスドツトほか(S
tOtt、E、J、 & Heath、G、F、 ) 
、1970、ジャーナル・オブ拳ジェネラル・パイロロ
ジー(J、Gen、 Viro1、 ) 、6.15〜
24〕は、ジョクリク(Joklik)改良懸濁用ME
M (Gibco 072−1300)および7%ウマ
血清(Seromed ’0135)からなる。接種濃
度は5〜10X10’細胞/Id、容量は500dとし
た。III胞濃°度1×106細胞/〆で懸濁液を滅菌
条件下300gで10分間遠心分離した。上清を吸引ろ
過し、細胞を100aeの感染培地(2%ウマ血清およ
び2iHMgC12を含むジョクリク改良懸濁用MEM
)に再懸濁した。20−のピペットで注意深く数回吸引
して、細胞を感染培地中に均一に分散させた。
ついで容量を5001dlとした。細胞懸濁液を34℃
とし、HRV2 (2回プラーク精製)を細胞あたり0
.1ウイルスの多重度で感染させた。
HRV2株はチレル(Tyrrel1、D、)博士(コ
モン会コールドΦセンター(COIIlOn Co1d
 centre)、サリスバリー、英国)より恵与され
たが、アメリカン・タイプ・カルチャー・コレクション
(ATCCVR−482おにびATcc  VR−11
12)からも入手できる。使用した株はHRV2 (ア
メリカン・タイプ・カルチャー・コL/’)ジョン、A
TCCVR−1112As/GP)に対する抗血清で中
和された。使用した対照血清はHRV7(ATCCVR
−1117AS/GP)に対する抗血清で、中和を示さ
なかった。34℃に40時間放置したのち、ウィルスを
収穫した。
ウィルスは細胞からもII飽フラグメントからも、また
培地からも得られた。この目的では、10分間1500
gで遠心分離し、メジウムを感染細胞および細胞フラグ
メントから分離し、ついで吸引濾過した。沈殿は一70
℃に凍結した。
懸濁培養液121からの細胞沈殿を合し、TM111i
i液(201HTriS/l(CI 、p117 、5
.21HrvlC12)40dに再懸濁し、15分間氷
上に置き、ついでダウンス(Dounce )ホモゲナ
イザーで破壊し、混合物を6000tjで30分間遠心
分離した。次に沈殿をもう一度、7M緩衝液で洗浄した
。2つの上清を合し、5000gで3時間遠心分離して
ウィルスをベレット化した。ウィルスベレットを10d
のKTMP緩酉液(50188KCI、5018  T
ris/HC1、pH7,5,5+aHMQCI  、
2mHメルカプトエタノール、1mHビニOマイシン、
0.5mHGTP)を取り、15Q a+cgのDNa
Sel (シグマ、リボヌクレアーゼを含まない)を添
加後、氷上で1時間インキュベートした。
4℃でポリエチレンゲルコール(PEG6000、メル
ク>m度7%および450mHNaCj!と攪拌し、感
染培地からウィルスを沈殿させた〔コラントはか(にo
rant、 B、 D、 、 Lonbera−11o
1m。
に6. Noble、J、 & 5tansy、J、T
、) 、1972、パイ0ロジー(Virolooy)
 、48.71〜86)、4時間冷却したのち、ウィル
スを1500gで30分間遠心分離し、沈殿を75+1
cgのDNasel含有KTMP[i?T110#!e
にMIlmし、t−17) 混合物を氷上で1時間イン
キュベートし、ついで−70℃で凍結した。
細胞から得られたウィルス懸濁液とメジウムから得られ
た懸濁液を合し、37℃で5分間インキュベートし、6
01dlの冷TEM衝液(1OiHTris/ HCj
! 、fll17 、4.1 mHE D T A )
を加えて冷却し、ついで水浴中で5分間超音波処理した
。ついで60009で30分間遠心分離した。
7%PEG600および450mHNaCJ含有TEl
lvfI液920aeヲJjltkニアJO,t、4℃
で4時間注意深く攪拌し、生成した沈殿を30分間、6
000gでベレット化した。沈殿を再びTM!l衝液1
00al!に取り、上述のようにしてPEG6000と
NaCj!を加えて沈殿させ、ついでベレット化した。
沈殿を40dの7M緩衝液に再懸濁し、懸濁液を600
0gで30分間遠心分離し、ウィルスを850009で
3時間ベレット化した。沈殿を1dの7M緩衝液に溶解
し、50111C(lのDNaselを加えたのち4℃
で1時間インキュベートし、ついで11dのTE[i液
を加えた。さらに精製するため、ウィルス懸濁液を蔗糖
勾配(TE緩衝液中10〜30W/W%)上、4℃、8
50009で4時間遠心分離した。ウィルスを含むフラ
クションを260 nmの吸収で決定し、蔗糖の最終濃
度が10%になるようにTMM衝液で希釈した。次に8
5000gで8時間遠心分離した。ウィルスベレットを
Idの7M緩衝液に取り、−70℃で保存した。ウィル
スプレバレージョンの純度のチェックのため、12.5
%ポリアクリルアミドゲル上、0.1%ドデシル硫酸ナ
トリウムの存在下に電気泳動を行って〔レムリ(Lae
lllilli、U、に、) 、1970.ネイチャー
(Nature) 、277.680〜685〕、蛋白
質バンドをクーマシー・ブリリアント・ブルーで染色し
た。HRV2プレバレージョンの蛋白質パターンの典型
的な像を第1図に示す。
例2 cDNA−RNAバイブリドのクローニングHRV2プ
レバレージョンからのRNA抽出ウィルスを11IJ1
のNTFS緩衝液(100mHNaCj!、10 +a
HTris/ l−I CI 、pH9,1mHEDT
A、0.1%ドデシル硫酸ナトリウム)に懸濁し、フェ
ノールで抽出した。相分離を改善するためにクロロホル
ムを加えた。水相に201CIの5M  NaC1と2
0mclの3M酢酸ナトリウム(EIH5,6,)を加
え、ウィルスRNAを2倍容のエタノールで沈殿した。
ウィルスRNAの5′末端に共有結合しているVPaを
除去するため、RNAを次にNTFS緩衝液中111g
/IdのプロテアーゼK(メルク)により37℃で15
分間消化した。リボヌクレアーゼにより夾雑物を除くた
めに、プロテアーゼに株溶I(50■/d)はあらかじ
め37℃で15分間インキュベートした。プロテアーゼ
に消化終了後、溶液を上述したと同様にフェノール/ク
ロロホルムで抽出し、エタノールを添加してRNAを沈
殿させた。このRNAの小部分を、0.1%ドデシル硫
酸ナトリウム含有TAE緩衝液(1011HNaAc、
 40iHTris/アセテート、D118.2.2 
mHE D T A )中、2%アガロースゲル上で電
気泳動に付して分離した。エチジウムプロミドと攪拌し
たのち、完全なHRV2−RNAのバンドが観察された
。その下部の弱い広がったバンドはHRV 2− RN
 Aのわずかな分解を示している。
1−I RV 2− RN Aを1QIIcIの水に溶
解し、5mclの10xRT緩衝?TE (1xRT緩
衝液=10QmHKCj、10mM  MQCj!  
、’50iHTris/HC1、pH8,3) 、5+
acaオリゴ−dT(12〜 1 8  )   (P
harmacia  P−+ Biochco+1ca
ls)  、10mcCi (cr32P)−dCTP
 (3000Ci /1101、A11erShall
 International。
England ) 、100 tJの逆転写酵素(A
nalianBiotechnology Co1. 
Cambridge)および20 nmolのdΔTP
、dGTP、dTTP、dCTPを加え、全体、総容5
150+clを42℃で2時間インキュベートした。2
ICIの250mM  EDTA(D118)を添加し
たのち、フェノール/り0ロホルムによる抽出を行い、
水相をパスツールピペット中バイオゲル(Bioael
) P 30またはセファデックス(5ephadex
) G −25カラムに適用した。
TE緩WJ液を溶出に用いた。生成したcDNA−RN
Aバイブリドをこの方法で過剰の(α32P〕dCTP
から分離し、1/10容母部の3°M酢酸ナトリウム(
pH15,6)と2容量部のエタノールを添加して沈殿
させた。
t(RV2  RNA−cDNAの延長はOイチャウド
ハリーら(Roychoudhury & Wu、 1
980、前出)の方法を用いて実施した。HRV2  
RNA−CDNAバイブリドを、TT緩衝液(200m
Hカコジル酸カリウム、25+aHTris/HCj!
 、pH6,9,0,5mM  CoCj!  、2m
Hジチオスレイトール)50mcl中、2 nmol 
(a 3”P )dCTP (50i/mmol)の存
在下、25Uのターミナルトランスフエラーぜ(Pha
rmacia P−LBiochea+1cals)と
、37℃で5分間インキュベートした。0.25M  
EDTA (+)118)2mclを添加後、フェノー
ル/クロロホルムで抽出を行い、ついで反応混合物を上
述したと同様にしてバイオゲルP30カラム上りOマド
グラフィーに付し、オルゴーdC付加RNA−cDNA
バイブリドをエタノールで沈殿ざVた。
軌遺 オリゴ−dC付加r(NA−CDNAバイブリドを10
0++clのNTE!iii液(100mMNaC1,
10mM  Tris/ 1−ICI 、pH7、6,
11N  E D T A ’)に加え、Q、3pio
lのpBR322プラスミド(PStIで切断し、オリ
ゴ−dG残基と重合させたもの、aethesda R
e5earchLaboratories)と混合して
、はじめ65℃に5分間、ついで42℃に2時間加熱し
、−夜で徐々に室温まで冷却し、4℃に保存した。
細胞形質転換のためには、株1−I 8101(DSM
l 607)を50al!のLBメジウム(11中トリ
プトン10g、酵母抽出物5j、NaC110g>中で
培養した〔マンデルほか(Hande1、H,& 1l
iqa、^、)、1970、ジャーナル・オブ・モルキ
ュラー・バイオロジー(J。
Hot、B111.) 、呈ユ、159〜162)。形
質転換に適した細胞(コンピテント細胞)を得るために
、細菌をベレツ1〜化し、25dのT R緩衝液(15
0mHKCj!、50+aHCaCj!  、1mHT
ris/ l−I CI 、OH7,3IIHMgCj
!2)に取り、30分間氷上に置き、再び遠心分離し、
もう一度2ml!のTRui液に再懸濁し、氷上に1時
間置いた。HRVI  RNA−cDNAバーi’ブリ
ドが挿入されたpBR322を含むこの混合物100m
clを200mclの細胞懸濁液に加え、また5mcl
の1M CaCl2を加え、生成した混合物を0℃で1
時間インキュベートし、ついで42℃で90分間インキ
ュベートした。次に2dのLBメジウムを加え、混合物
を37℃で1時間イキュべ一トした。細胞懸濁液を10
mco/−のテトラサイクリン(シグマ)を含むLBア
ガール板(LBメジウム中1.5%アガール)に適用し
、−夜インキユベートした。テトラサイクリン抵抗性ク
ローンをアンビシリンアガール板(アンピシリン100
11CI) /xi!、シグマ)上アンピシリン抵抗性
について試験した。
組換えDNA分子の特性とその11離”テトラサイクリ
ン抵抗性、アンピシリン感受性細菌のクローンをLBメ
ジウム(10mcgテトラサイクリン/〆)GId中で
一夜培養し、プラスミドミニブレバレージョン法〔バー
ンボイムはが(Birnboii、11.c、 &口o
ly、 J、)−11979、ヌクレイツク・アシズ・
リサーチ(Nuc1、 Ac1d。
Res、)、7,1195〜1204)を用いてプラス
ミドDNAを単離し、組換えDNAのサイズを制限酵素
PStl消化により測定した。プラスミドDNAを25
mciのRE緩衝液06mNMqCj!  、10a+
HTris/HCJ!、pH7、5、6IllHメルカ
プトエタノール)中、5(1+HNaCfとともに2U
の制限酵素Pstl(Bethesda Re5ear
ch Laboratories>と5 mcgのリボ
ヌクレアーゼAの存在下、37℃で2峙間インギュベー
hした。ついでプローブを1.4%アガロースゲル上電
気泳動に付して分離した。挿入体のサイズは、エチジウ
ムプロミド染色およびラムダl」1ndllマーカーD
NAとの比較によって決定した。サイズは300〜20
00塩基対であった。
大量のDNA挿入体を単離するために、テトラサイクリ
ン抵抗性、アンピシリン感受性細菌クローンの200m
培養液から上述のようにしてプラスミドを得、Pstl
で消化した。組換えDNAフラグメントを上述のように
して、プレパラティブアガロースゲル上に分離し、その
バンドを切り出し、DNAを0.05XTBE緩衝液(
1×TBE緩衝液=100mHTris/ホLz−t−
1l)H8,3,2tnHEDTA)中電気溶出し、エ
タノールで沈殿さUた。
大腸菌株JM101細胞中、DIJC9ベクターを用い
たサブクローニング プラスミドpUc9 (ビアイサほか(VieiSaJ
、 & Messing、J、G、 ) 、1982、
ジーン(Gene) 、1旦、259〜268)は、ア
ンピシリン抵抗性に関する遺伝子、プラスミドpBR3
22山来の複製開始領域、および大腸菌のIacz遺伝
子を含有する。多くの制限部位を有する小DNAフラグ
メントはこのl aCZ領域に存在し、したがって、こ
れらの切断部位のひとつにおけるDNAのクローニング
はIaCZifi伝子領域を中転子る。したがってDN
A挿入体を含有するコロニーはX−Ga I (X−G
a I =5−ブロモ−4−クロロ−3−インドリル−
β−D−ガラクトシド、Bethesda Re5ea
rch Laboratories)インディケータ−
板上に白色コロニーとして現れるが、挿入体のないコロ
ニーは青色を示寸〔リュサー(R′Lither) 、
1980、モルキュラー・アンド・ジェネラル・ジェネ
ティックス(Hot、 Gcn。
cenet、)、178.475〜478)、DNA挿
入体をptJCQ中にサブクローニングするためには、
組換えpBR322クローン(約711CQ)をPSt
lで消イヒし、アガロースゲル(1,2%〜1.4%)
上に分離したのち、DNA挿入体をベクターDNAから
分離した。DNAを上述のように電気溶出によってゲル
から分離し、エタノールで沈殿させて回収した。単離さ
れたDNA挿入体を2111CIのRE!!!!衝液中
、pUC9ベタター(Pstで切断し、細菌性アルカリ
ホスファターゼで前処理>0.4g+cgとともに、1
mHATPおよび3UのT4−リガーゼ(Beth13
SdaResearch Laboratories 
)の存在下に、15℃で1時間インキニーベートし、4
℃に保存した〔ビアイリはか(Vicisa、J、 &
 He5sina、J、G、) 、1982、前出〕。
同時に、形質転換にコンビテン1〜な、大腸菌株JM1
01細胞(New [nglandBiolabs )
を上述したと同様にして調製した。コンビテン1〜細胞
懸濁液200mclをpUC9リガーぜ反応混合物20
1DCI と混合し、得ら机だ混合物を0℃で1時間イ
ンキュベートした。
熱ショック(90秒、42℃)後、細胞を10mciの
200 mM  イソプロピルチオガラクトシド(ジグ
v) 、50mclのX−Ga12QIngジメチルホ
ルムアミド1d溶液およびLBメジウム1rdと混合し
、1ワられた混合物を37℃で1時間インキュベートし
た。この細胞懸濁液200mclをアンピシリンLB−
アガール板(100mcO/me)上に移し、インキュ
ベーター中゛37℃で一夜インキユベートした。陽性の
形質転換体はプラスミドミニプレバレージョン法を用い
てDNA挿入体について検討した白色のコロニーとして
同定された。
組換えDNAの挿入されたρUC9プラスミドの調製 得られたpUc9で形質転換芒れDNA挿入体を含有す
る大腸菌JM101のサブクローンをLBメジウム(1
00mcoアンピシリン11d含有)200d中で培養
し、プラスミドDNAを単離した〔バーンボイムほか(
Birnboim、11.c、 & Doly。
J、)、1979、前出〕。ついでブーラスミドDNA
を100a+clのTE!1衝液に溶解し、この溶液を
セファクリル(Sephacryl ) −1000カ
ラム(1×20CrR)上、TE緩衝液を用い、クロマ
トグラフィーに付した。精製プラスミドを含有するフラ
クションを吸収によって決定し、それらを合して凍結乾
燥した。プラスミドを500iclのTE11m液に取
り、65℃で5分間インキュベートし、再びフェノール
/クロロボルムで抽出し、エタノールで沈殿させた。
相当するDNA挿入体を含むクローン773および87
をpUC9中にサブクローニングし、200dのLBメ
ジウム(100IIIC(17ンピシリン/Id含有)
中で培養し、プラスミドを上述のようにして単離した。
クローン773から制限酵素△halIおよびEC0F
?、I消化によりブライマーフラグメント(59ヌクレ
Aチド)が得られた。
(このブライマーフラグメントは第3図においてフラグ
メントAと命名されている)。
この目的では、クローン773からの精製プラスミドを
200+nclのR611m液中、50mHのNaC1
の存在下、30Ll(7)EcoR((Bethesd
a Re5earch Laboratories)と
、37℃で15時間インキュベートした。反応終了後、
エタノールで沈殿させ、切断したプラスミドを100n
+cl(7)RE緩函液中、50mHNaC1の存在下
、40UのA h a III (New Enala
nd Biolabs )と、37℃で15時間インキ
ュベートした。制限酵素での消化パターンを1.4%ア
ガロースゲル上電気泳動によってチェックした。Eco
RI/八へallフラグメントを100iclのOG溶
液(1%フイコル、1mHEDTAlo、01%オレン
ジG)に取り、DNAを1xTBE緩衝液中緩衝液中プ
レパラティブリ5クリルアミドゲル(アクリルアミド/
ビスアクリルアミド=19:1、ゲル厚1.2IIR>
上で分離した。59塩基対EcoRI/Ahal[[フ
ラグメントに相当するバンドをエチジウムプロミド染色
後に切り出し、このフラグメントを0.05xTBE!
$1液中で電気泳動し、DNAをエタノールで沈殿させ
た。っいでDNAフラグメントを50iclの100+
aHTris/トICj!、D118中、200Uの細
菌アルカリホスファターゼ(Bcthcsda  Re
5earchLaboratories)と、65℃で
1時間インキュベートした。反応後、2.51CIの0
.5MEDTA、pH8を加え、水相を2回フェノール
/クロロホルムで抽出し、DNAをエタノール沈殿させ
た。DNAを水に溶かし、5QIICIのに緩衝液(1
0iHMQC;1 .50+eHTris/H(1!、
0118.5gHジヂAエリスリトール)中、20mc
Ci  T −(32P)−ATP (比活性500Q
 Ci /■o1、 Amersham Intern
ational)および5Uのポリヌクレオチドキナー
ゼ(Pharmacia−PLLaborator i
es )と、37℃で30分間インキュベー]−シた。
32Pで標識されたフラグメントを沈殿させ、111H
EDTAおよび0.01%キシレンシアノ−ルーブロモ
フェノールブルーを含む30%ジメチルスルホキシド3
Qmcl中に取った。この溶液を90℃で2分間インキ
ュベートし、氷上で冷却し、TBE!II!i液中15
%ポリアクリルアミドゲル(アクリルアミド/ビスアク
リルアミド=59:1、ゲル厚1.2M)に適用し、2
個のDNA鎖を電気泳動によってたがいに分離した(1
5時間、200ボルト)。オートラジオグラムを用いて
2個の0NAIの位置を調べ、切り出し、電気溶出した
。HRV2−RNAとハイブリダイズした鎖をドットー
ブOツl〜実験によって決定した。すなわち、2X2C
I+の2個のニトロセルロースストIJ ’/ブ(Sc
hleicher & 5chul1、BA  85.
0.451cm)を水で湿らせ、1日20×SSC(1
xSSC−150mt4  NaCj!、15114ク
エン酸ナトリウム、pH7,4)で洗浄し、風乾した。
各ストリップに約111C(]のHRV2−RNAを点
滴し、乾燥し、80℃で2時間インキュベートした。つ
いでストリップを2XSSCで湿めらせ、1rdの14
緩衝液(400+aHNaC1,40iHP I PE
510116.4.1mHEDTA。
80%ホルムアミド)中、プラスチルックフィルム内で
、41c(lの変性サケ精子DNA (シグマ、100
℃で2分間インキュベートし、0℃に冷1J])と、−
Hにインキュベートした。ついで2個のニトロセルロー
スストリツプを別個に、プラスチックフィルム中に入れ
、それぞれに0.5dのl」緩衝液、4111cQの変
性サケ精子DNAおよび単離鎖の一部<20000CD
I)を加え、42℃で一部ハイブリダイズした。このイ
ンキュベーション後に、フィルターを2XSSCで50
℃において10分間、2回、次に0.lX5SC10,
1%ドデシル硫酸ナトリウムで50℃において30分間
洗浄し、放射能を測定した。Dト日IV2−87からの
ブライマーフラグメントも同様にして単離した。このフ
ラグメントは211!ag)RsaI制限部位の間に存
在しく68ヌクレオチド)、このflill限酔索ぐ消
化して得られた。Rsalフラグメントは第3図におい
てフラグメントBと命名されている。鎖の分離およびハ
イブリダイゼーションtま上述のようにして実施した。
上述のようにクローン773(フラグメントA)および
87(フラグメントB)から単離された制限フラグメン
トからHRV2−RNAに相補的な一本鎖DNA5pm
olをHRV2−RNA0.25Pmo lと一緒に、
水溶液からエタノールで沈殿させた。沈殿を2Qmcl
のト1緩衝液に取り、キャピラリーにl1人して72℃
で10分間インキュベートし、50℃に移し、徐々に3
5℃まで冷却し、ついで氷上に置いた。ついで溶液を1
00111CIのRT緩暫液中、140Uの逆転写酵素
(AnglianBiotechnology Co、
、Cambridge ) 、8(JのリボヌクL/7
−ゼ阻害剤(RNasin、 Bethesda 1l
esearchLaboratories) 、0.2
mHdATP、 dCTP。
(jGTPおよびdTTP、30mcCi (α”2P
)d CT Pおよび5mMジチオエリスリトールの存
在下、42℃で2時間インキュベートした。得られた逆
転写体は上述のように処理した。
組換え体からのプラスミドDNAを3dの培養液から単
離した〔バーンボイムほか(BirnbOilll。
11、C1& DolV、J、) 、1979、前出)
、DNAを制限酵素Pstlとインキュベートし、プロ
ーブを1.4%アガロースゲル上電気泳動によって解析
した。ゲルはエチジウムプロミドで染色した。
ついでDNAをゲルからニトロセルロースフィルターに
移して(サザーン(Southern、E、H,) 、
1975、ジャーナル・オブ・モルキュラー・バイオロ
ジー(J、 Mo1. Bio1、 ) 、18,50
3〜517)、80℃で2時間インキュベートしてニト
ロセルロース上に固定した。このフィルターを50%ホ
ルムアミド、1Xデンハルト溶液〔デンハルト(Den
hardt、D、T、 ) 、1966、バイオケミカ
ル・アンド・バイオフィジカル・リサーチ・コミコニケ
ーション(Biochem、 Biophys、 Re
s。
Comn+un、 ) 、23.641〜646)、、
900118NaC1,50−Hリン酸すl−リウム、
pH7,4,5mW  E D T A中、80mco
/ml!の変性サケ精子DNAと、プラスチックフィル
ム内で42℃において2時間ブレインキュベートした。
放射性HRV2−cDNAは、50mcCi (cr3
2p)dCTPを反応混合物に加えたほかは上述と同様
にして調製した。cDNA−HRV2−RNAハイブリ
ットは100℃で90分間処理して変性させた。ハイブ
リダイゼーションのために、フィルターを放射性−cD
NAと42℃において18時聞、上述したと同様にイン
キュベートし、2×SSC中で2回、0.1%ドデシル
ta酸ナトリウム中50℃で30分間2回、洗浄し、風
乾し、−70℃で露出した(にodakXAR−5、増
感フィルムで18〜40時間)。放射性バンドの存在は
、HRV2−RNAに相補的な組換えDNA(7)存在
を示す。
ill限酵素地図の作成には、CIA挿入体を制限酵素
(NeW England Biolabs and 
BethesdaResearch Laborato
ries )を用い、製造業者が特定した条件で消化を
行った。制限酵素作成の結果は第3図に示すとおりであ
る。プラスミドpHRV2−1およびpHRV2−24
は、)(RV2−RNAの3′末端ポリ−への部分を形
成するArA基の長配列を含有する(ターミナルトラン
スフェラーゼ反応によって生じる鎖の延長に対してトレ
ースできるAリボ−Cに直接隣接)。
他のプラスミドは各制限酵素の特徴的切断部位を利用し
TpHRV2−1およびpHRV2−24に関して配列
した。500塩基対以下のDNAlrli人体は制限酵
素マツピングによって分類しなかったが、そのままpU
cQ中にサブクローニングし、配列を決定した(第3図
参照)。
残ったクローンの同定は、グルンシュタイら〔グルンシ
ュタインほか(Grunstein、H,&tlogn
ess、D、S、) 、1975 、プロシーデイング
ズ・オブ・ザ・ナショナル・アカデミ−・サイエンシズ
・Aブ・ザ・ユナイテッド・ステイツ・オブ・アメリカ
(Proc、 Nat1、 Acad、 Sci、 t
ls八) 、72.3961〜3965)の方法を用い
、ニックトランスレーションプローブによりすでにマツ
ピングを行ったDNAli人体を使ったコロニーハイブ
リダイゼーションによった。32P−標識DNAプロー
ブはAmersham International製
ニックトランレ−ショ’:zキット(Ancrsham
 Kit No 5 Q OO)を用い、〔α−”2P
)dCTP (3000Ci/mmo l )により製
造業者の指示書に従って得られた。
Ia識DNAはTE!Iii液中、パスツールピペット
内でBiogelP 30カラムを用いて分離した。排
除容量に相当するフラクションを合し、100℃に2分
間加熱し、直ちに氷水中に置いた。ハイブリダイゼーシ
ョンは上述したと同様に行った。陽性のハイブリダイゼ
ーションシグナルを示したコロニーから50m1!の培
養液を調製しくLBメジウム中、10■C(1/dのテ
トラサイクリンと一部インキュベート)、DNA挿入体
をプラスミドDNAからPstIで単離した。これらの
挿入体を各種制限酵素で消化し、配列決定に付して特性
を調べた。この方法で、l−I RV 2のゲノムであ
るクローンが得られた。
例3 DNA配列決定 HRV2のcDN△クローンの大部分はHaXalRら
の方法の改良法を用いて配列決定を行った(マキリ゛ム
ほか(Haxaa+、A、 & G11bcrt、W、
 ) 、1980、メソツズ・イン・エンザイモロジー
<Methods Enzymo1、)、65.499
〜560)。
一部の配列についてはサンガーらのM−131fi分解
法によっても決定した〔サンガー他(Sangcr。
F、、 N1cklen、S、 & Coulsen、
^、It、)、1977、プロシーデイングズ・Aブ・
ザ・ナショナル・アカデミ−・オブ・サイエンシズ・オ
ブ・ザ・ユナイテッド・ステイツ・オブ・アメリカ(p
roc。
Hal1、 Acad、 Sci、 USA)、74,
5463〜5467〕。マキサムらの方法では、DNA
挿入体を上述のようにptJCQ中にサブクローニング
し、それでコンピテント大腸菌JM101細胞を形質転
換した。陽性の形質転換体は白色コロニーとしてIli
離され、これをLBメジウム(100nlc(1/dの
アンピシリン含有)中でインキュベートした。
10〜20raCgのDNAを100Illcl中、プ
ラスミド中、たとえばpUc9のポリリンカー領域中に
明所部位を有する制限M素(たとえば、BamHI、E
coRI、Acc I、Hi ndI[[)により標準
反応条件下で一夜消化した。ついで制限フラグメントを
脱リン酸化した。制限酵素消化には、5mclの2M 
 Tris/HCJ!、pH8、および細菌アルカリホ
スファターゼ(aethesdaResearch L
aboratories )を加え、65℃で3時間イ
ンキュベートした。EDTAを2QmHになるように加
えたのら、混合物をフェノール/クロロボルムで2回抽
出し、DNAをエタノールで沈殿させIコ。次にDNA
を、50iclの50iHTris/H(、i、+11
18.10Ilt4  MにJCI   、5mHジチ
オエリスリトール中、25mcCiの(r−3”P)A
TP (5000Ci /mmo1、An+ersha
n+International )および4UのT4
−ポリヌクレオチドキナーゼ(Pharlacia−P
、−L、 Biochemicals)と、37℃で3
0分間インキュベートし、標識DNAをエタノLルで沈
殿させた。32Pで標識された一本鎖の組換えDNAは
ptJc9のポリリンカー領域を切断する他の制限酵素
を用いて得られた。
マキサムらの方法の改良法によるDNA配列決定 配列決定反応はマキサムらの以下の改良法によって実施
した〔マキサムほか(Haxam、 A、 &G11b
ert、14. ) 、1980 、メソツズ・イン・
エンザイモロジー(Methods EnZVInO1
、 ) 、65.499〜560): 非担体DNAを加えた。
DNA溶液を次の7リコツトに分けたニゲアニン(G)
特異性反応7.5mcl 、グアニンJ3よびアデニン
(G/A)特異性反応10n+c1、シトシンおよびヂ
ミン(C/T)特異性反応10mc1、シ1〜シン(C
)特異性反応5mc1 96%ギM25mclを(G/A)反応混合物に加え、
19℃で4.25分インキュベートした。
反応の停止には20On+clのコドラジン停止溶液お
よび750mclの96%エタノールを添加した。
ついで、(G/A)反応液を他の3種の反応液と全く同
様に処理した。
(C/T)および(C)反応の場合は、ヒドラジンの代
わりにヒドラジニウムヒドロキシド(メルク)を用いた
。反応時間は7.5分とした。
ヒベリジン反応液は95℃で30分間インキュベートし
た。凍結乾燥後、フラグメン1−を3〜20n+clの
M衝液(80%脱イオン化ホルムアミド、IXTBE、
0.05%ブOモフエニールブルー113よび0.05
%キシレンシアツール)中95℃に90秒間加熱し、直
ちに0℃に冷却した。
配列決定には、プローブの適用前に50ワツトで1時間
電気泳動を行った6%ポリアクリルアミドゲル(40n
X20C!AX0.4M>を8M尿素および1XTBE
とともに用いた。各反応混合物1mcl〜3mclをゲ
ルに適用した。通常、時間かえて2回のゲルチャージを
行った。
反応混合物の第一のゲル通路はブロモフェノールブルー
マーカーがゲルの末端に到達するまで行い、第二のゲル
通路はキシレンシアツールマーカーがゲルの末端に到達
するまで行った。ついでゲルを10%酢酸および10%
メタノール中(約21)20分間処理して固定し、38
M−ろ紙に移し、ゲルドライX7−十80℃で乾燥した
。次にゲルを一70℃で増感していないXAR−Oma
tフイルム(Kodak)を用いて露出させた(約18
〜36時間)。
M13配列決定 組換えDNAを制限酵素5au3A lで切断し、配列
決定パック(New Enoland Biolabs
 1カタログN(1409)を用いてM13w+p9の
Bam−H1切断部位にクローニングした。配列決定は
、鎖切断法〔サンガーほか(Sanoer、r、、 N
1cklen、S、 &Coulson、A、S、) 
、1977、プロシーデイングズ・Aブ・ザ・ナショナ
ル・アカデミ−・オブ・ザイエンシズ・オブ・ザ・ユナ
イテッド・ステイツ・オブ・アメリカ(Proc、 N
at1、 Acad、 Sci。
USA)、7i 5463〜5467)を用いて実施し
た。
配列決定データの解析 配列決定実験結果の解析にはCyber 170コンピ
ユーターを用いた。使用したプログラムは、5tadQ
nプログラム〔ステイドン(5taden、 R,)、
1980、ヌクレイツク・アシズ・リサーチ(Nuc1
、 Ac1d、 Res、) 、旦、3673〜369
4)と、Tsono改良プログラム(イソメ(l5on
o、 K、 )、1982、ヌクレイツク・アシズ・リ
サーチ(NuC1、八cids Res、)、1旦、8
5〜89〕である。
桝」− ウィルス蛋白質はポリ蛋白質から蛋白開裂によって得ら
れる。開裂部位を同定するために、ウィルス被覆蛋白質
を単離し、N末端アミノ酸を決定した。この目的にはH
RV2 2I+I!jからの蛋白質を12.5%ポリア
クリルアミドゲル上、電気泳動によって分離した(レム
リ、’l 9701.前出)。
ケルを50mHTris/ t−I CI 、1)11
7 、4中飽和クーマシー・ブリリアント・ブルー溶液
で染色し、蛋白質バンドを切り出した。各蛋白質をl5
CO溶出装置により50Vで電気溶出し、トリクロロ酢
酸で沈殿させた。N末端アミノ酸−をAB−47OAプ
ロテインシクエンサ−(八pp、iedBiosyst
ems、 Inc1、 FO3tQr ctty、 C
^、 USA)を用いて決定した。配列決定には2nm
olのPVIおよびPV2ならびに1 tvolのVP
3を用いた。各蛋白質のN末端配列を第6図に示す。
健ゑ ウサギに25mcgのHRV2を500mclの完全フ
ロインドアジュバントに取って皮下注射した。
21日および35日後に1.5d不完全フロインドアジ
ユバント中25 mcgのHRV2でさらに免疫処置を
行った。最初の免疫処置から50日後に血漿交換によっ
て血清を集め、−20℃に保存した。抗体形成の検出に
は、ウィルス21cIJを15%ポリアクリルアミドゲ
ル(レムリ、1970、前出)に適用し、蛋白質を電気
泳動で分離した。
蛋白質をゲルから電気移送により、ウェスタンプロット
法でニトロセルロースフィルター膜(Schleich
er & 5chii11,8^85.0.45mcm
)移した〔バーネツl−(Burnctte、W、N、
 ) 、1981、アナリテイカル・バイオケミス1−
り一(Ana1、  Biochem、)、112,1
95〜203)  。
蛋白質が結合したフィルターを3%ウシ血清アルブミン
(BSA)および3%ツイーン20含有PBS(137
mHNaC1,2,7mHKCf、6.6w+HNa 
 HPo  、1.5mMKH2PO4)20mIl中
に16時間浸漬した。2時開抗血清(PBS/1%BS
A/1%ツイーン20で1:200に希釈)と2時間イ
ンキュベートしたのち、フィルターを1%BSAと1%
ツイーン20を含むPBS (PBSBT)20d中で
20分間、3回洗浄し、ついでスタヒロコツカスオーレ
ウスからの  IvA識蛋白質(約1mC1/IIIg
) 10mcQ iとPBSBT2Cld中で2時間イ
ンキュベートし、PBSBTで20分間3回、PBS中
3×5分間洗浄し、手早く水で2回すすぎ、ろ紙を数枚
重ねた間に入れて一定乾燥させた。
ろ紙に結合した放射能をKodakXAR5X線フィル
ム上(20時間/−70℃)オートラジオグラフィーに
より測定した。第2図から明らかなように、この抗血清
はとくにVPlに対する抗体を含む。
例6 前述の例に述べたようにして得られた配列の部分をさら
にW1認するために、りO−ン化)−IRV89から得
られた遺伝子フラグメントとの比較を行った。アメリカ
ン・タイプ・カルチャー・コレクションから得たHRV
89 (ATCCVR−1199)をHRV21.:つ
いr述べたと同様に生育させた。l−I RV 89は
特異的抗血清(ATCCVR−1199AS/GP)に
よって中和されたが、対照血清として用いた)−IRV
2に対16抗血rPi(ATCCVR−1112ΔS/
GP)は全く作用を示さなかった。このウィルスRNへ
の単離、性質の検討、クローニング、クローンの単離お
よび配列決定はHRV2について述べたと同様に実施し
た。第8図にはHRV89のクローン34/1から得ら
れた部分配列との配列比較を示す。これは明らかにP3
AおよびP3B (VPo)に対する遺伝子に相当する
領域である。
【図面の簡単な説明】
第1図はHRV 2の被覆蛋白質の、12.5%ポリア
クリルアミドゲル上、ドデシル硫酸ナトリウムの存在下
における電気泳動分離を示す分離図である。VP4は上
方、ゲル外に移動してしまって観察されない。 第2図は、HRV2−RNAの2%アガロースゲル上、
ドデシル硫酸ナトリウムの存在下における電気泳動を示
す。リポソームRNAマーカーの位置は右側に示す。 第3図はHRV2ゲノムの制限酵素地図である。 配列決定に用いた17のオーバーラツプクローンを示す
。一部の制限酵素の特徴的切断部位を指示する。矢印(
A、B)は逆転写にプライマーとして用いた制限フラグ
メントである。− 第4図は、クローン化1−(RV2の配列およびそれか
ら誘導されるアミノ酸配列を示す配列図である。ポリ蛋
白質の開裂部位は矢印で示す。黒い矢印(↓)は実験的
に決定された開裂部位で、白い矢印(冬)は他のど]ル
ナウィルスとのホモロジーに基づいて予想されるポリ蛋
白質の開裂部位である。 第5図は、HRV2、HRV 14115i に ヒホ
IJ ;4−ウィルス1型の各遺伝子のアミノ酸配列の
比較図である(%)。 第6図は、HRV2の被覆蛋白質のN末端アミノ酸配列
図である。 第7[i!lは、ウィルスカプシド蛋白質vP1のHR
V2の強力な抗原としての、ウサギにおける確認結果を
示す図である。 第8図は、HRV2+7)P3A#よびP3B(VP(
7)−とHRV 89に対する遺伝子の領域におけるア
ミノ酸−およびヌクレオチド配列の比較図である。白い
矢印は他のピコルナウィルスとの比較から予測される開
裂部位である。 第9図はHRV 2の全ヌクレオチド配列図である。 第10図はポリペプチドHRV2のアミノ酸配列図であ
る。 第11図は、Aニボリペブチド■P1のヌクレオチド配
列図、B:ポリペプチドVP1のアミノ酸配列図、C:
ポリペプチドVP1の推定ヌクレオチド配列図である。 第12図は、A:ポリペプチドVP2のヌクレオチド配
列図、B;ポリペプチドVP2のアミノ酸配列図、C:
ポリペプチドVPIの推定ヌクレオチド配列図である。 第13図は、A:ポリペプチドVP3のヌクレオチド配
列図、B:ポリペプチドVP3のアミノ酸配列図、C:
ポリペプチドVP3の推定ヌクレオチド配列図である。 第14図は、A:ポリペプチドVP4のヌクレオチド配
列図、B:ポリペプチドVP4のアミノ酸配列図、C:
ポリペプチドVP4の推定ヌクレオチド配列図である。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ライノウィルス株HRV2の少なくとも1種のウ
    ィルス蛋白質をコードするDNA分子
  2. (2)ライノウィルス株HRV2の全ウィルスRNAま
    たはウィルスRNAの部分に相当する特許請求の範囲第
    1項記載のDNA分子
  3. (3)ウィルス蛋白質VP1、VP2、VP3、VP4
    、P2A、P2B、P2C、P3AおよびP3Cから構
    成されたウィルス蛋白質または上記ウィルス蛋白質の特
    定の少なくとも2種が任意所望の組合せで結合したウィ
    ルス蛋白質をコードする特許請求の範囲1項記載のDN
    A分子
  4. (4)第4図に記載の配列またはその部分を含む特許請
    求の範囲第1項記載のDNA分子
  5. (5)ウィルス蛋白質VP1、VP2、VP3、VP4
    、P2A、P2B、P2C、P3AまたはP3Cをコー
    ドする特許請求の範囲第1項記載のDNA分子
  6. (6)ウィルス蛋白質の少なくとも1種に相当する蛋白
    質の生物活性を有する特許請求の範囲1項に記載のウィ
    ルス蛋白質の部分をコードするDNA分子
  7. (7)コーディング配列を、特許請求の範囲第3項もし
    くは第6項のいずれかに記載のDNA分子またはこれら
    の分子の縮重変種と、85%以上のホモロジーが認めら
    れるような緊縮条件下にハイブリダイズした特許請求の
    範囲第1項記載のDNA分子
  8. (8)微生物中好ましくは原核生物もしくは真核生物中
    または哺乳類動物細胞中で複製できるように適当な発現
    ビークルたとえばプラスミド中に導入された特許請求の
    範囲第1項から第7項までのいずれかに記載のDNA分
  9. (9)特許請求の範囲第1項に記載のウィルス蛋白質を
    コードし、好ましくは宿主生物体中で複製できるビーク
    ル中に含まれている遺伝情報を含有する形質転換宿主生
    物体好ましくは原核生物もしくは真核生物、哺乳類動物
    細胞系とくに大腸菌
  10. (10)ライノウィルス株HRV2のウィルス蛋白質の
    少なくとも1種の生物活性を有し、特許請求の範囲第1
    項から第7項までのいずれかに記載のDNA分子によつ
    てコードされ、ライノウィルス株HRV2のウィルス蛋
    白質の少なくとも1種の一部もしくは全体に相当するか
    またはウィルス蛋白質もしくはウィルス蛋白質の部分少
    なくとも2種がたがいに任意所望の組合せおよび順序で
    結合しているポリペプチド
  11. (11)第4図に記載のアミノ酸配列またはその一部を
    含む特許請求の範囲第10項記載のポリペプチド
  12. (12)VP1、VP2、VP3、VP4、P2A、P
    2B、P2C、P3AまたはP3Cのアミノ酸配列を含
    む特許請求の範囲10項記載のポリペプチド
  13. (13)ライノウィルス株HRV2の細胞リセプターに
    対して結合および(または)遮断能を有する、特許請求
    の範囲第10項記載のアミノ酸配列から誘導されたポリ
    ペプチド
  14. (14)a)ライノウィルス株HRV2のウィルスRN
    Aを単離し、 b)ウィルスRNAに相補的なDNAを調製し、 c)ウィルスcDNA/RNAハイブリットを適当な複
    製可能ベクターに導入し、 d)cで調製したベクターで適当な宿主生物体を形質転
    換する特許請求の範囲第1項から第7項までのいずれか
    に記載のDNA分子の製造方法
  15. (15)適当な宿主生物好ましくは特許請求の範囲第9
    項に記載の宿主生物体を特許請求の範囲第10項から第
    13項までのいずれかに記載のウィルスポリペプチドを
    コードする遺伝情報好ましくは特許請求の範囲第1項か
    ら第8項までのいずれかに記載のDNA分子に含まれる
    遺伝情報で形質転換し、宿主生物体中に特許請求の範囲
    第10項から第13項までのいずれかに記載のウィルス
    ポリペプチドを産生させるためにその遺伝情報を発現さ
    せ、特許請求の範囲10項から第13項までのいずれか
    に記載のウィルスポリペチドを単離する特許請求の範囲
    第10項から第13項までのいずれかに記載のポリペプ
    チドの製造方法
  16. (16)ライノウィルス株HRV2に対する治療的処置
    および/または免疫系の賦活および/または細胞レセプ
    ターの遮断のための特許請求の範囲第10項から第13
    項までのいずれかに記載のポリペチドの利用
  17. (17)特許請求の範囲第10項から第13項までのい
    ずれかに記載のポリペプチド少なくとも1種の有効量と
    医薬用不活性アジユバントまたはビークルを含有する特
    許請求の範囲第16項に記載の利用に適した医薬組成物
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