JPS62279001A - H形鋼の熱間圧延方法 - Google Patents

H形鋼の熱間圧延方法

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JPS62279001A
JPS62279001A JP12144086A JP12144086A JPS62279001A JP S62279001 A JPS62279001 A JP S62279001A JP 12144086 A JP12144086 A JP 12144086A JP 12144086 A JP12144086 A JP 12144086A JP S62279001 A JPS62279001 A JP S62279001A
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rolls
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Katsuhiro Takebayashi
克浩 竹林
Kenji Kataoka
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〈発明の目的〉 産業上の利用分野 本発明はH形鋼の熱間圧延方法に係り、特に、ウェア高
さの寸法精度が優れ、しかも、ロール交換することなく
、ウェブ高さを自由に調整できるH形鋼の熱間圧延方法
に係る。
従  来  の  技  術 一般に、H形鋼は第3図(a)ならびに(b)に示すよ
うにブレークダウン圧延vs12に、粗ユニバーサル圧
延ta14、エツジヤ−圧延機16および仕上げユニバ
ーサル圧延機18を組合せた工程において、第4図(a
)、(blならびに(C)に示す各素材2.4.6を熱
間圧延することによって製造されている。
すなわち、第4図(a)、(b)ならびに(C)に示す
各素材(つまり、符号2はスラブ、4は矩形鋼片、6は
H形鋼用鋼片)をまずブレークダウン圧延機12で所定
の形状に粗造形する。この圧延機12としては、第5図
(a)ならびに(b)に示す開孔形8あるいは開孔形1
0を刻設した上下ロールを有する2重式ブレークダウン
圧延機が用いられている。
要するに、このブレークダウン圧延機12では複数個の
孔形を使用し、順次各複数パスの圧延によって素材を以
後の中間圧延に適合した形状に加工する。粗造形された
素材は第6図(a)に示した如きロール形状の1基以上
の粗ユニバーサル圧延機14と第6図(blに示した如
きロール形状の1基以上のエツジヤ−圧延機16とによ
って、1パスあるいは複数バスの中間圧延されてから、
第6図(C)に示した如きロール形状の仕上げユニバー
サル圧延機18において1パスでH形鋼製品に圧延され
る。従って、製品寸法が決まれば仕上ユニバーサル圧延
1118のロール寸法とそれ以前の圧延機のロール寸法
が決まる。つまり、第5図(a)における寸法(イ)、
第6図(a)における寸法(ロ)、第6図(C)におけ
る寸法(ニ)はほぼ等しくなる如く設計されている。
このように特にブレークダウン圧延後の形状変化は限定
されたものである。つまり、特定のシリーズ(例えばH
600X300)の圧延には特定幅の水平ロールが使用
される。このため、圧延さく3) れたH形鋼はウェブ内幅が一定であるのでフランジ厚み
の分だけウェブ高さ寸法が変化することになる。1つの
シリーズは多くのサイズを有し、水平ロールと垂直ロー
ルの間隔を変えて圧延することにより製造されるが、製
品のフランジ厚の最大のものと最小のものとの差は通常
15閣前後であるため、その2倍、つまり30s程度ウ
ェア高さが変化することになる。同一シリーズ内でのウ
ェブ高さの変化は従来の圧延法では避けられないもので
あるが、例えば、建築用として用いる場合にこれが大き
な問題となる。すなわち、県を同一シリーズ内の数サイ
ズのH形鋼を接合して作る場合は、一方7ランジ外面を
合せると他方に大きな(フランジ厚み差の2倍)ずれを
生じ、施工、F問題となる。
また、通常、建築物の構造を設計する場合は、外側から
内側へと寸法が順次決定されていく。
これに対し、圧延H形鋼はウェア内側寸法が一定で、フ
ランジ厚の分だけ外側寸法(ウェブ高さ寸法)が変わる
ので施工個所での他の寸法のとり合いに厳密さを要求さ
れる場合には非常に問題となる。
更に、圧延H形鋼には寸法精度上の問題もある。すなわ
ち、■形鋼圧延においては、第7図に示すように粗ユニ
バーサル圧延機14の水平ロール20の側面部22が圧
延本数の増加とともに摩耗して水平ロール20の内幅寸
法が減少する傾向がある。なお、水平ロール20ととも
に竪ロール24も摩耗するが、この場合は竪ロール24
の開度を摩耗分だけ調整すればよく、水平ロールはどの
問題は生じない。
従って、水平ロールの摩耗に対しては、第8図で示す如
く、フランジ厚み(ホ)を一定にすると、ウェブ高さく
へ)が水平ロール20の側面部22の摩耗分だけ低くな
るので、通常は、寸法公差が許す範囲でフランジ厚み(
ホ)を厚くしてウェブ高さくへ)を確保しているが、次
の通りの問題がある。
すなわち、製品のウェブ高さの許容差はウェブ高さ40
0am+未満では±3.On、同400s以上600關
未満では±4.01、同600■以上では±5.011
11とJIS G 3192に規定されている。材料の
ウェブ高さくへ)は水平ロール20の幅の大小により影
響されるので、通常、ウェア高さくへ)の寸法許容差の
範囲内で使用する有効ロール幅が制限される。
従って、使用する水平ロール20の幅によってフランジ
厚みが異なり、特に、摩耗して幅が減少した水平ロール
20で圧延すると製品のフランジ厚は厚くなる。当然、
圧延チャンス毎に使用するロール幅が変ることによるチ
ャンス毎の製品寸法のばらつき、あるいは同一圧延チャ
ンス内でも水平ロール側面部22の摩耗に基づくフラン
ジ厚み変化を伴うことになり、これらは寸法精度上好ま
しくない。
また、仕上げユニバーサル圧延湯度が異なると室温まで
の収縮量が異なることになり、製品の長手方向での、あ
るいは製品毎のウェア高さ寸法がばらつくことになる。
圧延H形鋼には以上のような問題があるため、建築用に
は、7ランジ厚が痩化してもウェブ高さが一定になるよ
うにプレートを溶接して作ったH形鋼が用いられ、当然
、この場合圧延H形鋼より製造コストが高くなる。
要するに、従来のH形鋼圧延法では、第5図(a)の寸
法(イ)、第6図(a)の寸法(ロ)、第6図(b)の
寸法(ハ)、第6図(C)の寸法(ニ)等の各寸法が少
なくとも圧延ライン内においては固定されているために
問題がおこるのである。
そこで、本発明者等は、先に、圧延ライン内において、
上記の(イ)、(ロ)、(ハ)、(ニ)の寸法の変更が
可能であれば、製品寸法に応じて(イ)、(ロ)、(ハ
)、(ニ)の寸法を変更して圧延することによって上記
の問題を解決できることを見い出し、この知見に基づい
て先に特開昭59−133902号および特願昭58−
189691号において新規な圧延方法を開示した。
すなわち、前者の特開昭59−133902号は軸方向
の位置を変更できる分割ロールを第3図(a)の粗ユニ
バーサル圧延機14、エツジヤ−圧延機16ならびに仕
上げユニバーサル圧延機18に組込み、これによってウ
ェブの部分圧延、フランジ端部圧延を行なって同一ロー
ルで異なったウェブ高さサイズの圧延を可能とする圧延
法である。また、後者の特願昭58−189091号は
軸方向の位置を変更できる分割ロールを第3図(b)の
1次粗ユニバーサル圧延機14a、エツジヤ−圧延機1
6.2次粗ユニバーサル圧延機14bならびに仕上げユ
ニバーサル圧延機18に組込んで同一ロールで異なった
ウェブ高さサイズ、フランジ幅サイズの圧延を可能にす
る圧延方法あるいは軸方向の位置を変更できる分割ロー
ルを第3図(b)の1次粗ユニバーサル圧延1i14a
、2次粗ユニバーサル圧延15114bならびに仕上げ
ユニバーサル圧延機18に組込んで同一ロールで異なっ
たウェア高さサイズの圧延を可能とする圧延方法である
これらの先願技術はウェア高さを大きな範囲にわたって
変更でき、数シリーズを連続して圧延できるので、従来
の圧延に比してロール交換頻度の減少等多くの効果を有
する。しかしながら、同一シリーズ内の全サイズのウェ
ブ高さを一定にすることに対しては、分割ロール間隔の
調整量は30IIIIl程度でよいのにも拘らず、粗ユ
ニバーサルミル、エツジヤ−ミルならびに仕上げユニバ
ーサルミルの全てに水平ロールとして軸方向に移動する
2つの分割ロールを用いるため、その設備費は非常に大
きくなる。
更に、ウェブ高さを調整可能なH形鋼の圧延方法が特開
昭59−178101号に開示されている。
これは1次粗ユニバーサルミルおよびエツジヤ−ミル圧
延でウェブの中央部に突起をっけ、これを2次粗ユニバ
ーサルミルで圧下してウェア内幅を拡げることによりウ
ェア高さを調整しようとするものである。
しかし、この圧延法では粗ユニバーサルミル群でウェブ
高さが調整できても、仕上げユニバーサル圧延用ロール
はサイズごとにロール交換する必要がある。1シリーズ
当たり1oサイズ近くあるのでサイズ数と同じロール交
換回数を必要とするため実用的でない。また、1次ユニ
バ一サルミルとエツジヤ−ミルでウェア中央に突起をつ
けたあとに2次ユニバーサルミルで圧下してウェブ内幅
を広げるとCろが問題になる。
すなわち、ウェア中央の突起を圧下する場合は、ブレー
クダウン後のウェブ厚が厚い段階では幅拡がりが期待で
きるものの、減厚が進み、製品厚に近い段階ではウェア
は通常の平板圧延に近い形で圧延されることになるので
、大きな幅拡がりは期待できない。また、ウェア中央の
突起部分の幅拡がりによってウェブ高さが増加するため
には、ウェブ中央の突起部分より外側にあるウェブおよ
びフランジ全体が外側へ曲がらなくてはならないが、こ
の部分の断面二次モーメントが大きいために、曲がり変
形は生じにくく、幅拡がりは拘束される。更に、上記2
次ユニバーサル圧延ではウェアの幅拡がりを竪ロールで
拘束する方法を取っている。このように幅拡がりが拘束
された場合、ウェアの圧下メタルは圧延方向に70−せ
ざるを得なくなる。ところが、上記の圧下されないウェ
アおよび7ランジにょってウェア中央部分に圧延方向に
も拘束されるため、圧延方向に大きい圧縮応力が生じ、
ウェア波を生じることになる。このように上記の2次ユ
ニバーサル圧延は非常に不安定となり、製品化が非常に
困難な圧延法と言える。
発明が解決しようとする問題点 本発明は上記欠点の解決を目的とし、具体的には、粗ユ
ニバーサル圧延後のウェブ内幅が一定寸法の材料を使用
して、粗ユニバーサル圧延機あるいは仕上げユニバーサ
ル圧延機において種々のウェブ内幅方法に調整すること
でウェブ高さが一定のH形鋼製品を圧延できる熱間圧延
方法を提供することを目的とする。
〈発明の構成〉 問題点を解決するための 手段ならびにその作用 すなわち、本発明はブレークダウン圧延後の素材を粗圧
延ならびにその後、仕上げ圧延等の過程を経てH形鋼を
熱間圧延する際に、この粗圧延時には、水平ロールの端
部に凹部を有する少なくとも1基のユニバーサル圧延機
と水平ロールが平坦かあるいはその端部に凸部を有する
ユニバーサル圧延機を用い、ウェアの両端部に(厚み差
零を含む)任意の厚さの突起が形成される状態に粗圧延
した後、この突起を水平ロールが平坦かあるいはその端
部に凸部を有する圧延機によって圧延し、その後の仕上
げ圧延時には、ロール軸方向の位置を変化できる少なく
とも2つの分割ロールを有する水平ロールにより仕上圧
延することを特徴とする。
そこで、この手段たる構成ならびにその作用について本
発明法の要旨とするところから説明すると、次の通りで
ある。
まず、例えば、第4図(a)、(b)ならびに(clに
示す各素材2.4.6をブレークダウン圧延し、その後
、例えば、第3図(b)ならびに(C)に示す過程を経
て粗ユニバーサル圧延、仕上げユニバーサル圧延するが
、この粗ユニバーサル圧延において、ビームブランクに
対し、まずウェブの両端部に所定厚、所定幅の突起が形
成される状態に粗圧延する。ただし、この時、突起の厚
みはサイズによって異なる所定の厚みに粗圧延される。
この後、この突起を水平ロールが平坦かあるいはその端
部に凸部を有するユニバーサル圧延機、2重圧延機ある
いは仕上げユニバーサル圧延機において圧下し、1バス
あるいは複数バスでウェブ高さを所定の大きさまで拡大
する。
次に、仕上げ圧延においては、そのユニバーサルミルの
水平ロールには、ロール軸方向の位置が可変な分割ロー
ルを用い、″この仕上げユニバーサルミルで分割ロール
の間隔を製品の寸法に調節して圧延する。
要するに、本発明者等はH形鋼の部分圧延について種々
研究した結果、部分圧延する以前に既に突起の形状をサ
イズによって調整し、また、粗ユニバーサル圧延機にも
ウェア高さを拡大する機能を与える口とにより、ウェア
高さ調整に要するバス回数を減少でき、また、分割ロー
ルの耐荷重も減少しうろことを見出したのである。
次に、これら構成ならびにその作用について図面によっ
て更に具体的に説明すると、次の通りである。
まず、第1図(a)、(b)、(c)ならびに(d)は
本発明法の一例の各過程の説明図であって、第1図(a
)、(b)ならびに(C)はそれぞれ1次粗ユニバーサ
ルミルの水平ロール25とエツジヤ−ミルの水平ロール
26と2次粗ユニバーサルミルの水平ロール28のロー
ル形状を示したものである。これら第1図(a)、(’
b)ならびに(C)から明らかな如(、通常の水平ロー
ル25.26のウェブ端部を各々幅b1 とb2にわた
っ□て各々深さをり、とh2だけ削った形状に仕上げた
1次ユニバーサルミルおよびエツジヤ−ミルと、水平ロ
ール28のウェブ端部が平坦である2次ユニバーサルミ
ルによって粗圧延する。すなわち、ブレークダウン圧延
後の素材は1次および2次粗ユニバーサルミルと工□ッ
ジャーミルにおいて複数バスのリバース圧延する際に、
第1図(a)、(b)ならびに(C)に示す水平ロール
25.26.28によって素材のウェブ端部に任意の厚
みの突起を形成する。突起部の幅と深さは水平ロール2
5.26の形状および水平ロール28の圧延時の間隙に
よって決まる。なお、口のときにはす、≦b2、h1≦
h2の関係にするのが好ましく、更に、突起部のコーナ
一部は疵を生じないように面取り、あるいは大きな丸味
をつけるのが好ましい。
次に、以上の通りにウェア内幅寸法(ヨ)(第8図参照
)が一定でウェブ端部に任意の厚みの突起が形成される
ように調整しなから粗圧延したのちに、第1図(C)に
示す2次粗ユニバーサルミルでこの突起を圧下し、ウェ
ア高さを拡大し、更にこの慢、第1図(d)に示す分割
ロールの幅を調整して仕上げユニバーサルミルでウェブ
高さが一定となるような種々のウェブ内幅寸法に圧延す
る。
すなわち、同一シリーズ内でフランジ厚が厚いサイズは
粗圧延時に突起部の厚みが零となるように圧延した後、
仕上げユニバーサルミルの分割ロール270間隔fを素
材のウェア内幅寸法より狭くし、また、竪ロールは目標
フランジ厚が出せるように調整した状態で、素材のウェ
ア内幅寸法を縮めながら圧延して仕上げる。フランジ厚
が薄いサイズは粗圧延時に突起部の厚みが1次粗ユニバ
ーサルミルの水平ロール25の深さhl と等しくなる
ように圧延した後に、2次粗ユニバーサルミルにおいて
水平ロール28のみを用い、突起部のみを圧下してウェ
ア高さを拡大し、この後、分割ロール27の間隔fを広
くし、また、竪ロールは目標フランジ厚が出せるように
調整した状態で同様に圧延し仕上げる。このように、本
発明法においては、粗圧延段階で突起の厚みをウェブ高
さの拡大量に応じ調整した後、2次粗ユニバーサルミル
でウェア高さを拡大するので、仕、[げユニバーサルミ
ルにおいてリバース圧延する必要がなく、また、特にフ
ランジ厚が厚いサイズにおいて仕上げユニバーサルミル
の分割ロール27の耐荷重が通常の仕上げユニバーサル
ミルの水平ロール程度でよい。
なお、ウェアの突起を形成、調整する圧延機は上記の1
次、2次粗ユニバーサルミルおよびエラジャーミルに限
定されるものではなく、複数基の粗ユニバーサルミルお
よびエツジヤ−ミルからなる圧延機列あるいは突起形成
、調整のための専用圧延機を備えた圧延機列等を用いて
もよい。また、2次粗ユニバーサルミルの水平ロール2
8の形状は、圧延後にウェブが平坦になり易いように突
起の幅に相当する端部にクラウンをつけた形状でもよい
実施例 以下、実施例について説明する。
本発明法をH500x200シリーズの圧延に適用して
シリーズ内のウェブ高さが一定であるH形鋼を第3図(
blに示した圧延機の配列を用いて製造した。製造した
H 500X200シリーズのうちのフランジ厚最小サ
イズ、中間サイズ、標準サイズ、フランジ厚最大サイズ
の合計4サイズの本第  1  表 また、1次粗ユニバーサル圧延機のロール、エツジヤ−
圧延機の水平ロール、2次粗ユニバーサル圧延機のロー
ル、仕上げユニバーサル圧延機のロールは各々第2図(
al、(b)、(c)ならびに(d)に示した形状のロ
ールを用いた。1次粗ユニバーサル圧延機のロール寸法
およびエツジヤ−圧延機のロール寸法をそれぞれ第2表
および第3表に示した。また、2次粗ユニバーサル圧延
機の水平ロールの胴長(し)は450 mn+のものを
用い、仕上げユニバーサル圧延機の分割ロールの胴長(
夕)は200Mのものを用いた。
第2表 (単位間) 第3表 (単位1l111) 水平ロールの側面が5°程度のテーパーを有する通常の
粗ユニバーサルロールとエツジヤ−ロールを各々第2表
と第3表および上記に示した形状に加工し、これでブレ
ークダウン圧延後の素材を15バス圧延してウェブ端部
の突起を形成、調整しつつ、粗圧延を行なった。粗ユニ
バーサル圧延後の4サイズの材料寸法を第4表に示す。
゛第4表 (単位ll11) これらの各々を以下に示す方法により2次粗ユニバーサ
ル圧延機および軸方向に可動な分割ロールを水平ロール
に組込んだ仕上げユニバーサル圧延機で圧延し、7ラン
ジのテーパーを垂直におこすとともに4サイズの作り分
けを行なった。
第1表に示した最小フランジ厚サイズに対しては、まず
、2次粗ユニバーサル圧延機において垂直ロールは使用
せずにウェブ端部のみを水平ロールで約8.4nまで圧
下した。この時、ウェア内幅は約26閤拡大した。この
後、仕上げユニバーサル圧延機の分割ロール幅(し)を
476閣にして7ランジとウェブを同時圧下してウェブ
高さ500■の製品に仕上げた。
第1表に示した中間サイズに対しては、まず、2次粗ユ
ニバーサル圧延機において垂直ロールは使用せずにウェ
ブ端部のみを水平ロールで約9.5閣まで圧下した。こ
の時、ウェブ内幅は約18■拡大した。この後、仕上げ
ユニバーサル圧延機の分割ロール幅(し)を4681に
してフランジとウェブを同時圧下してウェブ^さ500
−の製品に仕上げた。
第1表に示した標準サイズに対しては、2次粗ユニバー
サル圧延機による圧延は行なわず、仕上げユニバーサル
圧延機の分割ロールの幅(し)を450■とじ、同時に
フランジとウェアを圧下する・ことにより1バスで圧下
してウェア高さが5001の製品に仕上げた。
第1表に示した最大フランジ厚サイズに対しては、2次
粗ユニバーサル圧延機による圧延は行なわず、仕上げユ
ニバーサル圧延機の分割ロール幅(し)を444閣にし
て7ランジとウェアを同時圧下してウェブ高さ500■
の製品に仕上げた。
以上の如く、本発明法においては、粗ユニバーサル圧延
機にもウェブ高さを拡大する機能を与えているので仕上
げユニバーサル圧延機の分割ロールに対する負荷は軽減
され、ウェブ内幅の拡大や縮小に無理が無く、疵の発生
は抑制され、表面状態も良好であって、ウェア高さも一
定であった。
また、仕上げユニバーサル圧延機の位置可変分割ロール
の側面部の摩耗に対する位置の微調整により寸法精度も
良好で歩留りも優れていた。
〈発明の効果〉 本発明は上記実施例からも明らかな如く、粗ユニバーサ
ル圧延機や、エツジヤ−圧延機等の粗圧延のときに、ウ
ェブ両端部に突起が形成されるように粗圧延し、仕上げ
圧延機においてはロール軸方向の位置が可変な分割ロー
ルを水平ロールとして、しかも、分割ロールの間隔を調
整しつつ熱間圧延するものであり、とくに、2次粗ユニ
バーサル圧延機あるいは仕上げユニバーサル圧延機にお
いてウェア内幅の縮小と拡大を行なう。従って、1シリ
ーズ内の全サイズのウェア高さが一定となるH形鋼を製
造することが可能となり、従来、建築用としてプレート
を溶接して作られていたウェア高さが一定のH形鋼を圧
延により製造することができ、製造コストを大幅に低減
できた。当然、ロール摩耗や仕上げ圧延温度のばらつき
に基づく寸法精度のばらつきも分割ロール幅の微調整に
より著しく小さくできた。
また、粗ユニバーサル圧延機とエツジ17−圧延機は分
割ロールを用いる必要がないので設備投資も少なくてよ
い等多くの効果をあげることができた。
【図面の簡単な説明】
第1図(al、(b)、(c)ならびに(d)は本発明
法の各工程で用いるロール形状を示す断面図、第2図(
al、(bl、(C)ならびに(diは何れも本発明法
の実施例で用いたロール形状を示す断面図、第3図(a
)、(b)ならびに(c’lは何れもH形鋼圧延の工程
図、第4図(a)、(b)ならびに(c)は何れもH形
鋼熱間圧延素材の形状を示す断面図、第5図(a)なら
びに(b)は何れもロール孔形を示すロールの断面図、
第6図(a)、(blならびに(C)は何れもH形鋼の
熱間圧延の過程を示す断面図、第7図は従来のユニバー
サル圧延機の水平ロールの側面部の摩耗を示す断面図、
第8図は(1形鋼の寸法を示す断面図である。 符号2・・・・・・スラブ    4・・・・・・矩形
鋼片6・・・・・・H形鋼用鋼材 12・・・・・・ブレークダウン圧延機14・・・・・
・粗ユニバーサル圧延機14a・・・・・・1次粗ユニ
バーサル圧延機14b・・・・・・2次粗ユニバーサル
圧延機16・・・・・・エツジヤ−圧延機 18・・・・・・仕上げユニバーサル圧延機20・・・
・・・ユニバーサル圧延機の水平ロール22・・・・・
・ユニバーサル圧延機水平ロールの側面摩耗部 24・・・・・・ユニバーサル圧延機の垂直ロール25
・・・・・・粗ユニバーサルミルの水平ロール26・・
・・・・エツジヤ−ミルの水平ロール27・・・・・・
分割ロール 28・・・・・・2次粗ユニバーサルミルの水平ロール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ブレークダウン圧延後の素材を粗圧延ならびにその後、
    仕上げ圧延等の過程を経てH形鋼を熱間圧延する際に、
    水平ロールの端部に凹部を有する少なくとも1基のユニ
    バーサル圧延機と水平ロールが平坦かあるいはその端部
    に凸部を有する少なくとも一基のユニバーサル圧延機に
    よるリバース圧延により、ウェブの両端部に突起が形成
    される状態に粗圧延した後、この突起を水平ロールが平
    坦かあるいはその端部に凸部を有する圧延機によって圧
    延し、その後の仕上げ圧延時には、ロール軸方向の位置
    を変化できる少なくとも2つの分割ロールを有する水平
    ロールにより、仕上げ圧延することを特徴とするH形鋼
    の熱間圧延方法。
JP12144086A 1986-05-27 1986-05-27 H形鋼の熱間圧延方法 Granted JPS62279001A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6083702A (ja) * 1983-10-14 1985-05-13 Nippon Steel Corp 形鋼の圧延方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6083702A (ja) * 1983-10-14 1985-05-13 Nippon Steel Corp 形鋼の圧延方法

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JPH038841B2 (ja) 1991-02-07

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